JPH02146409A - スラグ溶融装置 - Google Patents
スラグ溶融装置Info
- Publication number
- JPH02146409A JPH02146409A JP30146388A JP30146388A JPH02146409A JP H02146409 A JPH02146409 A JP H02146409A JP 30146388 A JP30146388 A JP 30146388A JP 30146388 A JP30146388 A JP 30146388A JP H02146409 A JPH02146409 A JP H02146409A
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- 230000008018 melting Effects 0.000 title claims abstract description 14
- 239000002893 slag Substances 0.000 claims description 58
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Landscapes
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はスラグ溶融装置に関する。
従来の技術
従来より廃棄物などのスラグの溶融装置においては、第
３図に示すように、１次燃焼室１でスラグを溶融し、こ
の１次燃焼室の下方にスラグボート２を介して連通され
た２次燃焼室３で、壁面に沿って流下してきた溶融スラ
グと排ガスとを分離するものがある。なお、４は排ガス
通路である。
３図に示すように、１次燃焼室１でスラグを溶融し、こ
の１次燃焼室の下方にスラグボート２を介して連通され
た２次燃焼室３で、壁面に沿って流下してきた溶融スラ
グと排ガスとを分離するものがある。なお、４は排ガス
通路である。
発明が解決しようとする課題
しかしたがら、この種のスラグ溶融装置においては、ス
ラグボート２は通過する排ガスにより加熱されるだけな
ので１次および２次燃焼室１．３よりも温度が低くなり
、スラグボート２の壁面にスラグ５が付着しやすいとい
う課題があり、とくに排ガス通路４が２次燃焼室３に対
して直交して設けられているものにおいては、発生する
乱流によりさらにこのスラグ５の付着が促進される。し
たがって、この付着したスラグ５を除去したければ、ス
ラグ５が成長してスラグボート２を閉頭してしまい、運
転が不可能となる。これに対処するものとして、オイル
バーナなどでスラグボート２を熱するものがあるが、バ
ーナの熱は大部分が排ガスとともに排ガス管路４を介し
て外部に排出されてしまい、効率良く付着スラグ５を除
去することができなかった。
ラグボート２は通過する排ガスにより加熱されるだけな
ので１次および２次燃焼室１．３よりも温度が低くなり
、スラグボート２の壁面にスラグ５が付着しやすいとい
う課題があり、とくに排ガス通路４が２次燃焼室３に対
して直交して設けられているものにおいては、発生する
乱流によりさらにこのスラグ５の付着が促進される。し
たがって、この付着したスラグ５を除去したければ、ス
ラグ５が成長してスラグボート２を閉頭してしまい、運
転が不可能となる。これに対処するものとして、オイル
バーナなどでスラグボート２を熱するものがあるが、バ
ーナの熱は大部分が排ガスとともに排ガス管路４を介し
て外部に排出されてしまい、効率良く付着スラグ５を除
去することができなかった。
本発明は上記課題を解決するもので、スラグボートに付
着したスラグを効率よく除去することのできるスラグ溶
融装置を蝿供することを目的とずるものである。
着したスラグを効率よく除去することのできるスラグ溶
融装置を蝿供することを目的とずるものである。
課Ｕを解決するための手段
上記課題を解決するために本発明は、１次燃焼室でスラ
グを溶融し、この１次燃焼室にスラグボートを介して連
通された２次燃焼室で上記溶融スラグと排ガスとを分離
するスラグ溶融装置において、上記スラグボートに、こ
こに付着したスラグを再溶融させる複数の電極を設けた
ものである。
グを溶融し、この１次燃焼室にスラグボートを介して連
通された２次燃焼室で上記溶融スラグと排ガスとを分離
するスラグ溶融装置において、上記スラグボートに、こ
こに付着したスラグを再溶融させる複数の電極を設けた
ものである。
作用
上記構成により、複数の＄極に通電すると、電流はスラ
グボートに付着したスラグ内を流れ、付着スラグは自己
発熱により効率よく再溶融して脱落し、スラグボートよ
り除去される。
グボートに付着したスラグ内を流れ、付着スラグは自己
発熱により効率よく再溶融して脱落し、スラグボートよ
り除去される。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第１図は本発明の一実施例のスラグ溶融装置を示す概略
断面図、第２図は第１図の■−■線断面図である。第１
図および第２図において、１１は廃棄物などのスラグを
溶融する１次燃焼室、１２は溶融スラグと排ガスとを分
離する２次燃焼室で、２次燃焼室１２には直交して連通
ずる排ガス通路１３が設けられている。１次燃焼室１１
と２次燃焼室１２との間には狭められた構造のスラグボ
ート１４が形成され、このスラグボートユ４には３方等
間隔に先端が突出する３つの電極１５が配設されている
。これらのｔ極１５には、１次燃焼室１１の圧力が所定
値より高くなると３相交流が印加されるようになってい
る。
断面図、第２図は第１図の■−■線断面図である。第１
図および第２図において、１１は廃棄物などのスラグを
溶融する１次燃焼室、１２は溶融スラグと排ガスとを分
離する２次燃焼室で、２次燃焼室１２には直交して連通
ずる排ガス通路１３が設けられている。１次燃焼室１１
と２次燃焼室１２との間には狭められた構造のスラグボ
ート１４が形成され、このスラグボートユ４には３方等
間隔に先端が突出する３つの電極１５が配設されている
。これらのｔ極１５には、１次燃焼室１１の圧力が所定
値より高くなると３相交流が印加されるようになってい
る。
上記構成において、スラグボート１４にスラグ１６が付
着し、成長するとスラグボート１４の開口断面積が小さ
くなり、１次燃焼室１１の圧力が上昇する。
着し、成長するとスラグボート１４の開口断面積が小さ
くなり、１次燃焼室１１の圧力が上昇する。
この圧力上昇により電極１５に３相交流が印加され、付
着したスラグ１６に電流が流れ、このスラグ１６は自己
発熱により１０００〜１２００℃から１４００℃程度ま
で昇温して効率よく再溶融し、スラグボート１４より脱
落する。ここで、例えば、直径３０Ｃ１ｌのスラグボー
ト１４の場合、直径５［有］、長さ１０■の電［ｉ１５
に電圧２００ Ｖ、電流１ＧＯＡの３和文通を通電させ
ると、約１０分でスラグ１６はその付着部温度が９００
〜１３００°Ｃから１４００〜１５００°Ｃ程度まで上
昇して溶融落下した。つまり、スラグ１６の付着境界面
を内部より溶融するので、スラグ１６の付着量にあまり
左右されることなく効率良くかつ経済的にスラグ１６を
除去できる。
着したスラグ１６に電流が流れ、このスラグ１６は自己
発熱により１０００〜１２００℃から１４００℃程度ま
で昇温して効率よく再溶融し、スラグボート１４より脱
落する。ここで、例えば、直径３０Ｃ１ｌのスラグボー
ト１４の場合、直径５［有］、長さ１０■の電［ｉ１５
に電圧２００ Ｖ、電流１ＧＯＡの３和文通を通電させ
ると、約１０分でスラグ１６はその付着部温度が９００
〜１３００°Ｃから１４００〜１５００°Ｃ程度まで上
昇して溶融落下した。つまり、スラグ１６の付着境界面
を内部より溶融するので、スラグ１６の付着量にあまり
左右されることなく効率良くかつ経済的にスラグ１６を
除去できる。
なお、電極の数は３箇所に限るものではないとともに３
相交流に限るものでもなく、スラグに通電可能な構成で
あればよい。
相交流に限るものでもなく、スラグに通電可能な構成で
あればよい。
発明の効果
以上のように本発明によれば、スラグボートに付着スラ
グを再溶融させる電極を設けたので、付着スラグを効率
良くかつ経済的に除去できる。これによりスラグ溶融装
置はスラグボートが閉鎖することなく良好な状態に維持
されると同時にその維持費の低減化が図れる。
グを再溶融させる電極を設けたので、付着スラグを効率
良くかつ経済的に除去できる。これによりスラグ溶融装
置はスラグボートが閉鎖することなく良好な状態に維持
されると同時にその維持費の低減化が図れる。
第１図は本発明のスラグ溶融装置を示す概略断面図、第
２図は第１図の■−■線断面図、第３図は従来のスラグ
溶融装置を示す概略断面図である。 １１・・・１次燃焼室、１２・・・２次燃焼室、１３・
・・排ガス通路、１４・・・スラグボート、１５・・・
電極、１６・・・スラグ。 代理人 森 本 義 弘
２図は第１図の■−■線断面図、第３図は従来のスラグ
溶融装置を示す概略断面図である。 １１・・・１次燃焼室、１２・・・２次燃焼室、１３・
・・排ガス通路、１４・・・スラグボート、１５・・・
電極、１６・・・スラグ。 代理人 森 本 義 弘
Claims (1)
- １、１次燃焼室でスラグを溶融し、この１次燃焼室にス
ラグボートを介して連通された２次燃焼室で上記溶融ス
ラグと排ガスとを分離するスラグ溶融装置であって、上
記スラグボートに、ここに付着したスラグを再溶融させ
る複数の電極が設けられたスラグ溶融装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30146388A JPH02146409A (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | スラグ溶融装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30146388A JPH02146409A (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | スラグ溶融装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02146409A true JPH02146409A (ja) | 1990-06-05 |
Family
ID=17897201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30146388A Pending JPH02146409A (ja) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | スラグ溶融装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02146409A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5952909A (en) * | 1994-06-21 | 1999-09-14 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Multi-layered printed-coil substrate, printed-coil substrates and printed-coil components |
| US6114936A (en) * | 1997-05-23 | 2000-09-05 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Multilayer coil and manufacturing method for same |
| US6262649B1 (en) * | 1995-05-04 | 2001-07-17 | Tyco Electronics Logistics Ag | Power magnetic device employing a leadless connection to a printed circuit board and method of manufacture thereof |
| US6404317B1 (en) * | 1990-05-31 | 2002-06-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Planar magnetic element |
-
1988
- 1988-11-28 JP JP30146388A patent/JPH02146409A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6404317B1 (en) * | 1990-05-31 | 2002-06-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Planar magnetic element |
| US5952909A (en) * | 1994-06-21 | 1999-09-14 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Multi-layered printed-coil substrate, printed-coil substrates and printed-coil components |
| US6262649B1 (en) * | 1995-05-04 | 2001-07-17 | Tyco Electronics Logistics Ag | Power magnetic device employing a leadless connection to a printed circuit board and method of manufacture thereof |
| US6114936A (en) * | 1997-05-23 | 2000-09-05 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Multilayer coil and manufacturing method for same |
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