JPH02142710A - 歯科用金属材料 - Google Patents
歯科用金属材料Info
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- JPH02142710A JPH02142710A JP63296344A JP29634488A JPH02142710A JP H02142710 A JPH02142710 A JP H02142710A JP 63296344 A JP63296344 A JP 63296344A JP 29634488 A JP29634488 A JP 29634488A JP H02142710 A JPH02142710 A JP H02142710A
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Landscapes
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
- Dental Preparations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、動揺歯の固定や前歯部欠損歯補綴に使用する
補綴修復用の歯科用金属材料に関する。
補綴修復用の歯科用金属材料に関する。
従来、欠損歯や歯周病による動揺歯の治療は、例えば前
者の場合、歯欠部分に人工歯を媒体として隣接歯に接着
して架橋する所謂アトヒユージョンブリッジ、クラウン
ブリッジやクラスプのような形態を採るとか、あるいは
後者の場合には、接着性レジンで両側の健全歯に連結固
定する等の方法がある。
者の場合、歯欠部分に人工歯を媒体として隣接歯に接着
して架橋する所謂アトヒユージョンブリッジ、クラウン
ブリッジやクラスプのような形態を採るとか、あるいは
後者の場合には、接着性レジンで両側の健全歯に連結固
定する等の方法がある。
このような従来技術によると、前者の隣接歯にセメント
で接着する架橋法は、両側の支持歯を切削し、全部を被
覆歯とすることが多いために健全歯の寿命が短縮される
問題がある。
で接着する架橋法は、両側の支持歯を切削し、全部を被
覆歯とすることが多いために健全歯の寿命が短縮される
問題がある。
また、良好な適合が得られないとその周辺部は不潔域と
なって歯周病患の病因を招来し、補綴物を浮き」−から
・υ、適切な咬合状態が得られないという問題がある。
なって歯周病患の病因を招来し、補綴物を浮き」−から
・υ、適切な咬合状態が得られないという問題がある。
つぎに、後者の接着性レジンで両側の支持歯に連結固定
する方法ば、普通咬合時は５０Ｋｇ以上の強力な力が加
わるか、歯牙および歯肉の緩衝作用によって適切な咬合
は行われるが、この方法は接着性レシンで両側の支持歯
に強固に固定されるために力が分散されず、同一・個所
に集中的な応力が掛かる問題がある。その結果、接合個
所の一部に経時的疲労が起こって、支台歯の揺動や接合
個所の破損が生じたり、歯肉の炎症を助長する問題があ
る。
する方法ば、普通咬合時は５０Ｋｇ以上の強力な力が加
わるか、歯牙および歯肉の緩衝作用によって適切な咬合
は行われるが、この方法は接着性レシンで両側の支持歯
に強固に固定されるために力が分散されず、同一・個所
に集中的な応力が掛かる問題がある。その結果、接合個
所の一部に経時的疲労が起こって、支台歯の揺動や接合
個所の破損が生じたり、歯肉の炎症を助長する問題があ
る。
そこで、近時、Ｎｉ−Ｃｒの金属網と金属板の複合材に
よるプレートを、欠損歯や動揺歯等の治療歯とその隣接
歯の舌面倒の所定の形状に圧印法によって形成し、その
形成したプレートを接着性レジンで連結固着する方法が
あり、咬合時の応力の分布が良いという特徴がある。
よるプレートを、欠損歯や動揺歯等の治療歯とその隣接
歯の舌面倒の所定の形状に圧印法によって形成し、その
形成したプレートを接着性レジンで連結固着する方法が
あり、咬合時の応力の分布が良いという特徴がある。
ところが、このプレートは、金属網と金属板か強固に密
着している必要があり、しかも歯の迅面倒の所定の形状
に形成できな４Ｊればなら２【らず、さらに、歯との密
着性、加工性および保持強度も良くなければならないが
、それらの点に問題がある。
着している必要があり、しかも歯の迅面倒の所定の形状
に形成できな４Ｊればなら２【らず、さらに、歯との密
着性、加工性および保持強度も良くなければならないが
、それらの点に問題がある。
その大きな原因は、金属網と金属板の素材の特性と、金
属網の構成にありその構成は網の交差部では一方の線材
は浮いてしまい、凹凸も大きいために密着性が悪いもの
である。
属網の構成にありその構成は網の交差部では一方の線材
は浮いてしまい、凹凸も大きいために密着性が悪いもの
である。
Ｃ課題を解決する為の手段〕
本発明は、Ａｕ１０〜２５ｗｔ％、Ｐｄ１５〜３５ｗｔ
％、Ａｇ５８０ｗＬ％にさらにＳｎとＩｎの一種または
二種を０．１〜５ｗｔ％加えた組成範囲の合金を、厚さ
０．０５〜Ｆ］、 ５ ｍｍの合金板とし、その片面に
直径０．０４〜０．８ ｍｍのＦｅ製の扮・粒体を一面
に塗布した後、圧力を加えて圧入し゛（拡１１ダし、そ
の後酸で−Ｖ記Ｉパｅ製の粉・粒体を溶解さ−Ｕて凹凸
面としたことを特徴とする。
％、Ａｇ５８０ｗＬ％にさらにＳｎとＩｎの一種または
二種を０．１〜５ｗｔ％加えた組成範囲の合金を、厚さ
０．０５〜Ｆ］、 ５ ｍｍの合金板とし、その片面に
直径０．０４〜０．８ ｍｍのＦｅ製の扮・粒体を一面
に塗布した後、圧力を加えて圧入し゛（拡１１ダし、そ
の後酸で−Ｖ記Ｉパｅ製の粉・粒体を溶解さ−Ｕて凹凸
面としたことを特徴とする。
〔作 用］
以上の構成によると、上記金属月料を欠損歯や動揺歯等
の治療歯とその隣接歯の舌面倒の所定の形状に形成し、
凹凸面を山の占面倒に接着性レジン等で密着さ・ｌるこ
とにより治療歯を補綴修復することができることになる
。
の治療歯とその隣接歯の舌面倒の所定の形状に形成し、
凹凸面を山の占面倒に接着性レジン等で密着さ・ｌるこ
とにより治療歯を補綴修復することができることになる
。
ここで、合金成分をＡ ｕ−Ｐ ｄ −Ａ ｇにＳｎと
Ｉｎの−・種または二種を加えた４元もしくは５元合金
としてそれぞれの量を限定した理由は、ＡｕＰｄ−Ａｇ
合金は従来より歯科材料として使用されている合金であ
って成形性、加工性、支持強度お、Ｌび耐久性にｊくれ
た歯科祠米−１であり、ごれにＳｎおよびもしくはＩｎ
を加えることにより接着性レジンによる歯との接合を良
くすることができ、その添加量が０．１ ｗ ｔ％未満
ではその接合を強化させる効果が少なく、５ｗｔ％を超
えると１−１腔内における耐蝕性が問題となるためであ
る。
Ｉｎの−・種または二種を加えた４元もしくは５元合金
としてそれぞれの量を限定した理由は、ＡｕＰｄ−Ａｇ
合金は従来より歯科材料として使用されている合金であ
って成形性、加工性、支持強度お、Ｌび耐久性にｊくれ
た歯科祠米−１であり、ごれにＳｎおよびもしくはＩｎ
を加えることにより接着性レジンによる歯との接合を良
くすることができ、その添加量が０．１ ｗ ｔ％未満
ではその接合を強化させる効果が少なく、５ｗｔ％を超
えると１−１腔内における耐蝕性が問題となるためであ
る。
また、基材の厚さを０．０５〜０．５ ＋ｎｍとした理
ＩＩは、０．０５ ｍｍ未満では欠損歯または動揺歯を
支える強度が不足するためであり、０．５ ｍｍを超え
ると補綴修復加工が難しくなるためである。
ＩＩは、０．０５ ｍｍ未満では欠損歯または動揺歯を
支える強度が不足するためであり、０．５ ｍｍを超え
ると補綴修復加工が難しくなるためである。
また、Ｆｅ製粉・粒体の直径を０．０４〜０．８ ｍｍ
に限定した理由は、０．０４ ｍｍ未満では四部が小さ
いために接着性が悪いためであり、０．８ ｍｍを超え
ると凹部が大き過ぎて理想的な接着状態が得られないこ
とになる。
に限定した理由は、０．０４ ｍｍ未満では四部が小さ
いために接着性が悪いためであり、０．８ ｍｍを超え
ると凹部が大き過ぎて理想的な接着状態が得られないこ
とになる。
第１実施例
Ａｕ２００ｇ、Ｐｄ２００ｇ、Ａｇ５８０ｇ、Ｓｎ５ｇ
、Ｉｎ１５ｇをタンマン炉で溶解、鋳造し、この２０ｗ
ｔ％Ａｕ−２０ｗｔ％Ｐｄ−５８ｗｔ％Ａｇ−０，５ｗ
ｔ％５ｎ−１，５ｗｔ％ｌｎの合金を切削後、圧延加工
と焼鈍を繰り返し行って厚さ０．２＋＋＋ｍの合金板と
した。
、Ｉｎ１５ｇをタンマン炉で溶解、鋳造し、この２０ｗ
ｔ％Ａｕ−２０ｗｔ％Ｐｄ−５８ｗｔ％Ａｇ−０，５ｗ
ｔ％５ｎ−１，５ｗｔ％ｌｎの合金を切削後、圧延加工
と焼鈍を繰り返し行って厚さ０．２＋＋＋ｍの合金板と
した。
この０．２ ｍｍの合金板を幅８０ｍｍ、長さ１２０ｇ
ｗｎの大きさに裁断して基材１とし、その一方の面に直
径約０．２ ｍｍのＦｅ製粒体をバインダと共に塗布し
、冷間加重を行ってＦｅ製粒体を金属板に圧入した。
ｗｎの大きさに裁断して基材１とし、その一方の面に直
径約０．２ ｍｍのＦｅ製粒体をバインダと共に塗布し
、冷間加重を行ってＦｅ製粒体を金属板に圧入した。
つぎに、１５％の塩酸水溶液中でＦｅ製粒体を溶解して
凹凸面２を形成した飼料Δを得た。
凹凸面２を形成した飼料Δを得た。
この材料Ａを幅５ｍｍ、長さ１２ｍｍに裁断し、この材
料Ａとアルミナ質基板３を第１Ｍおよび第２図に示す如
く接着性レジン４により接合して第２図に示す引き剥が
しテストによって接合強度を測定して表に示した。
料Ａとアルミナ質基板３を第１Ｍおよび第２図に示す如
く接着性レジン４により接合して第２図に示す引き剥が
しテストによって接合強度を測定して表に示した。
第２実施例
Ａｕ１２０ｇ、Ｐｄ２５０ｇ、Ａｇ６２８ｇ。
Ｉｎ２ｇをタン゛７ン炉で溶解、鋳造し、以下上記第１
実施例と同様の工程で１２ｗｔ％Ａ ｕ−２５ｗｔ％Ｐ
ｄ−６２，８ｗ ｔ％Δｇ −０，２ｗ ｔ％Ｉｎの
合金板とした。
実施例と同様の工程で１２ｗｔ％Ａ ｕ−２５ｗｔ％Ｐ
ｄ−６２，８ｗ ｔ％Δｇ −０，２ｗ ｔ％Ｉｎの
合金板とした。
板の厚さを０．１ ｍｍとして材料Ｂを上記実施例と同
様の工程で得た。
様の工程で得た。
以下同様の方法によって材料Ｃ−Ｇを作った。
なお、比較のために合金板だけの材料Ｈ１２゜ｗｔ％Ａ
ｕ−２０ｗｔ％Ｐｄ−５８ｗｔ％Ａｇ０、５ ｗ ｔ％
Ｓ ｎ −１，５ｗ ｔ％Ｉｎの合金板と、材料ｌ、１
２ｗｔ％Ａｕ−２５ｗｔ％Ｐ ｄ −６２，８ｗｔ％Ａ
ｇ ０．２ｗｔ％Ｉｎの合金板を作って接合強度を比
較した。
ｕ−２０ｗｔ％Ｐｄ−５８ｗｔ％Ａｇ０、５ ｗ ｔ％
Ｓ ｎ −１，５ｗ ｔ％Ｉｎの合金板と、材料ｌ、１
２ｗｔ％Ａｕ−２５ｗｔ％Ｐ ｄ −６２，８ｗｔ％Ａ
ｇ ０．２ｗｔ％Ｉｎの合金板を作って接合強度を比
較した。
以上詳細に説明した本発明によると、Ａｕ−ＰｄＡｇに
ＳｎとＩｎの一種または二種を加えて４元もしくは５元
合金の合金板の片面に、Ｆｅ製の粉・粒体を一面に塗布
した後、圧力を加えて圧入して拡散し、その後酸で上記
Ｆｅ製の粉・粒体を溶解させて凹凸面としたことにより
、この凹凸面によって合金板の歯の舌側面に対する接合
状態が強固となって接合強度の大きい材料が得られるこ
とになり、合金成分の特性と併せて成形性、加工性、耐
久性、支持強度等の面で歯科材料として優れた特性を有
する材料となる効果を有する。
ＳｎとＩｎの一種または二種を加えて４元もしくは５元
合金の合金板の片面に、Ｆｅ製の粉・粒体を一面に塗布
した後、圧力を加えて圧入して拡散し、その後酸で上記
Ｆｅ製の粉・粒体を溶解させて凹凸面としたことにより
、この凹凸面によって合金板の歯の舌側面に対する接合
状態が強固となって接合強度の大きい材料が得られるこ
とになり、合金成分の特性と併せて成形性、加工性、耐
久性、支持強度等の面で歯科材料として優れた特性を有
する材料となる効果を有する。
第１図は複合材料をアルミナ質基板に接合した状態の拡
大斜視図、第２図は拡大側面図である。 ｌ・・・基材 ２・・・凹凸面 特許出願人 株式会社徳力本店
大斜視図、第２図は拡大側面図である。 ｌ・・・基材 ２・・・凹凸面 特許出願人 株式会社徳力本店
Claims (1)
- １、Ａｕ１０〜２５ｗｔ％、Ｐｄ１５〜３５ｗｔ％、Ａ
ｇ４５〜７０ｗｔ％にさらにＳｎとＩｎの一種または二
種を０．１〜５ｗｔ％加えた組成範囲の合金を、厚さ０
．０５〜０．５ｍｍの合金板とし、その片面に直径０．
０４〜０．８ｍｍのＦｅ製の粉・粒体を一面に塗布した
後、圧力を加えて圧入して拡散し、その後、酸で上記Ｆ
ｅ製の粉・粒体を溶解させて凹凸面としたことを特徴と
する歯科用金属材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63296344A JP2751102B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 歯科用金属材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63296344A JP2751102B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 歯科用金属材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02142710A true JPH02142710A (ja) | 1990-05-31 |
| JP2751102B2 JP2751102B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=17832334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63296344A Expired - Fee Related JP2751102B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 歯科用金属材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2751102B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014156636A (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Ishifuku Metal Ind Co Ltd | 歯科鋳造用合金及びその製造方法 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP63296344A patent/JP2751102B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014156636A (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Ishifuku Metal Ind Co Ltd | 歯科鋳造用合金及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2751102B2 (ja) | 1998-05-18 |
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