JPH02142602A - 形鋼の圧延方法 - Google Patents
形鋼の圧延方法Info
- Publication number
- JPH02142602A JPH02142602A JP29450388A JP29450388A JPH02142602A JP H02142602 A JPH02142602 A JP H02142602A JP 29450388 A JP29450388 A JP 29450388A JP 29450388 A JP29450388 A JP 29450388A JP H02142602 A JPH02142602 A JP H02142602A
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- steel
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Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明はＨ形、溝形あるいは■形のごとき形鋼の圧延
に際し、とくに該形鋼の外幅（ウェブ高さ）を同一圧延
チャンス内で自由に調整し得る圧延方法を提案しようと
するものである。以下Ｈ形鋼の圧延を例として説明する
。
に際し、とくに該形鋼の外幅（ウェブ高さ）を同一圧延
チャンス内で自由に調整し得る圧延方法を提案しようと
するものである。以下Ｈ形鋼の圧延を例として説明する
。
（従来の技術）
従来、圧延にてＨ形綱を製造する場合（以下ロールＨと
いう）同一圧延チャンスでは同一幅のロールを使用する
ためＨ形綱の内幅を一定にすることができるが、フラン
ジ厚みなど断面寸法を変更する場合には、それに伴いウ
ェブ高さが変化するため同一シリーズでありながら呼称
寸法とウェブ高さが合致しないものが多く得られた。こ
こに１１形鋼を溶接にて製造する場合（ビルドアップＨ
）は、所定のサイズになる厚板をもちいるため同一シリ
ーズにおいては断面寸法が変化してもウェブ高さを全て
一定にできるが、上述のようなロールＨにおいては、得
るべき形鋼の断面寸法に対応した圧延ロールおよびガイ
ドの頻繁な組み換えを必要とした。
いう）同一圧延チャンスでは同一幅のロールを使用する
ためＨ形綱の内幅を一定にすることができるが、フラン
ジ厚みなど断面寸法を変更する場合には、それに伴いウ
ェブ高さが変化するため同一シリーズでありながら呼称
寸法とウェブ高さが合致しないものが多く得られた。こ
こに１１形鋼を溶接にて製造する場合（ビルドアップＨ
）は、所定のサイズになる厚板をもちいるため同一シリ
ーズにおいては断面寸法が変化してもウェブ高さを全て
一定にできるが、上述のようなロールＨにおいては、得
るべき形鋼の断面寸法に対応した圧延ロールおよびガイ
ドの頻繁な組み換えを必要とした。
Ｈ形綱の圧延に関する文献として、例えば特開昭５９−
１７８１０１号公報には形材のウェブ部に部分圧延を施
し、圧延ロール等の取り替えを要することなくウェブ高
さを自由に調整し得る圧延方法が開示されている。
１７８１０１号公報には形材のウェブ部に部分圧延を施
し、圧延ロール等の取り替えを要することなくウェブ高
さを自由に調整し得る圧延方法が開示されている。
（発明が解決しようとする課題）
ところで上記公報に開示の技術では、部分圧延を行う際
のロール面圧が著しくおおきくなり圧延機に過大な負荷
が加わること、拡幅量がウェブの突起量で制約を受け、
かつウェブ厚の大きいところでは拡幅が難しいという問
題があった。
のロール面圧が著しくおおきくなり圧延機に過大な負荷
が加わること、拡幅量がウェブの突起量で制約を受け、
かつウェブ厚の大きいところでは拡幅が難しいという問
題があった。
形鋼の圧延における上述の如き不利を招くことなく同一
圧延チャンス内でウェブ高さを自由に調整できる新規な
圧延方法を提案することがこの発明の目的である。
圧延チャンス内でウェブ高さを自由に調整できる新規な
圧延方法を提案することがこの発明の目的である。
（課題を解決するための手段）
この発明は、ブレークダウン圧延を経た形材に粗ユニバ
ーサル圧延さらに仕上げユニバーサル圧延を施してウェ
ブおよびフランジを有する形鋼を製造するにあたり、粗
ユニバーサル圧延にて、形材のウェブ部両端に湾曲部を
形成し、引き続く仕上げユニバーサル圧延では、形材の
ウェブ部を上下に挟むロール幅の変更可能な分割ロール
による、該湾曲部の矯正下にウェブ高さの縮小調整を行
うことを特徴とする形鋼の圧延方法である。
ーサル圧延さらに仕上げユニバーサル圧延を施してウェ
ブおよびフランジを有する形鋼を製造するにあたり、粗
ユニバーサル圧延にて、形材のウェブ部両端に湾曲部を
形成し、引き続く仕上げユニバーサル圧延では、形材の
ウェブ部を上下に挟むロール幅の変更可能な分割ロール
による、該湾曲部の矯正下にウェブ高さの縮小調整を行
うことを特徴とする形鋼の圧延方法である。
第１図にこの発明に用いて好適な形鋼の圧延設備のレイ
アウトを示し、図中１はスラブの如き素材を所定の形状
にまで粗造形するブレイクダウン圧延機、２は水平ロー
ルのロール表面に局部的な凹部および凸部を有し形材の
ウェブ端部域に湾曲部Ｗを形成する粗ユニバーサル圧延
機、３はエツジヤ−圧延機、４はロール幅の可変な分割
ロール４ａを有する仕上げユニバーサル圧延機であり、
この仕上げユニバーサル圧延機４の入側には、形材のウ
ェブ中央部を保持するガイドローラ５が配置される。
アウトを示し、図中１はスラブの如き素材を所定の形状
にまで粗造形するブレイクダウン圧延機、２は水平ロー
ルのロール表面に局部的な凹部および凸部を有し形材の
ウェブ端部域に湾曲部Ｗを形成する粗ユニバーサル圧延
機、３はエツジヤ−圧延機、４はロール幅の可変な分割
ロール４ａを有する仕上げユニバーサル圧延機であり、
この仕上げユニバーサル圧延機４の入側には、形材のウ
ェブ中央部を保持するガイドローラ５が配置される。
（作 用）
粗ユニバーサル圧延を得た形材を仕上げ圧延にて所定の
外幅となるように圧下縮小するには、仕上げユニバーサ
ルミル４に配設した分割ロール４ａのロール幅Ａを、圧
延すべき形鋼の内幅寸法Ｌ（第３図参照）に合致するよ
うに適宜調整しつつ、該ミルの垂直ロールＶを形材の両
側フランジ部に作用させるが、このとき形材のウェブ部
中央域は無拘束の状態となる。
外幅となるように圧下縮小するには、仕上げユニバーサ
ルミル４に配設した分割ロール４ａのロール幅Ａを、圧
延すべき形鋼の内幅寸法Ｌ（第３図参照）に合致するよ
うに適宜調整しつつ、該ミルの垂直ロールＶを形材の両
側フランジ部に作用させるが、このとき形材のウェブ部
中央域は無拘束の状態となる。
このため仕上げ圧延後のＨ形鋼は、そのウェブ部中央域
が第２図（ａ） 、 （ｂ）に示すような断面形状にな
り易く、のちの工程で変形部位を矯正する等余計な手間
を必要とする場合がある。
が第２図（ａ） 、 （ｂ）に示すような断面形状にな
り易く、のちの工程で変形部位を矯正する等余計な手間
を必要とする場合がある。
そこでこの発明では、上掲第１図に示すように粗ユニバ
ーサル圧延段階にて予め形材のウェブ端部域に湾曲部Ｗ
を形成し、仕上げ圧延の際の幅圧下によって生じるウェ
ブの変形を、該湾曲部Ｗに集中させ、ウェブの中央域に
余計な力が加わらないようにした。このため形材のウェ
ブ部を幅圧下しても上述したような変形を起こすことな
しに、分割ロール４ａによる該湾曲部Ｗの矯正下に所望
のウェブ高さに縮小調整されることとなる。
ーサル圧延段階にて予め形材のウェブ端部域に湾曲部Ｗ
を形成し、仕上げ圧延の際の幅圧下によって生じるウェ
ブの変形を、該湾曲部Ｗに集中させ、ウェブの中央域に
余計な力が加わらないようにした。このため形材のウェ
ブ部を幅圧下しても上述したような変形を起こすことな
しに、分割ロール４ａによる該湾曲部Ｗの矯正下に所望
のウェブ高さに縮小調整されることとなる。
なお、粗ユニバーサル圧延段階で形成するウェブ端部域
の湾曲部Ｗは、仕上げユニバーサル圧延で完全に消去で
きるようにその厚みをウェブ中央部域の厚みよりも厚く
しておくのがよく、またガイドローラ５には、形材のウ
ェブ中央の座屈防止のためその前後にガイド板を設け、
そのロール幅としては分割ロール４ａのロール間隔Ａ′
よりも大きくするのが好ましい。
の湾曲部Ｗは、仕上げユニバーサル圧延で完全に消去で
きるようにその厚みをウェブ中央部域の厚みよりも厚く
しておくのがよく、またガイドローラ５には、形材のウ
ェブ中央の座屈防止のためその前後にガイド板を設け、
そのロール幅としては分割ロール４ａのロール間隔Ａ′
よりも大きくするのが好ましい。
（実施例）
粗ユニバーサル圧延段階に至るまでの間で第４図（ａ）
に示すような断面形状にまで圧延した形材を、仕上げユ
ニバーサル圧延にて、第４図（ｂ）に示すようにウェブ
幅の縮小量を、ウェブ内幅Ｂ。に対しく０．９〜１．０
）８０の範囲において変更した種々の圧延を行い、得ら
れた各Ｈ形鋼の断面形状について調査した。その結果ウ
ェブやフランジ部に変形等をおこすことなく、ウェブ高
さを所望の高さに調整できることが確認できた。
に示すような断面形状にまで圧延した形材を、仕上げユ
ニバーサル圧延にて、第４図（ｂ）に示すようにウェブ
幅の縮小量を、ウェブ内幅Ｂ。に対しく０．９〜１．０
）８０の範囲において変更した種々の圧延を行い、得ら
れた各Ｈ形鋼の断面形状について調査した。その結果ウ
ェブやフランジ部に変形等をおこすことなく、ウェブ高
さを所望の高さに調整できることが確認できた。
なお、第５図（ａ）、 （ｂ）、 （Ｃ）にウェブ幅の
縮小量を０．９ ＢＯとして圧延した際の各圧延過程（
仕上げ圧延開始前、縮小過程途中、圧延終了時）におけ
る各断面形状を示す。
縮小量を０．９ ＢＯとして圧延した際の各圧延過程（
仕上げ圧延開始前、縮小過程途中、圧延終了時）におけ
る各断面形状を示す。
（発明の効果）
この発明によれば、１）、ウェブ部の座屈等の形状劣化
をおこすことなしにビルドアップＨと同様にウェブ高さ
一定の形鋼を少ないロール数で製造できる。またこの発
明によればウェブ高さの寸法差の小さいサイズのものに
ついては圧延ロールを共用することができるのでロール
チャンスフリー化、ロールチャンス増しによる短納期化
あるいはロール原単位、ロール組み込み作業の軽減によ
るコストダウンが実現できる。
をおこすことなしにビルドアップＨと同様にウェブ高さ
一定の形鋼を少ないロール数で製造できる。またこの発
明によればウェブ高さの寸法差の小さいサイズのものに
ついては圧延ロールを共用することができるのでロール
チャンスフリー化、ロールチャンス増しによる短納期化
あるいはロール原単位、ロール組み込み作業の軽減によ
るコストダウンが実現できる。
第１図はＨ形鋼の製造設備のレイアウトを示す図、
第２図（ａ）、 （ｂ）は圧延過程における形材の断面
形状を示す図、 第３図はＨ形鋼の断面模式図、 第４図（ａ）、 （ｂ）および第５図（ａ）、 （ｂ）
、 （Ｃ）は圧延過程における形材の断面形状を示す図
である。 １・・・ブレイクダウンミル ２・・・粗ユニバーサルミル ３・・・エツジヤ−ミル ４・・・仕上ケユニバーサルミル ４ａ・・・分割ロール ５・・・ガイドローラ Ｈ・・・水平ロール ■・・・垂直ロール Ｗ・・・湾曲部 第２図 （ａ） 第３図 第４図 第５図 （ａ） （ａ） （ｂ） （Ｃ）
形状を示す図、 第３図はＨ形鋼の断面模式図、 第４図（ａ）、 （ｂ）および第５図（ａ）、 （ｂ）
、 （Ｃ）は圧延過程における形材の断面形状を示す図
である。 １・・・ブレイクダウンミル ２・・・粗ユニバーサルミル ３・・・エツジヤ−ミル ４・・・仕上ケユニバーサルミル ４ａ・・・分割ロール ５・・・ガイドローラ Ｈ・・・水平ロール ■・・・垂直ロール Ｗ・・・湾曲部 第２図 （ａ） 第３図 第４図 第５図 （ａ） （ａ） （ｂ） （Ｃ）
Claims (1)
- １、ブレークダウン圧延を経た形材に粗ユニバーサル圧
延さらに仕上げユニバーサル圧延を施してウェブおよび
フランジを有する形鋼を製造するにあたり、粗ユニバー
サル圧延にて、形材のウェブ部両端に湾曲部を形成し、
引き続く仕上げユニバーサル圧延では、形材のウェブ部
を上下に挟むロール幅の変更可能な分割ロールによる、
該湾曲部の矯正下にウェブ高さの縮小調整を行うことを
特徴とする形鋼の圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29450388A JPH02142602A (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | 形鋼の圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29450388A JPH02142602A (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | 形鋼の圧延方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02142602A true JPH02142602A (ja) | 1990-05-31 |
Family
ID=17808618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29450388A Pending JPH02142602A (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | 形鋼の圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02142602A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0756905A1 (en) * | 1995-02-16 | 1997-02-05 | Nippon Steel Corporation | Method of rolling shape having flange and web, and line of rolling apparatus |
-
1988
- 1988-11-24 JP JP29450388A patent/JPH02142602A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0756905A1 (en) * | 1995-02-16 | 1997-02-05 | Nippon Steel Corporation | Method of rolling shape having flange and web, and line of rolling apparatus |
| EP0756905A4 (en) * | 1995-02-16 | 1999-02-24 | Nippon Steel Corp | LAMINATION PROCESS AND LINE FOR PRODUCING PROFILES HAVING FLANGES AND A CORE |
| US6055837A (en) * | 1995-02-16 | 2000-05-02 | Nippon Steel Corporation | Method for rolling shape steel having flange and web, and rolling mill line for the same |
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