JPH02142462A - 植物培養装置における排気系殺菌装置 - Google Patents
植物培養装置における排気系殺菌装置Info
- Publication number
- JPH02142462A JPH02142462A JP29360688A JP29360688A JPH02142462A JP H02142462 A JPH02142462 A JP H02142462A JP 29360688 A JP29360688 A JP 29360688A JP 29360688 A JP29360688 A JP 29360688A JP H02142462 A JPH02142462 A JP H02142462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- sterilization
- exhaust
- exhaust system
- culture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 title claims abstract description 34
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 title claims abstract description 30
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims abstract 3
- 235000015097 nutrients Nutrition 0.000 claims description 29
- 230000002070 germicidal effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 244000052616 bacterial pathogen Species 0.000 abstract description 5
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 abstract description 4
- 230000035755 proliferation Effects 0.000 abstract description 3
- 238000011109 contamination Methods 0.000 abstract 1
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 5
- 238000012258 culturing Methods 0.000 description 5
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 description 5
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 229920001817 Agar Polymers 0.000 description 1
- 239000008272 agar Substances 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000012136 culture method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000035784 germination Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000004161 plant tissue culture Methods 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、植物組織培養体を無菌状態の培養箱内で培養
するようにした植物培養装置における排気系殺菌装置に
関するものである。
するようにした植物培養装置における排気系殺菌装置に
関するものである。
植物組織を培養して育苗する方法としては、植物の組織
片を切り出し、この植物片を容器内の寒天培地で置床増
殖するステージに始まり、別容器に移植して発芽、発根
へのステージへと進めてゆくようにしたものがあり、上
記ステージを進めて行く過程で必要に応じて容器の洗浄
、オートクレーブでの滅菌あるいはクリーンベンチ内で
の作業により滅菌、菌の浸入の防止を行なっていた。
片を切り出し、この植物片を容器内の寒天培地で置床増
殖するステージに始まり、別容器に移植して発芽、発根
へのステージへと進めてゆくようにしたものがあり、上
記ステージを進めて行く過程で必要に応じて容器の洗浄
、オートクレーブでの滅菌あるいはクリーンベンチ内で
の作業により滅菌、菌の浸入の防止を行なっていた。
この培養方法でのステージごとの移植作業や、移植作業
による生体の損傷を改善し、効率的にステージを進めて
順化させる方法として養液培地を用いて培養箱と養液タ
ンク、養液の給排液及び雰囲気ガスの給排気を中核とす
る系統をジヨイントチューブで連絡し、適時養液及び雰
囲気ガスを交換して培養ステージを進めてゆく方式の植
物培養装置が提案されている。
による生体の損傷を改善し、効率的にステージを進めて
順化させる方法として養液培地を用いて培養箱と養液タ
ンク、養液の給排液及び雰囲気ガスの給排気を中核とす
る系統をジヨイントチューブで連絡し、適時養液及び雰
囲気ガスを交換して培養ステージを進めてゆく方式の植
物培養装置が提案されている。
上記植物培養装置が無菌状態を維持していく上で、培養
箱、養液タンク、及び養液の給排液、雰囲気ガスの給気
系ジヨイントチューブの無菌状態は、フィルタ及び接合
部のシール性があれば維持していくことができるが、雰
囲気ガスの排気系ジヨイントチューブの終端部は、糖を
含んだ水分による湿気を帯びたガスが排出されてくるこ
とから、終端部に設けたフィルタに使用されているガラ
スウールが糖を含んだ水分で濡れてしまう。従ってこの
部分から菌の浸入が起こり、この部分の殺菌方法が問題
となっていた。
箱、養液タンク、及び養液の給排液、雰囲気ガスの給気
系ジヨイントチューブの無菌状態は、フィルタ及び接合
部のシール性があれば維持していくことができるが、雰
囲気ガスの排気系ジヨイントチューブの終端部は、糖を
含んだ水分による湿気を帯びたガスが排出されてくるこ
とから、終端部に設けたフィルタに使用されているガラ
スウールが糖を含んだ水分で濡れてしまう。従ってこの
部分から菌の浸入が起こり、この部分の殺菌方法が問題
となっていた。
本発明は、上記のことにかんがみなされたもので、排気
系ジヨイントチューブの終端部からの雑菌の浸入を確実
に防止できるようにした植物培養装置における排気系殺
菌装置を提供することを目的とするものである。
系ジヨイントチューブの終端部からの雑菌の浸入を確実
に防止できるようにした植物培養装置における排気系殺
菌装置を提供することを目的とするものである。
〔3題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係る植物培養装置
における排気系殺菌装置は、培養箱と、この培養箱内へ
養液を供給する養液供給系と、培養箱より養液を排出す
る養液排出系と、培養箱内へ雰囲気ガスを給気する給気
系と、培養箱より雰囲気ガスを排気する排気系とからな
る植物培養装置において、上記排気系の終端部を収納す
る殺菌箱と、この殺菌箱内を照射する殺菌灯とからなる
構成となっている。
における排気系殺菌装置は、培養箱と、この培養箱内へ
養液を供給する養液供給系と、培養箱より養液を排出す
る養液排出系と、培養箱内へ雰囲気ガスを給気する給気
系と、培養箱より雰囲気ガスを排気する排気系とからな
る植物培養装置において、上記排気系の終端部を収納す
る殺菌箱と、この殺菌箱内を照射する殺菌灯とからなる
構成となっている。
植物培養装置の排気系の終端部は排気殺菌装置の殺菌箱
内で殺菌灯にてより殺菌され、この排気系の終端部が培
養箱から排気される糖分を含む湿気を帯びた排気にて濡
れても、この部分での雑菌の繁殖が防止され、この部分
からの雑菌の浸入が確実に防止される。
内で殺菌灯にてより殺菌され、この排気系の終端部が培
養箱から排気される糖分を含む湿気を帯びた排気にて濡
れても、この部分での雑菌の繁殖が防止され、この部分
からの雑菌の浸入が確実に防止される。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図中1は培養箱、2はこの培養箱1内へ養液3を供給す
る養液供給系、4は培養箱1から養液3を排出する養液
排出系、5は培養箱1内へ雰囲気ガスを給気する給気系
、6はこの雰囲気ガスを排気する排気系である。また7
は’?j 1%箱1の上方に配置したランプである。
る養液供給系、4は培養箱1から養液3を排出する養液
排出系、5は培養箱1内へ雰囲気ガスを給気する給気系
、6はこの雰囲気ガスを排気する排気系である。また7
は’?j 1%箱1の上方に配置したランプである。
上記養液供給系2は養液タンク8と、この養液タンク8
と培養箱1とを接続するジヨイントチューブ9と、この
チューブ9に介装したチューブポンプ10とからなって
いる。また養液排出系4は培養箱1から養液タンク8を
接続するジヨイントチューブ11にて構成されている。
と培養箱1とを接続するジヨイントチューブ9と、この
チューブ9に介装したチューブポンプ10とからなって
いる。また養液排出系4は培養箱1から養液タンク8を
接続するジヨイントチューブ11にて構成されている。
さらに給気系5はブリーザ12、エアポンプ13、減圧
弁14、滅菌フィルタ15、滅菌ジヨイント部16をそ
れぞれ上流側から順にジヨイントチューブにて接続した
構成となっている。そしてさらに、排気系6はバッキタ
ンク17と、このバッキタンク17と培養箱1を接続す
るジヨイントチューブ18と、バッキタンク17に接続
した排気系の終端部19とからなっている。
弁14、滅菌フィルタ15、滅菌ジヨイント部16をそ
れぞれ上流側から順にジヨイントチューブにて接続した
構成となっている。そしてさらに、排気系6はバッキタ
ンク17と、このバッキタンク17と培養箱1を接続す
るジヨイントチューブ18と、バッキタンク17に接続
した排気系の終端部19とからなっている。
なお、上記養液タンク8はバッキタンク17にジヨイン
トチューブ20にて接続されている。
トチューブ20にて接続されている。
排気系の終端部19内にはガラスウールがフィルタとし
て充填しである。
て充填しである。
上記構成の植物培養装置の培養箱1、養液タンク8、排
気系の終端部19及び各県のジヨイントチューブはあら
かじめオートクレーブ、乾燃滅菌または滅菌液にてあら
かじめ滅菌し、無菌状態にしである。
気系の終端部19及び各県のジヨイントチューブはあら
かじめオートクレーブ、乾燃滅菌または滅菌液にてあら
かじめ滅菌し、無菌状態にしである。
第1図ば本発明装置に係るυF気滅菌装置であり、21
は上方を開放した殺菌箱、22はこの滅菌箱21を開閉
自在に閉じる蓋であり、この蓋22の内側に殺菌灯23
が取付けである。そして上記殺菌箱20の一側壁21a
の上縁には上記排気系の終端部19を箱21の内側へ向
けて支持する溝24が複数個設けてあり、上記蓋22は
溝24に排気系終端部19に係止した状態で殺菌箱20
を閉じることができるようになっている。
は上方を開放した殺菌箱、22はこの滅菌箱21を開閉
自在に閉じる蓋であり、この蓋22の内側に殺菌灯23
が取付けである。そして上記殺菌箱20の一側壁21a
の上縁には上記排気系の終端部19を箱21の内側へ向
けて支持する溝24が複数個設けてあり、上記蓋22は
溝24に排気系終端部19に係止した状態で殺菌箱20
を閉じることができるようになっている。
上記構成において、植物培養装置を作動するときに、こ
れの排気系の終端部19を排気滅菌装置の殺菌箱21内
に、これの−側壁21aに設けた溝24に係合して入れ
、蓋22を閉じて殺菌灯23を点灯する。
れの排気系の終端部19を排気滅菌装置の殺菌箱21内
に、これの−側壁21aに設けた溝24に係合して入れ
、蓋22を閉じて殺菌灯23を点灯する。
培養を実施する段階で排気系終端部19へは培養′FN
1より糖分を含んだ湿気を帯びたガスが排出される。こ
のため、この部分にフィルタとして使用しているガラス
ウールが上記湿気により濡れてしまうが、この部分には
排気滅菌装置内で殺菌灯23が照射されているので、こ
の部分での雑菌の繁殖が防止され、この部分からの雑菌
の浸入が確実に防止される。
1より糖分を含んだ湿気を帯びたガスが排出される。こ
のため、この部分にフィルタとして使用しているガラス
ウールが上記湿気により濡れてしまうが、この部分には
排気滅菌装置内で殺菌灯23が照射されているので、こ
の部分での雑菌の繁殖が防止され、この部分からの雑菌
の浸入が確実に防止される。
上記排気滅菌装置には複数の植物培養装置の排気系の終
端部19を一括して入れる。これにより1つの排気滅菌
装置にて複数の植物培養装置の排気系の終端部19を殺
菌できる。
端部19を一括して入れる。これにより1つの排気滅菌
装置にて複数の植物培養装置の排気系の終端部19を殺
菌できる。
本発明によれば、排気系ジヨイントチューブの終端部か
らの雑菌の浸入を確実に防止できる。
らの雑菌の浸入を確実に防止できる。
第1図は本発明の要部を示す分解斜視図、第2図は植物
培養装置の構成説明図である。 1は培養箱、2は養液供給系、3は養液、4は養液排出
系、5は給気系、6は排気系、19は排気系の終端部、
21は殺菌箱、23は殺菌灯。
培養装置の構成説明図である。 1は培養箱、2は養液供給系、3は養液、4は養液排出
系、5は給気系、6は排気系、19は排気系の終端部、
21は殺菌箱、23は殺菌灯。
Claims (1)
- 培養箱1と、この培養箱1内へ養液3を供給する養液供
給系2と、培養箱1より養液を排出する養液排出系4と
、培養箱1内へ雰囲気ガスを給気する給気系5と、培養
箱1より雰囲気ガスを排気する排気系6とからなる植物
培養装置において、上記排気系6の終端部19を収納す
る殺菌箱21と、この殺菌箱21内を照射する殺菌灯2
3とからなることを特徴とする植物培養装置における排
気系殺菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29360688A JPH02142462A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 植物培養装置における排気系殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29360688A JPH02142462A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 植物培養装置における排気系殺菌装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02142462A true JPH02142462A (ja) | 1990-05-31 |
Family
ID=17796890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29360688A Pending JPH02142462A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 植物培養装置における排気系殺菌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02142462A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0990699A1 (en) * | 1998-09-29 | 2000-04-05 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Cultivating apparatus with sterilizing lamp |
CN108085247A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-05-29 | 王东妮 | 一种微生物分离检验装置 |
-
1988
- 1988-11-22 JP JP29360688A patent/JPH02142462A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0990699A1 (en) * | 1998-09-29 | 2000-04-05 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Cultivating apparatus with sterilizing lamp |
AU749515B2 (en) * | 1998-09-29 | 2002-06-27 | Phc Holdings Corporation | Cultivating apparatus with sterilizing lamp |
EP1262540A2 (en) * | 1998-09-29 | 2002-12-04 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Cultivating apparatus with sterilizing lamp |
EP1262540A3 (en) * | 1998-09-29 | 2004-02-11 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Cultivating apparatus with sterilizing lamp |
CN108085247A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-05-29 | 王东妮 | 一种微生物分离检验装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2021531779A (ja) | 水耕栽培システムおよび方法 | |
US10342191B2 (en) | Method and apparatus for regeneration, acclimatization, and conditioning of plant propagules | |
JPH02142462A (ja) | 植物培養装置における排気系殺菌装置 | |
CN205727520U (zh) | 一种无菌仔猪运输隔离器 | |
GB2436199A (en) | Sterile maggot production | |
CN210044515U (zh) | 一种医疗器具用消毒装置 | |
WO1990003426A1 (en) | Apparatus for implantation and raising of seedling | |
CN208387431U (zh) | 一种防病虫害的植物培养箱 | |
CN107484660A (zh) | 一种利用培养器的植物组培方法 | |
CN220002493U (zh) | 一种一次性用品预处理设备 | |
CN206565024U (zh) | 一种组培炼苗培养装置 | |
JPS63245622A (ja) | コンテナ植物培養方法 | |
CN206120491U (zh) | 一种猪用无菌子宫剥离系统 | |
CN212629141U (zh) | 一种玉米发芽率实验装置 | |
CN215022795U (zh) | 一种绿色口罩用消毒设备 | |
CN114902904B (zh) | 一种多肉植物养育用环境消杀设备 | |
CN212696879U (zh) | 一种种苗无菌培养装置 | |
CN214434507U (zh) | 一种解剖用器械存放装置 | |
CN217311242U (zh) | 一种医用高压灭菌器 | |
CN218282928U (zh) | 一种牙科医疗器械清洗装置 | |
JPS63240722A (ja) | 育苗装置 | |
CN115104534B (zh) | 一种植物愈伤组织污染后的非损伤物理消毒和分离方法 | |
CN219961602U (zh) | 一次性微型无菌温室 | |
US11629324B2 (en) | Cell treatment system | |
CN209260078U (zh) | 一种植物病原真菌产孢培养装置 |