JPH02141663A - 染色体異常解析装置 - Google Patents
染色体異常解析装置Info
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- JPH02141663A JPH02141663A JP29534488A JP29534488A JPH02141663A JP H02141663 A JPH02141663 A JP H02141663A JP 29534488 A JP29534488 A JP 29534488A JP 29534488 A JP29534488 A JP 29534488A JP H02141663 A JPH02141663 A JP H02141663A
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Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は染色体異常解析装置に関する。
染色体異常試験は化学物質(被験物質)の生物に対する
安全性試験の1つであり、その試験は従来次のような手
法で行われている。
安全性試験の1つであり、その試験は従来次のような手
法で行われている。
まず、化学物質で処理した動植物細胞の染色体を標本と
して用意するとともに、実験器具として、顕微&L こ
の顕微鏡に備えられて標本をX−Y方向に移動するため
のX−Yステージを用意し、このX−Yステージに標本
を乗せ、目視で細胞中の染色体を観察してその異常を判
別し、データシートに書き込んでいる。そして、1つの
標本中には無数の染色体が存在するため、観察にあたっ
ては、標本のホームポジションを決め、そこを原点とし
てX−Yステージで標本をX−Y方向に移動し、スキャ
ンニングしながら観察して、X−Yの位置を特定しなが
らその位置の染色体の異常を観察し、観察結果を位置デ
ータとともにデータシートに記載していた。
して用意するとともに、実験器具として、顕微&L こ
の顕微鏡に備えられて標本をX−Y方向に移動するため
のX−Yステージを用意し、このX−Yステージに標本
を乗せ、目視で細胞中の染色体を観察してその異常を判
別し、データシートに書き込んでいる。そして、1つの
標本中には無数の染色体が存在するため、観察にあたっ
ては、標本のホームポジションを決め、そこを原点とし
てX−Yステージで標本をX−Y方向に移動し、スキャ
ンニングしながら観察して、X−Yの位置を特定しなが
らその位置の染色体の異常を観察し、観察結果を位置デ
ータとともにデータシートに記載していた。
ここで、位置データをも記録するのは、染色体が1つの
標本中に無数にあり、通常の観察で4800もしくはそ
れ以上の数の染色体を観察しなけらばならず、どの染色
体にどのような異常があるのかを特定する必要があるこ
と、及び、再検査する場合に位置データがなけれは二度
と同一の染色体を観察できないからである。
標本中に無数にあり、通常の観察で4800もしくはそ
れ以上の数の染色体を観察しなけらばならず、どの染色
体にどのような異常があるのかを特定する必要があるこ
と、及び、再検査する場合に位置データがなけれは二度
と同一の染色体を観察できないからである。
そして、得られたデータを各標本毎に整理し、染色体異
常の現れる比率が大きい場合、その化学物質に発ガン性
等のおそれがありと判定していた。
常の現れる比率が大きい場合、その化学物質に発ガン性
等のおそれがありと判定していた。
しかし、従来の観察方法では、観察結果をいちいちデー
タシートに書き込む方式をとっているため、約5000
の観察についやす時間と労力はぜ像を絶するほどで、極
めて遅々とした作業になり、また、データの記載ミスも
ひんばんに生じやすかった。また、データの解析も人が
異常細胞出現頻度等を計算して行わなけれはならず、き
わめて、面倒であった。
タシートに書き込む方式をとっているため、約5000
の観察についやす時間と労力はぜ像を絶するほどで、極
めて遅々とした作業になり、また、データの記載ミスも
ひんばんに生じやすかった。また、データの解析も人が
異常細胞出現頻度等を計算して行わなけれはならず、き
わめて、面倒であった。
本発明はこのような背景の下になされたもので、無数に
存在する染色体の検査及びその検査結果のデータ処理を
迅速かつ正確に行えるようにすることを技術的課題とす
るものである。
存在する染色体の検査及びその検査結果のデータ処理を
迅速かつ正確に行えるようにすることを技術的課題とす
るものである。
本発明は、前記課題を解決するため、次のような手段を
とった。
とった。
まず、本発明の装置は、染色体の標本を観察する顕微鏡
1と、この顕微鏡1に対して前記標本を相対的にX−Y
方向に移動させるX−Y電動ステニジ2と、顕微鏡1で
観察した観察結果を入力するためのデータ入力手段3と
、入力されたデータを処理する中央処理装置4とを備え
ている。
1と、この顕微鏡1に対して前記標本を相対的にX−Y
方向に移動させるX−Y電動ステニジ2と、顕微鏡1で
観察した観察結果を入力するためのデータ入力手段3と
、入力されたデータを処理する中央処理装置4とを備え
ている。
ここで、前記X−Y電動ステージ2は観察位置を特定す
る位置検出手段5を有して、前記位置データを前記中央
処理装置4に入力するよう構成されている。また、前記
中央処理装置4は、前記観察位置で観察された染色体異
常の判別結果が前記データ入力手段3で入力されどとも
に、入力された染色体異常判別結果を前記位置データと
対比整理して図表化するデータ整理手段6を有して染色
体異常解析装置を構成している。すなわち、ここでは観
察結果を観察者がデータ入力手段3で入力する。
る位置検出手段5を有して、前記位置データを前記中央
処理装置4に入力するよう構成されている。また、前記
中央処理装置4は、前記観察位置で観察された染色体異
常の判別結果が前記データ入力手段3で入力されどとも
に、入力された染色体異常判別結果を前記位置データと
対比整理して図表化するデータ整理手段6を有して染色
体異常解析装置を構成している。すなわち、ここでは観
察結果を観察者がデータ入力手段3で入力する。
さらに、前記データ整理手段6で整理したデータから、
細胞に対する被験物質の安全性を判定するデータ集計・
解析手段7を備えると、データの解析が容易となる。
細胞に対する被験物質の安全性を判定するデータ集計・
解析手段7を備えると、データの解析が容易となる。
次に、前記顕微鏡1にテレビカメラ11を備えるととも
に、その画像を出力するモニターテレビ12を備え、こ
のモニターテレビ12で染色体を観察しながら染色体異
常を観察者が判別して、データ入力手段3で判別結果を
入力することもてきる。
に、その画像を出力するモニターテレビ12を備え、こ
のモニターテレビ12で染色体を観察しながら染色体異
常を観察者が判別して、データ入力手段3で判別結果を
入力することもてきる。
本装置による染色体の検査・解析方法は次のごとくであ
る。
る。
く標本の作成〉
まず、前提として観察すべき標本を作成する必要がある
が、その標本の作成方法としては、■直接法(後記する
代謝活性化法によらない場合のこと)、及び、■代謝活
性化法がある。
が、その標本の作成方法としては、■直接法(後記する
代謝活性化法によらない場合のこと)、及び、■代謝活
性化法がある。
いずれの方法による場合でも、被験物質を溶媒に溶かし
た被験物質溶)夜を調製しておく。ここで、被験物質名
、溶媒(生理食塩水、蒸留水、あるいはジメチルスルホ
キサイド(DMSO)等)、被験物質の濃度等はデータ
として記録しておく。
た被験物質溶)夜を調製しておく。ここで、被験物質名
、溶媒(生理食塩水、蒸留水、あるいはジメチルスルホ
キサイド(DMSO)等)、被験物質の濃度等はデータ
として記録しておく。
直接法では60mmφのシャーレに4X103個/mQ
の細胞を5mQまき、培養3か目に各濃度の被験物質溶
液を加えてさらに培養し、24時間目、あるいは48時
間目に染色体標本を作成する。
の細胞を5mQまき、培養3か目に各濃度の被験物質溶
液を加えてさらに培養し、24時間目、あるいは48時
間目に染色体標本を作成する。
代謝活性化法の1つである89法による場合、使用する
59MIXを調製しておく。例えは、適当な誘導剤(P
CB (K−400)、PB+5.68Fなど)をラッ
トの腹腔内に投与した後、一定期間後に肝ホモジネート
から9000g上清(S9)を調製し、S9を用いて、
下記の組成の89MIXを調製しておく。
59MIXを調製しておく。例えは、適当な誘導剤(P
CB (K−400)、PB+5.68Fなど)をラッ
トの腹腔内に投与した後、一定期間後に肝ホモジネート
から9000g上清(S9)を調製し、S9を用いて、
下記の組成の89MIXを調製しておく。
C59MIXの組成(例)〕
S 9 3 m Q20m
M )IEPES 暖衝)夜(pH7,2) m
Q 50m M MgCQ2 1mQ330mM
KCQ lrr150mM G−6−
P lrr140mM NADP
1mQ蒸留水 ’ 1 m
Q次に、直接法と同一条件で単層状に増殖した細胞に
被験物質溶液と99MIXとを同時に6時間作用させ、
処理液を新しい培養液と交換後18時間培養を続け、そ
の後標本を作成する。
M )IEPES 暖衝)夜(pH7,2) m
Q 50m M MgCQ2 1mQ330mM
KCQ lrr150mM G−6−
P lrr140mM NADP
1mQ蒸留水 ’ 1 m
Q次に、直接法と同一条件で単層状に増殖した細胞に
被験物質溶液と99MIXとを同時に6時間作用させ、
処理液を新しい培養液と交換後18時間培養を続け、そ
の後標本を作成する。
く染色体異常の態様〉
動物の培養細胞がCHL細胞の場合、1細胞中に22−
25本の染色体があるが、化学物質、特に発ガン物質に
よって細胞がダメージを受けると種々の染色体異常が生
じる。
25本の染色体があるが、化学物質、特に発ガン物質に
よって細胞がダメージを受けると種々の染色体異常が生
じる。
染色体異常には、■数的異常、■構造異常がある。数的
異常は倍数体(1細胞の染色体数が過密の2倍、3倍と
なる異常(poly))の発生である。構造異常はさら
に下記のように分類される。
異常は倍数体(1細胞の染色体数が過密の2倍、3倍と
なる異常(poly))の発生である。構造異常はさら
に下記のように分類される。
染色分体型異常;
染色分体ギャップ(ctg)
染色分体切断 (c t b)
染色分体交換 (c t e)
染色体型異常;
染色体ギャップ (csg)
染色体切断 (c s b)
染色体交換 (c s e)
これら、染色体異常は第5図の様に示される。なお、下
記実施例では染色分体ギャップ(ctg)と染色体ギャ
ップ(csg)の区別をすることなく単にギャップ(g
)としてのみとらえて集計しである。
記実施例では染色分体ギャップ(ctg)と染色体ギャ
ップ(csg)の区別をすることなく単にギャップ(g
)としてのみとらえて集計しである。
〈観察の方ン去〉
観察すべき染色体の標本を選び、X−Y電動ステージ2
に乗せる。この際、標本のホー11ポジシヨンを決定す
る必要があり、また、再検査の際にそのホームポジショ
ンがずれることがないよう、標本をステージ2に何度着
脱してもそのホームポジションを常に同一位置とする位
置決め手段を設けておくのが望ましい。
に乗せる。この際、標本のホー11ポジシヨンを決定す
る必要があり、また、再検査の際にそのホームポジショ
ンがずれることがないよう、標本をステージ2に何度着
脱してもそのホームポジションを常に同一位置とする位
置決め手段を設けておくのが望ましい。
標本をセットし観察開始位置(ホームポジション)を特
定したら、X−Y電動ステージ2を作動させ、標本をX
−X方向に走査させながら染色体を観察する。X−Y電
動ステージ2に移動ピッチ調整手段を備えておくと、粗
送り、微送りができて観察が容易である。特に再検査す
る場合には粗送りできることが所望の検査位置にまで迅
速に移動する上で必要である。移動ピッチ調整手段は、
歯車機構等の組合せ、あるいはモータのトルク調節など
で実現できる。
定したら、X−Y電動ステージ2を作動させ、標本をX
−X方向に走査させながら染色体を観察する。X−Y電
動ステージ2に移動ピッチ調整手段を備えておくと、粗
送り、微送りができて観察が容易である。特に再検査す
る場合には粗送りできることが所望の検査位置にまで迅
速に移動する上で必要である。移動ピッチ調整手段は、
歯車機構等の組合せ、あるいはモータのトルク調節など
で実現できる。
標本の移動により所望の染色体が観察されたら、X−Y
電動ステージ2を停止させ、染色体異常の有無、異常の
種類を判別して、データ入力手段3で入力する。X−Y
電動ステージ2は停止した位置を位置検出手段5で検出
して、中央処理装置4に入力する。位置検出手段5とし
ては、ステージ2のX方向、X方向に沿って設けられた
リニアエンコーダ、ステージ2を駆動するモータに取り
付けられたロータリーエンコーダ等を使用できる。
電動ステージ2を停止させ、染色体異常の有無、異常の
種類を判別して、データ入力手段3で入力する。X−Y
電動ステージ2は停止した位置を位置検出手段5で検出
して、中央処理装置4に入力する。位置検出手段5とし
ては、ステージ2のX方向、X方向に沿って設けられた
リニアエンコーダ、ステージ2を駆動するモータに取り
付けられたロータリーエンコーダ等を使用できる。
ここで、作業を迅速にするため、X−Y電動ステージ2
の停止時間をタイマで所定時間に設定し、その所定時間
をすぎたらX−Y電動ステージ2が再び移動するように
してもよい。
の停止時間をタイマで所定時間に設定し、その所定時間
をすぎたらX−Y電動ステージ2が再び移動するように
してもよい。
テレビカメラ11を備えた場合には、染色体が画像中に
あるか否かを判定してX−Y電動ステージ2を停止する
ようにすることもできる。テレビカメラ11を備えた場
合、その画像をモニターテレビ12でモニターしながら
染色体異常を判別できるため、顕微鏡1を覗く場合に比
べ観察作業が容易である。得られたデータは内部メモリ
、あるいは外部メモリに記憶させておくことができる。
あるか否かを判定してX−Y電動ステージ2を停止する
ようにすることもできる。テレビカメラ11を備えた場
合、その画像をモニターテレビ12でモニターしながら
染色体異常を判別できるため、顕微鏡1を覗く場合に比
べ観察作業が容易である。得られたデータは内部メモリ
、あるいは外部メモリに記憶させておくことができる。
く試験結果及びその判定〉
入力された染色体異常判別結果はデータ整理手段6で前
記位置データと対比整理して図表化される。これは下記
実施例での第5表(B)に相当する。
記位置データと対比整理して図表化される。これは下記
実施例での第5表(B)に相当する。
さらに、整理されたデータをデータ集計・解析手段7で
集計して解析し、細胞に対する被験物質の安全性を判定
する。
集計して解析し、細胞に対する被験物質の安全性を判定
する。
すなわち、染色体異常の数、ギャップを除いた異常の数
、ギャップを含んだ異常の数、異常細胞出現頻度等を集
計、算出し、この異常細胞出現頻度から陰性、疑陽性、
陽性を判定する。陰性とは、異常細胞出現頻度が5%未
満、疑陽性とは異常細胞出現頻度が5%以上10%未満
、陽性とは異常細胞出現頻度が10%以上をいう。集計
・解析の具体例としては、第6表、第7表、あるいは第
4図のごとくである。データ集計・解析手段7としては
、例えは比較手段、演算手段、メモリ等を備える。
、ギャップを含んだ異常の数、異常細胞出現頻度等を集
計、算出し、この異常細胞出現頻度から陰性、疑陽性、
陽性を判定する。陰性とは、異常細胞出現頻度が5%未
満、疑陽性とは異常細胞出現頻度が5%以上10%未満
、陽性とは異常細胞出現頻度が10%以上をいう。集計
・解析の具体例としては、第6表、第7表、あるいは第
4図のごとくである。データ集計・解析手段7としては
、例えは比較手段、演算手段、メモリ等を備える。
なお、これら、データや集計・解析結果は必要に応じ、
プリンタあるいはデイスプレィに出力してもよい。
プリンタあるいはデイスプレィに出力してもよい。
また、位置データや判別結果、あるいは図表化された処
理済みのデータ等は各種記憶手段に記憶させることが通
常行われる。
理済みのデータ等は各種記憶手段に記憶させることが通
常行われる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
〈実施例1〉
使用した器具、装置としては、第2図に示したような顕
微鏡1、この顕微鏡1に取り付けられたX−Y電動ステ
ージ2、顕微鏡1に取り付けられたテレビカメラ11、
このテレビカメラ11に接続されたモニターテレビ12
、パーソナルコンピュータ13である。
微鏡1、この顕微鏡1に取り付けられたX−Y電動ステ
ージ2、顕微鏡1に取り付けられたテレビカメラ11、
このテレビカメラ11に接続されたモニターテレビ12
、パーソナルコンピュータ13である。
前記X−Y電動ステージ2は図示しないが、X方向パル
スモータ(図示せず)てX方向、X方向パルスモータ(
図示せず)でY方向にステージ2を移動させるもので、
ステージ2上に載置される標本の観察開始位置(ホーム
ポジション)を原点にしてX−Y方向に移動する。そし
て、標本をステージ2の上に何度着脱してもそのホーム
ポジションがずれないように位置決め手段(図示せず)
を有している。
スモータ(図示せず)てX方向、X方向パルスモータ(
図示せず)でY方向にステージ2を移動させるもので、
ステージ2上に載置される標本の観察開始位置(ホーム
ポジション)を原点にしてX−Y方向に移動する。そし
て、標本をステージ2の上に何度着脱してもそのホーム
ポジションがずれないように位置決め手段(図示せず)
を有している。
このX−Y電動ステージ2は、ステージ制御手段8で駆
動制御され、このステージ制御手段8から投入される各
パルスモータへのパルス投入数でX−Y方向のステージ
移動量を決定するものである。そして、前記ステージ制
御手段8は前記ホームポジションでのパルス数を0とし
たうえで、X方向パルスモータに投入されたパルス数と
X方向パルスモータに投入されたパルス数とをそれぞれ
カウントするXパルスカウンタとYパルスカウンタとを
有し、各パルスの数で観察中の染色体の位置(番地)を
特定するもので、これをもって位置検出手段5としてい
る。
動制御され、このステージ制御手段8から投入される各
パルスモータへのパルス投入数でX−Y方向のステージ
移動量を決定するものである。そして、前記ステージ制
御手段8は前記ホームポジションでのパルス数を0とし
たうえで、X方向パルスモータに投入されたパルス数と
X方向パルスモータに投入されたパルス数とをそれぞれ
カウントするXパルスカウンタとYパルスカウンタとを
有し、各パルスの数で観察中の染色体の位置(番地)を
特定するもので、これをもって位置検出手段5としてい
る。
そして、逆にある特定の番地を入力すると、その位置に
ステージ2を移動させることもできる。
ステージ2を移動させることもできる。
また、ステージ2の移動は移動開始スイッチ(図示せず
)を押すことで開始し、移動停止スイッチ(図示せず)
を押すことで停止するが、ステージ制御手段8に設けた
条注入カキ−(図示せず)でパルス数を入力することに
より、X方向パルスモータ、X方向パルスモータによる
ステージ2の移動ピッチを設定できるようになっている
。そして、移動開始スイッチを押した後、ステージ2は
この設定した1ピツチ毎に停止し、再度移動開始スイッ
チを押したときに再度1ピツチ移動するようになってい
る。なお、ステージ制御手段8にはさらにタイマが設け
られ、1ピツチ移動した後、このタイマに設定した所定
時間停止し、その後自動的に移動を開始することができ
るようにもなっている。そして、タイマの時間は条件人
カキ−で任意に設定できるようになっている。
)を押すことで開始し、移動停止スイッチ(図示せず)
を押すことで停止するが、ステージ制御手段8に設けた
条注入カキ−(図示せず)でパルス数を入力することに
より、X方向パルスモータ、X方向パルスモータによる
ステージ2の移動ピッチを設定できるようになっている
。そして、移動開始スイッチを押した後、ステージ2は
この設定した1ピツチ毎に停止し、再度移動開始スイッ
チを押したときに再度1ピツチ移動するようになってい
る。なお、ステージ制御手段8にはさらにタイマが設け
られ、1ピツチ移動した後、このタイマに設定した所定
時間停止し、その後自動的に移動を開始することができ
るようにもなっている。そして、タイマの時間は条件人
カキ−で任意に設定できるようになっている。
また、ステージ制御手段8には、観察範囲設定手段があ
り、X方向の最大移動量、Y方向の最大移動量を設定で
きるようになっている。
り、X方向の最大移動量、Y方向の最大移動量を設定で
きるようになっている。
また、連続スキャンモード設定手段も備えていて、この
モードにすると、前記移動ピッチ、タイマ設定時間等を
無視し連続してステージ2が移動するようになっている
。
モードにすると、前記移動ピッチ、タイマ設定時間等を
無視し連続してステージ2が移動するようになっている
。
そして、ステージ制御手段8は前記パーソナルコンピュ
ータ13のI10ボートに接続され、位置検出手段5か
らの位置データが中央処理装置4を備えたパーソナルコ
ンピュータ本体に入力されるようになっている。
ータ13のI10ボートに接続され、位置検出手段5か
らの位置データが中央処理装置4を備えたパーソナルコ
ンピュータ本体に入力されるようになっている。
顕微鏡1で観察した観察結果を入力するためのデータ入
力手段3としてはパーソナルコンピュータ13のキーボ
ードであり、このキーボードから入力された染色体異常
の判別結果は位置データと対比され、図表化されるよう
になっている。そして、作成された図表はCRTデイス
プレィ14に表示され、もしくは、プリンタ(図示せず
)でプリントアウトされるようになっている。
力手段3としてはパーソナルコンピュータ13のキーボ
ードであり、このキーボードから入力された染色体異常
の判別結果は位置データと対比され、図表化されるよう
になっている。そして、作成された図表はCRTデイス
プレィ14に表示され、もしくは、プリンタ(図示せず
)でプリントアウトされるようになっている。
以下、この実施例の装置による染色体異常解析手法を第
3図に示したフローチャート図に基づいて説明する。
3図に示したフローチャート図に基づいて説明する。
本実施例の装置のプログラムを起動すると、まず、作業
メニューがCRTデイスプレィに表示される(ステップ
1)。作業メニューには、■試験条件設定、■試験結果
登録、■試験結果11条正、■染色体異常−覧表(1)
、■染色体異常−覧表(2)、■染色体モード測定、■
フォーマット、■コピー、■終了、がある。
メニューがCRTデイスプレィに表示される(ステップ
1)。作業メニューには、■試験条件設定、■試験結果
登録、■試験結果11条正、■染色体異常−覧表(1)
、■染色体異常−覧表(2)、■染色体モード測定、■
フォーマット、■コピー、■終了、がある。
〈 業1=俄験久 の設定〉
・まず、■試験条件設定のメニューを選択した場合につ
いて述べる。
いて述べる。
このメニューを選択すると、まず、新規設定か継続設定
か終了かを問いてくる(ステップ2)。
か終了かを問いてくる(ステップ2)。
新規設定を選択すると、第1表のような画面が表示され
るので、〔〕内ζこ必要な条件をキーボードから入力す
るとともに、4)ではugかmgを選択し、5)ではY
esかNoかを選択する(ステップ3)。
るので、〔〕内ζこ必要な条件をキーボードから入力す
るとともに、4)ではugかmgを選択し、5)ではY
esかNoかを選択する(ステップ3)。
第1表
第2表
この入力が終了したら、今度は第2表が画面に表示され
るので、〔〕内に必要な条件を入力する(ステップ4)
。ここで、)開度単位とは溶bX中の被験物質の)農産
であり、本試験とは官庁提出用の試験を行うことで官庁
のガイドラインに沿った4800箇所の測定を行うもの
である。
るので、〔〕内に必要な条件を入力する(ステップ4)
。ここで、)開度単位とは溶bX中の被験物質の)農産
であり、本試験とは官庁提出用の試験を行うことで官庁
のガイドラインに沿った4800箇所の測定を行うもの
である。
処理条件24.48とは、処理時間を意味し、S−9+
、5−9−とは89法における59 MIX添加の有無
(+は有、−は無)を意味する。
、5−9−とは89法における59 MIX添加の有無
(+は有、−は無)を意味する。
入力が終了すると、設定条件を印字するか、作業メニュ
ーに戻るか、設定条件を(1圧するかが問われる(ステ
ップ5)。印字を選択すると設定内容が印字されるとと
もに(ステップ6)、設定内容が試験条件目次ファイル
に保存され(ステップ7)その後作業メニューに戻る。
ーに戻るか、設定条件を(1圧するかが問われる(ステ
ップ5)。印字を選択すると設定内容が印字されるとと
もに(ステップ6)、設定内容が試験条件目次ファイル
に保存され(ステップ7)その後作業メニューに戻る。
作業メニューに戻る旨の選択をした場合も設定内容が試
験条件目次ファイルに保存され(ステップ7)、その後
作業メニューに戻る。(1正を選択した場合はステップ
3に戻り必要箇所を條正する。
験条件目次ファイルに保存され(ステップ7)、その後
作業メニューに戻る。(1正を選択した場合はステップ
3に戻り必要箇所を條正する。
ステップ2で継続を選択した場合は、まず、試験条件目
次ファイルに記憶させである条件データを読み取り(ス
テップ8)、上記第2衷の条件を條正しくステップ9)
、その後ステップ5〜7と同一の作業をする(ステップ
10〜12)。
次ファイルに記憶させである条件データを読み取り(ス
テップ8)、上記第2衷の条件を條正しくステップ9)
、その後ステップ5〜7と同一の作業をする(ステップ
10〜12)。
〈 業2=舌、寅1.。の登11.〉
次にステップ1の作業メニューで■試験結果登録を選択
した場合について説明する。
した場合について説明する。
このメニューは、顕微鏡1で染色体の標本を観察しなが
ら異常の有無や種類等観察結果をデータとして入力する
メニューである。
ら異常の有無や種類等観察結果をデータとして入力する
メニューである。
まず、コンピュータを始動させて本メニューを起動する
と、試験条件目次ファイルを記憶させである記憶手段か
ら下記第3表の画面が呼び出されて表示されるので(ス
テップ21)、試験条件設定で登録した条件と同一の条
件ファイルであることを確認する。ここでのデータは観
察しようとする標本群を特定するためのデータである。
と、試験条件目次ファイルを記憶させである記憶手段か
ら下記第3表の画面が呼び出されて表示されるので(ス
テップ21)、試験条件設定で登録した条件と同一の条
件ファイルであることを確認する。ここでのデータは観
察しようとする標本群を特定するためのデータである。
第3表
この確認が終了すると、試験条件目次ファイルが読まれ
、前記ステップ3で予め設定しておいた対応する未測定
標本のコード番号−賢夫とともに、下記第4表の画面が
表示される。
、前記ステップ3で予め設定しておいた対応する未測定
標本のコード番号−賢夫とともに、下記第4表の画面が
表示される。
第4衷
そこで、前記コード番号−賢夫から観察すべき標本のコ
ード番号、標本のスライドNo、検鏡者(II察者)の
氏名を入力する(ステップ22)。
ード番号、標本のスライドNo、検鏡者(II察者)の
氏名を入力する(ステップ22)。
以上の設定が完了したら、観察すべき標本のスライドグ
ラスを顕微鏡1のX−Y電動ステージ2上にセラ!・シ
、観察を開始する。スライドグラスをステージ2上にセ
ットする場合は、位置決め手段でスライドグラスを固定
して標本の観察開始位置(ホームポジション)を決定す
る。
ラスを顕微鏡1のX−Y電動ステージ2上にセラ!・シ
、観察を開始する。スライドグラスをステージ2上にセ
ットする場合は、位置決め手段でスライドグラスを固定
して標本の観察開始位置(ホームポジション)を決定す
る。
ステージ2の動作条件はステージ制御手段8の条件人カ
キ−から予め入力しておく。
キ−から予め入力しておく。
まず、顕微鏡1の18率に対応してステージ2の移動ピ
ッチを決める必要があるが、ここではX方向=0.01
mm、Y方向=0.1mmに設定した。ステージ2は1
ピツチ毎に停止し、再度移動開始スイッチを押したとき
に再度1ピツチ移動するようになっている。また、観察
範囲設定手段により、X方向の最大移動量= 76 m
m、 X方向の最大移動量=52mmに設定された。こ
の移動量は76X26のスライドグラスを2段にして観
察できる移動量である。
ッチを決める必要があるが、ここではX方向=0.01
mm、Y方向=0.1mmに設定した。ステージ2は1
ピツチ毎に停止し、再度移動開始スイッチを押したとき
に再度1ピツチ移動するようになっている。また、観察
範囲設定手段により、X方向の最大移動量= 76 m
m、 X方向の最大移動量=52mmに設定された。こ
の移動量は76X26のスライドグラスを2段にして観
察できる移動量である。
観察中すなわちステップ23では、下記第5表(A)の
画面が表示される。
画面が表示される。
まず、移動開始スイッチを押すとステージ2が移動し、
顕微鏡1の対物レンズに対して観察位置がX、 Y座標
において(0,0)の位置から(0゜01mm、0.1
mm)の位置に移動し停止する。
顕微鏡1の対物レンズに対して観察位置がX、 Y座標
において(0,0)の位置から(0゜01mm、0.1
mm)の位置に移動し停止する。
そこで、テレビカメラ11によりモニターテレビ12に
映し出される染色体の画像を検鏡者が観察し、染色体異
常の有無や種類などを観察し、そのデータをデイスプレ
ィ上の空欄に入力していく(ステップ24)。なお、観
察位置はステージ2が停止した時点で、ステージ制御手
段8の位置検出手段5が検出してパーソナルコンピュー
タ本体に入力され、キーボード操作なしに前記第5表(
A)に自動的に入力される。観察結果が入力され、移動
開始スイッチを再度押すと、ステージ2が1ピツチ移動
しく0. 02mm、 0. 1 mm)の位置で停止
するので上記と同様に観察結果を入力する。
映し出される染色体の画像を検鏡者が観察し、染色体異
常の有無や種類などを観察し、そのデータをデイスプレ
ィ上の空欄に入力していく(ステップ24)。なお、観
察位置はステージ2が停止した時点で、ステージ制御手
段8の位置検出手段5が検出してパーソナルコンピュー
タ本体に入力され、キーボード操作なしに前記第5表(
A)に自動的に入力される。観察結果が入力され、移動
開始スイッチを再度押すと、ステージ2が1ピツチ移動
しく0. 02mm、 0. 1 mm)の位置で停止
するので上記と同様に観察結果を入力する。
観察範囲はX方向が最大で52mmであるため、(52
mrn、0.1mm)の次にX方向に1ピッチ進んで(
52mm、0.2mm)となり、その後(51、99m
m、 0. 2mm)とXが減する方向に進み、以上
の繰り返しでX方向の最大移動量=76mmになったら
観察を停止する(ステップ25)。
mrn、0.1mm)の次にX方向に1ピッチ進んで(
52mm、0.2mm)となり、その後(51、99m
m、 0. 2mm)とXが減する方向に進み、以上
の繰り返しでX方向の最大移動量=76mmになったら
観察を停止する(ステップ25)。
観察結果のデータ入力が終了すると、入力データを印字
するか否かを問いてくるので(ステップ26)、印刷を
選択すると、前記第5表(A)に観察結果の入力された
第5表(B)が印刷され(ステ・ンブ27)、その後、
観察結果が試験結果データファイルに記録され(ステ・
ンブ28)作業メニューに戻る。観察結果のデータは試
験条件目次ファイルに記・憶された試験条件と対応関係
にあることは言うまでもない。印刷を選択しない場合は
ステップ2日を経た後、作業メニューに戻る。
するか否かを問いてくるので(ステップ26)、印刷を
選択すると、前記第5表(A)に観察結果の入力された
第5表(B)が印刷され(ステ・ンブ27)、その後、
観察結果が試験結果データファイルに記録され(ステ・
ンブ28)作業メニューに戻る。観察結果のデータは試
験条件目次ファイルに記・憶された試験条件と対応関係
にあることは言うまでもない。印刷を選択しない場合は
ステップ2日を経た後、作業メニューに戻る。
〈作業3=試験結果の修正〉
次にステップ1の作業メニューで■試験結果修正を選択
した場合について説明する。
した場合について説明する。
このメニューは、顕微鏡1で染色体の標本を再観察しな
がら前記試験結果登録メニューで登録したデータの修正
を行うもので、試験結果の登録時に入力作業を一時中断
し翌日再開する場合、及び、異常の分類が不明瞭な染色
体標本の再検査等による修正人カメニューである。
がら前記試験結果登録メニューで登録したデータの修正
を行うもので、試験結果の登録時に入力作業を一時中断
し翌日再開する場合、及び、異常の分類が不明瞭な染色
体標本の再検査等による修正人カメニューである。
まず、本メニューを起動すると、試験条件目次ファイル
を記憶させた記憶手段から第3表と同様の試験条件目次
ファイルが画面に呼び出されて表示される(ステップ3
1)ので、試験条件設定で登録した条件と同一の条件フ
ァイルであることをfM認する。
を記憶させた記憶手段から第3表と同様の試験条件目次
ファイルが画面に呼び出されて表示される(ステップ3
1)ので、試験条件設定で登録した条件と同一の条件フ
ァイルであることをfM認する。
この確認が終了すると、試験結果データファイルが読み
込まれ(ステップ32)、前記「試験結果の登録」で入
力した測定済みコード番号−賢夫とともに下記の第6衷
が表示される。
込まれ(ステップ32)、前記「試験結果の登録」で入
力した測定済みコード番号−賢夫とともに下記の第6衷
が表示される。
第6衷
そこで、前記測定済コード番号−賢夫から修正すべき標
本のコード番号さらには細胞番号を入力する(ステップ
33.34)。すると、その指定に対応したデータ登録
時のスライt”No及び検鏡者の氏名が表示されるので
、それでよいか否かを確認しくステップ35)、それで
良けれは指定した標本のデータが表示される(ステップ
36)。
本のコード番号さらには細胞番号を入力する(ステップ
33.34)。すると、その指定に対応したデータ登録
時のスライt”No及び検鏡者の氏名が表示されるので
、それでよいか否かを確認しくステップ35)、それで
良けれは指定した標本のデータが表示される(ステップ
36)。
以上の操作が終了したら再観察すべき標本のスライドグ
ラスを顕微鏡1のX−Y電動ステージ上にセットして観
察し、(■正データ、追加データを入力する(ステップ
37)。再観察の際には標本のスライドグラスは位置決
め手段で前回の観察位置と同一位置に固定されるため、
ホームボ、ジションが前回と同一となり、同一箇所を同
様の条件で観察できる。
ラスを顕微鏡1のX−Y電動ステージ上にセットして観
察し、(■正データ、追加データを入力する(ステップ
37)。再観察の際には標本のスライドグラスは位置決
め手段で前回の観察位置と同一位置に固定されるため、
ホームボ、ジションが前回と同一となり、同一箇所を同
様の条件で観察できる。
データ入力が終了すると、入力データを印字するか否か
を問いてくるので(ステップ3日)、印刷を選択すると
前記第5表(B)に追加入力されたものが印刷され(ス
テップ39)、その後、修正済みデータが再登録され(
ステップ40)、作業メニューに戻る。
を問いてくるので(ステップ3日)、印刷を選択すると
前記第5表(B)に追加入力されたものが印刷され(ス
テップ39)、その後、修正済みデータが再登録され(
ステップ40)、作業メニューに戻る。
く 業4=う験 の集; ・解析 1 〉次にステッ
プ1の作業メニューで■染色体異當−賢夫(1)を選択
した場合について説明する。
プ1の作業メニューで■染色体異當−賢夫(1)を選択
した場合について説明する。
このメニューは代謝活性化法によらない試験方法で作成
した標本についての観察結果を処理する場合に用いるメ
ニューである。
した標本についての観察結果を処理する場合に用いるメ
ニューである。
そして、このメニューは作業メニュー2で入力されたデ
ータを集計し、観察もれの有無を判断するとともに、試
験結果を解析してその標本の用いた被験物質の安全性を
判定するものである。
ータを集計し、観察もれの有無を判断するとともに、試
験結果を解析してその標本の用いた被験物質の安全性を
判定するものである。
まず、試験条件目次ファイルを記憶させであるフロッピ
ーディスクをディスクドライブに入れて本メニューを起
動すると、前記第3表と同一の画面が表示されるので、
各項目に該当するデータを入力する(ステ・ンプ41)
。
ーディスクをディスクドライブに入れて本メニューを起
動すると、前記第3表と同一の画面が表示されるので、
各項目に該当するデータを入力する(ステ・ンプ41)
。
すると、入力された項目に対応するコード番号の内、デ
ータの入力されていないものが一覧表になって画面に表
示される(ステップ42)。
ータの入力されていないものが一覧表になって画面に表
示される(ステップ42)。
データ未入力がある場合は作業メニューに戻るので(ス
テップ43)、作業メニュー「試験結果登録」を起動し
て、未試験の標本を試験して観察結果を入力し、再度本
メニューを起動する。
テップ43)、作業メニュー「試験結果登録」を起動し
て、未試験の標本を試験して観察結果を入力し、再度本
メニューを起動する。
来大力データが無い場合は、データ処理が行われ(ステ
ップ44)、その結果が印字される(ステ・ンブ45)
6ステツプ44での処理は第7衷に示したごとく、前記
観察結果のデータから算出した染色体異當細胞の出現頻
度(%)、及び、被験物質の危険性の判定結果を前記各
データに対応して表示するものである。なお、ここでの
データ処く g5=ラ 果の集“ 2 〉次に
ステップ1の作業メニューで■染色体異常−賢夫(2)
を選択した場合について説明する。
ップ44)、その結果が印字される(ステ・ンブ45)
6ステツプ44での処理は第7衷に示したごとく、前記
観察結果のデータから算出した染色体異當細胞の出現頻
度(%)、及び、被験物質の危険性の判定結果を前記各
データに対応して表示するものである。なお、ここでの
データ処く g5=ラ 果の集“ 2 〉次に
ステップ1の作業メニューで■染色体異常−賢夫(2)
を選択した場合について説明する。
このメニューは代謝活性化法による試験方法で作成した
標本についての観察結果を処理する場合に用いるメニュ
ーである。
標本についての観察結果を処理する場合に用いるメニュ
ーである。
そして、本メニューでのフローチャート(ステップ51
〜55)は、前記作業メニュー「■染色体異常−覧衷(
1)」のフローチャート(ステップ41〜45)と同一
であるため、作業は同様に行われる。但し、このメニュ
ーが代謝活性化法による試験方法で作成した標本につい
ての観察結果を処理するものであるため、ステップ54
でのデータ処理はステップ44の場合とやや異なり、第
<−6=4− モーパIP″〉 ステップ1の作業メニューで■染色体モード測定を選択
した場合について説明する。
〜55)は、前記作業メニュー「■染色体異常−覧衷(
1)」のフローチャート(ステップ41〜45)と同一
であるため、作業は同様に行われる。但し、このメニュ
ーが代謝活性化法による試験方法で作成した標本につい
ての観察結果を処理するものであるため、ステップ54
でのデータ処理はステップ44の場合とやや異なり、第
<−6=4− モーパIP″〉 ステップ1の作業メニューで■染色体モード測定を選択
した場合について説明する。
このメニューでは、標本における細胞の染色体数の分布
状態を調べるためのメニューである。このメニューを選
択すると、まず、ステップ61で新規か継続か終了かを
問いてくる。
状態を調べるためのメニューである。このメニューを選
択すると、まず、ステップ61で新規か継続か終了かを
問いてくる。
新規を選択すると、下記の第9表の入力画面となるので
、標本を走査しながら観察し、自動的に入力される観察
位置に対応して、観察される染色体数(CH−No)を
観察しつつ入力する(ステップ6第9表 標本の観察が−通り終わったら、tIA察もれ等11正
の必要がある力)否かをiigb(ステップ63)、修
正の必要があった場合にはステップ62に戻って、デー
タを入力する。その際、再観察の必要な標本の座標位置
に戻る必要があるが、その座標を入力すれは、ステージ
制御手段8によりステージ2が移動して、観察位置がそ
の座標に復帰する。
、標本を走査しながら観察し、自動的に入力される観察
位置に対応して、観察される染色体数(CH−No)を
観察しつつ入力する(ステップ6第9表 標本の観察が−通り終わったら、tIA察もれ等11正
の必要がある力)否かをiigb(ステップ63)、修
正の必要があった場合にはステップ62に戻って、デー
タを入力する。その際、再観察の必要な標本の座標位置
に戻る必要があるが、その座標を入力すれは、ステージ
制御手段8によりステージ2が移動して、観察位置がそ
の座標に復帰する。
入力が完了すると、データの印字、データに基づくグラ
フ化、メニューの終了のいずれかを選択するよう問いて
くる(ステップ64)。データの印字を選択すると、デ
ータが印字され(ステップ65)、グラフ化を選択する
と第4図のような染色体数分布状態を示したグラフ図が
作成される(ステップ66)ので、そのデータを印字す
るか否かの処理(ステップ67.68)をする。その後
、データを測定結果データファイルに保存する(ステッ
プ69)。
フ化、メニューの終了のいずれかを選択するよう問いて
くる(ステップ64)。データの印字を選択すると、デ
ータが印字され(ステップ65)、グラフ化を選択する
と第4図のような染色体数分布状態を示したグラフ図が
作成される(ステップ66)ので、そのデータを印字す
るか否かの処理(ステップ67.68)をする。その後
、データを測定結果データファイルに保存する(ステッ
プ69)。
ステップ61で継続を選択した場合には、測定結果デー
タファイルから記入済みのデータ(第8表)が呼び出さ
れるので(ステップ71)、新規データを追加入力した
後(ステップ72)、再度修正がないかをhu認しくス
テップ73)i■正がなけれはステップ64に移行する
。
タファイルから記入済みのデータ(第8表)が呼び出さ
れるので(ステップ71)、新規データを追加入力した
後(ステップ72)、再度修正がないかをhu認しくス
テップ73)i■正がなけれはステップ64に移行する
。
く他の作業メニュー〉
なお、ステップ1の作業メニューのうち、■フォーマッ
ト・はフロッピディスクのフォーマット、■コピーはフ
ロッピディスクの複写、■終了はプログラムの終了を意
味する。
ト・はフロッピディスクのフォーマット、■コピーはフ
ロッピディスクの複写、■終了はプログラムの終了を意
味する。
以上、本発明によれは、観察位置、1tl?結果等をい
ちいちデータシートに書き込み、数として1000の染
色体についてのデータ解析を実施していた従来法に比べ
、観察位置のデータが自動的ζこ入力でき、その位置デ
ータに対応した観察結果を入力するだけで簡単に試験結
果の整理がきわめて容易にでき、データ集計・解析手段
を設けた場合には、解析も容易に行える。
ちいちデータシートに書き込み、数として1000の染
色体についてのデータ解析を実施していた従来法に比べ
、観察位置のデータが自動的ζこ入力でき、その位置デ
ータに対応した観察結果を入力するだけで簡単に試験結
果の整理がきわめて容易にでき、データ集計・解析手段
を設けた場合には、解析も容易に行える。
第1図は本発明の装置の一例を示したブロック図、第2
図はその構成例を示した斜視図、第3図はそのフローチ
ャート図、第4図は染色体数分布状態を示したグラフ図
、第5図は染色体界雷の態様を示した表図である。 1・・顕微鏡、2・・X−Y電動ステージ、3・・デー
タ入力手段、4・・中央処理装置、5・・位置検出手段
、6・・データ整理手段、7・・データ集計・解析手段
、11・・テレビカメラ、12・・モニターテレビ。 第4図 8.3% 8.3% 5.5−k ×喰陣
図はその構成例を示した斜視図、第3図はそのフローチ
ャート図、第4図は染色体数分布状態を示したグラフ図
、第5図は染色体界雷の態様を示した表図である。 1・・顕微鏡、2・・X−Y電動ステージ、3・・デー
タ入力手段、4・・中央処理装置、5・・位置検出手段
、6・・データ整理手段、7・・データ集計・解析手段
、11・・テレビカメラ、12・・モニターテレビ。 第4図 8.3% 8.3% 5.5−k ×喰陣
Claims (3)
- (1)染色体の標本を観察する顕微鏡1と、この顕微鏡
1に対して前記標本を相対的にX−Y方向に移動させる
X−Y電動ステージ2と、顕微鏡1で観察した観察結果
を入力するためのデータ入力手段3と、入力されたデー
タを処理する中央処理装置4とを備え、前記X−Y電動
ステージ2は観察位置を特定する位置検出手段5を有し
て、前記位置データを前記中央処理装置4に入力するよ
う構成され、また、前記中央処理装置4は、前記観察位
置で観察された染色体異常の判別結果が前記データ入力
手段3で入力されるとともに、入力された染色体異常判
別結果を前記位置データと対比整理して図表化するデー
タ整理手段6を有していることを特徴とする染色体異常
解析装置。 - (2)前記データ整理手段6で整理したデータを集計解
析して、細胞に対する化学物質(被験物質)の安全性を
判定するデータ集計・解析手段7を備えたことを特徴と
する請求の範囲第1項記載の染色体異常解析装置。 - (3)前記顕微鏡1にテレビカメラ11が備えられると
ともに、その画像を出力するモニターテレビ12が設け
られたことを特徴とする請求の範囲第1項記載の染色体
異常解析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29534488A JPH02141663A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 染色体異常解析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29534488A JPH02141663A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 染色体異常解析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02141663A true JPH02141663A (ja) | 1990-05-31 |
Family
ID=17819398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29534488A Pending JPH02141663A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 染色体異常解析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02141663A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002148260A (ja) * | 2000-11-09 | 2002-05-22 | Olympus Optical Co Ltd | 生体標本観察・作表装置 |
JP2002228654A (ja) * | 2001-01-30 | 2002-08-14 | Yamato Scient Co Ltd | 組織マッピング方法及び組織マップ分析装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51124993A (en) * | 1975-04-25 | 1976-10-30 | Toshiba Corp | Automatic examination device for cell |
JPS55144546A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-11 | Tateishi Raifu Sci Kenkyusho:Kk | Judging method of cell sample |
JPS62237342A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-17 | Hitachi Ltd | 細胞分析方法 |
JPS62502776A (ja) * | 1985-05-06 | 1987-10-22 | ナシヨナル・バイオメデイカル・リサ−チ・フアウンデ−シヨン | 核型を生じるオペレ−タ−対話式自動化染色体分析システム |
-
1988
- 1988-11-22 JP JP29534488A patent/JPH02141663A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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