JPH02141663A - 染色体異常解析装置 - Google Patents

染色体異常解析装置

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JPH02141663A
JPH02141663A JP29534488A JP29534488A JPH02141663A JP H02141663 A JPH02141663 A JP H02141663A JP 29534488 A JP29534488 A JP 29534488A JP 29534488 A JP29534488 A JP 29534488A JP H02141663 A JPH02141663 A JP H02141663A
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data
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stage
observation
microscope
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JP29534488A
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Itsuro Furukawa
古川 逸郎
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は染色体異常解析装置に関する。
〔従来の技術〕
染色体異常試験は化学物質(被験物質)の生物に対する
安全性試験の1つであり、その試験は従来次のような手
法で行われている。
まず、化学物質で処理した動植物細胞の染色体を標本と
して用意するとともに、実験器具として、顕微&L こ
の顕微鏡に備えられて標本をX−Y方向に移動するため
のX−Yステージを用意し、このX−Yステージに標本
を乗せ、目視で細胞中の染色体を観察してその異常を判
別し、データシートに書き込んでいる。そして、1つの
標本中には無数の染色体が存在するため、観察にあたっ
ては、標本のホームポジションを決め、そこを原点とし
てX−Yステージで標本をX−Y方向に移動し、スキャ
ンニングしながら観察して、X−Yの位置を特定しなが
らその位置の染色体の異常を観察し、観察結果を位置デ
ータとともにデータシートに記載していた。
ここで、位置データをも記録するのは、染色体が1つの
標本中に無数にあり、通常の観察で4800もしくはそ
れ以上の数の染色体を観察しなけらばならず、どの染色
体にどのような異常があるのかを特定する必要があるこ
と、及び、再検査する場合に位置データがなけれは二度
と同一の染色体を観察できないからである。
そして、得られたデータを各標本毎に整理し、染色体異
常の現れる比率が大きい場合、その化学物質に発ガン性
等のおそれがありと判定していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の観察方法では、観察結果をいちいちデー
タシートに書き込む方式をとっているため、約5000
の観察についやす時間と労力はぜ像を絶するほどで、極
めて遅々とした作業になり、また、データの記載ミスも
ひんばんに生じやすかった。また、データの解析も人が
異常細胞出現頻度等を計算して行わなけれはならず、き
わめて、面倒であった。
本発明はこのような背景の下になされたもので、無数に
存在する染色体の検査及びその検査結果のデータ処理を
迅速かつ正確に行えるようにすることを技術的課題とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前記課題を解決するため、次のような手段を
とった。
まず、本発明の装置は、染色体の標本を観察する顕微鏡
1と、この顕微鏡1に対して前記標本を相対的にX−Y
方向に移動させるX−Y電動ステニジ2と、顕微鏡1で
観察した観察結果を入力するためのデータ入力手段3と
、入力されたデータを処理する中央処理装置4とを備え
ている。
ここで、前記X−Y電動ステージ2は観察位置を特定す
る位置検出手段5を有して、前記位置データを前記中央
処理装置4に入力するよう構成されている。また、前記
中央処理装置4は、前記観察位置で観察された染色体異
常の判別結果が前記データ入力手段3で入力されどとも
に、入力された染色体異常判別結果を前記位置データと
対比整理して図表化するデータ整理手段6を有して染色
体異常解析装置を構成している。すなわち、ここでは観
察結果を観察者がデータ入力手段3で入力する。
さらに、前記データ整理手段6で整理したデータから、
細胞に対する被験物質の安全性を判定するデータ集計・
解析手段7を備えると、データの解析が容易となる。
次に、前記顕微鏡1にテレビカメラ11を備えるととも
に、その画像を出力するモニターテレビ12を備え、こ
のモニターテレビ12で染色体を観察しながら染色体異
常を観察者が判別して、データ入力手段3で判別結果を
入力することもてきる。
〔作用〕
本装置による染色体の検査・解析方法は次のごとくであ
る。
く標本の作成〉 まず、前提として観察すべき標本を作成する必要がある
が、その標本の作成方法としては、■直接法(後記する
代謝活性化法によらない場合のこと)、及び、■代謝活
性化法がある。
いずれの方法による場合でも、被験物質を溶媒に溶かし
た被験物質溶)夜を調製しておく。ここで、被験物質名
、溶媒(生理食塩水、蒸留水、あるいはジメチルスルホ
キサイド(DMSO)等)、被験物質の濃度等はデータ
として記録しておく。
直接法では60mmφのシャーレに4X103個/mQ
の細胞を5mQまき、培養3か目に各濃度の被験物質溶
液を加えてさらに培養し、24時間目、あるいは48時
間目に染色体標本を作成する。
代謝活性化法の1つである89法による場合、使用する
59MIXを調製しておく。例えは、適当な誘導剤(P
CB (K−400)、PB+5.68Fなど)をラッ
トの腹腔内に投与した後、一定期間後に肝ホモジネート
から9000g上清(S9)を調製し、S9を用いて、
下記の組成の89MIXを調製しておく。
C59MIXの組成(例)〕 S 9             3 m Q20m 
M  )IEPES  暖衝)夜(pH7,2) m 
Q 50m M  MgCQ2    1mQ330mM 
 KCQ       lrr150mM  G−6−
P      lrr140mM  NADP    
   1mQ蒸留水   ’         1 m
 Q次に、直接法と同一条件で単層状に増殖した細胞に
被験物質溶液と99MIXとを同時に6時間作用させ、
処理液を新しい培養液と交換後18時間培養を続け、そ
の後標本を作成する。
く染色体異常の態様〉 動物の培養細胞がCHL細胞の場合、1細胞中に22−
25本の染色体があるが、化学物質、特に発ガン物質に
よって細胞がダメージを受けると種々の染色体異常が生
じる。
染色体異常には、■数的異常、■構造異常がある。数的
異常は倍数体(1細胞の染色体数が過密の2倍、3倍と
なる異常(poly))の発生である。構造異常はさら
に下記のように分類される。
染色分体型異常; 染色分体ギャップ(ctg) 染色分体切断  (c t b) 染色分体交換  (c t e) 染色体型異常; 染色体ギャップ (csg) 染色体切断   (c s b) 染色体交換   (c s e) これら、染色体異常は第5図の様に示される。なお、下
記実施例では染色分体ギャップ(ctg)と染色体ギャ
ップ(csg)の区別をすることなく単にギャップ(g
)としてのみとらえて集計しである。
〈観察の方ン去〉 観察すべき染色体の標本を選び、X−Y電動ステージ2
に乗せる。この際、標本のホー11ポジシヨンを決定す
る必要があり、また、再検査の際にそのホームポジショ
ンがずれることがないよう、標本をステージ2に何度着
脱してもそのホームポジションを常に同一位置とする位
置決め手段を設けておくのが望ましい。
標本をセットし観察開始位置(ホームポジション)を特
定したら、X−Y電動ステージ2を作動させ、標本をX
−X方向に走査させながら染色体を観察する。X−Y電
動ステージ2に移動ピッチ調整手段を備えておくと、粗
送り、微送りができて観察が容易である。特に再検査す
る場合には粗送りできることが所望の検査位置にまで迅
速に移動する上で必要である。移動ピッチ調整手段は、
歯車機構等の組合せ、あるいはモータのトルク調節など
で実現できる。
標本の移動により所望の染色体が観察されたら、X−Y
電動ステージ2を停止させ、染色体異常の有無、異常の
種類を判別して、データ入力手段3で入力する。X−Y
電動ステージ2は停止した位置を位置検出手段5で検出
して、中央処理装置4に入力する。位置検出手段5とし
ては、ステージ2のX方向、X方向に沿って設けられた
リニアエンコーダ、ステージ2を駆動するモータに取り
付けられたロータリーエンコーダ等を使用できる。
ここで、作業を迅速にするため、X−Y電動ステージ2
の停止時間をタイマで所定時間に設定し、その所定時間
をすぎたらX−Y電動ステージ2が再び移動するように
してもよい。
テレビカメラ11を備えた場合には、染色体が画像中に
あるか否かを判定してX−Y電動ステージ2を停止する
ようにすることもできる。テレビカメラ11を備えた場
合、その画像をモニターテレビ12でモニターしながら
染色体異常を判別できるため、顕微鏡1を覗く場合に比
べ観察作業が容易である。得られたデータは内部メモリ
、あるいは外部メモリに記憶させておくことができる。
く試験結果及びその判定〉 入力された染色体異常判別結果はデータ整理手段6で前
記位置データと対比整理して図表化される。これは下記
実施例での第5表(B)に相当する。
さらに、整理されたデータをデータ集計・解析手段7で
集計して解析し、細胞に対する被験物質の安全性を判定
する。
すなわち、染色体異常の数、ギャップを除いた異常の数
、ギャップを含んだ異常の数、異常細胞出現頻度等を集
計、算出し、この異常細胞出現頻度から陰性、疑陽性、
陽性を判定する。陰性とは、異常細胞出現頻度が5%未
満、疑陽性とは異常細胞出現頻度が5%以上10%未満
、陽性とは異常細胞出現頻度が10%以上をいう。集計
・解析の具体例としては、第6表、第7表、あるいは第
4図のごとくである。データ集計・解析手段7としては
、例えは比較手段、演算手段、メモリ等を備える。
なお、これら、データや集計・解析結果は必要に応じ、
プリンタあるいはデイスプレィに出力してもよい。
また、位置データや判別結果、あるいは図表化された処
理済みのデータ等は各種記憶手段に記憶させることが通
常行われる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
〈実施例1〉 使用した器具、装置としては、第2図に示したような顕
微鏡1、この顕微鏡1に取り付けられたX−Y電動ステ
ージ2、顕微鏡1に取り付けられたテレビカメラ11、
このテレビカメラ11に接続されたモニターテレビ12
、パーソナルコンピュータ13である。
前記X−Y電動ステージ2は図示しないが、X方向パル
スモータ(図示せず)てX方向、X方向パルスモータ(
図示せず)でY方向にステージ2を移動させるもので、
ステージ2上に載置される標本の観察開始位置(ホーム
ポジション)を原点にしてX−Y方向に移動する。そし
て、標本をステージ2の上に何度着脱してもそのホーム
ポジションがずれないように位置決め手段(図示せず)
を有している。
このX−Y電動ステージ2は、ステージ制御手段8で駆
動制御され、このステージ制御手段8から投入される各
パルスモータへのパルス投入数でX−Y方向のステージ
移動量を決定するものである。そして、前記ステージ制
御手段8は前記ホームポジションでのパルス数を0とし
たうえで、X方向パルスモータに投入されたパルス数と
X方向パルスモータに投入されたパルス数とをそれぞれ
カウントするXパルスカウンタとYパルスカウンタとを
有し、各パルスの数で観察中の染色体の位置(番地)を
特定するもので、これをもって位置検出手段5としてい
る。
そして、逆にある特定の番地を入力すると、その位置に
ステージ2を移動させることもできる。
また、ステージ2の移動は移動開始スイッチ(図示せず
)を押すことで開始し、移動停止スイッチ(図示せず)
を押すことで停止するが、ステージ制御手段8に設けた
条注入カキ−(図示せず)でパルス数を入力することに
より、X方向パルスモータ、X方向パルスモータによる
ステージ2の移動ピッチを設定できるようになっている
。そして、移動開始スイッチを押した後、ステージ2は
この設定した1ピツチ毎に停止し、再度移動開始スイッ
チを押したときに再度1ピツチ移動するようになってい
る。なお、ステージ制御手段8にはさらにタイマが設け
られ、1ピツチ移動した後、このタイマに設定した所定
時間停止し、その後自動的に移動を開始することができ
るようにもなっている。そして、タイマの時間は条件人
カキ−で任意に設定できるようになっている。
また、ステージ制御手段8には、観察範囲設定手段があ
り、X方向の最大移動量、Y方向の最大移動量を設定で
きるようになっている。
また、連続スキャンモード設定手段も備えていて、この
モードにすると、前記移動ピッチ、タイマ設定時間等を
無視し連続してステージ2が移動するようになっている
そして、ステージ制御手段8は前記パーソナルコンピュ
ータ13のI10ボートに接続され、位置検出手段5か
らの位置データが中央処理装置4を備えたパーソナルコ
ンピュータ本体に入力されるようになっている。
顕微鏡1で観察した観察結果を入力するためのデータ入
力手段3としてはパーソナルコンピュータ13のキーボ
ードであり、このキーボードから入力された染色体異常
の判別結果は位置データと対比され、図表化されるよう
になっている。そして、作成された図表はCRTデイス
プレィ14に表示され、もしくは、プリンタ(図示せず
)でプリントアウトされるようになっている。
以下、この実施例の装置による染色体異常解析手法を第
3図に示したフローチャート図に基づいて説明する。
本実施例の装置のプログラムを起動すると、まず、作業
メニューがCRTデイスプレィに表示される(ステップ
1)。作業メニューには、■試験条件設定、■試験結果
登録、■試験結果11条正、■染色体異常−覧表(1)
、■染色体異常−覧表(2)、■染色体モード測定、■
フォーマット、■コピー、■終了、がある。
〈 業1=俄験久 の設定〉 ・まず、■試験条件設定のメニューを選択した場合につ
いて述べる。
このメニューを選択すると、まず、新規設定か継続設定
か終了かを問いてくる(ステップ2)。
新規設定を選択すると、第1表のような画面が表示され
るので、〔〕内ζこ必要な条件をキーボードから入力す
るとともに、4)ではugかmgを選択し、5)ではY
esかNoかを選択する(ステップ3)。
第1表 第2表 この入力が終了したら、今度は第2表が画面に表示され
るので、〔〕内に必要な条件を入力する(ステップ4)
。ここで、)開度単位とは溶bX中の被験物質の)農産
であり、本試験とは官庁提出用の試験を行うことで官庁
のガイドラインに沿った4800箇所の測定を行うもの
である。
処理条件24.48とは、処理時間を意味し、S−9+
、5−9−とは89法における59 MIX添加の有無
(+は有、−は無)を意味する。
入力が終了すると、設定条件を印字するか、作業メニュ
ーに戻るか、設定条件を(1圧するかが問われる(ステ
ップ5)。印字を選択すると設定内容が印字されるとと
もに(ステップ6)、設定内容が試験条件目次ファイル
に保存され(ステップ7)その後作業メニューに戻る。
作業メニューに戻る旨の選択をした場合も設定内容が試
験条件目次ファイルに保存され(ステップ7)、その後
作業メニューに戻る。(1正を選択した場合はステップ
3に戻り必要箇所を條正する。
ステップ2で継続を選択した場合は、まず、試験条件目
次ファイルに記憶させである条件データを読み取り(ス
テップ8)、上記第2衷の条件を條正しくステップ9)
、その後ステップ5〜7と同一の作業をする(ステップ
10〜12)。
〈 業2=舌、寅1.。の登11.〉 次にステップ1の作業メニューで■試験結果登録を選択
した場合について説明する。
このメニューは、顕微鏡1で染色体の標本を観察しなが
ら異常の有無や種類等観察結果をデータとして入力する
メニューである。
まず、コンピュータを始動させて本メニューを起動する
と、試験条件目次ファイルを記憶させである記憶手段か
ら下記第3表の画面が呼び出されて表示されるので(ス
テップ21)、試験条件設定で登録した条件と同一の条
件ファイルであることを確認する。ここでのデータは観
察しようとする標本群を特定するためのデータである。
第3表 この確認が終了すると、試験条件目次ファイルが読まれ
、前記ステップ3で予め設定しておいた対応する未測定
標本のコード番号−賢夫とともに、下記第4表の画面が
表示される。
第4衷 そこで、前記コード番号−賢夫から観察すべき標本のコ
ード番号、標本のスライドNo、検鏡者(II察者)の
氏名を入力する(ステップ22)。
以上の設定が完了したら、観察すべき標本のスライドグ
ラスを顕微鏡1のX−Y電動ステージ2上にセラ!・シ
、観察を開始する。スライドグラスをステージ2上にセ
ットする場合は、位置決め手段でスライドグラスを固定
して標本の観察開始位置(ホームポジション)を決定す
る。
ステージ2の動作条件はステージ制御手段8の条件人カ
キ−から予め入力しておく。
まず、顕微鏡1の18率に対応してステージ2の移動ピ
ッチを決める必要があるが、ここではX方向=0.01
mm、Y方向=0.1mmに設定した。ステージ2は1
ピツチ毎に停止し、再度移動開始スイッチを押したとき
に再度1ピツチ移動するようになっている。また、観察
範囲設定手段により、X方向の最大移動量= 76 m
m、 X方向の最大移動量=52mmに設定された。こ
の移動量は76X26のスライドグラスを2段にして観
察できる移動量である。
観察中すなわちステップ23では、下記第5表(A)の
画面が表示される。
まず、移動開始スイッチを押すとステージ2が移動し、
顕微鏡1の対物レンズに対して観察位置がX、 Y座標
において(0,0)の位置から(0゜01mm、0.1
mm)の位置に移動し停止する。
そこで、テレビカメラ11によりモニターテレビ12に
映し出される染色体の画像を検鏡者が観察し、染色体異
常の有無や種類などを観察し、そのデータをデイスプレ
ィ上の空欄に入力していく(ステップ24)。なお、観
察位置はステージ2が停止した時点で、ステージ制御手
段8の位置検出手段5が検出してパーソナルコンピュー
タ本体に入力され、キーボード操作なしに前記第5表(
A)に自動的に入力される。観察結果が入力され、移動
開始スイッチを再度押すと、ステージ2が1ピツチ移動
しく0. 02mm、 0. 1 mm)の位置で停止
するので上記と同様に観察結果を入力する。
観察範囲はX方向が最大で52mmであるため、(52
mrn、0.1mm)の次にX方向に1ピッチ進んで(
52mm、0.2mm)となり、その後(51、99m
m、  0. 2mm)とXが減する方向に進み、以上
の繰り返しでX方向の最大移動量=76mmになったら
観察を停止する(ステップ25)。
観察結果のデータ入力が終了すると、入力データを印字
するか否かを問いてくるので(ステップ26)、印刷を
選択すると、前記第5表(A)に観察結果の入力された
第5表(B)が印刷され(ステ・ンブ27)、その後、
観察結果が試験結果データファイルに記録され(ステ・
ンブ28)作業メニューに戻る。観察結果のデータは試
験条件目次ファイルに記・憶された試験条件と対応関係
にあることは言うまでもない。印刷を選択しない場合は
ステップ2日を経た後、作業メニューに戻る。
〈作業3=試験結果の修正〉 次にステップ1の作業メニューで■試験結果修正を選択
した場合について説明する。
このメニューは、顕微鏡1で染色体の標本を再観察しな
がら前記試験結果登録メニューで登録したデータの修正
を行うもので、試験結果の登録時に入力作業を一時中断
し翌日再開する場合、及び、異常の分類が不明瞭な染色
体標本の再検査等による修正人カメニューである。
まず、本メニューを起動すると、試験条件目次ファイル
を記憶させた記憶手段から第3表と同様の試験条件目次
ファイルが画面に呼び出されて表示される(ステップ3
1)ので、試験条件設定で登録した条件と同一の条件フ
ァイルであることをfM認する。
この確認が終了すると、試験結果データファイルが読み
込まれ(ステップ32)、前記「試験結果の登録」で入
力した測定済みコード番号−賢夫とともに下記の第6衷
が表示される。
第6衷 そこで、前記測定済コード番号−賢夫から修正すべき標
本のコード番号さらには細胞番号を入力する(ステップ
33.34)。すると、その指定に対応したデータ登録
時のスライt”No及び検鏡者の氏名が表示されるので
、それでよいか否かを確認しくステップ35)、それで
良けれは指定した標本のデータが表示される(ステップ
36)。
以上の操作が終了したら再観察すべき標本のスライドグ
ラスを顕微鏡1のX−Y電動ステージ上にセットして観
察し、(■正データ、追加データを入力する(ステップ
37)。再観察の際には標本のスライドグラスは位置決
め手段で前回の観察位置と同一位置に固定されるため、
ホームボ、ジションが前回と同一となり、同一箇所を同
様の条件で観察できる。
データ入力が終了すると、入力データを印字するか否か
を問いてくるので(ステップ3日)、印刷を選択すると
前記第5表(B)に追加入力されたものが印刷され(ス
テップ39)、その後、修正済みデータが再登録され(
ステップ40)、作業メニューに戻る。
く 業4=う験  の集; ・解析 1 〉次にステッ
プ1の作業メニューで■染色体異當−賢夫(1)を選択
した場合について説明する。
このメニューは代謝活性化法によらない試験方法で作成
した標本についての観察結果を処理する場合に用いるメ
ニューである。
そして、このメニューは作業メニュー2で入力されたデ
ータを集計し、観察もれの有無を判断するとともに、試
験結果を解析してその標本の用いた被験物質の安全性を
判定するものである。
まず、試験条件目次ファイルを記憶させであるフロッピ
ーディスクをディスクドライブに入れて本メニューを起
動すると、前記第3表と同一の画面が表示されるので、
各項目に該当するデータを入力する(ステ・ンプ41)
すると、入力された項目に対応するコード番号の内、デ
ータの入力されていないものが一覧表になって画面に表
示される(ステップ42)。
データ未入力がある場合は作業メニューに戻るので(ス
テップ43)、作業メニュー「試験結果登録」を起動し
て、未試験の標本を試験して観察結果を入力し、再度本
メニューを起動する。
来大力データが無い場合は、データ処理が行われ(ステ
ップ44)、その結果が印字される(ステ・ンブ45)
6ステツプ44での処理は第7衷に示したごとく、前記
観察結果のデータから算出した染色体異當細胞の出現頻
度(%)、及び、被験物質の危険性の判定結果を前記各
データに対応して表示するものである。なお、ここでの
データ処く g5=ラ  果の集“    2 〉次に
ステップ1の作業メニューで■染色体異常−賢夫(2)
を選択した場合について説明する。
このメニューは代謝活性化法による試験方法で作成した
標本についての観察結果を処理する場合に用いるメニュ
ーである。
そして、本メニューでのフローチャート(ステップ51
〜55)は、前記作業メニュー「■染色体異常−覧衷(
1)」のフローチャート(ステップ41〜45)と同一
であるため、作業は同様に行われる。但し、このメニュ
ーが代謝活性化法による試験方法で作成した標本につい
ての観察結果を処理するものであるため、ステップ54
でのデータ処理はステップ44の場合とやや異なり、第
<−6=4−  モーパIP″〉 ステップ1の作業メニューで■染色体モード測定を選択
した場合について説明する。
このメニューでは、標本における細胞の染色体数の分布
状態を調べるためのメニューである。このメニューを選
択すると、まず、ステップ61で新規か継続か終了かを
問いてくる。
新規を選択すると、下記の第9表の入力画面となるので
、標本を走査しながら観察し、自動的に入力される観察
位置に対応して、観察される染色体数(CH−No)を
観察しつつ入力する(ステップ6第9表 標本の観察が−通り終わったら、tIA察もれ等11正
の必要がある力)否かをiigb(ステップ63)、修
正の必要があった場合にはステップ62に戻って、デー
タを入力する。その際、再観察の必要な標本の座標位置
に戻る必要があるが、その座標を入力すれは、ステージ
制御手段8によりステージ2が移動して、観察位置がそ
の座標に復帰する。
入力が完了すると、データの印字、データに基づくグラ
フ化、メニューの終了のいずれかを選択するよう問いて
くる(ステップ64)。データの印字を選択すると、デ
ータが印字され(ステップ65)、グラフ化を選択する
と第4図のような染色体数分布状態を示したグラフ図が
作成される(ステップ66)ので、そのデータを印字す
るか否かの処理(ステップ67.68)をする。その後
、データを測定結果データファイルに保存する(ステッ
プ69)。
ステップ61で継続を選択した場合には、測定結果デー
タファイルから記入済みのデータ(第8表)が呼び出さ
れるので(ステップ71)、新規データを追加入力した
後(ステップ72)、再度修正がないかをhu認しくス
テップ73)i■正がなけれはステップ64に移行する
く他の作業メニュー〉 なお、ステップ1の作業メニューのうち、■フォーマッ
ト・はフロッピディスクのフォーマット、■コピーはフ
ロッピディスクの複写、■終了はプログラムの終了を意
味する。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれは、観察位置、1tl?結果等をい
ちいちデータシートに書き込み、数として1000の染
色体についてのデータ解析を実施していた従来法に比べ
、観察位置のデータが自動的ζこ入力でき、その位置デ
ータに対応した観察結果を入力するだけで簡単に試験結
果の整理がきわめて容易にでき、データ集計・解析手段
を設けた場合には、解析も容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一例を示したブロック図、第2
図はその構成例を示した斜視図、第3図はそのフローチ
ャート図、第4図は染色体数分布状態を示したグラフ図
、第5図は染色体界雷の態様を示した表図である。 1・・顕微鏡、2・・X−Y電動ステージ、3・・デー
タ入力手段、4・・中央処理装置、5・・位置検出手段
、6・・データ整理手段、7・・データ集計・解析手段
、11・・テレビカメラ、12・・モニターテレビ。 第4図 8.3% 8.3% 5.5−k ×喰陣

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)染色体の標本を観察する顕微鏡1と、この顕微鏡
    1に対して前記標本を相対的にX−Y方向に移動させる
    X−Y電動ステージ2と、顕微鏡1で観察した観察結果
    を入力するためのデータ入力手段3と、入力されたデー
    タを処理する中央処理装置4とを備え、前記X−Y電動
    ステージ2は観察位置を特定する位置検出手段5を有し
    て、前記位置データを前記中央処理装置4に入力するよ
    う構成され、また、前記中央処理装置4は、前記観察位
    置で観察された染色体異常の判別結果が前記データ入力
    手段3で入力されるとともに、入力された染色体異常判
    別結果を前記位置データと対比整理して図表化するデー
    タ整理手段6を有していることを特徴とする染色体異常
    解析装置。
  2. (2)前記データ整理手段6で整理したデータを集計解
    析して、細胞に対する化学物質(被験物質)の安全性を
    判定するデータ集計・解析手段7を備えたことを特徴と
    する請求の範囲第1項記載の染色体異常解析装置。
  3. (3)前記顕微鏡1にテレビカメラ11が備えられると
    ともに、その画像を出力するモニターテレビ12が設け
    られたことを特徴とする請求の範囲第1項記載の染色体
    異常解析装置。
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