JPH02141155A - 通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば電話機やファクシミリ装置などのよ
うにダイアル発呼を行なう通信装置、とくにダイアル情
報を記憶するメモリ機能を備えた通信装置に関する。

従来の技術 従来のこの種の装置は、第７図に示すように、電話機の
通話装置部分あるいはファクシミリ装置の画像送受信装
置部分などをなす通信本体部１と、メモリー機能付のダ
イアル装置２とを有し、あらかじめ記憶された複数のダ
イアル情報から任意のダイアル情報をワンタッチ操作で
選択することにより、この選択されたダイアル情報の通
信端末を呼び出すためのダイアル信号（選択信号）が、
電話回線などの通信回線りに自動的に送出されるように
なっていた。

メモリー機能付のダイアル装置２は、第７図中にその構
成例を示すように、ダイアル情報を入力するだめのテン
キー（ダイアルキー）３、複数のダイアル情報を書き換
え可能に記憶するダイアル情報メモリー（記憶手段）４
、このダイアル情報メモリー４に記憶されたダイアル情
報を選択するためのワンタッチキー５、テンキー３によ
って直接に入力されたダイアル情報またはワンタンチキ
−５によってメモリー４から選択されたダイアル情報に
したがって発呼動作を行なう発呼制御部６、テンキー３
およびワンタッチキー５の入力を制御するパネル部７、
および全体の制御をつかさどる主制御部８などによって
構成される。

ここで、ワンタッチキー５には複数の選択キーが配列さ
れていて、各キーをそれぞれメモリー４に記憶させたダ
イアル情報に１対１で対応させることによって、ダイア
ル情報の選択がワンタッチ操作で行なうことができるよ
うになる。したがって、最も使用頻度の高いダイアル情
報を選んで記憶・登録させておけば、非常に高い利便性
が得られるようになる。

発明が解決しようとする課題 しかし、かかる構成によれば、ダイアル情報の記憶件数
を多くすることができない、という問題があった。

上述の問題は以下の理由で生じる。

すなわち、たとえば上述した従来の通信装置では、メモ
リー４に記憶させた複数のダイアル情報とワンタッチキ
ー７に配列されている複数の選択キーとを１対１で対応
させるだめに、記憶可能なダイアル情報の件数が選択キ
ーの配置数によって制限される。選択キーの配置数は、
スペースの制約があるために、多くすることができない
。

ダイアル情報の記憶件数が多い場合には、その選択を選
択キーによるワンタッチ操作ではなく、たとえば２桁の
数字からなる短縮番号によって行なう方式がある。この
場合、ダイアル情報は短縮番号に対応して記憶される。

この短縮番号によるダイアル情報の選択を効率良く行な
えるようにするためには、頻繁に使用されるダイアル情
報については、その選択操作を行ないやすくするために
、たとえば短縮番号に若い番号を割シ当てるとか、ある
いは短縮番号を連続番号にまとめる、といっだような配
慮が必要になる。

ところが、ダイアル情報の使用頻度は流動的であって、
たとえば使用者の交代や得意先関係の移り変わりなどの
状況変化によって頻繁に変化する。

このため、せっかく登録したダイアル情報がほとんど使
われなかったり、反対に登録されていないダイアル情報
の使用頻度が高くなったりする。

このため、ダイアル情報メモリーの機能を常に有効に活
用できるようにするためには、メモリーの記憶内容とく
に登録位置を書き換える作業を頻繁に行なわなければな
らない。しかし、この書き換えの作業は、記憶件数が多
くなるほど面倒になる。

以上のように、ダイアル情報の記憶件数はできるだけ多
いことが望ましいが、メモリー容量を大きくしてダイア
ル情報の記憶件数を多くすると、その管理が非常に面倒
になってしまうという背反が生じる。

本発明は、上述の課題に鑑みてなされたもので、使用者
の管理負担を増すことなく、ダイアル情報の記憶件数を
多くすることができるとともに、状況の変化にかかわら
ず、常に高い利便性を維持することができる通信装置を
提供することを目的とする。

課題を解決するだめの手段 本発明は上述の課題を解決するため、複数のダイアル情
報を個々の使用頻度情報とともに書き換え可能に記憶さ
せ、この記憶されたダイアル情報を表示手段に使用頻度
順に表示させるとともに、この表示されたダイアル情報
の中から発呼動作を行なわせるダイアル情報の選択を行
なわせるという構成を備えたものである。

作用 本発明は、上述の構成によって、ダイアル情報の記憶件
数が多くても、その中の使用頻度の高いものが優先的に
選別され、この表示された中から選択を行なうことがで
きるために、使用者の管理負担を増すことなく、ダイア
ル情報の記憶件数を多くすることができるとともに、状
況の変化にかかわらず、常に高い利便性を維持すること
が可能となる。

実施例 第１図は本発明の一実施例による通信装置の概略構成を
示すものであって、■は通信本体部、１０はダイアル装
置本体部、１１は可搬型メモリーユニット、Ｌは電話回
線などの通信回線である。

通信本体部１は、電話機の通話装置部分あるいはファク
シミリ装置の画像送受信装置部分などである。

ダイアル装置本体部ｌＯと可搬型メモリーユニット１１
は、あらかじめ記憶された複数のダイアル情報から任意
に選択されたダイアル情報にしたがって発呼動作を行な
う一種のメモリ機能付ダイアル装置を構成する。

ダイアル装置本体部１０には、テンキー３、ワンタッチ
キー５、発呼制御部６、テンキー３およびワンタッチキ
ー５０入力を制御するパネル制御部７、液晶パネルなど
からなるデイスプレィ装置１２、デイスプレィ制御部１
３、メモリーＩ／Ｆ（インターフェイス）１４、および
全体の制御をつかさどる主制御部１５などが設けられて
いる。

可搬型メモリーユニット１１は、上記ダイアル装置本体
部１０のメモ’）−Ｉ／Ｆ１４に着脱自在な状態で接続
されて使用されるものであって、ダイアル情報メモリー
１６と使用頻度メモリー１７を内蔵する。

ダイアル情報メモリー１６は、複数のダイアル情報を書
き換え可能に記憶する。使用頻度メモリー１７は、ダイ
アル情報メモリー１８に記憶された複数のダイアル情報
の個々の使用頻度を書き換え可能に記憶する。両メモＩ
Ｊ−１６，１７は、たとえば電池で電源バックアップさ
れているスタチック型ＲＡＭあるいは電気的に消去およ
び書込可能なＲＯＭ（ＥＥＰ−ＲＯＭ）などによって構
成される。ダイアル情報メモリー１６に記憶されるダイ
アル情報はテンキー３を使って任意に入力あるいは更新
される。また、使用頻度メモリー１７の記憶内容は、主
制御部１５により、実際の使用状況に応じて逐次更新さ
れる。

ここで、上記デイスプレィ装置１２は、デイスプレィ制
御部１３および主制御部１５の制御下で、通信装置の動
作状態や操作案内の表示を行なうほかに、テンキー３か
ら入力されたダイアル情報あるいはダイアル情報メモリ
ー１６から選択的に読み出されたダイアル情報の表示を
行なう。

このデイスプレィ装置１２の周辺には、第２図に示すよ
うに、デイスプレィ装置１２の表示内容を順次交代させ
るだめのスクロールキー１８と、表示された項目をその
表示位置に対応して選択するためのダイアル選択キー１
９が配置されている。このスクロールキー１８とダイア
ル選択キー１９は、デイスプレィ装置１２に複数のダイ
アル情報が表示された場合に、その表示されたダイアル
情報を単一的な操作によって選択するための入力手段と
して機能する。この入力手段をなすスクロールキー１８
とダイアル選択キー１９は、ワンタッチキー５のキーを
使って構成される。

上記発呼制御部６は、主制御部１５の制御下で、上記入
力手段（１８，１９）によって選択されたダイアル情報
にしたがって発呼動作を行なう。

上記主制御部１５は、たとえばマイクロ回路化された汎
用情報処理装置いわゆるマイクロコンピュータを用いて
構成され、上述した制御機能に加えて、上記ダイアル情
報メモリー１６に記憶されたダイアル情報を使用頻度順
に選択し７て上記デイスプレィ装置１２に表示させると
ともに、上記使用頻度メモリー１７に記憶されたダイア
ル情報ごとの使用頻度を実際の使用頻度に応じて逐次更
新する制御機能が付与されている。

以上のように構成された通信装置について、以下その動
作を説明する。

第３図は、ダイアル情報メモリー１６に記憶されている
ダイアル情報を選択して発呼動作を行なわせる場合の動
作を示す。

同図に示した動作では、まず、可搬型メモリーユニット
１１がダイアル装置本体部１０に装着・接続されている
かを確認する（ＳＴＩＯｏ、　１０１）。

可搬型メモリーユニット１１の装着・接続が確認できた
ならば、その可搬型メモリーユニット１１内のダイアル
情報メモリー１６に記憶されているダイアル情報および
使用頻度メモリー１７に記憶されている使用頻度情報を
読み取る。読み取ったダイアル情報は、第４図に示すよ
うに、ダイアル情報と一緒に読み取られた使用頻度情報
にしたがって、使用頻度の高い順に並べ替えられて主制
御部１５内のメモリーに格納される（ＳＴ１０２）。

主制御部１５内のメモリーに使用頻度順に格納されたダ
イアル情報は、使用頻度の高い順に所定性数分（たとえ
ば４件）ずつ選択されてデイスプレィ制御部１３に転送
される。これにより、第２図に示すように、ダイアル情
報メモリー１６に記憶されている多数のダイアル情報の
中の使用頻度の高いものが選別されてデイスプレィ装置
１２に表示される（　ＳＴ　１０３）。この場合、ダイ
アル情報の表示は、使用者の選択を容易にするために、
ダイアル番号ではなく、たとえば第２図に示すように、
会社名などの宛先名によって行なわれる。

ここで、表示された中に希望の宛先があったならば、使
用者は、その希望の宛先の表示位置に対応するダイアル
選択キー１９を押圧操作すればよい（ＳＴ１０４）。こ
のダイアル選択キー１９による選択操作情報は主制御部
１５に送られる。主制御部１５は、送られてきた選択操
作情報に基づき、発呼制御部６に対して、上記操作によ
って選択された宛先のダイアル情報による発呼動作を指
令する。

これによ奴、通信回線りを接続するフックオン動作と、
選択した希望の宛先に対するダイアル発信が自動的に行
なわれるようになる（ＳＴ１０５゜Ｓ　Ｔ　１０６　）
。

一方、デイスプレィ装置１２に髪された中に希望の宛先
がなかったならば、使用者はスクロールキー１８を抑圧
操作すればよい。このスクロールキー１８による操作情
報は主制御部１５に送られる。主制御部１５は、スクロ
ールキー１８が押圧されると、使用頻度が次に高いダイ
アル情報のグループを選択し、この選択したダイアル情
報グループの宛先を、先の場合と同様に、デイスプレィ
装置１２に表示させる。このように、ダイアル情報メモ
リー１６に記憶されているダイアル情報は、スクロール
キー１８によって、その使用頻度順に選択されて順次表
示される。表示された中に希望の宛先のものがあれば、
その表示位置に対応するダイアル選択キー１９を押すこ
とによって、その希望の宛先のダイアル情報による発呼
動作が自動的に行なわれる。

このように、ダイアル情報メモリー１６に記憶されてい
るダイアル情報を順次入れ替えて表示させることにより
、使用者は、多数のダイアル情報の中から希望する宛先
のダイアル情報を迅速に選択してダイアル発信を行なわ
せることができる。さらに、その表示の順序が使用頻度
順となることにより、希望するダイアル情報の大部分は
、スクロールキー１８の操作を行なわずに、ダイアル選
択キー１９だけによるワンタッチ操作だけでもって非常
に簡単に選択することができる。

第５図は、上述した発呼動作の後に行なわれるダイアル
情報および使用頻度情報の更新動作を示す。

まず、発呼動作によって発信されたダイアル番号がテン
キー６から手動で入力されたものであった場合、主制御
部１５は、そのダイアル番号をもつダイアル情報がダイ
アル情報メモリー１６にすでに登録されているか否かの
検索を行なう（ＳＴ１０７）。

ここで、発信されたダイアル番号をもつダイアル情報が
すでに登録されていた場合には、その登録されたダイア
ル情報に対応して使用頻度メモリー１７に記憶されてい
る使用頻度を１段階高い値に更新する。つまり、使用頻
度のインクリメントを行なう（ＳＴＹ−０９）。

一方、発信されたダイアル番号をもつダイアル情報が未
登録であった場合、そのダイアル番号を新規のダイアル
情報としてダイアル情報メモリー１６に登録する。これ
とともに、この新規に登録されたダイアル情報の使用頻
度を初期値に設定し、この設定された初期値を、新規登
録された上記ダイアル情報に対応する使用頻度として、
使用頻度メモリー１７に新規登録する（　Ｓ　Ｔ　２０
０　）。この場合、新規登録されたダイアル情報の中の
宛先部分は、文字入力用キーボード（図示省略）によっ
て適宜に入力する。

以上のようにして、使用頻度メモリー１７には、第６図
に示すように、実際の使用状況に応じて、常に最新の使
用頻度情報が記憶されるようになる。

これにより、使用者は、ダイアル情報メモ！／　−１６
の内容を書き換える作業を行なわなくても、ダイアル情
報メモリー１６に記憶された多数のダイアル情報を使用
頻度の高い順に表示させて、呼出相手の選択を迅速に行
なうことができる。

このあと、通信が終了して回線を切断するフックオフが
行なわれると、上述した一連の動作は終了し、動作開始
前の状態（ＳＴ１００）に復帰する。

以上のように、複数のダイアル情報を個々の使用頻度情
報とともに書き換え可能に記憶させ、この記憶されたダ
イアル情報をデイスプレィ装置１２に使用頻度順に表示
させるとともに、この表示されたダイアル情報の中から
発呼動作を行なわせるダイアル情報の選択を行なわせる
ことによって、ダイアル情報の記憶件数が多くても、そ
の中の使用頻度の高いものが優先的に選別されて表示さ
れ、この表示された中から選択を行なうことができるこ
とにより、使用者の管理負担を増すことなく、ダイアル
情報の記憶件数を多くすることができるとともに、状況
の変化にかかわらず、常に高い利便性を維持することが
できるようになる。

さらに、ダイアル情報メモリー１６および使用頻度メモ
リー１７を可搬型メモリーユニット１１内に設けたこと
に二って、ダイアル情報および使用頻度を個人別あるい
は部署側にもつこともできるようになる。これにより、
たとえばファクシミリ装置のように共同利用されること
が多い場合にも、可搬型メモリーユニット１１を所有す
る個々の使用者にそれぞれ高い利便性をもたらすことが
できる。

可搬型メモリーユニット１１は、ＩＣカードあるいは磁
気カードなどによって非常にコンパクトに構成すること
ができる。

なお、上述した実施例では、ダイアル情報の使用頻度順
による並べ替えを、ダイアル装置本体部ｌＯ側の主制御
部１５にて行なうようにしていたが、可搬型メモリーユ
ニット１１側にて行なわせるようにしてもよい。

また、ダイアル情報メモリー１６と使用頻度メモリー１
７は、図では別体のように示しであるが、つの記憶ユニ
ットとして一体化させられることはもちろんである。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、複数のダイ
アル情報を個々の使用頻度情報とともに書き換え可能に
記憶させ、この記憶されたダイアル情報を表示手段に使
用頻度順に表示させるとともに、この表示されたダイア
ル情報の中から発呼動作を行なわせるダイアル情報の選
択を行なわせることによって、ダイアル情報の記憶件数
が多くても、その中の使用頻度の高いものが優先的に選
別されて表示され、この表示された中から選択を行なう
ことができるため、使用者の管理負担を増すことなく、
記憶できるダイアル情報の件数を多くすることができる
とともに、状況の変化にかかわらず、常に高い利便性を
維持することができる、という効果を有するものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による通信装置の概略構成図
、第２図は同装置のデイスプレィ装置部分を取シ出して
示す図、第３図はダイアル情報の選択が行なわれる場合
の動作例を示すフローチャート、第４図は使用頻度順に
よる並べ替えの例を示す図、第５図は使用頻度メモリー
の内容更新が行なわれるときの動作例を示すフローチャ
ート、第６図は使用頻度が変化して行く例を示す図、第
７図は従来の通信装置の概略構成図である。 １・・・通信本体部、１０・・・ダイアル装置本体部、
１１・・・可搬型メモリーユニット、Ｌ・・・電話回線
などの通信回線、３・・・テンキー　５・・・ワンタッ
チキー６・・・発呼制御部、７・・・パネル制御部、１
２・・・デイスプレィ装置、１３・・・デイスプレィ制
御部、１４・・・メモリーＩ／Ｆ、１５・・・主制御部
、１６・・・ダイアル情報メモリー、１７・・・使用頻
度メモリー、１８・・・スクロールキー、１９・・・ダ
イアル選択キー 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第 図 １丁 図 第 図 第 図 ダイヤル・１六りＪ イ受群庵 第 図 第 図 グイ切し　［うＥ区と【］ハ助

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ダイアル情報を表示する表示手段と、この表示手段に
   表示されたダイアル情報の選択操作を行なう入力手段と
   、この入力手段によって選択されたダイアル情報にした
   がって発呼動作を行なう発呼制御手段と、複数のダイア
   ル情報とダイアル情報ごとの使用頻度を記憶する記憶手
   段と、この記憶手段に記憶されたダイアル情報を使用頻
   度順に上記表示手段に表示させるとともに、上記記憶手
   段に記憶されたダイアル情報ごとの使用頻度を実際の使
   用頻度に応じて逐次更新する制御手段とを備えた通信装
   置。