JPH02140639A - 後方散乱光測定装置 - Google Patents
後方散乱光測定装置Info
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- JPH02140639A JPH02140639A JP29413588A JP29413588A JPH02140639A JP H02140639 A JPH02140639 A JP H02140639A JP 29413588 A JP29413588 A JP 29413588A JP 29413588 A JP29413588 A JP 29413588A JP H02140639 A JPH02140639 A JP H02140639A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 47
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 18
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000035559 beat frequency Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M11/00—Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
- G01M11/30—Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides
- G01M11/31—Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides with a light emitter and a light receiver being disposed at the same side of a fibre or waveguide end-face, e.g. reflectometers
- G01M11/3172—Reflectometers detecting the back-scattered light in the frequency-domain, e.g. OFDR, FMCW, heterodyne detection
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は光導波路の不連続点の探索に利用する。
特に、光導波路内で生じる後方散乱光を測定する装置に
関する。
関する。
本発明は、被測定光導波路内で生じた後方散乱光を測定
する装置において、後方散乱光または参照光を周波数f
で位相変調し、この後方散乱光と参照光を合波したのち
周波数f成分およびその二次高調波2f成分をそれぞれ
測定することにより、後方散乱光と参照光との位相差の
変動による影響を除去し、高い信号対雑音比で後方散乱
光を測定できるようにするものである。
する装置において、後方散乱光または参照光を周波数f
で位相変調し、この後方散乱光と参照光を合波したのち
周波数f成分およびその二次高調波2f成分をそれぞれ
測定することにより、後方散乱光と参照光との位相差の
変動による影響を除去し、高い信号対雑音比で後方散乱
光を測定できるようにするものである。
第4図は従来例後方散乱光測定装置のブロック構成図で
ある。
ある。
光源1の出射光は、レンズ2を介してビームスプリッタ
3に入射する。ビームスプリッタ3は、この入射光を二
つに分割し、その一方をレンズ4を介して被測定光導波
路5に入射する。また、分割された他方の光は参照光と
して用いられ、全反射鏡6により反射され、再びビーム
スプリッタ3に入射する。被測定光導波路5内で発生し
た後方散乱光は、レンズ4を介してビームスプリッタ3
に入射し、ここで参照光に合波される。この合波光は光
検出器8に入射する。光検出器8の出力は、選択レベル
計9およびアナログ・ディジタル変換器10を経由して
、信号処理部11に供給される。
3に入射する。ビームスプリッタ3は、この入射光を二
つに分割し、その一方をレンズ4を介して被測定光導波
路5に入射する。また、分割された他方の光は参照光と
して用いられ、全反射鏡6により反射され、再びビーム
スプリッタ3に入射する。被測定光導波路5内で発生し
た後方散乱光は、レンズ4を介してビームスプリッタ3
に入射し、ここで参照光に合波される。この合波光は光
検出器8に入射する。光検出器8の出力は、選択レベル
計9およびアナログ・ディジタル変換器10を経由して
、信号処理部11に供給される。
この装置において、全反射鏡6を移動台7により移動さ
せると、後方散乱光に対する参照先の遅延時間が変化す
る。これを利用して、被測定光導波路5内の各点を全反
射鏡6の位置に対応させ、後方散乱光の強度分布を求め
ることができる。
せると、後方散乱光に対する参照先の遅延時間が変化す
る。これを利用して、被測定光導波路5内の各点を全反
射鏡6の位置に対応させ、後方散乱光の強度分布を求め
ることができる。
全反射鏡6の移動による遅延時間の変化量をτ、この変
化量τに対応する被測定光導波路5内の位置を2とする
と、光検出器8の出力は、1=((1+T’(z) c
os(2yrνt) −−(1)となる。ここで、
Cは定数、r’ (z)は被測定光導波路5内の点2で
生じる後方散乱光の電場振幅に比例する無次元の値(r
(Z)2が相対光強度を表す)、νは全反射鏡6の移動
にともなって生じるビート周波数である。
化量τに対応する被測定光導波路5内の位置を2とする
と、光検出器8の出力は、1=((1+T’(z) c
os(2yrνt) −−(1)となる。ここで、
Cは定数、r’ (z)は被測定光導波路5内の点2で
生じる後方散乱光の電場振幅に比例する無次元の値(r
(Z)2が相対光強度を表す)、νは全反射鏡6の移動
にともなって生じるビート周波数である。
そこで、選択レベル計9の中心周波数をνに設定するこ
とにより、交流成分Cr(z) cos(2πνt)の
振幅Cr’(z)が測定される。この測定をτを変化さ
せながら繰り返すことにより、被測定光導波路5の後方
散乱光の強度分布が得られる。
とにより、交流成分Cr(z) cos(2πνt)の
振幅Cr’(z)が測定される。この測定をτを変化さ
せながら繰り返すことにより、被測定光導波路5の後方
散乱光の強度分布が得られる。
第5図に従来例装置による測定結果の一例を示す。この
例は、選択レベル計の帯域幅を30Hzに設定したとき
の測定結果である。
例は、選択レベル計の帯域幅を30Hzに設定したとき
の測定結果である。
しかし、全反射鏡の移動速度を厳密に一定に保つことは
困難である。この移動速度に変動があると、それにとも
なってビート周波数νが変動する。
困難である。この移動速度に変動があると、それにとも
なってビート周波数νが変動する。
この変動は、従来装置では10Hz程度となる。これに
対して、I’ (z)は非常に微弱であるため、交流成
分c r’(z)x cos(2πνt)を高い信号対
雑音比で測定するためには、選択レベル計の帯域幅をで
きるだけ狭くする必要がある。しかし、前述した理由か
ら、帯域幅を10Hz以下に設定することはできず、信
号対雑音比を改善することが困難である欠点があった。
対して、I’ (z)は非常に微弱であるため、交流成
分c r’(z)x cos(2πνt)を高い信号対
雑音比で測定するためには、選択レベル計の帯域幅をで
きるだけ狭くする必要がある。しかし、前述した理由か
ら、帯域幅を10Hz以下に設定することはできず、信
号対雑音比を改善することが困難である欠点があった。
本発明は、以上の問題点を解決し、測定帯域幅が狭く、
先導波路内で生じる後方散乱光を高い信号対雑音比で測
定することのできる後方散乱光測定装置を提供すること
を目的とする。
先導波路内で生じる後方散乱光を高い信号対雑音比で測
定することのできる後方散乱光測定装置を提供すること
を目的とする。
本発明の後方散乱光測定装置は、後方散乱光または参照
光を周波数fで位相変調する手段と、後方散乱光と参照
光との合波光に含まれる周波数f成分およびその二次高
調波2f成分をそれぞれ測定する手段と、この手段の出
力に一定の定数を乗算してその二乗和を求める演算手段
とを備えたことを特徴とする。
光を周波数fで位相変調する手段と、後方散乱光と参照
光との合波光に含まれる周波数f成分およびその二次高
調波2f成分をそれぞれ測定する手段と、この手段の出
力に一定の定数を乗算してその二乗和を求める演算手段
とを備えたことを特徴とする。
本発明の後方散乱光測定装置はさらに、後方散乱光と参
照光との光路長差の変動を測定する手段と、この光路長
差が一定となるように少なくともひとつの光路長を制御
する帰還手段とを含むことが望ましい。
照光との光路長差の変動を測定する手段と、この光路長
差が一定となるように少なくともひとつの光路長を制御
する帰還手段とを含むことが望ましい。
光路長差の変動を測定する手段は、測定用の光源からの
出射光の中心周波数と発光周波数の異なる参照光源と、
この参照光源の出射光を測定用の光源からの出射光に合
波する手段と、後方散乱光と参照光との合波光から参照
光源による成分を分離する手段と、分離された成分の強
度により光路長差を求める手段とを含むことができる。
出射光の中心周波数と発光周波数の異なる参照光源と、
この参照光源の出射光を測定用の光源からの出射光に合
波する手段と、後方散乱光と参照光との合波光から参照
光源による成分を分離する手段と、分離された成分の強
度により光路長差を求める手段とを含むことができる。
参照光または後方散乱光の一方に周波数fの位相変調を
加えて、参照光と後方散乱光との干渉強度を周波数fお
よびその高調波2f、3f・・・で変化する交流成分を
生じさせる。この成分中の変調周波数f成分および二次
高調波2f成分を狭帯域で検出すると、これらの検出信
号には、後方散乱光と参照光との位相差による変動が9
0°異なって現れる。そこで、これらの信号に一定の定
数を乗算して二乗和を求めることにより、ビート周波数
νの位相変動の項を除去できる。したがって、光路長の
変動に影響されることなく、高い信号対雑音比で後方散
乱光の強度を求めることができる。
加えて、参照光と後方散乱光との干渉強度を周波数fお
よびその高調波2f、3f・・・で変化する交流成分を
生じさせる。この成分中の変調周波数f成分および二次
高調波2f成分を狭帯域で検出すると、これらの検出信
号には、後方散乱光と参照光との位相差による変動が9
0°異なって現れる。そこで、これらの信号に一定の定
数を乗算して二乗和を求めることにより、ビート周波数
νの位相変動の項を除去できる。したがって、光路長の
変動に影響されることなく、高い信号対雑音比で後方散
乱光の強度を求めることができる。
第1図は本発明第一実施例後方散乱光測定装置のブロッ
ク構成図である。
ク構成図である。
この装置は、光源1を備え、この光R1の出射光を被測
定光導波路5に入射する入射手段としてレンズ2.4を
備え、出射光から参照光を分岐する光分岐手段およびこ
の参照光を被測定光導波路5の入射端に現れる後方散乱
光に合波する光合波手段としてビームスプリッタ3およ
び全反射鏡6を備え、この光合波手段の出力光を検出し
て被測定光導波路5からの後方散乱光強度を求める信号
処理手段として光検出器8、ロックインアンプ14.1
5、アナログ・ディジタル変換器16.17および信号
処理部11を備える。
定光導波路5に入射する入射手段としてレンズ2.4を
備え、出射光から参照光を分岐する光分岐手段およびこ
の参照光を被測定光導波路5の入射端に現れる後方散乱
光に合波する光合波手段としてビームスプリッタ3およ
び全反射鏡6を備え、この光合波手段の出力光を検出し
て被測定光導波路5からの後方散乱光強度を求める信号
処理手段として光検出器8、ロックインアンプ14.1
5、アナログ・ディジタル変換器16.17および信号
処理部11を備える。
ここで本実施例の特徴とするところは、参照光を周波数
fで位相変調する手段として電歪振動子12および交流
発振器13を備え、ビームスプリッタ3の出力光に含ま
れる周波数f成分およびその二次高調波2f成分をそれ
ぞれ測定する手段としてロックインアンプ14.15を
備え、信号処理部11が、ロックインアンプ14.15
の出力に一定の定数を乗算してその二乗和を求める演算
手段を含むことにある。
fで位相変調する手段として電歪振動子12および交流
発振器13を備え、ビームスプリッタ3の出力光に含ま
れる周波数f成分およびその二次高調波2f成分をそれ
ぞれ測定する手段としてロックインアンプ14.15を
備え、信号処理部11が、ロックインアンプ14.15
の出力に一定の定数を乗算してその二乗和を求める演算
手段を含むことにある。
光源1の出力光はレンズ2によりコリメートされて平行
ビームとなり、ビームスプリッタ3により二つに分割さ
れる。分割された光の一方は、レンズ4を介して被測定
光導波路5に入射する。分割された光の他方は、全反射
鏡6で全反射し、再びビームスプリッタ3に入射し、被
測定光導波路5で生じた後方散乱光と合波される。この
合波光は光検出器8に入射する。
ビームとなり、ビームスプリッタ3により二つに分割さ
れる。分割された光の一方は、レンズ4を介して被測定
光導波路5に入射する。分割された光の他方は、全反射
鏡6で全反射し、再びビームスプリッタ3に入射し、被
測定光導波路5で生じた後方散乱光と合波される。この
合波光は光検出器8に入射する。
全反射鏡6は電歪振動子12に固定されている。
電歪振動子12は、交流発振器13からの正弦波により
駆動され、全反射鏡6を入射ビームの方向に微小振動さ
せる。これにより、全反射鏡6の反射光、すなわち参照
光が位相変調される。
駆動され、全反射鏡6を入射ビームの方向に微小振動さ
せる。これにより、全反射鏡6の反射光、すなわち参照
光が位相変調される。
このとき、後方散乱光と参照光との干渉強度、すなわち
光検出器8の出力は、 1=c (l +r”(z) cos (φcos2π
ft+ψ(Z):])となる。ここで、C1φは定数、
r (z)は被測定光導波路5内の点2で生じる後方散
乱光の電場振幅に比例する無次元の値である。また、ψ
(Z)は、参照光と後方散乱光との位相差であり、被測
定光導波路5内の点Zと参照光との光路長差を1(z)
とすると、 で与えられる。(2)式を展開すると、cos (φC
O52πft+ψ(Z))=cos(φcos2yrf
t) cosψ(Z)sin(φcos2πft) s
inψ(Z)となる。そこで、ロックインアンプ14.
15によりそれぞれ周波数f成分と、周波数2f成分と
を検出する。これにより、 ■r (z)=−2r(1+(φ)sinψ(2)Lr
(z)= 2 F(2)J2(φ)cosψ(2)が
得られる。これらの検出出力は、アナログ・ディジタル
変換器16.17を介して信号処理部11に供給される
。信号処理部は、これらの値から、を演算により求める
。これにより4r(Z)’が得られ、位相差ψ(Z)に
依存せずに後方散乱光の強度を求めることができる。
光検出器8の出力は、 1=c (l +r”(z) cos (φcos2π
ft+ψ(Z):])となる。ここで、C1φは定数、
r (z)は被測定光導波路5内の点2で生じる後方散
乱光の電場振幅に比例する無次元の値である。また、ψ
(Z)は、参照光と後方散乱光との位相差であり、被測
定光導波路5内の点Zと参照光との光路長差を1(z)
とすると、 で与えられる。(2)式を展開すると、cos (φC
O52πft+ψ(Z))=cos(φcos2yrf
t) cosψ(Z)sin(φcos2πft) s
inψ(Z)となる。そこで、ロックインアンプ14.
15によりそれぞれ周波数f成分と、周波数2f成分と
を検出する。これにより、 ■r (z)=−2r(1+(φ)sinψ(2)Lr
(z)= 2 F(2)J2(φ)cosψ(2)が
得られる。これらの検出出力は、アナログ・ディジタル
変換器16.17を介して信号処理部11に供給される
。信号処理部は、これらの値から、を演算により求める
。これにより4r(Z)’が得られ、位相差ψ(Z)に
依存せずに後方散乱光の強度を求めることができる。
この装置では、被測定光導波路5内の測定点2を変える
ために全反射鏡6を移動させる必要があるが、各点を測
定するときには全反射鏡6を停止させる。このため、変
調周波数fの安定度程度、すなわち高々IHz程度にロ
ックインアンプ14.15の測定帯域幅を狭めることが
できる。
ために全反射鏡6を移動させる必要があるが、各点を測
定するときには全反射鏡6を停止させる。このため、変
調周波数fの安定度程度、すなわち高々IHz程度にロ
ックインアンプ14.15の測定帯域幅を狭めることが
できる。
ここで、実際の測定時には、ビームスプリッタ3、レン
ズ4、被測定光導波路5および全反射鏡6により構成さ
れるマイケルソン干渉計の二つのアームの光路長差が、
温度変動や振動その他の外乱によりランダムに変動する
ことが問題となる。
ズ4、被測定光導波路5および全反射鏡6により構成さ
れるマイケルソン干渉計の二つのアームの光路長差が、
温度変動や振動その他の外乱によりランダムに変動する
ことが問題となる。
この変動の周期がIHz程度あるため、ロックインアン
プの帯域幅をIHz以下にすることは困難である。そこ
で本実施例では、光源1の出射光の中心周波数と発光周
波数の異なる参照光源としてHe Neレーザ18を用
い、このHe−Ne レーザ18からの干渉性の高い光
をダイクロイックミラー19を介してマイケルソン干渉
計内に導入し、光源1の出射光と同一の経路を伝搬させ
る。そして、マイケルソン干渉計の出射光から、ダイク
ロイックミラー20によりHe−Neレーザ18に起因
する光を分離抽出して光検出器21に入射する。この光
検出器21の出力について、ロックインアンプ22によ
り干渉強度成分を検出する。このとき、ロックインアン
プ22の出力はJ、(φ)sinψ(2)に比例する。
プの帯域幅をIHz以下にすることは困難である。そこ
で本実施例では、光源1の出射光の中心周波数と発光周
波数の異なる参照光源としてHe Neレーザ18を用
い、このHe−Ne レーザ18からの干渉性の高い光
をダイクロイックミラー19を介してマイケルソン干渉
計内に導入し、光源1の出射光と同一の経路を伝搬させ
る。そして、マイケルソン干渉計の出射光から、ダイク
ロイックミラー20によりHe−Neレーザ18に起因
する光を分離抽出して光検出器21に入射する。この光
検出器21の出力について、ロックインアンプ22によ
り干渉強度成分を検出する。このとき、ロックインアン
プ22の出力はJ、(φ)sinψ(2)に比例する。
ただし、ψ(2)はt(e−Neレーザ18の出射光の
位相差である。そこで、帰還回路23により、ロックイ
ンアンプ22の検出信号J、(φ)sinψ(Z)が常
に一定となるように全反射鏡6の位置を補正する。すな
わち、マイケルソン干渉計の光路長差を一定に保持する
。これにより、ロックインアンプ14.15の測定帯域
幅を0.1Hz以下に設定することができる。
位相差である。そこで、帰還回路23により、ロックイ
ンアンプ22の検出信号J、(φ)sinψ(Z)が常
に一定となるように全反射鏡6の位置を補正する。すな
わち、マイケルソン干渉計の光路長差を一定に保持する
。これにより、ロックインアンプ14.15の測定帯域
幅を0.1Hz以下に設定することができる。
第2図は前述の実施例装置による測定結果の一例を示す
。
。
この測定結果は、第5図に示した従来例による測定と同
じ被測定光導波路について得られたものである。被測定
光導波路の長さはlQcm、 l軸の零点は導波路入射
端を示し、lQcmの点が被測定光導波路の出射端に相
当する。入射端と出射端との間の信号が被測定光導波路
内の各点で生じた後方散乱光の強度を示す。この測定で
は、ロックインアンプ14.15の帯域幅は0.1t(
zに設定した。
じ被測定光導波路について得られたものである。被測定
光導波路の長さはlQcm、 l軸の零点は導波路入射
端を示し、lQcmの点が被測定光導波路の出射端に相
当する。入射端と出射端との間の信号が被測定光導波路
内の各点で生じた後方散乱光の強度を示す。この測定で
は、ロックインアンプ14.15の帯域幅は0.1t(
zに設定した。
このように、本実施例は、従来例に比較して信号対雑音
比を2桁以上向上させることができた。
比を2桁以上向上させることができた。
第3図は本発明第二実施例後方散乱光測定装置の構成を
示す。
示す。
この実施例は、第一実施例のバルク形マイケルソン干渉
計をファイバ形マイケルソン干渉計に置き換えたもので
ある。すなわち、ダイクロイックミラー19およびビー
ムスプリッタ3が、それぞれファイバ形光結合器24.
25に置き換えられる。
計をファイバ形マイケルソン干渉計に置き換えたもので
ある。すなわち、ダイクロイックミラー19およびビー
ムスプリッタ3が、それぞれファイバ形光結合器24.
25に置き換えられる。
また、参照先に位相変調を加えるため、ファイバ形光結
合器25の一方の出射端にファイバ形位相変調器26を
設け、交流発振器13からの交流信号により、光路長を
正弦関数で変化させている。
合器25の一方の出射端にファイバ形位相変調器26を
設け、交流発振器13からの交流信号により、光路長を
正弦関数で変化させている。
さらに、ファイバ形マイケルソン干渉計における外乱に
よる位相変化を抑えるため、ファイバ形光結合器25の
他方の出射端にもファイバ形位相変調器27が設けられ
ている。このファイバ形位相変調器は、帰還回路23に
より制御される。すなわち、ファイバの伸縮によりその
光路長を安定化し、強度変化が少なく雑音の少ない干渉
計が得られる。
よる位相変化を抑えるため、ファイバ形光結合器25の
他方の出射端にもファイバ形位相変調器27が設けられ
ている。このファイバ形位相変調器は、帰還回路23に
より制御される。すなわち、ファイバの伸縮によりその
光路長を安定化し、強度変化が少なく雑音の少ない干渉
計が得られる。
ファイバ形位相変調器26.27は光ファイバを円筒形
の電歪振動子に巻きつけた構造をもち、この電歪振動子
に印加する電圧を調整することにより光路長を変化させ
、内部を伝搬する光を位相変調することができる。
の電歪振動子に巻きつけた構造をもち、この電歪振動子
に印加する電圧を調整することにより光路長を変化させ
、内部を伝搬する光を位相変調することができる。
以上説明したように、本発明の後方散乱光測定装置は、
先導波路内で生じた後方散乱光を高い信号対雑音波で測
定できる。したがって、先導波路の損失や障害点を高精
度に測定できる効果がある。
先導波路内で生じた後方散乱光を高い信号対雑音波で測
定できる。したがって、先導波路の損失や障害点を高精
度に測定できる効果がある。
第1図は本発明第一実施例後方散乱光測定装置のブロッ
ク構成図。 第2図は測定結果の一例を示す図。 第3図は本発明第二実施例後方散乱光測定装置のブロッ
ク構成図。 第4図は従来例後方散乱光測定装置のブロック構成図。 第5図は従来例装置による測定結果の一例を示す図。 1・・・光源、2.4・・・レンズ、3・・・ビームス
プリフタ、5・・・被測定光導波路、6・・・全反射鏡
、7・・・移動台、8.21・・・光検出器、9・・・
選択レベル計、10、16.17・・・アナログ・ディ
ジタル変換器、11・・・信号処理部、12・・・電歪
振動子、13・・・交流発振器、14.15.22・・
・ロックインアンプ、18・・・He−Ne レーザ、
19.20・・・グイクロイックミラー、23・・・帰
還回路、24.25・・・ファイバ形光結合器、26.
27・・・ファイバ形位相変調器。 特許出願人 日本電信電話株式会社 代理人 弁理士 井 出 直 孝 位渥((m) 測定例 菖 2 園 従、来例 昂 4 ロ f1 g (cm) 潰11 定 +pり 菖 5 ロ
ク構成図。 第2図は測定結果の一例を示す図。 第3図は本発明第二実施例後方散乱光測定装置のブロッ
ク構成図。 第4図は従来例後方散乱光測定装置のブロック構成図。 第5図は従来例装置による測定結果の一例を示す図。 1・・・光源、2.4・・・レンズ、3・・・ビームス
プリフタ、5・・・被測定光導波路、6・・・全反射鏡
、7・・・移動台、8.21・・・光検出器、9・・・
選択レベル計、10、16.17・・・アナログ・ディ
ジタル変換器、11・・・信号処理部、12・・・電歪
振動子、13・・・交流発振器、14.15.22・・
・ロックインアンプ、18・・・He−Ne レーザ、
19.20・・・グイクロイックミラー、23・・・帰
還回路、24.25・・・ファイバ形光結合器、26.
27・・・ファイバ形位相変調器。 特許出願人 日本電信電話株式会社 代理人 弁理士 井 出 直 孝 位渥((m) 測定例 菖 2 園 従、来例 昂 4 ロ f1 g (cm) 潰11 定 +pり 菖 5 ロ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、光源と、 この光源の出射光を被測定光導波路に入射する入射手段
と、 前記出射光から参照光を分岐する光分岐手段と、この参
照光を前記被測定光導波路の入射端に現れる後方散乱光
に合波する光合波手段と、 この光合波手段の出力光を検出して前記被測定光導波路
からの後方散乱光強度を求める信号処理手段と を備えた後方散乱光測定装置において、 前記後方散乱光または前記参照光を周波数fで位相変調
する手段を備え、 前記信号処理手段は、前記合波手段の出力光に含まれる
周波数f成分およびその二次高調波2f成分をそれぞれ
測定する手段と、この手段の出力に一定の定数を乗算し
てその二乗和を求める演算手段とを含む ことを特徴とする後方散乱光測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29413588A JPH0690112B2 (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 後方散乱光測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29413588A JPH0690112B2 (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 後方散乱光測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02140639A true JPH02140639A (ja) | 1990-05-30 |
JPH0690112B2 JPH0690112B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=17803758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29413588A Expired - Lifetime JPH0690112B2 (ja) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | 後方散乱光測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0690112B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009016887A1 (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Hamamatsu Photonics K. K. | 流路中を流れるサンプルの光学的特性計測装置 |
JP2016109624A (ja) * | 2014-12-09 | 2016-06-20 | 日本電信電話株式会社 | 光反射計測装置及び光反射計測方法 |
US11197614B2 (en) | 2016-12-26 | 2021-12-14 | Mitsubishi Electric Corporation | Biological material measuring apparatus and method of measuring biological material |
-
1988
- 1988-11-21 JP JP29413588A patent/JPH0690112B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009016887A1 (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Hamamatsu Photonics K. K. | 流路中を流れるサンプルの光学的特性計測装置 |
JP2009036573A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Hamamatsu Photonics Kk | フローセル中を流れるサンプルの光学的特性計測装置 |
US8305584B2 (en) | 2007-07-31 | 2012-11-06 | Hamamatsu Photonics K.K. | Measurement instrument of optical characteristics for sample flowing in passage |
EP3130913A1 (en) * | 2007-07-31 | 2017-02-15 | Hamamatsu Photonics K.K. | Measurement instrument of optical characteristics for sample flowing in passage |
JP2016109624A (ja) * | 2014-12-09 | 2016-06-20 | 日本電信電話株式会社 | 光反射計測装置及び光反射計測方法 |
US11197614B2 (en) | 2016-12-26 | 2021-12-14 | Mitsubishi Electric Corporation | Biological material measuring apparatus and method of measuring biological material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0690112B2 (ja) | 1994-11-14 |
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Legal Events
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