JPH02140231A - 靭性の優れたポリアミド樹脂 - Google Patents

靭性の優れたポリアミド樹脂

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JPH02140231A
JPH02140231A JP1210807A JP21080789A JPH02140231A JP H02140231 A JPH02140231 A JP H02140231A JP 1210807 A JP1210807 A JP 1210807A JP 21080789 A JP21080789 A JP 21080789A JP H02140231 A JPH02140231 A JP H02140231A
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polyesteramide
polyester
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Augustin T Chen
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリエステルアミドに関し、より詳細には、
カルボン酸末端プレポリマー、ジイソシアネート及びジ
カルボン酸由来の非弾性ポリエステルアミドに関する。
〔従来の技術及び発明が解決すべき課題〕ナイロン6及
びナイロン66として知られているナイロン類等のポリ
アミドは、長年成形品の製造に有用であることが知られ
ていた。多くの優れた物性を有する一方、ポリアミドに
はいくつかの欠点があり、その主なものとしては、靭性
又は衝撃強さが比較的低く及び吸湿量が高いことが挙げ
られる。これらの特有の欠点のため、湿度が高い条件に
さらされる部品では、湿気の吸収により耐変形性が損な
われるので、その用途は限られている。
ナイロン11及びナイロン12の出現により、ナイロン
6及びアイロン66と比較して、靭性及び吸水性に関す
る欠点はかなり修正されたが、耐高温性が犠牲となって
いる。
従って、良好な靭性、耐高温性及び低吸湿性の3つの要
件を全て満足する、ナイロン類に類似した熱可塑性ポリ
マーが未だ必要とされている。
米国特許第4,129,715号及び第4,649,1
80号には、ポリエステルアミド類に属するものが開示
されている。これらのポリマーでは、第一ポリマーが高
芳香族含量を有するとともに射出成形が可能であるとさ
れている。開示されているこれらのポリマーは、上記し
たナイロン類とは、構造及び物性の両面で完全に異なる
ものである。これらのポリマーは、完全に弾性で伸び特
性が200%をはるかに超え且つ硬度特性はショアーロ
スケール〔ニーエステ−エム(ASTM)試験法D−2
240)で測定できる硬度以下である。意図する目的を
達成するために、上記した米国特許では、明らかにポリ
マー主鎖に芳香族成分を必要としている。更に、芳香族
成分に関連した硬質セグメントのモル分率は、ある特定
の上限を超えてはならない。この上限は、米国特許第4
,129,715号では、その第2欄において、式(I
)の反復単位でXの値で定義されており、上限を10と
している。下記の説明から明らかなように、これらの米
国特許に開示されているポリエステルアミドは、本発明
のポリエステルアミドとは構造的に類似しているが、性
質が全く異なる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、伸びが150%以下で、次式(式中、Rはア
ルキレン、シクロアルキレン及びアリーレンからなる群
から選ばれたものであり、Aは分子量が約400〜約6
000である高分子ジオールHOAOHの残基であり、
Bは炭素数が6〜14個である脂肪族ジカルボン酸類、
イソフタール酸及びテレフタール酸からなる群から選ば
れたジカルボン酸HOO(、−B−COOHの残基であ
り、mは平均値として1未満で且つ0を超える数であり
、Dは由来する硬質セグメントの融解温度が325°C
以下であるジカルボン酸HOOCD−COOHの残基で
あり、yが平均値として10を超える数である)で表さ
れる反復単位を有することを特徴とする線状セグメント
非弾性熱可塑性ポリエステルアミドに関する。
とりわけ、本発明は、上記式(1)において、Rカ4.
4’−メチレンビス(フェニレン)でアリ、Aは分子量
が約1000〜約3000のポリエステルグリコールの
残基であり、Bは炭素数6〜14個の脂肪族ジカルボン
酸の残基であり、mは上記で定義した平均値であり、D
は脂肪族ジカルボン酸の残基であり、yは平均値として
11〜40の数であるポリエステルアミド(II)に関
する。
「非弾性」とは、弾性の反対であることを意味する。即
ち、伸張後に応力を開放しても完全に回復しないポリマ
ーを意味する。−船釣に、真のエラストマーとは、少な
くとも200%の伸びに伸張でき且つ応力を開放した後
に完全に回復できる材料のことを言う。本発明のポリマ
ーの剛さ又は弾性特性は、破損せずに約150%を超え
ては伸張できず、より好ましくは50%を超えては伸張
できないようなものである。
「アルキレン」とは、ブチレン、ペンチレン、ヘキシレ
ン、ヘプチレン、オクチレン、ノニレン、デシレン、ウ
ンデシレン及びドデシレン等の炭素数4〜12個の直鎖
及び分岐鎖アルキレンであり、これらは、ノルマル及び
異性の形態を包含する。
「シクロアルキレン」とは、1,3−シクロペンチレン
、1,3−シクロヘキシレン、1,4−シクロヘキシレ
ン、2−メチル−184−シクロヘキシレン及び次式 (式中、Zは−CO−−−O−1−SO□−及び炭素数
1〜4個のアルキレンからなる群から選ばれたもの、例
えば、メチレン、エチレン、プロピレン、エチリデン及
びイソプロピリデンである)で表される基等の炭素数5
〜16個のシクロアルキレンを意味する。
「アリーレン」とは、フェニレン、トリレン、ナフチレ
ン、ジフェニレン及び次式 (式中、Zは上記した通りである)で表される基等の炭
素数6〜18個のアリーレンを意味する。
上記Rで定義される基は、一種以上の不活性置換基によ
って置換していてもよい。ここで、「不活性置換基」と
は、重合工程の条件下で不活性であり且つポリマーの固
有物性を損なわない置換基を意味する。このような置換
基の具体例としては、ハロ、即ち、クロロ、ブロモ、フ
ルオロ及びヨード;炭素数1〜8個のアルキル、例えば
、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキ
シル、ヘプチル、オクチル及びそれらの異性体;炭素数
1〜8個のアルコキシ、例えば、メトキシ、エトキシ、
プロポキシ、ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキ
シ、ヘプチルオキシ、オクチルオキシ;及びシアノが挙
げられる。Rがアルキレンのとき、アルキルから選択さ
れる不活性置換基を、異性形態でアルキレン基に含有せ
しめてもよい。
式(1)における残基Aを特徴づけるのに用いられる「
高分子ジオール」は、上記した範囲の分子量を有するポ
リエーテル、ポリエステル及びポリカーボネートジオー
ルを包含する。
「炭素数6〜14個の脂肪族ジカルボン酸」とは、式H
OOC−CゎH21,−COOH(式中、カルボキシル
基における炭素原子を含めた炭素数が6〜14個であり
、C−Hz−は適当な炭素原子含有量を有する直鎖又は
分岐鎖アルキレンである)で表される酸を意味する。こ
のような酸の具体例としては、アジピン酸、ピメリン酸
、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,11−
ウンデカンニ酸、1.12−ドデカンニ酸、α−メチル
アジピン酸、α、α−ジメチルアジピン酸、α−エチル
ピメリン酸、α−エチルα−メチルピメリン酸、β、β
′−ジエチルーββ′−ジメチルスペリン酸、2,2.
4−1=リメチルアジピン酸、2,4.4− )リメチ
ルアジピン酸、α。
α−ジメチルアゼライン酸及びα、α、α′、α′テト
ラメチルセバシン酸が挙げられる。
「分子量」とは、末端基分析によって測定された数平均
分子量である。
驚くべきことに、本発明のポリエステルアミドは、上記
した従来技術の反復単位に類似した反復単位を有するが
、これらのポリマーとは物性が全く異なる。事実、本発
明のポリマーは、上記したナイロン類に特有の性質を有
するが、挙動はエラストマーではない。
上記した公知のポリマーは、主鎖に芳香族成分を有して
いなければならず、又、それに由来する分子の硬質セグ
メント含量を、上記の値に限定して、所望の熱成形性、
即ち、射出成形性を達成するようにする。全く予期せぬ
ことに、本発明で必要とするyの値に硬質セグメント含
量を上昇すると、得られるポリマーは射出成形できるだ
けでなく、性質が全く異なることが判明した。更に、硬
質セグメント含量を増加すると、上記した米国時許第4
,129,715号に記載の公知のポリマーと同様に基
Rが芳香族成分に限定されないだけでなく、他の種類の
非芳香族基を含むことができ、しかも良好な高温耐性を
達成することのできるポリマー主鎖を提供できることが
判明した。
この知見は、良好な靭性、良好な高温耐性及び低吸湿性
を有するナイロン型プラスチックに関して上記した必要
性を満たすポリマーを提供することを可能とするので、
非常に重要であると考えられる。
本発明のポリエステルアミドは、ナイロン11、ナイロ
ン12又はナイロンSTが有効であるいずれの用途にも
用いることができる。本発明のポリエステルアミドは、
ケーブルの外装、トラックのエアーブレーキに使用され
るホースの外装並びに燃料噴射自動車エンジン及び航空
機における燃料ラインの外装の製造に特に有用である。
このようなポリマーに関して増加している用途としては
、スポーツ用品の分野があり、例えば、バドミントンの
羽根及び保護用具、例えば、すね、肩、ひじ及びひざパ
ッド並びに頭当てが挙げられる。
上記した式(I)を有するポリエステルアミドは、米国
特許第4,129,715号及び第4,649,180
号に記載されている典型的な成分及び操作を用いて容易
に製造できる。本発明のポリマーにおける新規で且つ予
想外の利点は、前記した公知のポリマーと比較して、反
復単位における硬質セグメント残分のレベルが高いこと
にある。このことは、米国特許第4,129,715号
の式(I)におけるXの値に比較して、上記した式(I
)におけるyの値が大きいことに反映されている。本発
明の場合、yの値は、平均値で10を超える数である。
又、yの値が平均で11〜約40、好ましくは約12〜
約30であるのが有利である。
「硬質セグメント」とは、高分子ジオール残基へから生
じる「軟質セグメント」とは異なり、酸残基B及びDか
ら生成するアミド結合を意味する。
ポリエステルアミドは、二工程法で製造される。
この方法の第一工程では、ジカルボン酸HOOC−BC
00■(式中、Bは上記した通りである)又は2種以上
のこのような酸の混合物の少なくとも2モルを、上記し
た範囲の分子量を有する高分子ジオールHO−A−01
1の1モルと反応させてカルボン酸末端ポリエステルを
製造する。ジカルボン酸の割合は、ジオール1モル当た
り2モルを超えることが好ましく、特に好ましい割合は
、ジオールの1モル当たりジカルボン酸が約2.1〜約
2.4モルの範囲である。
カルボン酸末端ボリエステルプレボリマーは、このよう
なプレポリマーに関して当該技術分野において公知の方
法により製造される。具体的には、遊離酸と高分子ジオ
ールをトルエン又はキシレン等の溶媒の存在下で加熱し
、縮合水を反応混合物から共沸で除去する。必要に応じ
て、三酸化アンチモン、+3−トルエン硫酸又は酢酸カ
ルシウム等のエステル化触媒を用いることができるが、
このような種類の触媒を用いることば、エステル化の進
行が遅い場合を除いて一般的に不必要である。
反応混合物から除去される縮合水の量が理論量、即ち、
ジオールの1モルに対して2モルに相当する場合、カル
ボン酸末端プレポリマーは、蒸留(好ましくは減圧下で
)により溶媒を除去することにより単離する。
カルボキシ末端プレポリマーの製造に用いられるジカル
ボン酸は、上記で定義及び例示した炭素数6〜14個の
脂肪族ジカルボン酸又は芳香族酸のいずれでもよい。基
として好ましいものは、脂肪族ジカルボン酸である。こ
の基の範囲内で好ましいものとしては、アジピン酸、ピ
メリン酸、スペリン酸、アゼライン酸及びセバシン酸並
びにそれらの混合物が挙げられる。
上記で定義した高分子ジオールは、約1000〜約30
00の範囲の数平均分子量を有することが好ましい。ポ
リエーテルジオールの具体例としては、エチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド及びテトラ
ヒドロフラン等の一種以上の環状エーテルを重合するこ
とにより得られるポリ(アルキレンエーテル)ジオール
が挙げられる。
このポリ(アルキレンエーテル)ジオールには、ポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコ−ル、ポリ(
テトラメチレングリコール)、エチレンオキシドキャッ
プを有するポリプロピレングリコール、エチレンオキシ
ドとプロピレンオキシドのランダム共重合体並びにエチ
レンオキシド、プロピレンオキシド及びそれに類するア
ルキレンオキシドと、ブタジェン及びイソプレン等の共
役アルカリジエンの単独重合体及び前記アルカリジエン
とアクリロニトリル、メタグリコニトリル及びスチレン
等のビニルモノマーの共重合体との付加物が含まれる。
ポリエステルアミドの製造に用いられるポリエーテルジ
オールの好ましいものとしては、ポリ(テトラメチレン
グリコール)及びエチレンオキシドキャップを有するポ
リプロピレングリコール(エチレンオキシド含量:約5
%〜約40%)が挙げられる。
ポリエステルジオールの具体例としては、アジピン酸、
スペリン酸、アゼライン酸及びグルタミン酸等のジカル
ボン酸を、エチレングリコール、プロピレングリコール
、1,4−ブタンジオール及び1,6−ヘキサンジオー
ル等の二価アルコール(このようなジオールの2種以上
の混合物を含む)の理論量を超える量と反応させること
により得られるものが挙げられる。ポリエステルジオー
ルの好ましいものとしては、ポリ(テトラメチレン)ア
ジペート、ポリ(テトラメチレン)スベレート、ポリ(
テトラメチレン)アゼレート、ポリ(テトラメチレン)
グルタレート、ポリ(ヘキサメチレン)アジペート、ポ
リ(ヘキサメチレン)スベレート、ポリ(ヘキサメチレ
ン)アゼレート、ポリ(ヘキサメチレン)グルタレート
が挙げられる。
ポリカーボネートジオールの具体例としては、反復ポリ
カーボネート結合−ROCO2(式中、Rは、米国特許
筒4,649.180号に例示されているような02〜
CZSアルキレン、05〜C8シクロアルキレン又は0
6〜CI8アリーレンでよい)を有するものが挙げられ
る。
ポリエステルジオールの場合、カルボン酸末端ポリエス
テル成分に至る別の経路として、上記した適当なジカル
ボン酸のいずれかの過剰量を上記した適当な二価アルコ
ールのいずれかと直接重合させることが挙げられること
は、当業者においては容易に理解されるところであろう
別の実施態様において、カルボキシ末端プレポリマーと
しては、ブタジェンとアクリロニトリル又はそれに類す
るモノマーとのカルボン酸末端共重合体が挙げられる。
このような物質の具体例としては、ビー エフ グツド
リッチ(B、F、 Goodrich)からハイカー(
Hycar) (商標)ポリアクリルゴムの商品名で入
手できるものが挙げられる。
−船釣に好ましいジオールHOAOHは、しばしばポリ
エステルグリコールとも称する上記したポリエステルジ
オールを包含する。
ポリマー製造の第二工程では、カルボン酸末端ポリエス
テルを、ジイソシアネートR(NCO) 2及び二酸H
OOC−D−COOH(式中、R及びDは上記した通り
である)と反応させる。ジイソシアネートの具体例とし
ては、ヘキメチレンジイソシアネート、デカメチレンジ
イソシアネート、2,2.4− )リメチルヘキシレン
ジイソシアネート、2,4.4− )リメチルへキシレ
ンジイソシアネート、3−イソシアネートメチル−3,
5,5−)リメチルシクロヘキシルイソシアネート、1
,4−シクロヘキサンジイソシアネート、1,3−シク
ロヘキサンジイソシアネート、1−メチル−2,5−シ
クロヘキシレンジイソシアネート、4,4′−メチレン
ビス(シクロヘキシルイソシアネート)、4.4’−イ
ソプロピリデンビス(シクロヘキシルイソシアネート)
、m及びp−フェニレンジイソシアネート、クロロフェ
ニレンジイソシアネート、2,4−及び2.6−1−エ
ンジ不ソシアネート並びにそれらの混合物、α。
α′−キシリレンジイソシアネート、1,5−ナフタリ
ンジイソシアネート、4,4′−メチレンビス(フェニ
ルイソシアネート)、4.4’−及び2.4−メチレン
ビス(フェニルイソシアネート)の混合物、少量のジイ
ソシアネートが対応のカルボジイミドに転化するように
処理され且つこのカルボジイミドが更なるジイソシアネ
ートと平衡状態にあって、例えば、米国特許第3,38
4,653号に記載されているウレトン(ure to
ne)  ・イミン基を生成するジイソシアネートから
得られるような液化メチレンビス(フェニルイソシアネ
ート)並びに上記したジイソシアネートの混合物が挙げ
られる。
ジイソシアネートは、好ましくは、式(I)におけるア
リーレン基Rを生じるアリーレンジイソシアネートを包
含する。この種のものとして特に好ましいのは、メチレ
ンビス(フェニルイソシアネート)、より詳細にはその
4.4′異性体である。
ジカルボン酸HOOC−D−Coolに関しては、イソ
シアネート基との反応で生じる硬質セグメントアミドの
融解温度が325°Cを超えてはならないことが、実際
に必要とする唯一の限定事項である。ポリマーケミスト
にとって周知である、ポリエステルアミドのガラス転移
温度(Tg)と称するこの温度は、示差走査熱量計(D
SC)により容易に測定される。この酸は、カルボキシ
ル基の炭素原子を含めた炭素数約6〜約9個の直鎖脂肪
族ジカルボン酸であることが有利であるが、上記の融解
温度の条件を満足すれば他のジカルボン酸も用いること
ができる。このような酸の具体例としては、アジピン酸
、アゼライン酸、セバシン酸、スペリン酸及びトリメチ
ルアジピン酸が挙げられる。特に好ましいのは、アゼラ
イン酸及びアジピン酸並びにこれらの2つの酸の実質的
に等モル量の混合物である。又、式(1)における基B
及びDは、各々、選択される二酸に応じて、同一でも又
は異なっていてもよいことは当業者においては容易に明
らかであろう。
ジカルボン酸HOOC−D−COOHが使用される割合
は、主に、得られるポリエステルアミドにおいて望まれ
る性質と、上記式(1)における他の基A1B及びPに
関して何を選択するかの組み合わせによって決まる。こ
の酸は、基Δ及びBを既に含有しているカルボン酸末端
プレポリマー成分の1モル当たり、10モルを超える割
合で用いる必要がある。この酸は、プレポリマー1モル
当たり約11〜約40モル、好ましくは約12〜約30
モルの範囲で用いるのがよい。当業者においては、これ
らのモル比により、上記したyに関する平均値が得られ
ることが理解されるであろう。
これらの3成分の全体の割合は、総カルボン酸当量とイ
ソシアネート当量が実質的に等しくなる割合である。必
須ではないが、反応は、反応物が溶解する不活性有機溶
媒の存在下で行うのがよい。
「不活性有機溶媒」とは、いずれの反応物又は生成物と
も反応せず且つ他のいずれの方法においても所望の反応
の進行を妨害しない有機溶媒を意味する。不活性有機溶
媒の具体例としては、テ1−ラメチレンスルホン、ジク
ロロベンゼン、モノクロロベンゼン、α−ブチロラクト
ン、N−メチルピロリドン、N、N−ジメチルホルムア
ミド、N、Nジメチルアセタミド、キシレンが挙げられ
、又、上記溶媒の2種以上の混合物でもよい。
この反応は、好ましくは約100°C〜約250°Cの
範囲、最も好ましくは約150°C〜約230°Cの範
囲の高温で行うのがよい。はとんどの場合、この反応は
、イソシアナトとカルボン酸基との間の反応の触媒を、
反応混合物に含有せしめると促進される。この目的には
、当該技術分野において公知の触媒のいずれを用いても
よ(、例えば、米国特許第4,001,186 号に記
載のアルカリ金属アルコキシド、米国特許第4,021
,412号に記載のN−アルカリ金属ラクタメート、米
国特許第2,663,737号及び第2,663,73
8号に記載のホスホシン−1−オキシド又は1−スルフ
ィド並びに米国特許第2,663゜739号に記載のホ
スホシン−1−オキシド又は1スルフイドが挙げられる
。触媒の特に好ましいものとしては、1,3−ジメチル
−2−ホスホシン1−オキシド、1,3−ジメチル−3
−ホスホシン−1−オキシド及びこれらの2つの異性体
の混合物;1、−メチル−2−ホスホシン−1−オキシ
ド、1−メチル−3−ホスホシン−1−オキシド及びこ
れらの2つの異性体の混合物が挙げられる。
上記の触媒は、一般的に総反応物の約0.001〜約0
.5重量%に相当する量、好ましくは総反応物の約0.
02〜約0.3重量%に相当する量で用いられる。
反応の進行は、赤外又は核磁気共鳴分光光度法等の従来
の手法により容易に追跡される。反応の終点は、カルボ
ン酸基に特有の吸収バンドが消えることにより確認でき
る。
上記した手法等により反応が完結したことを確認したら
、ポリマーが不溶であるメタノール、アセトン、ヘキサ
ノ又は水等の溶媒に反応混合物を注ぐことにより、所望
のポリエステルアミドを反応混合物から回収することが
できる。このポリマーは、一般的に、迅速に凝固し且つ
クラツシング及びペレット化等の公知のいずれの手法で
も粉砕できるストランドの形態で沈澱する。又、このポ
リマーは、粉砕の前又は後に、必要に応じて、適当な溶
媒で洗浄後、従来の方法で乾燥してもよい。
ポリエステルアミドには、ポリマー固有の性質を大きく
損なわない限り、いずれの添加物を配合してもよい。こ
のような添加物の代表例としては、充填剤、抗酸化剤、
顔料、難燃剤、可塑剤、剥離剤、ワックス潤滑剤及びガ
ラス繊維等の補強剤が挙げられる。
本発明のポリマーは、非弾性であり、従って、伸びが小
さいこと、即ち、伸びが150%以下と小さいことによ
って特徴づけられる。本発明のポリマーは、良好な高温
耐性を有するとともに、容易に射出成形ができる。これ
に関連して、本発明のポリマーは、ニーエステ−エム(
ASTM)試M法0648−56に準じて264ps 
i (1820kPa)の試験圧で加熱撓み温度(l(
DT)で測定すると、その高温安定性は容易に100°
Cを超えることができる。
更に、ニーエステ−エム(ASTM)試験法D −25
656に準じたアイゾツト衝撃試験ににより測定した本
発明のポリマーの靭性は、少なくとも1 ft・lb/
in、(53,38J/m)である。
本発明のポリマーの別の特徴としては、ニーエステ−エ
ム(ASTM)試験法570に準じて測定した吸湿量が
非常に低いことが挙げられる。この吸湿量は、試験試料
重量に対して、1重量%未満、一般的には0.25%以
下である。
本発明のポリマーにおいて、最も重要なことは、ニーエ
ステ−エム(^STM)試験法D−785に準じてロッ
クウェル エム スケールで測定した硬度が少なくとも
50の値である特徴を有することである。
本発明のポリマーは、熱可塑性物質を成形するための従
来のいずれかの方法を用いて有用な物品に成形すること
ができる。これらの方法としては、例えば、圧縮成形、
押出し成形及び射出成形が挙げられる。フィルムは、ポ
リマー溶液を流延し、溶媒を除去することにより容易に
製造できる。本発明のポリマーから得られる成形品は、
実用性が最も大きい。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明のポリマーの製造方法及び使
用法を説明するが、本発明はこれらのものには限定され
ない。
実】I津1 2!の樹脂製反応がまに、機械式攪拌機、温度計、還流
冷却器、ガス入口管及び添加漏斗を取りつける。この反
応がまに、分子量が約1000のカルボン酸末端ポリブ
チレンアゼレート66.44  g(0,066モル)
、アゼライン酸186.2  g(0,99モル)、ス
テアリン酸4 g及びテトラメチレンスルホン(TMS
) 900m I!、を仕込む。窒素流を通しながら、
成分を約218°Cに加熱する。この時点で、1.3−
ジメチルホスホレンオキシド(DMPO)触媒を1.3
2 g添加する。その後、テトラメチレンスルホン35
0mfに4.4′−メチレンビス(フェニルイソシアネ
ート)(MDI)を263.1  g(1,05モル)
溶解して調製した溶液を、攪拌しながら且つ窒素雰囲気
下において上記温度で、2時間かけて添加する。
218°Cの温度で、更に2時間攪拌を継続する。
淡黄色溶、液を周囲室温温度(約20°C)に冷却する
冷却溶液を水に注いで、ポリマーを沈澱させて固形スト
ランドとする。凝固したポリマーをデカンテーションに
より液相から分離し、細かく切って小片とする。この生
成物を、更に新鮮な少量の水の中で攪拌することにより
洗浄する。固形物を、濾過により単離後完全に乾燥する
。このようにして、上記式(I)において、B及びDの
両方がアゼライン酸の残基であり、Aがポリブチレンア
ゼレートグリコールの残基であり、Rが4,4′−メチ
レンビス(フェニレン)であり、mが1未満の正の数で
あり、yが平均値で約16の数であるポリエステルアミ
ドを420B得る。4重量%の塩化リチウムを含有する
N−メチルピロリドンに0.5重量%溶解して30’C
で測定したこのポリエステルアミドのインヘレント粘度
(ninh )は、未使用ポリマーで1.02である。
このポリマーをブラベンダー押出機により、スクリュー
速度4Qrpm 、  )ルク約500m・gで、#1
=265°C,112=270°C,#3=270°C
,114=268°Cの帯域温度で押出して178”(
31)の棒状とする。
この棒を細断してペレットとし、アルブルグ(^rbu
rg)221 E射出成形機を用いて下記の条件で射出
成形して、8 ′A” x 1/8″(21,6cm 
 x O,3cm)のダンベル試験片(ASTM 06
3B)及び51′x′Al1xZ″(12,7cm  
x 1.3 cm  x O,6cm)の屈曲試験片(
ASTM 0790)とする:帯域温度tll=270
°C,#2=275°C1#3 = 275°C;射出
速度設定値−4秒;射出圧カー800psi(5515
kPa) ;射出時間−15秒;サイクル時間=35秒
;成形温度=88°C0このポリエステルアミドは、表
に記載の物性によって特徴づけられる。ナイロン66、
ナイロン11及びナイロン12の市販試料の物性も、実
施例1〜5のポリエステルアミドの性質と直接比較でき
るように表に記載しである。
実施例1で例示したポリエステルアミドは、ナイロン6
6に類似した弾性特性を有するが、ナイロン11及び1
2に特有の衝撃強さを有することが分かる。同時に、実
施例1のHDTは、ナイロン11及びナイロン12のI
IDTよりもかなり優れている。又、ポリエステルアミ
ドは、ナイロン11及びナイロン12と同様に吸水性が
低く、ナイロン66よりもはるかに低い。ナイロン66
については、本実施例では試験しなかったが、文献から
、記載のASTM試験条件下で試験したときの吸湿量が
8〜10重量%であることが知られている。
実11辻λ 下記の実験により、下記の成分を用いた以外は、実施例
1と実質的に同様の方法により、本発明のポリエステル
アミドを製造する。
樹脂反応がまに、分子量が約1000のカルボン酸末端
ポリヘキシレンアジペート60.4 g(0,056モ
ル)、アゼライン酸176.72 g(0,926モル
)、ステアリン酸5 g及びテトラメチレンスルホン(
TMS) 900m flを仕込む。この溶液を220
°Cに加熱後、テトラメチルスルホン350mnに1,
3−ジメチルホスホレンオキシド1.25 g及び4,
4′−メチレンビス(フェニルイソシアネー))250
.9 g(1,044モル)を?審問して調製した溶液
を、2時間かけて添加する。
得られる黄色溶液を220°Cで2時間加熱する。この
黄色溶液を2ガロンの水に注いでポリマー生成物を沈澱
させ、このポリマーを上記した実施例1と同様にして精
製する。このようにして、上記した式(I)において、
B及びDがそれぞれアジピン酸及びアゼライン酸の残基
であり、八がポリヘキシレンアジペートグリコールの残
基であり、Rが4.4′−メチレンビス(フェニレン)
であり、mが1未満の正の数であり、yが平均値で約1
6.5の数であり、n、。、は実施例1と同様に測定し
たとき0.96であるポリエステルアミドを400g得
る。
射出速度の設定値を3にし且つ射出成形工程の成形温度
を98°Cにする以外は、実施例1と同様の条件を用い
て、このポリマーを押出し、射出成形する。成形品は、
表に示した物性により特徴づけられる。
実11津劃 下記の実験により、下記の成分を用いた以外は、実施例
1と実質的に同様の方法により、本発明のポリエステル
アミドを製造する。
3℃の樹脂反応がまに、分子量が約1000のカルボン
酸末端ポリブチレンアゼレー)149.1 g(0,1
46モル)、アゼライン酸305.3g(1,60モル
)及びテトラメチレンスルホン1700m lを仕込む
。この溶液を約225“Cに加熱後、テトラメチルスル
ホン400n+1!、に1,3−ジメチルホスホレンオ
キシド2゜18 g及び4.4″−メチレンビス(フェ
ニルイソシアネート)436.4 g(1,746モル
)を溶解して調製した溶液を、2時間かけて添加する。
得られる黄色溶液を225°Cで2時間加熱する。この
ポリマー化酸物を、上記したようにして単離し精製する
。このようにして、上記した式(1)において、B及び
Dの両方がアゼライン酸の残基であり、八がポリブチレ
ンアゼレートグリコールの残基であり、Rが4,4′−
メチレンビス(フェニレン)であり、mが1未満の正の
数であり、yが平均値で約11の数であり、n1nhは
上記と同様に測定したとき0゜82であるポリエステル
アミドを730g得る。
下記の条件を用いた以外は、実施例1と同様にして、こ
のポリマーを押出し、射出成形する。
押出機条件:帯域温度111=255°C,l12=2
60 ”C1#3 = 265°C,#4=265°C
;スクリュー速度−4゜rpmi)ルクー600m−g
0 射出条件:帯域温度#1=260°C,#2=262°
C1#3 = 265°C;射出速度設定値−4;射出
圧力=600psi(4135kPa) ;射出時間−
15秒;ザイクル時間=30秒;成形温度−88°C0
このポリエステルアミドは、表に示した物性により特徴
づけられる。
実1111 下記の実験により、下記の成分を用いた以外は、実施例
1と実質的に同様の方法により、本発明のポリエステル
アミドを製造する。
31の樹脂反応がまに、分子量が約3000のカルボン
酸末端ポリブチレンアゼレート208.9 g(0,0
675モル)、アゼライン酸205.3g(1,076
モル)及びテトラメチレンスルホン1400m lを仕
込む。この溶液を約225°Cに加熱後、テトラメチル
スルホン320++1に1.3−ジメチルホスホレンオ
キシド1゜43 g及び4,4′−メチレンビス(フェ
ニルイソシアネート)285.8 g(1,143モル
)を溶解して調製した溶液を、2時間かけて添加する。
得られる黄色溶液を225°Cで2時間加熱する。この
ポリマー生成物を、上記したようにして単離し精製する
。このようにして、上記した式(1)において、B及び
Dの両方がアゼライン酸の残基であり、八がポリブチレ
ンアゼレートグリコールの残基であり、Rが4,4′−
メチレンビス(フェニレン)であり、■が1未満の正の
数であり、yが平均値で約16の数であり、rlinh
は上記と同様に測定したとき0゜87であるポリエステ
ルアミドを595g得る。
下記の条件を用いた以外は、実施例1と同様にして、こ
のポリマーを押出し、射出成形する。
押出機条件:帯域温度#1=250°c、 1t2=2
50°C1#3 = 260°C,114=260°C
;スクリュー速度−40rpn+iトルク=600m−
g 。
射出条件:帯域温度!11 = 267°C,#2=2
72°C1#3 = 272°C;射出速度設定値−4
,5;射出圧力=800psi(5515kPa)  
;射出時間−15秒;サイクル時間−30秒;成形温度
−140°C0このポリエステルアミドは、表に示した
物性により特徴づけられる。
実W 下記の実験により、下記の成分を用いた以外は、実施例
1と実質的に同様の方法により、本発明のポリエステル
アミドを製造する。
31の樹脂反応がまに、分子量が約3000のカルボン
酸末端ポリブチレンアゼレー)148.5 g(0,0
48モル)、アゼライン酸246.1g(1,29モル
)及びテトラメチレンスルホン1350m Aを仕込む
。この溶液を約225°Cに加熱後、テトラメチルスル
ホン320mj2に1.3−ジメチルホスホレンオキシ
ド1゜67 g及び4,4′−メチレンビス(フェニル
イソシアネート)334.5 g(1,34モル)を溶
解して調製した溶液を、2時間かけて添加する。得られ
る黄色溶液を225°Cで2時間加熱する。このポリマ
ー生成物を、上記したようにして単離し精製する。この
ようにして、上記した式(I)において、B及びDの両
方がアゼライン酸の残基であり、Aがポリブチレンアゼ
レートグリコールの残基であり、Rが4,4′−メチレ
ンビス(フェニレン)であり、mが1未満の正の数であ
り、yが平均値で約26の数であり、n1nhは上記と
同様に測定したとき1.07であるポリエステルアミド
を610g得る。
下記の条件を用いた以外は、実施例1と同様にして、こ
のポリマーを押出し、射出成形する。
押出機条件;帯域温度#1 = 260°C,#2=2
60°C1+13 = 270°C,#4=270°C
;スクリュー速度−4゜rpmi)ルクー135f)m
−g。
射出条件:帯域温度#1=267°C,112=272
°C1$13 = 272°C;射出速度設定値=4.
5  、射出圧カー800psi(5515kPa) 
 ;射出時間=15秒;サイクル時間−30秒;成形温
度=140°C0このポリエステルアミドは、表に示し
た物性により特徴づけられる。
(本頁以下余白) −表一美」II− 実】I町− 実11ホし 実新I汁し 実】l小り 某】I彫L HDT’(’C)    180    53    
    55      85     115   
 118      67    83(1,48) 
  (2,11)    (1,13)     (3
,66)  (1,31)0.10         
  0.12     0.25   0.14〔備考
〕 ※:マグローヒル社により1986〜1987年発行の
モダーン プラスチックス エンサイクロペディア(M
odernPlastics Encyclopedi
a)に記載のナイロン12の特性値ITg、示差走査熱
量法(910型DSCモジユールを用いたデュポン社製
990型熱分析器使用)により測定したガラス転移温度 20ツクウ工ル硬度:ガリレオ八−200測定器(イタ
リアのミラノにあるガリレオ社製)を用いてASTM試
験法D785に準じて測定した硬度 311DT : ASTM試験法D648−56に準じ
て268ps i (1820kPa)で測定した加熱
撓み温度4ノツチアイゾツト: ASTM試験法025
6−56に準じて測定したアイヅッド衝撃強さ5吸水量
: ASTM試験法570に準じて、成形試料を73°
F(22,8°C)で24時間水中で保存したときの重
量増加率の測定値。
〔発明の効果〕
上記の説明から明らかなように、本発明により、新規な
線状セグメント非弾性熱可塑性ポリエステルアミドが提
供される。このポリマーは、カルボン酸末端プレポリマ
ー(分子量400〜6000の高分子ジオール1モルに
対してジカルボン酸を2モル反応させることにより誘導
される)を、ジカルボン酸及びジイソシアネートと反応
させることにより容易に得られる。このようにして得ら
れるポリマーは、ナイロン、特にナイロン11又は12
に類似した性質を有するが、ナイロン類よりも高温特性
が優れている。又、本発明のポリマーは、靭性が優れて
いるだけでなく、吸水性が低い。
このような本発明のポリマーは、ナイロン11、ナイロ
ン12又はナイロンSTが有効であるいずれの用途にも
用いることができる。即ち、本発明のポリエステルアミ
ドは、ケーブルの外装、トラックのエアーブレーキに使
用されるホースの外装並びに燃料噴射自動車エンジン及
び航空機における燃料ラインの外装の製造に特に有用で
ある。更に、本発明のポリマーは、スポーツ用品の分野
、例えば、バドミントンの羽根及び保護用具、例えば、
すね、肩、ひし及びひざパッド並びに頭角てに用いるこ
とができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、伸びが150%以下で、次式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rはアルキレン、シクロアルキレン及びアリー
    レンからなる群から選ばれたものであり、Aは分子量が
    約400〜約6000である高分子ジオールHOAOH
    の残基であり、Bは炭素数が6〜14個である脂肪族ジ
    カルボン酸類、イソフタール酸及びテレフタール酸から
    なる群から選ばれたジカルボン酸HOOC−B−COO
    Hの残基であり、mは平均値として1未満で且つ0を超
    える数であり、Dは由来する硬質セグメントの融解温度
    が325℃以下であるジカルボン酸HOOC−D−CO
    OHの残基であり、yが平均値として10を超える数で
    ある)で表される反復単位を有する線状セグメント非弾
    性熱可塑性ポリエステルアミド。 2、Rがアリーレンである特許請求の範囲第1項に記載
    のポリエステルアミド。 3、Rが4,4−メチレンビス(フェニレン)である特
    許請求の範囲第1項に記載のポリエステルアミド。 4、Aがポリエステルジオールの残基である特許請求の
    範囲第1項に記載のポリエステルアミド。 5、Bが炭素数6〜14個の脂肪族ジカルボン酸の残基
    である特許請求の範囲第1項に記載のポリエステルアミ
    ド。 6、Dが脂肪族ジカルボン酸の残基である特許請求の範
    囲第1項に記載のポリエステルアミド。 7、yが平均値として11〜約40の数である特許請求
    の範囲第1項に記載のポリエステルアミド。 8、Rが4,4′−メチレンビス(フェニレン)であり
    、Aが約1000〜約3000の分子量を有するポリエ
    ステルジオールの残基であり、Bが炭素数6〜14個の
    脂肪族ジカルボン酸の残基であり、Dが脂肪族ジカルボ
    ン酸の残基であり、yが平均値として11〜約40の数
    である特許請求の範囲第1項に記載のポリエステルアミ
    ド。 9、Dがアゼライン酸由来の残基である特許請求の範囲
    第8項に記載のポリエステルアミド。 10、A及びBが、それぞれポリブチレンアゼレートグ
    リコールの残基及びアゼライン酸の残基である特許請求
    の範囲第9項に記載のポリエステルアミド。 11、A及びBが、それぞれポリヘキシレンアジペート
    グリコールの残基及びアジピン酸の残基である特許請求
    の範囲第9項に記載のポリエステルアミド。 12、A及びBが、それぞれポリヘキシレンアゼレート
    グリコールの残基及び及びアゼライン酸の残基である特
    許請求の範囲第9項に記載のポリエステルアミド。 13、特許請求の範囲第1項に記載のポリエステルアミ
    ドの成形品。 14、(a)高分子ジオールHO−A−OHとジカルボ
    ン酸HOOC−B−COOHの一種又はこの酸の2種以
    上の混合物とを、前記ジオール1モル当たり前記ジカル
    ボン酸少なくとも2モルの反応条件下で接触させて、カ
    ルボン酸末端ポリエステルを製造し、縮合で生成した水
    から前記ポリエステルを分離し; (b)実質的に完全な反応が生じるような条件下で、前
    記ポリエステルをジイソシアネートR(NCO)_2及
    び二酸HOOC−D−COOHと接触させることにより
    反応させるが、この際、工程(a)のポリエステ1モル
    当たり二酸を10モルを超える量用い且つジイソシアネ
    ートをポリエステル及び二酸の総カルボン酸当量がイソ
    シアネート当量と実質的に等しい量で用いる、以上の工
    程を包含する、特許請求の範囲第1項に記載の式( I
    )の反復単位によって表されるポリエステルアミドの製
    造方法。
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