JPH02139745A - テープレコーダ装置 - Google Patents

テープレコーダ装置

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JPH02139745A
JPH02139745A JP1065482A JP6548289A JPH02139745A JP H02139745 A JPH02139745 A JP H02139745A JP 1065482 A JP1065482 A JP 1065482A JP 6548289 A JP6548289 A JP 6548289A JP H02139745 A JPH02139745 A JP H02139745A
Authority
JP
Japan
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tape
control
tension
reel
cassette
Prior art date
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Pending
Application number
JP1065482A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Kotoda
古藤田 喜弘
Kunio Noguchi
国雄 野口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明はテープレコーダ装置に関する。
(従来の技術) オーディオ・ビジュアル用のビデオカセットテープを用
いて記録・再生を行うテープレコーダ装置が普及してお
り、最近では、デジタルオーディオテーブカセット(以
下、DATカセットという)を用いてデジタル信号の記
録・再生の可能なテープレコーダ装置が出現している。
上述したDATカセットは、従来のコンパクトカセット
テープの約172のサイズとされ、カセット本体にリッ
ドおよびスライダが設けられ、リッドによりテープ面が
、またスライダによりノ1ブ穴が塞がれ、テープレコー
ダ装置にセットされたとき以外は、カセット内部に、デ
ジタル記録におけるドロップアウトの原因となるチリや
ホコリが入り込まないように密閉構造とされている。
そしてこのDATカセットは、テープレコーダ装置にセ
ットされると、スライダが移動されて7%ジブ穴出現し
、またリッドが開いてテープがガイドやローラに係合さ
れ、これらのガイドやローラによりテープが回転ヘッド
ドラムに巻き付けられデジタル記録・再生が行われる。
したがって、上述したテープレコーダ装置では、DAT
カセットを自動的に回転ヘッドドラムにセットするロー
ディング機構が採用されている。
このローディング機構は、DATカセットをテープレコ
ーダ本体のカセット挿入口に挿入することにより、DA
Tカセットがカセットホルダに装着され、このカセット
ホルダに装着されたDATカセットがテープレコーダ内
部に設けられた駆動機構上を移動するように引き込まれ
、まずスライダが開方向に移動され、次いでリッドが開
き、この後カセットホルダが降下してDATカセットが
駆動機構に装着される。そしてこの状態から、テープが
ガイドやローラにより引き出されて回転ヘッドドラムに
巻き付けられてデジタル記録・再生が行われる。
ところで、上述したDATカセットを用いるテープレコ
ーダ装置では、DATカセットのテープをガイドやロー
ラなどを備えた駆動機構により回転ヘッドドラムにガイ
ドし、テンションサーボ機構により所定のテンションを
テープに与えることが行われている。
上述のテンションサーボ機構として、テープリールに接
触するよう巻装されたバンドブレーキを用いたメカニカ
ルテンションサーボ機構や、テープリールをダイレクト
に駆動するダイレクトドライブモータを用いたロジック
テンションサーボ機構が用いられている。
たとえば、上述のサーボ機構を用いない場合のテープテ
ンションは、第4図に示すように、巻取側のテープリー
ルのテープ巻き始めから、テープ巻き終りになるにつれ
て急激に大きくなる。そして上述した各テンションサー
ボ機構を用いた場合では、第5図に示すように、テープ
リールのテープ巻き始めからテープ巻き終りの間、テー
プテンションがテンション許容範囲β内となるように制
御されている。
しかしながら、上述した従来のテープレコーダ装置では
、テンションサーボ機構として、メカニカルテンション
サーボ機構を用いた場合、テープリールのほぼ全周にわ
たってバンドブレーキを配設し、このバンドブレーキを
テープ駆動機構系と独立して制御するため、機構が複雑
で、省スペースを図ることが難しいという課題があった
。また、ロジックテンションサーボ機構を用いた場合で
は、DDモータの制御が複雑となり、コスト的に不利で
あるという課題があった。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように従来のテープレコーダ装置では、テープ
テンションの制御をメカニカルに行う場合、機構が複雑
で省スペース化が難しく、またロジックで行う場合、制
御が複雑でコスト的に不利であるという課題があった。
この発明は、上述した課題を解決するためのもので、簡
単な機構で、しかもテープのテンション制御を良好かつ
確実に行うことができ、省スペースおよび低コスト化を
図ることができるテープレコーダ装置を提供することを
目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、カセットテープのテープをカセットハーフ
から引出し回転ヘッドによりテープの記録・再生を行う
テープレコーダ装置において、前記カセットテープのテ
ープを駆動するテープ駆動機構と、このテープ駆動機構
により駆動されるテープの供給および巻取りを行う一対
のテープリールと、このテープリールにおけるテープ量
を検出するテープ量検出部と、前記供給側のテープリー
ルに所定の圧力で接触し、テープに所定のテンションを
与えるブレーキ機構と、このブレーキ機構による圧力を
前記テープ量検出部により検出された値に基づいて切換
制御する切換機構とを備えたものである。
また、上述したテープ量検出部は、テープリールの回転
数からテープ量を検出するものである。
さらに、上述した切換機構は、前記テープ量検出部によ
り検出された値に基づいて、前記ブレーキ機構による圧
力を段階的または連続的に切換制御するものである。
(作 用) この発明では、テープ量検出部により検出された値に基
づいてブレーキ機構による圧力を切換制御するようにし
たので、簡単な機構で、しかもテープのテンション制御
を良好かつ確実に行うことができ、省スペースおよび低
コスト化を図ることができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図はこの発明の一実施例のテープレコ
ーダ装置を説明するための図である。
これらの図において、1は回転軸1aに回転自在に配設
された制御カムを示している。制御カム1の外周には、
ギア2が形成されており、このギア2は、伝達ギア3、
ウオームギア4.5を介してモータ6により回転駆動さ
れ、制御カム1は、矢印A、 、A2方向に回転される
ようになっている。制御カム1のギア2には、パターン
検出ギア7が噛合っており、パターン検出ギア7の回転
位置によりモード状態が検出されるようになっている。
また、制御カム1には、ローディング用の制御溝8aと
、モード切換用の制御溝8bが形成されている。制御カ
ム1のローディング用の制御溝8aには、回転自在に配
設されたローディングレバー9の作動用の突起9aが挿
入されており、制御カム1の回転により矢印B1、B2
方向に回転されるようになっている。ローディングレバ
ー9には、ギア10が形成されている。
ローディングレバー9のギア1oの先端側には、互いに
噛合され回転自在とされたローディングギアlla、l
lbが配設されており、一方のローディングギアl1g
はギア1oに噛合されている。
ローディングギアlla、llbには、ローディングア
ーム12a、12bが固定されている。ローディングア
ーム12a、12bには、ローディングリンク13a、
13bが回転自在に設けられている。ローディングリン
ク13a、13bの先端には、テープ引出スライダ14
a、14bが設けられている。テープ引出スライダ14
a、14bは、ベース板15a、15bと、各ベース板
15a、15b上に設けられたガイドローラ16a11
6bと、ガイドピン17a、17bとを備えている。
また、制御カム1のモード切換用の制御溝8bには、制
御スライダ18の制御ピン1′9が挿入されている。制
御スライダ18には、移動位置制御用の長孔20a、2
0bが形成されており、長孔20aは、制御カム1の回
転軸1aに係合され、長孔20bは、図示を省略したメ
インシャーシの突起21に係合されている。制御スライ
ダ18は制御カム1の回転により矢印c1、c2方向に
移動自在とされている。また、制御スライダ18には、
ブレーキ制御用の制御溝18aが形成されており、制御
溝18aには、ブレーキレバー22の制御ピン22aが
挿入されている。ブレーキレバー22は、図示を省略し
たサブシャーシに回転自在に設けられている。ブレーキ
レバー22の一方には、ブレーキパッド23が形成され
ており、他方は、コイルバネ24を介してテンション制
御レバー25に接続されている。テンション制御レバー
25は、サブシャーシ(図示省略)に回転自在に配設さ
れている。テンション制御レバー25には、制御ピン2
5aが設けられており、制御ピン25aは、制御スライ
ダ18のテンション制御用の切欠部26に接触されてい
る。
また、制御スライダ18には、ピンチローラ制御用の制
御溝27が形成されている。制御溝27には、ピンチロ
ーラ与圧レバー28の制御ピン28aが係合されている
。ピンチローラ与圧レバー28はメインシャーシ(図示
省略)の回転軸29に回転自在に取付けられている。ピ
ンチローラ与圧レバー28には、回転軸29に回転自在
に配設されたピンチローラ支持レバー30の曲げ片30
aが係止されている。回転軸2つには、与圧バネ31が
配設されている。与圧バネ31の一端はピンチローラ支
持レバー30の曲げ片30aに係止され、他端はピンチ
ローラ与圧レバー28に係止されている。ピンチローラ
支持レバー30には、ピンチローラ32が回転自在に配
設されており、ピンチローラ32は、ピンチローラ支持
レバー30が前進されたときにキャプスタン軸33に圧
接されるようになっている。また、ピンチローラ支持レ
バー30には、ガイド突起32aが形成されており、ガ
イド突起32aには、ガイドローラ支持レバー34のガ
イド溝34aが係合されている。
ガイドローラ支持レバー34は、メインシャーシ(図示
省略)に回転自在に配設されており、ガイドローラ支持
レバー34には、テープをガイドするガイドローラ35
が配設され、キャプスタン軸33の近傍には、テープを
キャブスクン軸33側にガイドするガイドポスト33a
が配設されている。
また、サブシャーシ(図示省略)上には、テープ供給リ
ール36aとテープ巻取リール36bとが図示を省略し
た駆動機構により回転駆動可能に配設されている。テー
プ供給リール36aには、上述したブレーキレバー22
のブレーキパッド23が接触されている。
また、上述したテープ引出スライダ14aの、このテー
プ引出スライダ14aが送出された所定の位置のメイン
シャーシ(図示省略)上には、ガイドポスト37が配設
されている。テープ引出スライダ14a、14bの、こ
れらのテープ引出スライダ14a、14bか送出された
位置の間には、テープに対して情報の記録・再生を行う
回転ヘッドドラム38が配設されている。テープ引出ス
ライダ14a側のガイドローラ16aの近傍には、テー
プに接触するピン39aを有する、テープテンション検
出用のアーム39が設けられており、このアーム39の
移動量をテープテンション検出用のアーム40により検
出してテープ残量を検出する。つまり、テープ残量が少
なくなるときには、テンションが大幅に上昇するので、
この変化に基づいてテープ残量を検出し、テンションの
切換えを行うようになっている。
次に、このように構成されたテープレコーダ装置の動作
について説明する。
まず、図示を省略したカセットホルダにDATカセット
(図示省略)を装着させる。このときDATカセットの
スライダ(図示省略)がカセットホルダの爪により開放
され、テープ裏面側に、テープ引出スライダ14a、1
4bが配置された状態となる。次いで、モータ6が回転
され、制御カム1が矢印A1方向に回転される。これに
より、ローディングレバー9が矢印B1方向に回転され
る。これによりローディングギアlla、llbが回転
し、テープ引出スライダ14a、14bが前進し、テー
プを回転ヘッドドラム38に向けて引出す。また、上述
の動作と同時に、制御スライダ18が矢印C2方向に移
動し、ピンチローラ支持レバー30がキャプスタン軸3
3に向けて前進する。そして第2図に示したように、テ
ープ供給リール36aからテープが、ガイドローラ37
、テープ引出スライダ14aのがイドローラ16a1ガ
イドピン17aを介して回転ヘッドドラム38に接触さ
れ、テープ引出スライダ14bのガイドピン17b1ガ
イドローラ16b1ガイドローラ33aを介してピンチ
ローラ32とキャプスタン軸33との間にガイドされ、
キャプスタン軸33からのテープはガイドローラ35に
ガイドされ、テープ巻取リール36bに達する。
そしてこの状態で、テープの記録あるいは再生を行うよ
うテープが駆動されると、キャプスタン軸33の回転に
より、ピンチローラ32により圧接されているテープが
駆動され、これと同時に、テープ供給リール36aおよ
びテープ巻取リール36bが回転され、テープがテープ
供給リール36aから回転ヘッドドラム38を経て、キ
ャプスタン輔33の回転により駆動され、テープ巻取リ
ール36bに巻取られる。また、上述のテープの走行時
において、テープ供給リール36aには、コイルバネ2
4により付勢されたブレーキレバー22のブレーキパッ
ド23が接触され、テープに所定のテンションが付与さ
れる。
この後、テープ供給リール36aのテープが順次、記録
あるいは再生において供給され、テープテンション検出
アーム39および位置検出センサ40により所定のテー
プ残量が検出されると、その検出信号がモータ6に出力
される。これにより、制御スライダ18が矢印C2方向
に移動するように、モータ6が回転され、これによりウ
オームギア4.5および伝達ギア3が回転され、制御カ
ム1が矢印A2方向に回転される。そしてこの回転によ
り制御スライダ18が矢印C2方向に移動され、これに
よりテンション制御レバー25の制御ビン25aが制御
スライダ18の切欠部26に沿ってガイドされ、テンシ
ョン制御レバー25が回転し、コイルバネ24の付勢力
が小さくなり、ブレーキパッド23のテープ供給リール
36aへの摩擦力が小さくなる。これにより、第3図に
示すように、テープのテンションが所定の値に切換えら
れ、テープテンションの許容範囲β内に制御される。
したがって、この実施例では、テープ残量をテープテン
ション検出アーム39および位置検出センサ40により
検出して、ローディング用のモータ6を回転させること
により、制御カム1および制御スライダ18を移動させ
てテープ供給リール36aに接触するブレーキレバー2
2のブレーキパッド23の摩擦力を制御するよう切換え
るので、簡単な機構で、しかもテープのテンション制御
を良好かつ確実に行うことができ、省スペースおよび低
コスト化を図ることができる。
なお、上述した実施例では、テープ巻取リールのテープ
巻き終り時におけるテンション切換えを1段の切換えで
行ったが、多段に切換えるようにしてもよい。またテー
プ残量を検出する手段として、テープ供給リール36a
の回転検出パルスの周期からテープ残量を算出してもよ
い。
次に、本発明の他の実施例のテープレコーダ装置につい
て説明する。
第6図は、この発明の他の実施例のテープレコーダ装置
を説明するための図である。
同図において、41はビン41aにより所定の範囲内で
回転自在に軸支されたブレーキレバーを示している。ブ
レーキレバー41の一方にはブレーキパッド42が固定
されており、このブレーキパッド42はリールディスク
Rの外周面に接触可能とされている。また、ブレーキレ
バー41の他方にはバネ43が固定されており、このバ
ネ43は移動部材44に接続されている。
さらに、上述したリールディスクRには、リルの回転数
を検出する検出センサの検出用アーム(図示省略)が接
触されている。
移動部材44にはこの移動位置を規定するための長穴4
4 a、44 bが形成されており、長穴44a、44
bには図示を省略した固定部材の突起45a、45bが
各々係合されている。また、移動部材44には作動ビン
45が設けられており、作動ビン45は移動部材44の
下面に配置された回転部材46の制御溝46aに挿入さ
れている。
この回転部材46は図示を省略したモータによって駆動
され、回転部材46の一方面には上述した制御溝46a
が、回転部材46の中心から外側に向かって広がる螺旋
状に形成されている。
そして、モータによって回転部材46が回転されると、
螺旋状の制御溝46aの部分を作動ビン45が制御溝4
6aの始点から終点までガイドされ、同時に突起45a
、45bが長穴44a、44bの一端から他端までの距
離をガイドされる。
これにより、移動部材44は長穴の長さに相当する距離
範囲を連続的に移動される。
次に、このように構成されたテープレコーダ装置の動作
について説明する。
第6図はテープ供給開始(図示しない側のリールの巻始
め)Taの状態を示している。
この状態において、作動ピン45は制御溝46aの螺旋
の最外周の始点に位置しており、図示を省略した固定部
材の突起45a、45bは長穴44a、44bの右端す
なわちブレーキレバー41に近い側でそれぞれ係止され
ている。
これは、バネ43が最も引張られた状態で、ブレーキパ
ッド42はビン41aを軸に、バネ43の引張られる方
向と逆方向に力が加わり、リールディスクRと接触され
、テープに所定のテンションが付与される。
この後、供給リール側のテープが順次、記録あるいは再
生において供給されるにしたがって、供給側のテープ巻
径が小さくなり、テープ張力が大きくなると同時にリー
ルディスクRの回転数が増加する。
この回転数の変化が連続的に検出センサ(図示省略)に
より検出され、その検出信号がモータ(図示省略)に送
られる。これによって、回転部材46が矢印A方向に連
続的に回転するようにモータが回転され、回転部t第4
6の回転につれて移動部材44が矢印B方向に所定の範
囲内で連続的に移動され、第7図に示したテープ供給中
Tbの状態に達する。
移動部材44の矢印B方向への移動によって、バネ43
の張力が連続的に緩和されるため、ブレーキパッド42
は矢印Bと反対方向、すなわちリールディスクRから離
れる方向に力が働き、リールディスクRへの圧接力が第
6図における状態から徐々に減少される。したがって、
テープにおけるテンションは常に一定の状態でテープが
送出される。
このようにテープ供給が進行する間中、テープ供給に伴
うリールの回転数の変化が検出センサによって常に検出
され、この検出センサの検出信号が連続してモータに送
られることにより、回転部材46が連続的に回転され、
この回転によって移動部材44が停止することなく常に
移動される。
したがって、移動部材44に接続されたバネ43の張力
は連続的に変化され、ブレーキパッド42のリールディ
スクRへの圧接力が制御される。
これによって、テープのテンションは常に一定の状態で
テープ供給が進行され、最終的に、突起45a、45b
が長穴44a、44bの左端すなわちブレーキレバー4
1に遠い側でそれぞれ係止された第8図のテープ供給終
了Tcの状態に達する。
このテープ供給終了Tcの状態はバネ43の張力が最も
弱い状態で、ブレーキパッド42のリールディスクRへ
の圧接力は第7図における状態からさらに減少される。
したがって、テープにおけるテンションはテープ巻径の
変化に影響されず一定の状態に保たれる。
こうして、第6図から第8図に渡って説明したように、
この実施例によるテープレコーダ装置では、供給リール
のテープ供給が進行していく過程で、テープ巻径の減少
に伴うリールディスクの回転数の変化に基づいて、リー
ルディスクに接触されるブレーキパッドの圧力が制御さ
れるため、第9図に示したようにテープの巻始めがら巻
終りまでテープのテンションは一定となり、良好なテー
プ走行が実現される。
なお、上述した実施例では、リールディスクの回転数を
検出してモータを駆動させたが、テープ巻径を検出して
、その巻径変化量に基づいてモ〜りを駆動させ、回転部
材の回転を制御し、テープに付与されるテンションを制
御してもよい。
さらに、バネの張力を制御するためのバネに接続された
移動部材としては、上述したものに限らず、連続的にバ
ネの張力を変化させるものであれば他のものを用いても
よい。
また、上述した実施例では、特にDATカセットを用い
るテープレコーダ装置について説明したが、従来から用
いられているビデオテープを使用するテープレコーダ装
置にこの発明を適用してもよいことはもちろんである。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明のテープレコーダ装置は、
テープ量検出部により検出された値に基づいてブレーキ
機構による圧力を切換制御するようにしたので、簡単な
機構で、しかもテープのテンション制御を良好かつ確実
に行うことができ、省スペースおよび低コスト化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のテープレコーダ装置を説
明するための斜視図、第2図は第1図の平面図、第3図
は第1図のテープレコーダ装置におけるテープテンショ
ンを説明するための図、第4図および第5図はそれぞれ
従来のテープレコーダ装置におけるテープテンションを
説明するための図である。 また、第6図、第7図および第8図はこの発明の他の実
施例を説明するための平面図、第9図は第6図のテープ
レコーダ装置におけるテープテンションを説明するため
の図である。 1・・・制御カム、9・・・ローディングレバー 14
a、14b・・・テープ引出スライダ、18・・・制御
スライダ、22・・・ブレーキレバー 23・・・ブレ
ーキパッド、24・・・コイルバネ、25・・・テンシ
ョン制御レバー 36a・・・テープ供給リール、36
b・・・テープ巻取リール、38・・・回転ヘッドドラ
ム、39・・・テープテンション検出アーム、4o・・
・位置検出センサ、41・・・ブレーキレバー 42・
・・ブレーキパッド、43・・・ばね、44・・・移動
部材、46・・・回転部材。 出願人      株式会社 東芝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カセットテープのテープをカセットハーフから引
    出し回転ヘッドによりテープの記録・再生を行うテープ
    レコーダ装置において、 前記カセットテープのテープを駆動するテープ駆動機構
    と、 このテープ駆動機構により駆動されるテープの供給およ
    び巻取りを行う一対のテープリールと、このテープリー
    ルにおけるテープ量を検出するテープ量検出部と、 前記供給側のテープリールに所定の圧力で接触し、テー
    プに所定のテンションを与えるブレーキ機構と、 このブレーキ機構による圧力を前記テープ量検出部によ
    り検出された値に基づいて切換制御する切換機構と を具備したことを特徴とするテープレコーダ装置。
  2. (2)テープ量検出部は、テープリールの回転数からテ
    ープ量を検出するものである請求項1記載のテープレコ
    ーダ装置。
  3. (3)切換機構は、前記テープ量検出部により検出され
    た値に基づいて、前記ブレーキ機構による圧力を段階的
    に切換制御するものである請求項1記載のテープレコー
    ダ装置。
  4. (4)切換機構は、前記テープ量検出部により検出され
    た値に基づいて、前記ブレーキ機構による圧力を連続的
    に切換制御するものである請求項1記載のテープレコー
    ダ装置。
JP1065482A 1988-08-30 1989-03-17 テープレコーダ装置 Pending JPH02139745A (ja)

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JP21559688 1988-08-30
JP63-215596 1988-08-30
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