JPH0213927Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0213927Y2
JPH0213927Y2 JP1983204138U JP20413883U JPH0213927Y2 JP H0213927 Y2 JPH0213927 Y2 JP H0213927Y2 JP 1983204138 U JP1983204138 U JP 1983204138U JP 20413883 U JP20413883 U JP 20413883U JP H0213927 Y2 JPH0213927 Y2 JP H0213927Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
amount
microcomputer
setting
room temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983204138U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60107730U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20413883U priority Critical patent/JPS60107730U/ja
Publication of JPS60107730U publication Critical patent/JPS60107730U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0213927Y2 publication Critical patent/JPH0213927Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は石油燃焼器の中に入つている油タンク
の油量を表示する油量計に関するものである。
従来のタンクに、のぞき窓を設け油量を確認す
る方法では、のぞき窓の部分をシールするのが困
難であり、そのためにタンク下部の方にしか、の
ぞき窓は設けられていない。従つて空に近ずいた
ときしか確認できない。そこで近年電子油量計な
るものが出現している。これは油量セツト用のス
イツチが設けられており、油タンク内に油が充分
補給された後、該油量セツト用スイツチをオンさ
せることにより、タンク内油量100%として内部
記憶され、その後は燃焼量(例えば強燃焼や弱燃
焼)に応じて単位時間内の油の消費量が決定さ
れ、その時間との積により積算消費量が演算され
る。そして初期の油タンク内油量100%からの減
少した後の残油量を表示装置を用いて表示するも
のである。しかし、このものは油量セツトはスイ
ツチをオンさせるとタンク内油量は100%として
内部記憶されるため、油タンクに半分しか油を補
給しない状態(タンク内油量は50%)で油量セツ
トを行なうと残油量表示は実際と異なつて表示さ
れてしまい、本来の目的を失なつてしまうという
欠点を有していた。
本考案は上記欠点を克服すべくなされたもので
あり、その目的は油タンクに油を100%補給しな
い状態で油量セツトを行つても使用者が供給した
油量に対応した初期値を設定することにより、正
確に残油量を表示する油量計を得るにある。その
ため油量セツトを無段階にセツト可能にしたもの
であり、以下図面を参照してその一実施例を説明
する。
第1図は本考案による一実施回路例を示したも
のである。1はマイクロコンピユータ(以下マイ
コンと呼ぶ)であり、そのVDD、VSSはマイコ
ン1の電源端子である。該電源端子は電源2より
接続され供給される。マイコン1の端子において
3,4,5,6,7は後述の残油量設定の際、マ
イコン1が出力するデータ用端子である。またこ
のうち3,4は後述の室温検知の際の出力として
も用いられる。8はマイコンが判断した残油量設
定が正しいか否かを判断する入力端子、9はマイ
コンが判断した室温差(設定室温と実際室温の
差)が正しいか否かを判断する入力端子、10は
後述の残油量セツトスイツチ用の入力端子、11
は後述の油面フロートスイツチ用の入力端子、1
2,13,14,15は油量表示用の発光素子
(以下LEDと言う)16,17,18,19を点
灯するための出力端子であり、トランジスタ2
0,21,22,23はLED16,17,18,
19を駆動するためのドライバーである。24,
25はトランジスタ26,27を介し、リレーコ
イル28,29を駆動するための出力端子であ
る。AはD/A変換手段であり、マイコン1の出
力3〜7からの出力を30〜34のインバータに
よつて反転し、さらに抵抗35〜41によつてア
ナログ電圧としてB部に発生させるものである。
42は残油量設定用ボリユームであり、43の抵
抗を介してVDDに接続されると共に44の抵抗
を介してVSSに接続され、また中点端子は45
のコンパレータの非反転入力に接続される。また
コンパレータ45の反転入力にはB部に発生した
D/A変換出力電圧が印加される。またコンパレ
ータ45出力は抵抗46を介してVDDに接続さ
れると共にマイコン1の入力端子8に接続され、
両者の比較手段Dを構成する。Cは実際の室温お
よび設定温度を検出あるいは設定し、両者の温度
差を検出しかつ燃焼モードを制御しうる出力手段
である。47は室温検知用サーミスタで抵抗4
8,49,50,51及び室温設定用ボリユーム
52によりブリツジ回路を構成し、出力をコンパ
レータ53で比較、検出し、コンパレータ53の
出力は抵抗54を介してVDDに接続されると共
にマイコン1の入力端子9に接続される。マイコ
ン1の出力3,4はそれぞれインバータ55,5
6を介して抵抗49,50へ接続される。57は
残油量セツトスイツチであり、その信号はマイコ
ン1の入力端子10へ接続される。油受け皿には
油タンクの油が無くなり、油受け皿の油も低下し
たとき、スイツチが開となる油面フロートスイツ
チ58を取り付けマイコンの入力端子11へ接続
する。リレー28,29の接続は電磁弁を切換え
て直接または間接的に燃焼量を制御する。
次に本考案の一動作例について説明する。マイ
コン1はその出力3,4によりインバータ55,
56を介してコンパレータ53の基準入力電圧を
変化させ、3ランクを設けている(これをVS-1
VS,VS+1とする)。サーミスタ47と室温設定用
ボリユーム52で分圧された電圧VPを基準入力
電圧のどのランクに入るかをコンパレータ53で
弁別する。即ち実際の室温が設定温度に対してど
の位置に属するかを検知する。具体的にはマイコ
ン1の出力の3を上位、4を下位とし、先ず両方
共Hの出力を出す。このときはインバータ55,
56の出力はLとなり、コンパレータ53の非反
転入力には最も低い電位VS-1が印加される。こ
れを基準入力電圧とし、次に出力3をH、出力4
をLとする。インバータ55,56の出力はそれ
ぞれL,Hとなる。このときのコンパレータ53
の非反転入力に印加される電圧を基準入力電圧
VSとする。次に出力3をL、出力4をHとする。
インバータ55,56の出力はそれぞれH,Lと
なる。このときのコンパレータ53の非反転入力
に印加される電圧を基準入力電圧VS+1とする。
実際室温が設定温度より1℃低い状態(この状態
をTS-1とする)のとき、コンパレータ53の反
転入力にはVS-1、設定温度と同じ状態(この状
態をTSとする)のときにはVS、設定温度より1
℃高い状態(この状態をTS+1とする)のときに
はVS+1がそれぞれ印加される様にしておく。室
温差(実際室温と設定温度との差)と燃焼状態を
第2図のようにしておく。即ち、実際室温が
TS-1より低い状態では強燃焼、実際室温が高く
なつてTSを超えると弱燃焼、さらにTS+1を超え
るとオフ、それから実際室温が低くなりTSより
低くなると弱燃焼、TS-1より低くなると強燃焼
となる様にする。そして強燃焼時はリレー28,
29共にオン、弱燃焼時はリレー28がオン、リ
レー29がオフ、消火(オフ)はリレー28,2
9共にオフする様にする。
次に残油量セツトについて説明する。まず残油
量の設定は使用者が供給した油量に対応して使用
者自身が残油量設定用ボリユーム42を合せるこ
とによつて決める。これによりコンパレータ45
の非反転入力電圧は決定される。次に残油量セツ
トスイツチ57をオンするとマイコン1の10入力
には“H”が入力されることによつてマイコン1
は端子3,4,5,6,7に各々“L”,“L”,
“L”,“L”,“L”から“L”,“L”,“L”,
“L”,“H”、次に“L”,“L”,“L”,“H”

“L”、次に“L”,“L”,“L”,“H”,“H”
とい
うように各ビツト(3〜7)を操作しながら最終
的には“H”,“H”,“H”,“H”,“H”まで変

ていくことによつてB部のアナログ電圧を逐次変
化させる。またマイコン1はこの変化ごとに逐次
入力8(つまりコンパレータ45の出力)を監視
し、入力8が変化したとき(“L”→“H”)の3
〜7の各ビツトデータを残油量として内部に記憶
される。そして残油量データによりLED16〜
19が点灯する。油量表示列を第3図に示す。表
示は内部に記憶される残油量データを4段階に分
け、タンク容量をQとすると、0〜1/4Q、
1/4Q〜1/2Q、1/2Q〜3/4Q、3/4Q〜
Qに基ずき、それぞれLED19、LED18と1
9、LED17と18と19、LED16と17と
18と19が点灯表示する。
次に灯油の燃焼消費に伴なうマイコン1の内部
処理について説明する。残油量セツトにより初期
設定された残油量をqとし、強運転、弱運転での
単位時間の油の消費量をqH,qLとし、残油量セ
ツトして後の延強運転時間をtH、延弱運転時間
をtLとし、残油量をqTとすると、 qT=q−qH×tH−qL×tL…(1)となる。
マイコンでtH,tLを測定すればqH,qLは一定
であるのでqTは延強運転時間、延弱運転時間が
わかればわかることになる。したがつて Q≧qT>3/4QのときはLED16〜19が点
灯、 3/4Q≧qT>1/2QのときはLED17〜1
9が点灯、 1/2Q≧qT>1/4QのときはLED18〜1
9が点灯、 1/4Q≧qT>0のときはLED19のみが点灯
する。
また油面フロートスイツチ58がオフ(開)し
たときはタンク内には油が無くなつているためで
あり、灯油不足を知らせるべくLED19を点滅
するようにする。
以上の様に本考案により、マイコンを使用し、
燃焼器の運転時間と燃焼モードによつて燃料消費
量を計算し、その結果を表示するので残油量の確
認及び取扱いが容易で構造が簡単であるという利
点が有るばかりでなく、油タンク内に補給された
量に応じ、任意の量にて無段階に残油量セツトが
可能となる。
尚、本考案装置は、サーミスタと温度設定とは
直列に接続してあるが、これを別に分けても同様
の効果が有り、LED点灯はダイナミツクである
がスタテイツクでも同様の効果が有る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による油量計の一実施回路例を
示した電気回路図、第2図は同温度制御パターン
図、第3図は同油量表示例図を示したものであ
る。 1……マイコン、42……残油量設定用ボリユ
ーム、57……残油量セツトスイツチ、A……
D/A変換手段、C……室温および設定温度を検
出あるいは設定温度を設定し両者の温度差を検出
しかつ燃焼モードを制御しうる出力手段、D……
比較手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 石油燃焼器の油タンクの油量を表示する油量計
    において、マイコン1と、残油量設定用ボリユー
    ム42と、D/A変換手段Aと、両者の比較手段
    Dと、残油量セツトスイツチ57と、室温および
    設定温度を検出あるいは設定温度を設定し両者の
    温度差を検出し、かつ燃焼モードを制御しうる出
    力手段Cとを備え、残油量セツトスイツチ57を
    オンしたとき残油量設定用ボリユーム42の摺動
    値をデイジタル値としてマイコン1に伝達してマ
    イコン1内部に残油量をセツト可能なる様にした
    ことを特徴とする油量計。
JP20413883U 1983-12-26 1983-12-26 油量計 Granted JPS60107730U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20413883U JPS60107730U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 油量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20413883U JPS60107730U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 油量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60107730U JPS60107730U (ja) 1985-07-22
JPH0213927Y2 true JPH0213927Y2 (ja) 1990-04-17

Family

ID=30766546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20413883U Granted JPS60107730U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 油量計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60107730U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5773625A (en) * 1980-10-27 1982-05-08 Toyota Motor Corp Displaying method for residual quantity of fuel of vehicle

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862230U (ja) * 1981-10-22 1983-04-26 矢崎総業株式会社 時間演算式ガスメ−タ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5773625A (en) * 1980-10-27 1982-05-08 Toyota Motor Corp Displaying method for residual quantity of fuel of vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60107730U (ja) 1985-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7550930B2 (en) Method and device for lighting an electronic or electromechanical apparatus
CN201672957U (zh) 汽车油表数字化装置
JPH0213927Y2 (ja)
US7652563B2 (en) Optical input device
JPH0326684Y2 (ja)
US3971205A (en) All electronic-type timepiece
CN204190977U (zh) 多功能led模拟自然光渐亮系统
JPH11505323A (ja) 小型低価格半導体機器
US10470281B2 (en) 24 hour programmable timer custom integrated circuits
JP3832680B2 (ja) 燃料表示装置
JPH0216264Y2 (ja)
CN201314834Y (zh) 多功能电子油量表
US5134576A (en) Method and apparatus for the fine adjustment of a potentiometer
JPS5856159B2 (ja) 表示回路
JPS646499Y2 (ja)
JPS6146468Y2 (ja)
KR900001857Y1 (ko) 보일러용 유류탱크의 유류잔량 표시장치
JP2510368Y2 (ja) 残量警告装置付燃料計
JPH0120653Y2 (ja)
JPH0421810B2 (ja)
KR19980020149U (ko) 에어컨 냉매의 량 표시장치
KR890002769Y1 (ko) 저항치 점검회로
JP2001037634A (ja) 炊飯器
KR880002875Y1 (ko) 아날로그/디지탈 변환기의 출력회로
JPS6319785Y2 (ja)