JPH02139011A - 固液分離機構 - Google Patents

固液分離機構

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JPH02139011A
JPH02139011A JP63294279A JP29427988A JPH02139011A JP H02139011 A JPH02139011 A JP H02139011A JP 63294279 A JP63294279 A JP 63294279A JP 29427988 A JP29427988 A JP 29427988A JP H02139011 A JPH02139011 A JP H02139011A
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belt
solid
filter belt
window
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JP63294279A
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Yoshihisa Tsurumaki
義久 鶴巻
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Tokyo Seimitsu Hatsujo Co Ltd
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Tokyo Seimitsu Hatsujo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般に固液分離機構に関し、更に詳しくは、
多数の濾過孔を有する濾過ベルトを用いt;切り粉と切
削液との分離機構に関し、殊に切り籾搬送のための可動
手段を有する固液分離機構に関する。
2従来技術の問題点 従来、フィルタを用いた固液分離機構は様々な形式のも
のが知られている。例えば、金属切削装置において、切
り粉と切削液とを分離する場合には、一対の側壁と底壁
とによって形成されたコの字状の溝または一対の傾斜壁
によって形成された7字状の溝内にエンドレスチェーン
に固定されたスクレーバを移動させて切り粉を掻き取る
切り籾搬送装置、円筒状のダクトまたは半円筒状(U字
状)の溝内にスクリューまたはスパイラルスプリングを
配置したスクリューコンベア、スパイラルコンベアが用
いられているが、かかる切り籾搬送手段においては、切
り粉受は面または溝の一部にフィルタを固定して設け、
フィルタの濾過孔を介して切削液を重力によって濾過せ
しめていた。フィルタを通過した微細な切り粉は、沈澱
槽または更に細かいフィルタで分離していl;。
上述の従来装置において、スクレーパ、スクリュ、スパ
イラル等の掻き取り面と接触する溝の壁面に設けられt
;濾過孔には、掻き取り面によって切り粉が濾過孔に押
し込まれて、目詰まりを起こし易い欠点があっt;。
一般にかかる重力型濾過器の効率は、フィルタの面積、
フィルタの空隙率(フィルタの濾過孔の断面積の寸法形
状、及び濾過孔の密度、フィルタの目詰まり状態)等に
よって定まる。
一般に液体の排出効率を良くするには、フィルタの面積
の増大、濾過孔の形状寸法(濾過孔の目の粗さ)の拡大
、及び濾過の密度の増大、フィルタの目詰まりの浄化等
によって得られるが、フィルタの面積を増大する場合に
は、フィルタの製造コスト、保守交換のコストが増大し
、フィルタの目を粗くすれば、フィルタを通過する切り
粉の量が増大し、二次的な濾過が必要となり、濾過孔の
密度を増大すればフィルタの強度が低下する。
またフィルタの目を細かくすれば、固体の分離は完全に
なるが、液体の濾過が効率が悪くなり、またフィルタの
目詰まりが生じ易くなる。フィルタの目詰まりが生ずる
と、フィルタの浄化、交換が必要となる。フィルタの浄
化、交換を行うに当たっては、機械の運転を一時中断せ
ねばならず、機械の稼働率が低下する。
今日では、切り粉を生ずる金属工作機においては、自動
制御され機械の連続稼働時間がより長くなってきており
、工場の無人化が進んでいるので、メインテナンスフリ
ーの固液分離機構が望まれている。上記の従来装置は1
、上述の観点がら不満足なものであった。
また、[固形物含有液の受槽又は移送槽の側面に設けた
通液口に、固形物を通過させずに液体を通過させる円板
状スクリーンを回転可能に、かつ通液口をシール可能に
取り付け、円板状スクリーンの外側面付近に円板状スク
リーンの内側面に濾別付着した固形物を剥離洗浄するス
プレーを付設した固液分離装置」は知られている(実開
昭62−79509号公報)。
この従来装置は、それなりの利点はあるものの、受槽ま
たは移送槽の液面を円板状スクリーンの直径よりも下に
維持する必要があった。もしも液面が円板状スクリーン
の直径を越えると、スクリーンの内側に付着した固形物
を剥離洗浄する面積が少なくなり、スクリーンの濾過効
率を低下させ、それが液面の上昇の原因となり、悪循環
の結果、円板状フィルタが機能しなくなってしまう。ま
た、回転する円板状フィルタは、曲面には設置できない
ので、曲面をもった貯槽に設置する場合には、曲面の一
部分に平面部分を設けなければならない。
更に、回転する円板構造の故に、設置場所に制限があっ
た。例えば、長大なU字状の溝に設置する場合、回転板
の直径は溝における水深の2倍が限度であり、それ以上
直径を大きくしても濾過効率は直径の増大に比例しない
。従って、液量が多い場合には、多数の円板状フィルタ
を設置しなければならない。特に、U字状の溝、又は円
筒状のダクト内にスクリューまたはスパイラルスプリン
グを配置したコンベアのように、曲面に近接して曲面を
もった可動手段が配置される場合には、円板状フィルタ
を設置するための平面部分を曲面に設けt;とき、その
平面部分と可動手段の曲面との間に形成される。断面が
概して三角形状の間隙に固形物が蓄積され、固形物の搬
送が満足に行えなくなる。従って、上記公開公報におけ
るスクリューコンベアに円板状フィルタを設置した実施
例においても、円板状フィルタの回転軸をスクリューの
軸に整列させている。この場合、円板状フィルタの面積
は事実上U字状の溝の湾曲面の曲率によって制限を受け
、液量が多い場合にはフィルタの目を粗くしなければな
らない。フィルタの目を粗くした場合には、固形物の分
離が不十分となる。
更に、フィルタに付着した固形物をスプレーによって剥
離洗浄するフィルタにおいては、洗浄流体がフィルタを
通り易くする構造であることが必要である。かかるフィ
ルタの構造としては、メツシュフィルタ、プレートに様
々な形状の穴をあけたプレート型のフィルタ、複数の薄
い板状体の広い面を対向させて密に併置させるスリット
型のフィルタを用いることが考えられる。
メツシュフィルりの目を細かくするには、網目を形成す
る線条の直径を小さくすることが必須である。細い線条
を用いた網目フィルタは機械的強度が小さいので、フィ
ルタ面に可動部品が接触することは禁物である。
プレート型のフィルタは、強度を考慮すれば空隙密度が
減少し、空隙密度を増大すれば強度が不十分となる。
回転板スクリーンに強度を与えるために、フィン型のス
クリーンを用いることも可能ではあるが、回転板スクリ
ーンの回転により、板状体の配向方向とスクリュー又は
スパイラルのピッチ角度が致した状態でスクリュー若し
くはスパイラルと接触すると、板状体に損傷を与える可
能性がある。
従って、回転板型のスクリーンは、スクリュー又はスパ
イラルと接触するような位置に設けるには適していなか
った。
従って、上述の0字状溝の弯曲面に円板状フィルタを設
置するような場合には、円板状フィルタをスクリュー又
はスパイラルから離隔して設置する必要がある。しかし
、既に述べたように、その離隔されたスペースには固形
物が蓄積され、蓄積された固形物はスクリューまたはス
パイラルによって運動させられるので、フィルタの損耗
が不可避である。
本件出願人は、時代の要請に適合する固液分離機構につ
いて鋭意研究した結果、極めて優れた機構を開発するこ
とに成功した。
問題点を解決する手段 本願発明においては、固液混合相を収容する貯槽の壁の
少なくとも一部分に切り欠き又は窓を設け、多数の濾過
孔を有する無端の濾過ベルトのループの一部分のベルト
面を上記切り欠き又は窓に密接させて回転せしめ、上記
濾過ベルトの背面に流体を噴射して目詰まりした濾過ベ
ルトを洗浄する手段を設けている。フィルタを無端の濾
過ベルトとしたことにより、少なくとも濾過面が一軸方
向に弯曲した面に配置することが可能となり、また濾過
面の面積の調整が自由になる。
本発明の望ましい実施例では、上記切り欠きまたは窓が
上記貯槽の側壁に形成されており、上記切り欠きまたは
窓に密接された上記濾過ベルトのループの一部分のベル
ト面が上記液面を横切って下方から上方に向かって駆動
されており、上記洗浄手段が、上記液面の上方において
上記濾過ベルトの背面から上記貯槽の内側に向かって流
体を噴射する。これにより濾過ベルトの洗浄効率が良く
なると共に、濾過ベルトに付着した切り粉は洗浄液と共
に貯槽内に戻される。
本発明の他の望ましい実施例においては、上記切り欠き
又は窓が上記貯槽の側壁又は底壁に形成されており、上
記切り欠き又は窓に密接された上記濾過ベルトのループ
のベルト面が上記液面を横切ることなく駆動されており
、上記切り欠き又は窓に密接された上記濾過ベルトの駆
動方向に関して下流側に位置する上記切り欠き又は窓の
縁部に近接して、且つその内側に上記洗浄手段が配置さ
れ、上記濾過ベルトの背面から上記貯槽の内部に向かっ
て流体を噴射する。濾過ベルトは、浄化された後に貯槽
の壁と接触するので、−過ベルトのベルト面と貯槽の壁
との接触が良好に維持される。
更に本発明の望ましい実施例においては、貯槽内に固体
を搬送する可動手段が設けられ、上記搬送手段が上記*
4ベルトに接触するのを回避する保護部材が上記貯槽に
設けられている。
本発明の好ましい実施例においては、濾過ベルトが耐摩
耗性の板状素材で形成されており、濾過ベルトに設けら
れる濾過孔の断面を濾過ベルトの内側から外側に向かっ
て拡大させることによって、濾過孔に押し込まれた固形
物の脱落を容易にさせている。
本発明の望ましい実施例においては、流体噴射手段のノ
ズルには濾過ベルトの外側面に接触するスカート若しく
はローラが設けられて、洗浄流体を強制的に濾過孔に導
入する。これによって洗浄効率が高まる。摩耗の観点か
らローラとするのが望ましい。濾過ヘルドの移動方向と
直交する方向における濾過ベルト板の幅よりも僅かに短
い一対のローラを平行に離隔配置し、それらのローラの
両端に同一半径の一対以上のローラを配置することによ
り、それらのローラによって囲まれた領域において噴射
された流体の大部分を濾過孔に強制的に導く。噴射流体
は、液体、気体、気体と液体との混合体であって良い。
更にかかる流体噴射手段は複数個設けても良い。
以上に本発明の概要を述べたが、以下に本発明の実施例
の図面を参照して本発明を更に詳述する。
実   施   例 第1図は、本発明の固液分離機構を、貯槽lOの側壁に
適用した一実施例の概略を示す模式的断面図、第2図は
第1図の2−2線における模式的拡大断面図である。
概括的に説明すれば、貯槽lOの側壁には矩形状の切り
欠き11が設けられており、切り欠きllが設けられた
貯槽の壁の外側面12に無端の濾過ベルト13が少なく
とも一対のローラ14によって圧接されて矢印イの方向
に駆動されている。
濾過ベルト13は、多数の濾過孔13aを設けた金属板
の無端ベルトとして示されており、濾過孔13aの断面
形状は貯槽の内側に面した側から外側に面した側に向か
って拡大されているものとして示されている。これによ
り濾過孔13aに押し込まれた切り粉が濾過孔13aか
ら外側に脱落しやすくなる。図面を簡略にするために、
濾過孔13aの寸法形状は誇張して示され、また濾過孔
13aの密度は希薄に示されているが、実際には濾過孔
13aの寸法形状は、遥かに小さく、またその密度は遥
かに濃密である。濾過ベルト13の幅は切り欠き11の
幅よりも幾分か長い幅をもっている。濾過ベルト13は
少なくとも一対のローラ14によって緊張されて、切り
欠き11を設けた貯槽lOの壁の外側面に圧接される。
かくて、切り欠き11は、濾過ベルト13によって覆わ
れる。ローラ14の少なくとも一つが電動モータなどの
適切な駆動手段(図示せず)によって回転されて、濾過
ベルトが矢印イの方向に回動され3る。
尚、濾過ベル)13は、金属または他の素材で形成され
たメツシュその他のフィルタであっても良い。更に、そ
れらを積層した複合フィルタであっても良い。
濾過ベルト13をローラ14に着脱し、あるいは濾過ベ
ルトを貯槽lOの外側面に圧接する圧力を調整するため
に、少なくとも一つのローラ14を移動可能にするのが
良い。またローラ14の表面に弾性材料の被覆を施すこ
とにより、ローラ14間の緊張力及び貯槽lOの外側面
とローラ14との圧接力を緩衝することができる。
濾過ベル)13が回動中に切り欠き11の領域から外れ
るのを防止するために、濾過ベルトの走行方向に沿って
切り欠きの両側に貯槽10の外側面12から外側に突出
する一対の案内突条15を設けることができる。案内突
条15を貯槽lOの外側面12に設ける代わりに、ロー
ラ14の両端部に一対の突条(図示せず)を設けて、そ
れらの間で濾過ベルトを案内しても良い。また、ローラ
14間において濾過ベルト13の両側縁部が貯槽10の
外側面12から離れて液漏れが生ずるのを防止するため
に、濾過ベルト13を貯槽10の外側面12に圧接する
押圧手段16を設けることも望ましい。押圧手段16は
、弾性偏倚されたレール部材であっても良いが、図示の
実施例では、コの字状の断面を有する支持部材16aに
複数個の押圧ローラ16bを支持させた押圧手段として
示されている。
流体噴射手段20は、流体溜め21とノズル22と、上
記流体溜め21とノズル22とを接続する配管23と、
上記ノズル22から噴出する加圧流体を供給する加圧ポ
ンプ24とを有するものとして示されている。ノズル2
2は、上記貯槽lO内の液面Sよりも上方に配置されて
、貯槽lOの外側から内側に向かって濾過ベルト13に
流体を噴射する。噴射される流体としては、液体、気体
またはそれらの混合流体であって良い。流体噴射手段2
0は、濾過ベルト13の全幅に互って、複数のノズル2
2を並列配置しても良く、あるいは濾過ベルトの全幅に
互って延長する細長いスリットから流体をカニテン状に
噴射する単一のノズルであっても良い。前者の場合には
、濾過ベルトの全幅に互って平均して流体を噴射するた
めに、複数のノズル間の間隔及びノズル先端と濾過ベル
トのベルト面との間隔とを考慮して、ベルトの幅方向に
ある角度に互って首を振るようにするのが望ましい。
第3図は、第1図及び第2図の実施例の変形例の概略を
示す平面部分図、第4図は第3図の4−4線における断
面図である。第3図において、貯tvtoの側壁の一部
が示されており、側壁の上側が貯槽の内部であり、下側
が貯槽の外部である。
この実施例においては、第1,2図の実施例における切
り欠きの代わりに、貯槽lOの上端部からやや下方に窓
11を設けている点、及び濾過ベルト13の配向が第1
.2図の実施例と90度回転されており、それに伴って
、ノズル22の配置が変更されている点が相違している
。従って、同様の部材又は要素は同様な参照符号で示し
である。
この実施例では、濾過ベルトの回動方向の変換によって
、一対のローラ14が貯槽の壁の外側面に圧接されてい
る。換言すれば、濾過ベルト13は窓11の左右の縁部
に接触しながら回動される。
濾過ベルト13が窓11の部分を移動する際に濾過ベル
ト13の面に切り粉が付着するので、濾過ベルト13と
窓11の下流側(第3図において右側)の縁部11aに
おける濾過ベルトと壁の外側面12との圧接に不具合が
生ずる可能性がある。
よってこの実施例では、ノズル22を左側の縁部11a
に近接して配置し、切り粉を洗浄するようにしである。
必要ならば、濾過ベルトの内側面に圧接されるブレード
を窓11の縁部11aに設けても良い。この実施例にお
いては、濾過ベルト13から濾過された液体が流出して
いる領域において洗浄流体が噴射されるので、噴射エネ
ルギを大きくする必要がある。
第5図は、スパイラルコンベアにおける切り粉受は板3
0(貯槽10と同様に切削液を収容する)のU字状の溝
部分3]に本発明による固液分離機構を適用した実施例
の概要を示す第1図に対応する模式的断面図である。U
字状溝の底壁及び一方の側壁の長手方向の一部分には窓
32が設けられ、窓32には長手方向に伸びる複数に格
子32aが粗い間隔で固定されている。U字状の13]
内には、スパイラルスプリング33が載置されて、モー
タなどの適当な駆動手段(図示せず)によって回転され
ている。かかるスパイラルコンベアは、本件出願人によ
る別件出願(実開昭56−116140号)に記載され
ている。これら′の格子32aは、スパイラルスプリン
グ33が後述の濾過ベルト13のベルト面に直裁に接触
するのを禁止する。スパイラルスプリング33と濾過ベ
ルト13との間に空隙Gができる。空隙Gは、スパイラ
ルスプリング33がフィルタに直裁に接触していた場合
に見られた、切り粉を濾過孔に押し込む欠点を排除し、
かえって、目詰まりを清掃する効果があることが判った
。空隙G内にある切り粉はスパイラルスプリング33に
よって僅かながら搬送される。格子32aの上方に位置
する切り粉は、格子の存在により効率的に搬送される。
その理由は、スパイラルスプリング33の円筒状包格外
形の局面に沿って切り粉が回転しようとするのに抵抗を
与えるからである。
無端の濾過ベルト13は、U字状溝の長手方向における
窓32の寸法よりも長い幅を有し、複数のローラ14に
よって緊張下にU字状溝の底面に圧接されている。第5
図において、窓32の左右の縁部32b・、32cに、
濾過ベルト13のベルト面が圧接されている。かくて、
窓32は、濾過ベルト13によって覆われている。
この実施例においては、窓32の領域で濾過ベルトによ
って濾過せれた切削液が下方に流下する。
その下方には濾過ベルト13の帰還部分13bが配置さ
れている。従って、図示の実施例では、U字状の樋34
が配置されるものとして示されている。樋34によって
受けられた濾過液は沈澱槽などの適切な場所に導かれる
この実施例では、ノズル22が二つ図示されている。上
方及び下方のノズル22は、共に切削液の液面Sの上方
に配置されている。下方のノズル22は、上述の実施例
と同様に洗浄液又は洗浄液と空気との混合流体を噴射す
る。上方のノズル22は空気のみを噴射して、切り粉及
び切削液を除去する。
以上に、本発明の望ましい実施例について説明して来た
が、本発明は上述の実施例のみに限定されるものではな
く、本発明の技術思想を逸脱する事なく様々な変形が可
能である。
例えば、第5図の実施例において、窓32に格子32a
を粉節する代わりに、窓32の内側から嵌合されるフレ
ーム(図示せず)に格子32aを固定して、格子32a
を交換可能にすることができる。また、フレーム及び格
子32aをU字状の溝の外側面よりも僅かに外側に突出
させることもできる。これらによって、格子の交換が可
能となり、また濾過ベルトの駆動エネルギ及び濾過面の
損耗を軽減させることができる。
更に、全ての実施例において、切り欠き又は窓領域を移
動する濾過ベルトの濾過面を、水圧にたいして支持する
ために、補助的なローラ(図示せず)を設けることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の固液分離機構を貯槽の側壁に適用し
た実施例の概略を示す模式的断面図、第2図は、第1図
の2−2線における模式的断面図、 第3図は、第1図及び第2図の実施例の変形例の概略を
示す平面部分図、 第4図は、第3図の4−4線における断面図、第5図は
、スパイラルコンベアにおける切り粉受は板のU字状の
溝部分に本発明にょる固液分離機構を適用した実施例の
概要を示す第1図に対応する模式的断面図である。 符号の説明 lO:貯槽、ll:切り欠さ、12:外側面、13:濾
過ベルト、14:ローラ、15:案内突条、16:押圧
手段、20:流体噴射手段、21:流体溜め、22:ノ
ズル、23:配管、24:加圧ポンプ、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]固液混合相を収容する貯槽の壁の少なくとも一部
    分に切り欠き又は窓を設け、多数の濾過孔を有する無端
    の濾過ベルトのループの一部分のベルト面を上記切り欠
    き又は窓に密接させて回転せしめ、上記濾過ベルトの背
    面に流体を噴射して濾過ベルトを洗浄する手段を設けた
    ことを特徴とする固液分離機構。 [2]特許請求の範囲第1項記載の固液分離機構におい
    て、 上記切り欠きまたは窓が上記貯槽の側壁に形成されてお
    り、上記切り欠きまたは窓に密接された上記濾過ベルト
    のループの一部分のベルト面が上記液面を横切って下方
    から上方に向かって駆動されており、上記洗浄手段が、
    上記液面の上方において上記濾過ベルトの背面から上記
    貯槽の内側に向かって流体を噴射することを特徴とする
    固液分離機構。 [3]特許請求の範囲第1項記載の固液分離機構におい
    て、 上記切り欠き又は窓が上記貯槽の側壁に形成されており
    、上記切り欠き又は窓に密接された上記濾過ベルトのル
    ープのベルト面が上記液面を横切ることなく駆動されて
    おり、上記切り欠き又は窓に密接された上記濾過ベルト
    の駆動方向に関して下流側に位置する上記切り欠き又は
    窓の縁部に近接して、且つその内側に上記洗浄手段が配
    置され、上記濾過ベルトの背面から上記貯槽の内部に向
    かって流体を噴射することを特徴とする固液分離機構。 [4]特許請求の範囲第1項〜第3項記載の固液分離機
    構において、 上記貯槽内に固体を搬送する可動手段が設けられ、上記
    搬送手段が上記濾過ベルトに接触するのを回避する保護
    部材が上記貯槽に設けられていること、を特徴とする固
    液分離機構。 [5]特許請求の範囲第1項〜第4項のうち、何れか1
    項記載の機構において、 上記切り欠き又は窓の縁部にたいして上記濾過ベルトを
    背面から押圧して濾過ベルトを圧接させる押圧手段を設
    けたことを特徴とする固液分離機構。
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