JPS58170511A - 切削液の濾過方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えばアルミニウムや鉄などの金属材料を切
削加工したり研削加工するときに使用される切削油剤と
前記切削加工等にて発生する切削屑とが分散状に混合し
た切削液のための濾過方法および装置に関するもので、
その目的は切削液中に温存される各種の切削屑を効果的
に分離除去しうるとともに、濾過効率を自動的に制御し
て濾過性能を経時的に確保しうる切削液の濾過方法およ
び装置を提供することである。

次に、本発明の装置および方法の一実施例を図面にした
がって説明すると、図中、１は濾過タンクであって、そ
の内部には同内部の図示右端付近に傾設された仕切板４
にて区画される右方の流入部２と左方の濾過部６とが形
成されるとともに、流入部２の底部２Ｎと濾過部３の底
部６＆とは、濾過タンク１の右後方Ｐこ並設され友供給
タンク５より濾過タンク１の後壁１Ｂ右下端付近に開口
された流入口６を通じて流入部２内に流入される切削液
をｖｉ過部６の底部３＆に導入するために仕切板４の下
方に開設された連通ロアを介して連遅さおる一方、濾過
タンク１の後壁１Ｂの中央部上端には濾過さねた浄化液
を濾過タンク１の左後方に並設された浄化液タンク８内
にオーバーフローさせて排出するための排出口９が開口
されている。

１０．１０は濾過タンク１の前後壁１ム、ＩＢの上部付
近内側に若干離隔してそれぞれ亜族された前後１対の支
持パネルであって、正面がほぼ偏平υ型状に形成されか
つ濾過タンク１の前後壁１ム、１Ｂの上部付近内面に対
し相対向状に固着された支持部材１１上に対し前後壁１
ム、１Ｂと前後支持パネル１０間にそれぞれ形成された
間隙への切削液の流入を規制しうるように液封可能にそ
れぞれ支承されていて、その図示左右両端の突出部１ｏ
ａ、１０ｂはそれぞれ濾過タンク１の上端縁上方に対し
外傾状に延出されるとともに、後方支持バネＩＫ／１０
の中央部付近には浄化液を排出するための流出口１０ｏ
が濾過タンク１の排出口９に相対向して横長状に開口さ
れている。

１２は濾過部５の底部３ａ付近に対し並判状かこ傾架さ
れたパフフル°プレート群であって、このバッフルプレ
ート群１２の各間隙には底部５１に４屑を一次分離する
ための整流流路１３〜１３が本゛例では約６０°傾斜し
て形成されている。

１４は濾過タンク１内底面と図示左側面とに沿って循回
動可能に添設された排出コンベアであって、整流流路１
３より沈降して排出コンベア１４上に堆積された切削屑
は濾過タンク１の図示左端上方に延８された排出コンベ
ア１４の折返し部１４ａＫ−持上げられ、この折返し部
１’４ｍに対設されたスクレーバ１５にて掻落されて下
方のスラッジボックス１６内に収容される。

１７は両支持パネル１００両左突出部１０＆に可転横架
された駆動軸、１８は両右突出部１０ｂに可転横架され
た従動軸であって、同両軸１７゜１８の両端にそれぞれ
嵌着されたスプロケツトホイ−に１９〜１９には前後１
対のチェーン２０゜２０がほぼ支持パネル１０の端縁に
沿って掛装されるとともに、両チェーン２０は左突出部
１０ｍ上面に装着された駆動モータ２１にて回転駆動さ
れる駆動軸１７を介してム矢視方向に循回される。

２２はチェーン２０のリンクピンに連結されて内方に検
出された掛止片であって、同チェーン２０の長手方向に
は複数対の掛止片２２が相対向して所定間隔で止着され
ている。なお、掛止片２２はスクリーンベルト濾材２７
の駆動に際し同濾材２７に対する不正張力の付加を抑止
してｊｉｌｌＩ材２７の駆動を円滑化するために、チ翼
−ン２０およびスクリーンベル）Ｉｔ材２７の耳部２７
ｍに対しビン２２ｍ、２２ｂを介して接続されている。

２４は両支持パネル１０の内面に同支持パネル１０の下
端縁に沿ってそれぞれ横力向に固着された帯状部材で６
って、正面はぼ偏平Ｕ型状に形成され、その上面には帯
状部材２４上方の支持パネル１０内面に止着された上挾
持片２５ムとの間でチェーン２０のＴｍ循回動部を挾持
して案内するための下挾持片２５Ｂが止着されている。

２６〜２６はチェーン２０の復回動を案内するなめに支
持バネＡ／１０の内面にそれぞれ相対向状に止着された
ガイドバーである。

２７はメツシュワイヤにより無端状に形成されたスクリ
ーンベルト状の濾材であって、本例では篩Ｈの開きは２
００μｍから５００μ解、例えば３００μｍのメツシュ
ワイヤが使用され、その両Ｉｌ＃の両耳部２７ｍを介し
て両チェーン２０の各掛止片２２に掛止されかつ両チェ
ーン２０間に同チェーン２０との共動可能に展張される
とともに、前記駆動軸１７と前記従動軸１８とにローフ
４２を介して掛装されていて、前記整流流路１５と前記
排出口９とに対向する下＠循回部位には整流流路１３を
通過した切削液を濾過するためｖｉｌｌｉＩｉ面２７ム
が移動可能に配設され、無端スクリーンベルト線材２７
０停止時には微細粒度の切削屑がこの濾過面２７ムに捕
集されて切削屑が二次分離される。

２８．２８は帯状部材２４の上面先端部に対し同帯状部
材２４の長手方向に沿って添着された前後１対の受承パ
ーであって、合成樹脂等の弾性材にて形成され、その上
端縁は濾過面２７ムの両耳部２７龜下面にそれぞれ対向
し、−過操作中に切削液が濾材下面の濾過面２７ムから
浄化液側へ短絡流動しないように、リーク防止用の包囲
遮蔽区画枠を形成する。

２９は両支持バネＩＩ＆／１０の中央部上端縁に横架さ
れた台板、３０は台板２９の上面に固着されたシリンダ
台、５１はシリンダ台３０の上端面に対し下向き状に取
着されたエアシリンダであって、図示しない空圧回路の
エア供給源に電磁弁りを介して接続され、そのピストン
３１ｍの先端には連結ロフト６２が前後方向に貫挿され
ている。

３３．３３は台板２９の上面左右部にそれぞれ取着され
た２対の支持グラケラ）６４〜３４に可転横架された左
右の揺動軸であって、その両端部には連結ロッド６２に
連結され九左右２対の揺動リンク３５〜３５がそれぞれ
嵌着されていて、エアシリンダ３１のビ１ストン５１＆
が進退動したときには各揺動リンク６５が左右相反状に
揺動される。

３６〜３６は各揺動リンク３５の外端部をこそわぞれ吊
支された左右２対の昇降アームであって、それぞれ各揺
動リンク３５の揺動に連動して上下動される。

３７は左右の両揺動アーム６５の下端にピン３８を介し
てそれぞれ連結されかつ両支持バネ〜１０間に遊嵌され
た区画枠シャッタであって、正面はぼ偏平Ｕｍ状に形成
された前後１対の枠部材３７ｍ、３７ｍの下端縁は濾材
２７０両耳部２７ｍを介して前記受承パー２８に相対向
し、エアシリンダ３１のピストン３１１Ｌが進退動した
ときには昇降アーム３６を介して上下動して受承パー２
８との間で濾過面２７ム付近の両耳部２７１が解放もし
くは挾圧される。そして、区−枠シャッｐ５７が下動し
てこの両耳部２７＆が挾圧されたときｔこは濾過面２７
ムの土偶前後端が区画枠シャッタ３７にて濾過面２７ム
に対する切削液の集中通過可能に包囲遮蔽されて濾過面
２７人上値への切削液の流動が規制され、かつ、濾過さ
れた浄化液と切削液とが遮断されて切削液濾過面２７ム
の上鉤には１ｉＴ紀流出０１００と排出０２とを通じて
浄化液を濾過タンク１外に排出するための排出流路２３
が区画形成される。

３９は無端スクリーンベルト濾材２７の循回励時に同濾
材２７を洗滌するために濾材２７の右折返し部２７ｂ付
近内面に対設された逆洗ノズルであって、前記浄化液タ
ンク８にポンプＰ１を介して浄化液を噴出可能に接続さ
れている。

４０は濾材２７の循回励時に濾過面２７ムに補集された
切削屑をプフフシングして除去するために無端スクリー
ンベルト濾材２７の左折返し部２７Ｃ付近外面に対設さ
れたグフシローラであって、ｎ起部動軸１７よりチｔ−
ンを介して駆動され、濾材２７の傷回動と同期回転され
る。

４１は切削液の液面変動を検出して検出信号を発信する
ために濾過ｗ１３内の切削液面に対設されたフロー）５
のレベルスイッチであって、切削液の液面変ｗＪ（通常
１０〜１０Ｑｓｗ位）Ｋ−追従して浮１Ｅｌｌｆるフロ
ート４１＆と、フロート４１１の上下動にて開閉される
上下の近接スイッチ４１．１Ｏとを備え、切削液の液面
が、排出口９よりオーバーフローして液面制御される浄
化液の液面との目標液面差に基いて予め設定される上下
の限界液面の範囲内を変動しているききには、駆動そ一
タ２１が停止して濾材２７が停止しかつ空圧回路の電磁
弁りが消磁されていて、エアシリンダ５１のピストン３
１＆が退勤位置に保持されるとともに、下動端に保持さ
れた区画枠シャフタ６７が濾過面２７ムを包囲遮蔽して
浄化液の排出流路２３が形成されていて、切削液に対す
る濾過が定常的に継続される。

そして、濾過面２７ムに捕集される切削屑が増量し、濾
過抵抗の増大に伴って切削液の液面が上昇して下近接ス
イッチ４１ｂが閉じる上限外液面に達し九ときには、空
圧回路の電磁弁りが励磁されてエアシリンダ６１のピス
トン３１１が進動し、Ｖヤッタ６７が上動して濾材２７
が解放されると同時に、駆動モータ２１が始動して濾材
２７が循回動を開始し、さらに、プフνローフ４０が回
転して濾材２７に対するブラッシングを開始するととも
に、ポンプＰ１が始動して逆洗ノズｓ／３９より噴射さ
れた洗浄液にて濾材２７に対する洗浄が開始され、上近
接ヌイフチ４１ｂの検出信号に基いて作動する図示しな
いタイマの設定時間だけ上記各動作が継続される。

一方、切削液の液面が下降して下近接スイッチ４１０が
閉じる下限界液面に達したときには、切削液の濾過が継
続されるとともに、切削液を供給タンク５内に送入する
ためのポンプＰ２が始動し、下近接スイッチ４１０の検
出信号に基いて供給タンク５から流入部２内に流入する
切削液の流入量が制御されろ。

続いて、上記し九構成をもつ実施例の作用と効果を説明
する。

さて　本例では、濾過部６内には上昇流動する切削液中
の切削屑を一次分離するための整流流路１６と切削屑を
二次分離するための無端スクリーンベルト濾材２７とを
上下に配設して切削液中に混在する細粗の切削屑を２段
階で分離するように構成しておる九め、切削屑を効果的
Ｎ：濾過しりるとともに、濾過面２７ムに切削屑の細粒
のみが選別されて捕集されかつ切削液が濾過面２７ムの
下方から上方へ流通するため、濾材２７に対する負荷を
著しく低減することができる。

を九、濾材２７をメツＶ１ワイヤにより無端状に形成し
であるため、捕集され九切削屑の除去が容易となるとと
もに、濾過抵抗の変動に財応する切削液のｆＩＩ面変動
を検出して濾過面２７ムを移動制御し、濾材２７をブラ
ッシングおよび逆洗して切削屑を除去するように構成し
九九め、濾過面２７ムの濾過性能を容易に再新して切削
屑の捕集効率の変動を抑制し、濾材２７の濾過効果を経
時的にを作動して濾過面２７ムを受承パー２８に圧接し
かつ濾過面２７ムを切削液の集中通過可能ｔこ包囲遮蔽
しうるように構成したため、浄化液内への切削液（ダー
ティ液）の混入を確実に規制して切削液の濾過サイクル
を反復することができる。。

さらに、切削屑の重力沈降と、濾過面２７ムへの捕集に
て切削液中より切削屑を分離するように構成したため、
金属や非金属、磁性体や非磁性体、あるいは粒度の細粗
等を問わずに各種切削屑を確実に分離しうる特長がある
。

すなわち、本発明の濾過方法は切削液中がら動沈降する
切削屑を一次分離してから、濾材に捕集される切削屑を
二次分離し、さらに、浄化液と切削＃きの液面差により
濾材を駆動制御するように構成し、また、本発明の濾過
装酸は切削液の流入口を底部に設け、浄化液の排出口を
上部に設けた濾過タンク内に整流流路と無端スクリーン
ベルト濾材とを上下配設し、さらに、浄化液と切削液と
のＨ１０ｋｉ差を検出して濾材の濾過性能を制御する丸
めの検出制御手段を設は九ことによって、切削液中に混
在する各種の切削屑を効果的に分離しうるとともに、濾
過性能を安定化しうるため、切削液の濾過方法および装
置として極めて優れた発明である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、１１１図は濾過
装置全体の略体側面図、第２図は同じく平面図、第３図
は要部の側面図、第４図は同じく平面図、第５図は第３
図のＸ−Ｘ線断面図、第６図は第５図のＹ部を拡大して
示す断面図、第７図は要部の路体斜視図である。 １・・・■過タンク ９・・・排　出　口 １３・・・整流流路 ２７・・・無端スクリーンベルト濾材 ２７ム・・・濾過面 ３７・−・区禰枠シャッタ ４１・・・レベルスイッチ 出　願　人　　株式会社ノリタケカンパニーリミテド代
珊人　弁理士　岡　１）英　彦

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　Ｉｌｌ過タンクの底部に導入され九切削液が
   前ｌ１３１１１過タンクの上端部付近に開口された排出
   口に向って整流されて上昇流動する途中で重力沈降する
   切削屑を一次分離してから、切削液が前記濾過タンク内
   上部に対し移動可能に固止された濾材の濾過面を通過し
   たときに捕集される切削屑を二次分離し、さらに、濾過
   された浄化液を前記排出口より前記濾過タンク外に対し
   オーバーフロー杖に排出する濾過方法であって、しかも
   、前記濾過面の濾過抵抗を制御する丸め＃ｃｌＩｔＩ記
   切削液と前記浄化液との液面差を検出して切削液が通過
   する濾過面を移動制御することを特徴とする切削液の濾
   過方法。
2. （２）　　切削液が濾材下面のリーク防止兼値材抑え用
   の包囲遮蔽された区画枠内を上昇流で通過し、同区画枠
   に圧擬し静止している金属製メッシュメクリーンからな
   る濾材を通過したのち、濾過された浄化液が、濾材下面
   の流路形成兼濾材抑え用の区画枠内を上昇することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の切削液の濾過方法
   。
3. （３）　　Ｍ過タンクの底部付近には同底部に導入され
   て前記濾過タンクの上端部付近に開口された排出口に向
   って上昇流動する切削液を整流してこの切削液中の切削
   屑を沈降分離するための整流流路を形成する一方、同整
   流流路の上方には前記濾過タンクの上端部付近に対し循
   回動可能に掛装された無端状の濾材を同濾材の濾過面を
   通過して濾過された浄化液が前記排出口よりオーバーフ
   ロー杖に排出されるように配設するとともに、ｌｉＩ紀
   濾材には前記濾過面を固止して同濾過面の１懺に形成さ
   れる浄化液の排出流路を包囲遮蔽しかつ切削液を前記ば
   過面に対し集中通過せしめるための包囲遮蔽手段を圧接
   および解離可能に対設し、さらに、前記切削液と前記浄
   化液の液面差を検出して前記濾材および前記包囲遮蔽手
   段を作動制御するための構出制御手段を設けたことを特
   徴とする特許の纏過装習。