JPH02138890A - 水中探知装置 - Google Patents
水中探知装置Info
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- JPH02138890A JPH02138890A JP21323289A JP21323289A JPH02138890A JP H02138890 A JPH02138890 A JP H02138890A JP 21323289 A JP21323289 A JP 21323289A JP 21323289 A JP21323289 A JP 21323289A JP H02138890 A JPH02138890 A JP H02138890A
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Landscapes
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、超音波信号を用いる水中探知装置に関1〜
、特に音波の伝搬に伴う損失を補償した水中探知装置に
関する。
、特に音波の伝搬に伴う損失を補償した水中探知装置に
関する。
[従来の技術]
水中に音波を放射17、その音波の反射エコーを受波す
る場合、音波はその伝搬中に様々な要因によって減衰す
るが、その主たる要因としては、■拡散減衰 ■吸収減衰 ■反射損失 の三つが挙げられ、この内、■の要因は、海中にある目
標物が魚、DSLあるいは海底等なのかを知るのに有用
な情報となる。一方、■及び■の要因は、音波が伝搬す
る媒質に因るもので伝搬距離に比例し、その伝搬損失(
TL)は一般に次式で表される。
る場合、音波はその伝搬中に様々な要因によって減衰す
るが、その主たる要因としては、■拡散減衰 ■吸収減衰 ■反射損失 の三つが挙げられ、この内、■の要因は、海中にある目
標物が魚、DSLあるいは海底等なのかを知るのに有用
な情報となる。一方、■及び■の要因は、音波が伝搬す
る媒質に因るもので伝搬距離に比例し、その伝搬損失(
TL)は一般に次式で表される。
T L = 2010g+oR+αR・・(1)ここで
R:伝搬距離、α:吸収係数である。
R:伝搬距離、α:吸収係数である。
(1)式は、片道における伝搬損失であり、目標物で反
射した往復の経路での伝搬損失は、目標物によって異な
り、目標物が海底の場合は、(1)式1式% が伝搬損失となり、目標物が単体魚の場合は(1)にお
けるTLを2TLとした、 TL”−40log+。R+2αR・・・(3)が伝搬
損失となる。
射した往復の経路での伝搬損失は、目標物によって異な
り、目標物が海底の場合は、(1)式1式% が伝搬損失となり、目標物が単体魚の場合は(1)にお
けるTLを2TLとした、 TL”−40log+。R+2αR・・・(3)が伝搬
損失となる。
この伝搬損失のために、同じ目標物からの反射エコーで
あっても、深度が異なれば、受信エコーレベルに差を生
じ、魚群密度や大きさの比較あるいは底質の比較が困難
となる。
あっても、深度が異なれば、受信エコーレベルに差を生
じ、魚群密度や大きさの比較あるいは底質の比較が困難
となる。
そこでこのような伝搬損失の影響を見掛は上なくすには
、受信時の利得を高くして伝搬損失分を補償すればよい
。音波は水中をほぼ一定速度(1500m/秒)で伝搬
し、目標物の深度と、該目標物からの反射エコーを受信
する時間とは比例するため、受信利得を時間の経過に伴
い高くすればよく、この制御がTVG(タイムバリアプ
ルゲイン)である。
、受信時の利得を高くして伝搬損失分を補償すればよい
。音波は水中をほぼ一定速度(1500m/秒)で伝搬
し、目標物の深度と、該目標物からの反射エコーを受信
する時間とは比例するため、受信利得を時間の経過に伴
い高くすればよく、この制御がTVG(タイムバリアプ
ルゲイン)である。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、従来のTVGは、CRの充放電曲線を近似し
たものであり、(1)〜(3)式で示した理論曲線とは
合致せず、根拠のないTVGであった。
たものであり、(1)〜(3)式で示した理論曲線とは
合致せず、根拠のないTVGであった。
仮に、TVGを理論曲線に正確に一致させても、様々の
魚種、漁法に対応させるにはTVGレベルを調整できる
ことが不可欠であり、TVGレベルを変化させると理論
曲線から外れてしまう。
魚種、漁法に対応させるにはTVGレベルを調整できる
ことが不可欠であり、TVGレベルを変化させると理論
曲線から外れてしまう。
ここでTVGが理論曲線から外れたときの受信エコーに
ついて述べる。
ついて述べる。
第6図は、距離(深度)対の利得特性を示すTVG曲線
であり、Aが理論曲線に合致したT V G fill
線であり、B及びCが理論曲線より外れたTVG曲線を
示している。これらの曲線A、B、Cに沿って受信利得
を制御したときの受信エコー像をそれぞれ第7図〜第9
図に示している。第7図において、51は海底像、52
.53は魚群の像、5455は単体魚の像を示していて
、魚群及び単体魚がすべて同じ大きさのとき、図示した
ように深度に関係なく、同じ大きさの像として得られる
。しかるに、第8図では深海の目標物程大きい像53゜
55゛として得られ、又、第9図では深海の目標物程小
さい像53”、55”として得られる。又、海底も異な
った像51’、5ビとなる。このようにTVG曲線が理
論曲線から外れると、深度の異なる目標物からのエコー
レベルの大小関係が無意味となってしまい、利用者に混
乱を与えた。
であり、Aが理論曲線に合致したT V G fill
線であり、B及びCが理論曲線より外れたTVG曲線を
示している。これらの曲線A、B、Cに沿って受信利得
を制御したときの受信エコー像をそれぞれ第7図〜第9
図に示している。第7図において、51は海底像、52
.53は魚群の像、5455は単体魚の像を示していて
、魚群及び単体魚がすべて同じ大きさのとき、図示した
ように深度に関係なく、同じ大きさの像として得られる
。しかるに、第8図では深海の目標物程大きい像53゜
55゛として得られ、又、第9図では深海の目標物程小
さい像53”、55”として得られる。又、海底も異な
った像51’、5ビとなる。このようにTVG曲線が理
論曲線から外れると、深度の異なる目標物からのエコー
レベルの大小関係が無意味となってしまい、利用者に混
乱を与えた。
この発明は、上述した問題点をなくすためになされたも
のであり、音波の伝搬損失を補償して同じ大きさの目標
物であれば深度に関係なくほぼ同一の反射エコーが得ら
れる水中探知装置を提供することを目的とする。
のであり、音波の伝搬損失を補償して同じ大きさの目標
物であれば深度に関係なくほぼ同一の反射エコーが得ら
れる水中探知装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明の水中探知装置は、超音波振動子により水中に
放射した音波の反射エコーを受信する増幅器に音波の伝
搬損失を補償できるようにTVG利得特性を持たせた水
中探知装置において、受信エコーのレベル強度に応じて
TVGのレベルを設定するためのTVGレベル入力回路
と、目標物に対する伝搬損失に合致するTVG曲線を決
定するためのTVG曲線入力回路と、TVGを作用させ
る開始距離を入力するためのTVG開始距離入力回路と
、TVG曲線入力回路より入力された設定値及びTVG
開始距離入力回路より入力されたTVG開始距離から、
音波の伝搬損失を表す理論曲線に合致する、TVG曲線
を作成するCPUと、前記TVGレベル入力回路より入
力されたTVGレベルと、CPUで作成されたTVG曲
線どを加算1.て上記増幅器に対する’I” V C利
得信号とし、て出力する加算器き、を備えたことを特徴
とする。
放射した音波の反射エコーを受信する増幅器に音波の伝
搬損失を補償できるようにTVG利得特性を持たせた水
中探知装置において、受信エコーのレベル強度に応じて
TVGのレベルを設定するためのTVGレベル入力回路
と、目標物に対する伝搬損失に合致するTVG曲線を決
定するためのTVG曲線入力回路と、TVGを作用させ
る開始距離を入力するためのTVG開始距離入力回路と
、TVG曲線入力回路より入力された設定値及びTVG
開始距離入力回路より入力されたTVG開始距離から、
音波の伝搬損失を表す理論曲線に合致する、TVG曲線
を作成するCPUと、前記TVGレベル入力回路より入
力されたTVGレベルと、CPUで作成されたTVG曲
線どを加算1.て上記増幅器に対する’I” V C利
得信号とし、て出力する加算器き、を備えたことを特徴
とする。
[作用]
−1−記構成によれば、T V G曲線入力回路より入
力された設定値及び’I” V C開始距離入力回路よ
り入力されたTVG開始距離からCPUに、l−って作
成されたTVG曲線は、当該目標物に対する音波の伝搬
損失を表している。このTVG曲1i、、、TVGレベ
ル入力回路より入力されたTVGレベルが加算器によっ
て加算される。この加算された信号が増幅器にお(Jる
TVG利得信号ど(、で用いられるので、同じ目標物で
あれば、深度が異なっても音波の伝搬損失が補償される
ため、はぼ同一・の反射エコ・−が得られる。又、加算
器にて単純加算が行なわれるので、’I’ V 0曲線
の傾恣は変化ぜflそのため任意の’I’ V Gレベ
ルを設定しても、異な−〕た深度からのエコーレベルの
相対関係が保たれるので1ノベル強度から魚群の大小等
の比較が行える。
力された設定値及び’I” V C開始距離入力回路よ
り入力されたTVG開始距離からCPUに、l−って作
成されたTVG曲線は、当該目標物に対する音波の伝搬
損失を表している。このTVG曲1i、、、TVGレベ
ル入力回路より入力されたTVGレベルが加算器によっ
て加算される。この加算された信号が増幅器にお(Jる
TVG利得信号ど(、で用いられるので、同じ目標物で
あれば、深度が異なっても音波の伝搬損失が補償される
ため、はぼ同一・の反射エコ・−が得られる。又、加算
器にて単純加算が行なわれるので、’I’ V 0曲線
の傾恣は変化ぜflそのため任意の’I’ V Gレベ
ルを設定しても、異な−〕た深度からのエコーレベルの
相対関係が保たれるので1ノベル強度から魚群の大小等
の比較が行える。
[実施例]
第1図は、この発明の水中探知装置の1実施例を示す概
略ブロック図である。尚、送振ブロックは従来のものと
同じなので受信ブロックのみ示1゜ている。
略ブロック図である。尚、送振ブロックは従来のものと
同じなので受信ブロックのみ示1゜ている。
■は、超音波振動子にてなる送受波器であり、超音波を
放0=1するとともに、その超音波の反射エコーを受波
Jる。2は、送受波器1で受波された反射エコ・−の信
号を’r v cの利得特性でちって増幅する受信増幅
器である。3は、受信増幅器2(5−お(」ろ’r V
G利得特性を、伝搬損失を表す理論曲線に合致すべく
、TVG信号を出力する’I’ V G出力発生回路で
あり、4は、’I” V G出力発生回路3に各種設定
信号を与える操作部である。この3及び4の回路につい
ては後で詳しく述へる。
放0=1するとともに、その超音波の反射エコーを受波
Jる。2は、送受波器1で受波された反射エコ・−の信
号を’r v cの利得特性でちって増幅する受信増幅
器である。3は、受信増幅器2(5−お(」ろ’r V
G利得特性を、伝搬損失を表す理論曲線に合致すべく
、TVG信号を出力する’I’ V G出力発生回路で
あり、4は、’I” V G出力発生回路3に各種設定
信号を与える操作部である。この3及び4の回路につい
ては後で詳しく述へる。
5は、表示回路であり、受信増幅器2よりの出力信号を
デジタル信号に変換するA / I)変換器5aと、A
/l)変換器5aよりの信号を記憶する画像メモリ51
+と、画像メモリ5bに記憶された画像デ・−夕を表示
する表示器5cとからなる。6は、記録式水中探知装置
の場合に設(」られろ記録回路であり、ペンレコーダ6
aと、受信増幅器2よりの信号を増幅するペンレコーダ
6a用の記録増幅器611と、J、りなる。
デジタル信号に変換するA / I)変換器5aと、A
/l)変換器5aよりの信号を記憶する画像メモリ51
+と、画像メモリ5bに記憶された画像デ・−夕を表示
する表示器5cとからなる。6は、記録式水中探知装置
の場合に設(」られろ記録回路であり、ペンレコーダ6
aと、受信増幅器2よりの信号を増幅するペンレコーダ
6a用の記録増幅器611と、J、りなる。
第2図に、上記TVG出力発生回路3及び操作部4の詳
細ブロック図を示している。
細ブロック図を示している。
操作部4において、4aは、受信エコーのレベルの強度
(6〕、応じてTvGのレベルを設定するためのT V
G 1ノベル入力回路であり、4bは、目標物に対す
る伝搬損失に合致するTVG曲線を決定するための定数
値を入力するTVG曲線入力回路であり、4cは、TV
Gを作用さぜる開始距離を入力するためのT V C開
始距離入力回路である。
(6〕、応じてTvGのレベルを設定するためのT V
G 1ノベル入力回路であり、4bは、目標物に対す
る伝搬損失に合致するTVG曲線を決定するための定数
値を入力するTVG曲線入力回路であり、4cは、TV
Gを作用さぜる開始距離を入力するためのT V C開
始距離入力回路である。
次に′PVG出力発生回路3について述べる。CP U
3 aは、T V CI/ベベル力回路4aよりの′
I’ VGレベルをラッチ回路3bにラッチさぜるとと
もに、TVG曲線入力回路4bよりの設定値及び1゛V
G開始距離入力回路4cよりの゛rvG開始距離から、
理論曲線に合致するTVG曲線を作成してTVGテーブ
ルメモリ3cに記憶させる。
3 aは、T V CI/ベベル力回路4aよりの′
I’ VGレベルをラッチ回路3bにラッチさぜるとと
もに、TVG曲線入力回路4bよりの設定値及び1゛V
G開始距離入力回路4cよりの゛rvG開始距離から、
理論曲線に合致するTVG曲線を作成してTVGテーブ
ルメモリ3cに記憶させる。
ここでT V 0曲線の作成について説明する。
上記の(1)ヘー(3)式より、次式のTVG曲線CT
VGが得られる。
VGが得られる。
2 o: (R−Rstart) ・(
4)ここでR及びαは、伝搬距離及び吸収係数であり、
Aは、重連した’rvc曲線入力回路4 bにより入力
される数値であり、[」標物が海底の場合に2が入力さ
れ、単体魚の場合にはlの数値が入力さイする。R5t
artは、TVG開始距離入力回路4C1Lり入力され
るTVG開姶開離距離る。
4)ここでR及びαは、伝搬距離及び吸収係数であり、
Aは、重連した’rvc曲線入力回路4 bにより入力
される数値であり、[」標物が海底の場合に2が入力さ
れ、単体魚の場合にはlの数値が入力さイする。R5t
artは、TVG開始距離入力回路4C1Lり入力され
るTVG開姶開離距離る。
(4)式を変形すると、
CTVG= 40/Δ×(log+oA + 10g+
oR1og+oRstart)+ 2 a (R−Rs
tart) −(5)となり、10g+oA 、 l
og+oR、log+oR8tartの各値をL OG
テーブルとして持っておけばCP LJ 3 aは複雑
な計算を(、なくても済み、処理速度が」−がる。LO
Gテーブル3dはそのために設けられたものである。
oR1og+oRstart)+ 2 a (R−Rs
tart) −(5)となり、10g+oA 、 l
og+oR、log+oR8tartの各値をL OG
テーブルとして持っておけばCP LJ 3 aは複雑
な計算を(、なくても済み、処理速度が」−がる。LO
Gテーブル3dはそのために設けられたものである。
次に’]” V G開始圧MRの入力によるTVGの存
効深度について述へる。
効深度について述へる。
(4)式においてR5tartを1m及び2mとしたと
きについて考える。TVG利得可変幅は、受信装置の性
能によって決まるが、−射的な数値としてここでは50
dBとし、目標物を海底(A=2)とする。又、α(1
なので第2項は無視する。
きについて考える。TVG利得可変幅は、受信装置の性
能によって決まるが、−射的な数値としてここでは50
dBとし、目標物を海底(A=2)とする。又、α(1
なので第2項は無視する。
Rstart= 1のとき、
50 = 20 log+o(2R)より、R=1/2
X10”ハ0#158m Rstart= 2のとき、 50 = 2010g10(2・R/2)より、R=
10”120”;316m となり、TVG開始距離R5tartを変えることによ
り、TVGが作用する有効深度を可変することができる
。
X10”ハ0#158m Rstart= 2のとき、 50 = 2010g10(2・R/2)より、R=
10”120”;316m となり、TVG開始距離R5tartを変えることによ
り、TVGが作用する有効深度を可変することができる
。
第3図には、TVGレベル及びTVG開始距離R5ta
rtの変化に伴うTVGの有効深度を示しており、Qx
、Qy、Qzは、TVGレベルをx、yまたはTVG開
始距離をx、zとしたときにTVGが有効に作用する深
度範囲である。
rtの変化に伴うTVGの有効深度を示しており、Qx
、Qy、Qzは、TVGレベルをx、yまたはTVG開
始距離をx、zとしたときにTVGが有効に作用する深
度範囲である。
第2図に戻り、DMA(ダイレクトメモリアクセス)コ
ントローラ3eは、TvGメモリ3cに記憶されたTV
G曲線を読み出してラッチ回路3fに記憶させるための
ものである。TVGテーブルメモリ3c内においては、
第4図に示すように、アドレスが深度に相当し、そのア
ドレスにはデータとしてTVG値が格納されている。従
ってDMAコントローラ3eは、CPU3aからの距離
クロックをカウントしてTVGテーブルメモリ3cに所
定のアドレスを送出することにより、この’I”VG子
テーブルモリ3CよりTVG値が読み出される。
ントローラ3eは、TvGメモリ3cに記憶されたTV
G曲線を読み出してラッチ回路3fに記憶させるための
ものである。TVGテーブルメモリ3c内においては、
第4図に示すように、アドレスが深度に相当し、そのア
ドレスにはデータとしてTVG値が格納されている。従
ってDMAコントローラ3eは、CPU3aからの距離
クロックをカウントしてTVGテーブルメモリ3cに所
定のアドレスを送出することにより、この’I”VG子
テーブルモリ3CよりTVG値が読み出される。
このようなりMAコントローラ3eを用いることにより
、CPU3aの負担が軽減される。
、CPU3aの負担が軽減される。
加算器3gは、ラッチ回路3bよりのTVGレベルと、
ラッチ回路3fよりのTVG曲線とを加算して所望のT
VG信号を出力する。この加算器3gでは、両データの
単純加算が行なわれるため、TVG曲線の傾きは変化せ
ず、よって異なった深度からのエコーレベルの相対関係
は保たれる。TVG出力は、デジタル量のままでも、あ
るいはD/A変換してアナログ量としてでも出力できる
。
ラッチ回路3fよりのTVG曲線とを加算して所望のT
VG信号を出力する。この加算器3gでは、両データの
単純加算が行なわれるため、TVG曲線の傾きは変化せ
ず、よって異なった深度からのエコーレベルの相対関係
は保たれる。TVG出力は、デジタル量のままでも、あ
るいはD/A変換してアナログ量としてでも出力できる
。
次に上記装置を用い、目標物として深度150m前後の
海底を探索する場合の操作を説明する。TVGレベル入
力回路4aにて、深度150mの海底からの受信エコー
のレベル強度に適したTVGレベルを入力し、TVG曲
線入力回路4bにより、目標物を海底としたのでA=2
を入力し、そして、150mの深度に対しTVGが有効
に作用するよう、TVG開始距離入力回路4cにより、
TVG開始距離Rstartとして1mを入力する。こ
れにより、TVG出力発生回路3より、伝搬損失を表ず
理論曲線に合致するTVG曲線の信号が受信増幅器2に
入力される。この状態にて、送受波器lより音波を放射
すると、その音波の反射エコーが送受波器1で受波され
、そして受信増幅器2にて増幅される。その際、前記T
VG曲線の利得でもって増幅され、音波の伝搬損失が補
償されるので、他の深度にある魚群からの反射エコーと
比較することにより、魚群密度や海底の底質を容易に知
ることができる。
海底を探索する場合の操作を説明する。TVGレベル入
力回路4aにて、深度150mの海底からの受信エコー
のレベル強度に適したTVGレベルを入力し、TVG曲
線入力回路4bにより、目標物を海底としたのでA=2
を入力し、そして、150mの深度に対しTVGが有効
に作用するよう、TVG開始距離入力回路4cにより、
TVG開始距離Rstartとして1mを入力する。こ
れにより、TVG出力発生回路3より、伝搬損失を表ず
理論曲線に合致するTVG曲線の信号が受信増幅器2に
入力される。この状態にて、送受波器lより音波を放射
すると、その音波の反射エコーが送受波器1で受波され
、そして受信増幅器2にて増幅される。その際、前記T
VG曲線の利得でもって増幅され、音波の伝搬損失が補
償されるので、他の深度にある魚群からの反射エコーと
比較することにより、魚群密度や海底の底質を容易に知
ることができる。
第5図は、この発明の水中探知装置の別の実施例を示し
ており、第1図と同じ部分については同一の符号を付し
ている。
ており、第1図と同じ部分については同一の符号を付し
ている。
送受波器1′は、ここでは多チャンネルの振動子アレイ
からなるものであり、各チャンネル毎の受信信号は、ブ
ロック毎に前置増幅器2Aで増幅された後、位相制御に
より、垂直方向のビームを形成する垂直方向ビームフォ
ーミング回路11に入力される。各垂直方向ビームフォ
ーミング回路11よりの出力信号は、水平方向のビーム
を形成する水平方向ビームフォーミング回路12に入力
され、この水平方向ビームフォーミング回路12よりの
出力信号は、主増幅器2Bにて増幅された後、表示回路
5のA/D変換器5aに入力される。
からなるものであり、各チャンネル毎の受信信号は、ブ
ロック毎に前置増幅器2Aで増幅された後、位相制御に
より、垂直方向のビームを形成する垂直方向ビームフォ
ーミング回路11に入力される。各垂直方向ビームフォ
ーミング回路11よりの出力信号は、水平方向のビーム
を形成する水平方向ビームフォーミング回路12に入力
され、この水平方向ビームフォーミング回路12よりの
出力信号は、主増幅器2Bにて増幅された後、表示回路
5のA/D変換器5aに入力される。
TVG出力発生回路3よりのTVG出力は、各前置増幅
器2Aあるいは主増幅器2Bに送出される。
器2Aあるいは主増幅器2Bに送出される。
上記の構成のごとく、送受波器l°より得られる受信エ
コーに対して垂直方向と水平方向とのビーム形成が行な
われることにより、特定方向からの受信エコーの識別が
可能となり、よって、不要なエコーを除去して所望のエ
コーのみを選択的に検出できる。
コーに対して垂直方向と水平方向とのビーム形成が行な
われることにより、特定方向からの受信エコーの識別が
可能となり、よって、不要なエコーを除去して所望のエ
コーのみを選択的に検出できる。
[発明の効果]
この発明によれば、TVG曲線入力回路より入力した設
定値及びTVG開始距離入力回路より入力したTVG開
姶開離距離作成した’I” V G曲線に、T V G
lノベル入力回路より入力したTVGレベルを加算1
〜たものを受信増幅器におけるTVG利得信号として用
いたので、同じ目標物であれば、深度または距離が異な
っても音波の伝搬損失が補償され、はぼ同一の反射エコ
ーが得られる。又、TVGレベルは加算器にて単純加算
が行なイつれるので、TVG曲線の傾きは変化せ′4ゞ
、そのため任意のTVGレベルを設定1.でも、異なっ
た深度からのエコーレベルの相対関係が保たれるのでレ
ベル強度から魚群の大小等の比較が行える。
定値及びTVG開始距離入力回路より入力したTVG開
姶開離距離作成した’I” V G曲線に、T V G
lノベル入力回路より入力したTVGレベルを加算1
〜たものを受信増幅器におけるTVG利得信号として用
いたので、同じ目標物であれば、深度または距離が異な
っても音波の伝搬損失が補償され、はぼ同一の反射エコ
ーが得られる。又、TVGレベルは加算器にて単純加算
が行なイつれるので、TVG曲線の傾きは変化せ′4ゞ
、そのため任意のTVGレベルを設定1.でも、異なっ
た深度からのエコーレベルの相対関係が保たれるのでレ
ベル強度から魚群の大小等の比較が行える。
第1図はこの発明の水中探知装置の1実施例を示す概略
ブロック図、第2図は、第1図におiJるTVG発生回
路及び操作部の詳細を示すブロック図、第3図は、TV
Gレベル及びTvG開姶開離距離化に伴うTVGの作用
する有効深度を示す図、第4図は、第2図にお(′、l
るTVGテーブルメモリにおける読み出しを説明するた
めの図、第5図は、種々の71” XI G曲線を示ケ
図、第6図は、この発明の水中探知装置の別の実施例を
示す概略ブロック図、第7図ない1.第9図は、第5図
におけるTVG曲線でもって受信利得を制御1.たとき
の受信j−コーの像を示す図である。 1、■°・・送受波器、2・・受信増幅器、3=−TV
G出力発生回路、3 a=−CP U。 3b、3丁・ラッチ回路、 3c・・T V Gテーブルメモリ、 3d・LOGデープル、 3o・・・I)MAコントローラ、3g・・加算器、4
操作部、4a・・’I” V Glノベル入力回路、
4b・・・T V G曲線入力回路、 4 c−4V G開始距離入力回路、 5・表示回路、6・記録回路、 2B ・前置増幅器、2B・主増幅器、11・・・垂直
方向ビームフォーミング回路、12・・・水平方向ビー
ムフォーミング回路。 邦
ブロック図、第2図は、第1図におiJるTVG発生回
路及び操作部の詳細を示すブロック図、第3図は、TV
Gレベル及びTvG開姶開離距離化に伴うTVGの作用
する有効深度を示す図、第4図は、第2図にお(′、l
るTVGテーブルメモリにおける読み出しを説明するた
めの図、第5図は、種々の71” XI G曲線を示ケ
図、第6図は、この発明の水中探知装置の別の実施例を
示す概略ブロック図、第7図ない1.第9図は、第5図
におけるTVG曲線でもって受信利得を制御1.たとき
の受信j−コーの像を示す図である。 1、■°・・送受波器、2・・受信増幅器、3=−TV
G出力発生回路、3 a=−CP U。 3b、3丁・ラッチ回路、 3c・・T V Gテーブルメモリ、 3d・LOGデープル、 3o・・・I)MAコントローラ、3g・・加算器、4
操作部、4a・・’I” V Glノベル入力回路、
4b・・・T V G曲線入力回路、 4 c−4V G開始距離入力回路、 5・表示回路、6・記録回路、 2B ・前置増幅器、2B・主増幅器、11・・・垂直
方向ビームフォーミング回路、12・・・水平方向ビー
ムフォーミング回路。 邦
Claims (2)
- (1)超音波振動子より水中に放射した音波の反射エコ
ーを受信する増幅器に音波の伝搬損失を補償できるよう
にTVG利得特性を持たせた水中探知装置において、 受信エコーのレベル強度に応じてTVGのレベルを設定
するためのTVGレベル入力回路と、目標物に対する伝
搬損失に合致するTVG曲線を決定するためのTVG曲
線入力回路と、TVGを作用させる開始距離を入力する
ためのTVG開始距離入力回路と、TVG曲線入力回路
より入力された設定値及びTVG開始距離入力回路より
入力されたTVG開始距離から、音波の伝搬損失を表す
理論曲線に合致する、TVG曲線を作成するCPUと、
前記TVGレベル入力回路より入力されたTVGレベル
と、CPUで作成されたTVG曲線とを加算して上記増
幅器に対するTVG利得信号として出力する加算器と、
を備えたことを特徴とする水中探知装置。 - (2)超音波振動子として多チャンネルの振動子アレイ
を用い、かつ、増幅器を前置増幅器と主増幅器とに分割
し、前置増幅器と主増幅器との間に、垂直方向のビーム
を形成する複数個の垂直方向ビームフォーミング回路と
、垂直方向ビームフォーミング回路で得られた複数の垂
直方向のビームから水平方向のビームを形成する水平方
向ビームフォーミング回路とを設けた請求項1記載の水
中探知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1213232A JP2572452B2 (ja) | 1988-08-24 | 1989-08-17 | 水中探知装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21338988 | 1988-08-24 | ||
JP63-213389 | 1988-08-24 | ||
JP1213232A JP2572452B2 (ja) | 1988-08-24 | 1989-08-17 | 水中探知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02138890A true JPH02138890A (ja) | 1990-05-28 |
JP2572452B2 JP2572452B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=26519673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1213232A Expired - Fee Related JP2572452B2 (ja) | 1988-08-24 | 1989-08-17 | 水中探知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572452B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0464787U (ja) * | 1990-10-17 | 1992-06-03 | ||
JP2011191059A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-29 | Furuno Electric Co Ltd | 水中探知装置および水中探知方法 |
JP2011191058A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-29 | Furuno Electric Co Ltd | 水中探知装置および水中探知方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5342592A (en) * | 1976-09-29 | 1978-04-18 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Electrode construction of crystal oscillator |
JPS5652047A (en) * | 1979-10-05 | 1981-05-09 | Shimadzu Corp | Ultrasonic diagnosis apparatus |
JPS61138187A (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-25 | Nec Corp | ソ−ナ−装置 |
JPS61138189A (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-25 | Nec Corp | 合成開口レ−ダ画像処理装置 |
JPS61167570A (ja) * | 1985-11-15 | 1986-07-29 | Oki Electric Ind Co Ltd | ドットプリンタ用印字ヘッドの組立方法 |
-
1989
- 1989-08-17 JP JP1213232A patent/JP2572452B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5342592A (en) * | 1976-09-29 | 1978-04-18 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Electrode construction of crystal oscillator |
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JP2011191059A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-29 | Furuno Electric Co Ltd | 水中探知装置および水中探知方法 |
JP2011191058A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-29 | Furuno Electric Co Ltd | 水中探知装置および水中探知方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2572452B2 (ja) | 1997-01-16 |
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