JPH0213876Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0213876Y2 JPH0213876Y2 JP1983035773U JP3577383U JPH0213876Y2 JP H0213876 Y2 JPH0213876 Y2 JP H0213876Y2 JP 1983035773 U JP1983035773 U JP 1983035773U JP 3577383 U JP3577383 U JP 3577383U JP H0213876 Y2 JPH0213876 Y2 JP H0213876Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- heat exchanger
- space
- bathtub
- hot water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 32
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 9
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 4
- 238000003287 bathing Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は浴槽の底面に温水を循環させるパイプ
を熱交換器として設置した温水循環式浴槽の改良
に関するもので、その目的とするところは効果的
な対流が行なわれるようにすることによつて、熱
交換能力の優れた温水循環式浴槽を提供すること
にある。
を熱交換器として設置した温水循環式浴槽の改良
に関するもので、その目的とするところは効果的
な対流が行なわれるようにすることによつて、熱
交換能力の優れた温水循環式浴槽を提供すること
にある。
浴槽の底面に熱交換器を設置した温水循環式浴
槽の一般的な構造は、第1図及び第3図に示すよ
うに、浴槽1の底面1aに設置した熱交換器2の
上部に、外観、入浴性、安全性等を目的としたカ
バー3が設けられている。そして従来のこの種の
浴槽におけるカバー3には、自然対流による浴槽
水の循環を良くするためにカバー3の表面に孔3
aやスリツト等を設けているが、この孔3aやス
リツトの大きさ、形状に工夫を施しても最終的に
は安全面や外観に制約され、このカバー3を使用
した温水循環式浴槽は、カバーなしのものと比較
して著しく熱交換能力が底下するのが大きな欠点
となつていた。この理由としては、第2図に示す
ようなカバーなしの場合は、熱交換器2の上面が
開放されており、対流する上昇温水ロが妨げられ
ないためであることと、さらに、浴槽内の低い温
度の水イが周囲より熱交換器2下部へスムースに
流れ込むのに対し、第3図に示した従来のカバー
3付きの場合は、カバー3部において上昇温水ロ
に妨げられて低い温度の水イが熱交換器2下部へ
流れ込む道筋がないため効果的な対流が行なわれ
ていないことも大きな原因となつている。
槽の一般的な構造は、第1図及び第3図に示すよ
うに、浴槽1の底面1aに設置した熱交換器2の
上部に、外観、入浴性、安全性等を目的としたカ
バー3が設けられている。そして従来のこの種の
浴槽におけるカバー3には、自然対流による浴槽
水の循環を良くするためにカバー3の表面に孔3
aやスリツト等を設けているが、この孔3aやス
リツトの大きさ、形状に工夫を施しても最終的に
は安全面や外観に制約され、このカバー3を使用
した温水循環式浴槽は、カバーなしのものと比較
して著しく熱交換能力が底下するのが大きな欠点
となつていた。この理由としては、第2図に示す
ようなカバーなしの場合は、熱交換器2の上面が
開放されており、対流する上昇温水ロが妨げられ
ないためであることと、さらに、浴槽内の低い温
度の水イが周囲より熱交換器2下部へスムースに
流れ込むのに対し、第3図に示した従来のカバー
3付きの場合は、カバー3部において上昇温水ロ
に妨げられて低い温度の水イが熱交換器2下部へ
流れ込む道筋がないため効果的な対流が行なわれ
ていないことも大きな原因となつている。
本考案は上記の点に鑑み、カバーの下側空間
を、熱交換器が設置された空間と設置されていな
い空間とに仕切壁により分割し、前記各空間と前
記カバーの上部の空間とを連通させて低い温度の
水が熱交換器下部へ流れ込む道筋を作り、効果的
な対流が行なわれることによつて熱交換能力の向
上を計つたものである。
を、熱交換器が設置された空間と設置されていな
い空間とに仕切壁により分割し、前記各空間と前
記カバーの上部の空間とを連通させて低い温度の
水が熱交換器下部へ流れ込む道筋を作り、効果的
な対流が行なわれることによつて熱交換能力の向
上を計つたものである。
以下に本考案による温水循環式浴槽の実施例を
第4図〜第7図により説明する。
第4図〜第7図により説明する。
第4図は第1図のA−A断面における本考案に
よる温水循環式浴槽の一実施例を示す要部断面図
であり、1は浴槽、1aは浴槽1の底面、2は熱
交換器、5は熱交換器2の上面に取付けたカバー
である。尚前記熱交換器2は、低い温度の水イの
流通を良くさせるために、浴槽1の底面1aから
少し浮かしこの底面1aとの間に隙間を設けるよ
うに取付けるのが望ましい。前記カバー5の材質
としてはプラスチツクや金属等いずれでも良い
が、カバー5の表面には孔5aまたはスリツト等
温水流通用の流通孔が設けられている。本考案に
おける温水循環式浴槽では、カバー5の下側空間
を、仕切壁5bにより、熱交換器2が設置された
空間Bと熱交換器2が設置されていない空間Cと
に分割して、この空間B、Cとカバー5上部の空
間とがカバー5に設けられた孔5a等によつて連
通するようにしているのである。これによつて、
熱交換器2が設置された空間Bはこの熱交換器2
により暖められた上昇する温水ロが、また熱交換
器2が設置されていない空間Cは暖められる前の
低い温度の温水が満たされることになり、前記熱
交換器2が設置されていない空間Cが道筋となつ
て、すなわち空間Cの低い温度の温水が熱交換器
2が設置された空間Bの熱交換器2の下部へ流れ
込むので、効果的な対流の道筋ができることにな
るのである。尚第5図に示すように、仕切壁5b
の垂直方向の長さHはカバー5を取付けたとき
に、少なくとも熱交換器2の上端位置アよりも長
くなるようにし、また湯水の流通を良くするため
に浴槽1の底面1aとの間に隙間が生じる程度の
長さとする。
よる温水循環式浴槽の一実施例を示す要部断面図
であり、1は浴槽、1aは浴槽1の底面、2は熱
交換器、5は熱交換器2の上面に取付けたカバー
である。尚前記熱交換器2は、低い温度の水イの
流通を良くさせるために、浴槽1の底面1aから
少し浮かしこの底面1aとの間に隙間を設けるよ
うに取付けるのが望ましい。前記カバー5の材質
としてはプラスチツクや金属等いずれでも良い
が、カバー5の表面には孔5aまたはスリツト等
温水流通用の流通孔が設けられている。本考案に
おける温水循環式浴槽では、カバー5の下側空間
を、仕切壁5bにより、熱交換器2が設置された
空間Bと熱交換器2が設置されていない空間Cと
に分割して、この空間B、Cとカバー5上部の空
間とがカバー5に設けられた孔5a等によつて連
通するようにしているのである。これによつて、
熱交換器2が設置された空間Bはこの熱交換器2
により暖められた上昇する温水ロが、また熱交換
器2が設置されていない空間Cは暖められる前の
低い温度の温水が満たされることになり、前記熱
交換器2が設置されていない空間Cが道筋となつ
て、すなわち空間Cの低い温度の温水が熱交換器
2が設置された空間Bの熱交換器2の下部へ流れ
込むので、効果的な対流の道筋ができることにな
るのである。尚第5図に示すように、仕切壁5b
の垂直方向の長さHはカバー5を取付けたとき
に、少なくとも熱交換器2の上端位置アよりも長
くなるようにし、また湯水の流通を良くするため
に浴槽1の底面1aとの間に隙間が生じる程度の
長さとする。
第6図及び第7図は第4図とは別の実施例を示
す要部断面図である。なお上記実施例における仕
切壁5bは、カバー5の裏面にこのカバーと一体
に形成されている。
す要部断面図である。なお上記実施例における仕
切壁5bは、カバー5の裏面にこのカバーと一体
に形成されている。
本考案は上記の如く、浴槽底面に熱交換器を設
置し、該熱交換器をカバーで覆つてなる温水循環
式浴槽において、前記カバーの下側空間を、カバ
ーの裏面に該カバーと一体に形成した仕切壁によ
り前記熱交換器が設置された空間と設置されてい
ない空間とに分割して、該各空間と前記カバーの
上部の空間とが連通するようにした温水循環式浴
槽であり、カバーの下側空間が、このカバーの裏
面に一体に形成された仕切壁によつて熱交換器が
設置された空間と熱交換器が設置されていない空
間とに分割され、この各空間とカバー上部の空間
とが連通するようにしているので、熱交換器が設
置されていない空間に満たされた水、すなわち低
い温度の水が熱交換器が設置された空間の熱交換
器下部へと流れ込み易くなつて効果的な対流を行
わせることが可能となり、熱交換能力の優れた温
水循環式浴槽とすることができる。
置し、該熱交換器をカバーで覆つてなる温水循環
式浴槽において、前記カバーの下側空間を、カバ
ーの裏面に該カバーと一体に形成した仕切壁によ
り前記熱交換器が設置された空間と設置されてい
ない空間とに分割して、該各空間と前記カバーの
上部の空間とが連通するようにした温水循環式浴
槽であり、カバーの下側空間が、このカバーの裏
面に一体に形成された仕切壁によつて熱交換器が
設置された空間と熱交換器が設置されていない空
間とに分割され、この各空間とカバー上部の空間
とが連通するようにしているので、熱交換器が設
置されていない空間に満たされた水、すなわち低
い温度の水が熱交換器が設置された空間の熱交換
器下部へと流れ込み易くなつて効果的な対流を行
わせることが可能となり、熱交換能力の優れた温
水循環式浴槽とすることができる。
また、人が載るカバーを利用してこのカバーと
一体に仕切壁を形成しているので、カバー自体の
強度が補正される効果もある。
一体に仕切壁を形成しているので、カバー自体の
強度が補正される効果もある。
第1図は浴槽の底面に熱交換器を設置させた温
水循環式浴槽の一部切欠き平面図、第2図はカバ
ーを取つた状態の第1図におけるA−A断面図、
第3図は従来のカバーを取付けた第1図における
A−A断面図である。第4図は第1図のA−A断
面における本考案による温水循環式浴槽の一実施
例を示す要部断面図であり、第5図は第4図の要
部詳細図であり、第6図及び第7図は第4図とは
別の実施例を示す要部断面図である。 符号の説明、1…浴槽、1a…底面、2…熱交
換器、3…カバー、3a…孔、5…カバー、5a
…孔、5b…仕切壁、B…熱交換器が設置された
空間、C…熱交換器が設置されていない空間、ア
…熱交換器の上端位置、イ…低い温度の水、ロ…
上昇温水。
水循環式浴槽の一部切欠き平面図、第2図はカバ
ーを取つた状態の第1図におけるA−A断面図、
第3図は従来のカバーを取付けた第1図における
A−A断面図である。第4図は第1図のA−A断
面における本考案による温水循環式浴槽の一実施
例を示す要部断面図であり、第5図は第4図の要
部詳細図であり、第6図及び第7図は第4図とは
別の実施例を示す要部断面図である。 符号の説明、1…浴槽、1a…底面、2…熱交
換器、3…カバー、3a…孔、5…カバー、5a
…孔、5b…仕切壁、B…熱交換器が設置された
空間、C…熱交換器が設置されていない空間、ア
…熱交換器の上端位置、イ…低い温度の水、ロ…
上昇温水。
Claims (1)
- 浴槽底面に熱交換器を設置し、該熱交換器をカ
バーで覆つてなる温水循環式浴槽において、前記
カバーの下側空間を、カバーの裏面に該カバーと
一体に形成した仕切壁により前記熱交換器が設置
された空間と設置されていない空間とに分割し
て、該各空間と前記カバーの上部の空間とが連通
するようにしてなることを特徴とする温水循環式
浴槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3577383U JPS59142645U (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 温水循環式浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3577383U JPS59142645U (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 温水循環式浴槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59142645U JPS59142645U (ja) | 1984-09-22 |
JPH0213876Y2 true JPH0213876Y2 (ja) | 1990-04-17 |
Family
ID=30166459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3577383U Granted JPS59142645U (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 温水循環式浴槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59142645U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586854A (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-14 | Oki Electric Ind Co Ltd | 多重フィ−ド検知機構 |
-
1983
- 1983-03-11 JP JP3577383U patent/JPS59142645U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586854A (ja) * | 1981-07-01 | 1983-01-14 | Oki Electric Ind Co Ltd | 多重フィ−ド検知機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59142645U (ja) | 1984-09-22 |