JPH0145008Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （利用分野、従来技術等考案の目的） 本考案は風呂釜用熱交換装置に係るものであ
る。従来の風呂釜の熱交換部は、熱交換部の中央
部に、循環水の下部導入口及び上部導出口を設け
ていたため、前記熱交換部を収納するケースの中
央部に、前記循環水の導入口及び導出口を位置さ
せることは、他の収納物との間係で困難であつ
た。本考案は、熱交換部を構成する外水壁を横方
向に延長させて、延長させた端部に導入口及び導
出口を設けるようにして、従来の欠点を一掃し、
以つて風呂釜の取着けを容易にしたものである。

以下図について詳述すると次の通りである。

（考案の構成、作用） 符号１は吸熱水壁熱交換部である。この熱交換
部１の外水壁２を横方向に延長させて構成し、該
延長させた外水壁２の端部に、循環水の下部導入
口３及び上部導出口４を構成する。しかして、熱
交換部１の下側にバーナ５が位置し、熱交換部１
に於いて、導入口３から導入された水が加熱さ
れ、導出口４から流出する。かかる際、本考案は
前記した通り、導入口３及び導出口４は、横方向
に延長した外水壁２に構成してあるので、他の収
納物との関係で風呂釜ケース６の一側に熱交換部
を内蔵した場合でも、常にケース中央部の前記導
入口３及び導出口４に於いて、循環水の導入、導
出を行なうことができる。即ち、熱交換部１を、
他の収納物との関係で、ケースの一側に収納して
も、導入口３及び導出口４を、常にケースの中央
部に位置させることができる。

（考案の効果） 本考案は以上の通りであるから、風呂釜の設置
が容易となる大きな利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は一部切欠した全体の説明図、第２図は
ケースに収納した状態の説明図である。 符号１……吸熱水壁熱交換部、２……外水壁、
３……下部導入口、４……上部導入口、５……バ
ーナ、６……風呂釜ケース、７……排気フアン、
８……排気部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 吸熱水壁熱交換部の外水壁を横方向に延長さ
   せ、延長させた外水壁の端部に循環水の下部導入
   口及び上部導出口を設けた風呂釜用熱交換装置。