JPH02138532A - 円筒形液封入防振ゴム - Google Patents
円筒形液封入防振ゴムInfo
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- JPH02138532A JPH02138532A JP29178488A JP29178488A JPH02138532A JP H02138532 A JPH02138532 A JP H02138532A JP 29178488 A JP29178488 A JP 29178488A JP 29178488 A JP29178488 A JP 29178488A JP H02138532 A JPH02138532 A JP H02138532A
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/08—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/14—Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially
- F16F13/1418—Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially characterised by the location or shape of the equilibration chamber
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動車用エンジンを支持するのに用いる円筒形
液封入防振ゴムに関する。
液封入防振ゴムに関する。
(従来の技術)
FF型自動車においてエンジンを車体に防振的に支持さ
せる場合に円筒形の防振ゴムが多用されるが、一般に使
用されるものは第5図に示す如き構造で軸平行させて横
置きにする外筒(11と内筒(2)とをゴム状弾性体か
らなる防振基体(3)によって連結していて、これを筒
部α9を有するブラケット(6)に筒部Q51への圧入
によって組付けて、ブラケット(6)を車体に固定し、
エンジンを内筒(2)に挿通したボルトによって支持せ
しめている。
せる場合に円筒形の防振ゴムが多用されるが、一般に使
用されるものは第5図に示す如き構造で軸平行させて横
置きにする外筒(11と内筒(2)とをゴム状弾性体か
らなる防振基体(3)によって連結していて、これを筒
部α9を有するブラケット(6)に筒部Q51への圧入
によって組付けて、ブラケット(6)を車体に固定し、
エンジンを内筒(2)に挿通したボルトによって支持せ
しめている。
(発明が解決しようとする課題)
上述する従来の防振ゴムは、防振機能は固体である防振
基体(3)だけに依存しているので、低周波域例えばl
O〜15 Hzの振動に対する減衰係数がゴム弾性体に
より決定される小さい値であるから、大きい減衰力を確
保することが困難であり、従ってアイドリング時、低速
走行時に車室内に振動が伝わるのが問題であった。
基体(3)だけに依存しているので、低周波域例えばl
O〜15 Hzの振動に対する減衰係数がゴム弾性体に
より決定される小さい値であるから、大きい減衰力を確
保することが困難であり、従ってアイドリング時、低速
走行時に車室内に振動が伝わるのが問題であった。
かかる問題点に対処して前記低周波域の振動に対して十
分大きい減衰力を発揮させ得るこの種防振ゴムを提供す
べく本発明は成されるに至ったものであって、特に液体
がオリフィスを流通することによって生じる減衰作用を
ゴム弾性体の減衰作用に付加し得る如き構造を有せしめ
てなり、もって低振動による車室内の静粛化をはかる点
を発明の目的とする。
分大きい減衰力を発揮させ得るこの種防振ゴムを提供す
べく本発明は成されるに至ったものであって、特に液体
がオリフィスを流通することによって生じる減衰作用を
ゴム弾性体の減衰作用に付加し得る如き構造を有せしめ
てなり、もって低振動による車室内の静粛化をはかる点
を発明の目的とする。
(課題を解決するための手段)
しかして本発明は上記目的を達成するために、実施例を
示す添付図面を参照して明らかな如く、3個の窓を筒身
下部の周方向に隣り合わせて有し、筒身上部の1箇所に
所定の間隙を存するよう切り離して形成したスリット部
を有して横軸に配置する外筒と、この外筒に軸平行させ
て挿通ずる内筒と、それ等向・外筒間に亘らせて内筒に
は囲繞させ、外筒には前記善意及び前記スリット部を外
した筒身側部の内壁に固着させることにより、内・外筒
を連結するゴム状弾性体からなる防振基体と、内筒の軸
方向を等分する中央下部と中央の前記窓の周りの外筒内
壁との間に気密に亘らせた錐面状をなすゴム膜と、防振
基体の軸方向両端部とその下方の外筒両端部との間に気
密に夫々亘らせたゴム板と、中央の前記窓に臨み形成さ
れる第1液室と、この第1液室を囲んで両側の前記2つ
の窓に臨んで形成される第2液室と、前記両液室を連通
ずるために、内筒の前記中央下部に設けたオリフィスと
、前記両液室に封入した液体と、前記スリット部の間隙
が零となるよう外筒の周りに筒部を気密に圧嵌着せしめ
たブラケットとから円筒形液封入防振ゴムを構成したこ
とを特徴とする。
示す添付図面を参照して明らかな如く、3個の窓を筒身
下部の周方向に隣り合わせて有し、筒身上部の1箇所に
所定の間隙を存するよう切り離して形成したスリット部
を有して横軸に配置する外筒と、この外筒に軸平行させ
て挿通ずる内筒と、それ等向・外筒間に亘らせて内筒に
は囲繞させ、外筒には前記善意及び前記スリット部を外
した筒身側部の内壁に固着させることにより、内・外筒
を連結するゴム状弾性体からなる防振基体と、内筒の軸
方向を等分する中央下部と中央の前記窓の周りの外筒内
壁との間に気密に亘らせた錐面状をなすゴム膜と、防振
基体の軸方向両端部とその下方の外筒両端部との間に気
密に夫々亘らせたゴム板と、中央の前記窓に臨み形成さ
れる第1液室と、この第1液室を囲んで両側の前記2つ
の窓に臨んで形成される第2液室と、前記両液室を連通
ずるために、内筒の前記中央下部に設けたオリフィスと
、前記両液室に封入した液体と、前記スリット部の間隙
が零となるよう外筒の周りに筒部を気密に圧嵌着せしめ
たブラケットとから円筒形液封入防振ゴムを構成したこ
とを特徴とする。
(作用)
エンジンを支持した状態で静荷重が防振ゴムに作用した
場合、振動が加えられて外筒を基準に内筒が下がると、
第1液室の方が第2液室よりも内筒の変位の影響を太き
(受けることから容積変化量が大きくて減少側に変動す
る結果、第1液室から第2液室に向けてオリフィスを介
し液体が流れ、逆に内筒が上がった場合は当然逆の流れ
となり、かくして振動エネルギーは防振基体の減衰作用
に加えてオリフィスを流れる液体によって減衰されるこ
とから、大きい減衰力を得るができ外筒に振動を伝えな
い。
場合、振動が加えられて外筒を基準に内筒が下がると、
第1液室の方が第2液室よりも内筒の変位の影響を太き
(受けることから容積変化量が大きくて減少側に変動す
る結果、第1液室から第2液室に向けてオリフィスを介
し液体が流れ、逆に内筒が上がった場合は当然逆の流れ
となり、かくして振動エネルギーは防振基体の減衰作用
に加えてオリフィスを流れる液体によって減衰されるこ
とから、大きい減衰力を得るができ外筒に振動を伝えな
い。
一方、組付は完成の時点で、外筒はスリット部の間隙が
零となるように絞り加工されるために防振基体のゴム状
弾性体に予圧縮が付与されることとなり、この場合に前
記善意に歪みを生じさせることは全(無く、かくして防
振基体のゴム弾性体の耐久性を向上し得る。
零となるように絞り加工されるために防振基体のゴム状
弾性体に予圧縮が付与されることとなり、この場合に前
記善意に歪みを生じさせることは全(無く、かくして防
振基体のゴム弾性体の耐久性を向上し得る。
(実施例)
以下、本発明の詳細な説明する。
第1図、第2図及び第4図において、(1)は金属製の
外筒であり、水平の横軸に配置して使用されるが、継ぎ
目を有しない筒体とは異なり、筒身上部例えば中心を通
る垂直面と交差する最上部の1箇所に切れ目を有し、こ
の切れ目は所定の間隙を存するよう切り離すことにより
形成したスリット部(IA)となっており、さらに、前
記垂直面と交差する最下部を含み下方部には周方向が長
い矩形状の第1窓(9)が開設され、また、この第1窓
(9)を挟む周方向の両側に近接する位置で中心軸に対
し斜め下方となる個所には略正方形の第2窓0ω及び第
3窓αDが夫々対称関係で夫々開設されている。
外筒であり、水平の横軸に配置して使用されるが、継ぎ
目を有しない筒体とは異なり、筒身上部例えば中心を通
る垂直面と交差する最上部の1箇所に切れ目を有し、こ
の切れ目は所定の間隙を存するよう切り離すことにより
形成したスリット部(IA)となっており、さらに、前
記垂直面と交差する最下部を含み下方部には周方向が長
い矩形状の第1窓(9)が開設され、また、この第1窓
(9)を挟む周方向の両側に近接する位置で中心軸に対
し斜め下方となる個所には略正方形の第2窓0ω及び第
3窓αDが夫々対称関係で夫々開設されている。
かかる構成を有する外筒(1)は第3図に斜視される通
りであって、金属板に善意(9)〜(Il+を打抜き加
工で開口させた後、丸曲げ加工することによって容易に
製作し得る。
りであって、金属板に善意(9)〜(Il+を打抜き加
工で開口させた後、丸曲げ加工することによって容易に
製作し得る。
(2)は金属製の内筒であって、外筒(1)に比し径が
可成り小さく切れ目を一切有しない真円筒を成していて
、外筒(11内に軸平行させて挿通し、外筒(11とに
よって二重円筒を形成している。
可成り小さく切れ目を一切有しない真円筒を成していて
、外筒(11内に軸平行させて挿通し、外筒(11とに
よって二重円筒を形成している。
上記内筒(2)は外筒fl)に対し同心又は本実施例の
如く垂直上方に若干変位偏心して配設せしめるものであ
って、さらに軸方向を等分する中央の下部に金属製の立
方体状の芯部材(7)を下向きに突設して一体に有し、
溶接等により内筒(2)外面に固着せしめている。
如く垂直上方に若干変位偏心して配設せしめるものであ
って、さらに軸方向を等分する中央の下部に金属製の立
方体状の芯部材(7)を下向きに突設して一体に有し、
溶接等により内筒(2)外面に固着せしめている。
上記芯部材(7)は内筒(2)の軸に直角の水平方向に
貫通して両側面に開口した横綱通路(8A)と、この細
通路(8A)の中央部から直交差して垂下させ下面に開
口した縦細通路(8m )とからなる三叉状のオリフィ
ス(8)を備えている。
貫通して両側面に開口した横綱通路(8A)と、この細
通路(8A)の中央部から直交差して垂下させ下面に開
口した縦細通路(8m )とからなる三叉状のオリフィ
ス(8)を備えている。
そして上記両筒(11,(21はゴム状弾性体からなる
防振基体(3)により連結一体化されて軸平行の三重筒
配置形態を保持させるのであるが、前記防振基体(3)
は、内筒(2)の中心軸を基準として左右対称形状をな
していると共に、外筒(11の第2窓0ω及び第3窓α
υに対し直上方位置の左右両側内周壁間に横断的に亘ら
せて設けていて、内筒(2)をその両端の若干長部分を
残して包み込むように囲繞しており、外筒(1)の内周
壁と内筒(2)の外周壁とに対して加硫接着により一体
化させている。
防振基体(3)により連結一体化されて軸平行の三重筒
配置形態を保持させるのであるが、前記防振基体(3)
は、内筒(2)の中心軸を基準として左右対称形状をな
していると共に、外筒(11の第2窓0ω及び第3窓α
υに対し直上方位置の左右両側内周壁間に横断的に亘ら
せて設けていて、内筒(2)をその両端の若干長部分を
残して包み込むように囲繞しており、外筒(1)の内周
壁と内筒(2)の外周壁とに対して加硫接着により一体
化させている。
防振基体(3)は加硫成型に際して内筒(2)と同じく
芯部材(7)を囲繞せしめても良いが、その場合、オリ
フィス(8)の各開口を塞がないように開放せしめてお
くことが肝要である。
芯部材(7)を囲繞せしめても良いが、その場合、オリ
フィス(8)の各開口を塞がないように開放せしめてお
くことが肝要である。
+4)、 (5)は防振基体(3)の下方の外筒(11
との間に介在させて形成せしめてなる第1液室、第2液
室であって、第1液室(4)は第1窓(9)の周囲の外
筒(1)内壁と芯部材(7)の下部周囲との間に亘らせ
て設けた錐面状(図示の釣鐘形状も含む形状)をなすゴ
ム膜(2)によって容積可変の室に形成していて、この
第1液室(4)は第1窓(9)に臨んだ室となしている
ことは言うまでもなく、また、オリフィス(8)の縦細
道路(811)の下面開口にも臨んでいる。
との間に介在させて形成せしめてなる第1液室、第2液
室であって、第1液室(4)は第1窓(9)の周囲の外
筒(1)内壁と芯部材(7)の下部周囲との間に亘らせ
て設けた錐面状(図示の釣鐘形状も含む形状)をなすゴ
ム膜(2)によって容積可変の室に形成していて、この
第1液室(4)は第1窓(9)に臨んだ室となしている
ことは言うまでもなく、また、オリフィス(8)の縦細
道路(811)の下面開口にも臨んでいる。
一方、第2液室(5)は前記第1液室(4)を囲んで設
けられた室であって、防振基体(3)の軸方向両端部と
その下方の外筒(1)両端部との間に仕切る如く夫々亘
らせて設けたゴム板a3.0■によって塞がせて外筒(
11、防振基体(3)、ゴム膜亜及びゴム板α濁により
囲まれた容積可変の室に形成していて、この第2液室(
5)は第2窓0ψ及び第3窓aυに臨み、また、オリフ
ィス(8)の横綱通路(8,)の左右側側部開口にも臨
んでいる。
けられた室であって、防振基体(3)の軸方向両端部と
その下方の外筒(1)両端部との間に仕切る如く夫々亘
らせて設けたゴム板a3.0■によって塞がせて外筒(
11、防振基体(3)、ゴム膜亜及びゴム板α濁により
囲まれた容積可変の室に形成していて、この第2液室(
5)は第2窓0ψ及び第3窓aυに臨み、また、オリフ
ィス(8)の横綱通路(8,)の左右側側部開口にも臨
んでいる。
なお、ゴム板03は防振基体(3)と一体に成型された
同材質のものであっても良い。
同材質のものであっても良い。
以上の説明から明らかなように、第1液室(4)と第2
液室(5)とはオリフィス(8)によって連通せしめら
れているので、後述する如く液体a0を充填せしめると
、この液体αeはオリフィス(8)を通じて両液室(4
)、 +51間での往来が成されることになる。
液室(5)とはオリフィス(8)によって連通せしめら
れているので、後述する如く液体a0を充填せしめると
、この液体αeはオリフィス(8)を通じて両液室(4
)、 +51間での往来が成されることになる。
次いで第4図において(6)はブラケットであって筒部
09を有しており、外筒(11の外周に気密に圧嵌合せ
しめて、第1窓(9)乃至第3窓α0を完全に塞がせる
とともに、スリット部(IA)の間隙が零となるように
、外筒(11を絞らせた状態で密に嵌合せしめている。
09を有しており、外筒(11の外周に気密に圧嵌合せ
しめて、第1窓(9)乃至第3窓α0を完全に塞がせる
とともに、スリット部(IA)の間隙が零となるように
、外筒(11を絞らせた状態で密に嵌合せしめている。
なお、筒部αつの密嵌合手段として外筒(1)よりも筒
長が若干長くて、両端に余裕部が存する如く嵌合した状
態で外筒(11の両端縁に添着したシール材(図示せず
)を包むように折り曲げて加締めるようにすれば簡単か
つ確実に気密嵌合が行える。
長が若干長くて、両端に余裕部が存する如く嵌合した状
態で外筒(11の両端縁に添着したシール材(図示せず
)を包むように折り曲げて加締めるようにすれば簡単か
つ確実に気密嵌合が行える。
alはストッパゴム層であって、第1液室(4)とは反
対側の位置、すなわち、内筒(2)に対し垂直上方とな
る最上方を含む上方部の外筒(1)内壁に加硫接着せし
めてなり、このストッパゴム層Q41は防振基体(3)
の移動量を制限するためと衝突による衝撃緩和をはかる
ための部材である。
対側の位置、すなわち、内筒(2)に対し垂直上方とな
る最上方を含む上方部の外筒(1)内壁に加硫接着せし
めてなり、このストッパゴム層Q41は防振基体(3)
の移動量を制限するためと衝突による衝撃緩和をはかる
ための部材である。
次に、組立て手順について説明すると、スリット部(I
A)が存する外筒(1)と内筒(2)及び芯部材(7)
との間に防振基体(3)、ゴム膜(ロ)及びゴム板a■
を亘らせ、加硫接着により一体化させ、さらにストッパ
ゴム層αaも同時に外筒(11に加硫接着せしめて、こ
の一体になるものを液体Q6)が満たされた液槽内に沈
ませて、第1窓(9)から第1液室(4)に、第2窓α
φ及び第3窓aυから第2液室(5)に液体α0に夫々
充満させる。
A)が存する外筒(1)と内筒(2)及び芯部材(7)
との間に防振基体(3)、ゴム膜(ロ)及びゴム板a■
を亘らせ、加硫接着により一体化させ、さらにストッパ
ゴム層αaも同時に外筒(11に加硫接着せしめて、こ
の一体になるものを液体Q6)が満たされた液槽内に沈
ませて、第1窓(9)から第1液室(4)に、第2窓α
φ及び第3窓aυから第2液室(5)に液体α0に夫々
充満させる。
次いで液体Qlの相内においてブラケット(6)の筒部
α9と外筒(1)との間の絞り処理による密嵌合を行っ
て、スリット部(IA)の閉鎖、善意+91. QOI
、 (lBの閉塞を行わせて組立てが完了する。
α9と外筒(1)との間の絞り処理による密嵌合を行っ
て、スリット部(IA)の閉鎖、善意+91. QOI
、 (lBの閉塞を行わせて組立てが完了する。
かくして組立てが終わった完成品の防振ゴムによって自
動車エンジンを車体に防振的に支持固定せしめるが、上
下振動に対して第1液室(4)と第2液室(5)の間で
オリフィス(8)を介した液体Q61の絞り流通が成さ
れる結果、特に振幅の大きい振動に対して大きい減衰係
数が得られ、その結果、防振基体(3)のゴムによる減
衰力と相俟って、総合的に大きな減衰力が得られる。
動車エンジンを車体に防振的に支持固定せしめるが、上
下振動に対して第1液室(4)と第2液室(5)の間で
オリフィス(8)を介した液体Q61の絞り流通が成さ
れる結果、特に振幅の大きい振動に対して大きい減衰係
数が得られ、その結果、防振基体(3)のゴムによる減
衰力と相俟って、総合的に大きな減衰力が得られる。
なお、第4図図示例は静荷重が加わった状態で両筒(1
)、 (2)が同心関係となって防振基体(3)が中立
状態になることから、上下何れの方向の振動に対しても
均等に減衰作用をなすものである。
)、 (2)が同心関係となって防振基体(3)が中立
状態になることから、上下何れの方向の振動に対しても
均等に減衰作用をなすものである。
(発明の効果)
(イ)外筒(11と内筒(2)との間に、第1液室(4
)と第2液室(5)とを設け、しかも、振動によって最
も変位の影響を受は易い個所に第1液室(4)を、その
周囲に第2液室(5)を配置して、両液室(4)、 (
51をオリフィス(8)で連通しているので、振動エネ
ルギーによって第1液室(4)が鋭敏に容積変化して、
しかもオリフィス(8)での液体絞りが有効に成される
結果、大きい減衰力が得られて、防振基体(3)による
防振性能と併せて、綜合的に低周波振動に対する減衰効
果を奏し、車内の静粛化を果たすことができる。
)と第2液室(5)とを設け、しかも、振動によって最
も変位の影響を受は易い個所に第1液室(4)を、その
周囲に第2液室(5)を配置して、両液室(4)、 (
51をオリフィス(8)で連通しているので、振動エネ
ルギーによって第1液室(4)が鋭敏に容積変化して、
しかもオリフィス(8)での液体絞りが有効に成される
結果、大きい減衰力が得られて、防振基体(3)による
防振性能と併せて、綜合的に低周波振動に対する減衰効
果を奏し、車内の静粛化を果たすことができる。
(0)外筒(1)に設けた窓(9)、α〔,0υを変形
させることなく防振基体(3)に大きい予圧縮を与える
ことが可能であって、ゴム弾性体の耐久性向上をはかる
と共に、設計通りの液体減衰機能を安定的に発揮し得る
。
させることなく防振基体(3)に大きい予圧縮を与える
ことが可能であって、ゴム弾性体の耐久性向上をはかる
と共に、設計通りの液体減衰機能を安定的に発揮し得る
。
(ハ)絞り機械等の複雑な処理機械が不要で外筒(1)
をブラケット(6)に圧入する単純な組立て行程で絞り
が自動的に行える。
をブラケット(6)に圧入する単純な組立て行程で絞り
が自動的に行える。
第1図及び第2図は本発明の実施例に係る中間製品の中
心断面示正面図及び側面図、第3図は第1図における外
筒の斜視図、第4図は本発明の例を示す略示構造図、第
5図は従来の円筒形防振ゴムの略示構造図である。 (1)・・・外筒、 (IA)・・・スリット部、(2
)・・・内筒、 (3)・・・防振基体、(4)・・・
第1液室、 (5)・・・第2液室、(6)・・・ブラ
ケット、 (7)・・・芯部材、(8)・・・オリフィ
ス、 (9)・・・第1窓、0の・・・第2窓、 0υ
・・・第3窓、圓・・・ゴム膜、 Q31・・・ゴム板
、αa・・・ストッパゴム層、 09・・・筒部、ae
・・・液体。 第1図
心断面示正面図及び側面図、第3図は第1図における外
筒の斜視図、第4図は本発明の例を示す略示構造図、第
5図は従来の円筒形防振ゴムの略示構造図である。 (1)・・・外筒、 (IA)・・・スリット部、(2
)・・・内筒、 (3)・・・防振基体、(4)・・・
第1液室、 (5)・・・第2液室、(6)・・・ブラ
ケット、 (7)・・・芯部材、(8)・・・オリフィ
ス、 (9)・・・第1窓、0の・・・第2窓、 0υ
・・・第3窓、圓・・・ゴム膜、 Q31・・・ゴム板
、αa・・・ストッパゴム層、 09・・・筒部、ae
・・・液体。 第1図
Claims (1)
- 1、3個の窓を筒身下部の周方向に隣り合わせて有し、
筒身上部の1箇所に所定の間隙を存するよう切り離して
形成したスリット部を有して横軸に配置する外筒と、こ
の外筒に軸平行させて挿通する内筒と、それ等内・外筒
間に亘らせて内筒には囲繞させ、外筒には前記各窓及び
前記スリット部を外した筒身側部の内壁に固着させるこ
とにより、内・外筒を連結するゴム状弾性体からなる防
振基体と、内筒の軸方向を等分する中央下部と中央の前
記窓の周りの外筒内壁との間に気密に亘らせた錐面状を
なすゴム膜と、防振基体の軸方向両端部とその下方の外
筒両端部との間に気密に夫々亘らせたゴム板と、中央の
前記窓に臨み形成される第1液室と、この第1液室を囲
んで両側の前記2つの窓に臨んで形成される第2液室と
、前記両液室を連通するために、内筒の前記中央下部に
設けたオリフィスと、前記両液室に封入した液体と、前
記スリット部の間隙が零となるよう外筒の周りに筒部を
気密に圧嵌着せしめたブラケットとからなることを特徴
とする円筒形液封入封振ゴム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29178488A JPH02138532A (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 円筒形液封入防振ゴム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29178488A JPH02138532A (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 円筒形液封入防振ゴム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02138532A true JPH02138532A (ja) | 1990-05-28 |
Family
ID=17773382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29178488A Pending JPH02138532A (ja) | 1988-11-17 | 1988-11-17 | 円筒形液封入防振ゴム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02138532A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0577916B1 (de) * | 1992-07-09 | 1995-11-15 | Firma Carl Freudenberg | Hydraulisch dämpfendes Gummilager |
-
1988
- 1988-11-17 JP JP29178488A patent/JPH02138532A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0577916B1 (de) * | 1992-07-09 | 1995-11-15 | Firma Carl Freudenberg | Hydraulisch dämpfendes Gummilager |
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