JPH02137163A - ディスクファイル装置 - Google Patents

ディスクファイル装置

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JPH02137163A
JPH02137163A JP29070788A JP29070788A JPH02137163A JP H02137163 A JPH02137163 A JP H02137163A JP 29070788 A JP29070788 A JP 29070788A JP 29070788 A JP29070788 A JP 29070788A JP H02137163 A JPH02137163 A JP H02137163A
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cartridge
stocker
motor
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light
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JP29070788A
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Naoyuki Nakamu
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ストッカーに保管されたカートリッジを選
択的に取り出して、記録再生装置に出し入れするディス
クファイル装置に関するものである。
[従来の技術] 第6図は例えば実開昭61−170157号公報に示さ
れた従来のディスクファイル装置の一部破断した斜視図
、第7図はカートリッジ挿脱機構を移動させるキャリッ
ジの斜視図、第8図はカートリッジ挿脱機構の斜視図で
ある。
第6図乃至第8図において、(1)は情報の記録媒体で
あるディスクを収納したカートリッジで、このカートリ
ッジ(1)はストッカー(2)に設けられた棚に構文て
されて横方向に整列して収納されている。
(3)はカートリッジ(1)内のディスクの情報を読み
書きする記録再生装置、(4)はカートリッジ挿脱機構
(以下、挿脱機構と略称する)であり、この挿脱機構(
4)は横移動台(5)に設けられた回転機構にて回動自
在に取り付けられ、ストッカー(2)または記録再生装
置(3)にカートリッジ(1)を挿入したり、引き出し
たりする。
(6)は上記横移動台(5)を設けた昇降移動するキャ
リッジ、(7)はキャリッジ(6)に取り付けられたス
ライダー(8)に摺動可能に嵌合された左右2本の平行
する丸棒状のレールで、キャリッジ(6)の昇降を案内
する。(9)はキャリッジ(6)とバランサー(11)
に接続されて昇降用モータ(10)の動力を伝達するベ
ルトである。
(12)はキャリッジ(6)にベルト(9)を接続する
接続金具、(13)は横移動台(5)を矢印Bのように
左右に移動させるモータであり、このモータ(13)は
取付金具(14)によってキャリッジ(6)に取り付け
られている。
(15)はモータ(13)に取り付けられたウオーム、
(16)はウオーム(15)とかみ合うウオームホイー
ル、(17)はウオームホイール(16)からプーリ(
18)に回転力を伝える軸、(19)は歯付きベルトで
あり、この歯付きベルト(19)はプーリ(18)とか
み合い、また、ループ状の一部はベルト取付金(22)
によって横移動台(5)に取り付けられている。
(20)は丸棒状のレールであり、このレール(20)
は上下2本が平行した形で横移動台(5)に取り付けら
れたスライダー(21)に摺動可能に嵌合され、レール
の両端はキャリッジ(6)に取り付けられている。
(23)は取付金(24)によって横移動台(5)に取
り付けられた挿脱機構(4)を回動させるためのモータ
、(25)はモータ(23)の軸端に取り付けられたウ
オームで、このウオーム(23)はウオームホイール(
26)とかみ合っている。このウオームホイール(26
)は横移動台(5)設けられた軸受台によって、挿脱機
構(4)の保持体(28)に回動軸心Aで回動自在に取
り付けられている。したがって、モータ(27)の回動
は保持体(28)を回動させることになる。
(29)は移動体であり、この移動体(29)は下面に
は保持体(28)の前後に取り付けられた案内軸(30
)と摺動するスライダー(図示省略)を有し、上面には
移動体(29)を前後に移動させるための機構と、カー
トリッジ(1)の把持機構(39)が取り付けられてい
る。
(31)は移動体(29)を前後に移動させるモータで
、このモータ(31)は移動体(29)に取り付けられ
た軸受台(32)に取り付けられている。(34)はモ
ータ(31)の軸に取り付けられたウオーム、(35)
はウオーム(34)とかみ合うウオームホイールで、シ
ンクロシャフト(36)に取り付けられている。このシ
ンクロシャフト(36)は移動体(29)の両サイドに
設けられた軸受台(32)、(33)に回動可能に取り
付けられている。
また、シンクロシャフト(36)の両輪端には保持体(
28)に設けられたカートリッジ(1)の引込用案内溝
(28c)内を回動するローラ(38)と該引込用案内
溝の側面に設けられたラック(28d)とかみ合うピニ
オン(37)がそれぞれ取り付けられている。したがっ
て、移動体(29)はカートリッジ(1)の案内溝に係
合して転がるローラ(38)と案内軸(30)によって
一定の姿勢で移動することが可能である。
(40)はカートリッジ(1)をその厚さ方向に開閉し
てクランプする一対のクランパ、(41)は一対のクラ
ンパ(40)とカムシャフト(42)を回動可能に支持
する支持台、(43)は一対のクランパ(40)とカム
シャフト(42)を回動可能に取り付けるとともにモー
タ(44)を取り付ける軸受台、(45)、(46)は
モータ(44)の回転をカムシャフト(42)に伝える
歯車、(47)はクランプ力を与える引張バネで、一対
のクランパ(40)に連結されている。
上記カムシャフト(42)の図示された状態は一対のク
ランパ(40)を開いた状態で、カムシャフト(42)
が図示より900回転すると、引張バネ(47)の力で
カートリッジ(1)を把持した状態となる。
また、(28a)はカートリッジ(1)の引込口、(2
8b)はクランパ(40)が出入りする穴である。(4
8)はカートリッジ(1)の正面に当接するストッパで
、バネ(49)によって弾性的に支持されている。
次に動作について説明する。ストッカー(2)に収納さ
れたカートリッジ(1)を選択的に取り出して記録再生
装置(3)へ挿入、あるいはその逆の動作を行ってカー
トリッジ(1)をもとの位置へ返すことが、このディス
クファイル装置の動作であり、−例として、第6図に示
したカートリッジ(1a)を記録再生装置(3a)に挿
入させる場合の動作について説明する。
まず、カートリッジ(1a)を取り出して記録再生装置
(3a)へ挿入するように指令が入ると、このディスク
ファイル装置に内蔵されたコントローラ(図示省略)に
よって、キャリッジ(6)を昇降させるモータ(10)
と横移動台(5)を横方向へ移動させるモータ(13)
と保持体(28)を回動させるモータ(23)を駆動し
て、挿脱機構(4)を構成する保持体(28)に設けら
れたカートリッジ引込口(28a)を、ストッカー(2
)内のカートリッジ(1a)と対向一致するまで移動さ
せる。
次いで、モータ(44)の駆動によってカムシャフト(
42)を動かし、クランパ(40)を拡開状態にさせる
。次いで、モータ(31)を駆動して把持機構(39)
を有する移動体(29)をクランパ(40)がストッカ
ー(2)内のカートリッジ(1a)を把持できる位置ま
で前進させる。
モータ(44)を再び駆動させ、カムシャフト(42)
を90″回転させ、引張バネ(47)の力によってカー
トリッジ(1a)の前部をクランパ(40)で把持する
次いで、モータ(31)を逆転させて、カートリッジ(
1a)を保持体(28)に設けられた案内溝(28c)
に沿って引き込む。引き込みが完了すると、カートリッ
ジ(1)の表裏面選択の指示に従って、保持体(28)
はモータ(23)によって90@回動されると同時に、
モータ(10)とモータ(13)を駆動させ、記録再生
装置(3)の挿入口(3b)と保持体(28)に設けら
れたカートリッジ引込口(28a)が対向一致する位置
まで挿脱機構(4)を移動させる。
次いで、モータ(44)が駆動されてクランパ(40)
は再び拡開する。これと同じタイミングでモータ(31
)を正転させ、カートリッジ(1a)をストッパ(48
)で支持しながら移動体(29)を前進させて、記録再
生装置(3)へ挿入する。
挿入が完了すれば、記録再生装置(3)へ挿入完了の信
号を与え、。同時にモータ(31)を逆転させて移動体
(29)を後進させる。
一方、挿入されたカートリッジ(1a)は、記録再生装
置(3)内に設けられた引込み手段(図示せず)によっ
て、さらに記録再生装置(3)内の情報の記録再生が可
能な位置まで引き込まれる。
記録再生が完了すれば、カートリッジ(1a)はもとの
ストッカー(2)の位置までもどされる。
その時は、以上説明した逆の動作を行えばよい。
[発明が解決しようとする課題] 従来のディスクファイル装置は以上のように構成されて
いるので、ストッカーからのカートリッジの飛び出しを
防止する機能を有しておらず、装置に衝撃又は過激な振
動が加わり、カートリッジがストッカーから飛び出した
場合、移動中の挿脱機構がその飛び出したカートリッジ
に衝突し、カートリッジ及び挿脱機構をtit tuす
る恐れがあるなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、カートリッジがストッカーから飛び出してい
る場合、この飛び出しを検出して挿脱機構を即時に停止
させ、カートリッジとの衝突を防止できるディスクファ
イル装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るディスクファイル装置は、並設されたス
トッカーの開口側に発光源と受光源とからなる光学式セ
ンサと、この発光源から出射した光が各ストッカーの直
前を通って受光源に入射する光路を形成するミラーを設
け、並設した各ストッカーに対して同時にカートリッジ
が飛び出していないかどうかの検出を行い、カートリッ
ジが飛び出していることが検出された場合は挿脱機構を
即時に停止させるようにしたものである。
[作用] この発明におけるディスクファイル装置は、光学式セン
サの発光源から出射した光が各ストッカーの直前を通っ
て受光源に入射する光路を形成するミラーを設け、この
光路が遮断されたことにより、簡単かつ安価な構成によ
って、カートリッジのストッカーからの飛びだしを検出
して挿脱機構を即時に停止させることができ、カートリ
ッジからび出したカートリッジと挿脱機構との衝突を未
然に防止することができる。
[実施例コ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、(1)は情報の記録媒体であるディスクを
収納したカートリッジで、ストッカー(2)に設けられ
た棚(図示省略)に水平状態にして図の如く整列して保
管される。(3)はカートリッジ(1)内のディスクの
情報を読み書きする記録再生装置で、ベース(55)の
上部に取付けられた架台(54)に図の如く取付けられ
ている。ストッカー(2)も架台(54)の上部に付け
られる。
なお、ディスクファイル装置は、ストッカー(2)の上
部で、装置外部からカートリッジ(1)を取り込む給排
装置を有しているが、本説明では省略する。
(4)はカートリッジ(1)の挿脱機構で、詳細は後述
するが、回動可能なCフレーム状の保T−!j体(93
)を主にして構成されている。その保持体(93)は反
転するための支持部材(93c)と一対のフレーム部材
(93a)、(93b)とら形成され、その開放端はカ
ートリッジ(1)と対向し、閉塞端側は横移動台(5)
に反転可能に取付けられている。
横移動台(5)はスライダー(21)とレール(20)
によって片持支持の状態でキャリッジ(6)に移動可能
に取付けられる。また、キャリッジ(6)は2組のスラ
イダー(8)とコラム(57)に取付けられたレール(
7)によって上下に移動可能に取付けられている。
コラム(57)の下方にはキャリッジ(6)を昇降させ
るモータ(10)が取付けられ、そのモーの軸端に設け
られたプーリ(58)とコラム(57)の上部に回動自
在に取付けられたプーリ(59)とに巻掛けたベルト(
9)にこのキャリッジ(6)を接続して、このキャリッ
ジ(6)を昇降させる。
(11)はモータ(58)の容量を小さくするために設
けられたバランサーで、ベルト(9)に取り付けられて
いる。図に示すように、挿脱機構及び移動機構は全てコ
ラム(57)に取り付けられた構成となっている。
(90)はカートリッジ(1)のストッカー(2)から
の飛び出しを検出する光学式センサで、取付具(91)
によってストッカー(2)に取り付けられている。(9
2)は光電センサからの光を反射するためのミラーで、
これらの機能の詳細について後述する。
次に、第2図によって挿脱機構(4)の把持部移動手段
と挿脱機構(4)の横移動手段および反転手段について
説明する。
第2図において、ストッカー(2)と再生装置(3)は
2列に設けられており、これは情報の記録再生をより多
くより早く行うためである。従って、挿脱機構(4)は
横移動が必要となる。
(13)はその横移動モータでキャリッジ(6)の一端
に直接取付けられ、そのモータの軸端に取り付けられた
プーリ(18)とキャリッジ(6)の他端に回動自在に
取付けられたプーリ(63)とに巻掛けたベルト(19
)に、横移動台(5)を接続して該横移動台を横移動さ
せる。
その横移動台(5)の中央部には挿脱機構(4)の反転
に必要な主軸(後述する)と歯車(26)が固定されて
いる。その主軸はクロスローラベアリング(後述する)
を介して、保持体(93)の閉塞端側の支持部材(93
c)には反転可能に支持する。また、支持部材(93c
)には反転に必要なモータ(23)が取付けられ、その
モータの軸端にはピニオン(25)が取付けられて歯車
(26)とかみ合っている。
すなわち、モータ(23)は自転しながら歯車(26)
を公転することになる。この構造にした理由は、反転の
バランスを取るためとモータ(23)の配線を挿脱機構
をまとめて配線を容易にするためである。一方、反転を
確認するセンサ類(後述する)も反転する側に設けであ
る。
次に、把持機構の移動方法について説明する。
把持機構は移動体(29)に設けられ、保持体(93)
と該保持体を形成するフレーム部材(93a)の閉塞端
側にモータ(31)が直接取り付けられている。
そのモータ(31)の軸端に取付けられたプーリ(60
)とフレーム部材(93a)の開放端に回動自在に取り
付けられたプーリ(61)とに巻掛けたベルト(62)
に移動体(29)の下部に設けられた支持台(63)を
接続して、移動体(29)をストッカー(2)に向って
前後に移動させる。
また、支持台(63)には、第1図に示すようにスライ
ダー(51)が取り付けられ、保持体(93)のフレー
ム部材(93b)に取り付けられたレール(50)に沿
って移動する。
(64)は移動体(29)に取り付けられたセンサで、
カートリッジ(1)の正面を検出する。
(65)はストッカー(2)の後方に設けられたセンサ
で、カートリッジ(1)の後面を検出する。
(87)はストッカー(2)の各欄の両側に設けられ、
カートリッジ(1)をストッカー(2)内に安定して保
持する保持バネである。
装置全体を示す第3図において、光学式センサ(90)
によるカートリッジ(1)の飛び出し検出の機能につい
て説明する。(90a)、(90b)は透過形の光学式
センサで、それぞれ投光用と受光用である。
投光用センサ(90g)から出た光は右側のストッカー
(2a)に収納されているカートリッジ(1)の直前を
取り、ベース(55)に取り付けられたミラー(92a
)、(92b)で反射される。反射された光は左側のス
トッカー(26)の直前を通って受光用センサ(90b
)によって受光される。
左右のストッカー(2)からカートリッジ(1)が−枚
でも飛び出して遮光すれば、この遮光によってカートリ
ッジの飛び出しが検出され、・この検出信号を入力した
装置の制御装置(図示せず)で挿脱機構(4)の動作を
即時に停止させる。この結果、挿脱機構(4)がカート
リッジ(1)に衝突してカートリッジ(1)を損傷する
ことを防止する。
(53)はカートリッジ(1)の厚さ方向を案内する案
内部材であり、この案内部材(53)は板バネで構成さ
れており、その先端はカートリッジ(1)を引き込む時
に該カートリッジの正面角部との衝撃を緩和するように
拡開されている。
(52)は2枚の薄板で構成された移動体(29)に取
り付けられ、先端は案内部材(53)と同じ(拡開し、
板バネで作られている案内部材である。
この案内部材(52)はカートリッジ(1)を引き込む
時に該カートリッジが案内部材(53)を支点として前
方に倒れるのを防ぐ役割と、ストッカー(2)の棚の上
下に並べられたカートリッジ(1)を把持する場合、ま
ず、この案内部材(52)が先にカートリッジ(1)の
前部をすくい上げるため、昇降手段にて上下に正確な位
置決めができなくても、カートリッジ(1)を容易に把
持して引き出すことができる。
(66)は揺動レバーで後述するが、外周部にはリンク
が連結され、そのリンクはクランパ(40)に連結され
て、揺動レバーの揺動にてクランパ(40)を開閉させ
る。また、この揺動レバー(66)は、支持台(63)
と移動体(29)によって取り付けられたビン(67)
を回動する。
一方、揺動レバー(66)の回動は揺動モータ(44)
の回転部に設けられた係止ビンと係合して行われる。揺
動モータ(44)は電磁式で、通電されれば一定量だけ
回転する。本実施例では、33″回転するようになって
いる。また、通電を解除すれば、モータ内に設けられた
ゼンマイバネによってもとの位置までもどされる。
なお、揺動モータ(44)は支持ボルト(68)で移動
体(29)に取り付けられている。また、前記支持部材
(93c)はクロスローラベアリング(69)のアウタ
レースにベアリング押え(70)で取り付けられている
。クロスローラベアリング(69)のインナーレースは
主軸(71)にカラー(72)によって回動を阻止され
た状態で取り付けられている。
主軸(71)は横移動台(5)に取り付けられ、この横
移動台(5)にはスライダー(21)を取付けたプレー
ト(73)が取り付けられている。
そのプレート(73)にはベルト受台(74)が取りけ
られ、ベルト押え金(75)によって横移動用のベルト
(19)の一部をクランプしているため、挿脱機構(4
)と反転軸を有する横移動台(5)は、キャリッジ(6
)に取り付けたレール(20)に沿って軽動することに
なる。
また、移動体(29)の下部に設けられた支持台(63
)にはスライダー(51)が取り付けられ、そのスライ
ダー(51)とフレーム部材(93b)に取り付けられ
たレール(50)によって、移動体(29)と把持手段
は前後に移動が可能となっている。
第5図において、移動体(29)に設けられた把持機構
(39)について説明する。図は、一対のクランパ(4
0)がカートリッジ(1)を把持した状態を示し、左右
が揺動レバー(66)に対して対称になるように構成さ
れている。
これは、図に示したS寸法をできるだけ小さくし、保持
体(93)をできる限り小さく構成して片持支持の負荷
を軽減するほか、装置全体を小さく構成するためのもの
である。
一対のクランパ(40)はビン(85)で回動自在に取
り付けられた2枚の薄板で構成され、図に示す係止部の
反対側はビン(84)でリンク(77)に回動自在に取
付けられている。
そのリンク(77)は揺動レバー(66)にビン(83
)で連結されており、揺動レバー(66)が揺動モータ
(44)のスプリング力によって、図示矢印Gの方向に
回転されてストッパ(86)と当接した時、揺動レバー
(66)の回動中心が一直線上に並ぶように構成されて
いる。
これは、トグルリンク構造によって左右のクランパ(4
0)を同時に対称に開閉するもので、この構造によれば
移動体(29)が横移動手段で矢印にの方向に速く動作
しても把持したカートリッジ(1)の慣性力によってク
ランパ(40)が開くことはない。すなわち、カートリ
ッジ(1)の把持は保持体(93)の開放端に設けられ
た案内部材(52)と移動体(29)に設けられたクラ
ンパ(40)とで完全に把持した状態で保持が可能とな
る。
以下、動作について説明する。ストッカー(2)に収納
されたカートリッジ(1)を選択的に取り出して記録再
生装置(3)へ挿入し、あるいはその逆の動作を行って
カートリッジ(1)をもとの位置へ返すのがディスクフ
ァイル装置の主な動作である。
このディスクファイル装置はカートリッジ(1)内のデ
ィスク情報を正確に保管することも大切な役割で、搬送
中に衝撃や過激な振動を与えることはよくない。また、
多くの情報を短時間で読み取ることも大切で、搬送速度
を上げる。すなわち、カートリッジ(1)のアクセスタ
イムを短くすることも重要な機能である。
以下−例として、第3図に示したカートリッジ(1a)
を取り出して記録再生装置(3a)に挿入する動作を説
明する。
まず、カートリッジ(1a)を取り出して記録再生装置
(3a)に挿入するように指令が入ると、装置に内蔵さ
れたコントローラ(図示せず)にょって昇降用モータ(
10)と横移動用モータ(31)が駆動され、挿脱機構
(4)の取込み中心がストッカー(2)内のカートリッ
ジ(1a)の正面中心と対向一致するまでが移動される
この時の位置確認はスリット付きのスケールと光電セン
サ(図示せず)で行われる。また、モータは全てパルス
モータを使用しており、挿脱機構(4)の先端部が振動
の少ない状態になるような速度パターンで移動される。
次いで、移動体(29)に設けられた把持機構の揺動モ
ータ(44)が駆動され、クランパ(40)が開かれる
と同時にモータ(31)が駆動され、移動体(29)は
カートリッジに向って前進し、まず、移動体(29)の
前部に設けられた案内部材(52)がカートリッジの厚
さ方向と係合し、センサ(64)でカートリッジ(1a
)の正面を検出すると、前進移動は停止する。
次いで揺動モータ(44)の通電状態が解かれ、揺動モ
ータ内のゼンマイバネの力でクランパ(40)が閉じて
、カートリッジ(la)の両側に設けられた係止部と係
合するとともにカートリッジ(1a)の前部両側面を保
持する。その状態を第4図に示す。
次いで、クランパ(40)の閉じた状態がセンサ(図示
せず)で確認されると、モータ(31)が逆転をして、
保持体(93)の開放端から閉塞端へ向ってカートリッ
ジ(1a)を引き込む。この時カートリッジ(1a)は
保持体(93)の開放端に設けられた案内部材(53)
によ水平位置が保たれながら移動される。
第2図の2点鎖線で示した位置までカートリッジ(1a
)が引き込まれると、モータ(10)とモータ(63)
が駆動され、記録再生装置(3)の挿入口中心位置へ挿
脱機構(4)の取込み中心位置が一致するまで移動させ
る。
この移動中にカートリッジ(1a)の表裏面の選択指令
がなされ、必要ならば、モータ(44)が駆動されて挿
脱機構(4)は1800回転される。全ての移動が完了
すると、モータ(31)が駆動されてカートリッジ(1
a)を前進させる。
この時、カートリッジ(1a)は移動体(29)の上部
に設けられた押し金(76)によって押される形となり
、クランパ(40)の係止部がカートリッジ(1a)の
係止部と隙間が生じた形となる。これはクランパ(40
)を軽い力で開くためであり、それによって揺動モータ
(44)の容量を小さくすることができる。
カートリッジ(1a)が前進し、記録再生装置(3)に
挿入されると、記録再生装置(3)内に設けられたセン
サ(図示せず)が働いて、モータ(31)の駆動が停止
される。それと同時に揺動モータ(44)が通電され、
クランパ(40)をゼンマイバネの力に抗して開く。ク
ランパ(40)の拡開が完了すると、モータ(31)を
逆転させて把持機構を後退させる。
次いで、揺動モータ(44)の通電を解いてクランパ(
40)のゼンマイバネの力で閉じ、待機状態となる。記
録再生装置(3)の記録または再生が完了すれば、カー
トリッジ(1a)をストッカー(2)のもとの位置まで
返す指令が出る。
この時の動作は以上説明した動作の逆を行えば良い。た
だし、異なるところは、カートリッジ(1a)をストッ
カー(2)に挿入する時にストッカー(2)の後部に設
けられたセンサ(65)がカートリッジ(1a)の後部
を検出して、モータ(31)の駆動を停止させることで
ある。
また、カートリッジ(1a)はストッカー(2)に設け
られた保持バネ(87)によってその位置を保持されて
いるが、振動等によってストッカー(2)から飛び出し
た場合は、光学式センサ(90)によって検出し、カー
トリッジ(1)を保護するため即時に全てのモータの駆
動を停止させ、挿脱機構(4)とカートリッジ(1)と
の衝突を防ぐ。
なお、上記実施例はストッカー(2)を2つ並設した場
合であるが、3つ以上並設してもよい。
この場合、ストッカー(2)からのカートリッジ(1)
の飛び出しを検出する光路は、全反射ミラ、ハーフミラ
−などを組合せることにより簡単に形成でき、前記実施
例と同様の効果を奏する。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、発光源と受光源から
なる光学式センサとミラーによって、並設した全てのス
トッカーに対してカートリッジの飛び出しの有無を同時
に検出するように構成したので、その検出が簡単かつ安
価な構成によって確実に行うことができるとともにカー
トリッジの飛び出しを検出したときには即時に挿脱機構
を停止させることにより、挿脱機構とカートリッジとの
衝突を未然に防止し、カートリッジに収納されたディス
クの記録情報及び装置自身を保護することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるディスクファイル装
置を示す全体の側面図、第2図はその装置全体の平面図
、第3図はその装置全体の斜視図、第4図は第2図のI
V−IV線に沿う断面図、第5図は把持機構を示す平面
図、第6図は従来のディスクファイル装置を示す斜視図
、第7図は第6図のキャリッジを示す斜視図、第8図は
第6図の挿脱機構を示す斜視図である。 図において、(1)はカートリッジ、(2)はストッカ
ー (3)は記録再生装置、(4)は挿脱機構、(90
)は光学式センサ、(92)はミラーである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人 弁理士 大 岩 増 雄 (外 2名) 二の友明9り☆スクケ+144r但・1酌5ゴII  
囚 第 図 X、+−ヲAス2フ1λ)k表Ltつ才干現図第6図 手 続 補 正 書(自発) 5゜ 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 情報が記録再生できるディスクを収納したカートリッジ
    と、 前記カートリッジを多数収納して並設した2つ以上のス
    トッカーと、 前記各ストッカーから前記カートリッジを引き出して記
    録再生装置に挿入又は該記録再生装置から該カートリッ
    ジを引き出して該ストッカーへ挿入するカートリッジ挿
    脱機構を有するディスクファイル装置において、 前記ストッカーの開口側に設けた発光源と受光源からな
    る光学式センサと、 前記発光源から出射した光を前記各ストッカーの直前を
    通って前記受光源に入射させる光路を形成するミラーと
    を備え、 前記光路が遮断されることにより、前記ストッカーから
    前記カートリッジが飛び出していることを検出し、前記
    カートリッジ挿脱機構を即時に停止させるように構成し
    たことを特徴とするディスクファイル装置。
JP29070788A 1988-11-16 1988-11-16 ディスクファイル装置 Pending JPH02137163A (ja)

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