JPH0213713B2 - - Google Patents

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JPH0213713B2
JPH0213713B2 JP19956982A JP19956982A JPH0213713B2 JP H0213713 B2 JPH0213713 B2 JP H0213713B2 JP 19956982 A JP19956982 A JP 19956982A JP 19956982 A JP19956982 A JP 19956982A JP H0213713 B2 JPH0213713 B2 JP H0213713B2
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JP
Japan
Prior art keywords
flexible strip
electric wire
vehicle
optical fiber
wire
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP19956982A
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English (en)
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JPS5988576A (ja
Inventor
Yutaka Kosuge
Shunichi Kawakami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP57199569A priority Critical patent/JPS5988576A/ja
Publication of JPS5988576A publication Critical patent/JPS5988576A/ja
Publication of JPH0213713B2 publication Critical patent/JPH0213713B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は可撓性条体に光フアイバを組み込み、
光電的に当該可撓性条体の切断を検出して警報器
を作動させるようにした車輌用盗難防止装置の可
撓性条体に関する。
従来、車輌特に自動二輪車の盗難防止装置とし
ては可撓性条体例えばワイヤを使用したワイヤロ
ツク形式のものがある。これは電柱等の強固な構
造物と車体とをロツクワイヤで巻き付け、このロ
ツクワイヤの両端部に固設した錠体を互いに嵌合
させて施錠し、当該車輌を構造物に強固に繋ぎ止
めるようにしたものである。
ところが、近年ワイヤカツタ等の切断具の発達
に伴ないワイヤが簡単に切断されてしまうので、
これに対処するためにワイヤ内に電線を組み込ん
で通電しておき、ワイヤの切断を電気的に検出し
て警報器を作動させるようにした盗難防止装置が
使用されている。
しかしながら、上記電気式の装置はワイヤ内の
通電路線に代わる電流の迂回路を別個に形成する
ことにより警報器を不動作状態とすることが可能
である。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、車
輌に固着された盗難防止装置本体に鍵操作により
電気的及び機械的に接続する接続手段を介して脱
着自在に且つ適宜の構造物に前記車輌を繋ぎ止
め、切断時に前記盗難防止装置の警報器を作動さ
せる車輌用盗難防止装置の可撓性条体において、
前記可撓性条体内に光フアイバケーブル及び電線
を挿通し該光フアイバケーブルの一端部に発光素
子を他端部に受光素子を夫々対向配設すると共に
これ等の各素子を前記可撓性条体の各端部に収納
し、該可撓性条体の一方端部に固着された前記接
続手段と他方端部に収納された前記発光素子又は
受光素子の少なくとも一方とを前記電線を介して
接続し、前記可撓性条体の前記他方端部側に小ル
ープを形成して当該他方端部を前記可撓性条体に
固着すると共に、該他方端部側から前記電線の一
部を条体外方に延出し、該電線の延出部分を前記
固着部内に収納し盗難防止装置の作動時に前記光
フアイバ中に光を通しておき、可撓性条体が切断
された時これを検出して警報器を作動させるよう
にした車輌用盗難防止装置の可撓性条体を提供す
ることを目的とする。
以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示すも
ので、可撓性条体1の一端部1aにはプラグ2が
固設されており、他端部1b側には小ループ1c
が形成され端部1bはカシメ用金具3により当該
可撓性条体1に強固に固着されている。可撓性条
体1の軸芯位置には第2図に示すように光フアイ
バケーブル4が組み込まれており、光フアイバ4
の外周部は合成樹脂5でコーテイングされてい
る。その外周には2本の電線6,7及び合成樹
脂、紙等で成る複数の芯材8が撚られており、各
電線6,7は図示しない合成樹脂等で被覆され互
いに絶縁されている。これら電線6,7及び芯材
8の外周は絶縁材例えば合成樹脂部材9で被覆さ
れている。更に合成樹脂部材9により被覆された
撚り線を芯線とし、この外周部に複数本のワイヤ
10が撚り合わせられており、その外周部は絶縁
部材11で被覆絶縁されている。このようにして
1本の可撓性条体が形成されている。
プラグ2は略円筒状をなしており、外周部略中
央には周方向に沿つてフランジ2a及び環状溝2
bが形成されており、環状溝2b内には防水及び
防塵用のOリング12が嵌合されている。更に、
このプラグ2の外周部には係止用の切欠2c及び
開口端2dから中央に向つて軸方向に沿うキー溝
2eが形成されている。プラグ2の開口端2f内
にはワイヤ10の先端部10aが嵌挿されてお
り、このワイヤ10の先端部10aとプラグ2と
はカシメ止めにより強固に固定されている。この
プラグ2は硬質の金属で形成されている。
支持体13は略円筒形状をなしており、一側開
口端には光フアイバ4の端部4aが、他側開口端
には発光素子例えば発光ダイオード14が夫々嵌
挿されている。光フアイバ4の端面4a′と発光ダ
イオード14の発光部14aとは所定の間隔で対
向し、且つ整合して配置されている。この支持体
13は例えば合成樹脂で形成されている。
プラグ2の開口端2dにはコネクタ15が嵌装
されており、接続端子15a,15bには発光ダ
イオード14の接続端子14b,14cが、接続
端子15b,15cには電線6,7が夫々接続さ
れている。このプラグ2の内部の空間部分には合
成樹脂等の充填剤16が充填されており、支持体
13及びコネクタ15を当該プラグ2内の所定位
置に強固に固定している。
ワイヤ10の端部10b(第4図)には略円筒
状の有底カプセル17が装着されており、このカ
プセル17はワイヤ端部10bにカシメ止めによ
り強固に固定されている。このカプセル17の底
部には透孔17aが穿設されており、このカプセ
ル17内には支持体18が配されており、一側開
口端には光フアイバ4の端部4bが、他側開口端
には受光素子19が夫々嵌挿されている。これら
の光フアイバ4の端面4b′と受光素子19の受光
面19aとは所定の間隔で整合して対向配設され
ている。また支持体18は前記支持体14と同様
に充填剤20により強固に固定されており、カプ
セル17はプラグ2と同様に硬質の金属で形成さ
れている。
受光素子19の接続端子19bは電線6を介し
てコネクタ15の接続端子15bに接続されてい
る。コネクタ15の接続端子15cに接続されて
いる電線7は、可撓性条体1の端部1bにおいて
カプセル17の透孔17aを通してカプセル17
外に引き出され、また受光素子19の接続端子1
9cに接続されている電線21もカプセル17の
透孔17aを通してカプセル17外に引き出され
ている。そして、第5図に示すように、斯かるカ
プセル17をカシメ用金具3の通孔3a内に挿通
した後小ループ1cを形成し、カプセル17の外
部に延出した電線7,21をカシメ用金具3内に
収納するため電線7,21を条体1に沿つて端部
1b方向に伸長し、電線7を端部1bの外周に巻
回した後端部1bに隣接する条体1の外周を前述
と逆方向に巻回し、その後電線7と電線21とを
半田付け等によつて接続している。そして小ルー
プ1cの付根部及びカプセル17と巻回部7′と
の間に夫々断面C形の補強プレート22,23が
嵌着され、条体1の押えと電線7,21の保護が
図られている。これ等の補強部材22,23及び
カプセル17は第4図に示すようにカシメ用金具
3の通孔3a及びこの孔3aに並設された有底孔
3b内に嵌通され可撓性条体1に強固にカシメ止
めされている。
第6図は図示しない車体側に固設される車輌用
盗難防止装置の電気回路の一実施例を示し、電気
回路24は送信回路24a、受信回路24b、断
線検出回路24c、駆動回路24dを備えてお
り、送信回路24aは例えばパルス発振回路で所
定周期のパルス信号Paを出力する。発光ダイオ
ード14は電気信号を対応する光信号に変換する
もので、パルス信号Paに応じて作動し、光パル
ス信号Phを発光出力する。この光パルス信号Ph
は光フアイバ4中を伝送される。受光素子19は
光信号を対応する電気信号に変換するもので、光
フアイバ4から入力される光パルス信号Pに応じ
た電気パルス信号Pbを出力する。受信回路24
bは受光素子19からの信号Pbを受信検出して
対応するパルス信号Pcを出力する。断線検出回
路24cは送信回路24a、受信回路24bから
出力されるパルス信号Pa,Pcにより光フアイバ
4の断線を検出するもので、例えば信号PaとPc
とのアンド条件を取り、条件が満足されている場
合には正常、満足されない場合には異常と判断
し、異常時には異常信号Pdを出力する。また光
フアイバ4に限らず電線6,7が断線された場合
にも異常信号Pdが出力される。駆動回路24d
は警報器25を作動させるためのもので、入力信
号Pdに応じた駆動信号Psを出力する。警報器2
5は例えばブザーで、駆動信号Psに応じて作動
警報を発生する。
かかる構成の盗難防止装置を使用する場合、先
ず可撓性条体1を電柱等の強固な構造物(図示せ
ず)に巻き付け、次いで、小ループ1c内にプラ
グ2を挿通した後このプラグ2を図示しない車輌
に固設された前記盗難防止装置本体に強固に嵌挿
固定し、且つ当該本体内に設けられプラグ2内の
コネクタ15と接続するコネクタ(図示せず)を
介して電気回路24に接続する。
プラグ2が前記装置本体に完全に装着された状
態においては、電気回路24が作動し、光フアイ
バ4中に光パルス信号Phが伝送される。そして、
可撓性条体1が切断されない状態では光パルス信
号Phが受光素子19に伝送され、この受光素子
19から信号Pbが出力される。従つて、前述し
たように信号PaとPcとのアンド条件が満足され、
警報器25は作動しない。
ところが、可撓性条体1がワイヤカツタ等で切
断されると、光フアイバ4が切断され、受光素子
19の出力信号Pbが0となる。すると信号Paと
Pcとの前記アンド条件が満足されなくなり、断
線検出回路24cが異常と判断して信号Pdを出
力する。駆動回路24dは信号Pdに応じた駆動
信号Psを出力して警報器25を作動させ、警報
を発生させる。また、条体1に沿つてカシメ用金
具3が切断された場合でも、前述したようにカシ
メ用金具3内において可撓性条体1の端部1bと
これに隣接する可撓性条体1の双方の外周に電線
7を巻回しているため必ず電線7が切断され、こ
の結果受光素子19の出力信号Pbが0と判断さ
れ、前述と同様に警報器25が作動し警報を発生
する。
このようにして、車輌の盗難を防止する。
尚、本実施例においてはプラグ内に発光素子
を、カシメ用金具内に内蔵したカプセル内に受光
素子を配設した場合について記述したが、これと
は反対にプラグ内に受光素子を、カプセル内に発
光素子を配設してもよいことは勿論である。
以上述べたように本発明によれば、車輌に固着
された盗難防止装置本体に鍵操作により電気的及
び機械的に接続する接続手段を介して脱着自在に
且つ適宜の構造物に前記車輌を繋ぎ止め、切断時
に前記盗難防止装置の警報器を作動させる車輌用
盗難防止装置の可撓性条体において、前記可撓性
条体内に光フアイバケーブル及び電線を挿通し該
光フアイバケーブルの一端部に発光素子を他端部
に受光素子を夫々対向配設すると共にこれ等の各
素子を前記可撓性条体の各端部に収納し、該可撓
性条体の一方端部に固着された前記接続手段と他
方端部に収納された前記発光素子又は受光素子の
少なくとも一方とを前記電線を介して接続し、前
記可撓性条体の前記他方端部側に小ループを形成
して当該他方端部を前記可撓性条体に固着すると
共に、該他方端部側から前記電線の一部を条体外
方に延出し、該電線の延出部分を前記固着部内に
収納したので、警報器を不動作状態にする迂回路
を形成することが極めて困難となり、如何に可撓
性条体を切断しても警報器を作動させることがで
き、また可撓性条体の小ループをカシメ止めする
直前まで小ループ側に収納した素子の故障をチエ
ツクすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車輌用盗難防止装置の可
撓性条体の一実施例を示す外観図、第2図は第1
図に示す可撓性条体の矢線−断面図、第3図
は第1図に示す可撓性条体のプラグの縦断面図、
第4図は第1図に示す可撓性条体のカシメ用金具
の縦断面図、第5図は第4図に示す可撓性条体の
カシメ部の組立図、第6図は本発明に係る車輌用
盗難防止装置の電気回路の一実施例を示すブロツ
ク図である。 1…可撓性条体、1c…小ループ、2…プラ
グ、3…カシメ部材、4…光フアイバケーブル、
7,21…電線、7′…巻回部、14…発光素子、
19…受光素子、24…電気回路、25…警報
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車輌に固着された盗難防止装置本体に鍵操作
    により電気的及び機械的に接続する接続手段を介
    して脱着自在に且つ適宜の構造物に前記車輌を繋
    ぎ止め、切断時に前記盗難防止装置の警報器を作
    動させる車輌用盗難防止装置の可撓性条体におい
    て、前記可撓性条体内に光フアイバケーブル及び
    電線を挿通し該光フアイバケーブルの一端部に発
    光素子を他端部に受光素子を夫々対向配設すると
    共にこれ等の各素子を前記可撓性条体の各端部に
    収納し、該可撓性条体の一方端部に固着された前
    記接続手段と他方端部に収納された前記発光素子
    又は受光素子の少なくとも一方とを前記電線を介
    して接続し、前記可撓性条体の前記他方端部側に
    小ループを形成して当該他方端部を前記可撓性条
    体に固着すると共に、該他方端部側から前記電線
    の一部を条体外方に延出し、該電線の延出部分を
    前記固着部内に収納したことを特徴とする車輌用
    盗難防止装置の可撓性条体。
JP57199569A 1982-11-12 1982-11-12 車輌用盗難防止装置の可撓性条体 Granted JPS5988576A (ja)

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JPS5988576A JPS5988576A (ja) 1984-05-22
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