JPH02136726A - トルク測定装置 - Google Patents

トルク測定装置

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Publication number
JPH02136726A
JPH02136726A JP29182988A JP29182988A JPH02136726A JP H02136726 A JPH02136726 A JP H02136726A JP 29182988 A JP29182988 A JP 29182988A JP 29182988 A JP29182988 A JP 29182988A JP H02136726 A JPH02136726 A JP H02136726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
compensation
shaft
detection
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP29182988A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Yoshimura
吉村 茂夫
Yasushiro Ishino
連信郎 石野
Shiro Takada
史朗 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP29182988A priority Critical patent/JPH02136726A/ja
Publication of JPH02136726A publication Critical patent/JPH02136726A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はトルク測定装置に関し、農業a械、自動車、産
業機械などの軸のトルクを非接触で測定可能なトルク測
定装置に関する。
従来の技術 従来、軸表面に軸心と±45度の方向に磁気異方性を付
与し、トルク伝達時にこれら磁気異方性部の透磁率が変
化することを利用して、伝達トルクの大きさを求めるよ
うにしたものが提案されている。ところで従来、軸材料
の透磁率が温度によって変化することが知られており、
その対策として、たとえば実開昭63−101838号
公報に開示されるものや特開昭61−245033号公
報に開示されるものなどがある。
第4図は、実開昭63−101838号公報のトルク測
定装置を示すものである。ここで1はトルク伝達軸で、
その外周には軸心の方向と一定角度をなす磁気異方性部
2が形成されている。磁気異方性部2の周囲には、トル
ク測定時における透磁率の変化を検出するための検出コ
イル3が設けられている。FiB気異方性部2の近傍に
おける軸1の周囲には、補償コイル4が設けられている
このような第4図の構成によれば、温度変化に伴う補償
コイル4の検出値の変化を利用して、この温度変化に伴
う検出コイル3の検出値の変化を補償可能であるとして
いる。
第6図は、特開昭61−245033号公報のトルク測
定装置を示すものである。ここでは、トルク伝達軸1の
外周に軸心と±45度方向の一対の磁気異方性部2a、
2bが設けられるとともに、これら磁気異方性部2a、
2bに対応して一対の検出コイル3a、3bが設けられ
ている。さらにトルク伝達軸1には、軸心の方向の温度
補償用磁気異方性部5が設けられるとともに、この磁気
異方性部5に対応して補償コイル4が設けられている。
この第6図のものにおいても、補償コイル4の検出値を
利用して、検出コイル3a、3bの検出値が温度補償さ
れるとしている。
発明が解決しようとする課題 しかし実際には、第4図の装置における補償コイル4の
対トルク特性は第5図のようになり、定温度下であって
も、トルク値が変化したときは補償コイル4の検出電圧
V、が変化し、一定とならない、これは、トルクが作用
したときの軸1の透磁率がトルクによる作用応力によっ
て変化するためである。この結果、トルクが加わってい
ないときは正確な補償が可能であるが、トルクが加わっ
ている間に温度が変化する状態では、連続的な自動補償
を正確に行うことが困難である。
また、第6図の装置においても、補償コイル4の対トル
ク特性は第7図のように一定とならず、第4図の装置の
場合と同様の問題点を有する。
そこで本発明はこのような問題点を解決し、トルクの変
化にかかわらず補償コイルの検出電圧が一定になるよう
にして、常に正確に温度補償できるようにすることを目
的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、トルク伝達軸の回
転軸心の方向と角度をなし、互いに反対方向に傾斜して
磁気異方性を付与された第1および第2の磁気異方性部
と、各磁気異方性部における透磁率の変化を検出可能な
第1および第2の検出コイルとを備えたトルク検出部を
有し、かつ、前記トルク伝達軸とは別のトルク負荷のか
からない補償用の軸と、この軸の周囲に設けられた補正
コイルとを備えて、前記トルク測定部と実質的に同一の
温度条件の場所に設けられている補償部を有した構成と
したものである。
作用 このような構成によれば、補償用の軸は、トルク伝達軸
から分離した別体にて構成されているため、トルクが負
荷されることがない、したがって、一定温度下において
は、トルク伝達軸におけるトルクの変化にかかわらず補
償コイルの検出電圧は一定となる。これにより、補償コ
イルの検出電圧は温度変化があったときにだけそれに応
じて変化することになるため、常に正確な温度補償が行
われる。
実施例 第1図において、11はトルク伝達用の軸であり、その
外周面には、この軸11の軸心の方向と±20〜70度
、たとえば±45度の角度をなして、互いに反対方向に
IIJ¥斜する一対の磁気異方性部12.13が、互い
に所定距離をおいて形成されている。各磁気異方性部1
2.13の外周には、検出用励磁回路を構成する検出用
励磁コイル14.15がそれぞれ設けられるとともに、
検出コイル16.17がそれぞれ設けられている。Vl
 、v2は各検出コイル1θ、17の検出電圧である、
以上により、トルク検出部18が構成される。
トルク伝達用の軸11の近傍には、トルクが作用される
ことのない補償用の軸19が、軸11と実質的に同一の
温度条件下で設置されている。軸19の周囲には、補償
用wJ81J路を構成する補償用励磁コイ、ル20と、
検出電圧Vsを得るための補償コイル21とが設けられ
ている。以上により補償部22が構成される。
雨検出用励磁コイル14.15は直列に接続され、さら
に補償用励磁コイル20とも直列に接続されて、増幅器
23の出力から励磁電力を供給されている。
増幅器23の入力側は加え合わせ点24に接続され、こ
の加え合わせ点24には、補償コイル21の検出電圧V
、と、基準電圧Esとが差動的に入力される。
このような構成によれば、補償用の軸19はトルク伝達
用の軸11から分離した別体にて構成されているため、
この軸19にトルクが作用することはない、したがって
、補償コイル21の検出電圧について、軸11に加えら
れるトルクに対する特性は、第2図に示すように、たと
えばT1という一定温度下ではトルクの大小や方向にか
かわりなくフラットとなり、検出電圧V、は一定となる
温度がたとえばT2に変化した場合には、第2図に示す
ようにそれにつれて検出電圧Vsも変化する。この変化
した検出電圧■sの値は、第1図の加え合わせ点24で
基準電圧Esと比較される。
そして、このような構成によれば補償コイルの出力電圧
Vgを基準電圧BSに一致させるように励磁回路のフィ
ードバックが働くことになる。
この検出電圧V、を一定にする制御に1′t!つて検出
用励磁コイル14.15への供給電圧を調節すれば、検
出コイル16.17の検出電圧Vj 、v2が温度補償
される。たとえば、第1図の回路では、各wJ磁ココイ
ル4,15.20を直列に接続することにより自動的な
温度補償を行っているが、この■sを活用することによ
ってその他の手段により温度補償を行うことももとより
可能である。
補償用の軸19の設置場所は、トルク伝達用の軸11と
温度条件が実質的に同一であれば、どこでも楕わない、
第3図にその一例を示す。第3図において、磁気異方性
部12.13のそれぞれ外周に設けられた検出用励磁コ
イル14.15と、各検出用励磁−コイル14.15の
さ°らに外周にそれぞれ設けられた検出コイル16.1
7とは、シールドヨーク25の内部に配置されている。
またシールドヨーク25は、ケース26の中に装着され
ている。27はケース26と軸11との間のベアリング
である。ケース26の外部には補償用ケース28が取り
付けられており、両ケース26.28の内部は、貫通孔
29により互いに連通されて、温度条件が同一となるよ
うにされている。
補償用の軸19はこのケース28の内部に設けられてい
る。軸19の外周に設けられた補償用励磁コイル20と
、さらにその外周に設けられた補償コイル21とは、補
償用シールドヨー730の内部に配置され、かつ、この
補償用シールドヨーク30がケース28に収容された構
成となっている。
通常、トルク検出部18のシールドヨーク25の透磁率
も温度によって変化するが、第3図の構成によれば、補
償用シールドヨーク30を設けたことにより、このシー
ルドヨーク25の磁気特性についても温度補償すること
ができる。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、正負のトルクが加わ
った状態で温度が変化しても、感度低下や性能低下をき
たすことなしに、検出電圧を連続的に温度補償すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトルク測定装置の一実施例の概略構成
図、第2図は第1図の装置における#A償ココイル対ト
ルク特性図、第3図は本発明のトルク測定装置の具体的
構成例を示す断面図、第4図は従来のトルク測定装置の
概略構成図、第5図は第4図の装置における補償コイル
の対トルク特性図、第6図は従来の他のトルク測定装置
の概略構成図、第7図は第6図の装置における補償コイ
ルの対トルク特性図である。 11・・・トルク伝達用の軸、12.13・・・磁気異
方性部、1[3,17・・・検出コイル、18・・・ト
ルク検出部、19・・・掃償用の軸、21・・・補償コ
イル、22・・・補償部。 第 f 図 第4図 \2 第 図 第 図 第5図 第 7図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1.  1.トルク伝達軸の回転軸心の方向と角度をなし、互
    いに反対方向に傾斜して磁気異方性を付与された第1お
    よび第2の磁気異方性部と、各磁気異方性部における透
    磁率の変化を検出可能な第1および第2の検出コイルと
    を備えたトルク検出部を有し、かつ  前記トルク伝達軸とは別のトルク負荷のかからない補
    償用の軸と、この軸の周囲に設けられた補償コイルとを
    備えて、前記トルク検出部と実質的に同一の温度条件の
    場所に設けられている補償部を有し、 ていることを特徴とするトルク測定装置。
  2.  2.トルク検出部はケース内に収められ、また補償部
    の補償用の軸は、前記ケース内におけるトルク伝達軸の
    近傍に設置されていることを特徴とする請求項1記載の
    トルク測定装置。
  3.  3.第1および第2の検出コイルに対応した検出用励
    磁回路を有するとともに、補償コイルに対応した補償用
    励磁回路を有し、かつ、補償コイルの検出電圧を基準電
    圧と比較して、この検出電圧が常時一定電圧となるよう
    に、前記検出用励磁回路と補償用励磁回路とを制御する
    手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載
    のトルク測定装置。
  4.  4.検出用励磁回路と補償用励磁回路とを直列に接続
    して一体化したことを特徴とする請求項3記載のトルク
    測定装置。
JP29182988A 1988-11-17 1988-11-17 トルク測定装置 Pending JPH02136726A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61245033A (ja) * 1985-04-23 1986-10-31 Mitsubishi Electric Corp トルク検出装置
JPS6333634A (ja) * 1986-07-28 1988-02-13 Aisin Warner Ltd トルク検出装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61245033A (ja) * 1985-04-23 1986-10-31 Mitsubishi Electric Corp トルク検出装置
JPS6333634A (ja) * 1986-07-28 1988-02-13 Aisin Warner Ltd トルク検出装置

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