JPH02136366A - 浮上式車両の補助支持装置 - Google Patents

浮上式車両の補助支持装置

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JPH02136366A
JPH02136366A JP28854088A JP28854088A JPH02136366A JP H02136366 A JPH02136366 A JP H02136366A JP 28854088 A JP28854088 A JP 28854088A JP 28854088 A JP28854088 A JP 28854088A JP H02136366 A JPH02136366 A JP H02136366A
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JP
Japan
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auxiliary support
wheel
link
backup
road surface
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JP28854088A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Oda
和裕 小田
Hideyuki Takizawa
滝沢 秀行
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Railway Technical Research Institute
Original Assignee
Railway Technical Research Institute
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は空気タイヤ付きの補助支持輪を有する浮上式車
両の補助支持装置に関し、特に該空気タイヤの異常時に
も補助支持走行ができるバックアップ手段を上記の補助
支持装置に設ける改良に関する。
(発明の背景) 従来の浮上式車両の補助支持装置を図面を用いて説明す
る。
第3図は従来の浮上式車両の補助支持装置の構成を示す
図である。同図において補助支持輪昇降装置22は一方
の端部が台車横梁7へ回動自在に結合するとともに他方
の端部がリンク23へ回動自在に結合している。リンク
23は一方の端部が補助支持輪昇降装置22へ回動自在
に結合するとともに他方の端部が台車横梁8へ回動自在
に結合している。リンク23は中間部位に空気タイヤ付
きの補助支持輪5を回転自在に支持している。
補助支持輪昇降装W22は台車横梁7との結合部分とリ
ンク23との結合部分の間の長さ寸法を調節することに
より補助支持輪5を補助支持装置における所望の高さに
定めることができ、浮上式車両が浮上していない場合に
は本図のように補助支持輪5を補助支持装置の走行路面
10に押し付は該補助支持輪5が浮上式車両を支持する
ようにする。また補助支持輪昇降装置22はリンク23
との結合部分から台車横梁7との結合部分へ伝わる衝撃
的な荷重を緩和する緩衝機構を有しているので走行路面
10の凹凸などによって補助支持輪5が衝撃的な荷重を
受けてもこの荷重が台車横梁7に伝わる時には衝撃が緩
和されている。台車横梁8の下部には滑走シュー6が取
り付りられておりその滑走面は補助支持輪5が浮上式車
両を支持している場合に走行路面10と向かい合う他の
どの部分の有する隙間よりも小さい隙間を有して該走行
路面と向かい合っている。浮上式車両が浮」ニしている
場合には補助支持輪昇降装置22が走行路面10から補
助支持輪5を引き揚げその踏面の最下部を滑走シュー6
の滑走面よりも高くしている。したがって浮上中に事故
その他何らかの原因により浮上刃が急に無くなった場合
には、滑走シュー6が走行路面10に接して浮上式車両
を支持する。
しかしながら上述した従来の浮上式車両の補助支持装置
では、補助支持輪が浮上式車両を支持しているときに空
気タイヤがパンクすると滑走シュー6が走行路QIOに
接して浮上式車両を支持することになる。ところが補助
支持輪5が浮上式車両を支持して走行する低速度域や静
止状態からの滑り始めにおいては走行路面10と滑走シ
ュー6の間の摩擦抵抗が大きいので、補助支持装置は浮
」二式車両を支持して走行することができない。
そこで、上記の欠点を解決するために、補助支持輪5に
加えてバックアップ車輪を設ける構成が考えられた。
第4図は従来のバックアップ車輪付き空気タイヤ車輪の
構成を示す図である。同図のうちの図(a)は中子式バ
ックアップ車輪付きの空気タイヤ車輪の構成を示し図(
b)は外接式バックアップ車輪付きの空気タイヤ車輪の
構成を示す。
図(、a )においてリム52の外周部分には中子式バ
ックアップ車輪56を固定し、同時に該中子式バックア
ップ車輪56を覆い包むように空気タイヤ51をはめ込
んである。空気タイヤ51がパンクした場合には、中子
式バックアップ車輪56がタイヤ51を走行路面10と
の間に挟んだ状態で浮上式車両を支持して転動するか又
は中子式バックアップ車輪56自身の踏面を上記の走行
路面に接した状態で浮上式車両を支持して転勤する。
図(b)においては軸50にリム52をリムの軸受53
を介して取り付け、同時に外接式バ・ンクアップ車輪5
7をバックアップ車輪の軸受58を介して取り付けであ
る。空気タイヤ5】−がパンクした場合には、外接式バ
ックアップ車輪57がその踏面を走行路面10に接した
状態で浮上式車両を支持して転動する。
上記のように空気タイヤ付きの補助支持輪のリムにバッ
クアップ車輪を取り付ける構成の外に、バックアップ車
輪を従来の補助支持装置とは別に設ける構成(以下これ
を別置き構成と言う)も考えられる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上述した空気タイヤ付きの補助支持輪のリ
ムにバックアップ車輪を取り付ける構成には次のような
問題点がある。すなわち該バックアップ車輪の踏面直径
は、補助支持輪が浮上式車両を支持する場合に該バック
アップ車輪の踏面の最下部が滑走シューの滑走面よりも
低くなる寸法でなければならないので、このような大き
さのバックアップ車輪が補助支持輪のリムに固定される
と空気タイヤの支える転動部分の重量と回転抵抗が増し
て空気タイヤの摩耗が増加する。中子式バックアップ車
輪は補助支持輪のリムの外周部分に固定してあり空気タ
イヤは該バックアップ車輪を覆い包む構成であるので、
リムに対して空気タイヤを嵌脱しにくくまた空気タイヤ
の撓みが大きくなるときにその踏面の裏側とバックアッ
プ車輪の踏面が擦れ合うことがあり、この摩擦によって
空気タイヤが高温になり発煙を生ずる危険性がある。
外接式バックアップ車輪は該補助支持輪と同軸まわりに
回転する構成であるので転動部分の軸方向に占めるスペ
ースが大きくなる。
またバックアップ車輪の別置き構成には次のような問題
点がある。すなわちバックアップ車輪を台車に結合し、
しかもバックアップ車輪の踏面最下部を浮上中には滑走
シューの滑走面よりも高くし、補助支持輪が浮上式車両
を支持する場合には滑走シューの滑走面よりも低くする
高さ調節機構とバックアップ車輪の着地時や転勤時に該
バックアップ車輪から台車に伝わる衝撃的な荷重を緩和
する緩衝機構とを備えるバックアップ車輪支持部を従来
の補助支持装置の外に必要とするので、該バックアップ
車輪支持部を備える分スペース、重量ならびに保守箇所
が増加する。
本発明の目的は、従来の浮」二式車両の補助支持装置に
おいて空気タイヤ付きの補助支持輪を回転自在に支持す
るリンクと補助支持輪昇降装置との結合部分に回転自在
にバックアップ車輪を取り付け、且つ補助支持輪が浮上
式車両を支持する場合に走行路面と向かい合う他のどの
部分の有する隙間よりも小さい隙間を上記のバックアッ
プ車輪が該走行路面との間に有するようにすることによ
って、従来の方式におけるような空気タイヤの摩耗の増
加、組み立て作業性の低下、発煙の危険性をなくすこと
ができ、補助支持装置の転動部分の軸方向に占めるスペ
ースを大きくしないようにすることができ、バックアッ
プ車輪支持部を構成するためのスペース、重量ならびに
保守箇所の増加が不要の浮上式車両の補助支持装置を提
供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明の浮上式車両の補助支持装置は上記の目的を達成
するために次の手段構成を有する。
すなわち本発明の浮上式車両の補助支持装置は、浮上走
行を行わない低速度域において浮」二式車両を支持する
空気タイヤ付きの補助支持輪と:方の端部が台車構造部
材へ回動自在に結合するとともに該一方の端部と他方の
端部との中間部位に前記補助支持輪を回転自在に支持す
るリンクと;一方の端部が台車構造部材へ回動自在に結
合するとともに前記リンクの台車構造部材と結合してい
ない方の端部へ他方の端部が回動自在に結合し、且つ台
車構造部材との結合部分とリンクとの結合部分の間の長
さ寸法を調節して補助支持輪の高低位置を定めるととも
にリンクとの結合部分から台車構造部材との結合部分へ
伝わる衝撃的な荷重を緩和する緩衝機構を有する補助支
持輪昇降装置と補助支持輪昇降装置とリンクとの結合部
分に回転自在に取り付けられ、補助支持輪が浮上式車両
を支持する場合に走行路面と向かい合う他のどの部分の
有する隙間よりも小さい隙間を該走行路面との間に有す
るバックアップ車輪と; 補助支持輪が浮上式車両を支
持する場合に走行路面との間で、前記バックアップ車輪
の踏面との隙間よりも大きく他のどの部分との隙間より
も小さい隙間を該走行路面との間に有するように台車構
造部材に取り付けた滑走シューと; を具備することを
特徴とするものである。
(作 用) 以下、上記の手段構成を有する本発明の浮上式車両の補
助支持装置の作用を説明する。
リンクは一方の端部が台車構造部材へ回動自在に結合す
るとともに他方の端部が補助支持輪昇降装置へ回動自在
に結合しており、該両端部の中間部位に空気タイヤ付き
の補助支持輪を回転自在に支持している。補助支持輪昇
降装置は一方の端部が台車構造部材へ回動自在に結合す
るとともに他方の端部がリンクへ回動自在に結合してお
り、台車構造部材との結合部分とリンクとの結合部分の
間の長さ寸法を調節することによって補助支持輪の高低
位置を定めることができ、浮上式車両が浮上走行しない
場合には補助支持輪を下げて走行路面に押し付は該補助
支持輪が浮上式車両を支持するようにする。さらに、リ
ンクとの結合部分から台車構造部材との結合部分へ伝わ
る衝撃的な荷重を緩和することができるので走行路面の
凹凸などによって補助支持輪が衝撃的な荷重を受けても
この荷重が台車に伝わる時には衝撃が緩和されている。
補助支持輪昇降装置とリンクとの結合部分にはバックア
ップ車輪が回転自在に取り付けてあり、該バックアップ
車輪の踏面ば補助支持輪が浮」二式車両を支持する場合
に補助支持装置の走行路面と向かい合う他のどの部分の
有する隙間よりも小さい隙間を該走行路面との間に有し
ている。したがって、補助支持輪が浮上式車両を支持し
ているときに補助支持輪の空気タイヤかパンクすると上
記のバックアップ車輪が走行路面に接して浮上式車両を
支持するので、該バックアップ車輪が、転動して補助支
持走行を行うことができる。
前述したように補助支持輪昇降装置には緩衝機能がある
ので、バックアップ車輪が着地時や転勤時に衝撃的な荷
重を受けてもこれが台車に伝わる時には衝撃が緩和され
ている。台車構造部材には滑走シューが取り付けてあり
、その滑走面は、補助支持輪が浮上式車両を支持する場
合に、走行路面と上記バックアップ車輪の踏面との隙間
よりも大きく他のどの部分と路面との隙間よりも小さい
隙間を該走行路面との間に有している。
したがってバックアップ車輪が浮上式車両を支持してい
るときに損傷して台車が落下しても該滑走シューが走行
路面に接して浮上式車両を支持するので滑走シュー以外
の部分は走行路面に衝突せず損傷しない。浮上式車両が
浮」ニしている場合には補助支持輪昇降装置が走行路面
から補助支持輪を引き揚げその踏面の最下部を滑走シュ
ーの滑走面より高くしている。前述したように補助支持
輪が浮上式車両を支持しているときにはバックアップ車
輪の踏面は走行路面から離れており、リンクは、バック
アップ車輪と補助支持輪昇降装置の取り付けられている
一方の端部と、台車構造部材に結合している他方の端部
との中間部位に補助支持輪を取り付けているので、走行
路面から補助支持輪を引き揚げるときはバックアップ車
輪の踏面は補助支持輪の踏面よりも更に高い位置にある
したがって浮上中はバックアップ車輪も滑走シューの滑
走面より高く保たれており、浮上刃が急に無くなって台
車が落下しても該滑走シューが走行路面に接して浮上式
車両を支持するので滑走シュー以外の部分は該走行路面
に衝突せず損傷しない このように、本発明の浮上式車両の補助支持装置は、従
来の補助支持装置の補助支持輪昇降装置とリンクとの結
合部分にバックアップ車輪を設けており、浮上走行時に
は補助支持輪昇降装置により、補助支持輪もバックアッ
プ車輪も共に滑走シューの滑走面よりも高く引き上げて
置くので、何らかの原因により車両が浮上刃を失っても
車両は滑走シューで支持されることになり他の部分の損
傷を招かずに、かつ、ブレーキ動作がかかり、安全に車
両を停止できる。
抜な、低速域走行などのように補助支持輪により走行さ
ぜようとする場合には、補助支持輪昇降装置により補助
支持輪およびバックアップ車輪の踏面を滑走シューの滑
走面よりも王道下降せしめ補助支持輪により車両を支持
せしめる。この時バックアップ車輪の踏面と走行路面と
の間に所定の間隙がある。従って補助支持輪による走行
が可能となるが、補助支持輪がパンクなどで支持能力を
失った時にはバックアップ車輪が車両を支持して走行す
ることになる。更に、バックアップ車輪が損傷して支持
力を失ったときには滑走シューが支持することになる。
本発明装置では、補助支持輪のバックアップ車輪として
従来のような中子式や外接式或いは別置式を採用せず、
且つ、従来の補助支持装置内のリンクの一部にバックア
ップ車輪を設けるようにしているので中子式や外接式の
有する欠点がない。
更に、別置き式のように別個にスペースや機構を必要と
しないので、スペース、重量ならびに保守点検箇所の増
加が極めて少ない。
(実 施 例) 以下、本発明の浮上式車両の補助支持装置の実施例を図
面を参照して説明する。
第1図は本発明の浮上式車両の補助支持装置の実施例の
構成を示す図、第2図は本発明の浮上式車両の補助支持
装置を補助案内装置に適用した実施例の構成を示す図で
ある。
第1図において図(a>は補助支持輪が浮上式車両を支
持している状態を示す。図(a)において補助支持輪昇
降袋W2は一方の端部が台車横梁7へ回動自在に結合す
るとともに他方の端部がリンク3へ回動自在に結合して
いる。リンク3は一方の端部が補助支持輪昇降装置2へ
回動自在に結合するとともに他方の端部が台車横梁8へ
回動自在に結合している。リンク3は中間部位に空気タ
イヤ付きの補助支持輪5を回転自在に支持している。補
助支持輪昇降装置2は台車横梁7との結合部分とリンク
3との結合部分の間の長さ寸法を調節することにより補
助支持装置における補助支持輪5の高低位置を所望の高
さに定めることができ浮上式車両が浮上しない場合には
本図のように補助支持輪5を下げて補助支持輪5が浮上
式車両を支持するようにする。才た補助支持輪昇降装置
2はリンク3との結合部分から台車横梁7との結合部分
へ伝わる衝撃的な荷重を緩和する緩衝機能を設けである
ので走行路面10の凹凸などによって補助支持輪5が衝
撃的な荷重を受けてもこの荷重が台車横梁7に伝わると
きには衝撃が緩和されている。補助支持輪昇降装置2と
リンク3との結合部分にはバックアップ車輪1が回転自
在に取り付けてあり、該バックアップ車輪1の踏面は補
助支持輪5が浮上式車両を支持する場合に走行路面10
と向かい合う他のどの部分の有する隙間よりも小さい隙
間を該走行路面]0との間に有している。したがって補
助支持輪5が浮上式車両を支持しているときに空気タイ
ヤがパンクすると上記のバックアップ、車輪1が走行路
面10に接して浮上式車両を支持するので該バックアッ
プ車輪1が転動して補助支持走行を行うことができる。
前述したように補助支持輪昇降装置2には緩衝機能を設
けであるのでバックアップ車輪1が着地時や転勤時に衝
撃的な荷重を受けてもこれが台車横梁7に伝わる時には
衝撃が緩和されている。
台車横梁8には滑走シュー6が取り付けてあり、その滑
走面は、補助支持輪5が浮上式車両を支持する場合、走
行路面10とバックアップ車輪1の踏面との隙間よりも
大きく、他の部分が走行路面10との間に有する隙間よ
りも小さい隙間を該走行路面との間に有している。した
がってバックアップ車輪1が浮上式車両を支持している
ときに損傷して台車が落下しても該滑走シュー6が走行
路面10に接して浮上式車両を支持するので滑走シュー
6以外の部分は走行路面10に衝突せず損傷しない。
図(b)は浮上式車両が浮上走行している状態を示し、
この場合には補助支持輪昇降袋W2が補助支持輪5を引
き揚げその踏面の最下部を滑走シュー6の滑走面より高
くしている。このときバックアップ車輪1の踏面の最下
部は補助支持輪5の踏面の最下部よりもさらに高くなる
から浮上中に浮上刃が何らかの原因により急に無くなっ
て台車が落下しても滑走シュー6が走行路面1oに接し
て浮上式車両を支持するので滑走シュー6以外の部分は
走行路面10に衝突せず損傷しない。
第2図は本発明の浮上式車両の補助支持装置を補助案内
装置に適用した実施例の構成を示す図で、同図中の図(
a)は補助案内輪が浮上式車両を案内している状態を示
す。図(a)において、第1図の補助支持輪昇降装置に
対応する補助案内輪位置調整装置12は一方の端部が台
車横梁17へ回動自在に結合するとともに他方の端部が
リンク13へ回動自在に結合している。リンク13は一
方の端部が補助案内輪位置調整装置12へ回動自在に結
合するとともに他方の端部が台車横梁18へ回動自在に
結合している。リンク13は中間部位に空気タイヤ付き
の補助案内輪15を回転自在に支持している。補助案内
輪位置調整装置12は台車横梁17との結合部分とリン
ク13との結合部分の間の長さ寸法を調節することによ
り補助案内輪15の踏面と走行案内壁面20との隙間を
所望の寸法に定めることができ、浮上式車両を補助案内
装置で案内するときは本図のように補助案内輪」5を補
助案内装置の走行案内壁面20に押し付ける。また補助
案内輪位置調整装置12にはリンク13との結合部分か
ら台車横梁17との結合部分へ伝わる衝撃的な荷重を緩
和する緩衝機構が設けであるので走行案内壁面20の凹
凸などによって補助案内輪15が衝撃的な荷重を受けて
もこの荷重が台車横梁17に伝わるときには衝撃が緩和
されている。補助案内輪位置調整装置12とリンク13
との結合部分にはバックアップ車輪11が回転自在に取
り付けてあり、該バックアップ車輪11の踏面ば、補助
案内輪15が浮上式車両を案内する場合には、走行案内
壁面20と向かい合う他のどの部分の有する隙間よりも
小さい隙間を走行案内壁面20との間に有している。し
たがって補助案内輪15が浮上式車両を案内していると
きに空気タイヤがパンクすると上記のバックアップ車輪
11が走行案内壁面20に接して浮上式車両を案内する
。前述したように補助案内輪位置調整装置12には緩衝
機能があるのでバックアップ車輪11が壁面に当接する
時や転勤時に衝撃的な荷重を受けてもこれが台車横梁1
7に伝わる時には衝撃が緩和されている。台車横梁18
には滑走シュー16が取り付けてあり、補助案内輪15
が浮上式車両を案内する場合、滑走シュー16の滑走面
と走行案内壁面20との間隙はバックアップ車輪11と
該走行案内壁面20との間隙よりも大きく、他の部分と
走行案内壁面20との間隙は、滑走シュー16と走行案
内壁面20との間隙よりも大きい。従って、バックアッ
プ車輪1〕が浮上式車両を案内しているときに損傷して
台車が走行案内壁面20に近づいても滑走シュー16が
走行案内壁面20に接して浮上式車両を案内するので滑
走シュー16以外の部分は走行案内壁面20に衝突せず
損傷しない。補助案内輪位置調整装置12には突起部1
4を設けてあり、台車横梁17にはストッパ19を取り
付けである。補助案内輪位置調整装置12は端部に荷重
を受けると縮み、突起部14がストッパ19に近づく。
ストッパ19は補助案内輪位置調整装置12が許容最大
荷] 9 重を受けるとき突起部14が当なる位置に取り付()で
ある。
図(1〕)は浮上式車両が非接触の案内力によって案内
されている状態を示し、この場合には補助案内輪位置調
整装置]2が走行案内壁面20から補助案内輪15を引
き離しているが、その踏面は走行案内壁面20と向かい
合う他のどの部分の有する隙間よりも小さな隙間を走行
案内壁面20との間に有し、バックアップ車輪11の踏
面、滑走シュー16の滑走面の順に、走行案内壁面20
との間の隙間が大きくなっている。
したがって浮上式車両が車両の幅方向に非接触の磁気案
内力を上廻る横力を受けると横力の案内力超過分(以下
超過横力と言う)に応じて補助案内輪15が最初に走行
案内壁面20に接して浮上式車両を案内する。
図(c)は上記の超過横力が大きくなって補助案内輪1
5の空気タイヤが撓みバックアップ車輪11が走行案内
壁面20に接した状態を示す。
この状態では超過横力は補助案内輪位置調整装置12の
許容最大荷重より小さいので突起部]4はストッパ19
に当っておらず、また超過横力が空気タイヤの許容最大
荷重より小さい間はバックアップ車輪11は荷重を受け
ない。超過横力が空気タイヤの許容最大荷重を越えると
この越えた分の荷重をバックアップ車輪11が受け、さ
らに空気タイヤがパンクしたりした場合には上記の超過
横力を全部バックアップ車輪11が受ける。
図(d)は上記の図(c)の状態よりさらに超過横力が
大きくなり補助案内輪位置調整装置12の許容最大荷重
以上になった場合を示す。突起部14はストッパ19に
当たり、上記の許容最大荷重を越える分の荷重は滑走シ
ュー16が受けているが、バックアップ車輪11、突起
部14ならびにストッパ19などの強度を上げることに
より、前記の超過分の荷重をこれらに受けさせて滑走シ
ュー16を除く構成も考えられる。なお、この場合には
図(a)の説明で述べたバックアップ車輪11の損傷は
上記のように強度を上げることにより実用上発生させな
くするという考えに基づいて具体化することになる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の浮上式車両の補助支持装
置は、補助支持輪走行中、補助支持輪がバンクした場合
これに代って車両を支持するバックアップ車輪を、従来
の補助支持装置内のリンク」二の補助支持輪とは別の位
置に設けるようにしたので従来の中子式や外接式のよう
な問題がなく、また、従来の補助支持装置内にバックア
ップ車輪を設けているので別置式のように別に新たなス
ペースや機構を必要とせず、全体としてスペースや重量
や保守点検の手数の増加を殆ど招かずにバックアップ機
能を果し得るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の浮上式車両の補助支持装置の実施例の
構成を示す図、第2図は本発明の浮上式車両の補助支持
装置を補助案内装置に適用した実施例の構成を示す図、
第3図は従来の浮上式車両の補助支持装置の構成を示す
図、第4図は従来のバックアップ車輪(=Iき空気タイ
ヤ車輪の構成を示す図である。 1・・・・・・バックアップ車輪、 2・・・・・補助
支持輪昇降装置、 3・・・・・リンク、 5・・・・
・・補助支持輪、6・・・・・・滑走シュー、 7.8
・・・・・・台車横梁、10・・・・・・補助支持装置
の走行路面、 11・・・・・・バックアップ車輪、 
12・・・・・・補助案内輪位置調整装置、 13・・
・・・リンク、 14・・・・・・突起部、15・・・
・・・補助案内輪、 ]6・・・・・・滑走シュー17
.18・・・・・・台車横梁、 19・・・・・・ス1
ヘツパ、20・・・・走行案内壁面、 22・・・・・
・補助支持輪昇降装置、 23・・・・・・リンク、 
51・・・・・・空気タイヤ、 52・・・・・・リム
、  53・・・・リムの軸受、56・・・・・中子式
バックアップ車輪、 57・・・・・・外接式バックア
ップ車輪、 58・・・・・バックアップ車輪の軸受。 代理人 弁理士  八 幡  義 博 B (b) に床4バ″−)鷺ブ車輪号むおづtタイX車輪・o2栴
古第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 浮上走行を行わない低速度域において浮上式車両を支持
    する空気タイヤ付きの補助支持輪と;一方の端部が台車
    構造部材へ回動自在に結合するとともに該一方の端部と
    他方の端部との中間部位に前記補助支持輪を回転自在に
    支持するリンクと;一方の端部が台車構造部材へ回動自
    在に結合するとともに前記リンクの台車構造部材と結合
    していない方の端部へ他方の端部が回動自在に結合し、
    且つ台車構造部材との結合部分とリンクとの結合部分の
    間の長さ寸法を調節して補助支持輪の高低位置を定める
    とともにリンクとの結合部分から台車構造部材との結合
    部分へ伝わる衝撃的な荷重を緩和する緩衝機構を有する
    補助支持輪昇降装置と;補助支持輪昇降装置とリンクと
    の結合部分に回転自在に取り付けられ、補助支持輪が浮
    上式車両を支持する場合に走行路面と向かい合う他のど
    の部分の有する隙間よりも小さい隙間を該走行路面との
    間に有するバックアップ車輪と;補助支持輪が浮上式車
    両を支持する場合に走行路面との間で、前記バックアッ
    プ車輪の踏面との隙間よりも大きく他のどの部分との隙
    間よりも小さい隙間を該走行路面との間に有するように
    台車構造部材に取り付けた滑走シューと;を具備するこ
    とを特徴とする浮上式車両の補助支持装置。
JP28854088A 1988-11-15 1988-11-15 浮上式車両の補助支持装置 Pending JPH02136366A (ja)

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JP28854088A JPH02136366A (ja) 1988-11-15 1988-11-15 浮上式車両の補助支持装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04126655A (ja) * 1990-09-18 1992-04-27 Sumitomo Precision Prod Co Ltd 磁気浮上車両用脚装置
JPH04108476U (ja) * 1991-03-05 1992-09-18 三菱重工業株式会社 リニアモーターカーの補助支持輪揚降装置
JPH0516798A (ja) * 1991-07-17 1993-01-26 Railway Technical Res Inst 磁気浮上車両用案内脚装置
JP2012081920A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 軌道式車両の走行装置

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