JPH02135749A - 光プロービング方法 - Google Patents

光プロービング方法

Info

Publication number
JPH02135749A
JPH02135749A JP63289551A JP28955188A JPH02135749A JP H02135749 A JPH02135749 A JP H02135749A JP 63289551 A JP63289551 A JP 63289551A JP 28955188 A JP28955188 A JP 28955188A JP H02135749 A JPH02135749 A JP H02135749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
semiconductor device
light
timing
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63289551A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Tomoyasu
昌幸 友安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP63289551A priority Critical patent/JPH02135749A/ja
Publication of JPH02135749A publication Critical patent/JPH02135749A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野1 この発明は、例えばレーザなどの光を用いて半導体装置
の内部状態を測定して半導体装置の良、不良を検査する
場合に用いて好適な光プロービング方法に関する。 【従来の技術) 近年の著しい半導体装置製造技術の進歩に伴い、半導体
装置例えばLSIは、益々超高密度化、超高集積化して
きている。これに伴い、LSIの故障診断も高度に複雑
化し、LSIの内部回路の電気的状態を測定する必要が
ある。 従来、このLSIの内部回路の電気的測定は、LSIの
Aり配線パターンに金属探針を接触させて行なっていた
。 しかし、この方法は、LSIの微細化に伴い、■LSI
のA!配線に対して精度良く8!械的接触をすることが
困難である、■金属探針の有する容量のため測定制度が
劣化する、■触針することによりAI!配線あるいは内
部回路を破壊してしまう、等という欠点があった。 このような問題に対し、走査型電子am鏡を応用した電
子ビームテスタが開発され、実用化されている。これは
、真空の試料室内のLSI表面に数kVに加速した電子
ビームを照射し、LSI表面から放射される二次電子を
検出し、これを二次電子像あるいは内部波形としてil
!察するものであり、LSIの微細化に対応できる特長
を有している。 しかし、この方法の場合には、■試料室を真空にする必
要があるため、測定に時間を要し、非効率的である、■
LSI表面に電子ビームを照射するため、電子ビームに
よる損傷によりLSIあるいはLSIを構成するトラン
ジスタ素子が特性変動する。■装置が高価である、等の
間Uがある。 また、上述した金属探針を使用する測定方法の欠点を除
去するものとしては、大気中でLSI表面にレーザ光を
照射し、LSI基板内で発生する光励起電流を検出し、
LSI内部の状態を非接触で解析する方法が提案されて
いる(永瀬=[レーザ走査型デバイス解析システムJ電
子通信学会半導体トランジスタ研究会資料、 5SD7
9−56、雑誌「電子材料」19B6,3  P155
〜P161、特公昭51−38225、特公昭63−3
9099、USP2,805,347、tJsP2,6
77、106、USP3.745,454参照)。 【発明が解決しようとする課題】 ところで、上述したように、光励起電流の測定は、例え
は矩形波信号からなるテストパターン信号のローレベル
、ハイレベルの各ステート毎に、電源電流変化をサンプ
リングして行なうが、LSIのあるトランジスタのロジ
ック判定を行なうには、各測定点においてテストパター
ン信号の例えば1000ステートと言うような比較的長
い時間分の測定を行ない、そのタイミングチャートを作
成して測定を行なうようにする。 この場合に、測定点としては、トランジスタのロジック
判定できる領域、例えば、C)IOsデバイスでは前述
したドレイン領域、バイポーラでは負荷抵抗を接続した
端子にレーザ光を正しく照射する必要がある。 ところが、LSIが微細化してくると、例えばドレイン
部分のアルミ配線などの光を透過しない膜で覆われてい
ない部分は非常に狭い領域になる。 したがって、ロジック判定のできる部分に正確にレーザ
光を照射することは非常に困難になる。 そして、オペレータはレーザの照射位置を、その分解能
分だけ異なる点に逐次変えて、その都度1000ステー
トという長い時間の測定を行ない、その測定結果からど
の点が正しいレーザ光照射点かを捜さなければならず、
測定時間が長くなると共に、オペレータに非常に負担が
かかることにもなる。 また、正確に測定Ikl!i点にレーザ光を照射できた
かどうかの判定が置敷であるから、測定したデータの信
憑性にも問題が生じる。 この発明は、以上の点に鑑み、微細化LSI等のように
光の最適照射位置である最適測定点を見付は出すのに困
難である半導体装置においても、迅速に、かつ、正確に
その最3?I測定点を選定することができる光ブロービ
ング方法を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
この発明による光ブロービング方法は、光を半導体装置
に照射したときにこの半導体装置に生じる光励起電流に
基づく上記半導体装置の電源電流の変化を検出すること
により、上記光励起電流の測定を行なって、上記半導体
装置の内部の状態を検査する方法であって、 測定希望点近傍の小領域内において、光を走査して、こ
の小領域内の各走査位置について光励起電流を測定し、
その測定結果の基づいて上記小領域内のi&適測定点を
選択するようにする。
【作用】
測定希望点近傍の小領域内で、光が半導体装置表面を走
査する。そして、各走査位置における光励起電流の測定
が行われる。その結果が、例えば光励起電流像として表
示される。オペレータは、その像から最適と思われる測
定点を選択することができる。 レーザ光を、オペレータが各測定点に移動しながら測定
して最適測定点を探す場合に比べて、短時間で、しかも
正確な測定を行なうことができる。
【実施例】
この発明による光ブロービング方法を適応しな半導体装
置の検査装置の一実施例を図を参照しながら以下説明す
る。 第1図は検査装置の全体の構成を示す図で、この例の検
査装置においては、被検査半導体装置30上にレーザ・
ビームを走査しながら集光、照射するためのレーザ光学
系40と、半導体装置30を測定位置に固定すると共に
テストパターンを与えるための信号線を接続する半導体
装置フィックスチャ31と、半導体装置30に電源電圧
を与える電源装置51と、この電源装置51と半導体装
置30の電源ビンとの間の電源ライン52の途中に設け
られて電源電流の変化を検出する光励起電流検出回路6
0と、検査装置全体をコントロールし、また、測定した
光励起電流のデータを加工し、表示するコントローラ7
0を具備する。 コントローラ70は、CPU71と、記憶装置72と、
ワークエリア用のメモリ73と、光学系コントローラ7
4と、X−Yステージコントローラ75と、タイミング
信号発生回路76と、半導体装置電源コントローラ77
と、デイスプレィコントローラ78と、デイスプレィ7
9とからなる。 41はレーザ光源であり、この例ではArレーザが用い
られる。Arレーザは比較的短波長であるので】11の
径に集光することができ、微細化したLSIなどにも対
応することができる。このレーザ光源からのレーザ光は
、レーザ光学系40に入射する。 レーザ光字系40に入射したレーザ光は光変調手段この
例では音響光学変調素子42により強度制御及びオン、
オフ制御がなされる。 この例の場合、レーザ光のオン、オフのスイッチング時
間はテストパターン信号のステートの周期よりも十分短
く、例えば10ナノ秒とされる。また、第5図に示すよ
うに、矩形波信号からなるテストパターン信号TPの各
ステートが変化してからその変化時のトランジェントが
泊まるまで待って、レーザ光のオン、オフを行なうよう
にする。 変調素子42からのオンの時のレーザ光87は、互いに
直交するX方向及びY方向面内用の音響光学IN向素子
43.44に順次入射する。音響光学変調素子43.4
4は、コントローラ70の光学系コントローラ74によ
り制御され、レーザビームがそれぞれ所定の走査幅でX
方向及びY方向に面内される。 偏向素子43.44を通ったレーザ光は、X−Yステー
ジ45に載置された対物レンズ46により集光され、半
導体装置30上にレーザ光が照射される。 この場合、X−Yステージ45の上に載置された対物レ
ンズ46とミラー光学系とにより半導体装置30全体に
レーザビームを照射できるようにされている。 X−Y光学系45は、コントローラ70のX−Yステー
ジコントローラ75により偏向素子43.44の偏向制
御に対応して制御される。 ここで、対物レンズ46として50倍のレンズを使用し
た場合、半導体装置30でのレーザの走査領域は256
JI+1角であり、レーザスポット径及びレーザ照射位
置分解能はIRlである。したがって、レーザの1回の
走査可能範囲は、縦×横=256 X256ポイントの
測定点の範囲である。 半導体装置30はゼロインサーションフォースソケット
等のソケット32が用いられてパフォーマンスポード3
3に装着されている。パフォーマンスボード33はポゴ
ピン(図示せず)を介してフィックスチャ旧に接続され
ている。 そして、このフィックスチャ31には、同軸ケーブル5
3を介してテストパターン信号丁Pがテストパターン信
号発生手段54から供給される。このテストパターン信
号発生手段54はパターンジェネレータやLSIテスタ
を用いることかできる。この例では、専用のフィックス
チャ31を用いているか、LSIテスタ等のテストヘッ
ドを直接、装置内に載置し測定を行なうことができるこ
とはいうまでもない。 電源装置51はリップルの少ない安定化電源で構成され
、電源電圧が半導体装置30に供給される。 電a装置51は、可変電圧電源であることか望ましく、
この例ではコントローラ70によりこの電源装置51の
出力電圧かコントロールできるようにされている。 電源装置51と半導体装置30の電源ビンとの間の電源
ライン52中に挿入された光励起電流検出回路60は、
この例では第2図に示すように構成される。 すなわち、電源装置51の電源出力端子61と、半導体
装置30の電源ピン62との間には電流検出素子が設け
られる。この@a検出素子としては、抵抗負荷を用いる
ことができる。しかし、この例では、特に後述のような
利点を考慮して、この電流検出素子としてパルストラン
ス63が接続される。このパルストランス63は、レー
ザ光をオン、オフする周波数である数十MHzでは所定
のインピーダンス例えば50Ω程度を有し、これより低
い周波数ではインピーダンスが十分低くなるように設定
されている。つまり、DC(直流)〜数MHzの周波数
領域では、このパルストランス63で電圧降下は生じな
い、したがって、半導体装置30にテストパターン信号
発生回路54からテストパターン信号TPが供給され、
このテストパターン信号TPの各ステート毎に半導体装
置30内の消費電流が変化しても、パルストランス63
では電圧降下は生じないから電源ピン62の電圧は半導
体装置30の内部の消費電流の変化に関係なくほぼ一定
となり、半導体装置30が電圧降下により誤動作すると
いうことはない。 一方、半導体装置30には変調素子42において数十M
Hzでオン、オフスイッチングされるレーザ光か照射さ
れるので、このレーザ光照射のタイミング(オンのタイ
ミング)で光励起電流が生じる。 したがって、パルストランス63には、この光励起電流
の有無に応じて変化する電圧が得られる。このパルスト
ランス63に生じた電圧は結合コンデンサ64を介して
バンドパスフィルタ65に供給される。 このバンドパスフィルタ65は、変調素子42における
レーザ光のオン、オフのスイッチング周波数である数十
Hllzを通過帯域とするものである。したがって、こ
のバンドパスフィルタ65では、テストパターン信号T
Pの周波数成分や、基板電圧発生回路等による電a電流
変動分は除去されて、これよりは光励起電流の有無に応
じて変化する電圧のみが得られる。この光励起電流に応
じた検出出力信号は、高利得の高周波アンプ66を介し
てA/Dコンバータ67に供給される。このA/Dコン
バータ67には、コントローラ70のタイミング信号発
生回路76から、レーザ照射により光励起電流が発生す
るタイミングと、後述するようにして同期が取られたサ
ンプリングパルスSPCか供給され、このサンプリング
パルスSPCによりアンプ66の出力がサンプリングさ
れ(第4図参照)、各サンブリンク値がデジタル信号に
変換される。サンプリングタイミングは光照射と同期が
取られているので、光照射により光励起電流が生じ、電
a電流が変化したタイミングで、A/Dコンバータ67
ではデータがサンプリングされ、デジタル化されるもの
である。このデジタル信号はコントローラ70のワーク
エリア用のメモリ73に収り込まれる。 次に、この検査装置におけるタイミング信号発生回路7
6におけるタイミング制御について以下に説明する。 ここで、先ず、音響光学変調素子42でのオン。 オフ制御信号に対する実際のレーザ光のオン、オフのタ
イミングのずれが考慮されている。このタイミングのず
れの時間は、例えば600ナノ秒程度である。 この遅延時間は、例えは10H1lzのタロツクで動作
する半導体装置では6クロツクサイクルに相当する。i
&近のCMO3のデバイスは、20MHzから408 
H2という高速で動作するので、その検証についてら高
速で行なう必要かある。したかって、上述の600ナノ
秒待って測定を行なう訳には行かす、正確なタイミング
調整か必要となるのである。 また、テストパターンを発生するパターンジェネレータ
あるいはLSIテスタはタイミングを合わせるために外
部クロックモードで用いるか、般に外部クロックが与え
られてからテストパターン信号か出力されるまでには、
数クロツタ+αの遅れがある。したがって、このテスト
パターン信号発生口1?1154に対するタイミング制
御も行なう必要がある。 そこで、この例では、第1図に示すように、音響光学変
調素子42からのオフ時のレーザ光86が、ミラー48
で光路を変えられ、モニタ回路47に入射し、このモニ
タ回路47で検知される。このモニタ回II!147は
、高速のフォトダイオードとアンプとで構成され、これ
によりレーザ・オン、オフのタイミングがモニタされる
。このモニタ回路47がらのモニタ信号HOはタイミン
グ信号発生回路76に供給される。また、テストパター
ン信号発生回路54からのテストパターン参照クロック
RE FCがこのタイミング信号発生口#176に供給
される。 タイミング信号発生回路76ではCPU71による制御
と相俟って、モニタ信号HOに基づいて、テストパター
ンを出力するタイミングと、レーザをオン、オフするタ
イミングと、光励起電流検出回路80″r−A / D
変換するタイミングを調整する。 これら3つのタイミングを合わせる方法としては、先ず
、どれか1つを基準とし、他の2つのタイミングは、遅
延手段により必要な範囲、必要な分解能で遅延できるよ
うにしておくようにする方法を、この例では採用する。 第3図はタイミング信号発生回路76の一例及びタイミ
ング合わせを行なうための回路部分を示す図である。 同図で、91はタロツク信号発生回路で、これよりはサ
ンプリングクロックSPCと、レーザ・タイミングクロ
ックLACと、テストパターン発生クロ・yりTPCと
が得られる。 サンプリングクロックSPCは、この例では基準とされ
、そのまま検出回路60のA/Dコンバータ67に供給
される。 レーザ・タイミングクロックLACは、遅延回路92を
介してレーザ光学系コントローラ74に供給される。 テストパターン発生クロックTPOは、遅延回路93を
介してテストパターン信号発生口1?854に供給され
る。 そして、このタイミング信号発生口1i11176に入
力されるレーザ光学系40のモニタ回路47からのモニ
タ信号HOと、テストパターン信号発生回路54からの
テストパターン参照クロックREFCとは、それぞれD
フリップフロフグ回路94.95において、サンプリン
グクロックSPCによりサンプリングされる。 そのサンプリング出力は、データバスを介してCPU7
1に供給される。CPU71は、これらサンプリング出
力を参照して、進み、遅れを判断し、遅延量!i!89
2.93の遅延量を変え、サンプリングクロックSPC
と、モニタ信号MOと、テストパターン参照クロックR
E FCとが所定の関係となるように、遅延回路92.
93の遅延量を設定し、A/D変換タイミングと、レー
ザ・オン、オフタイミングと、テストパターン信号発生
タイミングが合うようにする。この場合に、レーザ・オ
ン、オフのタイミングは、前述したようにテストパター
ン信号TPのステートか変化してからその変化時のトラ
ンジェントの影響がなくなるまて待っ。 以上のようにして、3つのタイミングが一致した後、そ
れぞれの信号の間に、さらに必要な遅延を加える。これ
は、例えば、レーザかオンとされた後、電源電流が増加
して、その信号が増幅されてA/Dコンバータに達する
までの時間だけA/D変換のタイミングを遅らせる等の
遅延である。 以上のようにして測定された光励起電流は、メモリ73
に収り込まれたデータに基づいてコントローラ70のデ
イスプレィ79に、タイミングチャートあるいは光励起
電流像として表示される。 そして、これと例えばLSIa計CADから出力された
シミュレーションデータと比較したり、良品の半導体装
置と不良品の半導体装置について測定したデータを比較
して不良箇所を探す。 この場合、光励起電流像の測定は、主に良品と不良品の
比較のように、2つのデバイスの違いを全体的に大まか
に得たい場合や、1つのデバイスについてテストパター
ン信号の異なるステー1・の状態を比較する場合などに
行われる。 光励起電流像は、半導体装置の表面をレーザで走査した
とき、その各走査位置での光励起電流を測定し、その測
定データをデイスプレィ79で各走査位置に対応させて
表示することにより得る。光励起電流像は、測定データ
を多値の値で表示することも可能であり、また、所定の
スレッショールド値を定めて2値化した後、これを表示
することもできる。平滑したり、小さい塊の部分を消去
することにより、像を見易くすることもできる。 この例の場合には、レーザ光の1回の走査可能範囲は、
分解能1メnで、256租角であるので、1回の走査で
256 X256ボイ〉′トの測定点が走査でき、各測
定点においてテストパターン信号の例えば10ステート
分の測定かなされ、各測定点の各ステートでの測定デー
タがメモリ73に書き込まれる。 そして、同一ステートの256 x256ポイントのデ
ータが、この例ではそれぞれ2値化され、例えば、光励
起電流による電源電流変化を検出したときデータ「1」
として、例えば所定の色でその測定点に対応するデイス
プレィ位置に表示する。 以上の光励起電流像の測定の場合は、テストパターン信
号の10ステ一ト程度としたのは、1ステ一ト辺りのデ
ータ数が256 x256と大きいから、測定時間とメ
モリ73の容量を考慮したものである。 光励起電流像は各ステート毎に得られるから、この場合
、10枚の像が得られることになる。 次に、タイミングチャートの測定は、1つのデバイスの
内部のトランジスタのロジック判定のために行われる。 したがって、1つの測定点で、1000ステート程度の
長い時間に渡って測定が行われる。そして、この例では
、このタイミングチャートの測定時の、最適測定点は、
次のようにして選定される。 先ず、オペレータかX−Yステージ45を動かして、被
検査半導体装置の表面の所望の点にレーザ光を位置決め
し、測定を開始する。 すると、レーザ光は、この位置決めした位置を含む微細
領域を走査する。すなわち、第5図に示すように、1回
のレーザ光の走査可能範囲よりも狭い、第5図において
斜線を付して示す5×5〜10x10程度の1敢細領域
101の中の各測定点を、前記位置決めした位置を基準
にして走査する。 この場合、各測定点ではテストパターン信号の1000
ステートに渡って、光励起電流の測定が行われる。測定
点の数が少ないので、1000ステー1・に渡って測定
してら測定時間はそれ程長くならす、また メモリ73
の容量ら十分である。 この微少領域101での走査及び測定の結果は、第6図
に示すように、あるステートでのその微少領域の測定点
についての光励起電流1象として拡大されて、デイスプ
レィ79に表示される1表示する光励起電流1象は、オ
ペレータによって任意のステートのところを選定するこ
とができる。 次に、オペレータは、その表示された光励起電流像を見
て、最適点と思われる点を、例えばマウス等の指示入力
手段により、第6図で矢印102で示すように指示する
。すると、その指示された点の1000ステートに渡る
データがメモリ73がら読み出され、これがタイミング
チャートに変換されて、第7図に示すようにデイスプレ
ィ79に表示される。 次に、マウス等による指示入力を、幾っがの測定点につ
いて行なって、タイミングチャートをそれぞれ表示し、
その中でもっとも明瞭にデータが測定された測定点を探
す。そして、その選定した測定点のタイミングチャート
を、l・ランジスタのロジック判定の資料とする。 以上により、微細パターンであっても、正確に必要部位
に光を照射することが可能になり、その最適点において
測定を行なうことができる。 なお、以上の例ではサンプリングクロックsPcを基準
として他のタイミング信号を調整するようにしたか、い
ずれを基準においてももちろんよい。 また、以上の例では、光変調素子として、音響光学変調
素子を用いたが、これに限られるものではないことはい
うまでもない。 また、以上の例ではレーザの走査手段として、音響光学
偏向素子を用いたが、カルバノミラーや、ポリゴンミラ
ーを用いても良いし、また、これらの走査手段を組み合
わぜなものを用いても良い。 また、レーザ光源として各種の異なる波長のレーザ光源
を用いることにより半導体装置の深さ方向の解析が行な
えることはいうまでもない。
【発明の効果】
この発明によれば、被検査半導体装置の測定したい部分
の近傍で、光を微少領域内において走査して測定するの
で、その各測定点の測定結果から最適測定点と思われる
点を容易に選択することができる。 したかっ°C1(紋細なパターンであっても、正確かつ
非常に短時間に、信顆性のある測定データを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による光ブローピンク方法が適応され
た半導体装置の検査装置の一実施例のブロック図、第2
図は第1図例の一部回路の一例の回路図、第3図は第1
図例の要部の一例の回路図、第4図は第1図例の説明の
ためのタイムチャート、第5図〜第7図はこの発明によ
る光ブロービング方法を説明するための図である。 30;半導体装置    40;レーザ光学系41;レ
ーザ光源    42;光強度変調素子43;光1橿向
素子    51;電源装置52;電源ライン 54;テストパターン信号発生手段 60;光励起電流検出回路 65;バンドパスフィルタ 74;光学系コントローラ 76;タイミング信号発生回路 代理人 弁理士 佐 藤 正 美 41ミEl江各60の〔コ251酉コ 第2図 タイタング佐制御♂ブ゛ロック図 タイムチ々−F 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光を半導体装置に照射したときにこの半導体装置に生じ
    る光励起電流に基づく上記半導体装置の電源電流の変化
    を検出することにより、上記光励起電流の測定を行なっ
    て、上記半導体装置の内部の状態を検査する方法であつ
    て、 測定希望点近傍の小領域内において、光を走査して、こ
    の小領域内の各走査位置について光励起電流を測定し、
    その測定結果の基づいて上記小領域内の最適測定点を選
    択するようにする光ブロービング方法。
JP63289551A 1988-11-16 1988-11-16 光プロービング方法 Pending JPH02135749A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63289551A JPH02135749A (ja) 1988-11-16 1988-11-16 光プロービング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63289551A JPH02135749A (ja) 1988-11-16 1988-11-16 光プロービング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02135749A true JPH02135749A (ja) 1990-05-24

Family

ID=17744705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63289551A Pending JPH02135749A (ja) 1988-11-16 1988-11-16 光プロービング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02135749A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59188932A (ja) * 1983-04-12 1984-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体検査装置
JPS63124438A (ja) * 1986-11-13 1988-05-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 集積回路試験装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59188932A (ja) * 1983-04-12 1984-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体検査装置
JPS63124438A (ja) * 1986-11-13 1988-05-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 集積回路試験装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5422498A (en) Apparatus for diagnosing interconnections of semiconductor integrated circuits
US7492449B2 (en) Inspection systems and methods
JPH0714898A (ja) 半導体ウエハの試験解析装置および解析方法
JP6166032B2 (ja) 半導体デバイス検査装置及び半導体デバイス検査方法
JPH06300824A (ja) 半導体集積回路内部相互配線の検査方法および装置
JP6283501B2 (ja) 周波数解析装置及び周波数解析方法
US6154039A (en) Functional OBIC analysis
US11573251B2 (en) Semiconductor sample inspection device and inspection method
JP2004296771A (ja) 半導体検査装置及び検査方法
US7623982B2 (en) Method of testing an electronic circuit and apparatus thereof
US8907691B2 (en) Integrated circuit thermally induced noise analysis
JPH02135749A (ja) 光プロービング方法
JP5296751B2 (ja) 試料検査装置及び吸収電流像の作成方法
JP2006337203A (ja) 位置出し方法と装置
JP4684690B2 (ja) 走査レーザsquid顕微鏡を用いた検査方法および装置
EP4027374A1 (en) Semiconductor sample inspection device and inspection method
JPH02136765A (ja) 光プロービング装置
JPH02194541A (ja) 光プローバ
JP2648947B2 (ja) 半導体装置の検査装置
JP2004327858A (ja) 半導体装置の検査方法および検査装置
JP2610178B2 (ja) 光プロービング方法
JPS6339099B2 (ja)
KR101904550B1 (ko) 전기 회로 검사 시스템 및 그 방법
US6556029B1 (en) Pulsed single contact optical beam induced current analysis of integrated circuits
JPH11242071A (ja) 荷電粒子線試験装置