JPH02135659A - 遠赤外線放射電球 - Google Patents

遠赤外線放射電球

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JPH02135659A
JPH02135659A JP28835388A JP28835388A JPH02135659A JP H02135659 A JPH02135659 A JP H02135659A JP 28835388 A JP28835388 A JP 28835388A JP 28835388 A JP28835388 A JP 28835388A JP H02135659 A JPH02135659 A JP H02135659A
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JP
Japan
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bulb
far
glass
infrared radiation
infrared
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Application number
JP28835388A
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English (en)
Inventor
Hisanori Yoshida
吉田 久則
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AGC Techno Glass Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、遠赤外線放射特性を有する電球に関する。
〔従来の技術〕
従来から赤外線放射体として、ストーブ等の暖房器具や
加熱調理器に用いられる赤外線ヒータが知られている。
この赤外線ヒータはセラミックス管または金属管の中へ
電熱線を入れ、電熱線への通電によりて発生する熱エネ
ルギーをセラミックス、金属等の物質に吸収させ、その
物質から赤外線を二次放射させるものである。
また医療用として、温熱治療に用いられる赤外線電球が
知られている。これは電球の外囲器バルブを赤色ガラス
によって形成し、タングステンフィラメントの電流によ
る抵抗加熱と赤色ガラスバルブからの二次放射とKより
て赤外線を放射する。
〔発明が解決しようとする課題〕
近年、赤外線の持つ効果のひとつとして、遠赤外線が生
体に与える効果が注目されている。遠赤外線を照射する
ことによシ、生鮮食料品の鮮度保持や細胞活性に効果が
あるとして、遠赤外線放射特性を有する物質を繊維や紙
、または樹脂中に混入した包装容器などが製品化されて
いる。
さらに、最近ではこの遠赤外線照射による生体活性効果
の農畜産物生産への利用が考えられ、適当な遠赤外線放
射源が求められている。
これに対し、従来の赤外M電球は、放射波長が1μmな
いし2.5μm程度の近赤外域に限られ、遠赤外線放射
が得られない。また赤外線ヒータでは、広く遠赤外域に
わたる放射が得られるが、従来のものは主として加熱用
の放射熱源であるため放射源が高温になシずぎて危険で
ある。また、その電熱出力を弱めたとしても、大規模な
栽培施設や畜舎への設置・維持にかかる費用が大きくな
シすぎる。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、十分な遠
赤外線放射特性を持ち、施設・維持の容易な遠赤外線放
射電球を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成する丸めに、電球バルブ表面に
20重量部以上の遠赤外線放射特性を有するセラミック
ス微粒子と30重量部以上の低融点ガラスとを含有する
厚さ10μmないし200μmの被膜を設けたものであ
る。
本発明に用いる電球バルブは、ソーダ石灰系軟質ガラス
、硼珪fR墳fA硬質ガラス等からなる一般照明用の電
球バルブをそのまま用いることができる。セラミックス
微粒子としては、ジルコン、チタニア、アルミナ、コー
ジェライト、ムライトの結晶粒子を使用するが、この他
にも遠赤外線放射特性を有する微粒子であればさしつか
えない。また低融点ガラスとしては、使用される電球バ
ルブのガラスよシも低軟化点のものであればよく、−般
的には軟化点が600℃以下の高鉛系低融点ガラス、硼
酸亜鉛系低融点ガラスを用いる。セして七う之ツクス微
粒子粉末と低融点ガラス粉末とを適当な溶媒中で混合し
、電球バルブ表面に塗布・焼成する。こうして電球バル
ブ表面に形成され九被膜において、セラミックス微粒子
の含有率は、20mj11部以上であることが望ましい
。20重量部未満では、遠赤外線放射効果が弱く本発明
の目的を達成できない。ま九、低融点ガラスは30重量
部以上含有していることが望ましい。30重量部未満で
は、被膜と電球バルブとの付着強度が低下して剥離を生
じる。
被膜の厚さは、10μmないし200μmとすることが
好ましい。セラミックス粉末と低融点ガラス粉末とを含
む混合溶液を電球バルブのような球面上にうすく均一に
塗布・焼成することは難しく、10μm未満では膜厚に
ムラができ、均一な遠赤外線放射が得られない。また電
球バルブと被膜は異種ガラスの溶着体であることから、
膜厚が200μmを越えると残留応力が発生して強度の
低下をまねく。
〔作 用〕
以上のように構成された電球において、点灯によって電
球内部のフィラメントから放出された光または熱エネル
ギーが、電球バルブ表面に到るとエネルギーの一部は被
膜中のセラミックス結晶によつて遠赤外線に変換されて
放射される。このと自速赤外線に変換されなかった光の
一部は、そのまま可視光線として放出される。このため
被膜を着色することKよりて視覚的な温感効果を付加す
ることができる。着色剤としては、赤色ガラス。
黄色ガラスなどの色ガラス粉末や酸化第二鉄粉等を低融
点ガラス粉末中に添加して用いる。着色剤は使用する低
融点ガラスの軟化点以下の温度で分解・発泡・溶液化せ
ず、着色効果をもたらすものであれば上記以外のもので
もよい。
これらの着色剤の添加によって、点灯時の電球は白色か
ら暖色系の視覚的に暖かみを感じる色を呈するようにな
る。この場合、色相は標準光原人における色度座標上に
表わされるz、yNi標で、#1ぼ(0,485,0,
515)、(0,4,0,4)、(0,6,0,2)、
(0,735,0,26)で囲まれる範囲内にすると効
果的である。
着色剤の添加量は、セラミックスによる遠赤外線放射効
果および被膜の電球バルブとの付着強度を損なわず、上
記色相を呈するようにするために被膜を構成する成分の
15重蓋部を越えない程度であることが好ましい。
遠赤外域の放射社は、エネルギー供給源となるフィラメ
ントまたは電球のフィル設計を変えて、エネルギー出力
量を調整することによって変えることができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例について説明する。吹吸に本発明に
係る遠赤外線放射電球の実施例を示す。
なお、表中の含有率は重量百分率で示しである。
表中に示したセラミックス粉末と低融点ガラス粉末およ
び着色剤とを各々表中の含有率となるよう秤量しボー/
%/ミル中に収容する。これにアルコールを加え、粉末
の粒子径が10μm以下になるまで粉砕・混合し液状化
した。
次にこの液体を一般照明用の電球に使用されているソー
ダ石灰系軟質ガラスバルブ外表面にスプレーガンによシ
塗布した。自然乾燥後、このガラスバルブを電気加熱炉
に収容して、最高温度600℃で10分間保持し、塗布
した被膜をガラスバルブに焼き付けた。このガラスバル
ブを用い、一般の照明用電球と同様にして、タングステ
ンを、フィラメントとする100Wの電球とじ九。
以上のようにして作製した本実施例颯4の遠赤外線放射
電球を第1図ないし第2図に示す。
この遠赤外線放射電球は、ガラスバルブ+1) O外表
面にセラミックス結晶を含む粒子(2)と低融点ガラス
(3)とからなる被膜(4)を備える。また、ガラスバ
ルブ(1)内のタングステンフィラメント(図示しない
)と電気的に接続され、ガラスバルブ(1)に気密封止
された口金(5)を有し、外観上、普通の照明用電球と
同様の形状をしている。
本実施例の遠赤外線放射直球と、ガラスバルブに被膜を
設けないで作製した比較例のtoowタングステン電球
とについて、各々遠赤外線放射発散度を測定した。この
結果を100℃における対黒体炉比較値で第3図に示す
第3図から、比較例の電球にも遠赤外線放射が認められ
る。これは主としてタングステンフィラメントから放射
されたものである。しかし本実施例の遠赤外線放射電球
と比較すると、遠赤外域における放射発散度は低く、本
実施例の遠赤外線放射電球が、ガラスバルブ外表面にセ
ラミックス結晶を含む被膜を設けたことによって、よシ
多くの遠赤外線を放射していることが明らかである。
本実施例では、上記構成のように一般照明電球ノカラス
バルブ、口金を使用しているので、製造時においては既
存の電球製造設備を利用することができる。使用時にお
いても電球用のランプソケットをそのまま利用でき、電
球のはめかえたけて効果的な遠赤外線照射を実現できる
また、遠赤外線と同時に可視光線も放出するので、点消
灯、フィラメントの断線の確認が容易でおる。さらに被
膜への着色剤添加により視覚的な温感効果が得られる。
用途によっては着色剤の選択によシ可視光を透過しない
ようにして赤外線のみを放射することも可能である。
本実施例では、電球バルブ外表面にセラミックス結晶を
含む被膜を設けたが、これとは反対に電球バルブ内表面
に同様の被膜を形成することも考えられる。この場合に
は、バルブに遠赤外線を十分に透過する材質を選択する
必要がある。
本発明に係る遠赤外線放射電球の用途としては生鮮食料
品の鮮度保持、加工食品等の熟成・発酵の促進、動植物
の細胞1占性・生長促進など様々なものが考えられ、用
途や使用条件に応じて、遠赤外線放射蓋や色相の異なる
電球を選択して使用すればよシ効釆的である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の遠赤外線放射直球は、簡易な構成
であるため製造が容易で低摩な価格で提供することがで
き、しかも電球自体は数百℃というような高温度になら
ず効果的な遠赤外線放射が得られるので、取扱いが簡単
で幅広い用途に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す遠赤外線放射電球の外
観図、第2図は第1図に示した遠赤外線放射電球の電球
バルブ一部拡大断面図、第3図は本発明に係る実施例の
遠赤外線放射電球および比較例電球の遠赤外線放射発散
度を示す曲線図である。 1・・・・・・ガラスバルブ 2・・・・・・セラミックス結晶粒子 3・・・・・・低融点ガラス  4・・・・・・被膜5
・・・・・・口金

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電球バルブ表面に20重量部以上の遠赤外線放射特性を
    有するセラミックス微粒子と30重量部以上の低融点ガ
    ラスと0〜15重量部の着色剤とを含有する厚さ10μ
    mないし200μmの被膜を形成したことを特徴とする
    遠赤外線放射電球。
JP28835388A 1988-11-15 1988-11-15 遠赤外線放射電球 Pending JPH02135659A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1071115A1 (fr) * 1999-07-21 2001-01-24 Aerospatiale Matra Missiles Emetteur de rayonnement infrarouge en bande III et matériau composite permettant l'émission d'un tel rayonnement

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1071115A1 (fr) * 1999-07-21 2001-01-24 Aerospatiale Matra Missiles Emetteur de rayonnement infrarouge en bande III et matériau composite permettant l'émission d'un tel rayonnement
FR2796756A1 (fr) * 1999-07-21 2001-01-26 Aerospatiale Matra Missiles Emetteur de rayonnement infrarouge en bande iii et materiau composite permettant l'emission d'un tel rayonnement

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