JPH06233218A - 遠赤外線放射映像表示装置 - Google Patents

遠赤外線放射映像表示装置

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JPH06233218A
JPH06233218A JP4355776A JP35577692A JPH06233218A JP H06233218 A JPH06233218 A JP H06233218A JP 4355776 A JP4355776 A JP 4355776A JP 35577692 A JP35577692 A JP 35577692A JP H06233218 A JPH06233218 A JP H06233218A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像表示装置用キャビネットに遠赤外線放射
物質を含めたり遠赤外線放射体を付着することにより遠
赤外線を放射させる遠赤外線放射映像表示装置を提供す
る。 【構成】キャビネットが遠赤外線放射物質、遠赤外線放
射ランプおよび遠赤外線放射装置のうち少なくとも一つ
を含む。 【効果】これにより、人体に有害な電磁波が放射される
映像表示装置から人体に有益な遠赤外線が放射されるよ
う製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遠赤外線放射映像表示装
置に係り、特に映像表示装置用キャビネットに遠赤外線
放射物質を含めたり、遠赤外線放射体を付着することに
より遠赤外線を放射させる遠赤外線放射映像表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】情報化時代と言われる現代社会におい
て、映像表示装置を中心とした映像表示情報伝達体系の
完成は現代化のシンボルと言える。ところが、映像表示
装置は放射される電磁波が機器の誤動作を起こしたり、
ユーザーの健康に悪影響を及ぼすので便利さと健康を交
換する結果を招いた。人体に対する影響はVDT(Visua
lDisplay Terminal) シンドロームと呼ばれるが、特に
目の疲労、目の痛み、視力減退、頭痛、慢性疲労等をも
たらすことと発表されている。このように有害な電磁波
を除去および/または遮蔽するために静電気防止処理、
保眼鏡の設置、磁場波発生装置設備などの多くの努力が
なされてきたが、経済的な負担と共に実質的な効果に対
する疑問が依然として残り、完全な除去および/または
遮蔽は難しいことと認めれている実情である。
【0003】一方、遠赤外線は5ないし1000μmの
波長範囲にある電磁波の一種を通称するもので(遠赤外
線領域の波長範囲に対する基準は不明であるが、本発明
において近赤外線を除くための意図として設定した波長
範囲である)遠赤外線は人体に「熱作用(thermal effec
t)」と「非熱作用(non-thermal effect)」という2種の
形態に影響を及ぼすことと説明されている。熱作用は皮
膚から末梢血管を流れる血液に吸収された熱エネルギー
が末梢組織と生体の深部組織または生体全体に影響を及
ぼし、非熱作用は遠赤外線の特定波長に当たる光量子に
より皮膚の外皮または内皮細胞膜の受容体が刺激を受け
て前記特定波長の遠赤外線信号が細胞内に伝達され、結
局細胞が活性化される。したがって、遠赤外線は熱作用
における熱エネルギー提供源、非熱作用における光子提
供源となる。つまり、遠赤外線は赤外線的な側面におけ
る直接的な熱作用、身体を構成する水の活性化による間
接的な作用、身体の皮膚のうち100μm深さ付近に位
置した各種の温覚、冷覚、痛覚を感知する神経の受容器
を刺激する非熱作用を通じて人体の血液循環を促進し、
老廃物を早急に放出する役割を果たす。
【0004】遠赤外線領域の内、特に5.5ないし15
μm領域の波長は水分子の伸縮、ベンディングを助ける
エネルギー源として用いられるので、この波長領域の遠
赤外線が人体、植物、動物など生体に放射されれば生体
の大部分を占める水分子が活性化され血液循環促進、疲
労回復、飲食物の調理時間短縮、花の開花促進、花の寿
命延長などの効果を奏でる(日本照明学会誌Vol.72 No.
12 1988, p.717「遠赤外線放射の人体への応用」、同学
会誌Vol.74 No.12 1990, p.796「遠赤外線放射の食品工
業への利用現状と将来」、日本セラミックスVol.23 No.
4 1988, p.310「セラミックス遠赤外線放射体とその応
用」、ソウル韓国観光広報株式会社刊、「遠赤外線」参
照)。
【0005】前述した通り、生体に有益な遠赤外線に関
しては多くの研究がなされて来た。このうち遠赤外線ラ
ンプの製造に関連する技術は日本特開昭63-198254 号、
同昭63-236284 号、同昭63-248051 号、同平1-65786
号、同平1-77893 号および同平1-169865号などに開示さ
れており、この遠赤外線ランプを用いて遠赤外線効能を
用いるための応用製品も多い。日立の日本特開平2-5788
3 号および同平2-309169号には冷蔵庫に遠赤外線ランプ
を用いた例、リンナイの日本特開平2-306028号には電子
レンジに用いた例、日本特開平2-154365号には浴槽に用
いた例などが開示されているが、これらの公報には全て
遠赤外線ランプから放射する遠赤外線を用いた時の効能
に関する種々の試験データが共に提示されており、その
試験結果は満足なものであった。
【0006】人体の大部分を構成する水に対する遠赤外
線作用を詳しく説明すれば次の通りである。図1は波長
による水の透過率を示すグラフであって、水は3μm付
近と6μm以上領域の光を吸収する特性を有することが
分かる。水分子(H2 O H−O−H)で酸素と水素間
O−H結合の伸縮振動は2.5ないし3.5μmで、ベ
ンディング振動は10ないし14μmで起こるので、こ
の領域の波長を有する光が供給されれば水はこれを吸収
して振動の促進を得る。言い換えれば、外部からこの波
長領域の光が供給されれば水分子は活性化され、理想的
な結合構造を有するように動くという意味である。
【0007】WIENの公式とも呼ばれる絶対温度と波
長との次の関係式λ=2897/T(ここで、Tは絶対
温度K、λは波長μmを表す)によれば、人の体温を例
として人体の波長が計算できる。すなわち、Tに273
+36.5=309.5を代入すれば波長は9.36μ
mとなり、この波長は遠赤外線領域となる。
【0008】図2Aおよび図2Bはそれぞれ波長による
皮膚の分光透過率(図2A)および皮膚の分光反射率
(図2B)を示すグラフである。主要構成成分が水であ
る人体の皮膚から放射された遠赤外線波長は3ないし5
0μm領域と知られている。特に、8ないし14μm範
囲の波長が全放射エネルギーの約46%を占めることと
知られている。皮膚に放射されたエネルギーは透過、反
射または吸収されるが、図2Aおよび図2Bから波長に
よる吸収エネルギーが計算できる。換言すれば、透過率
と反射率の低い8ないし14μm範囲のエネルギーは大
部分吸収されたという意味である。
【0009】すなわち、この波長領域のエネルギーを供
給されば大部分が水から構成された生体はこれを吸収し
て活発な運動エネルギーとして使用し活性化しやすくな
るが、これは花の早期開花、卵の孵化時期の短縮および
早期熟成、生け花用花の寿命延長などの効果を奏で、人
体に対してはマイクロマッサージ効果、血液循環、発
汗、排泄の促進、早い疲労回復などの効果を奏でる。
【0010】遠赤外線を放射する物質としてはアルミノ
シリケート系Al2 3 −SiO2、コディアライト系
MgO−Al2 3 −SiO2 、ジルコン系ZrO2
SiO2 、炭素系物質、酸化鉄Fe2 3 、酸化マンガ
ンMnO2 、酸化銅CuO、酸化コバルトCo3 4
酸化ニッケルNiO、酸化クロムCr2 3 、酸化リチ
ウムLi2 O、酸化亜鉛ZnO、酸化ビスマスBi2
3 、酸化バリウムBaO、酸化チタンTiO2 、酸化ホ
ウ素B2 3 、酸化ナトリウムNa2 O、酸化カリウム
2 O、5酸化燐P2 5 、酸化モリブデンMo
2 3 、酸化カルシウムCaO等の金属酸化物を用い
る。
【0011】図3は幾つか遠赤外線放射物質の波長によ
る放射強度を黒体と比較して示したグラフであって(4
0℃で測定)、これらは5ないし25μm波長領域で遠
赤外線を放射する。
【0012】図4A、図4Bおよび図4Cはそれぞれ遠
赤外線放射混合体の波長による放射強度を示すグラフ
で、図4AはSiO2 ;60重量%、Al2 3 ;20
重量%、Fe2 3 ;5重量%およびTiO2 ・MnO
・CaO・MgO;15重量%の混合体に対するもの
で、図4BはZrO2 ;50重量%、SiO2 ;30重
量%、Al2 3 ;8重量%、Fe2 3 ;3重量%、
BaO;3重量%、MgO;2重量%およびCaO;4
重量%の混合体に対するもので、図4CはSiO2;5
0重量%、Al2 3 ;45重量%、K2 O;3重量%
およびNa2 O;2重量%の混合体に対するものであ
る。図面から各遠赤外線放射物質は特定波長の遠赤外線
を放射することがわかる。したがって、必要に応じて遠
赤外線放射物質を選択、使用すれば良い。
【0013】映像表示装置の構成部分のうちケースと呼
ばれるキャビネットは装置を内蔵する手段であって外に
現れる部分であるが、通常エンジニアリングプラスチッ
クを用いて製造し、特にABS樹脂、塩化ビニル系樹
脂、アクリル樹脂を多用する。キャビネットは原料樹脂
に顔料、安定剤などを添加し射出機に投入した後射出成
型する方向で製造する。
【0014】キャビネットは主にABS樹脂で製造され
るが、これはスチレン、アクリロニトリルおよびブタジ
エンの3種の成分からなるプラスチックの一種であっ
て、耐衝撃性、耐熱性(耐熱温度は93℃)が優秀であ
る。表1に幾つかのキャビネット材質の熱変形温度を表
した。
【0015】
【表1】
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
した映像表示装置のユーザーが抱えている不安感と経済
的な負担を減じさせるために、各種有害要因をもってい
る従来の映像表示装置から人体に有益な遠赤外線を放射
させ、作業者が快適な環境の中で作業出来るようにする
遠赤外線放射映像表示装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明においては外装用キャビネットを備える
映像表示装置おいて、前記キャビネットが遠赤外線放射
物質、遠赤外線放射ランプおよび遠赤外線放射装置のう
ち少なくとも一つを含むことにより遠赤外線を放射させ
ることを特徴とする遠赤外線放射映像表示装置を提供す
る。
【0018】前記遠赤外線放射物質をキャビネットに含
める方法としては、キャビネットの射出成型時キャビネ
ット製造用原料に前記遠赤外線放射物資を1ないし30
重量%添加して成型することにより含めたり、キャビネ
ットの表面に接着剤または塗料と混合してキャビネット
の表面にコーティングすることにより含めることもでき
る。
【0019】前述した本発明の目的は、前記遠赤外線放
射映像表示装置が遠赤外線放射物質に熱を加える加熱手
段と、装置内部に放射された遠赤外線を外部に反射させ
るための遠赤外線反射層と、これらを内蔵する支持手段
を備えてなる遠赤外線放射装置を含んでなることを特徴
とする遠赤外線放射映像表示装置によっても達成され
る。
【0020】
【作用】本発明は映像表示装置に遠赤外線放射物質を含
めることにより、有害電磁波の悪影響から作業者を保護
し、遠赤外線効果を提供することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を説明する。
本発明の遠赤外線放射映像表示装置を製造する方法は実
施例に示し、本発明の遠赤外線放射映像表示装置の効果
は試験例で示した。
【0022】本発明の一実施例として、本発明では映像
表示装置の外装用キャビネットに遠赤外線放射物質が含
まれたことを特徴とする遠赤外線放射映像表示装置を提
供する。
【0023】遠赤外線放射物質はキャビネットの内部に
含めたり、表面にコーティングすることにより含めるこ
ともできる。
【0024】遠赤外線放射物質をキャビネット製造用原
料と混合して成型することによりキャビネットの内部に
遠赤外線放射物質を含める場合は遠赤外線放射物質の添
加量をキャビネット製造用原料総量に対して1ないし3
0重量%にする。これは、遠赤外線放射物質の添加量が
1重量%より少なければ遠赤外線放射効果が得にくく、
30重量%より多ければキャビネットの耐衝撃性が弱化
され成型しにくくなるからである。好適には5ないし1
5重量%にする。
【0025】また、前記遠赤外線放射物質は酸化アルミ
ニウムAl2 3 、酸化ケイ素SiO2 、酸化マグネシ
ウムMgO、酸化ジルコニウムZrO2 、炭素系物質、
酸化鉄Fe2 3 、酸化マンガンMnO2 、酸化銅Cu
O、酸化コバルトCo3 4、酸化ニッケルNiO、酸
化クロムCr2 3 、酸化チタンTiO2 、酸化ホウ素
2 3 、酸化ナトリウムNa2 O、酸化カリウムK2
O、酸化モリブデンMo2 3 、酸化カルシウムCa
O、酸化亜鉛ZnO、酸化リチウムLi2 O、5酸化燐
2 5 、酸化ビスマスBi2 3 および酸化バリウム
BaOのうち少なくとも一つまたはこれらの複合体のう
ち少なくとも一つが好適である。
【0026】民生用TVやコンピュータ用モニターなど
の場合、キャビネットに遠赤外線放射物質を含めれば、
機器の作動時キャビネット内部の温度が40ないし70
℃に達するので遠赤外線放射量が増加する効果が提供さ
れる利点がある。
【0027】図5Aおよび図5Bは通常的なキャビネッ
ト製造のための射出成型工程を示したが、詳しくはキャ
ビネット製造用原料混合剤をホッパ1内に入れた後、こ
れをピストン2を用いて投入口4に向かって噴けば加熱
装置3を通過する時熔融された混合体が金型5内で一定
した形態に成型される。
【0028】<実施例1>酸化ケイ素SiO2 70重量
%、酸化アルミニウムAl2 3 25重量%および酸化
鉄Fe2 3 5重量%を混合して遠赤外線放射セラミッ
クスを用意する。この遠赤外線放射物質をABS樹脂か
らなったキャビネット製造時原料混合物に原料混合物の
15重量%を取って均一に混合、分散させる。図5に示
した通り、通常の方法にしたがって映像表示装置の外装
用キャビネットを製造する。
【0029】<実施例2>実施例1と同様の方法で行
い、遠赤外線放射物質として酸化ジルコニウムZrO2
60重量%、酸化ケイ素SiO2 25重量%、酸化アル
ミニウムAl2 35重量%、酸化鉄Fe2 3 3重量
%、酸化マグネシウムMgO3重量%および酸化チタン
TiO2 4重量%を混合した混合体を用い、この添加量
はABS樹脂材質の10重量%として映像表示装置の外
装用キャビネットを製造する。
【0030】<試験例1>実施例2にしたがって製造し
たキャビネットを採用して14″モニターを製造する。
図6は本試験例の方法を説明するための図面であるが、
キャビネットの上部に花瓶が置いてある。同一程度に開
花された2本の菊を挿し木して、1本は遠赤外線放射物
質の含まれたキャビネットを採用した14″モニターの
キャビネットの上部に、もう1本は遠赤外線放射物質が
含まれていないだけで前記キャビネットと同一のキャビ
ネットを採用した一般の14″モニターのキャビネット
の上部、すなわち図6に示したようにそれぞれ配置す
る。2モニターのスイッチを付けたまま10日間放置し
た後、菊の変化状態を観察した。図7Aはモニターのス
イッチを付ける前の菊の写真で、2本の花が同一程度に
開花されたことがわかる。図7Bは10日経った写真
で、左側の花が一般キャビネットを採用したモニターの
上部に置いてあった花であり、右側の花が遠赤外放射物
質を採用したモニターの上部に置いてあった花である。
図7Bから遠赤外線放射物質の含まれた本発明のキャビ
ネットを採用したモニターの上部に置いてあった花は今
までも生き生きし葉が伸びているが、一般のキャビネッ
トを採用したモニターの上部に置いてあった花は大部分
萎れたことが分かる。
【0031】遠赤外線放射物質をキャビネットに含める
他の方法としては、遠赤外線放射物質を接着剤および/
または塗料と混合してキャビネットの内部または外部表
面にコーティングする方法である。
【0032】<実施例3>実施例1と同様な遠赤外線セ
ラミックス5重量%をアクリル接着剤95重量%と混合
し、これをABS樹脂キャビネットの外部表面にコーテ
ィングした後熱風乾燥して遠赤外線放射物質のコーティ
ングされたキャビネットを製造する。
【0033】<実施例4>実施例1と同様な遠赤外線セ
ラミックス3重量%を塩化ビニール系感熱性接着剤96
重量%と混合し、ここに界面活性剤およびポリビニール
アルコルを微量ずつ添加して均一に混合する。混合体を
ABS樹脂キャビネットの内部表面に塗布した後40な
いし50℃の熱風で乾燥して遠赤外線放射物質のコーテ
ィングされたキャビネットを製造する。
【0034】<実施例5>実施例2と同様な遠赤外線セ
ラミックス25重量%、塩化ビニール樹脂50重量%、
アクリル酸エステル系可塑剤15重量%、亜鉛系安定剤
1重量%、エポキシ系安定剤2重量%およびアクリル系
接着剤7重量%を均一に混合して、これをABS樹脂キ
ャビネットの内、外部表面に塗布し乾燥して遠赤外線放
射物質のコーティングされたキャビネットを製造する。
【0035】<試験例2>遠赤外線放射物質のコーティ
ングしていない一般キャビネットと実施例5にしたがっ
て製造されたキャビネットを14″モニターに装着して
試験例1と同様な方法で遠赤外線効果を試験した。同一
な程度に開花した2本のばらを挿し木して図6のように
各キャビネットの上部に配置し、モニターのスイッチを
付けたまま花の変化を観察した。図8Aは1日経った写
真で、左側の花が一般のモニターに露出されたものであ
り、右側の花が遠赤外線放射物質のコーティングされた
キャビネットを採用したモニターに露出されたもので、
まだ大きな差は出ないことがわかる。図8Bは5日経っ
た写真で、一般のモニターに露出された花は葉が萎れる
反面、遠赤外線放射物質を含むモニターに露出された花
はまだ生き生きしていることがわかる。
【0036】本発明の他の実施例として本発明において
は、キャビネットの前方に一つ以上の遠赤外線放射ラン
プを備えることを特徴とする遠赤外線放射映像表示装置
を提供する。
【0037】前記遠赤外線放射ランプの電球の表面に黒
色系統の遠赤外線放射物質を塗布して可視光線の透過率
を低めることにより、ランプから放射する光がユーザー
の目を疲れさせないようにすることが好適である。
【0038】そして、ランプ電球の背面には反射板を備
えて遠赤外線放射効率を高めるのが良い。さらに望まし
く、反射板の上部に遠赤外線放射物質を塗布して遠赤外
線放射効率を一層高めるのが良い。
【0039】塗布する遠赤外線放射物質はキャビネット
製造時使った物質の全てを使えるが、これらのうち酸化
ケイ素SiO2 、酸化アルミニウムAl2 3 、酸化マ
ンガンMnO、酸化鉄Fe2 3 、酸化チタンTi
2 、酸化ジルコニウムZrO2および酸化マグネシウ
ムMgOなどが好適に使える。
【0040】また、前記遠赤外線放射ランプの電球を保
護し遠赤外線放射ランプから放射される光を遮断するた
めに着色ガラスまたはプラスチックからなる保護カバー
をさらに設置したほうが好適である。
【0041】前記遠赤外線ランプから放射する熱により
上昇する温度はキャビネット構成材料の熔融温度(通常
的なABS樹脂;93℃)より低いべき、好適には90
℃より低めランプに印加する電力は20W以下にさせ
る。
【0042】遠赤外線放射効率を高めるために前記遠赤
外線放射ランプはユーザーの位置に応じて方向調節が可
能に設置したほうがさらに好適であり、前記遠赤外線放
射ランプはそれぞれ選択的に点灯出来るようにして必要
に応じて使用出来るようにしたほうが便利である。
【0043】図9Aおよび図9Bはそれぞれ本実施例に
よる映像表示装置の正面図および側面図で、従来の装置
のキャビネット前面7に遠赤外線放射ランプ8を設置し
てなることがわかる。6はブラウン管を示す。
【0044】図10は本発明において採用する好適な遠
赤外線ランプの縦断面図であって、遠赤外線が放射され
る電球11の背面には反射板9が備えられ、キャビネッ
ト前面7には保護カバー10が設置された構造である。
【0045】遠赤外線放射ランプは白熱電球形、ハロゲ
ンランプ形などそれ自体から遠赤外線を発生させ得るよ
うになったものであればいずれも可能であるが、これら
の全てはそれ自体内から熱が発生される。発生される熱
は遠赤外線の放射量を増加させる役割を果たすが、高す
ぎる熱が発生される場合はキャビネットの材質を溶かす
可能性が高いのでランプの容量を制限して90℃を越え
てはいけない(通常的なABS樹脂の熔融温度は93℃
である)。
【0046】そして、放出する光が映像表示装置を使用
する人の目が眩しくないようにすべきなので、電球の外
面を光が遮断されるよう黒色で処理したり、遠赤外線放
射セラミックスを黒色系統でしたり、保護カバーを濃い
色のものとする。この際、保護カバーの材質は遠赤外線
ランプから発生する光によりユーザーの目が眩しくしな
いようにする程度のみ遮蔽できるものであれば良い。
【0047】遠赤外線ランプから放射する遠赤外線をユ
ーザーの位置した前面部に放出させ、遠赤外線の放射を
集中するために電球の周辺部に図10に示した通り反射
板を設置しうる。
【0048】遠赤外線ランプは一つの映像表示装置に1
個または複数個を設置し、複数個の場合ランプの点灯与
否をユーザーが選択できるようにしたほうが好適であ
る。勿論、ユーザーの位置、椅子の高さの差、ユーザー
の座高の差などによって焦点の方向を調節自在にできる
よう設計するのが好適である。
【0049】前記遠赤外線放射ランプを採用した映像表
示装置の具体的な効果検証のために次の通り試験した。
【0050】<試験例3>図11Aは遠赤外線放射ラン
プを採用した14″カラーモニターを示し、図11Bは
遠赤外線放射ランプを採用しない14″カラーモニター
を示す。図11Aに示した遠赤外線ランプを採用した映
像表示装置をさらに詳しく説明すれば次の通りである。
【0051】14″カラーモニターのキャビネット前面
の四隅に遠赤外線ランプを図面のとおり設置する。この
際使用した電球は白熱電球の外表面を酸化ケイ素SiO
2 、酸化アルミニウムAl2 3 、酸化マンガンMnO
および酸化鉄Fe2 3 からなる金属酸化物と樹脂との
混合物をコーティングしてなるものでコーティング膜は
黒色である。反射板には20重量%の遠赤外線セラミッ
クスと残量の水ガラス混合液を塗布した。白熱電球の容
量は110V、7Wであり、スイッチを付けてから5分
経った後電球中央部の表面温度が70℃に至るようにし
た。2モニターの前面に50cmの距離を隔てて、図面
のようにたばこを設置する(室内温度25℃、室内湿度
60%RH)。2映像装置のスイッチを付けたまま24
時間放置した後2カ所に設置したたばこの味を比較する
ために15名を対象として官能検査を行った。官能検査
の結果、15名の全員が遠赤外線放射を受けたたばこの
味が既存のモニターの前に放置したたばこの味と異なる
という評価を下し、このうち12名は前者のほうが一層
味がきつくないと言った。
【0052】<試験例4>試験例3と同様な方法で映像
表示装置に遠赤外線ランプを設置し、電球の外表面に酸
化ケイ素SiO2 、酸化アルミニウムAl2 3 、酸化
チタンTiO2 および酸化マグネシウムMgOから構成
された遠赤外線セラミックスをコーティングし、コーテ
ィング膜が白色に近いのでユーザーの目の疲労を減らす
ために保護カバーを設置する。保護カバーは560nm
で透過率43%の着色ガラスを使用した。
【0053】図12Aおよび図12Bは本試験例を説明
するための図面であるが、本試験では遠赤外線放射ラン
プの設置された14″カラーモニターと一般の14″カ
ラーモニターの前方30cm位置に同一な程度に開花し
たばらを挿し木して置いて時間による花の変化状態を観
察した。この際、遠赤外線ランプの容量は7.5W、1
20Vであり、スイッチを付けたまま5分経った時電球
の表面温度は65℃であり、試験中室内温度は25℃、
室内湿度は65%RHであった。
【0054】試験の結果、一般のモニターに露出された
ばらはブラウン管と回路部で発生した電磁波によりすぐ
萎れたが、本発明の遠赤外線放射モニターに露出された
ばらは装置から放射される遠赤外線が有害な電磁波によ
る被害を補償して長い間(約6日以上)満開の状態を保
つことを観察できた。これは、放射された遠赤外線が生
体内の水分子を活性化し、植物の成長活動に必要なエネ
ルギーを供給することにより、生き生きしている状態を
伸びる機能をしたと言える。
【0055】本発明の第3実施例として本発明において
は、遠赤外線放射物質と、前記遠赤外線放射物質に熱を
加える加熱手段と、装置内部に放射された遠赤外線を外
部に反射させる遠赤外線反射層と、これらを内蔵する支
持手段を備えてなる映像表示装置用遠赤外線放射装置を
少なくとも一つ採用した遠赤外線放射映像表示装置を提
供する。
【0056】前記遠赤外線放射物質としては本発明の第
1実施例によってキャビネットの内部に含めた遠赤外線
放射物質の全てが使用出来るが、ABS樹脂、塩化ビニ
ール系樹脂、アクリル樹脂など支持手段をなす基本の材
質を変形しないように適用温度が低くても効率の高い低
温・高効率の遠赤外線放射セラミックスを使用したほう
が好適であるが、酸化アルミニウムAl2 3 系、酸化
ケイ素SiO2 系、酸化ジルコニアZrO2 系などがあ
る。
【0057】また、前記遠赤外線放射装置を映像表示装
置に装着する際所定の装着手段が要求されるが、接着剤
で固定させるか映像装置のキャビネット製造時成型設計
を変更して容易に装着させることもできる。
【0058】以下、図面に基づき本実施例を詳細に説明
する。
【0059】図13Aおよび図13Bには本実施例によ
る遠赤外線放射装置の基本構造が示されているが、図1
3Aは透視図であり、図13Bは断面図である。支持お
よび内蔵手段16としては映像表示装置のキャビネット
ケース材質であるABS樹脂を使用し、その上部に遠赤
外線反射層15を設置する。この遠赤外線反射層15の
上部には遠赤外線放射量を増加できるように熱源14を
設置するが、熱は本装置の材質を変形しない温度範囲で
加えるべき、50℃程度であれば十分である。図13B
のように熱源の上部には遠赤外線放射物質を充填、成型
または塗布して遠赤外線放射物質層13を形成する。遠
赤外線放射物質としては低温・高効率の遠赤外線放射セ
ラミックスを使用したほうが良いが、酸化アルミニウ
ム、酸化ケイ素、酸化ジルコニウムなどを好適に使用出
来る。
【0060】このように構成された遠赤外線放射装置の
上面および内部の側面は放射される遠赤外線の効率を保
つために透明アクリル膜12を備えるのが好適である
が、内部に遠赤外線反射層15と熱源14を有している
ので不透明なABS樹脂、塩化ビニール系樹脂などで膜
を製造しても大幅に効果が落ちることではない。熱源を
電気的に連結させうるように外部へ電気線を引き抜いて
電源17に連結させる。
【0061】本実施例の遠赤外線放射装置は従来の映像
表示装置のキャビネット前面部に画像を遮断しないよう
に設計して接着剤で固定したり、キャビネット製造時成
型設計を変更して容易に装着できるようにする。電源コ
ードは外部に引き抜いて直接に電源に連結でき、キャビ
ネット内部の回路部分に引き抜いてセット組立時連結す
ることもできる。
【0062】このような遠赤外線放射装置を映像表示装
置の前面に接着採用すれば、遠赤外線は作業者が位置す
る前面に放射されるので高い効果が得られる。
【0063】図14Aおよび図14Bは図13Bに示し
た遠赤外線放射装置と基本的な構造は同一であるが、そ
れぞれバー型(図14A)および円筒形(図14B)構
造の断面図であって、必要なところに必要なほど容易に
付着して使用できるようになったものである。未説明符
号18は接着剤のような接着手段である。
【0064】図15A、図15Bおよび図15Cはそれ
ぞれ図13B、図14Aおよび図14Bに示した遠赤外
線放射装置を映像表示装置に採用した形を示す図面で、
映像表示装置の外面、キャビネットの前面部から遠赤外
線が放射されるように設置されたものである。図15A
において矢印は遠赤外線が放射される方向を示す。
【0065】以上のように本実施例で提供される遠赤外
線放射装置を映像表示装置に採用した時の遠赤外線放射
効果を検証するために次のような試験を行った。
【0066】<試験例5>図13Aに示した遠赤外線放
射装置を図15Aのように14″CDT(Color Display
Tube)に装着し熱源を電源と連結して40℃で加熱し
た。遠赤外線放射装置を採用した前記CDTと遠赤外線
放射装置を採用しなかっただけで前記と同一な14″C
DTのスイッチを付けたまま図12Aおよび図12Bに
示したことと同一の要領で菊を挿し木して映像表示装置
から30cm距離を隔てて時間の経過による花の変化状
態を観察した。温度、水を取り替えてやる時間と状態な
ど周囲環境は同一にした。
【0067】試験の結果、同一な程度に開花した菊は7
日経つとはっきり差が出始まったたが、一般の映像表示
装置の前面に置いてあった菊が遠赤外線放射装置を採用
した映像表示装置の前面に置いてあった菊より若干萎れ
た。同一な状態で14日経った後、一般の映像表示装置
の前面に置いてあった菊は殆ど萎れていたが、遠赤外線
放射装置を採用した映像表示装置の前面に置いてあった
菊は依然として生き生きし葉および幹も生えていた。
【0068】以上のように、遠赤外線を放射する装置は
映像表示装置に簡単に付着することにより作業者に遠赤
外線効果を提供できる実用的なもので、いずれかの形態
であっても製造可能である。
【0069】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の遠赤外線放
射源の含まれた映像表示装置においては、生体に有益な
遠赤外線が放射されるのでこれを使う作業者は各種有害
電磁波による被害から逃れられるのみならず、遠赤外線
が提供する活力とエネルギーを受けられる。
【0070】本発明の映像表示装置は請求範囲に開示さ
れた範疇内で色々の改変が可能であり、民生用TV、コ
ンピュータは勿論、LCD、PDPなど有害波を放射す
る全ての映像表示装置に例外なく適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は波長による水の透過率を示すグラフで
ある。
【図2】 図2Aおよび図2Bはそれぞれ波長による皮
膚の分光透過率(図2A)および皮膚の分光反射率(図
2B)を示すグラフである。
【図3】 図3は幾つか遠赤外線放射物質の波長による
放射強度を黒体と比較して示したグラフである。
【図4】 図4A、図4Bおよび図4Cはそれぞれ幾つ
か遠赤外線放射混合体の波長による放射強度を示すグラ
フである。
【図5】 図5Aおよび図5Bはキャビネットの製造の
ための射出成型工程を示す図面である。
【図6】 図6は本発明の試験例1の方法を説明するた
めの図面である。
【図7】 図7Aおよび図7Bは本発明の試験例1によ
り得られる映像表示装置の遠赤外線放射効果を試験した
菊の写真である。
【図8】 図8Aおよび図8Bは本発明の試験例2によ
り得られる映像表示装置の遠赤外線放射効果を試験した
ばらの写真である。
【図9】 図9Aおよび図9Bはそれぞれ本発明の第2
実施例による映像表示装置の正面図(図9A)および側
面図(図9B)である。
【図10】 図10は本発明で好適に採用する遠赤外線
ランプの縦断面図である。
【図11】 図11Aおよび図11Bは本発明の試験例
3を説明するための図面である。
【図12】 図12Aおよび図12Bは本発明の試験例
4を説明するための図面である。
【図13】 図13Aおよび図13Bは本発明による遠
赤外線放射装置の基本構造であって、図13Aは透視図
であり、図13Bは図13Aに示した装置のA−A線に
沿って切断した断面図である。
【図14】 図14Aは本発明による遠赤外線放射装置
の他の実施例を示す図面であって、図15Bに示した装
置のB−B線に沿って切断した図13Bに対応する断面
図である。図14Bは本発明のさらに他の実施例であっ
て図15Cに示した装置のC−C線に沿って切断した断
面図である。
【図15】 図15A、図15Bおよび図15Cはそれ
ぞれ図13A、14Aおよび図14Bに示した遠赤外線
放射装置を映像表示装置に採用した形を示す図面であ
る。
【符号の説明】
1…ホッパ、 3…加熱装
置、4…投入口、 5…金
型、6…ブラウン管、 7…キャ
ビネット前面、9…反射板、
10…保護カバー、11…電球。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は波長による水の透過率を示すグラフで
ある。
【図2】 図2Aおよび図2Bはそれぞれ波長による皮
膚の分光透過率(図2A)および皮膚の分光反射率(図
2B)を示すグラフである。
【図3】 図3は幾つか遠赤外線放射物質の波長による
放射強度を黒体と比較して示したグラフである。
【図4】 図4A、図4Bおよび図4Cはそれぞれ幾つ
か遠赤外線放射混合体の波長による放射強度を示すグラ
フである。
【図5】 図5Aおよび図5Bはキャビネットの製造の
ための射出成型工程を示す図面である。
【図6】 図6は本発明の試験例1の方法を説明するた
めの図面である。
【図7】 図7Aおよび図7Bは本発明の試験例1によ
り得られる映像表示装置の遠赤外線放射効果を試験した
生物の形態を表す写真である。
【図8】 図8Aおよび図8Bは本発明の試験例2によ
り得られる映像表示装置の遠赤外線放射効果を試験した
生物の形態を表す写真である。
【図9】 図9Aおよび図9Bはそれぞれ本発明の第2
実施例による映像表示装置の正面図(図9A)および側
面図(図9B)である。
【図10】 図10は本発明で好適に採用する遠赤外線
ランプの縦断面図である。
【図11】 図11Aおよび図11Bは本発明の試験例
3を説明するための図面である。
【図12】 図12Aおよび図12Bは本発明の試験例
4を説明するための図面である。
【図13】 図13Aおよび図13Bは本発明による遠
赤外線放射装置の基本構造であって、図13Aは透視図
であり、図13Bは図13Aに示した装置のA−A線に
沿って切断した断面図である。
【図14】 図14Aは本発明による遠赤外線放射装置
の他の実施例を示す図面であって、図15Bに示した装
置のB−B線に沿って切断した図13Bに対応する断面
図である。図14Bは本発明のさらに他の実施例であっ
て図15Cに示した装置のC−C線に沿って切断した断
面図である。
【図15】 図15A、図15Bおよび図15Cはそれ
ぞれ図13A、14Aおよび図14Bに示した遠赤外線
放射装置を映像表示装置に採用した形を示す図面であ
る。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持および外装用キャビネットを含む映
    像表示装置において、 前記キャビネットがキャビネット製造用原料にキャビネ
    ット製造用原料総量に対して1ないし30重量%の遠赤
    外線放射物質を混合して成型されることにより、遠赤外
    線放射物質がキャビネットの内部に含まれてなることを
    特徴とする遠赤外線放射映像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記遠赤外線放射物質の添加量がキャビ
    ネット製造用原料総量に対して5ないし15重量%であ
    ることを特徴とする請求項1項記載の遠赤外線放射映像
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記遠赤外線放射物質が酸化アルミニウ
    ムAl2 3 、酸化ケイ素SiO2 、酸化マグネシウム
    MgO、酸化ジルコニウムZrO2 、炭素系物質、酸化
    鉄Fe2 3 、酸化マンガンMnO2 、酸化銅CuO、
    酸化コバルトCo3 4 、酸化ニッケルNiO、酸化ク
    ロムCr2 3 、酸化チタンTiO2、酸化ホウ素B2
    3 、酸化ナトリウムNa2 O、酸化カリウムK2 O、
    酸化モリブデンMo2 3 、酸化カルシウムCaO、酸
    化リチウムLi2 O、酸化亜鉛ZnO、酸化ビスマスB
    2 3 、5酸化燐P2 5 および酸化バリウムBaO
    のうち少なくとも一つまたはこれらの複合体のうち少な
    くとも一つであることを特徴とする請求項1項記載の遠
    赤外線放射映像表示装置。
  4. 【請求項4】 支持および外装用キャビネットを含む映
    像表示装置において、 前記キャビネットが遠赤外線放射物質を接着剤または塗
    料と混合してキャビネットの表面に塗布することにより
    遠赤外線放射物質を含めてなることを特徴とする遠赤外
    線放射映像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記遠赤外線放射物質が酸化アルミニウ
    ムAl2 3 、酸化ケイ素SiO2 、酸化マグネシウム
    MgO、酸化ジルコニウムZrO2 、炭素系物質、酸化
    鉄Fe2 3 、酸化マンガンMnO2 、酸化銅CuO、
    酸化コバルトCo3 4 、酸化ニッケルNiO、酸化ク
    ロムCr2 3 、酸化チタンTiO2、酸化ホウ素B2
    3 、酸化ナトリウムNa2 O、酸化カリウムK2 O、
    酸化モリブデンMo2 3 、酸化カルシウムCaO、酸
    化リチウムLi2 O、酸化亜鉛ZnO、酸化ビスマスB
    2 3 、5酸化燐P2 5 および酸化バリウムBaO
    のうち少なくとも一つまたはこれらの複合体のうち少な
    くとも一つであることを特徴とする請求項4項記載の遠
    赤外線放射映像表示装置。
  6. 【請求項6】 支持および外装用キャビネットの前面に
    遠赤外線放射ランプを備えた遠赤外線放射映像表示装
    置。
  7. 【請求項7】 前記遠赤外線放射ランプが遠赤外線を放
    射する電球の背面に反射板をさらに備えてなることを特
    徴とする請求項6項記載の遠赤外線映像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記遠赤外線放射ランプの電球表面が黒
    色系統の遠赤外線放射物質で塗布されていることを特徴
    とする請求項6項記載の遠赤外線放射映像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記遠赤外線放射物質が酸化アルミニウ
    ムAl2 3 、酸化ケイ素SiO2 、酸化マグネシウム
    MgO、酸化ジルコニウムZrO2 、炭素系物質、酸化
    鉄Fe2 3 、酸化マンガンMnO2 、酸化銅CuO、
    酸化コバルトCo3 4 、酸化ニッケルNiO、酸化ク
    ロムCr2 3 、酸化チタンTiO2、酸化ホウ素B2
    3 、酸化ナトリウムNa2 O、酸化カリウムK2 O、
    酸化モリブデンMo2 3 、酸化カルシウムCaO、酸
    化リチウムLi2 O、酸化亜鉛ZnO、酸化ビスマスB
    2 3 、5酸化燐P2 5 および酸化バリウムBaO
    のうち少なくとも一つまたはこれらの複合体のうち少な
    くとも一つであることを特徴とする請求項6項記載の遠
    赤外線放射映像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記遠赤外線放射ランプが着色ガラス
    またはプラスチックからなる保護カバーをさらに含むこ
    とを特徴とする請求項6項記載の遠赤外線放射映像表示
    装置。
  11. 【請求項11】 前記遠赤外線放射ランプに印加される
    電力が20W以下であり、前記遠赤外線放射ランプから
    放射する熱による周辺装置の上昇温度が90℃より低い
    ことを特徴とする請求項6項記載の遠赤外線放射映像表
    示装置。
  12. 【請求項12】 前記遠赤外線放射ランプがユーザーの
    位置に応じて方向を調節出来るように設置されたことを
    特徴とする請求項6項記載の遠赤外線放射映像表示装
    置。
  13. 【請求項13】 前記一つ以上の遠赤外線放射ランプを
    選択的に点灯出来るようになることを特徴とする請求項
    6項記載の遠赤外線放射映像表示装置。
  14. 【請求項14】 前記反射板がその上部に遠赤外線放射
    物質を塗布してなることを特徴とする請求項7項記載の
    遠赤外線放射映像表示装置。
  15. 【請求項15】 遠赤外線放射物質に熱を加える加熱手
    段と、装置内部に放射された遠赤外線を外部に反射させ
    るための遠赤外線反射層と、これらを内蔵する支持手段
    を備える遠赤外線放射装置を含めてなることを特徴とす
    る遠赤外線放射映像表示装置。
  16. 【請求項16】 前記遠赤外線放射物質が酸化アルミニ
    ウムAl2 3 、酸化ケイ素SiO2 、酸化マグネシウ
    ムMgO、酸化ジルコニウムZrO2 、炭素系物質、酸
    化鉄Fe2 3 、酸化マンガンMnO2 、酸化銅Cu
    O、酸化コバルトCo3 4 、酸化ニッケルNiO、酸
    化クロムCr2 3 、酸化チタンTiO2 、酸化ホウ素
    2 3 、酸化ナトリウムNa2 O、酸化カリウムK2
    O、酸化モリブデンMo2 3 、酸化カルシウムCa
    O、酸化リチウムLi2 O、酸化亜鉛ZnO、酸化ビス
    マスBi2 3 、5酸化燐P2 5 および酸化バリウム
    BaOのうち少なくとも一つまたはこれらの複合体のう
    ち少なくとも一つであることを特徴とする請求項15項
    記載の遠赤外線放射映像表示装置。
  17. 【請求項17】 前記支持手段がABS樹脂、塩化ビニ
    ル系樹脂およびアクリル樹脂のうち少なくとも一つから
    なることを特徴とする請求項15項記載の遠赤外線放射
    映像表示装置。
  18. 【請求項18】 前記遠赤外線放射装置が映像表示装置
    との接続のための接続手段をさらに含むことを特徴とす
    る請求項15項記載の遠赤外線放射映像表示装置。
  19. 【請求項19】 前記接続手段が接着剤を用いることを
    特徴とする請求項18項記載の遠赤外線放射映像表示装
    置。
  20. 【請求項20】 支持および外装用キャビネットを含む
    映像表示装置において、 前記キャビネットが遠赤外線放射物質、遠赤外線放射ラ
    ンプおよび遠赤外線放射装置のうち少なくとも一つを含
    むことにより遠赤外線を放射するようになることを特徴
    とする遠赤外線放射映像表示装置。
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