JPH0213380A - カルボマイシン生合成遺伝子carE由来の4”―0―イソバレリル アシラーゼをコードしている組換えDNAベクター - Google Patents

カルボマイシン生合成遺伝子carE由来の4”―0―イソバレリル アシラーゼをコードしている組換えDNAベクター

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JPH0213380A
JPH0213380A JP1120233A JP12023389A JPH0213380A JP H0213380 A JPH0213380 A JP H0213380A JP 1120233 A JP1120233 A JP 1120233A JP 12023389 A JP12023389 A JP 12023389A JP H0213380 A JPH0213380 A JP H0213380A
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streptomyces
gene
dna
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Janet Kay Epp
ジャネット・ケイ・エプ
Brigitte Elisabeth Schoner
ブリジット・エリザベス・ショナー
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/10Transferases (2.)
    • C12N9/1025Acyltransferases (2.3)
    • C12N9/1029Acyltransferases (2.3) transferring groups other than amino-acyl groups (2.3.1)
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、4°′−〇−イソバレリルアシラーゼ酵素を
コードしているcar Eと命名した新規遺伝子、該c
ar E遺伝子を用いる方法、該アシラーゼ酵素をコー
ドしている組換えDNAクローニングベクター、該ベク
ターを含有する形質転換体、および該形質転換体によっ
て産生される酵素に関する。
[従来の技術] ストレプトマイセス・サーモトレランス(Strept
omyces thermotolerans)は、1
6員の環状ラクトンと2種類の糖残基ミカロースおよび
ミカミノースからなるマクロライド系抗生物質であるカ
ルボマイシンを産生ずる。カルボマイシンの抗生物質活
性は、池のマクロライド類と同様、カルボマイシンのリ
ポソームへの結合を含む機序によってタンパク質の合成
を阻害することによっている。
カルボマイシンの生合成には、アシラーゼ酵素が介する
ミカロース残基の4”−OH位へのイソバレリル基(イ
ンバレリル補酵素Aに由来する)の結合が含まれる。c
ar E遺伝子は4’’−O−イソバレリルアシラーゼ
活性をコードしている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、ストレプトマイセス属およびその他多数の宿
主細胞中で有用なイソバレリルアシラーセをコードして
いる発現ベクターを提供するものである。ストレプトマ
イセス属での組換えDNA法の開発・展開は、この産業
上重要な微生物の抗生物質産生能力を改善して抗生物質
の収量を増加させる目的だけでなく、新規抗生物質を産
生させる目的でも進められてきた。組換えDNA法によ
ってストレプトマイセス属を修飾するのに利用すること
ができる抗生物質生合成遺伝子の数が今のところ少ない
ことから、この開発は幾分遅れていた。
本発明はそのような利用に適した抗生物質生合成遺伝子
の数を増やすものであり、この点で有用であり、特に重
要である。
本発明のベクターは、多種類のストレプトマイセス属細
胞中に導入することができ、またその中で選択され得る
ので特に有用である。ストレプトマイセス属は臨床的に
重要な抗生物質の半分以上を与え、従って産業上重要な
群である。本発明は、この産業上重要な群だけでなく、
その他の抗生物質産生微生物群に対しても有用な新規ベ
クターおよび方法を提供するものであり、発酵において
カルボマイシンの収量を増加させ、また、新規抗生物質
および抗生物質誘導体を製造することを可能にするもの
である。
本明細書中に開示した発明のために以下の語句を定義す
る。
AmR:アンビシリン耐性を付与する遺伝子。
抗生物質:微生物によって産生される物質であって、天
然に、または限定された修飾を受けた後、他の微生物ま
たは真核細胞の増殖を阻害するかまたは死滅させる物質
抗生物質生合成遺伝子ニー次中間代謝物を抗生物質に変
換する生化学的過程を仲介することができる1またはそ
れ以上の活性をコードしているDNAセグメント。
抗生物質生合成経路ニー次中間代謝物を抗生物質に変換
する過程に最小限必要とされる一組の完全な抗生物質生
合成遺伝子群。
抗生物質産生微生物:抗生物質を産生ずるか、または発
現したときには抗生物質を産生させる遺伝子を含有して
いるあらゆる微生物であって、アクチノプラネス(Ac
tinoplanes)、アクチノマズラ(Actin
omadura)、バシラス(Bacillus)、七
フ70スボリウム(Cephalosporium)、
ミクロモノスポラ(Micromonospora)、
ペニシリウム(Penicillium)、ノカルジア
(Nocardia)、およびストレプトマイセス属を
含むが、これらに限定はされない。
抗生物質耐性付与遺伝子:ある抗生物質に対する耐性を
付与する酵素またはその他の活性をコードしているDN
Aセグメント。
ApR:アンビシリン耐性を付与する遺伝子。
二官能性クローニングシャトルベク9−:2種類の別の
分類群の微生物で複製することができ、モして/または
組込まれ得る組換えDNAクローニングベクター。
carA :タイプAのカルボマイシン耐性付与遺伝子
carB :タイプBのカルボマイシン耐性付与遺伝子
carG :カルボマイシンの16員の環状ラクトンを
生成するのに必要な活性をコードしている1またはそれ
以上の遺伝子からなるDNA配列。
carE :ストレプトマイセス・サーモトレランスか
ら単離可能な、4パ−O−イソバレリルアシラーゼ活性
をコードしているDNALJll。
クローニング二組換えDNAクローニングベクター中に
DNAセグメントを導入し、この組換えDNAで宿主細
胞を形質転換する過程。
cos ニラムダ(λ)の付着末端配列。
コスミド:ブラスミドと同じように宿主細胞中で複製し
得るだけでなく、ファー2頭部にパッケージングもされ
得る組換えDNAクローニングベクター。
遺伝子:プロモーターと暗号配列からなるDNA配列で
あって、該プロモーターが該暗号配列を転写させるよう
に設置されているDNA配列。
遺伝子ライブラリー:ある特定の微生物の実質的にすべ
てのDNAを構成しているDNAセグメント群がクロー
ニングされた一組の組換えDNAクローニングベクター
ハイブリダイゼーション:2本の1本鎖DNA分子をア
ニーリングして2本鎖DNA分子を形成させる過程であ
り、この2本鎖分子は塩基が完全に対になっていてもよ
いし、なっていなくてもよい。
NmR:ネオマイシン耐性を付与する遺伝子。
oriニブラスミドの複製起源。
ファスミド:ファージとしてふるまうこともあるし、ま
たプラスミドとしてふるまうこともある組換えDNAベ
クター。
組換えDNAクローニングベクター;1またはそれ以上
の別のDNA分子を付加したか、または付加することが
できるDNA分子からなる、自律的に複製するか、また
は組込まれるあらゆる媒体であり、プラスミドを含むが
これに限定はされない。
制限フラグメント:1またはそれ以上の制限酵素の作用
によって生成したあらゆる直線状のDNA分子。
rRNA:リポソーム性のリボ核酸。
感受性宿主細胞:ある抗生物質の存在下では、その抗生
物質に対する耐性を付与するDNAセグメントがないと
増殖することができない宿主細胞。
TcR:テトラサイクリン耐性の表現型、またはそれを
付与する遺伝子。
形質導入体二組換えファージ感染による形質転換を受け
た受容宿主細胞。
形質転換体:形質転換を受けた受容宿主細胞。
形質転換:遺伝子型が変化し、受容宿主細胞が変化する
結果になる、受容宿主細胞へのDNAの導入。
tsrR:チオストレプトン耐性の表現型、またはそれ
を付与する遺伝子。
本明細書に添付した図面は縮尺して描かれているが、観
察される制限フラグメントの大きさが、地図上の距離か
ら計算した大きさと若干具なっていることもある。Mb
oIなどのいくつかの制限酵素については、便利なよう
に一部の切断部位だけを示した。
第1図は、プラスミドpOJ171の制限部位および機
能地図を示す模式図であり、 第2図は、プラスミドpOJ160の制限部位および機
能地図を示す模式図であり、 第3図は、プラスミドpOJ313の制限部位および機
能地図を示す模式図であり、 第4図は、プラスミドpOJ159の制限部位および機
能地図を示す模式図であり、 第5図は、プラスミドpo J 230の制限部位およ
び機能地図を示す模式図であり、 第6図は、プラスミドpo J 235の制限部位およ
び機能地図を示す模式図であり、 第7図は、プラスミドpcZR111の制限部位および
機能地図を示す模式図である。
[課題を解決するための手段] 本発明は、4°′−O−イソバレリルアシラーゼ活性を
コードしている新規遺伝子(car Eと命名)に関ス
る。このアシラーゼをコードしている組換えDNA発現
ベクターを用いて抗生物質の収量を増加させることがで
き、また新規抗生物質を産生させることができる。ca
r E遺伝子の暗号配列は、微生物中の4”−〇−イン
バレリルアンラーゼ活性を増加させる方法において有用
である。この方法は、car E遺伝子産物の発現をコ
ードしている組換えDNAベクターで微生物を形質転換
し、この形質転換細胞を遺伝子発現に適した条件下で培
養することからなる。
アメリカン・タイプ・カルチャー−コレクション(Am
erican Type Cu1ture Co11e
ction、 RockvilIe、 MD 2085
2)から取得番号ATCC11416のもとて入手可能
な、ストレプトマイセス・サーモトレランス(S、サー
モトレランス)のカルボマイシン産生株からcar E
遺伝子を単離した。即ち、S、サーモトレランスのゲノ
ムDNAを制限酵素Mbolで部分的に消化し、得られ
たDNAをHpaI  BamHI消化のコスミドpK
C462A[ノーザン・リージョナル・リサーチ・セン
ター(Agricultural Re5earch 
5ervice、 Northern Regiona
lResearch Center、 Peoria、
 IL 61604)から取得番号NRRL B−15
973のもとで入手可能;1985年6月3日寄託]に
挿入して、プラスミドpOJ171を含む多数のcar
 E含有プラスミドを得た。プラスミドpOJ171(
第1図)は、実施例1記載のようにして、大腸菌(E、
coli)K 12  SF8/pOJ 171(NR
RL  B−18169;1987年2月6日寄託)か
ら単離することができる。car E遺伝子は、プラス
ミドpOJ171から〜3.8kbのEcoRI制限フ
ラグメントで単離することができる。
また、このcar E遺伝子は、多数の微生物における
遺伝子マーカーとして有用なカルボマイシン耐性付与遺
伝子(car Bと命名)を含有しているプラスミドp
OJ159から単離することもできる。
プラスミドpOJ159(第4図)は、実施例2記載の
ようにして、ストレプトマイセス・グリセオフスカス(
Streptomyces griseofuscus
)C581/pOJ 159(NRRL  18090
 ; 1986年7月29日寄託)から単離することが
できる。
プラスミドpOJ159は、ストレプトマイセス・サー
モトレランスのゲノムD N A ヲ制限酵素Mb。
■で部分的に消化し、得られたDNAをBglll?M
化のプラスミドpI J 702(A、TCC3915
5)に挿入し、そしてカルボマイシン耐性のストレプト
マイセス形質転換体を同定することによって構築した。
しかし、プラスミドpOJ159も本発明のCarE遺
伝子を含有している。car E遺伝子はストレプトマ
イセス・サーモトレランスから単離されているので、こ
のcarE遺伝子は、carE遺伝子のプロモーターが
機能するS、サーモトレランスおよびその他の宿主細胞
中でアシラーゼ活性を発現させる。S、サーモトレラン
スの無傷のcarE遺伝子を用い、多種の宿主細胞、特
にストレプトマイセス属のあらゆる種において4”−0
−イソバレリルアシラーゼ活性を生成させることができ
ることは当業者の認めるところであろう。
car E遺伝子の配列を、暗号配列の上流の5′末端
を先頭にして、以下に示す。この5′非暗号配列は、本
発明の別の重要な態様であるcar E遺伝子のプロモ
ーターを含有している。car E遺伝子の解読鎖の配
列だけを示すが、非解読鎖の配列は周知の塩基対の規則
(AがTと対になり、CがGと対になる)によって得る
ことができる。また、car E遺伝子産物のアミノ酸
残基配列も、アミノ末端を先頭にして、以下に示す。各
アミノ酸残基はその残基をコードしているDNAの下に
示す。
DNA配列およびアミノ酸残基配列の両者には、本発明
の理解を容易にするため番号を付した。
carE遺伝子のヌクレオチド配列およびcarE遺5
’−GGATCCGGCCACGAAGTGGT GG
AGGTTCTG GTCCGCGGCG CCTTC
ACCGAllo                1
30               150CCACG
GACGT ACTGTrCGCCCCTCTTGCG
CTGGTCGGCCCGGCGCAGCGAACTG
AACAGCTCCGAGCAGG TCTCGGAG
AT GTGCGTATCG AAGTCGTCATG
GACACCGGT GTCCCACATG GAGG
CCGACG GTrTrGAGCCACACGGAA
TACTGTGCACTA TGACCCTCACAA
GCCGCTTG ATCCACTGGA AAAGA
CCTGCTGGCCAGCCT CAGTTAATT
CGTTCCGTAAA TCCAGGTGCCGAG
GCCACACTGmCCGGA TGATTAAAT
CCGCGTCGCCCGGTGACGAAA CCA
CCGTCGCCGGCCGTGCA GCGGTGG
GAA CACACCACTG TCGCGCGGCG
GCTCACACTCTTrGTCAGAT ACGC
CTrGCCCGCC;GCCGCGet TCCGCT CTA CTG GTA TTCACC
TCCCAT ATA TCG ACA CAG CC
G TTCSer Ala Leu Leu Val 
Pha Thr Ser His  IIs Ser 
Thr Gin Pro PheTTCAAG AAC
ACCGAG ATCAAT TCCGCG CTG 
CAG TTCCCG CTG AACCGG CTG
 GGCCCG CTG ACG GTCTCG Tr
CTTCTTCATG CTCAGCGGTTTCGT
CCTCACCTGG GCG GGT CTG CC
CGACAAG TCCAAG GTG MCTTCT
GG CGG CGG CGCACG GTCCGCG
CG TACTCG CTG CACCTG CCCG
TG CTG CTG GTG ACG CTG CT
G ATCGTG CTG GCCCTCAACGAG
 CCCVaILeu Lau VaIThr Leu
 Leu 工1e Val neu Ala Leu 
Asn Glu Pr。
95               Zoo     
         105AACATG GGCCGA
 TCG GTG TGG GACGGA CTG C
TCACG AACCTG CTGCTG ATCCA
G GCA TGG TTCCCCGACCACCAC
GAG TACGGCAGCATGAACCCG GT
G GCG TGG TCG CTCTCCTGCGA
G CTG ’ITCTTCTACGCCAsn Pr
o Val Ala Trp Ser Leu Ser
 Cys Glu Leu F’he Phe Tyr
 A1mATG TTCCCG TTCCTCTTCG
CCTTCTTCACCAAG GTCCGT ACG
 GACCGG CTCTGG CGG TGG GC
CGCCGCG GTG TCCGTG GCCGCC
GTCTCCATCCCCCTG GTCGCA CT
G CTG CTG CCG GC(: AGCCCG
 CCCCTG CCGIIs Pro Leu Va
l Ala Leu Leu Leu Pro Ala
 Ser Pro Pro Leu Pr。
TGG GACCCG GACATG CCG CAG
 CTG CGG TGG TGG TTCATCTA
CATGTTCCCG CCG GTG CGG CT
G CTG GAG TTCGTG CTCGGG A
TG CTCATGGCCGAG ATCGTG AT
CCGG GGA CGCTGG AGG GGCCC
G CGT CCCCCGGCCTGCGTCGCG 
CTG TTCTCA GCG GTG TTCGCG
 GTG ACG TTCCCCGTG CCG AA
CCACTACGACCCCGGCGCG TrG A
CCGTCCCG GTG A1mGCG CTG C
TG CTCGCCTCG GTG GCCGTCGG
T (iAT GTG CGCGGCGTCCGCTC
CTGG CTG GGG ACCAGG ACG A
TG GTG CTG CTG GGG GAA CT
CACCTTCGCCTTCTACCTCGTG CA
CTACCTG ATCATCCAG TACCCCC
ACCGCTTCGCCGGCGGG AAG GAG
 GGCTAT TACCGG CAG TGG GA
CACA CCG GCCGCCGTCGGG CTG
 ACCCTG CTCGCCTTCACG CTG 
CCCCTG GGG CTG TCG GCG TT
CCTG CACTTCTTCGTG GAG AAG
 CCG GTCATG CGA ACCCTG GG
A CGG CCG CGG CGG TCCCCG 
GACGCCGGCTCGACA  CCCAGG  
TCCGAA  CCCGCCCCG  TCCGGC
ACT  CCG  TAG  CCG  ACGCG
CGACGACCGG TGCGCG GCG CGC
CCT COG GCG CGCCCCGCA CCG
GTG TGCGTCAGCGCCCGT GGA G
TT CCT CGA AGA GTG TGA TC
CATTGGCCCG GG−3’ 上記の配列中、Aはデオキシアデニル、Gはデオキシグ
アニル、Cはデオキシシチジル、Tはチミジル、Ala
はアラニン、Argはアルギニン、Asnはアスパラギ
ン、Aspはアスパラギン酸、Cysはシスティン、G
lnはグルタミン、Gluはグルタミン酸、Glyはグ
リシン、Hisはヒスチジン、Ileはインロイシン、
Leuはロイシン、Lysはリジン、Metはメチオニ
ン、Pheはフェニルアラニン、Proはプロリン、S
erはセリン、Thrはトレオニン、Trpはトリプト
ファン、Tyrはチロシン、そしてValはバリンであ
る。
本発明の種々のベクターは、プラスミドpOJ171ま
たはpOJ159のどちらかを出発物質として容易に構
築することができる。無傷のcarE遺伝子を含有する
ベクターはストレプトマイセス属で用いるのに特に好ま
しい。例えば、プラスミドpOJ171の〜3.8kb
のcar E遺伝子含有のEcoRI制限フラグメント
を単離し、EcoRI消化したプラスミドpOJ160
(第2図、NRRL  B−18088; 1986年
7月29日寄託)に挿入してプラスミドpOJ313(
第3図)およびpOJ313Aを得た(これらのプラス
ミドは、〜3.8kbのEcoRI制限フラグメントの
配向だけが異なっている)。プラスミドpo J 31
3およびpOJ313Aの構築プロトコールを実施例3
に示す。
本発明のプラスミドpOJ230(第5図)は、実施例
4記載のようにして、プラスミドpOJ159の〜2.
4kbのcar E遺伝子含有のBamHI制限フラグ
メントをBamHI消化のプラスミドpOJ160にラ
イゲートすることにより、プラスミドpOJ159から
誘導した。このフラグメントは2つの配向で挿入するこ
とができるので、このライゲートによって、〜2.4k
bのcar E含有のBamHI制限フラグメントの配
向だけが異なっている2種類のプラスミド(pOJ23
0およびp。
J231と命名)が得られた。
無傷のcar E遺伝子を含有している本発明のベクタ
ーは、カルボマイシンあるいはその他のマクロライド系
抗生物質を生合成している微生物において4°′−o−
インバレリル トランスフェラーゼ活性を増加させる際
に用いるのに好ましい。従って、ストレプトマイセス属
、特に、ミカロースあるいはその関連の糖を含有する抗
生物質を産生ずる種が、無傷のcar E遺伝子を含有
する本発明のベクターにとって好ましい宿主細胞となる
。あらゆる宿主細胞においてcar E遺伝子産物を産
生させる目的で、組換えDNA法を用いてcar E遺
伝子を再構築することができるのは勿論である。
無傷のcarE遺伝子を用いて微生物の4″′−O−イ
ソバレリルアシラーゼ活性を増加させることの例を示す
目的で、本発明の例示ベクターをストレプトマイセス・
アンポファシエンス(Strept。
myces ambofaciens ; S 、アン
ボファシエンス)に導入した。S、アンボファシエンス
は、スピラマイシンおよび他の種々スピラマイシン関連
化合物(4“’−OH基とともにミカロース残基を含む
)を産生ずる。S、アンボファシエンスは、天然には4
”−O−イソバレリルアシラーゼ活性を産生じない。実
施例5記載のように、プラスミドp。
J159、pOJ171、po J 230、pOJ2
31、およびpo J 313を用いてS、アンボファ
シエンスを形質転換した。得られた形質転換体は、アシ
ラーゼをコードしている組換えDNAベクターが存在す
ることにより、インバレリルスピラマイシンを産生じた
同様に、プラスミドpOJ159およびpOJ313を
用いてストレプトマイセス・リビダンスT K 23 
(Streptomyces 1ividans TK
23 : N RRL  15826;1984年7月
27日寄託)を形質転換したときには、得られた形質転
換体は、比較的高レベルのスピラマイシンの存在下で増
殖することができるだけでなく(carB遺伝子産物に
よる)、スピラマイシンをインバレリルスピラマイシン
に変換した。S、リビダンスの形質転換プロトコールを
実施例6で説明する。
このように、本発明のベクターは、スピラマイシンおよ
びカルボマイシンなどのマクロライド系抗生物質のミカ
ロース残基をアシル化するのに一般的に有用である。ス
トレプトマイセス・フラジエ(Streptomyce
s fradiae)は、ミカロース残基を含有する別
のマクロライド系抗生物質であるタイロシンを産生ずる
。米国特許第4.092.473号には、タイロシンの
ミカロース残基を4′″アシル化して重要な抗生物質で
あるインバレリルタイロシンを得ることが記載されてい
る。米国特許第4.656゜258号には、インバレリ
ルマクロシンの製造が記載されている。タイロシンまた
はその中間体ではミカロースの4゛−OH基はアシル化
されていないが、本発明の組換えDNAベクターを用い
てタイロシン産生細胞を、4゛−アシル化タイロシンお
よび4゛°−アシル化タイロシン中間体を産生ずる細胞
に形質転換することができる。
ストレプトマイセス−サーモトレランスから単離した無
傷のcar E遺伝子は、S、アンボファシエンスおよ
びS、リビダンス中でよく発現した。元のcar E遺
伝子が大腸菌などのある与えられた微生物中で発現しな
い場合であってもぐ例えば、carEのストレプトマイ
セス属プロモーターが該微生物中で機能しないなどの理
由で)、本発明のcar E暗号配列を、適切なプロモ
ーター、リポソーム結合部位あるいはその他の調節要素
を含有しているDNAフラグメントにライケートして、
選択した宿主中でcar E遺伝子を発現させることが
できる。
この方法を、pOJ235と命名した本発明の大腸菌発
現ベクターの構築を例にとって説明し、後記でさらに詳
細に説明する。
プラスミドpOJ159、pOJ171、pOJ230
、pOJ 231 pOJ 313、およびp。
J313Aは無傷のcar E遺伝子、即ち、(1)タ
ンパク質の暗号配列の転写を導くプロモーター;(2)
mRNAに転写されたときに、その転写体の翻訳を導(
配列;(3)タンパク質の暗号配列;および(4)転写
ターミネータ−;を含有している。
これら要素のそれぞれは独立して有用であり、組換えD
NA法によりこれらから極めて多様な組換え遺伝子を得
ることができる。先に挙げたcarE遺伝子のDNA配
列によってcar Eの暗号配列の位置が明らかにされ
ており、従って、他のプロモーター、例えば大腸菌のt
rp、 1pl)%およびlacプロモーター、ハイブ
リッドのtacプロモーター、λpLプロモーター、並
びにバシラス属のvegプロモーターなどをcarEの
暗号配列とともにリーディング相内に設置することが可
能である。適切なプロモーターを選択することによって
、あらゆる宿主細胞においてcar E遺伝子産物を発
現させるベクターを構築することができる。ストレプト
マイセス・サーモトレランスのcar E遺伝子のプロ
モーターはそれ自体有用である。carE遺伝子のプロ
モーターおよびその他の調節要素をあらゆる暗号配列に
結合させて有用な組換え遺伝子を得ることができる。従
って、car E遺伝子の個々の要素、プロモーターお
よび暗号配列の両者は本発明の重要な成分を構成してい
る。
car E遺伝子のプロモーターは、前記のcarE遺
伝子配列のヌクレオチド1〜580中に含まれている。
また、この配列は5’−CCGTCCGCCG−3’な
る配列を含んでおり(ヌクレオチド番号570近辺の配
列を参照)、これは多数の抗生物質生合成遺伝子および
抗生物質耐性付与遺伝子の中に存在している。配列5”
−CCGTCCGCCG−3’、およびこれに密接に関
連している5°−CCGTCCCGCCG−3°などの
配列は上記の遺伝子群の調節に重要であると考えられ、
これを抗生物質生合成遺伝子および抗生物質耐性付与遺
伝子を検出するためのプローブとして用いることができ
る。
取得番号NRRL B−18169およびNRRL  
18090のもとで寄託されているcarE配列を用い
て、他の生合成遺伝子含有DNAセグメン、ト、特にマ
クロライド生合成遺伝子群をコードしているセグメント
を得るのに有用なりNAプローブを調製することが可能
であることは当業者の認めるところであろう。さらに、
天然および実験室の両方におけるストレプトマイセス・
サーモトレランス株の多様性により、単離が容易かつ本
発明のcar E遺伝子含有化合物を与えることができ
る、car E遺伝子の多種のアレル変異体が存在する
であろう。car E遺伝子産物のアミノ酸残基配列と
は異なるアミノ酸残基配列を有する遺伝子産物をコード
しているこれらのアレル変異体は、機能的に本発明のc
ar E遺伝子と等価である。
例えば、米国特許N o、 4.522.919に記載
されているストレプトマイセス・サーモトレランスの改
良型の生物学的変換株NRRL  15270(198
3年1月20日寄託)由来のcarE遺伝子を、後記の
ようにして〜2.4kbのBamHI制限フラグメント
で単離することができる。NRRL  15270株か
ら単離したゲノムDNAからBamHI制限フラグメン
トを得、これをBamHI消化のプラスミドpOJ16
0中に挿入した。この操作によりS、サーモトレランス
NRRL  15270のゲノムライブラリーが得られ
、このライブラリーを大腸菌に導入し、得られた形質転
換体を、プラスミドpOJ230の〜2.4kb ca
rE含有BamH1制限フラグメントをハイブリダイゼ
ーションプローブとして用いるコロニーハイブリダイゼ
ーションによってプローブ検索した。この操作でハイブ
リダイズしたコロニーから単離したプラスミドDNAは
、S、サーモトレランスNRRL15270の〜2.4
 kb carE含有BamHI制限フラグメントを含
有していた。S、サーモトレランスNRRL  152
70のcarE遺伝子およびこの遺伝子の暗号配列は本
発明の重要な化合物であるが、これは、NRRL  1
5270株のcar E遺伝子産物が野生型S、サーモ
トレランスのcarE遺伝子産物とは別の基質特異性を
有するものと考えられているからである。同様の方法に
より、car EをコードしているDNAを含有するあ
らゆる微生物からcar E含有DNAを得ることがで
きる。
多種の既知ストレプトマイセス属レプリコンをcarE
遺伝子との関係において用い、本発明の発現ベクターを
構築することができる。第1表は、ストレプトマイセス
属レプリコンを得ることができるストレプトマイセス属
プラスミドを挙げるものであるが、これらは例示であっ
てすべてではない。レプリコンの機能が破壊されない限
り、これらプラスミドの全部または一部を用いて本発明
のcar E遺伝子を含有するベクターを構築すること
ができることは当業者も認めるであろう。プラスミドを
含有する宿主、および寄託の取得番号も第1表に挙げる
第1表ストレプトマイセス属プラスミドプラスミド  
  宿  主       取得番号5CP2*   
   ストレプトマイセス・コエリカラー MIION
RRL   15041ptlc3       スト
レプトマイセス  3022A           
  IIRRL   11441* ナシ逼ナル・コレ
クシ3ン・オブ・インダストリアル・バクテリア(NC
IB):  NationalCollection 
 of  Industrial  Bacteria
、  Torry  Re5earchStation
、  Po5t  0fTice  Box  31.
 135  Abbey  Road。
人berdeen  AB9gDC,5cotland
、  United  Kingdom本発明の例示ベ
クターの構築に用いる制限フラグメントを常法により修
飾してライゲーションを容易にすることができる。例え
ば、分子リンカ−を、特定のcar E生合成遺伝子含
有の制限フラグメントに、またはベクターの複製あるい
は組込み機能を含有するDNAに付与することができる
即ち、後のライゲーション用の特異的な部位を常法によ
って構築することができる。さらに、あるベクターの複
製あるいは染色体組込みを付与する種々のcar E生
合成遺伝子含有制限フラグメントまたは配列を、一部ヌ
クレオチドの付加、削除あるいは置換により修飾してそ
の性質を変え、DNAのライゲーションのための種々の
制限部位を得ることができる。当業者ならヌクレオチド
の化学および遺伝暗号を知っており、従って、どのヌク
レオチドが交換可能であるか、およびどんなりNA修飾
が特定の目的に対して望ましいかを知っている。このよ
うに、carE遺伝子産物をコードしている無数のDN
A配列を構築することができる。
また、ベクターをコントロールする必須の機能が損なわ
れない限り、car E生合成遺伝子含有の制限フラグ
メントはクローニングベクターの特定の位置に限定され
ないことにも注意すべきである。
当業者なら、ベクターのどの部位が特定のcar E遺
伝子含有制限フラグメントのライゲーション、即ち挿入
に都合がよいかを知っているか、または容易に決定する
ことができる。
car E遺伝子または暗号配列を用いてプラスミド以
外のベクターを構築することができるのは勿論である。
ファージφC31は周知のストレプトマイセスファージ
であり、本発明をさらに例示する組込み型carE遺伝
子含有ベクターを構築するための出発物質の優れた供給
源である。ファージφC31の誘導体であるファスミド
pKC331はそのような組込み型ベクターの構築に特
に好ましく、大腸菌に12 BE447/pKc331
(NRRL B−15828; 1984年8月3日寄
託)から得ることができる。φC31型のファージは組
込み型のベクターであり、容易に修飾を行ってcar 
E遺伝子を導入し、こうしてストレプトマイセス属に4
”−o−インバレリルアシラーゼ活性を付与することが
できる。プラスミドの染色体外維持を与えるレプリコン
を含有するプラスミドであっても、通常はレプリコン配
列の欠失を伴って、宿主細胞のゲノム中に組込まれるこ
ともある。従って、本発明は、car E遺伝子または
暗号配列を標的宿主細胞に導入するために用いるベクタ
ーの型によっても、また、導入が為されたときのcar
 E遺伝子または暗号配列の位置によっても限定されな
い。
ストレプトマイセス属に好ましい本発明のベクターは、
ストレプトマイセス属レプリコンおよびcarE遺伝子
含有の制限フラグメントを含有している。プラスミドの
増幅および操作はストレプトマイセス中でよりも大腸菌
中での方がより早くかつ効率的に行われるので、大腸菌
中での複製をも可能にするDNA配列を加えるのが好都
合である。
即ち、大腸菌プラスミド(例えば、pUc3、pUC1
8、pUc19、pB R322、pAcYc184、
pBR325、pBR328など)由来の、機能的なレ
プリコンを含有し、抗生物質耐性を付与する制限フラグ
メントを加えるのが極めて好都合であり、本発明の例示
ベクターの全般的な用途を増加させる。
本発明は、大腸菌レプリコンを含有しているだけでな(
組換え大腸菌car E遺伝子をも含有している4”−
O−イソバレリルアシラーゼ発現ベクターを提供するも
のである。組換え大腸菌carE遺伝子は、car E
遺伝子産物を発現させるように設置された大腸菌中で機
能するプロモーターを含有している。本発明の例示プラ
スミドpo J 235(第6図)は実施例7記載のよ
うにして構築することができる。プラスミドpo J 
235は大腸菌中でcar E遺伝子産物を発現させ、
λpLプロモーター(これ自身はプラスミドにコードさ
れている感温性のc1857遺伝子産物によって調節さ
れている)の支配下にあるcar Eの暗号配列を含ん
でいる。
car E遺伝子、その暗号配列、およびそのプロモー
ターのそれぞれを種々の他のDNA化合物と組合せて、
有用な4’’−O−インバレリルアシラーゼおよび本発
明の他の発現ベクターを創製できることは当業者の認め
るところである。例えば、ストレプトマイセス・サーモ
トレランスはcarAおよびcar Bと命名されてい
る2種類のカルボマイシン耐性付与遺伝子を含んでいる
。これら2種類のカルボマイシン耐性遺伝子は共奏して
作用してストレプトマイセス・サーモトレランスに高レ
ベルの耐性を引き起こすことができる。本発明は、ca
r E遺伝子、並びにcarAおよびcar B遺伝子
のどちらかあるいは両方を含有するベクターをも提供す
るものである。例えば、プラスミドpOJ171はca
rEとcar B遺伝子の両方を含有している。
また、プラスミドpOJ171は、S、サーモトレラン
スにおけるカルボマイシンのラクトン環の生合成に関係
している活性をコードしているcarGをもコードして
いる。
本発明のクローニングベクターおよび形質転換体は遺伝
子のクローニングを提供するものであり、現在ストレプ
トマイセス属およびその関連細胞で製造されている種々
の産物の収量を変え、改善するものである。そのような
産物の例には、カルボマイシン、タイロシン、エリスロ
マイシンなどが含まれるが、これらに限定はされない。
また、本発明は、種々の有用なりNA配列をクローニン
グし、その特徴を調べ、再構築するのに有用な選択可能
なベクターをも提供するものである。
本発明のストレプトマイセス属形質転換体は、いくつか
の別種培地のいずれかを用いる多数の方法で培養するこ
とができる。培養培地中の好ましい炭水化物供給源には
、例えば、糖蜜、グルコース、デキストリン、およびグ
リセリンが含まれる。
窒素供給源には、例えば、大豆粉、アミノ酸混合物、お
よびペプトンが含まれる。また、栄養無機塩も加えるが
、これにはナトリウム、カリウム、アンモニウム、カル
シウム、リン酸、塩酸、硫酸などのイオンを生成しつる
通常の塩が含まれる。
他の微生物の成長および増殖に必要であるように、必須
の微量元素も加える。通常、この微量元素は、他の成分
の培地への添加に付随する不純物として供給される。
ストレプトマイセス属は、好気性培養条件下、約5〜9
の比較的広いpH範囲、約15〜40°Cの温度で増殖
する。プラスミドの安定性および維持のためには、pH
約7.2の培養培地から始め、培養温度約30°Cに保
つのが望ましい。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。試薬ある
いは装置の供給元は便利なように挙げただけである。方
法の説明および実際に行った操作は適当な箇所に記載し
た。
(以下、余白) 実施例1 プラスミドpOJ171の単離A、大大腸K
 12  SF8/pOJ 171の培養プラスミドp
OJ171は、ノーザン・リージョナル・リサーチ・セ
ンターから取得番号NRRLB−18169のもとで入
手することができる大腸菌に12  SF8から得るこ
とができる。大腸菌に12 SF8/pOJ 171の
凍結乾燥品を、200μg/xQのアブラマイシンを含
むし一寒天プレートで培養し、この菌株の単一コロニー
単離体を得た。このコロニーを200 a9/ xQア
ブラマイシン含有のしブロス(約5003112)に接
種し、細胞が定常期に達するまで、得られた培養物を曝
気しながら37°Cでインキュベートした。
マニアティス等[Maniatis et al、、1
982、Mo1ecular Cloning、 Co
1d Spring Harbor Laborato
ry]によって修正が加えられた以下の方法に従って、
細胞からプラスミドDNAを得、該プラスミドDNAを
プラスミドpOJ313の構築に用いた。
縮小スケールで行ったことと、超遠心工程をフェノール
抽出とそれに続(クロロホルム抽出に代えたこと以外は
、上記と同一の方法を用いて、大腸菌に12 RRI△
M15/pOJ:313形質転換体の同定に用いるプラ
スミドDNAを調製した。
4℃、4000X1Fで10分間遠心することによって
、定常期の大腸菌/pOJ171細胞(約500酎)を
集め、その上清を捨てた。細胞ペレットを水冷のSTE
緩衝液[0,IM NaCQ: 10mMトリスーHC
l2(pH7,8):およびIIIMEDTA](10
0,wi2)で洗浄した。細胞ペレットを洗浄した後、
このペレットを、liy/zffリソチーム含有の溶液
1[501Mグルコース;25肩MトリスーHCl2(
pH8,0):およびlO+MEDTA](10112
)に再懸濁し、室温で10分間放置した。
次いで、リソチーム処理した細胞に溶液2[’0.2N
NaOHおよび1%SDS](20ffi2)を加え、
この溶液を反転させて穏やかに混合した。この混合物を
氷上で10分間インキュベートした。
この溶菌細胞混合物に水冷の3M酢酸ナトリウム(pH
4,8)(15mlを加え、溶液を反転混合した。この
溶液を水上で60分間インキュベートした。この3M酢
酸ナトリウム溶液は、同量の3M酢酸と3M酢酸ナトリ
ウムとを混合して調製した。
この溶菌細胞混合物を、超遠心型中、4°Cl2O,0
0Orpmで20分間遠心した。上清(約36xQ)を
回収し、エタノール(2,5容量)を加えて混合し、得
られた溶液を氷上に15分間放置した。
室温、12,000X9で30分間遠心することによっ
てプラスミドDNAを集めた。上清を捨て、DNAペレ
ットを70%エタノールにより室温で洗浄した。エタノ
ール洗液をデカンテーションし、ペレットを真空デシケ
ータ−中で乾燥した。次いで、このペレットをTE緩衝
液[10mMトリスーHC((pH8,0)および1 
zM E D T A](8xf2)l:再懸濁した。
DNA溶液にCsCl2(89)を加えた。各10xC
のC5CQ−DNA溶液に10 my/ dの臭化エチ
ジウム水溶液(約0.8mのを加えた。最終の溶液密度
は約0.761 ii/x(!であり、臭化エチジウム
濃度は約800μ9/z(lであった。この溶液を超遠
心管に移し、その上部を0.7619/+vCのCsC
gを含有するTE緩衝液で満たし、封をし、そして20
°C145,OOOrpmで24時間遠心した。遠心後
、常光のもとて2つのDNAバンドが見え、U■光では
さらに顕著となった。管からキャップを取った後、遠心
管の側部から挿入した#21皮下注射針の注射器を用い
て低い方のDNAバンドを取った。
水飽和の1−ブタノールで数回抽出することによってプ
ラスミドDNAの溶液から臭化エチジウムを除去し、T
E緩衝液に対して透析することによってCsCgを除去
した。緩衝フェノール、次いでクロロホルムで抽出した
後、DNAを沈澱させ、70%エタノールで洗浄し、そ
して乾燥した。この方法によって、約0.5a+yのプ
ラスミドpOJ171DNAを得ることができた。プラ
スミドpOJ171の制限部位および機能地図を添付の
第1図に示す。
実施例2 プラスミドpOJ159の単離ストレプトマ
イセス・グリセオフスカスC581/pOJ 159(
NRRL  18090)の約IO@の胞子を、25μ
9/x(lチオストレプトンを含有するトリブチカーゼ
・ソイ・ブロス(T S B)[21031メアリーラ
ンド、コカイスビル、ピー・オー・ボックス243のパ
ルティモア・バイオロジカル・ラボラトリーズ(Bal
timore Biological Laborat
ories)(BBL)からTSBを入手して309/
QのTSBを作った](l OxQ>中に接種し、培養
物が初期定常期になるまで29°Cで増殖させた。次い
で、この培養物をホモジナイズし、ホモジナイズされた
培養物(5肩のを用いて、チオストレプトンを含有する
TSB(100+&)に接種した。ストレプトマイセス
・グリセオフスカスC581/pOJ159細胞が定常
期に達するまで、培養物(100j112)を29°C
でインキュベートした。
B、プラスミドの単離   4 細胞を集めて、10.3%スクロース溶液で1回洗浄し
た。次いで、10.3%スクロース(24Xa>に細胞
を懸濁し、5X リソチーム溶液[125gM)リス−
HCg(pH8) : 125 yM Na!EDTA
(pH8); 10m9/x(lリソチーム;および1
0.3%スクロース](6xe)を添加した。この溶液
を混合し、次いで、30°Cで30〜60分間インキュ
ベートした。次いで、50℃に予熱した0゜3M Na
OH,1%SDSの溶液(約183+のを加えて混合し
、そして得られた混合物を80’Cで10分間インキュ
ベートした。次いで、混合物を室温まで冷却し、H=O
(200JIρ)にフェノール(500g)およびcH
cc、+(5009)を混合して得た溶1(ffi(1
21R&)を加えて、細胞抽出物と充分に混合した。6
000〜8000rpmで10分間遠心することによっ
て相分離させ、得られた上層(約45順)を清浄なびん
に移した。
次に、この上清に3M Na0Ac(4,5+0および
インプロパツール(50Jle)を加え、この溶液を混
合し、室温で30分間放置した。次いで、溶液を800
 Orpmで30分間遠心し、その上清を捨てた。C5
Cff(9,59)を含有しているTE緩衝液[10+
Mトリス−HCρ(pH8)およびlxMEDT A]
(−10x(1”)にベレットを再懸濁した。この溶液
に5 xs/ zQ臭化エチジウム溶液(約11)を添
加し、最終容量を12.5+12にした。次いで、この
溶液を、角度を固定した超遠心ローター中、20°C1
52,OOOrpmで48時間遠心した。プラスミドバ
ンドを含有する分画を、20X SSC[0゜3MNa
CQおよび0.3Mクエン酸ナトリウムコで飽和したイ
ソプロパツールで5回抽出し、臭化エチジウムを除去し
た。抽出の後、試料をH,0(1000容量)に対して
、次いでTE緩衝液(1500容1りに対して透析した
。この方法によって、〜0.2μ97μgの濃度のプラ
スミドpOJ159  DNA(約100μ9)が得う
レ、コレを4°Cで貯蔵した。プラスミドpOJ159
の制限部位および機能地図を添付の第4図に示す。
実施例3 プラスミドpOJ313およびpOJ313
Aの構築 A、プラスミドpOJ160の単離 プラスミドpOJ160は、ノーザン・リージョナル・
リサーチ・センターから取得番号NRRLB−1808
8のもとて入手可能な大腸菌に12  JM109から
得ることができる。大腸菌に12  JM109/pO
J 160の凍結乾燥品を、200μg/IIIQアブ
ラマイシン含有のし一寒天プレートで培養し、この菌株
の単一コロニー単離体を得た。このコロニーを200μ
9/ yr(lアプラマイシン含有のLグロス(約50
0j1g)に接種し、細胞が定常期に達するまで、この
培養物を曝気しながら37℃でインキュベートした。
上記実施例1の方法に従って、細胞からプラスミドDN
Aを得て、このプラスミドDNAをプラスミドpOJ3
13の構築に用いた。この方法によって、プラスミドp
OJ 160  DNA(約0.5x9)を得ることが
できた。プラスミドpOJ160の制限部位および機能
地図を添付の第2図に示す。
B、プラスミドpOJ313およびpOJ313Aの最
終的な構築 ブラXミ)’pOJ 160  DNA(約10u9;
10μ(2)を、10XEcoRI緩衝液[1,0Mト
リス−HC(2(pH7,5): 0.5M NaCl
2; 50*MM g CQ t ;および119/贋
ジB S A](2μの、H2C(6μの、および制限
酵素EcoRI E2tIQ : 〜30単位(本明細
書中の単位の定義は、特記しない限り、01915−9
990マサチユーセツツ、ビバリー、トウザー・ロード
32番の二ニー・イングランド・バイオラブズ(New
 England Biolabs)の定義と一致する
)]に加えた。得られた反応液を37°Ct’2時Mイ
ンキュベートした。反応混合物の酢酸ナトリウム(Na
OAc)濃度を0.30Mに調節し、エタノール(2,
5容量)を添加し、反応混合物を一70’Cに冷却し、
そして遠心して沈澱したDNAをペレットにすることに
よって、EcOR1消化のプラスミドpOJ 160 
 DNAを集めた。このEcoRI消化プラスミドpO
J160DNAのペレットをTE緩衝液[IQxMトリ
ス−HC12(pH8,0)およびlxM EDTA]
(400μのに再懸濁した。DNA溶液に細菌アルカリ
ホスファターゼ[06506コネチカツト、ニュー・ヘ
イブン、ピー・オー・ボックス1565のインターナシ
ョナル・バイオテクノロジー・インコーホレイテッド(
International Biotechnolo
gy、  Inc、)](約1μg、0.1単位)を添
加し、この反応液を6゜5°Cで1時間インキュベート
した。反応混合物をフェ/−ル:クロロホルム(1: 
1)溶液(400μので抽出し、次いで、クロロホルム
(400μQ)で抽出した。上記のエタノール沈澱およ
び遠心に従って、EcoRI消化して脱ホスホリル化し
たプラスミドpOJ 160  DNAを回収し、この
DNAペレットをTE緩衝液(10μのに再懸濁した。
10XEcoRI緩衝液(13μの、H30(13μ+
2)および制限酵素EcoRI(4μ12;〜60単位
)に、TE緩衝液(100μm2)中のプラスミドpO
J171(約10μ9)を添加した。得られた反応液を
37°Cで2時間インキュベートした。上記のようにし
て、反応混合物を抽出し、DNAを回収した。−DNA
ペレットを再溶解し、アガロースゲルにかけ、プラスミ
ドpOJ171の、所望の〜3.8kb、carE含有
EcoRI制限フラグメント(約〜0,5μg)をこの
ゲルから精製し、ライゲーションの準備をした。
〜3.8kb EcoRr制限フラグメント(10Ii
ρ;〜0.5μ9)、IOXリガーゼ緩衝液[660K
MトリスーHC(2(+)H8); 66xM MgC
(2t; 10xMジチオトレイトール(DTT)、お
よびIO肩MATP](2μf2)およびHtO(6u
(1)に、EcoRI消化の脱ホスホリル化プラスミド
pOJ 160  DNA(1μQ)を添加した。この
DNAの溶液にT4  DNAリガーゼ(約1μg;〜
100単位)を添加し、得られた反応液を15°Cで一
夜(〜16時間)インキュベートした。ライゲートした
DNAは、所望のプラスミドpOJ313を含有してい
た。プラスミドpo J 313の制限部位および機能
地図を添付の第3図に示す。プラスミドpOJ171の
〜3.8kbのcar E遺伝子含有EcoRI制限フ
ラグメントは2つの配向のどちらででもプラスミドpO
J160に挿入することができるので、このライゲーシ
ョンによって、プラスミドpo J 313とはcar
E遺伝子を含有するEcoRf制限フラグメントの配向
だけが異なっているプラスミドpOJ313Aも得られ
る。
プラスミドpOJ160のEcoR1部位はポリリンカ
ー内に存在しており、このリンカ−はそれ自体が1ac
Z  α−フラグメントをコードしているDNA配列部
分を形成している。大腸菌6M15株、例えば大腸菌に
12  RRI△M15(NRRL B−15440;
 1983年5月27日寄託)において1acZ  α
−フラグメントが発現すると、機能的なβ−ガラクトシ
ダーゼ酵素を産生ずるこの菌株の能力が回復する。した
がって、プラスミドpOJ160は、大腸菌に12  
RRI△M15菌株にβ−ガラクトシダーゼ活性を復活
させることができる。しかし、プラスミドpOJ313
を構築するときのように、プラスミドpOJ160のポ
リリンカーの制限部位にDNAを押入すると、1acZ
  α−フラグメントの暗号配列が破壊され、同時に、
ΔM15突然変異を補足するプラスミドpOJI60誘
導体の能力が破壊される。
β−ガラクトシダーゼは、無色化合物であるX−ガル、
即ち5〜ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−β−D
−ガラクトピラノシドをインジゴ色の生成物に加水分解
することができ、したがって、出発プラスミドpOJ1
60を含有する形質転換体と、プラスミドpOJ313
のようなプラスミドpOJ160誘導体を含有する形質
転換体とを識別する好都合なスクリーニング法を可能に
する。
形質転換に対してコンピテントである大腸菌K12 R
RI△M15細胞を調製するため、NRRLから人手し
た大腸菌に12 RRI△M15の凍結乾燥品を復元し
て単一のコロニーを単離した。RRI△M15の単一コ
ロニー単離体1個をLブロス(10,w12)に接種し
、この培養物を曝気しながら37°Cで一部インキユベ
ートした。この−夜培養物をLブロス(200MQ)に
接種し、約0゜1の○D、sonを有する培養物を得た
。O,D、、。。
が約0.6になるまで、この培養物を曝気しながら37
℃でインキコベートした。4°C,4000X9で10
分間遠心することによって培養物を集め、冷50y、M
 CaC(2t(100xQ)中に再懸濁し、氷上で1
5〜30分間インキュベートした。
遠心して細胞をもう一度集め、20%グリセリンを含有
する冷5 Q xM CaCQt(10ff12)中に
再懸濁した。上記で調製したライゲートDNAに細胞の
一部(200μのを添加した。細胞−DNA混合物を氷
上で1時間インキュベートし、遠心し、容ff11.!
M2の管中で細胞ペレットをLブロス(0゜5 ItQ
)に再懸濁し、曝気しながら37°Cで半時間インキュ
ベートした。
アブラマイシン(200μ9/j!Q)、X−ガル(4
0pi/ z12)、およびIPTG(40μ9/籾)
を含有するL−寒天プレートで形質転換混合物の一部を
培養した。I PTGは、プラスミドpOJ160に存
在するIacプロモーターを抑制解除するように働く。
このプレートを37°Cで一部インキユベートした。大
腸菌K12  RRI△M15/pOJ160のように
、挿入が為されていないプラスミドを含有しているコロ
ニーはプレート上で青く見える。大腸菌K12  RR
I△M15/pOJ313のように、挿入が為されたプ
ラスミドを含有しているコロニーは白色である。いくつ
かのアブラマイシン耐性の白色コロニーを選択し、次い
で、これらプラスミドDNAの制限酵素分析によってス
クリーニングした。AhalllおよびXbaIのよう
な制限酵素による消化によって、不要なベクターと、プ
ラスミドpo J 313およびpo J 313Aと
を区別した。これらの部位は、プラスミドpKC462
Aから誘導されたプラスミドpOJ171の部分には存
在するが、pOJ171のストレプトマイセス・サーモ
トレランスDNA挿入部分には全(存在せず、car 
E遺伝子を含有している。上述のプラスミドpOJ16
0DNAを11する方法に従い、大腸菌に12 RRI
△M15/po J 313形質転換体からプラスミド
DNAを得た。下記実施例5および6の記載に従い、プ
ラスミドpOJ313  DNAを用いてストレプトマ
イセスを形質転換することができる。
実施例4 プラスミドpOJ230およヒpOJ231
の構築 プラスミドpOJ160のlac Z  α−フラグメ
ントをコードしているDNA中のポリリンカーは、Ba
mHI制限酵素開裂部位を含んでいる。制限酵素Bam
H1でプラスミドpOJ160を消化し、アルカリホス
ファターゼで処理し、プラスミドpOJ159の〜2.
4 kbScarE含有BamHI制限フラグメントと
ライゲートした。このライゲーションによって、プラス
ミドpo J 230(第5図)およびpOJ231が
得られた。実施例3記載のように、ライゲートされたD
NAを用いて大腸菌を形質転換し、形質転換体を分析し
た。
実施例5  carE遺伝子を含有するベクターによる
ストレプトマイセス・アンボファシエンスの形質転換 A、溶液のリスト 以下に示した溶液は実施例中で引用されるものであり、
ここに明示する。
1、P培地(〜tooxc): 成  分              量スクロース 
           10.39に、S○、    
           0.0259微量元素溶液(下
記2参照)0,2戻QM g CQ t・6Ht○  
       0.2039水           
       8o靜オートクレーブで滅菌した後、下
記成分を追加する。
KHtPO4(0,5%)        1m12C
aCL ・2HrO(3−68%)   10zff[
N−トリス−(ヒドロキシメチル)−メチルー2−アミ
ノエタンスルポン 酸コ、”TES″緩衝液、0.25M (pH7,2)           10+(12、
微量元素溶液(〜1の: 成  分              1ZnCQ* 
    40m9 FeCQ3・6HtO200’9 CuCI2s” 21(to    10T1r9Mn
Cfft ・ 4 Hto             
      1 0 m9NatB407−10HtO
I Oy9(NH4)8MO?Ot4・4Hto  1
0119H!O11 3、R2再生培地(〜1g): 成  分             量   ・スクロ
ース            1039K t s o
 −0,259 微量元素溶液            2舷M g C
(11・6H,010,l 29グルコース     
        10gL−アスパラギン・IH,02
,09 カザミノ酸             0.19寒天 
              229これに水を加えて
全量を700+Qとする。
本酵母エキス              59オート
クレーブ滅菌の前にpHを7.2に1節し、滅菌後に以
下の成分を追加する。
KH,PO,(0,059/100酎)100jl12
  −CalJ−(2,229/ 100jlC)  
  100xQTES緩衝液(5,739/ 100m
C)(pH7,2)            100y
tQ本ストレプトマイセス・アンボファシェンス形質転
換体にのみ用いた。
4、軟栄養寒天(SNA、〜1り); 成  分              量デイフコ・バ
クト・栄養ブロス   8g寒天          
      5゜5、R2YE培地は25%酵母エキス
20xσを培地112当たりに添加したR2培地である
6゜酵母二キスー麦芽エキス(YEME、〜1の成  
分              量酵母エキス    
        3gペプトン           
  59麦芽エキス            3gグル
コース            1097、YEME−
1−34%スクロース液体完全培地はスクロース340
y/Qを含有するYEMEである。
8、YMX培地(〜IQ): 成  分               量酵母二キス
            39麦芽エキス      
      3gグルコース            
 29寒天              2099、Y
MX寒天は0.3%酵母エキス、0.3%麦芽エキス、
0.2%デキストロースおよび2.0%寒天からなる。
10、C3I培地く〜112): 成  分               量大豆粗びき
粉          15gカゼイン       
      19セレロース(Cerelose)  
      25 g廃糖みつ           
  39CaCOs              2.
59チヤベツク・ミネラル混合ift     2mQ
脱イオン水           1g滅菌前にpHを
7.2に調節する。
11、チャペック(Czapek)・ミネラル混合液(
〜IQ): 成  分              1KC1210
0g MgSO,−7H,01009 脱イオン水          900酎濃塩酸2jl
&を含有する脱イオン水100JIQにFe50.・7
H−0(29)を溶解する。この溶液を上記KCf2/
Mg5O,・7H,O溶液に添加してチャベック・ミネ
ラル混合液を調製する。
12、ペンネット(Bennett)寒天(〜IQ):
成  分              1脱イオン水 
         100100Oばれいしょデキスト
リン       l09N−ZアミンA      
        29ギブゴ・バクト寒天      
   159ギブゴ・牛肉エキス          
2g酵母エキス              19チヤ
ペツク・ミネラル混合液2!IQ 13、ASI(112): 成  分               l酵母エキス
            19L−アラニン     
      0.2gL−アルギニン(遊離塩基)  
    0.2yL−アスパラギン         
 0.5g可溶性デンプン          59N
aCf2              2.59Nat
S 04             109ミーア・寒
天          209これにH,Oを加えて全
型を1gとし、NaOHによってpHを7.5に調節す
る。
実質的に後述の方法に従って、プラスミドpOJ159
、pOJ 171 pOJ230SpOJ 231およ
びpOJ313を個々に用いて、ストレプトマイセス・
アンボファシエンスを形質転換した。
ペンネット寒天上でストレプトマイセス・アンボファシ
エンスを培養し、30°Cで約72時間インキュベート
した。胞子をプレートからけずり取り、これをrsB(
1011C)に接種した。この培養物を空気−振盪イン
キュベーター中、30°Cで〜30時間インキュベート
した。この培養物ヲホモシナイズし、次いで、この培養
物(:M)を0.4%グリ/ン含有のTSB(17xd
)に接種した。培養物を空気−振盪インキュベーター中
、30’Cで約16時間インキュベートした。この培養
物を再度ホモジナイズし、次いで、この培養物(3xf
2)を0.4%グリシン含有のTSB(17,W&)に
接種した。この培養物を30’Cで約16時間インキュ
ベートした。この培養物を再度ホモジナイズし、次いで
、菌糸体フラグメントを集めて、10.3%スクロース
溶液で洗浄した。lay/x12リソチーム含有のP培
地(20m12)にこの菌糸体フラグメントを再懸濁し
、得られた溶液を室温で約1〜1゜5時間インキュベー
トした。このプロトプラスト化工程中は、ピペットによ
る吸い上げと戻しを行って細胞凝集を分散させた。プロ
トプラストを集めて、P培地で2回洗浄した。次いで、
このプロトプラストをP培地(l OMQ>に懸濁した
。通常、この方法により溶液200μQ当たり2〜5X
IO’のプロトプラストが得られる。
1回の形質転換に対してプロトプラスト溶液約150μ
Qを用いた。このプロトプラストに、ライゲーションま
たはTEのいずれかの緩衝液(10μg)中の形質転換
DNA(約1μ9)を加え、次いで、P培地中50%ポ
リエチレングリコール1000(シグマ)(約100μ
Q)を加えてプロトプラストと混合した。細胞−DNA
i合物を渦動させ、次いで、P2培地(実施例5A3)
で培養し、各プレートにR2修飾した軟寒天[1&当た
りスクロース1039.0.5%寒天、MgC(h 1
0 、 l 29、CaCl2,2.229およびT 
E S 5.72g(pH7,2)](〜3Iのと混合
した細胞(約0.lx&)を接種した。
このプレートを30°Cで一夜(〜16時間)インキュ
ベートし、次いで、充分量のアブラマイシンまたはチオ
ストレプトンを含有するR2修飾の軟寒天(〜3x(り
をかぶせ、拡散後の最終濃度25μg/ J!12を得
た。次いで、プレートを30℃で約4日間インキュベー
トすると、コロニーが肉眼で見えるようになった。
C,プレート−プラグ検定 プラスミドpOJ159、pOJ 171 pOJ23
0、pOJ231’1itpOJ313を含有するスト
レプトマイセス・アンボファシエンス形質転換体を、R
2寒天再生プレートからASIおよび25μ9/y(l
アブラマイシンを含有するプレートに移し、コロニーが
直径〜5j!JIとなるまで、30℃で2〜3日間イン
キュベートした。次いで、滅菌移送管[スペクトラム・
メディカル・インダストリアル・インコーホレイテッド
(Spectrum Medicat Industr
ial、 Inc、)、ロス・アンジエルス、カリフォ
ルニア90054]を用いてコロニーをプラグ化し、こ
のプラグ(plug)をミクロコツカス・ルテウス(M
icrococcus 1uteus) X 160 
(A T CC9341)を含有する軟寒天栄養ブロス
(デイフコ・ラボラトリーズ、デトロイト、ミシガン4
8232)を予め塗布しておいたトリジティカーゼ0ソ
イ0寒天(trypticase soy agar 
: T S A)プレートに移した。このプレートを3
7°Cで16〜24時間インキュベートした。ミクロコ
ツカス・ルテウス(ATCC9341)は、スピラマイ
シンおよびインバレリル・スピラマイシンに対して感受
性であり、アブラマイシンに対して耐性である。したが
って、このミクロコツカス・ルテウス菌株は、スピラマ
イシンまたはインバレリル・スピラマイシンを産生じて
いるストレプトマイセスを含有するプラグの周囲で増殖
することができない。
ストレプトマイセス・アンボファシエンス形質転換体を
、25μaのアブラマイシンと0 、5 m9/x(l
のL−ロイシン(アシラーゼに対する基質)を含有する
ASlに移した。プラグ検定を行い、コロニーがスピラ
マイシンを産生じ始めたか否かを測定した。さらに2〜
3日後、この実施例の下記工程りに記述したバイオオー
トグラフィ用にプラグを採取した。
このプレート−プラグ検定法を用いて、通常はASI培
地にスピラマイシンを産生ずるストレプトマイセス・ア
ンボッ1シエンスの抗生物質産生を調べた。スピラマイ
シンの産生によって、プラグの周囲にミクロコツカス・
ルテウス増殖の抑制ゾーンが得られた。carE発現ベ
クターを含んでいる培養物中で内生のスピラマイシンが
イソバレリル・スピラマイシンに転換されるためには、
30′Cでさらに数日間インキュベーションすることが
必要であった。プラスミドpOJ159で形質転換した
ストレプトマイセス・アンボファシエンスは、チオスト
レプトン(25μ9/酎)を含有しているR2およびA
SI培地で維持したが、ミクロコツカス・ルテウスはチ
オストレプトンに対して感受性であるので、抗生物質の
産生は上記のようにしては測定することができなかった
。ストレプトマイセス・アンボファシエンス/pOJ1
59培養物を約6日間インキュベートした後、プラグを
バイオオートグラフィーに用いた。ストレプトマイセス
・アンボファンエンス/pOJ159およびストレプト
マイセス・リビダンスTK23/pOJ159培養物を
バイオオートグラフィによって検定するときには、チオ
ストレプトンを標準としてクロマトグラフィープレート
に含有させた。
D、バイオオートグラフィ 本発明のストレプトマイセス・アンボファシエンスおよ
びストレプトマイセス・リビダンス形質転換体を含有す
るプレートからいくつかのプラグを調製した。スピラマ
イシンおよびイソバレリル・スピラマイシン標準サンプ
ルに次いで、これらのプラグを薄層クロマトグラフィ・
プレート(メルク、ピー・オー・ボックス 2000、
ラーウエイ、ニュー・シャーシー 07065、プレー
コートされたシリカゲル#60  F−254)上に置
いた。拡散するに充分な時間、このプラグをプレート上
に放置し、次いで、プレートを、酢酸エチル:ジエチル
アミン;メタノール(95: 5 : 5)(7)上昇
液体クロマトグラフィにかけた。展開したクロマトグラ
ムを、ヒユームフード中で少なくとも2時間完全に乾燥
した。次いで、このクロマトグラムを、ミクロコツカス
・ルテウスX160を蒔いたTSAプレートに下を向け
て〜15分間置装た。クロマトグラムをプレートから取
り、プレートを37°Cで16〜24時間インキコベー
トした。
ストレプトマイセス・アンボファシエンス形質転換体か
ら調製したプラグのクロマトグラムは、インバレリル・
スピラマイシン標準と一緒に泳動したクロマトグラム上
の物質に起因する抑制ゾーンを生じた。
実施例6 ストレプトマイセス・リビダンスの形質転換
および培養 ストレプトマイセス・リビダンスTK23(NRRL 
 t5826)をR2寒天に蒔き、このプレートを30
℃で16時間インキュベートした。細胞のプラグをプレ
ートから取り、これをTSS−グリシン[TSB中、1
2%スクロースおよび0゜5%グリシン](10m12
>に接種した。この培養物を曝気しながら30°Cで〜
65時間インキュベートした。次いで、この培養物をホ
モジナイズし、超音波処理し、遠心して沈澱させ、P培
地(10村)で洗浄した。この細胞ペレットを、2m9
/1x(1のリソチームを含有するP培地に再懸濁し、
4°Cで15分間インキュベートし、反転混合し、次い
で、4°Cで30分間インキュベートした。得られたプ
ロトプラストをP培地で2回洗浄し、次いで、P培地(
10xi2)中に再懸濁した。形質転換DNAの試料そ
れぞれ(〜5μ9)に対して、200μeのプロトプラ
ストを加え、次いで9、この細胞−DNA混合物に、P
培地中20%ポリエチレングリコール l OOO(0
,5xf2)を加えた。次いで、R2修飾の重層液[1
(当たリスクC:I−ス(1039)、MgCR,(1
0,129)、CaCL(2,22g)およびTE S
 (5,739)(pH7,2)コ(〜3酎)を用いて
、細胞を200μρずつ培養した。このプレートを30
℃でインキュベートした。
このプレートを30°Cで一夜(〜16時間)インキュ
ベートし、次いで、拡散後の最終濃度25μ9/村を得
るのに充分な量のチオストレプトンまたはアブラマイシ
ンを含有するR2−修飾寒天[1q当たりスクロース(
1039)、Mg(J!−(10,129)、CaC(
−(2,221F)およびTBS(5,729)(pH
7,2)](〜3j+のをかぶせた。次いで、このプレ
ートを30℃で約4日間インキュベートすると、コロニ
ーを肉眼で見ることができるようになった。
この形質転換体を、アブラマイシンまたはチオストレプ
トン(25μg/酎)、ロイシン(0,5μg/J11
2)およびスピラマイシン(100μ9/酎)を追加し
たASI培地に移し、胞子形成および色素形成によって
十分な増殖が示されるまで、数日間増殖させた。次いで
、バイオオートグラフィ用にプラグを採取し、前記実施
例5の記載に従ってバイオオートグラフィを行った。
実施例7 プラスミドpo J 235の構築始めに、
プラスミドpOJ231(またはプラスミドpOJ23
0)から暗号配列の5′末端を〜700bpのPst 
I −BamHI制限フラグメントで単離することによ
って、car E遺伝子の暗号配列を再構築することが
できる。このフラグメントを純化し、次いで、制限酵素
S faN Iで消化した。次いで、この消化によって
得られた〜1oobpsraNr−Pstl制限フラグ
メントを単離し、純化し、Ndel−Pstl消化のプ
ラスミドpUc19および下記リンカー: とライゲートした。このライゲーションによりプラスミ
ドpo J 232が得られ、次いで、このプラスミド
pOJ232を、carE遺伝子の暗号配列の5′末端
をコードする〜130bp Ndel −PstI制限
フラグメントの供給源として用いた。
car E暗号配列の残りは、プラスミドpOJ231
(まタハブラスミトpOJ 230)+7) 〜1.7
kbBamHI −Pst I制限フラグメントで得る
ことができる。このプラスミドpOJ231の〜l 、
 7 kbBamHI−Pstl制限フラグメントを、
プラスミドpOJ232の〜130bp NdeI−P
st’I制限フラグメントおよびプラスミドpc Z 
R336の〜5.8kb Ndel−BamHI制限フ
ラグメントとライゲートして、プラスミドpOJ235
を得た。
プラスミドpOJ235は、大腸菌中、〜37°C以上
の温度(この温度ではcI857  λpt、リプレッ
サーが不活性である)でcar E遺伝子産物を発現さ
せる。
pc Z R336由来の〜5.8kb NdeI−B
amH■フラグメントは、λpLプロモーター、翻訳活
性化配列、c1857リブレツサー、プラスミドの複製
起源、およびテトラサイクリン耐性付与遺伝子をコード
しているDNA配列を含んでいる。
プラスミドpc Z R336は、ヒト成長ホルモンの
暗号配列をも含んでいる。プラスミドpc Z R33
6の〜5.8kb Ndel−BamHIフラグメント
中に含まれているDNA配列は、以下のようにして構築
することができる。
プラスミドpc Z R336の〜5.8kb Nde
l−BanHI制限フラグメントのDNAの大部分は、
プラスミドpCZR111から〜5.75kb Xba
I−BamHI制限フラグメントで単離することができ
る。プラスミドpcZR111の制限部位および機能地
図を添付の第7図に示す。プラスミドpcZR111は
、取得番号NRRL  B−18249(1987年8
月11日に寄託された)のもとでNRRLから入手可能
な大腸菌K12 RV308/pCZR111から得る
ことができる。プラスミドpcZR111は10μ9/
z(lテトラサイクリンに対する耐性を付与し、C1a
l制限部位を欠いている。
プラスミドpcZR111をXbaIおよびBa1lI
Hr酵素で消化し、アガロースから大きいXbal−B
amHIフラグメントを純化した。このプラスミドpc
ZR111のXbal −BamHI制限フラグメント
を二本鎖DNAフラグメントと一緒にライゲートして、
プラスミドpc Z R336の〜5.8kb Nde
I −BamHI制限フラグメントを得た。この二本鎖
DNAフラグメントは以下の配列を有している: ライゲーションに必要とされるDNAフラグメントが少
ないほど、そのライゲーションによって目的のプラスミ
ドが得られる公算が高くなることは当業者の知るところ
である。したがって、プラスミドpOJ235の構築プ
ロトコールにおいて、単一の〜5.8kb Ndel 
−BamHIフラグメントの代わりにプラスミドpcZ
R111の5.75kbXba I −B amHIフ
ラグメントと上記DNAフラグメントとを用いることに
よってプラスミドpOJ235を構築することもできる
であろうが、目的のプラスミドの収率はおそらく低くな
るであろう。プラスミドpOJ235は大腸菌において
CarE遺伝子産物を発現させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、プラスミドpOJ171の制限部位および機
能地図を示す模式図であり、 第2図は、プラスミドpOJ160の制限部位および機
能地図を示す模式図であり、 第3図は、プラスミドpOJ313の制限部位および機
能地図を示す模式図であり、 第4図は、プラスミドpOJ159の制限部位および機
能地図を示す模式図であり、 第5図は、プラスミドpo J 230の制限部位およ
び機能地図を示す模式図であり、 第6図は、プラスミドpo J 235の制限部位およ
び機能地図を示す模式図であり、 第7図は、プラスミドpcZR111の制限部位および
機能地図を示す模式図である。 特許出願人イーライ・リリー・アンド・カンパニー代理
 人 弁理士前出 葆 はか1名 FIG、1 プラスミドpOJ171 (〜45 kb) FIG、2 プラスミドpOJ160 (〜7 kb) FIG、3 プラスミドpOJ313 (〜10.8 kb) FIG、4 プラスミドpOJ159 (10,65kb) FIG、5 プラスミドpOJ230 (〜9.4 kb) FIG、6 プラスミドpOJ235 FIG、7 プラスミドpcZR111 (6395bp)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、微生物中の4’’−O−イソバレリルアシラーゼ酵
    素量を増加させる方法であって、(1)carE遺伝子
    産物の発現をコードしている組換えDNAベクタ−で微
    生物を形質転換し、そして (2)工程(1)で形質転換した微生物を遺伝子の発現
    が可能な条件下で培養すること、を特徴とする方法。 2、微生物がストレプトマイセス属である請求項1記載
    の方法。 3、微生物がストレプトマイセス・アンボファシエンス
    、ストレプトマイセス・リビダンス、ストレプトマイセ
    ス・サーモトレランス、あるいはストレプトマイセス・
    フラジエからなる群から選ばれる請求項2記載の方法。 4、4’’−O−イソバレリルアシラーゼ酵素をコード
    しているDNA化合物。 5、ストレプトマイセス・サーモトレランスの4’’−
    O−イソバレリルアシラーゼ酵素をコードしている請求
    項4記載のDNA化合物。 6、以下のアミノ酸残基配列を有するアシラーゼをコー
    ドしている請求項5記載のDNA化合物【遺伝子配列が
    あります】 [配列中、Alaはアラニン、Argはアルギニン、A
    snはアスパラギン、Aspはアスパラギン酸、−CO
    OHはカルボキシ末端、Cysはシステイン、Glnは
    グルタミン、Gluはグルタミン酸、Glyはグリシン
    、H_2N−はアミノ末端、Hisはヒスチジン、Il
    eはイソロイシン、Leuはロイシン、Lysはリジン
    、Metはメチオニン、Pheはフェニルアラニン、P
    roはプロリン、Serはセリン、Thrはトレオニン
    、Trpはトリプトファン、Tyrはチロシン、そして
    Valはバリンである]。 7、以下の配列で示される請求項6記載のDNA化合物
    : 【遺伝子配列があります】 [配列中、Aはデオキシアデニル、Gはデオキシグアニ
    ル、Cはデオキシシチジル、Tはチミジルである]。 8、ストレプトマイセス・サーモトレランスNRRL1
    5270の4’’−O−イソバレリルアシラーゼ酵素を
    コードしている請求項4記載のDNA化合物。 9、請求項6記載のDNA化合物をコードしている組換
    えDNAベクター。 10、第3図に示したプラスミドpOJ313、実施例
    3Bに記載したプラスミドpOJ313A、第5図に示
    したプラスミドpOJ230、実施例4に記載したプラ
    スミドpOJ231、あるいは第6図に示したプラスミ
    ドpOJ235からなる群から選ばれる請求項9記載の
    組換えDNAベクター。 11、請求項9記載の組換えDNAベクターで形質転換
    した宿主細胞。 12、大腸菌、ストレプトマイセス・アンボファシエン
    ス、ストレプトマイセス・リビダンス、ストレプトマイ
    セス・サーモトレランス、あるいはストレプトマイセス
    ・フラジエからなる群から選ばれる請求項11記載の宿
    主細胞。 13、抗生物質生合成遺伝子あるいは抗生物質耐性付与
    遺伝子の単離方法であって、 a)抗生物質産生微生物の遺伝子ライブラリーを調製し
    、 b)該ライブラリ−を、5’−CCGTCCGCCG−
    3’あるいは5’−CCGTCCCGCCG−3’から
    なる群から選ばれる調節配列プローブでプローブ検索し
    、そしてc)該調節配列プローブとハイブリダイズする
    抗生物質生合成遺伝子あるいは抗生物質耐性付与遺伝子
    を単離すること、 を特徴とする方法。
JP1120233A 1988-05-13 1989-05-12 カルボマイシン生合成遺伝子carE由来の4”―0―イソバレリル アシラーゼをコードしている組換えDNAベクター Pending JPH0213380A (ja)

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