JPH02133168A - クランクシャフトの製造方法 - Google Patents
クランクシャフトの製造方法Info
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- JPH02133168A JPH02133168A JP28699788A JP28699788A JPH02133168A JP H02133168 A JPH02133168 A JP H02133168A JP 28699788 A JP28699788 A JP 28699788A JP 28699788 A JP28699788 A JP 28699788A JP H02133168 A JPH02133168 A JP H02133168A
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K1/00—Soldering, e.g. brazing, or unsoldering
- B23K1/002—Soldering by means of induction heating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、レシプロエンジンに用いられるクランクシャ
フトの製造方法、特に軸受メタルを一体に有するクラン
クシャフトの製造方法に関する。
フトの製造方法、特に軸受メタルを一体に有するクラン
クシャフトの製造方法に関する。
(従来の技術)
一般に、レシプロエンジンのクランクシャフトは、中炭
素鋼を用いて鍛造や鋳造により製造され、第6図に符号
lで示すように、シリンダブロックのハウジング部(図
示略)に支承されて回転中心となるジャーナル部2と後
述するコネクティングロッドを取付けるためのピン部3
と、両部2,3を連結するアーム部4とを有する形状と
されている。
素鋼を用いて鍛造や鋳造により製造され、第6図に符号
lで示すように、シリンダブロックのハウジング部(図
示略)に支承されて回転中心となるジャーナル部2と後
述するコネクティングロッドを取付けるためのピン部3
と、両部2,3を連結するアーム部4とを有する形状と
されている。
か\るクランクシャフトにおいて、前記ジャーナル部2
やピン部3の焼付き、あるいは摩耗損失を防止するため
1通常、クランクシャフトと前記ハウジングあるいはコ
ネクティングロッドとの結合部には軸受メタルが介装さ
れる。これを、コネクティングロッド側を例にとって説
明すると、第7図に示すように、コネクティングロッド
5の大端部6は大端部本体7とキャップ体8とに二分割
されており、前記ピン部3に対する組付けに際して、半
割りの軸受部材9がこれら大端部本体Bとキャップ体7
との内周面に当てられ、ボルト10による一体化と′同
時に軸受部材9も一体化するようにしていた。なお、コ
ネクティングロッド5の小端部11はブツシュ12を介
してピストンピン!3に組付けされる。
やピン部3の焼付き、あるいは摩耗損失を防止するため
1通常、クランクシャフトと前記ハウジングあるいはコ
ネクティングロッドとの結合部には軸受メタルが介装さ
れる。これを、コネクティングロッド側を例にとって説
明すると、第7図に示すように、コネクティングロッド
5の大端部6は大端部本体7とキャップ体8とに二分割
されており、前記ピン部3に対する組付けに際して、半
割りの軸受部材9がこれら大端部本体Bとキャップ体7
との内周面に当てられ、ボルト10による一体化と′同
時に軸受部材9も一体化するようにしていた。なお、コ
ネクティングロッド5の小端部11はブツシュ12を介
してピストンピン!3に組付けされる。
ところで、上記軸受部材9は、裏金(バックメタルと称
する)としての鋼板の上に耐焼付性に優れた軸受メタル
用金属粉を積層し、これを焼結させた後に全体を圧延し
、さらにこの圧延材を所定形状に曲げ成形して製作され
ており、その厚みのほとんどが前記裏金(軸受メタルの
厚さ 0.2層lに対して裏金の厚さ 1.5〜2.0
mm )で占められている。一方コネクティングンロッ
ド5は、エンジンの振動、騒音を低減する観点から、可
及的に軽量であることが望まれている。しかしながら、
前記軸受部材3を形成する裏金の厚さが大きいため、相
対的に前記大端部6の内径が拡大し、強度保証の観点か
ら、コネクティングロッド5の大端部6の外形を大径化
せざるを得ないようになり、結果として該コネクティン
グロッド5の重量増加を招き、さらにはシリンダブロッ
クのハウジングの大型化を招くこととなっていた。
する)としての鋼板の上に耐焼付性に優れた軸受メタル
用金属粉を積層し、これを焼結させた後に全体を圧延し
、さらにこの圧延材を所定形状に曲げ成形して製作され
ており、その厚みのほとんどが前記裏金(軸受メタルの
厚さ 0.2層lに対して裏金の厚さ 1.5〜2.0
mm )で占められている。一方コネクティングンロッ
ド5は、エンジンの振動、騒音を低減する観点から、可
及的に軽量であることが望まれている。しかしながら、
前記軸受部材3を形成する裏金の厚さが大きいため、相
対的に前記大端部6の内径が拡大し、強度保証の観点か
ら、コネクティングロッド5の大端部6の外形を大径化
せざるを得ないようになり、結果として該コネクティン
グロッド5の重量増加を招き、さらにはシリンダブロッ
クのハウジングの大型化を招くこととなっていた。
そこで最近、上記クランクシャフトlのピン部3とコネ
クティングロッド5の大端部6との少なくとも一方に軸
受メタルを一体成形する試みがなされ、既に実開昭62
−55721号公報(先行技術A)に開示されている。
クティングロッド5の大端部6との少なくとも一方に軸
受メタルを一体成形する試みがなされ、既に実開昭62
−55721号公報(先行技術A)に開示されている。
この方法によれば、上記したバックメタルを省略するこ
とができ、コネクティングロッドおよびシリンダブロッ
クのハウジングの小型化を達成できるようになる。
とができ、コネクティングロッドおよびシリンダブロッ
クのハウジングの小型化を達成できるようになる。
なお、本発明とは目的が異るが、ピン部およびジャーナ
ル部表面に円筒の被せ金を拡散接合するようにしたクラ
ンクシャフトが、実開昭6197617号公報(先行技
術B)に示されており、前記被せ金として軸受材を用い
ることにより、上記軸受メタル一体型のクランクシャフ
トを製造することが可能になる。
ル部表面に円筒の被せ金を拡散接合するようにしたクラ
ンクシャフトが、実開昭6197617号公報(先行技
術B)に示されており、前記被せ金として軸受材を用い
ることにより、上記軸受メタル一体型のクランクシャフ
トを製造することが可能になる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記先行技術Aによれば、軸受メタルを
一体化する方法として、焼結溶融固着する方法を採用し
ているため、所望の接合強度を得るのが困難で、クラン
クシャフトの強度を保証するのが難かしくなり、一方先
行技術Bを利用した場合には、拡散接合に長時間を要し
て生産性の低下を招くようになり、何れも根本的な対策
にならないという問題があった。
一体化する方法として、焼結溶融固着する方法を採用し
ているため、所望の接合強度を得るのが困難で、クラン
クシャフトの強度を保証するのが難かしくなり、一方先
行技術Bを利用した場合には、拡散接合に長時間を要し
て生産性の低下を招くようになり、何れも根本的な対策
にならないという問題があった。
本発明は、上記従来の問題を解決することを課題として
なされたもので、その目的とする°ところは、ピン部ま
たはジャーナル部に軸受メタルを安定かつ高能率に一体
形成することができるクランクシャフトの製造方法を提
供することにある。
なされたもので、その目的とする°ところは、ピン部ま
たはジャーナル部に軸受メタルを安定かつ高能率に一体
形成することができるクランクシャフトの製造方法を提
供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記課題を解決するため、クランクシャフト
のピン部の外周面にろう材を積層すると共に、このろう
材の上に軸受材を被せ、しかる後にこの軸受材を型押し
しつ一高周波誘導加熱し該軸受材を前記ピン部に一体化
するように構成したことを要旨とする。
のピン部の外周面にろう材を積層すると共に、このろう
材の上に軸受材を被せ、しかる後にこの軸受材を型押し
しつ一高周波誘導加熱し該軸受材を前記ピン部に一体化
するように構成したことを要旨とする。
本発明において、上記ろう材の種類は特定するもノテな
く、Sn、Cu、Pb、Ag、Zn、Cd、Ni等の1
種または数種から成る合金を選択することができる。ま
たこれらろうう材をピン部またはジャーナル部の外周面
に積層する方法も任意であり、例えば粉末のろう材をフ
ラックスとともに対象箇所に塗布し、あるいはろう材を
溶かした溶融金属浴の中に対象部分をデイ−2ピングし
て溶融メツキするようにしても良い。
く、Sn、Cu、Pb、Ag、Zn、Cd、Ni等の1
種または数種から成る合金を選択することができる。ま
たこれらろうう材をピン部またはジャーナル部の外周面
に積層する方法も任意であり、例えば粉末のろう材をフ
ラックスとともに対象箇所に塗布し、あるいはろう材を
溶かした溶融金属浴の中に対象部分をデイ−2ピングし
て溶融メツキするようにしても良い。
また本発明において、上記軸受材の種類も特定するもの
でなく、摺動特性に優れたAn −Pb−Sn系合金、
Cu−Pb−5n系合金等を用いることができる。これ
ら軸受材は、予め薄板(0,5〜1.0m腸)を半円形
に曲げ成形したものを用意し、これをろう材の上に被せ
るようにしても、あるいは粉末の軸受材にバインダーを
混合したスラリーを用意し、これを上記ろう材の上に塗
布するようにしても良い。
でなく、摺動特性に優れたAn −Pb−Sn系合金、
Cu−Pb−5n系合金等を用いることができる。これ
ら軸受材は、予め薄板(0,5〜1.0m腸)を半円形
に曲げ成形したものを用意し、これをろう材の上に被せ
るようにしても、あるいは粉末の軸受材にバインダーを
混合したスラリーを用意し、これを上記ろう材の上に塗
布するようにしても良い。
本発明において、高周波誘導加熱する際、型を用いて外
部から押圧するが、この型としては、耐熱性に優れたセ
ラミックスを用いるのが望ましい、なお、軸受材として
粉末を用いた場合は、高周波誘導加熱によりろう付と焼
結とを同時に行うようにするが、この加熱処理絆了後に
、さらにバーニッシュ加工を施して焼結層を圧延し、焼
結組織の稠密化を図るようにするのが望ましい。
部から押圧するが、この型としては、耐熱性に優れたセ
ラミックスを用いるのが望ましい、なお、軸受材として
粉末を用いた場合は、高周波誘導加熱によりろう付と焼
結とを同時に行うようにするが、この加熱処理絆了後に
、さらにバーニッシュ加工を施して焼結層を圧延し、焼
結組織の稠密化を図るようにするのが望ましい。
さらに本発明において、軸受材を一体化する部分として
クランクシャフトのピン部を選択したが、該ピン部に対
すると同様にクランクシャフトのジャーナル部にも軸受
材を一体化しても良い。
クランクシャフトのピン部を選択したが、該ピン部に対
すると同様にクランクシャフトのジャーナル部にも軸受
材を一体化しても良い。
(作用)
上記構成のクランクシャフトの製造方法において、ろう
付によりピン部に軸受材を安定して保持させることがで
き、しかも高周波誘導加熱を利用することにより短時間
で軸受材を接合することができる。
付によりピン部に軸受材を安定して保持させることがで
き、しかも高周波誘導加熱を利用することにより短時間
で軸受材を接合することができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を添付図面も参照して説明する。
なお、こ−では前出第6図に示したクランクシャフトも
参照し、同一符号をそのま覧用いることとする。
参照し、同一符号をそのま覧用いることとする。
実施例!
JIS 550Gを素材として鍛造により、ジャーナル
部2の直径58■、ピン部3の直径42mmの大きさを
有するクランクシャフト1 (第6図)を製造し、その
ジャーナル部2およびピン部3の外周面に、重量比テ4
ICu−4,5X An −0,2XMn−0゜lXM
g−残部Znから成る合金粉ろう材をフラックスととも
にポリビニールアルコールで混合したものを0.2鵬脂
厚さに塗布し乾燥させた。一方、別途14$5n−3,
5$Pb−1駕Cu−3XSi−残部A!lから成るA
nベース合金を溶製し、0.5層重の厚さに圧延後、所
定長さに切断し、さらに半円形に曲げ成形して軸受材を
得、これを前記ろう材の上に被せて、後述する加熱処理
を施した。
部2の直径58■、ピン部3の直径42mmの大きさを
有するクランクシャフト1 (第6図)を製造し、その
ジャーナル部2およびピン部3の外周面に、重量比テ4
ICu−4,5X An −0,2XMn−0゜lXM
g−残部Znから成る合金粉ろう材をフラックスととも
にポリビニールアルコールで混合したものを0.2鵬脂
厚さに塗布し乾燥させた。一方、別途14$5n−3,
5$Pb−1駕Cu−3XSi−残部A!lから成るA
nベース合金を溶製し、0.5層重の厚さに圧延後、所
定長さに切断し、さらに半円形に曲げ成形して軸受材を
得、これを前記ろう材の上に被せて、後述する加熱処理
を施した。
第1図〜第3図は、クランクシャフトlのピン部を対象
に実施した加熱処理の態様を示したものである。これら
の図において、1は上記のようにして得たクランクシャ
フト、21はこのクランクシャフト1のピン部3に塗布
されたろう材、22は上記のようにして得た軸受材、2
3は加圧型、24は高周波加熱コイルである。加圧型2
3は上下一対に用意され、それぞれはアクチュエータ(
図示略)に結ぶ一対のホルダー25 、25に保持され
ている。各加圧型23はセラミックス(−例として、窒
化ケイ素)から半円形に形成され、それぞれの内周面に
前記軸受材22を嵌合保持できるようになっている。−
丈高周波加熱コイル24は、前記加圧型23の背面に当
接する状態で前記ホルダー25.25に内装されている
。モして該高周波加熱コイル24は、加圧型23と一体
に移動して、該加圧型23の型閉じ状態(第2図)にお
いて一対の摺動部24aを当接させて導通状態となり、
高周波電源28との間に閉回路を形成するようになって
いる。
に実施した加熱処理の態様を示したものである。これら
の図において、1は上記のようにして得たクランクシャ
フト、21はこのクランクシャフト1のピン部3に塗布
されたろう材、22は上記のようにして得た軸受材、2
3は加圧型、24は高周波加熱コイルである。加圧型2
3は上下一対に用意され、それぞれはアクチュエータ(
図示略)に結ぶ一対のホルダー25 、25に保持され
ている。各加圧型23はセラミックス(−例として、窒
化ケイ素)から半円形に形成され、それぞれの内周面に
前記軸受材22を嵌合保持できるようになっている。−
丈高周波加熱コイル24は、前記加圧型23の背面に当
接する状態で前記ホルダー25.25に内装されている
。モして該高周波加熱コイル24は、加圧型23と一体
に移動して、該加圧型23の型閉じ状態(第2図)にお
いて一対の摺動部24aを当接させて導通状態となり、
高周波電源28との間に閉回路を形成するようになって
いる。
上記態様において、先ず第1図に示す型開き状態におい
て、予めろう材21を塗布したクランクシャツ)1のピ
ン部3を加圧型23 、23の中央に位置決めするとと
もに、各加圧型23.23の内周面に軸受材2を保持さ
せる0次にアクチュエータ(図示略)の作動により各ホ
ルダー25.25を相対前進させる。このホルダー25
.25の前進により高周波加熱コイル24の摺動部24
aが当接し、この段階から高周波電源2Bから高周波加
熱コイル24に周波数20KHz 、出力30kwで通
電を開始し、さらに加圧型23.23が第2図に示すよ
うに完全に型閉じ状態となるまで6秒間通電を継続した
。この通電によりピン部3の外周面は460℃まで加熱
され、その熱を受けてろう材21が半溶融状態となって
、軸受材22はピン部3の外周面にろう付された。その
後、ピン部3の外周面の温度が約350℃になるまで自
然冷却し。
て、予めろう材21を塗布したクランクシャツ)1のピ
ン部3を加圧型23 、23の中央に位置決めするとと
もに、各加圧型23.23の内周面に軸受材2を保持さ
せる0次にアクチュエータ(図示略)の作動により各ホ
ルダー25.25を相対前進させる。このホルダー25
.25の前進により高周波加熱コイル24の摺動部24
aが当接し、この段階から高周波電源2Bから高周波加
熱コイル24に周波数20KHz 、出力30kwで通
電を開始し、さらに加圧型23.23が第2図に示すよ
うに完全に型閉じ状態となるまで6秒間通電を継続した
。この通電によりピン部3の外周面は460℃まで加熱
され、その熱を受けてろう材21が半溶融状態となって
、軸受材22はピン部3の外周面にろう付された。その
後、ピン部3の外周面の温度が約350℃になるまで自
然冷却し。
さらに約100℃までエアにより強制冷却してろう付を
完了させた。しかして、加圧型23.23にて外部から
押圧しつ覧ろう付を行ったことにより、軸受材22はピ
ン部3の全周にわたって均一な厚さとなった。
完了させた。しかして、加圧型23.23にて外部から
押圧しつ覧ろう付を行ったことにより、軸受材22はピ
ン部3の全周にわたって均一な厚さとなった。
なお、ジャーナル部2についても、上記と同様の手順に
より高周波ろう付を施した。ただし、この場合の高周波
加熱条件は、周波数20KH2,出力40kw、加熱時
間6秒とした。
より高周波ろう付を施した。ただし、この場合の高周波
加熱条件は、周波数20KH2,出力40kw、加熱時
間6秒とした。
実施例2
実施例1と同様に製造したクランクシャフト1のジャー
ナル部2およびピン部3の外周面に、 JIS BA
g−4から成る銀ろう粉末をフラックスとともに0.0
51腸の厚さに塗布し乾燥させ、さらにコノ上に、 2
8駕Pb−45XSn−2,5$Zn−残部Cuから成
る合金粉末をポリビニールアルコールと混合して得たス
ラリーを0.6■■の厚さに塗布し、前記実施例1と同
様に加熱処理を施した。
ナル部2およびピン部3の外周面に、 JIS BA
g−4から成る銀ろう粉末をフラックスとともに0.0
51腸の厚さに塗布し乾燥させ、さらにコノ上に、 2
8駕Pb−45XSn−2,5$Zn−残部Cuから成
る合金粉末をポリビニールアルコールと混合して得たス
ラリーを0.6■■の厚さに塗布し、前記実施例1と同
様に加熱処理を施した。
この時の加熱温度は830℃として、この温度でろう付
と軸受材の焼結とを終了させ、その後、300℃まで冷
却した時点で、後述するローラバニッシュ加工を施した
。
と軸受材の焼結とを終了させ、その後、300℃まで冷
却した時点で、後述するローラバニッシュ加工を施した
。
ローラバニッシュ加工は、第4図に示すように、2個の
ローラ31,31を配した■ブロック状の固定ホルダー
32と1([1のローラ31を配した可動ホルダー33
との間に、予め上記のように焼結層(軸受材)30を設
けて成るクランクシャフト1のピン部l (ジャーナル
部2側は省略)を位置決めし、可動ホルダー33を移動
させて3個のローラ31で該ピン部3を押圧しつ一、ク
ランクシャフト1を回転させる方法により行ない、焼結
層30の厚さを0.4mmまで圧延した。
ローラ31,31を配した■ブロック状の固定ホルダー
32と1([1のローラ31を配した可動ホルダー33
との間に、予め上記のように焼結層(軸受材)30を設
けて成るクランクシャフト1のピン部l (ジャーナル
部2側は省略)を位置決めし、可動ホルダー33を移動
させて3個のローラ31で該ピン部3を押圧しつ一、ク
ランクシャフト1を回転させる方法により行ない、焼結
層30の厚さを0.4mmまで圧延した。
以下、上記実施例1および実施例2で得たクランクシャ
フトの評価試験結果について説明する。
フトの評価試験結果について説明する。
評価試験例1
先ず、上記のようにして得た軸受メタル一体型のクラン
クシャフトのジャーナル部2およびピン部3に袖穴加工
を施し、続いてジャーナル部2およびピン部3を機械加
工により、各軸受材22.30の厚さが0.18腸票に
なるように仕上げてクランクシャフトを完成させた。そ
して、各実施例のクランクシャフトを直列4気筒4サイ
クルエンジン(ボア径81 W寵、ストローク77+s
■。
クシャフトのジャーナル部2およびピン部3に袖穴加工
を施し、続いてジャーナル部2およびピン部3を機械加
工により、各軸受材22.30の厚さが0.18腸票に
なるように仕上げてクランクシャフトを完成させた。そ
して、各実施例のクランクシャフトを直列4気筒4サイ
クルエンジン(ボア径81 W寵、ストローク77+s
■。
排気量15870C)に組付け、全負荷300時間のベ
ンチ試験に供し、各軸受メタル(軸受材)の摩耗、剥離
状態を観察した。この結果、前出第7図に示した一般の
軸受メタル組付型のクランクシャフトに比して全く損色
がないことが確認できた。
ンチ試験に供し、各軸受メタル(軸受材)の摩耗、剥離
状態を観察した。この結果、前出第7図に示した一般の
軸受メタル組付型のクランクシャフトに比して全く損色
がないことが確認できた。
評価試験例2
本発明の方法によれば、クランクシャフトに軸受メタル
を一体とした分、これに取付くコネクティングロッド5
の大端部8 (第7図)の内径を相対的に小さくできる
ので、逆に同一の強度を確保する上では、該大端部8の
外形を小径にし得るようになる。そこで、従来のJIS
555C製コネクテイングロツド(従来品)の重量8
40gに対して重量を550gに減少させたコネクティ
ングロッド(軽量化品)を製造し、これを疲労試験に供
した。疲労試験は、コネクティングロッドの小端部と大
端部の孔に鋼製の軸を挿入し、油圧サーボ試験機を用い
て両輪間に交番荷重を加える方法によった。なお、比較
のため、従来品(重量840 g )も同様の疲労試験
に供した。この結果、第5図に示すように、軽量化品は
従来品と同等の耐疲労性を有することが明らかになった
。
を一体とした分、これに取付くコネクティングロッド5
の大端部8 (第7図)の内径を相対的に小さくできる
ので、逆に同一の強度を確保する上では、該大端部8の
外形を小径にし得るようになる。そこで、従来のJIS
555C製コネクテイングロツド(従来品)の重量8
40gに対して重量を550gに減少させたコネクティ
ングロッド(軽量化品)を製造し、これを疲労試験に供
した。疲労試験は、コネクティングロッドの小端部と大
端部の孔に鋼製の軸を挿入し、油圧サーボ試験機を用い
て両輪間に交番荷重を加える方法によった。なお、比較
のため、従来品(重量840 g )も同様の疲労試験
に供した。この結果、第5図に示すように、軽量化品は
従来品と同等の耐疲労性を有することが明らかになった
。
(発明の効果)
以上、詳細に説明したように1本発明にか\るコネクテ
ィングロッドの製造方法によれば、ろう付によりピン部
に軸受材を安定して保持させることができるので、クラ
ンクシャフトの耐久、信頼性が著しく向上する効果が得
られた。
ィングロッドの製造方法によれば、ろう付によりピン部
に軸受材を安定して保持させることができるので、クラ
ンクシャフトの耐久、信頼性が著しく向上する効果が得
られた。
また高周波誘導加熱を利用することにより短時間で軸受
材を接合することができ、生産性の向上に大きく寄与す
る効果が得られた。
材を接合することができ、生産性の向上に大きく寄与す
る効果が得られた。
第1図〜第3図は本発明で用いた加熱装置の構造および
その使用態様を示したもので、第1図と第2図は正面図
、第3図は側面図であり、第4図は本発明で実施したロ
ーラバーニッシュ加工の態様を示す模式図、第5図は本
発明で得たクランクシャフトに取付くコネクティングロ
ッドの疲労試験結果を従来品と対比して示すグラフ、第
6図はクランクシャフトの一般形状を示す正面図、第7
図は従来一般のコネクティングロッドの取付態様を示す
断面図である。 2 ・・・ ジャーナル部 ビン部 ろう材 軸受材 加圧型 高周波加熱コイル 第1
その使用態様を示したもので、第1図と第2図は正面図
、第3図は側面図であり、第4図は本発明で実施したロ
ーラバーニッシュ加工の態様を示す模式図、第5図は本
発明で得たクランクシャフトに取付くコネクティングロ
ッドの疲労試験結果を従来品と対比して示すグラフ、第
6図はクランクシャフトの一般形状を示す正面図、第7
図は従来一般のコネクティングロッドの取付態様を示す
断面図である。 2 ・・・ ジャーナル部 ビン部 ろう材 軸受材 加圧型 高周波加熱コイル 第1
Claims (1)
- (1)クランクシャフトのピン部の外周面にろう材を積
層すると共に、このろう材の上に軸受材を被せ、しかる
後にこの軸受材を型押ししつゝ高周波誘導加熱し該軸受
材を前記ピン部に一体化することを特徴とするクランク
シャフトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28699788A JPH02133168A (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | クランクシャフトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28699788A JPH02133168A (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | クランクシャフトの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02133168A true JPH02133168A (ja) | 1990-05-22 |
Family
ID=17711684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28699788A Pending JPH02133168A (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | クランクシャフトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02133168A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5504296A (en) * | 1992-09-14 | 1996-04-02 | Showa Aluminum Corporation | Method of hot brazing aluminum articles |
-
1988
- 1988-11-14 JP JP28699788A patent/JPH02133168A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5504296A (en) * | 1992-09-14 | 1996-04-02 | Showa Aluminum Corporation | Method of hot brazing aluminum articles |
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