JPH0213255A - 電機子用プリント基板，その組立装置及び電機子コイルユニツト並びにモータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、を機子用プリント基板、その組立装置、電機
子コイルユニット及び小型モータに関する。

〔従来の技術〕

従来、軸方向空隙型モータの電機子の組立作業において
は、所定数の単位コイルを放射状に配列したものを、ガ
イドピンを具える吸盤装置に吸着させ位置ぎめしたもの
を、プリント基板に載せ。

互いに接着して組立てられている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、上記在米の工程における初めの単位コイルを放
射状に配置することが手作業であ！７．吸盤機構に吸着
させた後、これをブリ／ト基板上に変位させ、基板上に
臘脱し配置中に、単位コイルの基板上での配置位置が、
単位コイルの剪定の位相にかなった角度の維持が困難で
あるばかりでなく、単位コイルの形式の変更毎に、ｌ＆
盤装置のガイドピンその他付属治具を取替えなけれはな
らないので、生産性が乏しく独済性に欠け、製品の信頼
性にも問題点があった。

本発明は、単位コイルの配置組立作業を省力化し、基板
とコイルの位相が一段と高精度化し、コイル形状の多様
化に対する適応性に優れ、かつ。

極めて低コスト生産を期することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために９本発明のプリント基板にお
いては、基板の単位コイルを配置すべき位置に、各単位
コイルの空芯部の内周縁部に対応し、コイルを所定位置
に導くための切欠部を貫設するか、または、コイルの空
芯部の内周縁部及び又は外周縁部に沿って複数個の透孔
を穿設したことであり０次に本発明のプリント基板組立
装置においては、単位コイルを所定位置に導くために。

プリント基板に貫設した切欠部に対応させた位置に、基
板の厚さよりも高くシ、かつ、配置するコイルの厚さを
越えない高さ金具え、及びコイルの空芯部の内周縁部と
共通する外周部を形成した膨出部及び、又は、コイルの
空芯部の内周縁部に沿って、それに画法するように、複
数個のピン又は突起部を設けたベースを形成し、このベ
ースを介してプリント基板と協同してプリント基板とコ
イルとの組立を行うことである。

また上記プリント基板組立装置を介して２組立て九電機
子コイルユニットを結合したモータを供することによっ
て、基板とコイル位相が一段と高精度化された信頼性の
あるモータを得られる。

〔作用〕

上記のように嘴成された本発明に係るプリント基板は、
単位コイルの配置位置が所定の位相角度に督いて、予め
形成されているため、基板上にコイルを変位配置する作
業が、それに用いる治具。

（例えば吸盤機構等）の変位時の衝寧、振動、所要時間
等に影響されることなく、基板と協同するために、別に
形成する組立装＠を介して極めて円滑、かつ、正確にコ
イルの位置ぎめができる。

さらに９組立装置は所定のコイル配置位置に。

予め隆起した膨出部または複数のピン等に、コイルの空
芯部を捩合することによって、プリント基板に設けた切
欠部または透孔と協同して、コイルの位置ぎめを迅速的
確に行うことができる。

〔実施例〕 実施例について図面を参照して説明すると、第１図にお
いて、プリント基板１の単位コイル２゜２を配置すべき
位置に、＃単位コイルの各空芯部３の内周縁部４に対応
した切欠部５，５を貫設し該切欠部５，５により占めら
れた空間部を除く基板部分の一面側または両面側には必
要な導体１ａをプリント配線し、所要の引出部を設け、
及び中心部に軸穴６その他必要な取付孔７，７を孔設し
て形成する。

上記のプリント基板１の構成において、単位コイル２，
２の各空芯部３，３の内周縁部４に対応した切欠部５を
穿設することに代え、別の実施の態様として、第２図に
示すように、コイル２，２の各空芯部３の内周縁部４に
沿って、複数個の透孔８，８を穿設して単位コイル２，
２を所定位置に誘導する構成とすることもできる。

また、上記の別の実施態様として、コイルの各空芯部３
の内壁部４及び又は外壁部に沿って、複数個の透孔８’
、８’を穿設して実施することもできる。（第２図ａ） 次に、プリント基板１と単位コイル２，２とを組立てる
組立装置９は、第３〜４図に示すように。

上記第１図に示すプリント基板１に穿設した切欠部５，
５に対応させた位置に、木製その他合成樹脂の成型等に
より、実用的には円形の外郭を具え。

中央部に軸穴１１を貫設し、適宜の位置に位置ぎめ用の
小孔１２を設け、プリント基板１の厚さよすも高く、か
つ、配置するコイル２，２の厚さを越えない高さを具え
、及び単位コイル２，２の空芯部３の内周縁部４と共通
する外周部１３をもつ膨出部１０．１０を隆起し、プリ
ント基板１に設けた切欠部５と互いに嵌脱可能に構成す
る。

さらに、上記組立装置ｔ９の別の実施の態様として、コ
イル２，２の内周縁部４に対応した膨出部１０を隆起す
ることに代え、第４図に示すようにコイル２，２の内周
縁部４に沿って、プリント基板１に設けた複数個の透孔
８，８に対応した位置に、プリント基板ｌの厚さよりも
高く、かつ、配置するコイル２．２の厚さを越えない高
さを具える複数個のピン１４又は適宜の輪と長さをもつ
土堤状の突起を形成して、プリント基板１に設けた透孔
８，８と互いに嵌脱ｉｏ１能に形成することもできる。

次に、プリント基板１に、単位コイル２，２金位置ぎめ
し、セットするに際しては、適宜の高さを具える作業台
上に設けた小突起部に９組立装置９の軸穴１１部を係止
した上、該組立装置９上に戴置した基板１上に、適宜の
糊剤を撒布するか又は、粘着性シート２５を積ノーシ１
組立装置９の各膨出部１０．１０に、各単位コイル２，
２の空芯部３，３を表装し、所定数の単位コイル２，２
の配１ｉｔｔ−終え、そのコイル２．２上方より適宜公
知の押圧板を介して上方よシ圧接し、プリント基板１と
単位コイル２，２の下面とを互いに一体的に後着する。

上記接着時において、糊剤又は粘着性シート２５の性質
によっては、接着時に加熱しながら押圧することが望ま
しい。

久に１本発明における′４機子コイルユニット１５の構
成は、第５図に示すように、６個のモータコイル２．２
を図示の如く対称配置とし、１個おきに３個のモータコ
イルの端部を夫々プリント配線部で接続して２相構造と
し、これら６側のモータコイル２，２の空芯部３の内周
縁部４に沿って。

プリント基板１面に切欠部５が貫設されてお）。

及び各モータコイル２，２の軸穴６側に位置する巻線部
１６の下面の対応部分のプリント基板１面には、コイル
２．２の巻初め線端部Ｉ７をコイル２．２の外側へ引出
すための窓１８．１８を穿設し、該窓部１８，１８にコ
イル２．２巻初め線端部１７を通して、基板１の薬面の
プリント導体１ａに接続する。

また、コイル２，２の巻終シ巌端部１９（コイルの外側
）は、コイル２，２の外側部に設けた小孔１９′を介し
て基板１巣面に引出し、プリント配線部１ａに接続され
、こ才りらのモータコイル２゜２から引出ぢれた各線端
部１７，１９は、コイル群２．２と同一平面上に配置し
た磁気感知素子。

トランジスタ、抵抗、コンデンサ、電源端子等その他必
要な回路部品２０を介して外部に引出される０ 次に９本発明におけるモータ２１は、第６図に示すよう
に、コアレスモータであって１回転子はヨーク２２．２
３及びマグネット２４からなり。

固定子は１！機子コイル１５によって構成されており、
この電機子コイル１５は、準位コイル２，２の各空芯部
３の内壁部に沿って切欠した切欠部５６が穿設されてお
り、単位コイル２．２はプリント基板１に結合される際
、上記切欠部５と互いに森脱可能にした別に設けられた
組立装置の膨出部１０上に配置されたプリント基板１上
に、適宜の糊剤又はシート状接７１Ｆ層２５ｔ−介して
単位コイル２゜２が所定位相角度において位置ぎめされ
、これを適宜加熱圧接して結合されておるため、単位モ
ータコイル２，２は対称位相角度を正確に維持すること
ができる。

したがって、上記のように電機子コイル１５を配置した
ことによって、効率のよい電磁変換特性を実現すること
ができる。

〔発明の効果〕

本願の発明は、上述の構成によるので、プリント基板は
、所望数の電機子コイルを配置すべき位置に、コイルの
空芯部の内周縁部に沿って切欠部又は透孔を設け、該切
欠部又は透孔と互いに機会するよりにした組立装置の膨
出部又はピンとによって、プリント基板上にコイルを所
定位相角度に正しく配置することができる。

また、コイルを所定位置に位置ぎめすることかきわめて
省力的となシ量産化に適し、安価に提供できる。

さらに９本発明に係る電機子コイルユニット及びモータ
は、上記各単位コイルは正確な所定の位相角度を維持し
て配置されているため、効率の良い電磁特性を実現する
ことができ、高精度化された信頼性のある電機子コイル
及びモータを供することができる。

【図面の簡単な説明】

実施例を示す添付図面において、第１図（〜は本願のプ
リント基板の平面図、第１図すは第１図（−のＡ−Ａ断
面図、第２図（ａ）は別の実施態様における基板の平面
図、第２図（ｂ）は第２図（（転）ＯＢ−Ｂ断面図、Ｉ
Ｋ３図（ａＪは組立装置の平面図、第３図（ｂ）は第３
図ｔａ）のＣ−Ｃ断面図、第４図（ｍｌは組立装置の別
の実施態様における平面図、第４図（ｂ）は第４図ｔａ
ＪのＤ−ＤＷｒ面図、第５図はに６子コイルユニツトの
平面説明図、第６図はモータのｍ１略要部断面説明図で
ある。 符号の説明 ；プリント基板 ：導体 ：コイル ；空芯部 ；内周縁部 ；切欠部 ；軸穴 ；取付穴 ；透孔 ・組立装置 ；膨出部 ；軸穴 ；位置ぎめ孔 ；外周部 ：ピン ；電機子ユニット ：軸側巻線部 ；巻き初め線端 ；窓部 一巻な終り線端 ；回路部品 ；モータ ；回転子ヨーク 二回転子ヨーク ；マグネット 二シート状接着層 ；回転軸

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）、所望数の電機子コイルを配置すべき位置に単位
   コイルの各空芯部の内周縁部に対応し、各単位コイルを
   所定位置に導くための、切欠部を貫設したことを特徴と
   する電機子用プリント基板。
2. （２）、単位コイルの各空芯部の内壁部に沿つて、単位
   コイルを所定位置に導くための複数個の透孔を穿設した
   ことを特徴とする請求項１記載の電機子用プリント基板
   。
3. （３）、単位コイルの各空芯部の内壁部及び又は外壁部
   に沿つて、各単位コイルを定位置に導くための複数個の
   透孔を穿設したことを特徴とする請求項２記載の電機子
   用プリント基板。
4. （４）、所望数の電機子コイルを配置すべき位置に単位
   コイルを所定位置に導くために、プリント基板に穿設し
   た切欠部に対応させた位置に、基板の厚さよりも高く、
   かつ配置するコイルの厚さを越えない高さを具え、及び
   単位コイルの空芯部の内周縁部と共通する外周部を形成
   した膨出部を隆起せしめ、基板に設けた切欠部と嵌脱自
   在にしたことを特徴とする電機子用プリント基板の組立
   装置。
5. （５）、プリント基板に設けたコイル誘導用透孔に沿つ
   て、該透孔に対応して嵌合することができ、かつ、配置
   する各コイルの空芯部の内周部に当接するように、複数
   個のピン又は突起部を突設したベースを形成し、該ベー
   スを介してプリント基板にコイル群を位置ぎめするよう
   にしたことを特徴とする請求項４記載の電機子用プリン
   ト基板の組立装置。
6. （６）、導体部をプリント配線した基板に、所望数の電
   機子コイルを配置すべき位置に、単位コイル誘導用の切
   欠部又は複数個の透孔を穿設し、該切欠部又は透孔部に
   面して単位コイルを配置固定した電機子用プリント基板
   を形成し、及び、上記コイル群と同一平面上に配置した
   磁気感知素子、トランジスタ、抵抗、コンデンサ、電源
   端子等の回路部品とそれぞれ接続したことを特徴とする
   電機子コイルユニット。
7. （７）、導体部をプリント配線した基板に、所望数の電
   機子コイルを配置すべき位置に、単位コイル誘導用の切
   欠部又は、複数個の透孔を穿設し、該切欠部又は透孔部
   に面して単位コイルを配置固定した電機子用プリント基
   板を用いたことを特徴とするモータ。