JPH02132426A - 透過形スクリーンの製造方法 - Google Patents

透過形スクリーンの製造方法

Info

Publication number
JPH02132426A
JPH02132426A JP63287155A JP28715588A JPH02132426A JP H02132426 A JPH02132426 A JP H02132426A JP 63287155 A JP63287155 A JP 63287155A JP 28715588 A JP28715588 A JP 28715588A JP H02132426 A JPH02132426 A JP H02132426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molds
lens
sheets
refractive index
lenticular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63287155A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Hatano
正弘 波多野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP63287155A priority Critical patent/JPH02132426A/ja
Publication of JPH02132426A publication Critical patent/JPH02132426A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数枚のレンズシートを接合する大形の透過
形スクリーンの製造方法に関し、特に、レンズシートの
接合部を目立たないようにした透過形スクリーンの製造
方法に関する。
〔従来の技術〕
各種の透明または半透明のプラスチックレンズシートを
用いてスクリーンを製造し、プロジェクション(投射)
形テレビジョン用の透過形スクリーンとして使用するこ
とが知られている。このような透過形スクリーンでは、
最も観察側に上下方向に走行線(半円柱形のレンチキュ
ラーレンズの軸)をもつ水平光拡散用レンチキュラーレ
ンズシートが配置されるのが普通である。
従来、この種の透過形スクリーンを構成するレンチキュ
ラーレンズシートは、縦横lm前後の寸法のものまでは
一体に成形できるが、それ以上のものは製造装置等の寸
法上の制限から一体に成形することができないので、縦
横1m前後のシートを接合していた。
このようなレンチキュラーレンズシートを接合する方法
として、例えば、[レンチキュラーレンズの走行線のピ
ッチが一致するように突き合わせ、その箇所に接着剤を
注入して接合したり(実開昭58−144340)J、
[その突き合わせた箇所を両面粘着テープで接合したり
(実開昭58144341)J、また、突き合わせた箇
所を接着するとともに他方の面に当て板を接着したもの
(特開昭58−168042)Jなどが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記いずれの方法でレンチキュラーレンズシートを接合
しても、光学的に不連続な部分が生したり、接合部の機
械的な不完全さにより光の漏れが生じたり、または、観
察者側から接合部が黒あるいは白の線として観察され、
画像品質を低下させるという問題点があった。
本件出願人は、既に、前記問題点を解決するために、種
々の提案をしている。
例えば、[走行線が一致しないレンチキュラーレンズが
表裏面に形成されたレンチキュラーレンズシートを、表
裏面の溝部分を結ぶ線で接合するもの(実開昭60−1
30438)Jや、「レンチキュラーレンズシートの端
部に行くに従って、接合位置がレンズの最凹部間より端
部側に順次ズレるようなもの(実開昭61−46536
)Jを提案している。あるいはまた、「レンチキュラー
レンズシートの接合部が実質的に見えないように、端面
どうしが金属線で接合されるもの」や、「端部の光吸収
層をその幅が狭くなるように切断して、接合部が他の光
吸収層の幅と等しくなるように接合したもの」なども提
案している。
これらの提案では、光学的,ja械的な接合の問題は解
決しているが、接合部の位置や角度を精度よく加工し、
しかも、接合面の仕上げを高い精度にするなど新たな機
械,設備を必要としたり、製造時間がかかるなどして生
産性が悪いという問題点があった。
本発明の目的は、従来の接合方法では避けられなかった
接合部の光学的,機械的な不完全さを解消するとともに
、観察者側から接合部が線として認識され画質を損なう
ことがない大形の透過形スクリーンを、既存の機械,設
備をそのまま利用して、効率よく製造できる透過形スク
リーンの製造方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明による透過形スクリーンの製造方法の
要旨を説明するための図である。
すなわち、本発明による透過形スクリーンの製造方法は
、片面または両面にレンズ形状が形成された複数枚のレ
ンズシートの端部を接合して大形の透過形スクリーンを
製造する透過形スクリーンの製造方法において、前記レ
ンズシートと同一のレンズ形状を成形できる1組の成形
型1.2を用いて、接合する2枚のレンズシート3,4
を端部間に一定の間隔を残して挾み、前記各成形型の間
に前記レンズシートとほぼ同じ屈折率を有する重合性樹
脂を流し込んで接合し、接合した2枚のレンズシートの
レンズ形状と連続するレンズ形状をした接合部5を成形
する構成としてある。
成形型1.2は、接合する2枚のレンズシートを両面か
ら挾み、それらのレンズ形状を再現できる形状の型が設
けられた1組の型である。これらの成形型1,2は、レ
ンチキュラーレンズシートを接合する場合には、その走
行線と平行な方向にはフルサイズの寸法のものが必要で
あるが、その走行線と垂直な方向にはレンチキュラーレ
ンズの山の数として、数個〜数十個程度の寸法で十分で
ある。
このような成形型1.2を用いると、成形型1,2とレ
ンズシート3,4とは、凹凸が一致する雌雄の関係にあ
るので、それらが密着して幅方向の位置合わせが簡単に
なる。
成形型1.2を製造するには、レンズシートの設計に合
わせて金型や樹脂型等を切削加工する方法、または、レ
ンズシートから型を起こす方法等がある。後者の方法は
、レンズシート3.4の成形時に生ずるシート1枚ごと
の歪みなどにも対応できるので、より接合部の目立たな
い精密な大形のレンズシートが製造できる。
接合されるレンズシート3,4は、レンチキュラーレン
ズシート,リニアまたはサーキュラーフレネルレンズシ
ート.プリズムレンズシート等の透明あるいは半透明の
樹脂板であればよく、材質としては、例えば、アクリル
,ポリカーボネイト,塩化ビニル.ポリオレフィン,ボ
リスチレン.ポリウレタン等の樹脂を用いて成形するこ
とができる。
接合に用いる樹脂としては、接合される2枚のレンズシ
ートの屈折率とほぼ等しい屈折率、具体的にはレンズ屈
折率の90%〜110%の屈折率を有する重合性樹脂を
用いることが好ましい。重合性樹脂としては、加熱によ
り硬化する熱重合性樹脂や、紫外線もしくは電子線等の
電離放射線の照射により硬化する電離放射線重合性樹脂
などを使用できる。
熱重合性樹脂としては、前述したレンズシート3,4を
成形する樹脂のモノマーあるいはオリゴマー等を用いる
ことができる。
電離放射線重合性樹脂としては、ウレタンアクリレート
,エポキシアクリレートポリエステルアクリレート.ポ
リエーテルアクリレート,メラミンアクリレート等のア
クリロイル基を持つ重合性樹脂モノマー,オリゴマーと
、アクリル酸,アクリルアミド,アクリル二トリル,ス
チレン等重合性ビニル基を持つ重合性オリゴマー,モノ
マー等の単体あるいは配合したものを用いることができ
る。
なお、電離放射線重合性樹脂を用いる場合には、成形型
の材質は、電離放射線の透過性のある透明または半透明
の樹脂板である必要があり、例えば、アクリル,ポリカ
ーボネイト.塩化ビニル,ポリオレフィン,ボリスチレ
ン,ポリウレタン等を用いて、前述と同様に作製すれば
よい。
また、前記いずれの重合性樹脂で接合する場合でも、接
合するレンズシートに拡散剤が混入されているときには
、前記モノマー.オリゴマ一の中に同じ割合で拡散剤を
添加させることにより、レンズシートと接合部の光学特
性を等しくする必要がある。
レンズシートの端面と接合部の接着強度を上げるために
、接合端面にプライマを塗布したり、接合端面の表面処
理、例えば、鏡面化,マット面化,その他の試薬により
表面状態を変化させる処理を行うことが望ましい。また
、端面の形状を表面積が広くなるように、斜めに切断す
ることもできる。
本発明による透過形スクリーンの製造方法は、接合する
レンズシートとほぼ同じ屈折率の樹脂で、接合するレン
ズシートの繰り返し連続するレンズ形状を成形しながら
接合するので、接合部はレンズシートと差のないものと
なり、視覚的にも認識されにくい。
〔実施例〕
以下、図面等を参照して、実施例につき、本発明を詳細
に説明する。
第2図は、本発明による透過形スクリーンの製造方法の
実施例で製造されるレンチキュラーレンズの形状を説明
するための図、第3図は、本発明による透過形スクリー
ンの製造方法の実施例を説明するための図である。
レンチキュラーレンズシー}31.41は、幅0.9m
,長さ2.4mのサイズに、屈折率1.49のアクリル
樹脂を用いて押出成形して製造したものである。
レンチキュラーレンズシート31,41のレンチキュラ
ーレンズの形状は、第2図に示すように、入光側レンチ
キュラーレンズが半径R,=0.60mm,ピッチp+
=1.2mmであり、出光側レンチキュラーレンズが半
径R2 =0.4 5mm,ピッチpt.=1.2mm
であって、幅w=0.6mmである。また、ブラックス
トライプ部に設けられる凸部の寸法は、幅j!=0.6
mmで高さm=0.15mmである。
成形型11.21は、板厚2mmで、前記レンチキュラ
ーレンズの形状を再現できる真鍮製の型を、スピンドル
加工により切削した。これらの成形型11.21は、接
合する2枚のレンチキュラーレンズシー}31.41の
間に、3個のレンチキュラーレンズを新たに成形するよ
うに、間隔をあけて上下から挟み込み、その空間の一方
の端をシリコンでシールし、反対の端から熱重合性のウ
レタンアクリレート樹脂(屈折率1. 4 9 )を静
かに流し込んだ。このとき、成形型11.21は、水平
に対して30度程度傾けてある。前記樹脂を流し込んだ
のち、流し込み口をシールして、成形型11.21の上
下を40゜Cに加熱して、重合接着した。
その後、成形型11.21を離型して、つなぎの見えに
くい大形の透過形スクリーンを得た。
第4図は、本発明による透過形スクリーンの製造方法の
他の実施例を説明するための図である。
レンチキュラーレンズシー}32.42は、前記実施例
と同じものを用いた。
成形型12.22は、レンチキュラーレンズシート32
または42の両面を、片方ずつ紫外線(UV)重合性の
エポシキアクリレート樹脂によりレンチキュラーレンズ
型をとり、離型後にさらにU■を3分間照射するアフタ
ーキュアをして作製した、UV透過性のある樹脂型であ
る。
2枚のレンチキュラーレンズシート32,42は、あら
かじめ端部に塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体系のプラ
イマをコーティングしてあり、第4図に示したように、
レンチキュラーレンズシー}32.42の間に3個の新
たなレンチキュラーレンズを成形するように成形型12
.22で上下から挾み込み、その空間の一方の端をシリ
コンでシールし、反対の端からUV重合性のウレタンア
クリレート樹脂(屈折率1. 4 9 )を流し込んだ
このとき、流し込み口を持ち上げ、スクリーン全体が水
平に対して30度程度傾くようにした。
成形型12.22の流し込み口をシールして、成形型1
2の上側からUVを照射して、重合接着した。
その後、成形型12.22を離型して、つなぎ見えにく
い大形の透過型スクリーンを得た。
〔発明の効果〕
以上詳しく説明したように、本発明によれば、比較的小
さな1枚1枚のレンズシートを成形し、何ら特別な機械
,設備を用いることなしに、既存のものをそのまま利用
して接合でき、しかも、接合が完全で、接合部が目立た
ない高品位の透過形スクリーンを効率よく製造できる、
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による透過形スクリーンの製造方法の
要旨を説明するための図である。 第2図は、本発明による透過形スクリーンの製造方法の
実施例で製造されるレンチキュラーレンズの形状を説明
するための図、第3図は、本発明による透過形スクリー
ンの製造方法の実施例を説明するための図である。 第4図は、本発明による透過形スクリーンの製造方法の
他の実施例を説明するための図である。 1,11,12,2,21.22・・・成形型3,4・
・・レンズシート 31,32,41.42 ・・・レンチキュラーレンズシート 5,51.52・・・接合部 特許出願人 大日本印刷株式会社 代 理 人 弁理士 鎌田 久男

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  片面または両面にレンズ形状が形成された複数枚のレ
    ンズシートの端部を接合して大形の透過形スクリーンを
    製造する透過形スクリーンの製造方法において、前記レ
    ンズシートと同一のレンズ形状を成形できる1組の成形
    型を用いて、接合する2枚のレンズシートを端部間に一
    定の間隔を残して挟み、前記各成形型の間に前記レンズ
    シートとほぼ同じ屈折率を有する重合性樹脂を流し込ん
    で接合し、接合した2枚のレンズシートのレンズ形状と
    連続するレンズ形状をした接合部を成形するように構成
    したことを特徴とする透過形スクリーンの製造方法。
JP63287155A 1988-11-14 1988-11-14 透過形スクリーンの製造方法 Pending JPH02132426A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63287155A JPH02132426A (ja) 1988-11-14 1988-11-14 透過形スクリーンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63287155A JPH02132426A (ja) 1988-11-14 1988-11-14 透過形スクリーンの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02132426A true JPH02132426A (ja) 1990-05-21

Family

ID=17713788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63287155A Pending JPH02132426A (ja) 1988-11-14 1988-11-14 透過形スクリーンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02132426A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010186115A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Seiko Epson Corp スクリーン成形型の製造方法、スクリーン成形型、スクリーンの製造方法およびスクリーン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010186115A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Seiko Epson Corp スクリーン成形型の製造方法、スクリーン成形型、スクリーンの製造方法およびスクリーン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5439621A (en) Method of making an array of variable focal length microlenses
KR100368749B1 (ko) 광확산판 및 광확산판을 사용한 백 라이트 유니트장치
KR100937093B1 (ko) 광제어 필름
US6601961B1 (en) Light guide plate and process for producing the same, surface light source equipment and liquid crystal display
US6545827B1 (en) Optical sheet
JP2000292790A (ja) 光拡散シート及びこれを用いたバックライトユニット
JPH06186637A (ja) 光学的要素およびその形成方法
JP2000153543A (ja) 光学部品の成形方法
JP3154981B2 (ja) 光拡散シートの製造方法
JP7030097B2 (ja) 立体像結像装置の製造方法及び立体像結像装置
JPH02132426A (ja) 透過形スクリーンの製造方法
JPH11156869A (ja) 表面凹凸部品の製造方法
JP2901727B2 (ja) フレネルレンズ
JPH1096924A (ja) 光路制御板及び液晶表示装置
JPS61177215A (ja) フレネルレンズの製造方法
JP4130492B2 (ja) 異種ポリマー配列板の製造方法
CN104749671B (zh) 光栅、立体显示装置、光栅与立体显示装置的制造方法
JPH0973004A (ja) プリズムシートの積層体およびそれを利用した光源装置、液晶表示装置
JPH03296469A (ja) 光選択透過シートおよびその製造方法
JP2008170871A (ja) 光学シート、それを用いたバックライトユニット、ディスプレイ装置、およびその製造方法
JP2837875B2 (ja) レンズシートの製造方法
JPS63162224A (ja) 透過型スクリ−ン用レンズ板の製造方法
JPH0692130B2 (ja) フレネルレンズ板の製造方法
CN113325634A (zh) 紫外固化装置及显示面板固化方法
JPH01192529A (ja) レンズシートの製造方法