JPH02131824A - まがり歯傘歯車の歯面構造 - Google Patents
まがり歯傘歯車の歯面構造Info
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- JPH02131824A JPH02131824A JP63284302A JP28430288A JPH02131824A JP H02131824 A JPH02131824 A JP H02131824A JP 63284302 A JP63284302 A JP 63284302A JP 28430288 A JP28430288 A JP 28430288A JP H02131824 A JPH02131824 A JP H02131824A
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- 238000005255 carburizing Methods 0.000 claims abstract description 12
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- 238000010791 quenching Methods 0.000 claims description 11
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23F—MAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
- B23F9/00—Making gears having teeth curved in their longitudinal direction
- B23F9/02—Making gears having teeth curved in their longitudinal direction by grinding
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P15/00—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass
- B23P15/14—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass gear parts, e.g. gear wheels
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/32—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for gear wheels, worm wheels, or the like
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/02—Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はまがり歯傘歯車の歯面構造に関し、特には切削
加工後の歯面及び歯底面を同時に研削処理する際の前加
工構造に関するものである。
加工後の歯面及び歯底面を同時に研削処理する際の前加
工構造に関するものである。
従来の技術
まがり歯傘746車は、第3図に示すようにリングギャ
lに切削加工された歯面2が小111車3と噛合した際
に、該小歯小3のrJffiすじが曲線である傘歯車で
あり、製作に際しては通常ワークに対して歯切工具等を
用いて前記歯面2及び歯底而4を切削加工し、且つ浸炭
焼入れ等の熱処理を行った後、前記歯而2及び歯底而4
を同時に研削処理することにより、目的とする南面及び
歯底面の形状を得るようにしている。
lに切削加工された歯面2が小111車3と噛合した際
に、該小歯小3のrJffiすじが曲線である傘歯車で
あり、製作に際しては通常ワークに対して歯切工具等を
用いて前記歯面2及び歯底而4を切削加工し、且つ浸炭
焼入れ等の熱処理を行った後、前記歯而2及び歯底而4
を同時に研削処理することにより、目的とする南面及び
歯底面の形状を得るようにしている。
上記研削手段としては、切削加工された歯面2と歯底而
4とをグロボイド砥石等に噛合させながら、ワークを回
転させる手段,又はワークに切削加工された歯溝内に回
転砥石を当接して、m面2と歯底面4を同時に研削する
手段が知られている。
4とをグロボイド砥石等に噛合させながら、ワークを回
転させる手段,又はワークに切削加工された歯溝内に回
転砥石を当接して、m面2と歯底面4を同時に研削する
手段が知られている。
上記回転砥石を用いる際には、研削材の砥粒を電着した
ホイールに研削液を吹き付けながら、該ホイールを回転
させることによって、研削効果を高める手段が一般に採
用されている。
ホイールに研削液を吹き付けながら、該ホイールを回転
させることによって、研削効果を高める手段が一般に採
用されている。
発明が解決しようとする課題
しかしながらこのような従来のまが.り歯傘歯車におけ
る研削手段にあっては、切削加工後に実施される前記浸
炭焼入れ等の熱処理に起囚して歯而2及び歯底而4とが
一定の方向に偏位した形状に変形してしまうため、研削
用ホイールと歯溝との整合性が正確でない場合があり、
そのため偏摩耗に起因して研削用ホイールの寿命が著し
く低下してしまうことがあるという課題があった。即ち
第4図に示した概要図において、1はまがり歯傘歯車を
措成するリングギャであり、このリングギャ1はワーク
に対して前記した歯切工具等を用いて、寸法の小さな端
面5と、寸法の大きな端而6との間に歯而2及び歯底面
4とが切削加工されている。
る研削手段にあっては、切削加工後に実施される前記浸
炭焼入れ等の熱処理に起囚して歯而2及び歯底而4とが
一定の方向に偏位した形状に変形してしまうため、研削
用ホイールと歯溝との整合性が正確でない場合があり、
そのため偏摩耗に起因して研削用ホイールの寿命が著し
く低下してしまうことがあるという課題があった。即ち
第4図に示した概要図において、1はまがり歯傘歯車を
措成するリングギャであり、このリングギャ1はワーク
に対して前記した歯切工具等を用いて、寸法の小さな端
面5と、寸法の大きな端而6との間に歯而2及び歯底面
4とが切削加工されている。
図中の破線1aは浸炭焼入れ等の熱処理を行う以前のリ
ングギャlに形成された歯而2及び歯底面4の形状を示
している一方、図中の実線1bは上記熱処理を行った後
の同一部位の形状を示している。
ングギャlに形成された歯而2及び歯底面4の形状を示
している一方、図中の実線1bは上記熱処理を行った後
の同一部位の形状を示している。
従って上記の熱処理を行うことによって、リングギャ!
の本体と、該リングギャlに加工された歯而2と歯底而
4の主として内径側.即ち端面5に近い部位のワークが
上方に浮き上がるように変形しており、例えば油温60
”C〜2 2 0 ’Cの中で約200φ,歯幅30+
vsのワークを用いて焼入れした場合、内径部が0.0
5〜0. 15ms程度浮き上がることが観察される。
の本体と、該リングギャlに加工された歯而2と歯底而
4の主として内径側.即ち端面5に近い部位のワークが
上方に浮き上がるように変形しており、例えば油温60
”C〜2 2 0 ’Cの中で約200φ,歯幅30+
vsのワークを用いて焼入れした場合、内径部が0.0
5〜0. 15ms程度浮き上がることが観察される。
従って切削加工時にまがり歯傘歯車の歯而2及び歯底面
4とが一定の方向に偏位したままで前記した研削用ホイ
ールを用いて歯面2及び歯底面4を同時に研削処理する
と、研削材の砥粒を電骨したホイールの先端部に研削液
が入りにくくなり、該ホイールの先端部のみ摩耗が進行
してしまい、従って前記した如く該研削用ホイールに偏
摩耗が生じ易くなり、該研削用ホイールの寿命が低下し
てしまうという問題点が発生する。
4とが一定の方向に偏位したままで前記した研削用ホイ
ールを用いて歯面2及び歯底面4を同時に研削処理する
と、研削材の砥粒を電骨したホイールの先端部に研削液
が入りにくくなり、該ホイールの先端部のみ摩耗が進行
してしまい、従って前記した如く該研削用ホイールに偏
摩耗が生じ易くなり、該研削用ホイールの寿命が低下し
てしまうという問題点が発生する。
更に前記熱処理によって歯底面4と歯而2との角度、即
ち所謂圧力角が変化した場合には、研削用ホイールの先
端部の歯底面に対する研削代が大きくなって、該研削用
ホイールの先端部のみの偏摩耗が増大してしまうという
難点を有している。
ち所謂圧力角が変化した場合には、研削用ホイールの先
端部の歯底面に対する研削代が大きくなって、該研削用
ホイールの先端部のみの偏摩耗が増大してしまうという
難点を有している。
そこで本発明はこのような従来のまがり歯傘歯車の研削
処理時に生じ易い研削用ホイールの偏摩耗現象を防止し
て、該研削用ホイールの長寿命化をはかることができる
歯面構造を提供することを目的とするものである。
処理時に生じ易い研削用ホイールの偏摩耗現象を防止し
て、該研削用ホイールの長寿命化をはかることができる
歯面構造を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
本発明は上記の目的を達成するために、歯切工具を用い
て歯面及び山底面の少な《とも一方を切削加工した後、
浸炭焼入れ等の熱処理を行い、しかる後前記歯面及び歯
底而の少なくとも一方を研削加工して製作されるまがり
歯傘歯車において、前記切削加工時の歯底面の形状を、
予め熱処理に起因する変形分を想定して、この変形分を
補償する形状に加工処理したまがり歯傘歯車の歯面摺造
としてあり、更に前記切削加工時に形成されて、歯底面
の両側に相対する歯而の圧力角を、研削用ホイールの圧
力角よりも小さくなるように形成したまがり歯傘歯車の
歯面構造にしてある。
て歯面及び山底面の少な《とも一方を切削加工した後、
浸炭焼入れ等の熱処理を行い、しかる後前記歯面及び歯
底而の少なくとも一方を研削加工して製作されるまがり
歯傘歯車において、前記切削加工時の歯底面の形状を、
予め熱処理に起因する変形分を想定して、この変形分を
補償する形状に加工処理したまがり歯傘歯車の歯面摺造
としてあり、更に前記切削加工時に形成されて、歯底面
の両側に相対する歯而の圧力角を、研削用ホイールの圧
力角よりも小さくなるように形成したまがり歯傘歯車の
歯面構造にしてある。
作用
かかる横成によれば、切削加工時の歯底面の形状を、予
め熱処理に起因する変形分を想定して、この変形分を補
償する形状に加工処理してあるため、切削加工後にワー
ク全体を浸炭焼入れ等の熱処理を行って前記歯而と歯底
面の内径側が上方に浮き上がるように変形した際に、該
歯底面を本来位置することが望まれる部位にあるように
設定することができる。従ってその後に研削用ホイール
を用いて山而及び歯底面とを同時に研削処理した際には
、研削用ホイールと南面及び歯底面との相対位置が予め
設定された位置に正確に設定されることになり、研削用
ホイールに偏摩耗が生じることがな《なって該研削用ホ
イールの寿命を延ばすことができるという作用が得られ
る。
め熱処理に起因する変形分を想定して、この変形分を補
償する形状に加工処理してあるため、切削加工後にワー
ク全体を浸炭焼入れ等の熱処理を行って前記歯而と歯底
面の内径側が上方に浮き上がるように変形した際に、該
歯底面を本来位置することが望まれる部位にあるように
設定することができる。従ってその後に研削用ホイール
を用いて山而及び歯底面とを同時に研削処理した際には
、研削用ホイールと南面及び歯底面との相対位置が予め
設定された位置に正確に設定されることになり、研削用
ホイールに偏摩耗が生じることがな《なって該研削用ホ
イールの寿命を延ばすことができるという作用が得られ
る。
更に前記ワークに切削加工された歯底面の両側に相対す
る歯面の圧力角を、該歯面内に挿入される研削用ホイー
ルの圧力角よりも小さくなるように形成したことによっ
て、該研削用ホイールが歯面内に挿入された際に研削用
ホイールの先端部の歯底面に対する研削代が小さくなり
、研削用ホイールの先端部に偏摩耗が生じることが防止
される・という作用が得られる。
る歯面の圧力角を、該歯面内に挿入される研削用ホイー
ルの圧力角よりも小さくなるように形成したことによっ
て、該研削用ホイールが歯面内に挿入された際に研削用
ホイールの先端部の歯底面に対する研削代が小さくなり
、研削用ホイールの先端部に偏摩耗が生じることが防止
される・という作用が得られる。
実施例
以下図面の第1図,第2図を用いて本発明にがかるまが
り歯傘歯車の歯面構造の実施例を詳述する。
り歯傘歯車の歯面構造の実施例を詳述する。
第1図は上記まがり歯傘歯車の一部分を示す断面図であ
って、基本的な構造は従来例である第4図と略同一であ
り、且つ同一の符号を付して表示してある。即ちlはま
がり歯傘歯車を構成するリングギャであり、このリング
ギャlはワークに対して前記した歯切工具等を用いて、
寸法の小さな端面5と、寸法の大きな端而6との間に歯
面2及び歯底而4とが切削加工されている。本発明の場
合、上記の切削加工時における歯底面4の形状を、同図
の1点鎖I!iI4aで示す位置、即ち浸炭焼入れ等の
熱処理を行った際に、この熱処理に起因する変形分を想
定して、この変形分を補償する位置に設定したことを特
徴としている。
って、基本的な構造は従来例である第4図と略同一であ
り、且つ同一の符号を付して表示してある。即ちlはま
がり歯傘歯車を構成するリングギャであり、このリング
ギャlはワークに対して前記した歯切工具等を用いて、
寸法の小さな端面5と、寸法の大きな端而6との間に歯
面2及び歯底而4とが切削加工されている。本発明の場
合、上記の切削加工時における歯底面4の形状を、同図
の1点鎖I!iI4aで示す位置、即ち浸炭焼入れ等の
熱処理を行った際に、この熱処理に起因する変形分を想
定して、この変形分を補償する位置に設定したことを特
徴としている。
尚、第1図における破fil 1 aは従来例における
浸炭焼入れ等の熱処理を行う以前のリングギャ1に形成
された爾面2及び爾底面4の形状を示しているとともに
、図中の実線1bは上記熱処理を行った後の同一部位の
形状を示しており、本発明で採用した前記4aで示す歯
底面4の位置との比較をするために同一の図面上に表示
してある。本発明の場合、例えば約200φ,ta幅3
0mmのワークにて上記歯底面4aと歯底面la間の角
度は、5′〜30′程度が適当である。
浸炭焼入れ等の熱処理を行う以前のリングギャ1に形成
された爾面2及び爾底面4の形状を示しているとともに
、図中の実線1bは上記熱処理を行った後の同一部位の
形状を示しており、本発明で採用した前記4aで示す歯
底面4の位置との比較をするために同一の図面上に表示
してある。本発明の場合、例えば約200φ,ta幅3
0mmのワークにて上記歯底面4aと歯底面la間の角
度は、5′〜30′程度が適当である。
かかる本発明の実施例によれば、上記切削加工後にワー
ク全体を浸炭焼入れ等の熱処理を行うことによって、リ
ングギャlの本体と、該リングギャlに加工された歯面
2と歯底而4aの内径側.即ち端面5に近い部位のワー
クが上方に浮き上がるように変形した際に、少なくとも
前記歯底面4aが破線1aの部位,即ち本来該歯底面4
aが位置することが望まれる部位にあるようにすること
ができる。従ってその後に研削用ホイールを用いて歯面
2及び歯底面4を同時に研削処理した際に、研削用ホイ
ールと歯面2及び歯底面4との相対位置が予め設定され
た位置に正確に設定されるので、研削用ホイールに偏摩
耗が生じることがなくなり、該研削用ホイールの寿命を
延ばすことができるという作用が得られる。
ク全体を浸炭焼入れ等の熱処理を行うことによって、リ
ングギャlの本体と、該リングギャlに加工された歯面
2と歯底而4aの内径側.即ち端面5に近い部位のワー
クが上方に浮き上がるように変形した際に、少なくとも
前記歯底面4aが破線1aの部位,即ち本来該歯底面4
aが位置することが望まれる部位にあるようにすること
ができる。従ってその後に研削用ホイールを用いて歯面
2及び歯底面4を同時に研削処理した際に、研削用ホイ
ールと歯面2及び歯底面4との相対位置が予め設定され
た位置に正確に設定されるので、研削用ホイールに偏摩
耗が生じることがなくなり、該研削用ホイールの寿命を
延ばすことができるという作用が得られる。
第2図は本発明の他の実施例を示しており、この実施例
の場合、前記ワークに切削加工された歯底面4aの両側
に相対する歯面2,2とギヤ中心点0を通過する軸線と
によって決定される圧力角OIを、該歯面2,2内に挿
入される研削用ホイール7の同様な圧力角O,よりも小
さくなるように形成したことを特徴としている。具体的
には切削加工時に歯面2.2及び爾底面4aをこぶ付き
カッター等によりえぐることによって圧力角01を小さ
くすることができる。本発明の場合、例えば約200φ
,歯幅30I,深さ13smの圧力角Olを、圧力角O
,よりも15’〜l0程度小さくしてある。
の場合、前記ワークに切削加工された歯底面4aの両側
に相対する歯面2,2とギヤ中心点0を通過する軸線と
によって決定される圧力角OIを、該歯面2,2内に挿
入される研削用ホイール7の同様な圧力角O,よりも小
さくなるように形成したことを特徴としている。具体的
には切削加工時に歯面2.2及び爾底面4aをこぶ付き
カッター等によりえぐることによって圧力角01を小さ
くすることができる。本発明の場合、例えば約200φ
,歯幅30I,深さ13smの圧力角Olを、圧力角O
,よりも15’〜l0程度小さくしてある。
このような歯面2,2の形状としたことによって、研削
用ホイール7が歯而2.2内に挿入された際に、この研
削用ホイール7の先端部7aの歯底面4aに対する研削
代が小さくなって先端部7aの摩耗が低減され、前記実
施例と同様に研削用ホイール7に偏摩耗が生じることが
なくなるという作用がもたらされる。
用ホイール7が歯而2.2内に挿入された際に、この研
削用ホイール7の先端部7aの歯底面4aに対する研削
代が小さくなって先端部7aの摩耗が低減され、前記実
施例と同様に研削用ホイール7に偏摩耗が生じることが
なくなるという作用がもたらされる。
発明の効果
以上詳細に説明した如く、本発明にかかるまがり歯傘歯
ijの歯面構造によれば、歯切工具を用いて歯面及び歯
底面の少なくとも一方を切削加工した後、浸炭焼入れ等
の熱処理を行い、しかる後前記歯面及び歯底面の少なく
とも一方を研削加工して製作されるまがり歯傘歯車にお
いて、前記切削加工時の歯底面の形状を、予め熱処理に
起因する変形分を想定して、この変形分を補償する形状
に加工処理したまがり歯傘歯車の歯面構造としてあり、
更に前記切削加工時に形成されて、歯底面の両側に相対
する歯面の圧力角を、研削用ホイールの圧力角よりも小
さくなるように形成したまがり歯傘歯車の歯面構造にし
たので、以下に記す作用効果がもたらされる。即ち、本
発明によれば切削加工後にワーク全体を浸炭焼入れ等の
熱処理を行って前記歯面と歯底面の内径側が上方に浮き
上がるように変形した際に、該歯底面を本来位置するこ
とが望まれる部位にあるように設定することができる。
ijの歯面構造によれば、歯切工具を用いて歯面及び歯
底面の少なくとも一方を切削加工した後、浸炭焼入れ等
の熱処理を行い、しかる後前記歯面及び歯底面の少なく
とも一方を研削加工して製作されるまがり歯傘歯車にお
いて、前記切削加工時の歯底面の形状を、予め熱処理に
起因する変形分を想定して、この変形分を補償する形状
に加工処理したまがり歯傘歯車の歯面構造としてあり、
更に前記切削加工時に形成されて、歯底面の両側に相対
する歯面の圧力角を、研削用ホイールの圧力角よりも小
さくなるように形成したまがり歯傘歯車の歯面構造にし
たので、以下に記す作用効果がもたらされる。即ち、本
発明によれば切削加工後にワーク全体を浸炭焼入れ等の
熱処理を行って前記歯面と歯底面の内径側が上方に浮き
上がるように変形した際に、該歯底面を本来位置するこ
とが望まれる部位にあるように設定することができる。
従ってその後に研削用ホイールを用いて歯面及び歯底面
とを同時に研削処理した際に、この研削用ホイールと歯
面及び歯底面との相対位置を予め設定された位置に正確
に設定することが出来るので、研削用ホイールに偏摩耗
が生じることが防止されて該研削用ホイールの寿命を延
ばすことができるという効果がもたらされる。
とを同時に研削処理した際に、この研削用ホイールと歯
面及び歯底面との相対位置を予め設定された位置に正確
に設定することが出来るので、研削用ホイールに偏摩耗
が生じることが防止されて該研削用ホイールの寿命を延
ばすことができるという効果がもたらされる。
更に前記ワークに切削加工された歯底面の両側に相対す
る歯面の圧力角を、該歯而内に挿入される研削用ホイー
ルの圧力角よりも小さくなるように形成したことによっ
て、前記研削用ホイールを歯面内に押入した際に該研削
用ホイールの先端部の歯底面に対する研削代を小さくす
ることができるので、主として晴削用ホイール先端部に
偏摩耗が生じることが防止されるという効果が得られる
。
る歯面の圧力角を、該歯而内に挿入される研削用ホイー
ルの圧力角よりも小さくなるように形成したことによっ
て、前記研削用ホイールを歯面内に押入した際に該研削
用ホイールの先端部の歯底面に対する研削代を小さくす
ることができるので、主として晴削用ホイール先端部に
偏摩耗が生じることが防止されるという効果が得られる
。
第1図は本発明にかかるまがり歯傘歯車の歯而楕造の一
実施例を示す要部断面図、第2図は本発明の他の実施例
を示す要部断面図、第3図はまがり歯傘歯車の形状例を
示す斜視図、第4図は従来例における同様な歯面構造を
示すものであって第3図のIV−IV線に沿う断面図で
ある。 1・・・リングギャ、2・・・崗而、 4.48・・・歯底面、5,6・・・端面、7・・・研
削用ホイール、7a先端部、外4″F3 第1図 第3図 第4図
実施例を示す要部断面図、第2図は本発明の他の実施例
を示す要部断面図、第3図はまがり歯傘歯車の形状例を
示す斜視図、第4図は従来例における同様な歯面構造を
示すものであって第3図のIV−IV線に沿う断面図で
ある。 1・・・リングギャ、2・・・崗而、 4.48・・・歯底面、5,6・・・端面、7・・・研
削用ホイール、7a先端部、外4″F3 第1図 第3図 第4図
Claims (2)
- (1)歯切工具を用いて歯面及び歯底面の少なくとも一
方を切削加工した後、浸炭焼入れ等の熱処理を行い、し
かる後、前記歯面及び歯底面の少なくとも一方を研削加
工して製作されるまがり歯傘歯車において、 前記切削加工時の歯底面の形状を、予め熱処理に起因す
る変形分を想定して、この変形分を補償する形状に加工
処理したことを特徴とする、まがり歯傘歯車の歯面構造
。 - (2)前記切削加工時に形成されて、歯底面の両側に相
対する歯面の圧力角を、研削用ホィールの圧力角よりも
小さくなるように形成したことを特徴とする請求項1記
載のまがり歯傘歯車の歯面構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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