JPH02130724A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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JPH02130724A
JPH02130724A JP28377888A JP28377888A JPH02130724A JP H02130724 A JPH02130724 A JP H02130724A JP 28377888 A JP28377888 A JP 28377888A JP 28377888 A JP28377888 A JP 28377888A JP H02130724 A JPH02130724 A JP H02130724A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetic field
paint
recording medium
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP28377888A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Kitaori
典之 北折
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、支持体に塗布した磁性塗料に磁界を印加し磁
性体粒子を配向させる配向方法を改善した磁気記録媒体
の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
ビデオテープ、オーディオテープ、コンピュータ用情報
記録テープ、フロッピーディスク等の磁気記録媒体は各
分野で広(用いられている。
磁気記録媒体には、支持体に強磁性金属蒸着膜を形成し
た構成のものもあるが、支持体に磁性塗料を塗布した塗
料型磁気記録媒体も多(用いられている。
この塗料型磁気記録媒体の製造方法としては、第2図に
示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルム等の
長尺な支持体aを巻回したロール1からこの支持体aを
順次繰り出して塗工部2、配向部3、乾燥器4、ガイド
ロール5を経て巻き取り機6に巻き取れるようにセット
する。
そして塗工部2には例えばグラビアロールを設けて、予
め製造された磁性粉末と樹脂溶液等からなる磁性塗料を
このグラビアロールに供給できるようにし、これにより
磁性塗料を走行する支持体に塗布する。ついで配向部3
に移行させるが、ここでは塗料を塗布された支持体を囲
むようにして例えばソレノイドを設け、磁界を印加する
この後トンネル状の乾燥機4により乾燥され、巻取用ロ
ール6に巻き取られる。この後磁気テープの幅に裁断さ
れ、例えばカセットテープとして使用される。
上記製造過程において、配向部3で未乾燥状態の塗料に
磁界が印加されるが、その方向は支持体の長手方向に磁
極が形成されるように設定され、磁性塗料が磁界中を通
過する際に磁性体粒子が磁化容易軸を支持体の長手方向
に揃えられるように配向される。そしてこの状態が乾燥
機による乾燥で固定化される。
一般には、支持体に塗布した磁性塗料の磁性体粒子を配
向させるために印加される磁界の強度は、磁性体の保持
力の大きさ、磁性塗料の粘度、塗工速度等によって決め
られるが、磁界強度が大き過ぎると、磁性体粒子が凝集
して磁気テープにしたとき表面平滑性が悪化して高品位
の磁気テープが得られない、また磁界強度が小さすぎる
と、配向度が不十分となる。
従って、磁性塗料を塗布後乾燥機に至る過程にソレノイ
ドを設置して適当な強度の磁界を印加して磁性体粒子の
凝集を避けなから配向度を大きくできるようにしている
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記方法のソレノイドによる配向は、塗
工部2と乾燥機4の間にソレノイドを設置し、塗布され
た磁性塗料が乾燥機に入るまでの間で行われるが、乾燥
機内に送り込まれたときは、未だ塗料は乾燥しておらず
、液状のまま搬送され加熱される。
この加熱により磁性塗料の溶剤が蒸発し、樹脂の硬化が
進むにつれて塗料は粘度が上昇し、塗膜の収縮がランダ
ムに起こる。これにより、ソレノイドの磁界により配向
された磁性体粒子は塗膜中の樹脂等による収縮応力によ
り移動し、始めに設定した配向の向きが乱れることにな
り、配向度が低下したまま乾燥・硬化されることになる
。このようになると配向度と相関関係にある角型比(残
留磁束密度Br/飽和磁束密度Bs)が低下し、磁気特
性が低下するという課題があった。
本発明の目的は、磁性塗料の塗布後磁界により配向した
配向度が低下しない磁気記録媒体の製造方法を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するために、支持体に磁性塗
料を塗布しその未乾燥状態で磁界を印加した後乾燥する
磁気記録媒体の製造方法において、上記支持体に磁性塗
料を塗布した直後と少なくともこの塗布した磁性塗料が
ほぼ乾燥し終わる部分に磁界を印加することを特徴とす
る磁気記録媒体の製造方法を提供するものである。この
際、磁界を磁性塗料塗布直後からその乾燥がほぼ終了す
るまで連続的に印加することも好ましく、また、磁界強
度を順次強くじ、塗料が乾燥するにつれて配向強度を大
きくすることも好ましい。
作用 支持体に塗布された塗料が乾燥するにつれて塗膜の収縮
応力が生じるが、これに打ち勝つ配向力により磁性体粒
子の初期に設定した配向度を保持できる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を第1図に基づいて説明する。
第1図中、第2図と同様に1は巻き出しロール、2はグ
ラビアロールからなる塗工部、4はトンネル型乾燥機、
5はガイドロール、6は巻き取りロールであり、上記グ
ラビアロール2と乾燥機4の間に第1の磁界印加装置3
aが設け°られ、さらに上記乾燥機4内に入口側から順
に第2の磁界印加装置3b、第3の磁界印加装置3C%
第4の磁界印加装置3dがほぼ連続して配置されている
こρような構成において、巻き出しロール1がらポリエ
チレンテレフタレートフィルムaを繰り出し、グラビア
ロール2、第1ないし第4の磁界印加装置3a〜3d及
び乾燥器4を通し、ガイドロール5を経て巻き取りロー
ル6に巻き取るようにセットする。
この際、上記第1ないし第4の磁界印加装置にはソレノ
イドを用いて、上記フィルムを囲むようにセントし、フ
ィルムの長手方向に磁極が向(ように磁界を発生できる
ようにする。また、グラビアロール2には、次の組成の
磁性塗料(粘度3,000センチボイズ)をセットする
金属磁性粉末(保持力15000e)   100重量
部(針状で長軸0.3μm、軸比5.8)塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体 樹脂              11重量部ポリウレ
タン樹脂        11重量部トルエンニメチル
エチルケトンの 1:1溶液            260M量部イソ
シアネート化合物       2重量部ステアリン酸
(有機滑剤)     2重量部アルミナ粉末    
       5重量部(0,3μm球状無機滑剤) この状態でグラビアロール2で磁性塗料を塗布し、第1
の磁界印加装置3aに3,000ガウス、第2の磁界印
加装置3bに4,000ガウス、第3の磁界印加装置3
cに8,000ガウス、第4の磁界印加装置3dに20
,000ガウスの磁界を印加し、乾燥機4の入口の温度
を60℃、出口の温度を80℃、その間の距離を12m
に設定し、フィルムの走行速度14m/分、乾燥後の塗
布厚が4.5μmになる条件で磁性塗料の塗布を行った
塗布終了後巻き取りロール6を巻き戻してその一部に表
面平滑処理(カレンダー処理)を行なった後、試料とし
て角型比を測定したところ、0.812であった。
比較例 上記実施例において、第1図中、第2ないし第4のの磁
界印加装置3b、3cを取り外した以外は同様にして磁
性塗料をポリエチレンテレフタレートフィルムに塗布し
、その得られた塗布物の一部について上記と同様の処理
をして角型比を測定したところ、0.768であった。
上記は磁界印加装置にソレノイドを使用したが、永久磁
石を使用しても良く、また両者を併用しても良い。
また、上記は磁界を連続的に印加したが、例えば第2と
第3の磁界印加装置を省略し、第1の磁界印加装置で配
向させ、磁性塗膜の乾燥がほぼ終わる点の例えば第4の
磁界印加で配向の補足を行うこともできる。また乾燥機
の出口に磁界印加装置を設けても良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、支持体に塗布した塗料に塗布直後と少
なくともその乾燥がほぼ終了する点に磁界を印加したの
で、塗膜の乾燥過程で生じる収縮応力に打ち勝つ磁性体
粒子の配向力を付与することができ、その配向度を高め
ることができる。これにより、例えば磁気テープのよう
な磁気記録媒体の角型比等の磁気特性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法に用いる装置の説明図、第2図は
従来の磁性塗料塗布装置の説明図である。 図中、2は塗工部、3a〜3dは磁界印加装置、4は乾
燥機である。 第1図 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体に磁性塗料を塗布しその未乾燥状態で磁界
    を印加した後乾燥する磁気記録媒体の製造方法において
    、上記支持体に磁性塗料を塗布した直後と少なくともこ
    の塗布した磁性塗料がほぼ乾燥し終わる部分に磁界を印
    加することを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
  2. (2)磁界の印加を支持体に磁性塗料を塗布した直後か
    らその乾燥がほぼ終了するまで連続的に行うことを特徴
    とする請求項1記載の磁気記録媒体の製造方法。
  3. (3)磁界は順次その強さを大きくすることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の磁気記録媒体の製造方法。
JP28377888A 1988-11-11 1988-11-11 磁気記録媒体の製造方法 Pending JPH02130724A (ja)

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JP (1) JPH02130724A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0464923A (ja) * 1990-07-03 1992-02-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録媒体の製造方法
US5763019A (en) * 1996-02-13 1998-06-09 Kao Corporation Method of manufacturing magnetic recording medium

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JPH0464923A (ja) * 1990-07-03 1992-02-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録媒体の製造方法
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