JPH021304A - 熱貼着用植毛生地 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は使用便利な熱貼着用植毛生地に関するもので
ある。

従来の技術 従来マーク生地として、フェルト生地、／ルトン生地を
始めとし多くの素材が使用されているが、原則として次
の２つの手段により加工され使用されている。

即ち、フェルト生地、メルトン生地その飢の素材を裏側
に表示した切り取り線に添ってハサミ、ナイフ、金型等
により、必要とする図柄又は文字を切取るか打抜き、こ
れをシャツの背や胸、腕等必要場所に、手又はミシン等
で縫付ける手段か、又はマーク生地素材の片面にホット
メル）Ｉｆ脂フィルムを熱により接着させ、前記と同様
に裏側に表示した切り取り線に添って必要とする図柄や
文字状に切取るか、打抜くもので、シャツ等に熱加圧に
より、マーク生地に接着されたホットメルト樹脂を溶解
しマーク接着する手段が知られている。

ところで、前者では図柄状、文字状のマークの型取りに
際して生地部材の表面を筆記具で汚損してマークとして
の使用価値をなくすと共にマークの大小を問わず周囲を
縫付けて、使用するので人名等の如く複数の図柄、文字
の使用には、手間と時間がかかると共に縫付けに際して
の技術的個人差も含め、極めて能率的でなく又美感、風
合上にも問題が存在し、又後者では、曲者の如く縫付け
る必要はなく、マーク地素材の片面に熱接着されて、ホ
ットメルト樹脂フィルムを熱加圧により溶解しシャツ等
に接着するものであるが、マーク生地素材にホットメル
ト（１（脂が大量に溶解流入するので、マーク生地素材
を硬化させ、伸縮性を悪くすると共にマーク生地素材が
植毛生地でないことも相俟って風合も者しく阻害し、風
合も悪くなり、更に前者、後者共に前記したように表面
に切り取り線にともなう目印を筆記共で入れることは生
地を汚染するので裏側に目印を入れて切断すれば目印を
逆に入れなくてはならず作業性が極めて悪い等の欠〕、
χが存在した。

技術的課題 この発明は上記の火入χを解決したものであり、製作容
易であると共に使用便利な熱貼着用Ｊｉｆｆ毛生地を得
ることを技術的課題としたものである。

技術的手段 上記の技術的課題を解決するために、この発明は剥離用
シート１の表面に、接着力並びに伸縮性を有する性質を
備えた接着樹脂剤１４に熱加圧により溶解し接着する性
質を備えたホットメルト樹脂剤７を混入して形成した素
材にて第１接着剤層２を層着し、更に第１接着剤層２の
表面に織物、編物などで形成したシート状の生地部材３
を接着し、又更にシート状の生地部材３の表面に油泥第
１接着剤Ｊ′ＦＪ２と同一の素材にて形成した第２接着
剤層４を接着し、該第２接着剤層４の表面にレーヨンや
ナイロン拳ポリエステルΦテトロン等の素材にて形成し
た短繊ｍ５を密度高く植毛して植毛Ｗｉ６を形成したも
のである。

実施例 この発明の一実施例を図面につき説明すると次の通りで
ある。

１は剥離用シートであって紙にシリコーン樹脂などを塗
布した剥離紙などの適宜素材で形成したものであり、第
１接着剤層２を仮着させることができ、更に第１仮Ｒ着
剤Ｍ２より手作業によって簡単に剥離できる台紙であれ
ばよい。

又ｆ５１接着剤層２は生地部材３との強力な接着力並び
に伸縮性を有するもので、アクリル酸エステルエマルノ
ヨン、酢酸ビニルエマルノヨン、合成ゴムラテックス等
の接着樹脂剤１４に加熱抑圧により融着する性質をもっ
ている粉末又はベレット状のホットメル）　Ｉｆ脂削７
を混入したのり状接着剤を剥離用シート１の全面又は一
部に塗布し形成したものである。

又シート状の生地部材３は第１接着剤層２が加熱又は自
然等の手段により乾燥しない前に接着したものであり、
且つシート状の生地部材３は適度の強さ、伸び、弾性、
可塑性を有し、天然繊維からなる綿織物、綿編物、絹織
物、絹編物、人造繊維からなる人絹織物、人絹編物、ス
フ織物、スフ編物、その他適宜素材の織物、編物で形成
し、必要に応じて染色したものである。

４はｆｊＳ２接着剤層であり、第１接着剤層２と同一の
素材で形成し、シート状の生地部材３の表面に塗布する
ものである。

６は植毛層であり、Ｐｔ５２接着剤届４が加熱又は自然
等によって乾燥する前にレーヨン・ナイロン・ポリエス
テル・テトロン等の素材にて形成した長さ０，３＋ａｍ
〜３１１１１１１位の短繊維５を電気的、又は機械的の
手段により密度高く直立した状態に植毛して植毛ＪＶＩ
６を形成し、天然又は加熱等の手段により各層の接着を
強固として熱貼着用植毛生地８を形成するものである。

尚、熱貼着用植毛生地８の製作に際しては前記した実施
例に記載した通りに限るものではない。

又９はシャツを図示した被貼着部材であって、１０は被
貼着部材９の被加工面であり、且つ被貼着部材９に貼着
する図柄、文字等の貼着部材片１１は熱貼着用植毛生地
８をノ）サミ等の切断器１２によって切断するものであ
るが、剥離用シート１の裏面Ｎｌ１３に貼着部材片１１
に合うデザイン模様を適宜の筆記共で記載するかまたは
あらかじめ印刷しておき、このデザイン模様に沿ってノ
１サミ、ナイフ又は金型等の切１ｉ７ｉ器１２で切断す
るものである。１５は剥離用シート１を剥離した被貼着
部材９に熱貼着する前の模様柄部材であり、１６は被貼
着部材９１こ貼着した状態を示した模様柄部材である。

又熱加圧により溶解し被貼着部材９に浸透し図柄や文字
を接着するホットメル）ＩｆＪＪｌｌｒ剤７は被貼着部
材９に貼着した模様柄部・材１６の風合や物性を損わな
い温度で溶解し、接着作用が顕著なものを摘出し使用す
るもので、例へばポリアシド系、ポリエステル系、Ｅ、
Ｖ、Ａ系、ロノン系、ビネロ系、その他を使用し、アク
リル酸エステルエマルジョン、酢酸ビニルエマルノヨン
、合成ゴムラテックス等の接着ｔｔｔｉ脂剤１薄削異な
る性質を具備したもので、接着樹脂剤１４はホットメル
ト０４脂削７より高い溶解温度で溶解するか又は溶解し
ない性質を有するものである。

効果 この発明は以上のような構成であり、剥離用シート１の
表面に、接着力並びに伸縮性を有する性質を備えた接着
υを原剤１４に熱加圧により溶解し接着する性質を備え
たホットメルト樹脂剤７を混入して形成した素材にて＠
ｉ接着剤層２を層着し、更に第１接着剤Ｎ２の表面に織
物、贋物なとで形成したシート状の生地部材３を接着し
、又更にシート状の生地部材３の表面に前記第１接着剤
層２と同一の素材にて形成しだ第２接着剤層４を接着し
、該第２接着剤／！Ｉ４の表面にレーミン・ナイロン・
ポリエステル・テトロン等の素材にて形成した短繊維５
を密度高く植毛して植毛層６を形成したことによって必
要とする図柄又は文字等の模様柄部材１６をＴシャツ等
の衣料品、カバン等の被貼着部材９である被加工面１０
に貼着形成するには、必要とする図柄又は文字等の貼着
部材片１１となるようにこの考案の熱貼着用植毛生地８
を切断器１２で切断して形成し、先ず貼着部材片１１を
被加工面１０上に置いて貼着前に全体のバランスを充分
に観察し知ることができるものである。

よって貼着前に全体のバランス、例えば図示したＡ−Ａ
−Ａ模様の模様柄部材９，９．９の位置関係をよく検討
しておき、更に貼着に際しては剥離用シート１を剥離し
て模様柄部材片１５を形成し、該模様柄部材片１５の第
１接着剤層２を被貼着部材９の被加工面１０に当て、ア
イロン等の加熱器で第１接着剤Ｊｒ！Ｉ２を加熱すると
溶解したホットメル）　！（薄削７は被加工面１０の組
織に流入し、加熱後被加工面１０が冷却すると共に、流
入したホットメルト樹脂剤７は固着し強力な接着状態と
なる。

又第１接着剤層２と第２接着剤層４間には物、偏動など
で形成したシート状の生地部材３を介在接着したことに
よって伸縮性を有したシャツ等の被貼着部材９に模様柄
部材片１５を熱貼着して模様柄部材１６を形成しても生
地部材３が伸びる以上に模様柄部材１６が伸びて密度高
く植毛した植毛ＪＶ１６の短繊維５間の間隔が広くなり
植毛層６の風合、美観を損なうようなことがなく、又更
に伸びすぎによって被貼着部材９、第１接′Ｘ１創層２
、生地部材３、第２接着剤Ｎ４及び植毛層６との開５層
間の接着状態が悪くなり長期に亘り保持できない等のお
それがなく、立体的で美麗な図柄又は文字等を得ること
ができるものである。

又更に構造が極めて簡単であり、大量生産に適し安価に
提供できると共に婦女子が簡Ｉｌｌな繰作でアイロンを
使用して貼着することができるるものであり、且つ高価
な衣料品にたいする貼着を安心して行うことができる等
の幾多の産業的効果を奏するものである。。

【図面の簡単な説明】

第１図は一部切欠平面図、第２図は第１図に於けるＡ−
Ａ一部拡大断面図、第３図は第２図に於ける一部拡大面
図、第４図は切断器での切断状態を示す斜視図、第５図
は剥離用シートを剥離した状態を示した一部拡大断面図
、第６図は貼着状態を示した正面図、第７図は貼着状態
を示した一部拡大断面図である。 １・・・剥離用シート　２・・・ｆ５１接着剤／１３・
・・生地部材　４・・・第２接着剤層　５・・・短ａ維
　６・・・植毛層　７・・・ホットメルト樹脂剤　８・
・・熱貼着用植毛生地　９・・・被貼着部材　１０・・
・被加工面　１１・・・貼着部材片　１２・・・切ｗ１
ｒ器　１３・・・裏面層１４・・・接Ｘ！樹脂剤　１５
・・・模様柄部材片　１６・・・模様柄部材 特許出願人　　三英ケミカル株式会社 第１図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 剥離用シート１の表面に、接着力並びに伸縮性を有する
   性質を備えた接着樹脂剤１４に熱加圧により溶解し接着
   する性質を備えたホットメルト樹脂剤７を混入して形成
   した素材にて第１接着剤層２を層着し、更に第１接着剤
   層２の表面に織物、編物などで形成したシート状の生地
   部材３を接着し、又更にシート状の生地部材３の表面に
   前記第１接着剤層２と同一の素材にて形成した第２接着
   剤層４を接着し、該第２接着剤層４の表面にレーヨン・
   ナイロン・ポリエステル・テトロン等の素材にて形成し
   た短繊維５を密度高く植毛して植毛層６を形成したこと
   を特徴とした熱貼着用植毛生地。