JPH02130296A - ターボ機械の軸封装置 - Google Patents

ターボ機械の軸封装置

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JPH02130296A
JPH02130296A JP28362488A JP28362488A JPH02130296A JP H02130296 A JPH02130296 A JP H02130296A JP 28362488 A JP28362488 A JP 28362488A JP 28362488 A JP28362488 A JP 28362488A JP H02130296 A JPH02130296 A JP H02130296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
labyrinth seal
gap
shaft
rotating shaft
cooling water
Prior art date
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Pending
Application number
JP28362488A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Nishikawa
寿 西川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ターボ機械の軸封装置に係り、特に、例えば
送風機、圧延機などの高速回転するターボ機械における
流体の漏れを防ぐのに好適なターボ機械の軸封装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来のターボ機械では、加圧された流体が軸貫通部から
低圧部へ漏洩することを防ぐ軸封手段としてラビリンス
シールを用いているが、例えば。
特開昭61−101697号公報記載のように、回転軸
とラビリンスとの隙間がmvmできない機構になってい
た。
したがって、回転軸、ラビリンスシール部の温度が変化
すると、回転軸とラビリンスシールとの隙間が変化し、
軸貫通部からの漏洩を常に最少に保つことができないこ
とについて配慮されていなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、回転軸とラビリンスシールとの隙間が
調整できない機構であったため、回転軸とラビリンスシ
ールとの材質の線熱膨張係数が違う場合や、回転軸とラ
ビリンスシールとの温度に差が出る構造となっている場
合では、運転状態が変わり温度が変わると、回転軸とラ
ビリンスシールとの熱膨張の割合が変化し、両者の隙間
を常に適正に維持できないという問題があった。
本発明は、上記従来技術における課題を解決するために
なされたもので、回転軸とシール部材(ラビリンスシー
ル)とのギャップを常に適正な値にすることができ、運
転状態が変っても流体の洩れ量を少なくしうるターボ機
械の軸封装置を提供することを、その目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために5本発明に係るターボ機械の
軸封装置の構成は、回転軸と、回転軸に嵌着された羽根
車とを備え、羽根車出口側の高圧領域と低圧領域とを仕
切るケーシングの軸貫通部に軸封機構を有するターボ機
械の軸封装置において、前記軸封機構のシール部材内部
に冷媒を流す手段と、前記回転軸と前記シール部材との
隙間を検出する手段と、その検出手段の検出値に応じて
前記シール部材への流入冷媒量を制御する制御手段とを
設けたもめである。
なお付記すると、上記目的は、シール部材に係るラビリ
ンスシールに冷媒を流す手段と、回転軸とラビリンスシ
ールとのギャップを検出するセンサーとを設け、コント
ローラを介して流入冷媒量を制御することにより達成さ
れる。
〔作用〕
一般に、シール部材に係るラビリンスシールと回転軸の
材質は同一ではないので、運転状態が変り、ラビリンス
シールと回転軸の温度が変化すると、両者の熱膨張によ
る変化量が変わり、ラビリンスシールと回転軸との隙間
(ギャップ)を常に適正な状態にできない、そこで、ラ
ビリンスシールの内部に冷媒を通し、回転軸とラビリン
スシールとの隙間を検出するギャップセンサーを設置す
る。そして1回転軸とラビリンスシールとの適正なギャ
ップを設定し、この設定値よりギャップが小さくなると
、ラビリンスシールに流入する冷媒量を減らし、ラビリ
ンスシールの冷却を遅らせることにより、ラビリンスシ
ールの熱膨脹量を大きくして回転軸とラビリンスシール
との隙間を大きくする0反対に、回転軸とラビリンスシ
ールとの隙間が設定値より大きくなると、冷媒量を増や
し。
ラビリンスシールの熱膨脹量を小さくして、回転軸とラ
ビリンスシールとの隙間を小さくする。このような冷媒
流入量制御を行なうことにより、回転軸とラビリンスシ
ールとの隙間を常に適正に維持することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図を参照し
て説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るターボ圧縮機のラビ
リンスシール装置を示す縦断面図、第2図は、第1図の
X矢視図である。
図において、1は羽根車、2は1羽根車1を嵌着した回
転軸、3は、羽根車出口側の高圧領域Aと低圧領域Bと
を仕切っているケーシングを示している。前記回転軸2
は、ケーシング3の軸孔を貫通し、低圧領域B側におい
て軸受4に支承されるオーバハング形の軸となっている
5は、ケーシング3の軸貫通部に設けられた軸封機構の
シール部材に係るラビリンスシールで。
このラビリンスシール5内に冷媒に係る冷却水を流す手
段が設けられている。すなわち、7は、ラビリンスシー
ル5内に形成された冷却水通過部、8Aは冷却水流入部
、8Bは冷却水流出部、9は、前記冷却水流入部8Aの
上流に設けた流量調整弁である。
また、6は1回転軸2とラビリンスシール5とのギャッ
プを検出する手段に係るギャップセンサー 10は、ギ
ャップセンサーに電気的に接続するコントローラで、こ
のコントローラ10は、ギャップセンサー9で検出した
ギャップを設定値と比較し、流量調整弁9の開閉を調整
してラビリンスシール5内への冷却水流入量を制御する
制御手段として機能している。
このような軸封装置の作用を説明する。
回転軸2とラビリンスシール5とのギャップをギャップ
センサー6で検出する。コントローラ10で、ギャップ
センサー6の検出値と予め設定したギャップ設定値とを
比較する。その結果、ギャップセンサー6で検出した値
が、ギャップ設定値より大きい場合には、流量調整弁9
を閉じることにより冷却水の流入量を減らし、ラビリン
スシ−ル5の熱膨脹変化量を少なくすることでギャップ
を小さくする0反対に、コントローラ10で比較した結
果、ギャップセンサー6で検出した値が、設定ギャップ
より小さい場合は、流量調整弁9を開き、ラビリンスシ
ール5の熱膨脹変化量を増やすことによりギャップを大
きくする。
上記のように、コントローラ10で回転軸2とラビリン
スシール5とのギャップを設定ギャップと比較し、流量
調整弁9を制御し、冷却水の流入量を調整することによ
り、回転軸2とラビリンスシール5とのギャップを常に
適正にすることができる。
本実施例によれば、回転軸2とラビリンスシール5との
ギャップを常に適正な値にすることができるので、運転
状態が変化しても流体の洩れ量を少なくすることができ
る。
なお、上記の実施例はターボ圧縮機について説明したも
のであるが、ターボ送風機に適用しても同様の作用効果
が期待されることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、回転軸とシール部
材とのギャップを常に適正な値にすることができ、運転
状態が変っても流体の洩れ量を少なくしうるターボ機械
の軸封装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係るターボ圧縮機のラビ
リンスシール装置を示す縦断面図、第2図は、第1図の
X矢視図である。 1・・・羽根車、2・・・回転軸、3・・・ケーシング
、5・・・ラビリンスシール、6・・・ギャップセンサ
ー、7・・・冷却水通過部、8A・・・冷却水流入部、
8B・・・冷却水流出部、9・・・流量調整弁、10・
・・コントローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、回転軸と、回転軸に嵌着された羽根車とを備え、羽
    根車出口側の高圧領域と低圧領域とを仕切るケーシング
    の軸貫通部に軸封機構を有するターボ機械の軸封装置に
    おいて、前記軸封機構のシール部材内部に冷媒を流す手
    段と、前記回転軸と前記シール部材との隙間を検出する
    手段と、その検出手段の検出値に応じて前記シール部材
    への流入冷媒量を制御する制御手段とを設けたことを特
    徴とするターボ機械の軸封装置。
JP28362488A 1988-11-11 1988-11-11 ターボ機械の軸封装置 Pending JPH02130296A (ja)

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JP28362488A JPH02130296A (ja) 1988-11-11 1988-11-11 ターボ機械の軸封装置

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JP28362488A JPH02130296A (ja) 1988-11-11 1988-11-11 ターボ機械の軸封装置

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JPH02130296A true JPH02130296A (ja) 1990-05-18

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ID=17667923

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JP28362488A Pending JPH02130296A (ja) 1988-11-11 1988-11-11 ターボ機械の軸封装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014531553A (ja) * 2011-09-07 2014-11-27 ヌオーヴォ ピニォーネ ソシエタ ペル アチオニ 回転機械用シール
JP2016534269A (ja) * 2013-10-14 2016-11-04 ヌオーヴォ ピニォーネ ソチエタ レスポンサビリタ リミタータNuovo Pignone S.R.L. ターボ機械におけるシール隙間の制御

Cited By (4)

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JP2014531553A (ja) * 2011-09-07 2014-11-27 ヌオーヴォ ピニォーネ ソシエタ ペル アチオニ 回転機械用シール
US9951637B2 (en) 2011-09-07 2018-04-24 Matteo BERTI Seal for a rotary machine
JP2016534269A (ja) * 2013-10-14 2016-11-04 ヌオーヴォ ピニォーネ ソチエタ レスポンサビリタ リミタータNuovo Pignone S.R.L. ターボ機械におけるシール隙間の制御
US10280932B2 (en) 2013-10-14 2019-05-07 Nuovo Pignone Srl Sealing clearance control in turbomachines

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