JPH02129827A - 平面型表示装置における平板状電極の固定方法 - Google Patents

平面型表示装置における平板状電極の固定方法

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JPH02129827A
JPH02129827A JP28452588A JP28452588A JPH02129827A JP H02129827 A JPH02129827 A JP H02129827A JP 28452588 A JP28452588 A JP 28452588A JP 28452588 A JP28452588 A JP 28452588A JP H02129827 A JPH02129827 A JP H02129827A
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JP
Japan
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flat
pins
electrodes
electrode
insulating
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Pending
Application number
JP28452588A
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English (en)
Inventor
Isao Murakishi
勇夫 村岸
Takashi Suzuki
隆 鈴木
Takashi Kanehisa
兼久 孝
Makoto Inada
誠 稲田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像機器の平面型表示装置において複数の平板
状電極に同軸上に設けた夫々の孔に絶縁ピンを通して平
板状電極の位置決めを行い、これら平板状電極を固定す
る平面型表示装置における平板状電極の固定方法に関す
るものである。
従来の技術 近年、カラーテレビジョン画像を電子ビームを用いて表
示する平面型表示装置が注目されている。
平面形表示装置は、第3図に例示するように、電子ビー
ム源1から引きだされた電子ビームを複数の平板状電極
3により水平方向及び垂直方向において収束、偏向させ
、スクリーン5上の各区分4に塗布された蛍光体に夫々
ランディングさせてテレビジョン画像を表示するもので
ある。
このような平面型表示装置において、第6図に示すよう
に、複数の前記平板状電極aを所定間隔で精度よく且つ
絶縁して固定するのに、従来はこれら平板状電極a、a
間に絶縁物よりなる表面に接着用低融点ガラスbが塗布
されたスペーサCを介装し、加圧状態で前記ガラスの溶
融温度(通常的500’C)まで加熱し、これら平板状
電極aを前記スペーサCを介して固定しているが、この
加熱によって平板状電極aが酸化されると共に熱変形が
生じ、電子ビームのランディングが乱れて画質を著しく
低下させるという問題がある。
従来例のこのような問題に対し、本発明者は先の出願に
おいて、テーパ状の絶縁ピンを平板状電極の孔に圧入す
ることによって、スペーサを介さす又加熱することなく
平板状電極を所定間隔に支持固定する方法を提案してい
る。
発明が解決しようとする課題 しかし上記先行技術では、絶縁ピンを平板状電極の孔に
圧入する際、前記孔の内周面が前記絶縁ピンに削られ金
属粉となって絶縁ピンの表面に付着するため、平板状電
極間でショートが生じ易いという欠点がある。
本発明は先行技術の上記欠点に鑑み、スペーサを介した
り加熱することなく平板状電極を支持固定することがで
き、しかも平板状電極間に平板状電極の金属粉に起因す
るショートが生じるという事態を回避することができる
平面型表示装置における平板状電極の固定方法を提供す
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 請求項1記載の発明は上記目的を達成するため、複数の
平板状電極に同軸上に設けた夫々の孔に絶縁ピンを通し
て平板状電極の位置決めを行い、これら平板状電極を固
定する平面型表示装置の電極固定方法において、テーパ
状の絶縁ピンを用い、平板状電極を所定間隔に保持した
状態で、潤滑剤を塗布した前記絶縁ピンを前記平板状電
極の孔に圧入してこれら平板状電極を支持固定した後、
前記潤滑剤を除去することを特徴とする請求 め、複数の平板状電極に同軸上に設けた夫々の孔に絶縁
ピンを通して平板状電極の位置決めを行い、これら平板
状電極を固定する平面型表示装置の電極固定方法におい
て、テーパ状の絶縁ピンを用い、平板状電極を所定間隔
に保持した状態で、前記絶縁ピンを前記平板状電極の孔
に圧入してこれら平板状電極を支持固定した後、これら
絶縁ピン及び積層電極を洗浄することを特徴とする。
作   用 請求項1記載の発明によれば、絶縁ピンに潤滑剤を塗布
することによってこの絶縁ピンと平板状電極の孔との間
に生じる摩擦を減らすことができるので、絶縁ピンの圧
入時に平板状電極の金属粉が生じるのを防止することが
できる。
又請求項2記載の発明によれば、絶縁ピンの圧入時に生
じた平板状電極の金属粉を洗浄によって除去することが
できる。この洗浄は、平板状電極間に従来例のようなス
ペーサがないので容易に行うことができる。
以上の結果、本発明は、上記金属粉に起因する平板状電
極間のショートを回避することができる。
尚、本発明は先行技術同様、テーパ状の絶縁ピンを平板
状電極の孔に圧入することによって、スペーサを介さす
又加熱することなく平板状電極を所定間隔に支持固定す
ることができる。
実施例 本発明の第1実施例を、第1図ないし第3図に基き説明
する。
本実施例の平面型表示装置は、第3図に示すように、電
子ビーム源としての線陰極1の後方に背面電極2を備え
、前方には線陰極1から出た電子ビームを制御する平板
状電極3としてのビーム引出し電極、信号電極、集束電
極、水平偏向電極、及び垂直偏向電極と、電子ビームに
照射されて赤、緑、青に夫々発光する蛍光体が垂直方向
及び水平方向に夫々分割された各区分4に塗布されたス
クリーン5とを備えており、図示しないガラス容器内に
真空状態で配設されている。
本実施例では、集束電極、水平偏向電極、及び垂直偏向
電極の各平板状電極3を、セラミック製でテーパ状に形
成された絶縁ピン6を用いて支持固定する方法を説明す
る。
各平板状電極3には前記絶縁ピン6が挿入される孔7を
同軸上に、且つ絶縁ピン6の挿入方向の順に小径となる
ように設けている。各平板状電極3.3間には、その間
隔を所定寸法に保持すると共に、絶縁ピン6を前記孔7
に圧入する際に各平板状電極3が変形するのを防止する
ため、スペーサ8が挿入されている。9は平板状電極3
における電子ビーム通過空間である。
尚、本実施例に用いる絶縁ピン6の太さは、平板状電極
3の前記孔7が設けられる部位の幅寸法の2/3以下に
設定している。絶縁ピン6の太さをこのように設定する
と、前記電子ビーム通過空間9の絶縁ピン6近傍の電場
がこの絶縁ピン6の影響で乱れるのを防止できることが
本発明者の実験によって確認されている。この結果、電
場の乱れによるランディング位置のズレを解消し、均質
な画像を得ることができる。
先ず絶縁ピン6の表面にシリコーンオイルなどの潤滑剤
10を塗布し、この絶縁ピン6を各平板状電極3の孔7
に圧入ピン11を押出して圧入(第1図)する。このよ
うにして平板状電極3を支持固定した後、第2図に示す
ように、スペーサ8を抜取って前記潤滑剤10を洗浄剤
により除去する。洗浄剤にはフロン系の洗浄剤を用いる
こともできるが、アルコール系のものなどを用いると好
適である。又洗浄方法としては、洗浄液中に浸漬したり
洗浄液の蒸気によって行うなど、使用する洗浄剤に応じ
た公知の洗浄技術を採用することができる。
その後、平板状電極3及び絶縁ピン6に残留しているゴ
ミなどの異物をエアブロ−などによって除去し、絶縁耐
圧検査を行い、組付けて平面型表示装置を得ることがで
きる。
第4図及び第5図は、本発明の第2実施例を示している
本実施例における平面型表示装置の全体構成は第1実施
例と同様なので共通符号を付して示し、説明は省略する
本実施例では、第1実施例と同様に各平板状電極3.3
間にスペーサ8を挿入した状態で、第4図に示すように
、絶縁ピン6をそのままの状態で前記平板状電極3の孔
7に圧入ピン11を押出して圧入し、これら平板状電極
3を所定間隔で支持固定する。このとき、絶縁ピン6の
表面には前記孔7の内周面が削られて金属粉12が付着
する。
次に、第5図に示すようにスペーサ8を抜取った後、化
学研磨又はエツチングにより前記金属粉12を除去する
。そして水洗、中和し、更に水洗して防錆剤を塗布する
。防錆剤を乾燥させて完全に脱水した後、浸漬洗浄及び
蒸気洗浄によってゴミなどの異物を除去し、絶縁耐圧検
査を行い、組付けて平面型表示装置を得ることができる
本発明は上記実施例に示す外、種々の態様に構成するこ
とができる。
例えば絶縁ピンの材質や形状、平板状電極の孔の形状、
及び平板状電極の保持方法などは上記実施例に示すもの
に限定されず、適宜設計することができる。又潤滑剤や
その除去方法も、公知技術を適宜選択することができる
発明の効果 請求項1記載の発明によれば、平板状電極をスペーサを
介さずに支持固定することができ、且つ絶縁ビン圧入時
に平板状電極の金属粉が生じるのを防止することができ
るので、従来例のような平板状電極の加熱による酸化や
熱変形を回避することができる結果、電子ビームのスク
リーンへのランディングを精度良(行うことができ、平
面型表示装置の画質を向上させることができる。
又請求項2記載の発明によれば、平板状電極をスペーサ
を介さずに支持固定することができ、且つ絶縁ビン圧入
時に絶縁ピンの表面に付着した平板状電極の金属粉を容
易に除去することができるので、請求項1記載の発明と
同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における絶縁ビン表面の潤滑
剤を除去した状態を示す部分断面図、第2図は絶縁ピン
を平板状電極の孔に圧入する状態を示す部分断面図、第
3図は平面型表示装置の分解斜視図、第4図は本発明の
第2実施例において絶縁ピンを、平板状電極の孔に圧入
する状態を示す部分断面図、第5図は絶縁ピン表面の金
属粉を除去した状態を示す部分断面図、第6図は従来例
における部分断面図である。 3・・・・・・平板状電極、6・・・・・・絶縁ピン、
7・・・・・・孔、10・・・・・・潤滑剤。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の平板状電極に同軸上に設けた夫々の孔に絶
    縁ピンを通して平板状電極の位置決めを行い、これら平
    板状電極を固定する平面形表示装置の電極固定方法にお
    いて、テーパ状の絶縁ピンを用い、平板状電極を所定間
    隔に保持した状態で、潤滑剤を塗布した前記絶縁ピンを
    前記平板状電極の孔に圧入してこれら平板状電極を支持
    固定した後、前記潤滑剤を除去することを特徴とする平
    面型表示装置における平板状電極の固定方法。
  2. (2)複数の平板状電極に同軸上に設けた夫々の孔に絶
    縁ピンを通して平板状電極の位置決めを行い、これら平
    板状電極を固定する平面型表示装置の電極固定方法にお
    いて、テーパ状の絶縁ピンを用い、平板状電極を所定間
    隔に保持した状態で、前記絶縁ピンを前記平板状電極の
    孔に圧入してこれら平板状電極を支持固定した後、これ
    ら絶縁ピンを洗浄することを特徴とする平面型表示装置
    における平板状電極の固定方法。
JP28452588A 1988-11-10 1988-11-10 平面型表示装置における平板状電極の固定方法 Pending JPH02129827A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109574494A (zh) * 2019-01-16 2019-04-05 河南光远新材料股份有限公司 一种9μm电子纱拉丝设备的漏板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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