JPH02129823A - パッファ形ガス遮断器 - Google Patents

パッファ形ガス遮断器

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JPH02129823A
JPH02129823A JP28429888A JP28429888A JPH02129823A JP H02129823 A JPH02129823 A JP H02129823A JP 28429888 A JP28429888 A JP 28429888A JP 28429888 A JP28429888 A JP 28429888A JP H02129823 A JPH02129823 A JP H02129823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arcing contact
arc
fixed
insulating
buffer chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP28429888A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Nakanishi
良一 中西
Tamotsu Takashima
高嶋 保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、バッファ形ガス遮断器の構造に関する。
B8発明の概要 本発明は、固定アーキングコンタクトから可動アーキン
グコンタクトを引き離す際にバッファ室内の絶縁ガスを
アークに吹きつけて消弧するバッファ形ガス遮断器にお
いて、 固定アーキングコンタクトが挿通される絶縁ノズルの挿
通孔を大きくして、固定アーキングコンタクトと絶縁ノ
ズルとの間に隙間を形成し、固定アーキングコンタクト
にはその先端へ向かって付勢されるとともに隙間を塞ぐ
弁体を挿通させることにより、 消弧能力及び絶縁回復特性を向上させるとともに、バッ
ファ室における安全弁としての機能を兼用させたもので
ある。
C0従来の技術 電力用遮断器として、バッファ形ガス遮断器が用いられ
ている。
従来のバッファ形ガス遮断器の構造を第4図に示す。図
のように、バッファ形ガス遮断器は固定ユニットlと可
動ユニット2とで構成される。固定ユニットlは、筒状
の固定主コンタクト3と、その内部中央に設けた固定ア
ーキングコンタクト4とで構成される。
一方、可動ユニット2は、中空部5と連通孔6とを有す
るとともに先端部が可動アーキングコンタクト7となり
図中の左右方向へ駆動される駆動0ツド8と、駆動ロッ
ド8の外側に嵌め込まれたようにして形成されるととも
に駆動ロッド8との間にバッファ室9を形成するバッフ
ァシリンダ10と、可動アーキングコンタクト7を覆う
ようにしてバッファシリンダIOに固着されるとともに
固定アーキングコンタクト4が気密に挿通される挿通孔
11を先端部に有しかつ駆動ロッド8との間に放出路1
2を形成する絶縁ノズル13と、絶縁ノズル13の外側
に固着した可動主コンタクト14と、排気孔15を有す
る中空ロッド16を介して図示しない固定部に取り付け
られるとともに駆動ロッド8とバッファシリンダ10と
の間に摺動自在に設けられてバッファ室9に絶縁ガスを
吸入したり排出したりする吸排手段としてのリング状の
ピストン17とで構成される。なお、20は吸気孔、2
Iは吸気孔20を開閉する逆止弁、18a、18bはシ
ール材である。各ユニットは、SF8ガス等の絶縁ガス
中に設けられ、バッファ形ガス遮断器を構成する。
斯かるバッファ形ガス遮断器においては、駆動ロッド8
が図中の左方へ駆動されて投入する際に、吸気孔20か
らバッファ室9に絶縁ガスが吸入され、駆動ロッド8が
第5図に示すように右方へ駆動されて遮断する際に固定
アーキングコンタクト4が挿通孔11から抜けると、挿
通孔IIの近傍の圧力が低下し、バッファ室9内の絶縁
ガスが放出路12から放出される。この絶縁ガスは、固
定アーキングコンタクト4と可動アーキングコンタクト
7との間に発生するアーク19に吹き付けられて消弧し
、その後、挿通孔11又は連通孔6及び排気孔15とを
通って、排出される。
D9発明が解決しようとする課題 ところで、大電流を遮断する場合、固定アーキングコン
タクトが挿通孔から抜けたあとの絶縁回復特性を向上さ
せる必要があり、このためには挿通孔の内径寸法をでき
るだけ大きくする必要がある。
しかし、挿通孔の内径寸法を大きくすると固定アーキン
グコンタクトの外径寸法も大きくしなければならず、固
定アーキングコンタクトの大径化は可動アーキングコン
タクトの大径化でもあり、両極間に生じるアークの輪が
大きくなるためにアークを閉塞させて消弧するのが困難
になって一長一短となる。
一方、固定アーキングコンタクトと可動アーキングコン
タクトとの間に発生するアークの熱エネルギーによって
、バッファ室内の圧力が異常な高圧になる場合があり、
危険であるという問題もある。
そこで本発明は、斯かる課題を解決したバッファ形ガス
遮断器を提供することを目的とする。
E0課題を解決するための手段 斯かる目的を達成するための本発明の構成は、絶縁ガス
中に固定アーキングコンタクトを固定する一方、先端部
近傍が中空に形成された駆動ロッドを固定アーキングコ
ンタクトの軸心に沿って駆動可能に設け、固定アーキン
グコンタクトを嵌脱自在な駆動ロッドの先端部を可動ア
ーキングコンタクトとし、 駆動ロッドにおける先端部近傍の外側に駆動口ラドを囲
繞するバッファ室を設け、固定アーキングコンタクトを
気密に挿通ずる挿通孔を形成した絶縁ノズルを、可動ア
ーキングコンタクトを覆うようにして設けることにより
、バッファ室から可動アーキングコンタクトの先端まで
伸びる放出路を可動アーキングコンタクトと絶縁ノズル
との間に形成し、バッファ室内に絶縁ガスを吸入したり
排出したりする吸排手段を設けたバッファ形ガス遮断器
において、 絶縁ノズルの挿通孔の内径寸法を固定アーキングコンタ
クトの外径寸法よりも大きくして固定アーキングコンタ
クトと絶縁ノズルとの間に隙間を形成し、先端部が絶縁
ノズルに当って隙間を塞ぐ弁体を摺動自在に固定アーキ
ングコンタクトに挿通するとともに弁体を固定アーキン
グコンタクトの先端へ向かって付勢する付勢手段と弁体
が固定アーキングコンタクトから抜け落ちるのを防止す
る拘束手段とを設けたことを特徴とする。
F9作用 バッファ形ガス遮断器を遮断する場合、固定アーキング
コンタクトが絶縁ノズルの挿通孔から離れるまでは、固
定アーキングコンタクトと絶縁ノズルとの間の隙間は弁
体によって塞がれている。
従って、アークが生じる遮断動作の初期にはアークの熱
が絶縁ノズル外へ逃げることはなく、バッファ室へ伝わ
ってバッファ室の圧力を上げる。
遮断動作の後期には固定アーキングコンタクトと共に弁
体の先端が挿通孔から離れ、圧力低下により、挿通孔近
傍のアークにバッファ室の絶縁ガスが吹きつけられて消
弧する。従来よりも内径寸法の大きい挿通孔が一時に開
くので、バッファ室からアークに吹きつけられる絶縁ガ
スの速度が高速になり消弧能力及び消弧後の絶縁回復特
性が向上する。
バッファ室の圧力が過大になった場合は、付勢手段の付
勢力に抗して絶縁ガスが弁体を絶縁ノズル外へ押し出し
て放圧し、弁体が安全弁の役割を果たす。
G、実施例 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。なお、本実施例は従来のバッファ形ガス遮断器の
一部を改良したものなので、従来と同一部分には同一符
号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
(a)実施例の構成 本発明によるバッファ形ガス遮断器の構成を、第1図に
基づいて説明する。
図のように、絶縁ノズル13の挿通孔11の内径寸法を
従来よりも大きくして固定アーキングコンタクト4と絶
縁ノズル13との間に隙間が形成される。
そして、隙間を塞ぐための弁体25が、固定アーキング
コンタクト4の先端へ向かつて付勢した状態で固定アー
キングコンタクト4に挿通される。
弁体25は略円筒形であって、先端部には挿通孔11へ
嵌まり込む小径部25aを有するとともに基端部には大
径部25bを有する。そして、固定アーキングコンタク
ト4の基端部に位置するフランジ部4aと弁体25との
間には付勢手段としてのバネ26が介装される。
この弁体25が固定アーキングコンタクト4から抜け落
ちるのを防止するため、拘束手段としてのストッパ27
が設けられる。ストッパ27は略円筒形であり、その基
端部が固定アーキングコンタクト4のフランジ部4aに
被せて固定されるとともに先端部の内周面に突出部27
aが形成され、ストッパ27の内部には弁体25の大径
部25bが摺動自在に収容される。このストッパ27の
基端部近傍には、その外周面にいくつかのエア抜き孔2
7bが形成される。
固定アーキングコンタクト4の外径寸法は従来と同じで
あり、弁体25の材質は、絶縁物でも金属でもよい。
(b)実施例の作用 次に、バッファ形ガス遮断器の作用を第1図〜第3図に
基づいて説明する。
第1図に示す閉極時の状態から、第2図に示すように駆
動ロッド8を図中の右方へ駆動すると、固定アーキング
コンタクト4と可動アーキングコンタクト7との間が開
いてアーク19が生じる。
このアーク19の熱が放出路12を介してバッファ室9
へ伝わり、バッファ室9の絶縁ガスの温度が上昇し、圧
力も上昇する。このとき、弁体25がバネ26の付勢力
によって付勢され、固定アーキングコンタクト4と絶縁
ノズル13との間の隙間を塞いでいるので、バッファ室
9の圧力上昇の障害となることはない。
駆動ロッド8が更に図中の右方へ移動して第3図に示す
状態になると、バネ26の付勢力によって図中の右方へ
移動する弁体25の大径部25bが突出部27aに当た
り、その結果、固定アーキングコンタクト4の先端部と
弁体25の小径部25aとが同時に挿通孔11から抜け
る。そのため、挿通孔11の近傍の圧力が急激に低下し
、バッファ室9内の高圧になった絶縁ガスがアーク19
に吹きつけられて消弧する。挿通孔の内径寸法が従来よ
りも大きいので、バッファ室9内と挿通孔llの近傍と
の圧力差が従来よりも急激に大きくなり、アーク19に
吹きつけられる絶縁ガスの速度が従来よりも大きく消弧
能力が向上する。また、消弧後の絶縁回復特性も向上す
る。
閉極時又は遮断動作中にバッファ室9の圧力が異常に高
くなると、放出路I2内等の絶縁ガスがバネ26の付勢
力によって抗して弁体25の小径部25aを押圧し、絶
縁ガスの一部が固定アーキングコンタクト4と絶縁ノズ
ル13との間から絶縁ノズル13の外部へ放出される。
絶縁ガスの放出は、バッファ室9等の絶縁ガスの圧力と
バネ26による付勢力とがつり合った状態で終了する。
つまり、弁体25は安全弁としての役割を果たす。
H6発明の効果 以上の説明かられかるように、本発明によるバッファ形
ガス遮断器によれば以下の効果がある。
(2L)絶縁ノズルの挿入孔の内径寸法を従来よりも大
きくして固定アーキングコンタクトと絶縁ノズルとの間
に隙間を形成し、隙間を塞ぐための弁体を設けたので、
遮断の際に挿入孔の近傍の圧力低下が速くそのためにバ
ッファ室からアークに吹きつけられる絶縁ガスの速度が
大きく消弧能力と消弧後の絶縁回復特性が向上する。一
方、固定アーキングコンタクトの外径寸法は従来と変わ
らないので、外径寸法が大きくなることによる欠点は生
じない。
(b)弁体は付勢手段の付勢力によって隙間を塞ぐので
、バッファ室等の内部の圧力が異常に上昇した場合は、
絶縁ガスが付勢手段の付勢力に抗して弁体を押し、絶縁
ガスの一部が絶縁ノズル外へ放出される。このため、バ
ッファ室の圧力が一定値よりも上昇することはなく、安
全性が確保される。つまり弁体が安全弁として機能する
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明によるバッファ形ガス遮断器の
実施例に係り、第1図は閉極時の断面図、第2図は遮断
動作前期の断面図、第3図は遮断動作後期の断面図、第
4図〜第5図は従来のバッフア形ガス遮断器に係り、第
4図は閉極時の断面図、第5図は遮断動作中の断面図で
ある。 4・・・固定アーキングコンタクト、5・・・中空部、
7・・・可動アーキングコンタクト、8・・駆動ロッド
、9・・・バッファ室、11・・・挿通孔、12・・・
放出路、13・・・絶縁ノズル、17・・ピストン、2
5・・・弁体、25a・小径部、26・・・バネ、27
・・・ストッパ。 外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 絶縁ガス中に固定アーキングコンタクトを固定する一方
    、先端部近傍が中空に形成された駆動ロッドを固定アー
    キングコンタクトの軸心に沿って駆動可能に設け、固定
    アーキングコンタクトを嵌脱自在な駆動ロッドの先端部
    を可動アーキングコンタクトとし、 駆動ロッドにおける先端部近傍の外側に駆動ロッドを囲
    繞するバッファ室を設け、固定アーキングコンタクトを
    気密に挿通する挿通孔を形成した絶縁ノズルを、可動ア
    ーキングコンタクトを覆うようにして設けることにより
    、バッファ室から可動アーキングコンタクトの先端まで
    伸びる放出路を可動アーキングコンタクトと絶縁ノズル
    との間に形成し、バッファ室内に絶縁ガスを吸入したり
    排出したりする吸排手段を設けたバッファ形ガス遮断器
    において、 絶縁ノズルの挿通孔の内径寸法を固定アーキングコンタ
    クトの外径寸法よりも大きくして固定アーキングコンタ
    クトと絶縁ノズルとの間に隙間を形成し、先端部が絶縁
    ノズルに当って隙間を塞ぐ弁体を摺動自在に固定アーキ
    ングコンタクトに挿通するとともに弁体を固定アーキン
    グコンタクトの先端へ向かって付勢する付勢手段と弁体
    が固定アーキングコンタクトから抜け落ちるのを防止す
    る拘束手段とを設けたことを特徴とするバッファ形ガス
    遮断器。
JP28429888A 1988-11-10 1988-11-10 パッファ形ガス遮断器 Pending JPH02129823A (ja)

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