JPH0212937Y2 - - Google Patents

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JPH0212937Y2
JPH0212937Y2 JP8575184U JP8575184U JPH0212937Y2 JP H0212937 Y2 JPH0212937 Y2 JP H0212937Y2 JP 8575184 U JP8575184 U JP 8575184U JP 8575184 U JP8575184 U JP 8575184U JP H0212937 Y2 JPH0212937 Y2 JP H0212937Y2
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JP
Japan
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slip
mat
bathroom
slip layer
layer
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JP8575184U
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JPS612187U (ja
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Publication date
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  • Bathtub Accessories (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は浴室内における洗い場のタイル上に敷
きひろげ、その上に腰を下ろして身体を洗うため
の浴室用すべり止めマツトに関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来、浴室内で用いられていたこの種のマツト
としては、防水加工処理を施したスポンジ状のマ
ツトがある。このスポンジ状のマツト面には特に
すべり止め処理が施されていないのが普通であ
る。
しかしながら、浴室内の洗い場では、石けんを
使用し、タイル面が通常よりも遥かにすべり易い
状態になつている。従つて、このすべり易い状態
のタイル面に特別のすべり止め加工を施していな
いマツトを敷きひろげても、マツトがすべり易
く、このマツトのすべりにより足がとられて、周
囲の硬いタイル面に身体を打ちつけて思わない怪
我をしてしまうことがあつた。
〔考案の目的〕
本考案は前記事情に基づいてなされたものであ
り、浴室内の洗い場におけるタイル面に対して、
確実に不滑動安定状態に敷くことができ得る浴室
用すべり止めマツトを提供することを目的とす
る。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するための本考案の概要は、柔
軟部材を介在して有する浴室用すべり止めマツト
において、前記柔軟部材の下面に、不織布よりな
る芯材に固着した弾質材と微小粉末石からなる凹
凸面をなす第1の滑止層と、第1の滑止層にコー
テイングした前記弾質材と同一材の薄膜よりなる
第2の滑止層とからなるすべり止め部材を固着し
たことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案における実施例を図面を参照しな
がら説明する。
第1図は本考案に係る浴室用すべり止めマツト
の一実施例を示す底面図、第2図はその平面図、
第3図は第1図におけるA−A線矢視の断面図、
第4図は第3図におけるB部の拡大断面図であ
る。実施例における浴室用すべり止めマツト(以
下、本マツトと略称する)10は、最下層に位置
するすべり止め部材1と、すべり止め部材1の上
面に積層固着される柔軟部材2と、柔軟部材2の
上面に積層固着され且つ最上層に配置される表面
部材3とから構成されている。そして、すべり止
め部材1は、合成樹脂繊維の不織布よりなる芯材
11と、芯材11の下面側に多数の凹凸面を有す
る第1の滑止層12と、第1の滑止層12の表面
における凹凸面上にコーテイングされた弾質材で
ある合成樹脂の薄い被膜よりなる第2の滑止層1
3とから構成される。このように構成されるすべ
り止め部材1には、芯材11、第1の滑止層12
及び第2の滑止層13とを貫通する複数の孔14
が設けられている。前記第1の滑止層12は、弾
質材である合成樹脂に微小粉末石を混合したもの
を一定条件の下で熱処理を施し、組織が粗く然も
合成樹脂繊維である不織布たる芯材11に含浸さ
せて一体的に固着させたものである。第1の滑止
層12における凹凸面をなす凸部12aは微小粉
末石によつて形成されている。微小粉末石は例え
ば自然石を粉砕機により微粉砕状にして形成した
ものである。前記第2の滑止層13における表面
には、第1の滑止層12の表面の形状をなす凹凸
面がそのままの形状をなして表われている。
一方、柔軟部材2は例えばスポンジやウレタン
等により成形されたもので、クツシヨンとしての
役割を果すものである。また、表面部材3は、例
えば不織布よりなる表材31の表面に合成樹脂を
塗布した模様層32が形成され不滑性処理がなさ
れている。
以上のように構成される本マツト10が浴室内
のタイル面とのすべり止め効果を発揮するために
は、本マツト10における第1及び第2の滑止層
12,13をタイル面に当接するように敷きひろ
げる。このようにしてタイル面に本マツト10を
敷けば、タイル面に当接する本マツトにおける多
数の凸部12aがタイル面に対して投錨効果を発
揮するので、本マツト10がタイル面を摺動する
ことが阻止される。然も、凸部12aを有する第
1の滑止層12における表面には弾質材である合
成樹脂からなる第2の滑止層13が形成されてい
るため、この第2の滑止層13がタイル面と密着
状態を保つて接着効果を発揮し、さらに摺動阻止
作用が強力である。更にまた、凸部12aを被覆
している第2の滑止層13によつて、微小粉末石
よりなる凸部12aがタイル面を傷つけることが
防止できる。一方、すべり止め部材1に設けられ
ている孔14は、浴室内で柔軟部材2が吸収した
水分を脱水するのに役立つと共に本マツト10の
通気性を良好にしている。
以上から明らかなように、本マツト10は浴室
内における洗い場のタイル面に対して確実に不滑
動状態を保持でき、本マツト上にて安心して身体
を洗うことができる。
本考案は前記実施例に限定されるものではな
く、本考案における要旨を変更しない範囲内にお
いて種々の変形例を包含していることは言うまで
もない。例えば、第1の滑止層12と第2の滑止
層13とで使用されている弾質材としての合成樹
脂の代わりに、分子量の高い合成ゴムを使用して
も前記実施例と同様のすべり止め効果を発揮する
ことができる。また、柔軟部材2は、耐水性のあ
る部材で且つクツシヨンの機能を果すものであれ
ば前記した例に限定されるものではなく、また、
表面部材3は耐水性のある部材で且つ表面に不滑
性処理したものであれば前記実施例に限定される
ものではない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、浴室内の洗い場
面に当接するマツトの裏面に、弾質材としての合
成樹脂又は分子量の高い合成ゴムと微小粉末石か
らなる凹凸面状のなすすべり止め部材を固着する
ように構成したので、浴室内における洗い場面に
対して確実に不滑動安定状態を保持でき得る浴室
用すべり止めマツトを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る浴室用すべり止めマツト
の一実施例を示す底面図、第2図はその平面図、
第3図は第1図におけるA−A線矢視の断面図、
第4図は第3図におけるB部の拡大断面図であ
る。 1……すべり止め部材、2……柔軟部材、11
……芯材、12……第1の滑止層、13……第2
の滑止層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柔軟部材を介在して有する浴室用すべり止めマ
    ツトにおいて、前記柔軟部材の下面に、不織布よ
    りなる芯材に固着した弾質材と微小粉末石からな
    る凹凸面をなす第1の滑止層と、第1の滑止層に
    コーテイングした前記弾質材と同一材の薄膜より
    なる第2の滑止層とからなるすべり止め部材を固
    着したことを特徴とする浴室用すべり止めマツ
    ト。
JP8575184U 1984-06-09 1984-06-09 浴室用すべり止めマツト Granted JPS612187U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8575184U JPS612187U (ja) 1984-06-09 1984-06-09 浴室用すべり止めマツト

Applications Claiming Priority (1)

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JP8575184U JPS612187U (ja) 1984-06-09 1984-06-09 浴室用すべり止めマツト

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Publication Number Publication Date
JPS612187U JPS612187U (ja) 1986-01-08
JPH0212937Y2 true JPH0212937Y2 (ja) 1990-04-11

Family

ID=30636427

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JP8575184U Granted JPS612187U (ja) 1984-06-09 1984-06-09 浴室用すべり止めマツト

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JPS612187U (ja) 1986-01-08

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