JPH0212936Y2 - - Google Patents

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JPH0212936Y2
JPH0212936Y2 JP1987113301U JP11330187U JPH0212936Y2 JP H0212936 Y2 JPH0212936 Y2 JP H0212936Y2 JP 1987113301 U JP1987113301 U JP 1987113301U JP 11330187 U JP11330187 U JP 11330187U JP H0212936 Y2 JPH0212936 Y2 JP H0212936Y2
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peripheral wall
toothbrush
saucer
inclined part
slope
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、洗面所等において歯ブラシを立てる
のに用いる歯ブラシ立て、詳しくは容器の開口へ
柄先を合せて落し込むと、歯ブラシが傾いていて
も容器内へ確実に収まつて、不安定な場合は回転
により自然にその向きが揃えられる歯ブラシ立て
に関する。
(従来の技術) 従来の歯ブラシ立てとして、底面を傾斜させた
ものとして、例えば、実開昭52−152842号公報、
実開昭57−120393号公報記載のもの、又歯ブラシ
を起立状態に保持できて穂先が他の物と接触しな
いものとして、例えば、実公昭52−27083号公報
記載のものがある。
(考案が解決しようとする課題) 従来の歯ブラシ立てにあつては(実開昭52−
15284Z号公報記載のもの)、歯ブラシの挿入孔と
底面との中間に挿入切欠を形成する係止片が存在
するため、歯ブラシの挿入時、これが左右へ少し
傾く場合は、柄先が係止片に当たつて挿入を妨げ
られ、容器に収まらずに外へ転落してしまい、
又、大きく傾く場合は、柄先が係止片を越えて隣
の切欠に入り込み、容器へ斜めに収まつて隣の挿
入孔を塞いでしまうから、歯ブラシの挿入は無造
作に行わず、常に柄先が挿入孔の下の挿入切欠を
通るように注意して行わなければならないため、
歯ブラシを立てるのが面倒であつて、しかも、こ
の歯ブラシ立ては、挿入孔の縁と係止片と底面の
3個所が歯ブラシの柄と摩擦するため、歯ブラシ
の運動抵抗が大きくて、例え底面を傾斜させてあ
つても、歯ブラシの回転は起きず、従つて、その
向きを自然に揃えさせることができない問題点を
有する。
又、実開昭57−120393号公報記載の歯ブラシ立
てにあつては、単に底部が傾斜しているにすぎ
ず、歯ブラシの穂先が他の物と容易に接触すると
いう問題点を有する。
更に、実公昭52−27083号公報記載の歯ブラシ
立てにあつては、歯ブラシを起立状態に保持でき
て穂先が他の物と接触しないように形成されては
いるが、歯ブラシが収納された状態では、歯ブラ
シの穂先には、方向性がないため、歯ブラシの穂
先が他の物と接触しないように歯ブラシの柄が挿
入される透孔と透孔との間隔を広くとらなければ
ならず、そのため、歯ブラシ立て全体が大きくな
るという問題点を有する。
本考案は、第1の歯ブラシと第2の歯ブラシと
が接触しないようにして、衛生的でしかもコンパ
クトな歯ブラシ立てを得ることを目的としてい
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の歯ブラシ
立てにおいては、第1の歯ブラシを誘導する第1
の周壁と、第2の歯ブラシを誘導すると共に前記
第1の周壁に並設された第2の周壁と、前記第1
の周壁の下部に設けられた第1の傾斜部と、前記
第2の周壁の下部に設けられた第2の傾斜部と、
この第2の傾斜部と前記第1の傾斜部は、同じ方
向側へ傾き、前記第1、第2の歯ブラシから滴下
する水を受ける受皿とを設けたものである。
(作用) 上記のように構成された歯ブラシ立ての第1の
周壁、第2の周壁により、第1の歯ブラシ、第2
の歯ブラシが第1の傾斜部と第2の傾斜部にスム
ーズに導かれると共に第1の傾斜部と第2の傾斜
部により、第1、第2の歯ブラシを強制的に同方
向側へ傾けることができるものである。
(実施例) 本考案の一実施例について、図面を参照して説
明すると、第1図〜第14図は、周壁1,2,3
を複数有する歯ブラシ立ての各例を示すもので、
周壁1,2,3として開口aから下端まで歯ブラ
シ10の柄をつかえさせずに誘導する周壁1,
2,3によつて、歯ブラシ10の柄の回転を妨げ
ない円、楕円、多角形等の断面形状で、しかも柄
が緩く嵌まる断面積に形成したものを用いる。こ
の歯ブラシ立ては、その下部を歯ブラシ10から
垂れた水を受けて蒸発させる受皿5を有してい
る。
第1図〜第3図は、受皿5上に支持体4を複数
並設し、その上端を一方向へ揃えて急傾斜させて
第1の傾斜部c1、第2の傾斜部c2とし、その傾斜
の低い方に切欠による排水口11を設けて、これ
ら支持体4にそれぞれ第1の歯ブラシ(図示せ
ず)を誘導する第1の周壁1、第2の歯ブラシ
(図示せず)を誘導する第2の周壁2を嵌着して
複数の歯ブラシが立てられるようにしたものであ
る。第2の周壁2は第1の周壁1に並設されてい
る。
即ち、歯ブラシ立ては、第1の周壁1の下部に
設けられた第1の傾斜部c1と第2の周壁2の下部
に設けられた第2の傾斜部c2とを有し、これら第
2の傾斜部c2、第1の傾斜部c1は、同じ方向側へ
傾き、更に、第1、第2の歯ブラシから滴下する
水を受ける受皿5とを有している。
又、第3図に示すように、受皿5の後側に取付
片17を設け、この取付片17に設けた掛孔18
を釘等に掛ければ、壁掛け式とすることができ
る。
第4図と第5図は受皿5上に上端を反対の2方
向へ揃えて急傾斜させた第1の傾斜部c1、第2の
傾斜部c2、第3の傾斜部c3とした支持体4を複数
並設し、これら支持体4にそれぞれ切込みによる
拝水口11を形成した長楕円形断面の第1の周壁
1、第2の周壁2、第3の周壁3を嵌合して、複
数の歯ブラシ10が立てられるようにしたもので
ある。
第6図と第7図は、内方に向かつて傾斜する上
板19に複数の孔20をあけ、これらの孔20の
下にそれぞれ第1の周壁1、第2の周壁2、第3
の周壁3を吊設したもので、これら第1の周壁
1、第2の周壁2、第3の周壁3を外壁が高くな
るように形成した受皿5内に収容し、上板19を
受皿5に支持させると、受皿5の底上に設けた突
片21の一方向へ急傾斜させた斜片が傾斜部c
(前述の第1の傾斜部c1、第2の傾斜部c2、第3
の傾斜部c3が一体となつたもの)となつて、複数
の歯ブラシ10を立てることができるようにして
ある。
第8図と第9図は、内方へ向かつて傾斜する上
板19に複数の孔20をあけ、これらの孔20の
下にそれぞれ第1の周壁1、第2の周壁2、第3
の周壁3を吊設したもので、これら第1の周壁
1、第2の周壁2、第3の周壁3の下端に同方向
へ急傾斜させた第1の傾斜部c1、第2の傾斜部
c2、第3の傾斜部c3を設け、第1の周壁1、第2
の周壁2、第3の周壁3を外壁を高くした受皿5
に嵌合して、後壁面に鉤孔状の掛孔22を設け、
この掛孔22を係止体23に掛けて受皿5を壁等
に取付け、この受皿5内へ第1の周壁1、第2の
周壁2、第3の周壁3を収容して、上板19によ
り係止させたもので、複数の歯ブラシ10を立て
ることができるようにしてある。
第10図と第11図は、筐体24の天板25を
内方へ傾斜させて、複数の孔26をあけ、この孔
26の下方に第1の周壁1(第2の周壁、第3の
周壁3は図示せず)をそれぞれ吊設したもので、
前記した筐体24よりも大きく形成した受皿5の
両側に弾性を有する係止片27を設けて、この係
止片27を筐体24に設けた受部28に係合させ
て、筐体24を受皿5上に設けた突片21の一方
へ急傾斜する斜面が傾斜部c(前述の第1の傾斜
部c1、第2の傾斜部c2、第3の傾斜部c3が一体と
なつたもの)となり、複数の歯ブラシ10を立て
得るようにしたものである。
第12図と第13図は、受皿5上に集水部29
を有するブロツク30を立設して、このブロツク
30に数個の切込み31を一定間隔で縦設し、ブ
ロツク30の切込み31が開口する側には、ブロ
ツク30へ挟持片32により取付ける閉塞板33
を当て、切込み31の開口を閉塞板33により塞
がせて第1の周壁1、第2の周壁2、第3の周壁
3、……を形成したもので、切込み31の下部の
一方向に急傾斜させた部分が第1の傾斜部c1、第
2の傾斜部c2、第3の傾斜部c3、……を形成し、
第1の周壁1、第2の周壁2、第3の周壁3、…
…の数だけ歯ブラシ10が立てられるようにした
もので、挟持片32の端末にブロツク30の背部
に掛かり合う鉤形止片34を設けたものである。
上記構成の歯ブラシ立ては、歯ブラシの柄の先
が第1の周壁1(第2の周壁2、第3の周壁3)
の開口a内に位置する状態に於て、歯ブラシ10
を第1の周壁1(第2の周壁2、第3の周壁3)
に落とし込めば、歯ブラシ10は例え傾いても第
1の周壁1(第2の周壁2、第3の周壁3)の周
壁に誘導されて第1の周壁1(第2の周壁2、第
3の周壁3)内へ確実に滑り込み、第1の周壁1
(第2の周壁2、第3の周壁3)へ確実に収まつ
てその柄先は第1の傾斜部c1(第2の傾斜部c2
第3の傾斜部c3)に当たり、この上を低い方へ向
かつて滑る。この時、市販品で最も一般的な長方
形断面を有している柄先は、その長片側が第1の
傾斜部c1(第2の傾斜部c2、第3の傾斜部c3)に
当たつていれば、安定して第1の傾斜部c1(第2
の傾斜部c2、第3の傾斜部c3)の低い方へそのま
ま滑るが、若し第14図に実線で示すように短片
側が第1の傾斜部c1(第2の傾斜部c2、第3の傾
斜部c3)に当たつて、ブラシが横を向いている不
安定な状態では、歯ブラシ10は、回転を起こし
て、長片側が第1の傾斜部c1(第2の傾斜部c2
第3の傾斜部c3)に当たつて第14図に鎖線で示
すx,yの何れかの方向にブラシが向くと安定し
て止まる。このため第1の周壁1(第2の周壁
2、第3の周壁3)へ無造作に歯ブラシ10を落
とし込んでも、歯ブラシ10はブラシをx,yの
何れかの方向に向け、且つ、第14図に示すよう
に第1の傾斜部c1(第2の傾斜部c2、第3の傾斜
部c3)の傾斜と同じ方向へ傾くように自然に揃え
られるものである。
このようにして第1の周壁1(第2の周壁2、
第3の周壁3)に収まつた歯ブラシ10は水が付
いていると、水は柄を伝わつて下に流れて、排水
口11より受皿5へ排出されるが、水は、第1の
周壁1(第2の周壁2、第3の周壁3)の外側へ
伝わることもあり、又、ブラシの水が切れていな
い時は、ブラシから水滴が落ちることもあるの
で、これらを受皿5に受けさせてテーブル等へは
流れないようにすれば衛生的である。
なお、本実施例の受皿5の上の支持体4と周壁
1,2,3との取付け手段は、第1図乃至第14
図のように嵌合させたが、本考案にあつては、こ
れに限らず、第15図に示すように中間ブシユ1
5を介在させて嵌合させても良く、 又、第16図、第17図に示すように、支持体
4に環状溝6を設け、第1の周壁1に複数の突起
7を設けて、この突起7を支持体4の環状溝6に
縦設した落し溝8を利用して環状溝6に係合させ
る係合式でも良く、 又、第18図、第19図に示すように、中間ブ
シユ15におねじ9を設けて、おねじ9とめねじ
16とを螺合させる螺合式等の手段でも良い。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように構成されている
ので、以下に記載されているような効果を奏す
る。
第1の歯ブラシを誘導する第1の周壁と、第2
の歯ブラシを誘導すると共に前記第1の周壁に並
設された第2の周壁と、前記第1の周壁の下部に
設けられた第1の傾斜部と、前記第2の周壁の下
部に設けられた第2の傾斜部と、この第2の傾斜
部と前記第1の傾斜部は、同じ方向側へ傾き、前
記第1、第2の歯ブラシから滴下する水を受ける
受皿とを有する歯ブラシ立てであるから、第1、
第2の歯ブラシを傾斜部により強制的に同方向側
へ傾けることができ、第1の周壁と第2の周壁と
を近接させ、しかも第1の歯ブラシと第2の歯ブ
ラシとが接触しないようにして、衛生的でコンパ
クトな歯ブラシ立てを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を分解して示す斜
視図であり、第2図は、第1図の縦断側面図であ
り、第3図は、第2図の一部変形例を示す縦断側
面図であり、第4図は、本考案の他の実施例を分
解して示す斜視図であり、第5図は、第4図の縦
断側面図であり、第6図は、本考案の他の実施例
を分解して示す斜視図であり、第7図は、第6図
の縦断側面図であり、第8図は、本考案の他の実
施例を分解して示す斜視図であり、第9図は、第
8図の縦断側面図であり、第10図は、本考案の
他の実施例を分解して示す斜視図であり、第11
図は、第10図の縦断側面図であり、第12図
は、本考案の他の実施例を分解して示す斜視図で
あり、第13図は、第12図の縦断側面図であ
り、第14図は、歯ブラシが回転して向きを揃え
られる状態の説明図であり、第15図乃至第19
図は、支持体と周壁との取付け手段をそれぞれ示
す説明図である。 1……第1の周壁、2……第2の周壁、c1……
第1の傾斜部、c2……第2の傾斜部、5……受
皿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の歯ブラシを誘導する第1の周壁と、第2
    の歯ブラシを誘導すると共に前記第1の周壁に並
    設された第2の周壁と、前記第1の周壁の下部に
    設けられた第1の傾斜部と、前記第2の周壁の下
    部に設けられた第2の傾斜部と、この第2の傾斜
    部と前記第1の傾斜部は、同じ方向側へ傾き、前
    記第1、第2の歯ブラシから滴下する水を受ける
    受皿とを有することを特徴とする歯ブラシ立て。
JP1987113301U 1987-07-23 1987-07-23 Expired JPH0212936Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987113301U JPH0212936Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23

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JP1987113301U JPH0212936Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23

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Publication Number Publication Date
JPS63175493U JPS63175493U (ja) 1988-11-14
JPH0212936Y2 true JPH0212936Y2 (ja) 1990-04-11

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JP1987113301U Expired JPH0212936Y2 (ja) 1987-07-23 1987-07-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5227083U (ja) * 1975-08-18 1977-02-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57120393U (ja) * 1981-01-20 1982-07-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5227083U (ja) * 1975-08-18 1977-02-25

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JPS63175493U (ja) 1988-11-14

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