JPH02128991A - 漁船用冷水装置 - Google Patents

漁船用冷水装置

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JPH02128991A
JPH02128991A JP28464988A JP28464988A JPH02128991A JP H02128991 A JPH02128991 A JP H02128991A JP 28464988 A JP28464988 A JP 28464988A JP 28464988 A JP28464988 A JP 28464988A JP H02128991 A JPH02128991 A JP H02128991A
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JP
Japan
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coldness
cooling
evaporator
accumulating
cold storage
Prior art date
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Application number
JP28464988A
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English (en)
Inventor
Seiichi Yasuda
誠一 安田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、漁船の漁槽内の海水を低温に保つ冷水装置に
関する。
「従来の技術」 海で捕獲した魚介類の鮮度を保つためには、漁船の漁槽
内の海水を低温に保つ必要がある。従来はこの目的のた
め、大量の氷を用いる方法や、第6図〜第8図に示すよ
うな漁船用冷水装置があった。これらの漁船用冷水装置
は、漁船のエンジンによりマグネットクラッチ5aを介
して駆動されるコンプレッサ5等で冷凍サイクルを構成
し、その冷凍サイクルによって油槽1内の海水を冷却す
るものである。第6図に示す漁船用冷水装置は冷却用コ
ンデンサ4とエバポレータ3とに二重管を用いた例、第
7図に示す漁船用冷水装置はコンデンサ4が空冷式であ
る例、第8図に示す漁船用冷水装置はコンデンサ4が円
筒状のシェルとスパイラル状のコンデンサコイルとで構
成された例である。また特公昭63−35909号に開
示されたような、複数の油槽のうちの必要な漁槽内の海
水だけを選択的に冷却する漁船用冷水装置があった。
これらの、漁船のエンジンによってコンプレッサが駆動
される漁船用冷水装置は、漁槽内の海水−が所望の冷却
温度に達したときに、マグネットクラッチを切って停止
させるようになっていた。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記のような従来の漁船用冷水装置は、
漁船の航行中や捕獲中である、エンジンの運転中には作
動するが、漁船の停泊中におけるエンジンのアイドリン
グ時は極端に能力が落ち、また停止時には作動しない、
このため、停泊中には漁槽内の海水の温度が上昇して、
魚介類の鮮度保持が困難になるという問題点があった。
又、エンジン運転時には、マグネットクラッチを切って
漁船用冷水装置を停止させても、燃料の消費量が顕著に
減少するものではなく、捻出されたエネルギーが有効に
消費されないという問題点があった。
そこで本発明は、漁船の停泊中にも冷却能力を持続でき
、漁槽内の海水が所望の冷却温度に達して、冷却運転が
不要になった時にも、エネルギーが有効に消費できるよ
うな漁船用冷水装置を提供することを課題とする。
「課題を解決するための手段」 上記課題を解決するための本発明による漁船用冷水装置
は、漁槽内の海水の温度を下げる冷却用エバポレータと
、その冷却用エバポレータがら流入する冷媒を圧縮する
コンプレッサと、前記冷却用エバポレータで奪った熱を
逃がすコンデンサと、そのコンデンサと前記冷却用エバ
ポレータとの間に設けられコンデンサから流入する冷媒
を膨張させる減圧装置とで構成された冷凍サイクルを持
つものにおいて、前記油槽には蓄冷用エバポレータを配
設された蓄冷部が設けられ、弁手段により前記冷却用エ
バポレータ側から前記蓄冷用エバポレータ側に前記冷凍
サイクルを切替可能であり、かつ前記漁槽内の海水温度
番こ応じて前記弁手段を作動させる制御装置を備えるこ
とを特徴とする。
「作用」 上記の構成による本発明の漁船用冷水装置では、冷却運
転により漁槽内の海水が冷却されて所望の冷却温度に達
した時に、弁手段により冷凍サイクルを冷却用エバポレ
ータ側から油槽の蓄冷部に配設された蓄冷用エバポレー
タ側に切替えて蓄冷運転に入り、前記蓄冷部を冷却して
おき、漁船の停泊中には前記蓄冷部により漁槽内の海水
をひきつづき冷却する。
「実施例」 次に本発明の実施例である漁船用冷水装置について図面
を参照して説明する。なお図中の二重線は海水通路を示
し、単線は冷凍サイクルを示している。
まず冷凍サイクルについて、第1図、第2図を参照して
説明する。冷凍サイクルは、漁船のエンジン13により
マグネットクラッチ5aを介してベルト駆動されるコン
プレッサ5、耐塩水性の管材を使用したコンデンサ4、
減圧装置6、耐塩水性の管材を使用した冷却用エバポレ
ータ3、後述する内箱1b内の蓄冷部1dに設けられた
蓄冷用エバポレータ2、および回路切替三方弁7.8に
よって構成される。冷凍サイクルは回路切替三方弁7,
8により冷却用エバポレータ3側と蓄冷用エバポレータ
2側に切替えられる。
次に油槽について第1図、第3図を参照して説明する。
油槽1は船体に固定された断熱性を有する外箱1aと、
耐塩水性材料によってなる着脱可能な内箱1bとにより
構成される。内箱1bの上端部には吊り上げ用のフック
14が設けられている。内箱1bの内部はさらに水槽1
c、蓄冷部1d、中間室1eに区分されている。水槽I
C内の海水はフィルタ16を介して冷却水送水用ポンプ
10により吸い上げられる。蓄冷部1d内には蓄冷用エ
バポレータ2が配設され、水やエチレングリコール等の
蓄冷材2aが満たされている。中間室1eは水槽1cと
蓄冷部1dとの間に設けられ、バルブ12.12により
水槽ICと連通可能になっている。パルプ12.12は
内箱1b上に突出したハンドル12a、12aを操作す
ることによって開開される。蓄冷部1dと中間室1eの
上部は断熱層1fにより覆われている。冷媒配管および
冷却水送水用バイ1は内箱1bの上部に設けられたクイ
ックカップリング17.18により分割可能になってい
る。
次に、制御装置の概略構成について第1図1第4図を参
照して説明する。サーミスタ等の感熱素子によってなる
水温センサ9は冷却水送水用ポンプ10と冷却用エバポ
レータ3の中間に配設されている。水温センサ9の抵抗
値は、水11cから冷却水送水用ポンプ10により冷却
用エバポレータ3に送り込まれる海水の温度に応じて変
化する。
水温センサ9の抵抗値は、アンプ20内において、予め
設定された冷却温度に対応した抵抗値と比較演算された
後、アンプ20内のリレーコイル23aに電流が流れて
接点23bが閉じ、回路切替三方弁7,8のコイル部2
1.22に電圧がかかると、磁力によって回路切替三方
弁7.8が切り替えられて、冷却運転あるいは蓄冷運転
が行われる。
「作動」 上記のi成による漁船用冷水装置の作動について説明す
る。
コンプレッサ5で圧縮された高温高圧ガス状の冷媒は、
コンデンサ4に流入し、ここで海水送水用ポンプ11に
よって海中から汲み上げられた海水によって冷却されて
凝縮し、高圧の液冷媒となる。この液冷媒は減圧装置6
に流入して減圧され、低圧化されて回路切替三方弁7に
至る。ここで水温センサ9の測定値が予め設定された冷
却温度よりも高い場合は、回路切替三方弁7.8により
冷媒が冷却用エバポレータ3に流入する回路を構成して
冷却運転を行う。
冷却運転の際には、冷却水送水用ポンプ10によって吸
い上げられた海水が冷却用エバポレータ3内で冷却され
て水槽lc内に戻され、水1¥?lc内の海水が順次冷
却される。
水温センサ9の測定値が予め設定された冷却温度に達し
た場合には、回路切替三方弁7.8により冷媒が蓄冷用
エバポレータ2に流入するよう切り替えて蓄冷運転を行
う。
蓄冷運転の際には、冷媒が蓄冷用エバポレータ2に流さ
れ、蓄冷材2aを冷却することにより蓄冷される。この
ようにして蓄冷された熱をエンジン13の停止時に利用
するには、バルブ12.12を開けて水槽IC内の海水
を中間室1eに導き、蓄冷材2aとの熱交換により冷却
を行う。
また、油槽1の、船体に固定された外箱1aから内i!
1ilbを説却する際には、まずクイックカップリング
17.18により冷媒配管と冷却水送水用パイプとを分
割しておき、フック14にワイヤロープ等を係止させて
吊り上げる。
本実施例によれば、水温センサ9が冷却水送水用ポンプ
10と冷却用エバポレータ3との中間に設けられている
ので、水温の測定誤差が少なく、精度の高い水温管理が
可能である。
また油槽1の内箱1bは、クイックカップリング17.
18をはずし、海水や冷媒を外部に漏らすことなく、フ
ック14で吊り上げて着脱できるので、水槽IC内の海
水を蓄冷部1dにより引きつづき冷却しながら、捕獲し
た魚介類を漁船から市場等の他の場所へ移動できる。こ
のようにすれば、網による移動のように魚介類を傷める
恐れがない。
「他の実施例」 本発明は上記実施例の細部にまで限定されるものではな
く、例えば第5図に示すように、耐塩水性の蓄冷用エバ
ポレータ2を用い、内箱1b内の水槽ICと蓄冷部1d
とが断熱層を介して隣接し、バルブ12.12により連
通可能としてもよい。
このようにすれば、安価で凍結温度が低く、がっ魚介類
に悪影響を及ぼす恐れのない海水を蓄冷材として使用で
きる。
また、魚介類の種類に応じて、冷却用エバポレータを第
7図、第8図に示す従来例のように油槽1内に配設し、
かつ水温センサを水槽内に設置してもよい、このように
すれば、冷却水送水用ポンプを省略できる。
さらに、水温センサはサーミスタ以外に、ダイヤフラム
1バイメタル等を使用してもよい。
「発明の効果j 以上述べたように、本発明による漁船用冷水装置は、エ
ンジンの運転中、冷却運転により漁槽内の海水が所望の
冷却温度に達したときに弁手段により油槽の蓄冷部に配
設された蓄冷用エバポレータ側に冷凍サイクルを切替え
て蓄冷運転に入り、前記蓄冷部を冷却しておくことによ
り、漁船の停泊中にも、前記蓄冷部により漁槽内の海水
をひきつづき冷却でき、捕獲された魚介類の鮮度が長時
間保持できるという効果がある。
また、エンジン運転中は冷却運転以外に蓄冷運転をも行
うので、エネルギーが無駄なく利用できるという効果が
ある。
未開である漁船用冷水装置の概略の構成を示す斜視図で
ある。
1.5.油槽、 1d、、、M冷部、 219.蓄冷用
エバポレータ、 300.冷却用エバポレータ、499
.コンデンサ、  590.コンプレ・ソサ、 60.
減圧装置、 7,8.、、弁手段(回路切替三方弁)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例である漁船用冷水装置の概略の
構成を示す斜視図、第2図は前記漁船用冷水装置の冷凍
サイクルを示す系統図、第3図は前記漁船用冷水装置の
油槽を示す断面図、第4図は前記漁船用冷水装置の制御
手段を示す電気回路図、第5図は本発明の他の実施例で
ある漁船用冷水装置の油槽を示す断面図、第6図〜第8
図は従第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 漁槽内の海水の温度を下げる冷却用エバポレータと、そ
    の冷却用エバポレータから流入する冷媒を圧縮するコン
    プレッサと、前記冷却用エバポレータで奪った熱を逃が
    すコンデンサと、そのコンデンサと前記冷却用エバポレ
    ータとの間に設けられコンデンサから流入する冷媒を膨
    張させる減圧装置とで構成された冷凍サイクルを持つ漁
    船用冷水装置において、前記漁槽には蓄冷用エバポレー
    タを配設された蓄冷部が設けられ、弁手段により前記冷
    却用エバポレータ側から前記蓄冷用エバポレータ側に前
    記冷凍サイクルを切替可能であり、かつ前記漁槽内の海
    水温度に応じて前記弁手段を作動させる制御装置を備え
    ることを特徴とする漁船用冷水装置。
JP28464988A 1988-11-10 1988-11-10 漁船用冷水装置 Pending JPH02128991A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03179091A (ja) * 1989-09-01 1991-08-05 Kao Corp 冷凍機油
EP0693546A1 (en) 1994-07-19 1996-01-24 NIPPON OIL Co. Ltd. Refrigerator oil and fluid composition for refrigerator
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CN115342574A (zh) * 2022-08-31 2022-11-15 青岛海容商用冷链股份有限公司 一种冷水机组、控制方法及级联冷柜制冷系统

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