JPH0212814B2 - - Google Patents

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JPH0212814B2
JPH0212814B2 JP59164166A JP16416684A JPH0212814B2 JP H0212814 B2 JPH0212814 B2 JP H0212814B2 JP 59164166 A JP59164166 A JP 59164166A JP 16416684 A JP16416684 A JP 16416684A JP H0212814 B2 JPH0212814 B2 JP H0212814B2
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JP
Japan
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container
side wall
plastic
wall member
cylindrical
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Jannmarii Sharupanteie Jerarudo
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MONOPURASUTO SA
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MONOPURASUTO SA
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Publication date
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Publication of JPH0212814B2 publication Critical patent/JPH0212814B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/72Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for for edible or potable liquids, semiliquids, or plastic or pasty materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2251/00Details relating to container closures
    • B65D2251/0003Two or more closures
    • B65D2251/0006Upper closure
    • B65D2251/0018Upper closure of the 43-type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2251/00Details relating to container closures
    • B65D2251/0003Two or more closures
    • B65D2251/0068Lower closure
    • B65D2251/0093Membrane

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Dairy Products (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Closing Of Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、流動性乳製品、例えば、粉末製品、
ペースト状製品又は液体製品等を包装するための
プラスチツク材料で作製された容器、特に、しか
し、これに限定するものではないが、ヨーグルト
の如き新鮮な乳製品を包装するためのプラスチツ
ク製容器並びにこの形成の容器を製造する方法及
びその装置に関する。
(ロ) 従来技術 ヨーグルト容器の如きロウ引き厚紙容器または
ガラスで作られたビン類は、プラスチツクで作ら
れたビン類(pots)に、広範囲に取つて代わられ
ている。プラスチツクビン類は、ガラスビン類に
比べて、軽く、こわれにくく、更に容器に直接印
刷するのに適しているという利点を有する。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 不幸にもプラスチツク容器(一般にポリスチレ
ンまたはポリプロピレンで作られている。)は、
ガラス容器を使用する場合のいくつかの利点を有
しない。特に、プラスチツク容器は周囲の媒体か
ら良好な隔離を提供しない。このようにプラスチ
ツク特にポリスチレンは例えば、酸素、炭酸ガス
および水蒸気の如き、通常大気中に存在する気体
類に対して、比較的透過性である。これらの気体
類は、容器の壁を通つて拡散することができ、正
常な貯蔵寿命中でさえ、製品の品質をそこない、
結果として、その味が急速に減少する。
本発明の好ましい具体化は、その寿命期間中、
製品の品質は十分保存しうる容器を提供する。
また、容器中に入つている製品の保存は、幾分
か、容器が満されるときに採られる予防措置次第
である。本発明の好ましい具体化は、現在、行わ
れている規則に沿つて、純粋に、物理的手段によ
つて殺菌消毒される容器を提供する。
更に、一般に使用されている容器は、適所で封
止または締金で締められる蓋またはキヤツプによ
り密閉された中空体によつて形成される。この場
合、ビン類はプラスチツクの性質を使用して、吹
き込み法または射出法によつて製造することがで
きる。不幸にして、容器の製造場所が、一般に製
品の製造及び容器に製品を充填する場所から離れ
ているので、空の容器は例えば陸路で輸送する必
要がある。その結果、空の容器は、各種の容器積
み重ね技術にもかかわらず嵩ばり、かなりの輸送
空間を占めることになる。本発明の好ましい具体
化は、充填される直前に形成される容器を提供
し、それによつて、輸送効率を改善し、完全に殺
菌充填状態を容易に得るものである。
スズキの米国特許第4187768号には、片面が熱
可塑性プラスチツクフイルムで被覆された紙製容
器の製造について記載されている。該容器は底要
素と側壁要素とから造られ、共に超音波で結合さ
れている。いわば、底要素の周囲の折り目が、側
壁の底部において、別の折り目に取り巻かれるよ
うに、底要素の周囲は、折り曲げられている。容
器の上部はふち取りされる。
前記米国特許に記載された方法は、長時間、折
りたたんでおく必要があり、しかも、プラスチツ
クにプラスチツクを溶接するよりも、紙にプラス
チツクを密着させる方が、常に、長時間かかるこ
とになる。溶接は容器と超音波試験器との間の相
対的移動によつて行われる。そして、このことは
製造時間を一層増加させることになる。
付加的要素は、容器が大きければ大きいほど、
前記米国特許に記載された方法を使用すると製造
に長時間かかる。
好ましくは、本発明の完成によつて、実質的に
容器の大きさと無関係である速度で、いかなる横
断面を有する容器をも、製造しうる。
最後に、実際的には、乳製品は、一般に個別
に、または単位部でまとめて包装される。実際上
および商業的理由の双方により、単位部を2,
4,8または12個に組分けするのが望ましい。そ
してまたこのような組において、乳製品を変える
こと、即ち、別の製品を含んでいる隣接の容器に
変えることが望ましい。製品を単位部に分配する
場合および別の製品をまとめて単一の組にする場
合には、共に包装コストが増加する。更に、機械
的強度をうるために、このような組は、一般に通
常、ボール箱である全体包装を特別に必要とす
る。
本発明の好ましい具体化は、こういつたボール
箱で包装されるような組に分けることを必要とし
ないで、他の同様な容器と容易に組に分けられる
容器を提供するものであり、これによつて、かな
りの全体コストが減少する。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明によれば、同じ周長さの頂部縁及び底部
縁を有するプラスチツク製筒状側壁部材と、該筒
状側壁部材の頂部縁が、超音波溶接により、周囲
溝部に固定されているプラスチツク製蓋部材と、
該筒状側壁部材の底部縁が、超音波溶接により、
周囲溝部に固定されているプラスチツク製底部材
を備えて形成されている流動乳製品を包装する容
器において、前記プラスチツク製筒状側壁部材、
前記プラスチツク製蓋部材及びプラスチツク製前
記底蓋部材は多層材料から作られており、前記多
層材料は、その多層の少なくとも一層がガス拡散
に対して障壁を形成しており、前記筒状側壁部材
は、その内側面に、エンボスが形成され、その外
側面は滑らかに形成されており、前記底部材は前
記筒状側壁部材の軸に実質上垂直に配置されてい
ることを特徴とする流動性乳製品の包装容器が提
供される。
また、本発明によれば、流動乳製品を包装する
容器が複数並設されており、この並設されている
各容器は、同じ周長さの頂部縁及び底部縁を有す
るプラスチツク製筒状側壁部材と、該筒状側壁部
材の頂部縁が、超音波溶接により、周囲溝部に固
定されているプラスチツク製蓋部材と、該筒状側
壁部材の底部縁が、超音波溶接により、周囲溝部
に固定されているプラスチツク製底部材を備えて
密封状態に形成されており、前記各容器のプラス
チツク製筒状側壁部材、前記プラスチツク製蓋部
材及びプラスチツク製前記底蓋部材は、夫々、多
層材料から作られており、前記多層材料は、その
多層の少なくとも一層がガス拡散に対して障壁を
形成しており、前記筒状側壁部材は、その内側面
に、エンボスが形成され、その外側面は滑らかに
形成されており、前記底部材は前記筒状側壁部材
の軸に実質上垂直に配置されて形成されており、
隣接する夫々の容器の少なくとも蓋または底の間
には、夫々、相対する側部に対して取り除き可能
に引裂き片が設けられており、且つ該引き裂き片
によつて隣合う容器が互いに取り外し可能に接続
されて配置されていることを特徴とする流動性乳
製品を包装する複数の容器の集合体が提供され
る。
このように、上記構成要素は、周囲溝に受容さ
れる端壁の縁によつて、幾分自動的に、相互に関
連して配置される。1度正確に溝に設置すれば、
それらは接合点を密封するために、比較的容易に
溶接される。溶接のために構成要素を組立ててお
くと、超音波を集中させて有利であり、その結
果、良好な品質の溶接が得られることに注目すべ
きである。
端部閉鎖部材は、好ましくは、射出成形で作ら
れる底及び蓋によつて構成されるが、側壁を構成
するシートは押し出し成形が好ましい。
本発明によれば、少なくとも一層がガス拡散に
対して障壁を形成しているプラスチツク製の多層
材料のシートの一面にエンボス加工を施す段階
と、該エンボス加工が施された多層材料の方形状
シートのエンボス加工が施された一面を内側に向
けて筒状に成形する段階と、前記筒状に成形され
たシートの両側方端部を互いに超音波溶接して、
筒状側壁部材を形成する段階と、少なくとも一層
がガス拡散に対して障壁をを形成している多層材
料により構成されると共に、周囲溝が形成されて
いるプラスチツク製底部材の該周囲溝内に、前記
筒状側壁部材の底部縁を受容させる段階と、前記
筒状側壁部材の底部縁を前記底部材にその周囲溝
内において超音波溶接して、頂部が開口された容
器を得る段階と、流動性乳製品を前記容器に充填
する段階と、前記充填後、少なくとも一層がガス
拡散に対して障壁を形成している多層材料により
構成されると共に、周囲溝が形成されているプラ
スチツク製蓋部材の該周囲溝内に前記筒状側壁部
材の頂部縁を受容させる段階と、前記筒状側壁部
材の頂部縁を前記蓋部材にその周囲溝内において
超音波溶接して、製品が充填された密封容器を得
る段階とを備えることを特徴とする流動性乳製品
の包装容器の製造方法が提供される。
また、本発明によれば、片面にエンボス加工が
施された方形状の多層押出しシートを多数積み重
ねられているエンボス加工したシートの積み重ね
位置から一枚の方形状シートを取り出すための装
置と、取り出された前記方形状シートを殺菌する
ための殺菌装置と、殺菌された前記方形状シート
を前記エンボス加工が施された面を内側に向けて
筒形状に成形するための装置と、前記筒形状に成
形されたシートから筒状側壁部材を形成すべくそ
の両側方端部を互いに溶接するための超音波溶接
探子と、多層押出しシートよりなる底部材の多数
枚の積み重ねられている底部材積み重ね位置から
一枚の底部材をとりだすための装置と、取り出さ
れた底部材を殺菌するための殺菌装置と、殺菌さ
れた底部材を前記筒状側壁部材の底部縁に適用し
て該底部縁を該底部材の周囲溝内に受容させるた
めの装置と、前記筒状側壁部材を前記底部材にそ
の周囲溝内において前記筒状側壁部材を超音波溶
接して、頂部が開口した容器を得るための超音波
溶接ヘツドと、前記容器に製品を充填するための
装置と、多層押出しシートよりなる蓋部材の多数
枚が積み重ねられている蓋部材積み重ね位置から
一枚の蓋部材を取り出すための装置と、取り出さ
れた蓋部材を殺菌するための装置と、殺菌された
蓋部材を前記筒状側壁部材の底部縁に適用して、
該頂部縁を前記蓋部材の周囲溝内に受容させるた
めの装置と、前記筒状側壁部材を前記蓋部材にそ
の周囲溝内において超音波溶接して、製品が充填
された密封容器を得るための溶接ヘツドを具備す
ることを特徴とする流動性乳製品の包装容器の製
造装置が提供される。
このように、容器の構成要素は、すべて平らな
またはシート形状において、機械に供給する。こ
れは、該構成要素の殺菌例えば紫外線放射などに
よる殺菌を、比較的容易にし、さらに次に続く操
作は、不活性雰囲気下で容易に行うことができ
る。
シート材料を押し出すことによつて、側壁を作
ることは、いくつかの利点を有する。第一に、複
数の層または積層(plies)を同時に押し出すこ
とができる。その結果得られた複合シートは、不
浸透性層を含有しているので、ガス不浸透性に作
られる。それによつて、容器中の製品の貯蔵が改
善される。第二に、容器の外面に印刷によつてマ
ーキングすることが困難でない。第三に、少しも
材料を浪費する必要はないことである。そして、
このことは、切り離された多層材料を再生利用す
ることが困難なため、複合シートを取り扱うとき
は、一層重要である。
新鮮な乳製品を運搬するとき、運搬による振動
は、大量のヨーグルトまたは他の製品から乳漿が
分離するようなポンプ効果(pumping effect)
を製品に生ずる。この欠点を減ずるために、先行
技術は、底に直径の比較的大きい端部を有する円
錐形の容器を一般に使用する。この形状により、
容器の小さくなる直径に対して、上方にヨーグル
トが運動するのを防止する。不幸にも、このよう
な容器は、それ自体、空のとき、入れ子にした
り、また充填したときに、積み重ねたりすること
ができない。本発明による容器は、むしろ、端部
閉鎖部材に対して垂直に伸びている側壁で、直す
ぐに側面が付けられている。得られた構造は、互
いの頂部に積み重ねられる数層の充満した容器の
ために、機械的強度が十分であることを保証す
る。上述の“ポンプ”効果を減ずるために、直す
ぐな側壁の内面は、壁にヨーグルトを固定するた
めに、側壁シートの押し出し中に凹凸等に、浮き
彫りにされるのが有利である。このようにして、
運搬中に、容器に対してヨーグルトが運動するの
を妨げる。
(ホ) 作用 本発明の容器の構成要素は、総て平らな又はシ
ート形状において製造に供されるので、紫外線照
射などにより容易に殺菌でき、しかも、該構成要
素はガス不浸透性であるから、容器内は、殺菌さ
れた侭で、周囲から良好に隔離される。
また、本発明の容器の構成要素は周囲溝に端壁
の緑を受容させて配置されるので、比較的容易に
溶接することができ、良好な品質の溶接が得られ
る。本発明の容器は、端部閉鎖部材に対して垂直
に延びる側壁で側面が付けられているので、互の
頂部を積み重ねても機械的強度が十分である。ま
た、側壁の内面には、押し出し中に凹凸を付すこ
とができるので、運搬中の容器に対するヨーグル
ト等の運動を妨げることができる。
(ホ) 実施例 次に、添附図面を参照して、本発明の実施例に
ついて説明する。
添附図面において、第1図は本発明による複数
の容器を一組にした状態でしかも容器の構成要素
を分解した状態で示す斜視図であり、第2図は本
発明による容器を単一で示す正面図であり、第3
図は第2図の容器の垂直断面図であり、第4図は
本発明による容器の側壁部材を形成するための押
出成形シートを示す斜視図であり、第5図は本発
明による容器を構成するための多層構造材料の断
面図であり、第6図は側壁部材形成用のシートを
押出成形するための押出機を図式的に示す斜視図
であり、第7図は容器製造装置の作動を説明する
ためのブロツク図であり、第8図は第7図の容器
製造装置の斜視図であり、第9図は側壁部材用の
成形機の斜視図であつて、その一部を破断して示
す斜視図であり、第10図は充填機を通して容器
を前進させるための前進装置の斜視図であつて、
その一部を破断して示す斜視図である。
第1図には、4つの容器を一組にした状態でし
かもそれらの構成部品を分解した状態で図示され
ている。第2図には、各容器の正面が図示され、
また第3図には、各容器の断面が図示されてい
る。本発明によれば、各容器は、3つの部品すな
わち側壁部材1、カバー部材あるいは蓋部材3お
よび底部材4を備えている。底部材4および蓋部
材3には周囲溝10が設けられ、これら周囲溝の
それぞれには側壁部材1の底部縁および頂部縁が
収容されて、そこで超音波溶接されることにな
る。超音波溶接方法はその他の周知の溶接方法よ
りも好ましい。というのは、超音波溶接は溶接速
度の点で優れているからであり、また超音波溶接
によれば、容器の仕上がりが奇麗であるからであ
る。側壁部材1は、プラスチツク製シート2(第
4図参照)の両端部を重ね溶接することにより得
られる。プラスチツク製シート2には、押出成形
中に折り線あるいは折り目6aが予め形成され
る。
第3図に一層詳しく図示するように、蓋部材3
には底部12が設けられ、この底部12は側壁部
材1の頂部縁よりも低くなつている。底部閉鎖部
材4には底部13が設けられ、この底部13は側
壁部材1の底部縁を越えて突出する。したがつ
て、図示の実施例にあつては、蓋部材3は凹状と
なり、底部材4は凸状となる。なお、蓋部材を凸
状としかつ底部を凹状とする逆の配置であつても
よい。蓋部材3と底部材4との形状は互いに相補
的な関係とされ、これにより一方の容器の凸状底
部材が他方の容器の凹状蓋部材に収容されるよう
にされる。このため、容器が積み重ねられたと
き、側壁部材1は正確に整列されることになる。
このような構成により、容器の積重ね体には最大
の機械的強度が与えられることになり、通常の積
重ね負荷および通常の取扱い負荷に十分耐え得る
ものとなる。蓋部材3および底部材4には、周囲
溝10を形成するリム部が設けられ、このとき側
壁部材1の頂部縁および底部縁が該当周囲溝10
内にしつかりと収容され得るようにされる。この
場合、上述したような溶接を行なう前に、側壁部
材1の頂部縁および底部縁が該当周囲溝10内に
スナツプ嵌められるようにしてもよい。このよう
にした場合には、3つの部品、すなわち側壁部材
1、蓋部材3および底部材4からなるしつかりし
た組立体が保証される。
図において、容器は、四角い断面のポツトとし
て示されている。すなち、そのような形状によれ
ば、容器をコンパクトな複数の組にすることがで
きるので、空間を無駄にすることがない。しかし
ながら、容器の断面形状をその他の形状とするこ
ともできる。特に利用し得る容器の断面形状とし
ては、円形断面を挙げることができる。
第4図には、側壁部材1の形状に折り曲げ成形
する前のシート2は斜視図でもつて示されてい
る。シート2は内側面5および外側面7(組立て
られた容器についての内側面および外側面)を備
える。外側面7は滑らかにされ、その面には装飾
が施されたり、また容器内に入れられた製品につ
いての情報が与えられたりする。内側面5にはエ
ンボス加工すなわち凹凸加工が施されて、そこに
は突出リブ6からなる格子縞模様が与えられる。
容器の壁部にリブを設けることはすでに知られて
いることであるが、それは、従来では、製品を壁
部に対して把持させる(すなわち固定させる)と
いう機能を容器に与えるというよりは、むしろ容
器の壁を強化するためのものである。このような
製品の把持機能すなわち固定機能については、図
示するような斜線縞模様の凹凸加工を施すことに
より高められるが、もちろんその他の模様を用い
ることもできる。ヨーグルトのような濃度の高い
流動製品を容器の壁に固定し得るようにする利点
としては、製品を充填した後に容器を輸送する際
に伴う衝撃にもかかわらず、製品を容器内に均質
な状態で維持し得るということが挙げられる。一
方、上述したようなエンボス加工は容器の全体強
度を高めるように寄与はするが、容器の垂直方向
の押潰しに対する抵抗については、基本的には、
垂直方向に配置された側壁部材によつて担われ、
また十分な構造上の剛性を与える両端面部材(蓋
部材3および底部材4)に側壁部材を溶接するこ
とによつても担われる。
シート2は押出成形によつて作られる。もし側
壁部材1を多角形横断面とする場合には、押出成
形中にシートに折り目マーク6aが予め付けら
れ、これにより次のシート折込み作業が容易にな
されることになる。折り目マーク6aを僅かに湾
曲させて、そこに丸味を付けることが有利であ
る。
先に述べたように、商業的には、幾つかの容器
を組にして適当な大きさの単位即ち容器集合体を
形成することが必要である。このような組に分け
ることの具体例が第1図に図示されている。一般
的には、容器を組に分けることは、少なくとも2
つの容器からなる容器集合体においてそれらの蓋
部材または底部材を結合させることによつて行な
われる。図示の実施例では、4つの蓋部材3が結
合されている。このような蓋部材の結合は、蓋部
材の成形を行なう際、例えば蓋部材をホツトプレ
スあるいは射出成形によつて成形する際に同時に
得られる。隣接して結合された蓋部材間には引裂
き片8が設けられる。引裂き片8は隣接する蓋部
材間の向かい合う両側辺の部分だけに沿つて延び
る。第1図に示すような4つの蓋部材の配置にお
いては、その中央部には空間が孔9として残され
る。容器集合体を幾段かに積み重ねた場合に、か
かる中央孔9に容器取扱い器具例えば有刺ロツド
(図示されない)を挿通させて、容器集合体の積
重ね体を互いに確実に保持させることができる。
また、個々の容器集合体を手でもつて運ぶ際に中
央孔9を利用してもよい。
容器が最終目的地例えば消費者まで届いた際に
は、当然、容器は容易に開けられなければならな
い。このため各蓋部材3には引裂きカバー11を
画定するようになつた弱め線14が設けられ、こ
れにより引裂きカバー11を蓋部材3から引き裂
いて取り除けるようになつている。引裂きカバー
11の取除きを容易にするために、そこには引張
り片(図示されない)が取り付けられる。
端面部材すなわち蓋部材3および底部材4が上
述のような形状を持ち、また側壁部材1には垂直
方向の押潰しに対する強度が与えられるので、容
器集合体の幾つかを積み重ねて一様な組立体を得
ることができる。したがつて、このような構成に
れば、輸送および貯蔵の際の空間占有率を大巾に
改善し得る。例えば、従来の乳製品用容器と比較
した場合には、貯蔵の際の空間占有率2.2倍まで
改善することができる。また、上述したような容
器集合体によれば、容器の組に分けることが蓋部
材または底部材の連結により保証されているの
で、それを従来の場合のように箱詰めにする必要
がない。このため包装コストを大巾に低減するこ
とができる。所定数量の容器集合体が一旦水平方
向および垂直方向に纒められた場合には、それを
単に紐でもつて括るだけで、荷崩れを阻止するこ
とができる。本実施例において、垂直方向の積重
ねおよび垂直方向の位置決めは凸状蓋部材を凹状
底部材に収容させることにより行なわれる。蓋部
材を凸状とし、一方底部材を凹状とした場合に
も、どのような効果が得られることは明らかであ
ろう。重要な点としては、垂直方向の負荷が垂直
方向に隣接した側壁部材の一方から地方に直接的
に伝達されるようにしなければならない。
第5図にはシート2の横断面あるいは蓋部材3
または底部材4の横断面が図示されている。先に
述べたように、本発明は容器内に充填された製品
の保存性を改善することにも向けられている。こ
れは気体に対する容器壁部の不浸透性を改良する
ことにより達成される。気体に対する容器壁部の
不浸透性を改良するために、単に容器壁部の壁厚
を増大させるだけでは、容器製造の際に実際的な
制限を受けることになる。気体に対する不浸透性
は、次のような成層材料から容器の壁を構成する
ことにより比較的良好に得られる。すなわち、そ
の成層材料とは、容器中に拡散してはならない気
体例えば酸素に対して不浸透性である少なくとも
1つの層を持つものである。そのような層は、1
種類もしくはそれ以上の種類の気体についての容
器壁部を通しての拡散に対して障壁を形成する。
適当な障壁材料としては、エチレン―ビニル―ア
ルコール(EVAL)の共重合体およびポリビニリ
デン(PVDC)が挙げられる。第5図に図示した
横断面は、外側層7、内側層5および中間層15
からなる多層構造材料のものである。場合によつ
ては、それら主要層間に別の材料を加えて層間に
適当な接着が得られるようにしてもよい。内側層
5および外側層7の材料としては、ポリスチレン
あるいはポリプロピレンを用いることができる。
一方、中間層15の材料としては、EVALあるい
はPVDCを用いることができる。
このような障壁が設けられると、酸化を防止す
る化学的防腐剤を用いる必要がないので、製品の
貯蔵寿命中その味が昔風のままに維持されること
になる。一方、このような障壁を持つ新規な材料
は吹込成形法よりはむしろ押出成形法によつて得
られる。
第6図には側壁部材用のシート2を押出成形す
るためのプロセスが示されている。そこには3つ
の押出機16,17および18が設けられる。こ
れら3つの押出機16,17および18からは3
つのペースト材料の流れが成形ダイ19に向かわ
され、この成形ダイ19からは3つの材料層すな
わち内側層5、外側層7および中間層15が押し
出される。また、一対のロール20が設けられ、
これによりシート2の内側面(容器の完成時に内
側となる面)にはエンボス加工が施される。この
ような三層シートは参照番号21でもつて示す箇
所で冷却され、次いでその外側面にはインキロー
ル23および印刷ロール22によつて印刷が施さ
れる。次いで、その印刷面はオーブン24によつ
て乾燥させられる。このようにして得られたシー
ト2は切断機25によつて適当な寸法に切断さ
れ、この場合シート2の長さが容器の所望の高さ
に等しくされことは明らかであろう。一方、成形
ダイ19から押し出される際のシート2の幅は完
成時の側壁部材1の周囲長さに溶接代の長さを加
えたものに等しい。所定長さに切断されたシート
2の数量が数えられて、それらは参照番号26で
もつて示す箇所に積み上げられて一纒めにされ
る。このような方法でシート2を製造した場合に
は廃材を生じさせないことが分かるであろう。こ
れは多層材料を製造する場合に特に重要である。
蓋部材3および底部材4は側壁部材1と同じ材
料から作ることもできるし、またその他の材料か
ら作ることもできる。蓋部材3および底部材4に
ついては、ホツトプレス法あるいは射出成形法に
よつて得ることができる。必要に応じて、蓋部材
3や底部材4を異なつた色にしてもよい。例え
ば、容器集合体の各容器に入れられた製品から混
合物を得るようになつている場合には、各容器の
一方の端面(すなわち蓋部材か底部材の一方)あ
るいはその両端面(すなわち蓋部材および底部材
の双方)をカラーコード化することにより、各製
品を見分けるようにすることができる。先の記載
から明らかなように、容器を組に分ける場合に
は、蓋部材3を2、4、8あるいは12個の組に互
いに結合された状態で作ることができる。この場
合、容器はそのように組み分けられた蓋部材のそ
れぞれにその組に分けられた状態を破壊すること
なく溶接される。一方、底部材4については、同
様な態様で複数の組に分けることもできるし、あ
るいは底部材を個々に適用するようにしてもよ
い。さらに、別の態様としては、底部材だけを複
数の組に分けて、蓋部材を個々に適用するように
してもよい。
代表的な例によれば、容器に製品を充填する充
填機は1時間当たり約40000個の容器を充填する
ように作動する。したがつて、容器製造装置もこ
れと同様な速度で作動し得るようにすることが望
ましい。第7図および第8図のそれぞれには、本
発明による容器製造装置の作動ブロツク図および
その斜視図が示されている。なお、第7図および
第8図において、同一の参照番号が付せられたも
のは同様な構成要素をなすものである。すでに述
べているように、容器の構成部品は製品充填場所
とは別の場所で製作されて、平らな板状の形態で
製品充填場所まで輸送されて来るので、従来のよ
うに空の容器を輸送する場合と比べて、輸送効率
は大巾に改善されることになる。第7図および第
8図に図示するように、容器製造装置には、シー
ト2を積み重ねて配置させるシート用積重ね位置
27と、底部材4を積み重ねて配置させる底部材
用積重ね位置28と、蓋部材3を積み重ねて配置
させる蓋部材用積重ね位置29とが設けられ、シ
ート2、底部材4および蓋部材3はそれぞれの積
重ね位置から一枚づつ取り出される。一枚づつ取
り出されたシート2、底部材4および蓋部材3は
それぞれの積重ね位置に続いて設けられた滅菌器
34によつて(例えば紫外線を用いるもの)殺菌
される。このとき注目すべき点としては、各構成
部品が平坦な形態のままで殺菌されるということ
である。すなわち、従来の中空の容器本体を殺菌
する場合に比べて、平坦な形態の構成部品を殺菌
する方がきわめて容易であるということである。
シート用積重ね位置27から取り出されたシート
2は成形場所30に運ばれる。シート2はその成
形場所30において4つに析り曲げられ、しかも
その短い方の両側辺が重ね合わされてその母線に
沿つて溶接され、このようにして筒状側壁部材1
が得られる。このような作動と平行して、一組の
底部材4が所定場所に運ばれて、組に分けられた
状態で配置された筒状側壁部材の頂部縁に組み込
まれる。このとき圧力が適用され、これにより筒
状側壁部材1の上部縁(容器完成時には底部縁)
が底部材4の周囲溝10内に確実に入り込むよう
にされる。次いで、その組立体は超音波溶接ヘツ
ド31が設けられた箇所を通り、そこで側壁部材
1の上部縁は超音波溶接ヘツド31によつて底部
材4の周囲溝10内で超音波溶接され、これによ
り容器本体が成形されることになる。次いで、こ
れら容器本体はひつくり返されて、製品充填位置
32に運ばれる。製品充填位置32に後続して、
蓋部材適用手段ならびに蓋部材溶接手段35が順
次設けられる。すなわち、製品でもつて充填され
た容器本体には組に分けられた蓋部材が蓋部材適
用手段によつて適用され、次いでそれら蓋部材は
蓋部材溶接手段35によつて容器本体に対して溶
接され、これにより製品は容器によつて完全に包
装されることになる。このようにして得られた容
器集合体は自動的に荷積み位置36のパレツト上
に荷積みされることになる。
第9図には、シート2を側壁部材1に成形する
ための成形機が一部を破断した状態で図示されて
いる。シート用積重ね位置27は従来型のもので
ある。シート用積重ね位置27から取り出された
シート2が紫外線放射器すなわち滅菌器34を通
過した後、側壁部材の側壁部が案内部材39およ
び41の組合作用によつて折り込まれ、次いでそ
の短い方の両側辺が超音波溶接器40によつて接
合線に沿つて溶接される。この場合、かかる両側
辺が僅かに重ね合わされて溶接されることにな
る。
第10図には容器本体に製品を充填するための
充填位置32が図示されている。側壁部材1の上
部縁に底部材4を溶接することによつて得られた
容器本体は、適当にひつくり返されてハウジング
45内に入れられる。次いで、容器本体は無端ベ
ルト51によつてハウジング45に沿つて移動さ
せられ、このとき無端ベルト51は駆動ロール4
2によつて段階的に前進させられるようになつて
いる。このような段階的前進運動を得るために、
駆動ロール42は駆動シヤフト44によつてマル
タ十字型のカム43を介して駆動される。かかる
段階的前進運動のために、容器本体は製品充填中
またそれに続く蓋部材の溶接中に確実に静止状態
に置かれることになる。一方、このとき同時に、
容器本体はピストン46によつて押し込まれるよ
うになつている。ピストン46は歯車49によつ
て駆動される。ピストン46と歯車49との間の
駆動機構について説明すると、歯車49はカム5
0を持つ偏心要素48と協働し、カム50は固定
シヤフト47に枢着されたレバーによつてピスト
ン46に連結される。このような駆動機構におい
ては、ピストン46のストロークがロール42に
よつて段階的に駆動される無端ベルト51の段階
的前進の大きさに実質的に等しくなるようにされ
る。
容器が上述したような構造を持つのもであれ
ば、容器製造装置をモジユール型に構成すること
が有利である。この場合、基本単位構成要素とし
ての主モジユールは、側壁部材成形モジユール、
底部材適用モジユール、製品充填モジユールおよ
び蓋部材適用モジユールである。また、二次的な
モジユールとしては、容器の構成部品を積み重ね
たり取り出したりするための自動積重ね兼取出し
モジユール、統計学的に品質を管理するための自
動品質管理モジユール(第8図において、参照番
号52でもつと図式的に示す)、ならびにパレツ
トを用いる自動荷積みモジユール等が挙げられ
る。製品を包装するための種々の作動についての
動きによれば、連続的な移動ラインは必要とされ
ない。また、かかる動きの振幅は小さく、大きな
トルクは必要とされない。容器の構成部品につい
ては高い精度が得られるので、従来の容器製造装
置に必要とされていた複雑な位置決め手段を用い
なくとも済む。上述したような容器製造装置にあ
つては、各容器本体はそれ自体で位置決め手段を
構成する。このため製造ラインの全体に沿つて殺
菌を行なうことが簡素化されるとともにその殺菌
状態の維持も簡素化されるので、設備コストが大
巾に軽減される。さらに、製造ラインに用いられ
る種々の機器例えば超音波溶接器、製品充填機等
が市場で入手し得る標準的なものであるという点
でも設備コストを軽減できる。また、コストは例
えば、超音波溶接プローブ(ultrasonic welding
probe)およびピン充填機の如く、製造工程に使
用される項目によつて、低く維持される。これ
は、標準の商業上有効な項目である。上述の実施
例では、特に乳製品を包装する場合について説明
したが、本発明は、乳製品以外に、一般の流動製
品、例えば粉体製品、ペースト製品あるいは液状
製品の包装にも適用し得るものである。
本発明は、次の新規な組合せの特色を、即ち、
良好な製品の保存、容器単位の梱包用ボール箱が
不必要、平らな表面に情報および装飾をするため
のによる優れたマーキング、容器を組に分けるこ
との容易さおよび続いて組に分けることを解消す
ることの容易さ、並びに製品がそれ自体、容器の
壁に適合されることが提供される。
(ト) 発明の効果 本発明の容器は、ガス不浸透性に製造できると
共に現在行われている規則に沿つて現在行われて
いる物理手段によつて殺菌消毒できるので、従来
のものに比べて寿命期間中、製品の品質を十分に
保存することができる。
本発明の容器は、充填される直前に形成できる
ので、従来のものに比べて輸送効率を改善は、完
全に殺菌充填状態を容易に得ることができる。
本発明の容器は、容器の大きさとは無関係で、
製造できるので、従来のものに比べて製造時間を
短縮できる。
本発明は従来の包装容器のように、ボール箱で
包装されるような組に分けることを必要としない
で、他の同様な容器と容易に組に分けることがで
きるので、かなりの全体コストが減少できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による複数の容器を一組にした
状態でしかも容器の構成要素を分解した状態で示
す斜視図であり、第2図は本発明による容器を単
一で示す正面図であり、第3図は第2図の容器の
垂直断面図であり、第4図は本発明による容器の
側壁部材を形成するための押出成形シートを示す
斜視図であり、第5図は本発明による容器を構成
するための多層構造材料の断面図であり、第6図
は側壁部材形成用のシートを押出成形するための
押出機を図式的に示す斜視図であり、第7図は容
器製造装置の作動を説明するためのブロツク図で
あり、第8図は第7図の容器製造装置の斜視図で
あり、第9図は側壁部材用の成形機の斜視図であ
つて、その一部を破断して示す斜視図であり、第
10図は充填機を通して容器を前進させるための
前進装置の斜視図であつて、その一部を破断して
示す斜視図である。 図中の符号については、1は側壁部材、2はシ
ート、3は蓋部材、4は底部材、5はシートの内
側層、6は突出リブ、7はシートの外側層、8は
引裂き片、10は周囲溝、11は引裂きカバー、
15はシートの中間層、16,17および18は
押出機、27はシート用積重ね位置、28は底部
材積重ね位置、29は蓋部材積重ね位置、30は
シートの成形場所、32は製品充填位置、34は
滅菌器、35は蓋部材溶接手段である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同じ周長さの頂部縁及び底部縁を有するプラ
    スチツク製筒状側壁部材と、 該筒状側壁部材の頂部縁が、超音波溶接によ
    り、周囲溝部に固定されているプラスチツク製蓋
    部材と、 該筒状側壁部材の底部縁が、超音波溶接によ
    り、周囲溝部に固定されているプラスチツク製底
    部材を備えて形成されている流動乳製品を包装す
    る容器において、 前記プラスチツク製筒状側壁部材、前記プラス
    チツク製蓋部材及びプラスチツク製前記底蓋部材
    は多層材料から作られており、前記多層材料は、
    その多層の少なくとも一層がガス拡散に対して障
    壁を形成しており、 前記筒状側壁部材は、その内側面に、エンボス
    が形成され、その外側面は滑らかに形成されてお
    り、 前記底部材は前記筒状側壁部材の軸に実質上垂
    直に配置されていることを特徴とする流動性乳製
    品の包装容器。 2 プラスチツク製蓋部材の外側面がプラスチツ
    ク製底部材の外側面に対して相補的な形状を備
    え、複数の容器の少なくとも2つのうちの一方の
    容器の底部材を他方の容器の蓋部材に相補的に係
    合させて該一方の容器が該他方の容器上に積み重
    ね可能になつていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の流動性乳製品の包装容器。 3 筒状側壁部材の外側面には装飾が施されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第
    2項に記載の流動性乳製品の包装容器。 4 少なくとも一層がガス拡散に対して障壁を形
    成しているプラスチツク製の多層材料のシートの
    一面にエンボス加工を施す段階と、 該エンボス加工が施された多層材料の方形状シ
    ートのエンボス加工が施された一面を内側に向け
    て筒状に成形する段階と、 前記筒状に成形されたシートの両側方端部を互
    いに超音波溶接して、筒状側壁部材を形成する段
    階と、 少なくとも一層がガス拡散に対して障壁を形成
    している多層材料により構成されると共に、周囲
    溝が形成されているプラスチツク製底部材の該周
    囲溝内に、前記筒状側壁部材の底部縁を受容させ
    る段階と、 前記筒状側壁部材の底部縁を前記底部材にその
    周囲溝内において超音波溶接して、頂部が開口さ
    れた容器を得る段階と、 製品を前記容器に充填する段階と、 前記充填後、少なくとも一層がガス拡散に対し
    て障壁を形成している多層材料により構成される
    と共に、周囲溝が形成されているプラスチツク製
    蓋部材の該周囲溝内に前記筒状側壁部材の頂部縁
    を受容させる段階と、 前記筒状側壁部材の頂部縁を前記蓋部材にその
    周囲溝内において超音波溶接して、製品が充填さ
    れた密封容器を得る段階と を備えることを特徴とする流動性乳製品の包装容
    器の製造方法。 5 前記方形状シートの成形が、該方形状シート
    を筒状側壁を構成するように折り曲げることによ
    つて行われることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項記載の流動性乳製品の包装容器の製造方法。 6 片面にエンボス加工が施された方形状の多層
    押出しシートを多数積み重ねられているエンボス
    加工したシートの積み重ね位置から一枚の方形状
    シートを取り出すための装置と、 取り出された前記方形状シートを殺菌するため
    の殺菌装置と、 殺菌された前記方形状シートを前記エンボス加
    工が施された面を内側に向けて筒形状に成形する
    ための装置と、 前記筒形状に成形されたシートから筒状側壁部
    材を形成すべくその両側方端部を互いに溶接する
    ための超音波溶接探子と、 多層押出しシートよりなる底部材の多数枚の積
    み重ねられている底部材積み重ね位置から一枚の
    底部材をとりだすための装置と、 取り出された底部材を殺菌するための殺菌装置
    と、 殺菌された底部材を前記筒状側壁部材の底部縁
    に適用して該底部縁を該底部材の周囲溝内に受容
    させるための装置と、 前記筒状側壁部材を前記底部材にその周囲溝内
    において前記筒状側壁部材を超音波溶接して、頂
    部が開口した容器を得るための超音波溶接ヘツド
    と、 前記容器に製品を充填するための装置と、 多層押出しシートよりなる蓋部材の多数枚が積
    み重ねられている蓋部材積み重ね位置から一枚の
    蓋部材を取り出すための装置と、 取り出された蓋部材を殺菌するための装置と、 殺菌された蓋部材を前記筒状側壁部材の頂部縁
    に適用して、該頂部縁を前記蓋部材の周囲溝内に
    受容させるための装置と、 前記筒状側壁部材を前記蓋部材にその周囲溝内
    において超音波溶接して、製品が充填された密封
    容器を得るための溶接ヘツドを具備することを特
    徴とする流動性乳製品の包装容器の製造装置。 7 前記方形状シートを成形するための装置が、
    筒形壁を構成するように前記方形状シートを折り
    曲げる装置であることを特徴とする特許請求の範
    囲第7項に記載の流動性乳製品の包装容器の製造
    装置。 8 流動乳製品を包装する容器が複数並設されて
    おり、この並設されている各容器は、 同じ周長さの頂部縁及び底部縁を有するプラス
    チツク製筒状側壁部材と、 該筒状側壁部材の頂部縁が、超音波溶接によ
    り、周囲溝部に固定されているプラスチツク製蓋
    部材と、 該筒状側壁部材の底部縁が、超音波溶接によ
    り、周囲溝部に固定されているプラスチツク製底
    部材を備えて密封状態に形成されており、 前記各容器のプラスチツク製筒状側壁部材、前
    記プラスチツク製蓋部材及びプラスチツク製前記
    底蓋部材は、夫々、多層材料から作られており、
    前記多層材料は、その多層の少なくとも一層がガ
    ス拡散に対して障壁を形成しており、 前記筒状側壁部材は、その内側面に、エンボス
    が形成され、その外側面は滑らかに形成されてお
    り、 前記底部材は前記筒状側壁部材の軸に実質上垂
    直に配置されて形成されており、 隣接する夫々の容器の少なくとも蓋または底の
    間には、夫々、相対する側部に対して取り除き可
    能に引裂き片が設けられており、且つ該引き裂き
    片によつて隣合う容器が互いに取り外し可能に接
    続されて配置されていることを特徴とする流動性
    乳製品を包装する複数の容器の集合体。
JP59164166A 1983-08-05 1984-08-04 流動性乳製品の包装容器並びにその製造方法及び製造装置 Granted JPS6077857A (ja)

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