JPH02127768A - ベクトル処理システム - Google Patents

ベクトル処理システム

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JPH02127768A
JPH02127768A JP28099788A JP28099788A JPH02127768A JP H02127768 A JPH02127768 A JP H02127768A JP 28099788 A JP28099788 A JP 28099788A JP 28099788 A JP28099788 A JP 28099788A JP H02127768 A JPH02127768 A JP H02127768A
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中谷 彰二
Nobuyuki Sugiura
杉浦 信行
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    • G06F15/76Architectures of general purpose stored program computers
    • G06F15/80Architectures of general purpose stored program computers comprising an array of processing units with common control, e.g. single instruction multiple data processors
    • G06F15/8053Vector processors
    • G06F15/8092Array of vector units

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ベクトル処理システムにおいて、複数系のベクトルユニ
ットから複数の主記憶装置に対して行うベクトルエレメ
ントの並列アクセス処理の高速化と制御の簡単化を図る
ものであり。
各県のベクトルユニットのメモリアクセスにおける許可
タイミングの規定をなくシ、またエレメントの順序を保
証するための制御を簡単化することを目的とし。
各県のベクトルユニットは、それぞれ1つないし複数の
エレメントを処理単位とするベクトルアクセス処理部と
、ベクトルアクセス命令を実行するための全エレメント
に対するベクトルアドレスを発生するベクトルアドレス
発生部と、上記複数個の主記憶装置の全てに対して接続
され主記憶アクセスの優先順位制御を行う主記憶アクセ
ス制御部とを備え。
ベクトルアドレス発生部が発生する全エレメントのベク
トルアドレスを用いて主記憶アクセス制御部の主記憶ア
クセス優先順位制御を各県で同期させるとともに、自系
の処理に必要なエレメントに対するベクトルアドレス情
報のみを前記主記憶装置に供給してアクセスするように
構成した。
〔産業上の利用分野〕
本発明はベクトル処理システムにおいて、複数系のベク
トルユニットから複数の主記憶装置に対して行うベクト
ルエレメントの並列アクセス処理の高速化と制御の簡単
化とを図るものである。
〔従来の技術〕
一般にパイプライン型のベクトル計算機では。
パイプラインの数を多くすることにより、つまり同時に
演算実行できる要素(エレメント)の数を大きくするこ
とによって高速化が図られている。
また、主記憶装!では、インタリーブの数を多くすれば
するほど並列にメモリアクセスすることが可能となるた
め、高速化を図ることができる。
ところでメモリアクセス制御では、メモリの使用状態の
チエツクやまた同一バンクへのアクセスの競合あるいは
図示していない他のアクセス装置例えばスカラユニット
またはチャネル(I10処理装置)等とのアクセスの競
合があることから優先順位制御が必要である。
しかしながら、並列処理可能なエレメント数を大きくす
ること、あるいはインクリープを多くすることによって
、メモリ使用状態のチエツク及び優先順位制御が複雑に
なるとともに論理段数が大きくなるため、システムのク
ロック周期の長さが増大し、高速化を阻害する原因とな
る。
第4図に従来のベクトル処理システムの1例の構成を示
す。
第4図に示されているブロックの1は主記憶装置MSU
A、2は主記憶装置MSUB、3はベクトル命令制御部
、4は0系のベクトルユニット5は1系のベクトルユニ
ット、41および51はベクトルアドレス発生部、42
および52は主記憶アクセス制御部、43および53は
ベクトルアクセス処理部、44および54はベクトルレ
ジスタVRである。なおその他害ブロック内に示されて
いる要素については、以下に行う機能説明の中で必要に
応じて触れるものとする。
MSUAおよびMSUBは、各々2つずつのメモリユニ
ット (MU−0,MU−1)、(MU−2゜MU−3
)を含み、各県のベクトルユニットにより並列にアクセ
ス可能にされている。
ここでメモリアクセスは同時に4エレメントまで可能で
あり、この場合0系のベクトルユニットでは、エレメン
ト番号4n、4n+1  (n=0゜1・・・)のエレ
メントを対象とし、1系のベクトルユニット5では4n
+2.4n+3のエレメントを処理対象としている。
ベクトル命令制御部3からは、ベクトルアクセス命令の
実行時にそれぞれの系のベクトルアドレス発生部41,
51.ベクトルアクセス処理部43.53に対して、起
動信号、オペコード(OPC)、先頭アドレス(LA)
、デイスタンス(D)、ベクトル長(L)等の制御情報
を送出する。
以下の説明は、ベクトルデータのロードの場合について
のものである。
0系のベクトルアドレス発生部41では、0エレメント
、1エレメント (4n+0,4n+lエレメント)の
各エレメントに対するベクトルアドレスの発生を行う0
発生されたこれらのエレメントは、それぞれレジスタR
QA、RQBに設定され、主記憶アクセス制御部42の
レジスタRQRA、RQRBにアクセス要求として転送
される。
主記憶アクセス制御部42内の優先制御回路は。
デイスタンス(D)の大きさによってはレジスタRQR
AもしくはRQRBのベクトルアドレスが同一メモリユ
ニットまたは同−MSUを指示している可能性があるた
め、優先制御によりいずれのアクセスをMSUへ出力す
るかを決める。
ここでレジスタRQRAとRQRBのベクトルアドレス
がそれぞれ別のMSUを指示しているようなアクセスで
あれば、RQRAとRQRBのベクトルアドレスにより
同時にメモリアクセスを行うことができ、それぞれレジ
スタMSA、MSBを介してMSRQA、MSRQBと
してMSUA。
MSUBへ送出される。
このように優先制御回路て°受は付けられたアクセス要
求は、MSRQA、MSRQBとしてMSUA、MSU
Bに送られ、起動が行われるが、たとえばMSUA側に
してみれば、ある1つのメモリユニットに対して、θ系
と1系からのアクセス要求を同時に受は付けることはで
きない。
したがって、各県の主記憶アクセス制御部側では、それ
ぞれある規定されたタイミングでしかアクセス要求を出
せないようになっていた。また。
0系と1系が独立にアクセスを行っているので。
それぞれの系間でエレメントの1唾序の保証を行うため
に他系の優先順位回路の状態を認識して自系の優先順位
回路の制御を行うため、複雑な制御を行っている。
第5図に、0系と1系のベクトルユニットにそれぞれ規
定されたアクセス許可タイミングの例を示す0図示のよ
うに、0系と1系とは、メモリユニットMU−0ないし
MU−3について、MU−0とMU−2,MU−1とM
U−3をそれぞれ対にして、互いに重ならないように交
互にアクセス許可タイミングを割り付けられている。
MSUA、MSUBから読み出されたベクトルデータは
、それぞれエレメントごとにアクセス元の0系あるいは
1系のベクトルユニットのベクトルアクセス処理部43
.53へDATAAなIz’LDATADとして送られ
、ある同一時刻の要求に対する読み出しエレメントがそ
ろった段階でベクトルレジスタVR44,54に格納さ
れる。
ベクトルアクセス処理部43.53は、ベクトルデータ
のアクセスにおいてベクトル長(L)の分だけのデータ
が転送終了すると、ベクトル命令制御部3に終了信号0
PENDを返す。
〔発明が解決しようとする課題〕
複数系のベクトルユニットが独立に複数個の主記憶装置
に対してアクセス制御を行うことができる従来のベクト
ル処理システムでは、各県のベクトルユニットからのア
クセス要求が1つのメモリユニットに対して同時に発生
しないように、各県からのアクセスを許可するタイミン
グをずらすように規定していたため、見かけ上のアクセ
ス時間が長くなるという問題があった。またエレメント
の順序性を保証するために他系の優先制御回路との間で
順序制御するための複雑な制御が必要とされるという問
題があった。
本発明は、各県のベクトルユニットのメモリアクセスに
おける許可タイミングの規定をなくシ。
またエレメントの順序を保証するための制御を簡単化す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
従来のベクトル処理システムでは、各県のベクトルユニ
ットがそれぞれ自系がアクセスするためのエレメントの
アドレスのみを発生しており、他系でのアクセスアドレ
スを知ることができないため、各県のアクセスタイミン
グをずらすように規定し衝突を回避する必要があった。
本発明はこの点に着目して、各県で自系がアクセスする
エレメントのアドレスを発生する際、同時に他系のアク
セスアドレスも発生し、それぞれの系で各メモリバンク
の使用状態を管理して、空きの場合に随時アクセス要求
を出せるようにしたものである。
第1図は本発明の原理を例示的に説明するベクトル処理
システムの構成図である。
例示された構成は、1つのベクトル命令制御部と、−0
,1の2つの系のベクトルユニットと、2つの主記憶装
置で構成される4つのメモリユニット(バンクに対応)
とをそなえ、各ベクトルユニットが2エレメントずつ合
計4エレメントの同時アクセスを可能にするものである
第1図において。
1は、主記憶装置MSUAであり、メモリユニットMU
−0,MU−1を含む。
2は、主記憶装置MSUBであり、メモリユニットMU
−2,MU−3を含む。
3は、ベクトル命令制御部であり、ベクトル命令の実行
制御を行う。
4は、0系のベクトルユニットであり、ベクトルデータ
中の4n、4n+l (n=0.1. ・)のエレメン
トを処理する。
5は、1系のベクトルユニットであり、ベクトルデータ
中の4n+2.4n+3 (n=0.1゜・・・)のエ
レメントを処理する。
41′は、0系のベクトルアドレス発生部であり。
内部の八DAないしADDは、それぞれ4n、4n+1
.4n+2.4n+3のエレメントのベクトルアドレス
を発生するアドレス演算器である。
42′は、0系の主記憶アクセス制御部であり。
主記憶装置MSUA、MSUBに接続されてそれぞれの
使用状態を管理するとともに9図示されていないスカラ
ユニットやチャネルなどとの間で同一バンクに対するア
クセスの競合があるため主記憶アクセスの優先制御を行
い、4n、4n+lのエレメントのアクセス要求処理を
行う。
43′は、0系のベクトルアクセス処理部であり。
主記憶装置MSUA、MSUBから読み出されたエレメ
ントを受付け、順序付けしてベクトルレジスタに格納す
る処理を行う。
44は、0系のベクトルレジスタである。
45は、優先制御回路である。
46は、主記憶アクセス制御部42′がアクセス要求を
送出してからそれが主記憶装置で処理されてエレメント
が読み出されるまでの時間遅延等のタイミングを作る遅
延回路であり、ベクトルアクセス処理部43′にエレメ
ントを受付けるタイミングを指示する。
l系のベクトルユニット5内の要素51’、  52’
53’、54.55.56は、上記したO系のベクトル
ユニット4内の要素41’、42’、43’  44゜
45.46にそれぞれ対応している。しかし主記憶アク
セス制御部52′は、エレメント4n+2゜4n+3の
アクセス要求を行う。
〔作用〕
第1図に示された本発明の構成の動作を説明する。
ベクトル命令制御部3は、ベクトルアクセス命令を実行
するとき、起動信号、oPコード、ベクトルデータの先
頭アドレス(LA)、デイスタンス(D)、ベクトル長
(L)等を、O系と1系のベクトルユニット4.5に対
して同時並列に供給する。
各県のベクトルユニット4.5のベクトルアドレス発生
部41’、51’は、それぞれ4つのアドレス演算器A
DAないしADDにより、順次のエレメントのアドレス
を発生する。各アドレス演算器ADAないしADDは、
それぞれ次式に基づいてエレメントのアドレスを発生す
る。4n、4n+1.4n+2.4n+3はエレメント
番号である。
ADA : 4 nのエレメントのアドレス=LA+ 
4 n誉D ADB : 4n+1のエレメントのアドレス=LA+
  (4n+1)HD ADC:4n+2のエレメントのアドレス=LA+ (
4n+2)HD ADD:4n+3のエレメントのアドレス=LA+ (
4n+3)HD O系と1系のベクトルアドレス発生部41′。
51’のアドレス演算器ADAないしADDで発生され
た各アドレスは、それぞれ主記憶アクセス制御部42’
、52’に転送され、ここで主記憶アクセスの優先制御
が行われる。
各県の主記憶アクセス制御部の優先制御回路45.55
では、常時各メモリユニットMU−0ないしMU−3の
使用状態を管理して、ベクトルアドレス発生部から与え
られた各アドレスについて、1亥当するメモリユニット
が空きでアクセスが可能かどうかをチエツクし、可能な
場合には使用状態管理を使用中に更新するとともに、自
系に割り当てられているエレメント番号のアドレスのも
のについてのみ、該当するメモリユニットを含む主記憶
装置に対してアクセス要求を送出する。
つまり、θ系と1系の主記憶アクセス制御部42’、5
2’は、各メモリユニットの使用状態について全く同一
内容の情報を用いて周期的に管理するが、0系の主記憶
アクセス制御部42′は、4n。
4n+lのエレメントのアドレスがアクセス可能な場合
にアクセス要求を出し、1系の主記憶アクセス制御部5
2′は4n+2,4n+3のエレメントのアドレスがア
クセス可能な場合にアクセス要求を出すように構成され
る。
〔実施例〕
第2図に本発明の1実施例によるベク システムの構成を示す。
第2図において。
1は主記憶装置MSUA。
2は主記憶装置MSUB。
3はベクトル命令制御部。
4はθ系のベクトルユニット。
5はl系のベクトルユニット。
11はメモリユニットMU−0゜ トル処理 12はメモリユニットMU−1゜ 13はセレクタ5EL−0゜ 14はセレクタ5EL−1゜ 21はメモリユニットMU−2゜ 22はメモリユニットMU−3゜ 15.25は読出し回路。
16.26は制御部。
41’、  51’はベクトルアドレス発生部。
42’、52’は主記憶アクセス制御部。
43’、53’はベクトルアクセス処理部。
44.54はベクトルレジスタVR。
45.55は優先制御回路。
46.56は遅延回路。
47.57はベクトルアクセス制御回路。
48.58はエレメント順序整列回路。
49.59は間接アドレス続出し制御部である。
図示されている実施例システムは、ベクトルデータの全
エレメントについて先頭アドレスおよびデイスタンスに
よりアドレス演算を行う通常の方法でベクトルアドレス
を連続的に発生し、直接的にアクセスを行うことができ
るが、またとびとびのエレメントを処理する場合のため
に2間接アドレス機構をもそなえている。
アドレス演算による直接的なアクセス方法をとる場合に
は、ベクトル命令制御部3から送られる先頭アドレス(
LA)およびデイスタンス(D)を各県のベクトルユニ
ット4.5内のベクトルアドレス発生部41’、51’
に入力し、それぞれのアドレス演算部ADAないしAD
Dにより、エレメント番号4n、4n+1,4n+2.
4n+3の順次のエレメントのアドレスを発生する。な
お。
前述した例のように、θ系では4n、4n+lのエレメ
ントを処理し、自系では4n+2.4n+3のエレメン
トを処理するものとする。
間接アドレスによりアクセスを行う場合には。
各県のベクトルレジスタVR44,54に、予めアクセ
ス目的のベクトルデータの各エレメントのアドレスを示
すベクトルデータをロードしておき。
各県の間接アドレス読出し1Ifqlp49 、 59
によりそれぞれ2工レメント分ずつ順次読出して、ベク
トルアドレス発生部41’、51’に供給する。
この場合0系のベクトルレジスタVR44から読出され
た2工レメント分のベクトルアドレスは。
0系のベクトルアドレス発生部41′のアドレス演算器
ADAおよびADHと、1系のベクトルアドレス発生部
51’のアドレス演算部ADAおよびADBに図示のよ
うに与えられる。
同様に、1系のベクトルレジスタVR54から読出され
る2工レメント分のベクトルアドレスは。
O系のベクトルアドレス発生部41′と1系のベクトル
アドレス発生部51′の各アドレス演算部ADCおよび
ADDにそれぞれ与えられる。
このようにして、0系と1系のベクトルアドレス発生部
41’、51’は、同じ内容の4工レメント分のベクト
ルアドレスを保持し、それぞれの主記憶アクセス制御部
42’、52’に転送する。
主記憶アクセス制御部42’、52’における優先制御
回路45.55の動作は2間接アドレスによるアクセス
の場合も直接的なアクセスの場合も同じで、それぞれ自
系の処理に割り当てられている順序の2つのエレメント
のアクセスの可能性をチエツクし、可能な場合に主記憶
装置MSUA、MSUBに対してアクセス要求を送出す
る。アクセス要求はMSRQAないしMSRQDで表わ
されている。
このアクセス要求の送出と同時に自系の遅延回路46.
56にも信号が送られ、一定時間後に自系のベクトルア
クセス処理部43’、53’のベクトルアクセス制御回
路47.57にそれぞれデータ受付けの通知が行われる
ベクトルアクセス制御回路47.57は、このデータ受
付は通知が入力されたタイミングで、主記憶装置MSU
A、MSUBからの読出しデータをエレメント順序整列
回路48.58に取り込み。
エレメントを順序付けて、それぞれベクトルレジスタV
R44,54にロードする。
主記憶装置MSUA、MSUBは同じ構成であるため、
MSUAを例に動作を説明する。
MSUAでは、セレクタ5EL−0と5EL−1からそ
れぞれメモリユニットMU−0,MU−1に対してアク
セス要求MSRQAとMSRQCの一方を選択し、アク
セス要求に含まれるアドレス情報を対応するメモリユニ
ットに与える。
制御部16はロード、ストアのメモリアクセス動作を制
御し、ロードの場合、読出し回路15を制御用して続出
しデータ(DATAA、DATAC)をそれぞれθ系と
1系のベクトルアクセス処理部43’、53’に転送さ
せる。これらの読出しデータは、前述したように遅延回
路46.56から出力されるデータ受付は通知でタイミ
ングを取られ、エレメント順序整列回路48.58に入
力される。
次に各県の主記憶アクセス制御部内の優先制御回路につ
いて、第3図に概略的構成を示す。
第3図において、30は主記憶アクセス制御部に入力さ
れるベクトルアドレスが設定されるレジスタであり、た
とえば第2図のRQRAないしRQRDの1つである。
レジスタ30の上位数ビットは、複数個の主記憶装置の
うちの1つを指定するために用いられ、また下位数ビッ
トはバンクを指定するために用いられる。
31はバンクデコーダであり、レジスタ30の前述した
上位と下位の数ビットを用いて、要求バンク番号を指定
する信号を出力する(たとえば128バンクの1つを指
定する)。
32はバンク状態ラッチであり、全てのバンク(たとえ
ば128バンク)の使用中/空きを管理するために用い
られる。このラッチは、アクセス要求が主記憶装置に発
信されたときセットされ。
主記憶装置におけるアクセス処理が終了する前の適当な
タイミングでリセットされる。
33は空き検出回路であり、バンクデコーダ31の出力
とバンク状態ラッチ32から、要求バンク番号のバンク
が空きであるかどうかを検出し。
空きの場合に空き信号を出力する。
34はプライオリティ回路であり、ベクトルユニットと
CPU (スカラユニット)や!10コントローラ(I
OC)などの他のアクセス元からのアクセス要求につい
て優先順位を決定し、それぞれについてアクセスの許可
/不許可を決定する。
35は遅延回路であり、ベクトルユニットからのアクセ
ス要求が許可されて主記憶装置へ発信されたとき、その
要求バンク番号が入力され、中間点と終端に出力する。
36は要求バンク番号デコーダであり、遅延回路35の
中間点でバンク番号を検出し、主記憶装置からデータが
読み出される少し前に対応するバンクのバンク状態ラン
チをリセットするために用いられる。これによりリセッ
トされるバンク状態ラッチは空き状態を示し1次の優先
制御を早期に開始可能にする。
遅延回路35の終端出力は、第2図のベクトルアクセス
処理部に対するデータ受付は通知信号となる。
このように、各県のベクトルユニットは、主記憶装置か
らのタイミング制御信号をもらうことなく、内部で生成
した信号を用いて、優先制御を逐次実行し、また主記憶
装置から出力されるデータを受付けることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、各県のベクトルユニットは。
それぞれ全ての主記憶装置のバンク状態を管理し。
他系のベクトルユニットのアクセス要求も含めてアクセ
スチエツクを行うことができるため、自系のアクセスア
ドレスを含むバンクが空きであることを検出したタイミ
ング常時アクセス要求を発信することができ、従来シス
テムのように各県がそれぞ・れ重複しないように割り当
てられている期間にしかアクセスできなかったのにくら
べて、アクセス処理時間を大幅に短縮することができ、
システム性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明によるベクトル処理システムの原理的構
成図、第2図は本発明の1実施例システムの構成図、第
3図は第2図の実施例システムにおける優先制御回路の
概略図、第4図はベクトル処理システムの従来例の構成
図、第5図は従来例システムにおけるアクセス許可タイ
ミング説明図である。 第1図中。 1.2:主記憶装置(MSUA、MSUB)3  :ヘ
クトル命令制御部 4  :0系のベクトルユニット 5  :1系のベクトルユニット 4i’、st’:ベクトルアドレス発生部42’、52
’:主記憶アクセス制御部43’、53’:ベクトルア
クセス処理部44.54:ベクトルレジスタVR 45,55,:優先制御回路 46.56:遅延回路 ADA〜ADD ニアドレス演算器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個の主記憶装置と、少なくとも1つのベクト
    ル命令制御部と、複数系のベクトルユニットとを有し、
    各ベクトルユニットは複数分割されたベクトルデータの
    処理単位を並行して処理するように構成したベクトル処
    理システムにおいて、各系のベクトルユニットは、それ
    ぞれ1つないし複数のエレメントを処理単位とするベク
    トルアクセス処理部と、ベクトルアクセス命令を実行す
    るための全エレメントに対するベクトルアドレスを発生
    するベクトルアドレス発生部と、上記複数個の主記憶装
    置の全てに対して接続され主記憶アクセスの優先順位制
    御を行う主記憶アクセス制御部とを備え、 ベクトルアドレス発生部が発生する全エレメントのベク
    トルアドレスを用いて主記憶アクセス制御部の主記憶ア
    クセス優先順位制御を各系で同期させるとともに、自系
    の処理に必要なエレメントに対するベクトルアドレス情
    報のみを前記主記憶装置に供給してアクセスするように
    したことを特徴とするベクトル処理システム。
  2. (2)請求項1記載のベクトル処理システムにおいて、 1つのベクトル命令制御部から全ての系のベクトルユニ
    ットのベクトルアドレス発生部と、ベクトルアクセス処
    理部に対して、ベクトル命令制御情報を伝達することを
    特徴とするとともに、各系のベクトルユニットのベクト
    ルアクセス処理部で、各系に分割された処理単位のエレ
    メント処理に必要なアクセス情報は、各系内のベクトル
    アクセス処理部と主記憶アクセス制御部間で情報伝達す
    ることによって単一のベクトル命令を複数の系で処理す
    るように構成したことを特徴とするベクトル処理システ
    ム。
  3. (3)複数個の主記憶装置と、少なくとも1つのベクト
    ル命令制御部と、複数の系のベクトルユニットとを有し
    、各ベクトルユニットは複数分割されたベクトルデータ
    の処理単位を並行して処理するように構成したベクトル
    処理システムにおいて、各系のアクセス制御ユニットは
    それぞれ、1つないし複数エレメントを処理単位とする
    ベクトルアクセス処理部と、ベクトルレジスタと、ベク
    トルアクセス命令を実行するための全エレメントに対す
    るベクトルアドレスを発生するベクトルアドレス発生部
    と、上記複数個の主記憶装置の全てに接続され主記憶ア
    クセスの優先制御を行う主記憶アクセス制御部と、ベク
    トルレジスタから間接アドレスの読み出しを行うための
    間接アドレス読み出し制御部とを備え、 ベクトルアドレス発生部が発生する全エレメントのベク
    トルアドレスを用いて主記憶アクセス制御部の主記憶ア
    クセス優先順位制御を各系で同期させ、 間接アドレス読み出し制御部がベクトルレジスタから読
    み出した間接アドレスは他系のアクセス制御ユニット内
    のベクトルアドレス発生部にも入力させ、各系の間接ア
    ドレス読み出し制御部を同期させることにより、単一の
    間接アドレスアクセス命令を複数の系で実行するように
    したことを特徴とするベクトル処理システム。
JP63280997A 1988-11-07 1988-11-07 ベクトル処理システム Expired - Lifetime JPH0769896B2 (ja)

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EP19890311461 EP0368587B1 (en) 1988-11-07 1989-11-06 Vector processing apparatus
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