JPH0212669A

JPH0212669A - 磁気記録装置

Info

Publication number: JPH0212669A
Application number: JP16281388A
Authority: JP
Inventors: Junichi Nose; 純一能勢
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1988-06-29
Filing date: 1988-06-29
Publication date: 1990-01-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、ＦＭ変調された音声信号を深層記録帯に記
録するようになされたＦＭ変調音声深層記録方式などの
磁気記録装置に関するものである。

［従来の技術］第３図は従来の磁気記録装置で、ＦＭ変調された音声信
号の記録再生系回路の構成を示すブロック図であり、同
図において、（１）は記録される音声信号、（２）はロ
ーパスフィルタ（以下、ＬＰＦと称す）で、上記音声信
号（１）に周波数制限を与える。（３）はＦＭ変調器で
、上記ｔ、　ｐ　Ｆ　（２）の出力信号をＦＭ変調する
。（４）はバイパスフィルタ（以下、ＨＰＦと称す）で
、上記ＦＭ変調器（コ）でＦＭ変調された信号に周波数
制限を与える。

（５）は増幅器で、記録すべき音声信号を増幅する。（
５）は切換スイッチで、記録モートと再生モードとに切
換える。（７）はオーディオヘッドで、ＦＭ変調された
音声信号を磁気テープ（２０）に記録し、かつ磁気テー
プ（２０）に記録されたＦＭ音声信号を再生する。

（８）は増幅器で、上記オーディオヘット（７）による
再生ＦＭ音声信号を増幅する。（９）はバンドパスフィ
ルタ（以下、ＢＰＦと称す）で、上記再生ＦＭ音声信号
を周波Ｉｌ！制限する。（１０）はＦＭ復調器で、再生
ＦＭ音声信号を復調する。　（１１）はＬＰＦで、復調
された信号を周波数制限する。

（１２）は再生音声信号である。

つぎに、上記構成の動作について説明する。

記録モードにおいて、入力された音声信号（１）はＬ　
Ｐ　Ｆ　（２）で、たとえば２０にＨｚ以下に周波数制
限されたのち、ＦＭ変調器（３）に入力されて、ここで
ＦＭ変調される。ついで、ＨＰ　Ｆ　（４）を経て増幅
器（５）に入力されて増幅されたのち、スイッチ（６）
、オーディオヘッド（７）を介して磁気テープ（２０）
に記録される。

また、再生モードにおいて、オーディオヘッド（７）に
より再生されたＦＭ音声信号はスイッチ（８）、増幅器
（８）を経てＢ　Ｐ　Ｆ　（９）に入力され、ここで周
波数制限を受けたのち、ＦＭ復調器（１ｏ）に入力され
て復調される。ついで、Ｌ　Ｐ　Ｆ　（１１）で周波数
制限されたのち、再生音声信号（１２）として出力され
る。

［発明が解決しようとする課Ｉａ１１従来の磁気記録装置は１以上のように構成されているの
で、記録時において、ＦＭ変調される音声信号からＦＭ
変調するときのキャリア周波数まで欠落していることが
あり、また、このような欠落をなくすためには、音声以
外の信号を記録する別の記録系回路を必要とし、構成が
複雑になる問題があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、別個の記録系回路を用いることなく、ＦＭ変
調される音声信号とそれ以外の信号とを同時に記録して
欠落を防止することができる磁気記録装置を提供するこ
とを目的とする。

［課題を解決するための手段］この発明にかかる磁気記録装置は、ＦＭ変調される音声
信号とそれ以外の信号とを周波数分割した１つの信号と
して、ＦＭ変調し、かつ記録するように構成したことを
特徴とする。

［作用］この発明によれば、音声信号とそれ以外の信号とが周波
数分割された１つの信号として、同時にＦＭ変調される
とともに、同時に記録されることになるので、欠落のな
い記録が可能となる。

［発明の実施例］以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説Ｉｌｌ
する。

第１図はこの発明の一実施例による磁気記録装置の記録
再生系回路の構成を示すブロック図であり、同図におい
て、（１３）は音声以外の信号で、この信号（１３）は
音声信号（１）に対して周波数分割されている。　（１
４）、’（１５）はそれぞれ記録系および再生系のＢＰ
Ｆで、音声以外の信号を周波数制限する。　（１６）は
再生された音声以外の信号であり、（１９）は音声信号
（１）とそれ以外の信号（１３）とを加算する加算器で
ある。その他の構成は第３図で示す従来例と同一である
ため、同一の符号を付して、それらの詳しい説明を省略
する。

つぎに、上記構成の動作について説明する。

記録モードにおいて、入力された音声信号（１）はＬ　
Ｐ　Ｆ　（２）で周波数制限されたのち、加算器（１９
）に入力される。一方、その他の信号（１３）はＢ　Ｐ
　Ｆ　（１４）で周波数制限されたのち、加算器（１９
）に入力される。この加算器（１９）において上記両信
号（１）と（１コ）が加算されて、第２図で示すような
周波数分割された１つの信号となる。

第２図は第１図のＤ点における信号の周波数分割図であ
り、同図において、（１７）は音声信号の周波数帯域、
（１８）はその他の信号の周波数帯域、点（ｆａ）はＬ
　Ｐ　Ｆ　（２）によるカットオフ周波数、点（ｆｂ）
、（ｆｃ）はＢ　Ｐ　Ｆ　（１４）によるカットオフ周
波数であり、また、点（ｆｄ）はＦＭ変調時のキャリア
周波数である。

つぎに、周波数分割された１つの信号はＦＭ変調器（３
）に入力されてＦＭ変調され、ＨＰ　Ｆ　（４）で周波
数制限されたのち、増幅器（５）、スイッチ（６）を経
てオーディオヘッド（７）を介して磁気テープ（２０）
に記録される。

また、再生モードにおいて、オーディオヘット（７）に
より再生されたＦＭ音声信号はスイッチ（５）、増幅器
（８）を経てＢ　Ｐ　Ｆ　（９）に入力され、ここで周
波数制限を受けたのち、ＦＭ復調器（１０）に入力され
てＦＭ復調される。ついで、ＦＭ復調された信号はＬ　
Ｐ　Ｆ　（１１）とＢ　Ｐ　Ｆ　（１５）とによりそれ
ぞれ周波数制限されたのち、再生音声信号（１２）とそ
の他の信号（１６）とに分けられて再生出力される。

なお、ＦＭ変調音声信号をＦＭ深層記録帯に、音声以外
の信号とともに同時に記録するＦＭ変調音声深層記録方
式の磁気記録装置に適用する場合について説明したけれ
ども、この発明はその他のいかなる音声記録方式の磁気
記録装置に適用してもよい。

［発明の効果］以上のように、この発明によれば、音声信号とそれ以外
の信号とを周波数分割した状態で、ＦＭ変調して同時に
記録することができるので、ＦＭ変調される音声信号か
らＦＭ変調時のキャリア周波数までの欠落を防止するこ
とができ、また、欠落防止のために別の記録系回路を追
加しなくてもよいので、構成も簡単となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による磁気記録装置におけ
る記録再生系回路の構成を示すブロック図、第２図は周
波数分割された信号の周波数分割図、第３図は従来の磁
気記録装置における記録再生系回路の構成を示すブロッ
ク図である。（２）、（１１）・・・Ｉ、ＰＦ、（３）・・・ＦＭ変
調器、（４）・・・Ｈ’ＰＦ、　（７）・・・オーディ
オヘッド、（１４）　、（１５）・・・ＢＰＦ、（１９
）・・・加算器。なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す・

Claims

【特許請求の範囲】

（１）音声信号とそれ以外の信号とを周波数分割して１
つの信号に重畳する手段と、その１つの信号を入力とし
て周波数分割された複数の信号を同一のキャリア周波数
のもとでＦＭ変調するＦＭ変調器と、そのＦＭ変調され
た信号を記録する手段とを備えたことを特徴とする磁気
記録装置。