JPH02126535A - 電子レンジ用マグネトロン - Google Patents

電子レンジ用マグネトロン

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Publication number
JPH02126535A
JPH02126535A JP27878188A JP27878188A JPH02126535A JP H02126535 A JPH02126535 A JP H02126535A JP 27878188 A JP27878188 A JP 27878188A JP 27878188 A JP27878188 A JP 27878188A JP H02126535 A JPH02126535 A JP H02126535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
choke
spacer
antenna lead
metal container
output antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27878188A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Saito
久男 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP27878188A priority Critical patent/JPH02126535A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、電子レンジ用マグネトロンに関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)一般に
電子レンジ用マグネトロンにおいては、出力アンテナリ
ードがベインの1つから導出され、その先端は出力部の
排気管に固着されている。
ところが出ツノアンテナリードは、その組立て時におけ
る排気管でのチップオフ時の変形、動作中の熱膨張によ
る変形を受ける。このため、ポールピースに接合された
金属容器内の4分の1波長形チヨークと出力アンテナリ
ードとの位置関係が偏心しなり、ばらついたりする。こ
の結果、出力部における絶縁筒やチップオフ部などのア
ンテナ温度が高くなり、信頼性を損なう場合がある。又
、高調波抑制効果もばらつく。
この発明は、出力アンテナリード自身にも高調波抑制用
チョーク筒体を付着させながらこの出力アンテナリード
の機械的変形を抑制し、又、アンテナ温度上昇、高調波
チョーク作用のばらつきを防止出来る電子レンジ用マグ
ネトロンを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明は、金属容器のポールピースに近い部分に出力
アンテナリードを内側に支持するセラミックス製スペー
サが設けられ、更に金属容器の内側領域に任意高調波に
対する少なくとも1個の4分の1波長形チョーク構体が
設けられれた電子レンジ用マグネトロンである。
(作用) この発明によれば、出力アンテナリードの変形が抑制さ
れ、又、アンテナ温度上昇、高調波チョク作用のばらつ
きが防止される。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明の一実施例を詳細に説
明する。
この発明による電子レンジ用マグネトロンは、第1図に
示すように構成され、陽極円筒1の内側には複数のベイ
ン2が放射状に配設され、図示しない大小2種のストラ
ップリングにより1つおきに連結されている。そして、
各ベイン2で囲まれた電子作用空間には、管軸に沿って
螺旋状陰極3が配設され、その一端はエンドシールド4
及びエンドチップ5に固着され、このエンドシールド4
及びエンドチップ5は陰極支持棒6に固着されている。
又、陽極円筒1の開口端にはポールピース7が固着され
、このポールピース7を覆うように金属容器8が配設さ
れている。この金属容器8の一端付近はポールピース7
及び陽極円筒1に気密接合され、他端は径大部と径小部
を有するチョーク筒体9と折り返し部10aを有するチ
ョーク筒体10とを介して、出力部11の絶縁筒12に
気密接合されている。
そして、金属容器8の内側領域には、任意高調波の外部
輻射を抑制するための4分の1波長形チョーク構体が設
けられている。即ち、上記の金属容器8とチョーク筒体
9とにより第3高調波用4分の1波長形チヨークBが形
成され、チョーク筒体9とチョーク筒体10とにより第
5高調波用4分の1波長形チヨークDが形成されている
複数のベイン2の1つから出力アンテナリード13が導
出されているが、この出力アンテナリード13はポール
ピース7の透孔を貫通してから管軸に沿って延び、金属
容器8、チョーク筒体9.10及び絶縁筒12のそれぞ
れ内側を通って、出力部11の排気管14に達している
。尚、図中の15はチョーク用金属筒、16は端部であ
る。
更に、この発明では金属容器8の内側に、スペーサ17
が配設されている。このスペーサ17はセラミックス製
にして、バイブ状のアンテナリード保持部17aとフラ
ンジ部17bとからなり、フランジ部17bの一面には
環状突起18が設けられると共に複数個の排気用透孔1
9が穿たれ、このフランジ部17bの外周部が金属容器
8に保持されている。又、アンテナリード保持部17a
は、金属容器8とほぼ同じ高さに突出しており、その内
側で出力アンテナリード13を支持している。
又、出力アンテナリード13のスペーサ17の上端近傍
には、出力アンテナリード13の外周とスペーサ17の
アンテナリード保持部17aの先端部に接して4分の1
波長形チョーク筒体20がかしめ或いは溶接により固着
され、このチョーク筒体20の外側には、同軸的に4分
の1波長形チョーク筒体21が設けられ、その一端がチ
ョーク筒体20と共にかしめ或いは溶接により出力アン
テナリード13の外周に固着されている。
そして、出力アンテナリード13とチョーク筒体20と
により内部にスペーサ17自体のセラミック誘電体を内
蔵する第6高調波用4分の1波長形チヨークEが形成さ
れ、チョーク筒体・20とチョーク筒体21とにより第
7高調波用4分の1波長形チヨークFが形成されている
尚、周知のように出力アンテナリード13の端部付近と
排気管14とにより第2高調波用4分の1波長形チヨー
クAが形成され、排気管14とチョーク用金属筒15と
により第4高調波用4分の1波長形チヨークCが形成さ
れている。
従って、この発明のマグネトロンは、第2高調波乃至第
7高調波を抑制するための4分の1波長形チョークA、
B、CSD、E、Fを備えていることになる。
この発明の電子レンジ用マグネトロンでは、上を己のよ
う1こスペーサ17のフランジ部17bは、ポールピー
ス7に熱的に良好な接触をさせているので、出力アンテ
ナリード13の発熱、スペーサ17自身の発熱はポール
ピース7を介して陽極円筒1へ伝導され、図示しないラ
ジェータにより外部に放熱される。この結果、出力部の
温度を低下させることが出来る、。
又、スペーサ17のベイン2側には環状突起18が形成
されているので、管軸と平行な側面は、陰極3からのガ
ス汚染を受は難く、スペーサ17の耐電圧劣化を抑える
ことが出来る。更に、スペーサ17のフランジ部17b
には排気孔19が穿たれているので、排気コンダクタン
スは充分に確保出来る。
又、金属容器8をステンレス等の熱伝導の悪い材料で構
成してもよく、それにより出力部11の絶縁筒12への
伝熱が少なくなり、封着部の信頼性を更に高めることが
出来る。
又、第6高調波用4分の1波長形チヨークEはチョーク
空間にスペーサ17のセラミックス誘電体が位置してい
るので、チョークの小形化が図れる。そして、この発明
では、外側の最も径小なチョーク筒体10の内側に、第
6高調波用4分の1波長形チヨークEと第7高調波用4
分の1波長形チヨークFとを設けているので、第6、第
7高調波という極めて高い周波数のチョーク作用を確実
に得ることが出来る。
又、第5高調波用4分の1波長形チョークD部分では、
同軸線路径が小さくなるので、高次モードでの伝播をな
くし、同軸モードでの4分の1波長形チヨークの効果を
大きく出来る。例えば、2450 M Hz帯の基本波
を発振するマグネトロンで、第6高調波用4分の1波長
形チヨークEの場合、第5高調波用4分の1波長形チヨ
ークDの筒体内径を約9mm、第6高調波用4分の1波
長形チヨークEの筒体外径を約4mmとすれば良い。
そして、出力アンテナリード13に付着されるチョーク
の位置がスペーサ17により決定されているので、チョ
ークの偏心等が極めて小さく、チョーク効果のばらつき
が小さいだけでなく、2450 M Hzの基本波の輻
射特性のばらつきも小さく、又、出力アンテナリード1
3と各チョーク筒体20.21との間の高周波放電の恐
れも少なく出来る。
[発明の効果] この発明によれば、セラミックス製スペーサにより出力
アンテナリードが機械的に保持されているので、出力ア
ンテナリードの変形・変位が抑制され、これによりアン
テナ温度の上昇及びばらつきと高調波チョーク作用のば
らつきが防止される。
又、金属容器の内側領域に任意高調波に対する少なくと
も1個の4分の1波長形チョーク構体が設けられると共
に、出力アンテナリードのスペーサの近傍に少なくとも
1個の4分の1波長形チョーク筒体が固定されている。
そして、出力アンテナリードヘ付着したチョーク筒体が
、機械的に安定に保持される。
これによって、マグネトロンの外径形状を何ら変更する
ことなく、例えば第2高調波から第7高調波までの広範
囲の高調波成分を、比較的簡単な構造で外部輻射抑制す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る電子レンジ用マグネ
トロンを示す断面図である。 1・・・陽極円筒、7・・・ポールピース、8・・・金
属容器、9.10.20,21・・・チョーク筒体、1
1・・・出力部、12・・・絶縁筒、13・・・出力ア
ンテナリード、17・・・スペーサ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 陽極円筒の開口端に設けられたポールピースを覆い出力
    部の絶縁筒に気密接合された金属容器と、この金属容器
    の内側を通るように設けられた出力アンテナリードと、 上記金属容器の上記ポールピースに近い部分に外周部が
    保持され上記出力アンテナリードを内側に支持するセラ
    ミックス製スペーサと、 上記金属容器の内側領域に設けられた任意高調波に対す
    る少なくとも1個の4分の1波長形チョーク構体と、 を具備してなることを特徴とする電子レンジ用マグネト
    ロン。
JP27878188A 1988-11-04 1988-11-04 電子レンジ用マグネトロン Pending JPH02126535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27878188A JPH02126535A (ja) 1988-11-04 1988-11-04 電子レンジ用マグネトロン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27878188A JPH02126535A (ja) 1988-11-04 1988-11-04 電子レンジ用マグネトロン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02126535A true JPH02126535A (ja) 1990-05-15

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ID=17602088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27878188A Pending JPH02126535A (ja) 1988-11-04 1988-11-04 電子レンジ用マグネトロン

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JP (1) JPH02126535A (ja)

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