JPH021254B2 - - Google Patents

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JPH021254B2
JPH021254B2 JP56141620A JP14162081A JPH021254B2 JP H021254 B2 JPH021254 B2 JP H021254B2 JP 56141620 A JP56141620 A JP 56141620A JP 14162081 A JP14162081 A JP 14162081A JP H021254 B2 JPH021254 B2 JP H021254B2
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JP
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diaphragm
housing
leaf spring
gauge
differential pressure
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Oo Bukyanan Suteiibun
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Dwyer Instruments LLC
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
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    • G01L7/02Measuring the steady or quasi-steady pressure of a fluid or a fluent solid material by mechanical or fluid pressure-sensitive elements in the form of elastically-deformable gauges
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    • G01L7/082Measuring the steady or quasi-steady pressure of a fluid or a fluent solid material by mechanical or fluid pressure-sensitive elements in the form of elastically-deformable gauges of the flexible-diaphragm type construction or mounting of diaphragms
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、差圧ゲージに関するものであり、特
に、米国特許第3645140号および米国特許第
4011759号および第4030365号に記載の型のシール
型差圧ゲージに関するものである。この型のゲー
ジは、可撓性ダイヤフラムを含み、このダイヤフ
ラムが差圧に露出されて、ゲージハウジングの中
に装着された高感度精密表示器を作動する。前記
の特許においては、運動伝達装置は枢着された螺
旋体の形を成し、この螺旋体はレンジバネに取付
けられた磁石と協働し、このレンジバネとダイヤ
フラムとの連結による磁石の線形運動によつて、
差圧とその変動を表示する。この磁石の線形運動
は前記螺旋体によつて担持された指針の回転運動
に変換され、この指針やゲージダイヤルと協働
し、このダイヤルはゼロ位線を含むスケールを備
え、このスケールに対して指針がゲージゼロ位設
定装置によつて設定される。
差圧ゲージはその使用中、過圧条件を受ける場
合があり、この過圧によるゲージの不慮の噴出を
防止するようにゲージが設計されていなければ、
噴出が出じたときに、この噴出はゲージの正面側
を通して発生し、その結果ゲージを監視する作業
員または技術家を負傷させる危険がある。この型
のゲージの使用および設計の経験から、使用中に
経験されるあらゆる水準の過圧に抵抗するのに必
要な強度をこの種のゲージの中に組込もうとする
ことは、経済的に有利でないことが明らかであ
る。従つて、不慮の噴出が生じたときに、この噴
出作用が、そのゲージを読む技術者の位置以外の
方向に向けられるように設計する必要があつた。
さらに、前記の型の運動伝達装置において使用
される螺旋体は、一般にこの螺旋体を平衡させる
ためその軸を成すスピンドル回りに全回転を成す
1個または2個の螺旋形フランジを含んでいる。
経験の示すところによれば、過圧条件のもとにお
いて、螺旋体は回転し過ぎて、ゲージ磁石に対し
て位相ずれ位置まで移動することがあり、その場
合は、ゲージを分解して螺旋体の回転位置を修正
することなしにはダイヤルを修正することはでき
ない。
また、空気の低差圧用のこの型のゲージの使用
経験から、螺旋体と指針の動作における慣性を最
小限に成し、螺旋体と指針の簡単で正確なゼロ位
調整を成しうることの重要性が明らかにされた。
本発明の主目的は、噴出が生じたときにゲージ
の正面側を通しての噴出に抵抗してゲージの後側
に噴出方向を向けるように設計された前記の型の
ゲージを提供するにある。
本発明の他の目的は、ゲージの感度を改良し作
動レンジを拡大するため、螺旋体と、磁石と、螺
旋体を装着するウイツシユボーン構造と、ゼロ位
設定機構との相互関係を見直すにある。
本発明の更に他の目的は、ゲージスケールの校
正と取替えのためにゲージの作動部品に簡単に近
接するように着脱自在の正面カバー構造を提供
し、このカバー構造を配置したとき、ゲージ各部
の寸法を増大することなく正面噴出に対する抵抗
力を増大するにある。
本発明の更に他の目的は、製造費が安く、使用
中の感度と精度が高く、工場内および屋外におい
て修理と部品取替えのために簡単に分解すること
ができ、また耐用年数が長く、操作効率の高い前
記の型の差圧ゲージを提供するにある。
本発明によれば、内部に圧力キヤビテイを限定
し、このキヤビテイを横断して可撓性ダイヤフラ
ムが装着され、このダイヤフラムがゲージ中に高
圧チヤンバと低圧チヤンバとを分離するようにし
たハウジングと、前記ハウジング内部において前
記ダイヤフラムに対して上方に配置され、一端に
おいてハウジングに対して片持ばり状に固定され
他端において磁石を装着された板バネと、前記ハ
ウジングの中に配置され、ハウジング内部に配置
された螺旋体装着ウイツシユボーンフレームであ
つて、このフレームのアームはハウジングに対し
て片持ばり状に固定されて、突出した可動湾曲部
を限定し、この湾曲部の上に磁力作動式螺旋体が
軸支され、この螺旋体の回転軸線は板バネの面に
対して実質垂直に延びるようにしたウイツシユボ
ーンフレームとを含む差圧ゲージが提供される。
ダイヤフラムとバネ板は相互に連結されているの
で、ゲージチヤンバ内部の差圧とその変動のもと
にダイヤフラムが湾曲して、バネ板の磁石取付端
の線形運動を生じ、これによつて螺旋体は適当位
置まで回転させられて、この螺旋体によつて担持
された表示器アームがゲージスケールに対して回
転させられてスケール読みを成すことができる。
ゲージハウジングは、ベースプレート部材と、
ゲージ正面からの噴出に抵抗するように成された
透明材のねじ込みカバーとを有するハウジング部
材から成る。このゲージハウジング部材とベース
プレートは相互に固着されて、その間にダイヤフ
ラムを作動位置に締付け、ダイヤフラムの周縁リ
ム部とこのリム部に係合したハウジング部材とベ
ースプレートの対応面は、過圧が生じたときにゲ
ージ後方に噴出が生じるように形成される。
ゲージのウイツシユボーンフレーム、螺旋体、
螺旋体の指針アーム、および螺旋体ゼロ調整装置
は、ゲージの作動レンジの感度を増大し、作動レ
ンジを拡大するように構成される。ゲージの着脱
自在正面カバーはスケールの校正と取替えのため
に簡単にゲージ内部に近接することを可能とし、
またカバーとゲージハウジング部材とのねじ込み
係合はゲージ内部の圧力形成に対する有効な抵抗
力を生じて、ゲージ正面側からの噴出を防止す
る。
以下本発明を図面に示す実施例について詳細に
説明するが、本発明はこれらの例に限定されるも
のではない。
全体的説明 第1〜3図の番号10は、本発明による低圧レ
ンジ用差圧ゲージを示し(約1/2インチ水柱から
約20インチ水柱まで)、このゲージは、ハウジン
グ12を含み、このハウジングは基本ハウジング
部材14を含み、この基本部材はその正面側また
は上側15に対して透明カバー16を取付けら
れ、このカバーを通してゲージ10のダイヤルプ
レート20が見られ、このダイヤルプレートに対
してゲージ指針22が協働する。
ハウジング部材14の後側または底側17に、
背板またはベースプレート24が備えられる。ハ
ウジング部材14と背板24は、付図に図示のよ
うに別々に形成された鋳造物の形を成し(その主
たる仕様については後述する)、またこれらの鋳
造物は適当なネジ26を用いて相互に固着され
る。これらのネジ26はベースプレート24の中
に形成された開口27の中に受けられ、ハウジン
グ部材14の中に形成された対応のネジ穴29の
中にねじ込まれる。このような通常のネジ構造
は、第3図においてその位置を示してはあるが、
大部分が省略されている。
ゲージ10は米国特許第3645140号および第
3862416号において示した型のものであつて、ハ
ウジング部材14とベースプレート24との間に
下記の特殊方法によつて装着されたダイヤフラム
30を含む。ハウジング部材14とベースプレー
ト24は圧力キヤビテイ32を限定する形状を有
し、このキヤビテイを横断してダイヤフラム30
が装着され、このダイヤフラムの両側に別々に圧
力チヤンバ33と34を限定し、上チヤンバ33
は高圧チヤンバであり、下チヤンバ34は低圧チ
ヤンバである。
ゲージ10は板バネ39の形のレンジバネ38
を含み、このバネ38はその一端41においてキ
ヤビテイ32、更に詳しくは上チヤンバ33の中
に片持ばり状に取付けられて、その突端40から
磁石42を支持している(第8図および第10図
参照)。レンジバネ38は、特許第4030365号に図
示の型の適当なリンク仕掛44によつてダイヤフ
ラム30に連結されているので、それぞれのチヤ
ンバ33と34の中における圧力の変動はダイヤ
フラム30の対応の運動によつて、板バネ39、
特に磁石42を取付けられたその自由端40の運
動に変換される。磁石42は、この磁石を螺旋体
50に対して作動的に連結するため、第8図、第
10図および第11図に図示の新規なアングルブ
ラケツト48を用いて板バネ末端40上に取付け
られている。この螺旋体50は、ウイツシユボー
ン型支持フレーム52の中に縦軸51回りに回転
自在に軸支され、このフレーム52は、その脚部
54によつて、ハウジング部材14に対してネジ
などを使用して適当に片持ばり状に固着されて、
螺旋体50を第2図においてハウジング部材14
に対して左右運動を成すように支持している。
指針22は本発明の仕様により螺旋体50に対
して固着され、ダイヤルプレート20上に適当に
形成されたスケール55(第1図)と協働して、
所望の差圧読み値を与える機能を有する。チヤン
バ33と34の中における差圧の作用で第2図に
おいて左右に磁石42が運動する際に、または後
述の本発明によるゼロ調節装置56(第8図と第
9図参照)の動作によつてウイツシユボーンフレ
ーム52がハウジング部材14に対して運動する
際に、螺旋体50が指針22を移動させる。
加圧噴出防護 このゲージ10に含まれる重要な特色は、大き
な過圧条件に際して、ゲージの後側からの過圧噴
出を保証するように、ハウジング部材14、ベー
スプレート24およびダイヤフラム30を配置す
るにある。これは、これら成分の特殊の形状、使
用されるカバー16の特殊の性質およびこれをハ
ウジング部材14に固着する方法によつて達成さ
れる。
ハウジング部材14はゼエネラルエレクトリツ
クカンパニーのプラスチツク事業部によつて製造
販売されるLEXANポリカルボナート樹脂等の適
当な応力抵抗プラスチツク材で作られる。ハウジ
ング部材14は円筒形側壁60を含み、この側壁
はその上端64においてフランジ62を有し、ま
たその下端66においてフロアー68と一体を成
し、このフロアはアパチユア70を有して、リン
ク仕掛44を受け、またこのフロア68はグルー
ブ71を有し、このグルーブはダイヤフラムのた
わみを受けることができる。また、ハウジングの
フロア、即ち底壁68はその上端に円形当接部7
2を含み(グルーブ71の一方の側に配置され
る)この当接部72は上向固定面74を備え、こ
の固定面は、あとで詳述するようにゼロ調整装置
56がその中心に対して作用し、またこの面74
は、ハウジング部材14とゲージ10の中心軸線
75に対して垂直の面の中にある。ハウジング部
材14はその下端66においてその一方の側に高
圧導入路76(第2図)を備え、また第2図と第
4図に示すように、その実質直径対称位置におい
て噴出路78を備えている。ハウジング部材14
の下端66は平端面80(第4図)を成すように
形成され、この平端面は外側環状平面82と、グ
ルーブ71の外側縁85の周囲の内外環状平面8
4が備えられ(平面84は平面82の水準の少し
下方〔内側〕に配置される、第4A図参照)、こ
れらの平面は、ガスケツトリム受けグルーブ86
によつて分離されている。第4図に図示のよう
に、ネジ26をねじ込むネジ穴29は平面82の
区域(ハウジング部材14の後側面17を成す
面)の中に定心されている。
ベースプレート24はハウジング部材14と同
一素材で形成され、また円筒形側壁92を限定す
るデイスク部材90の形を成し、側壁92はハウ
ジング部材側壁60と同一径を有する。デイスク
部材90はその内側面においてグルーブ94と9
5を有してダイヤフラム30のたわみを受ける。
デイスク部材92はその内部を貫通する高圧路9
6と低圧路98とを備え、また図示の形態におい
ては、このデイスク部材92はそれぞれ高圧スタ
ツド100と低圧スタツド102を限定する形状
を成し、これらのスタツドの中にそれぞれ高圧路
96と低圧路98が貫通し、またこれらのスタツ
ド100と102は、104の形状を有して、プ
ララスチツクを摩擦的に受けて、これらのスタツ
ドからの管の引抜き作用に抵抗する(ねじ込み連
結のために外側ネジ山が交互に使用される)。
またデイスク部材92は噴出路106を限定
し、ベースプレート24がその作動位置に配置さ
れたとき、その高圧路96がハウジング部材14
の高圧路76と整列し、ベースプレートの噴出路
106がハウジング部材の噴出路78と整列する
ように形成される。
デイスク部材92はその正面において、環状平
面110(第5図)を限定するように形成され、
この平面110はハウジング部材の面82に対向
し、またこの平面110は、グルーブ94の縁1
13の周囲に形成された環状平面112(ハウジ
ング部材の平面84に対向する平面)から、グル
ーブ114によつて分離されている。このグルー
ブ114は、ダイヤフラムを介在させて装置を組
立た場合、ハウジング部材の対応のグルーブ86
に対向する。ベースプレート24の環状平面11
2は環状平面110に対して幾分後退し(第4A
図における平面82と84と同一関係)、またゲ
ージ組立状態においてハウジング部材の環状平面
84に対向している。ベースプレート24は、材
料節約のため、それぞれのボルト穴27の中間に
弧状切欠き119を形成されている。
ダイヤフラムの構造を全体として第2図、第6
図および第7図に示す。ダイヤフラムはネオプレ
ンまたはシリコーンゴム等の任意材料で形成する
ことができる。図示の例においては、ダイヤフラ
ム30は、リム部120、このリム部に隣接した
環状可撓グルーブ122、および中心デイスク部
124を含む。第2図に図示のように、使用中の
ダイヤフラム30は特許第4030365号に図示の型
のダイヤフラム組立体31の一部を成すものであ
つて、従つて低圧用ダイヤフラムの中心部124
を強化するための前板126と後板128とを含
む。ダイヤフラム30は中心穴130を備え、こ
の中心穴130はネジスタツド132を受け、ま
たこのスタツドに係合された部材134と136
はそれぞれ前板126と後板128に当接させら
れてダイヤフラム組立体31を構成している。
本発明によれば、ダイヤフラム30のリム部1
20は特殊形状を有する。リム部120はダイヤ
フラムの外周縁に沿つて連続ビード140を成
し、ダイヤフラム中心部124の厚さの数倍の厚
さを有する(本発明の好ましい実施態様において
は4倍の厚さ)。ビード140を限定するリム部
は突起142と144を備え、これらの突起は第
6図と第7図において最もよく見られるように、
丸いリツジ部145によつて分離されている。突
起部142は半円形であり、ゲージが組立てられ
たときに高圧路76と96を相互に連通するため
の中心アパチユア146を限定する。
これに対して突起144はダイヤフラムリム1
20の外周に沿つて細長い形状を有し、またその
内部に薄い不透過性膜148を限定する形状を成
し、この膜148は、ゲージが組立てられたとき
に噴出路78と106の間の連通を遮断し、使用
中の正常圧条件を検出する機能を有する。
第2図に図示のように、ダイヤフラム組立体3
1が組立てられ、ベースプレート24がハウジン
グ部材24の下端66に当接させられているとす
れば、ダイヤフラム30は、ハウジング部材14
とベースプレート24との間において、そのリム
部120がグルーブ86と114の中に着戻し、
また突起142のアパチユア146がゲージの高
圧路76,96と整列し、突起144の膜148
が噴出路78,106と整列するように配置され
る。第4図と第5図に図示のように、ハウジング
部材14のグルーブ86は、ダイヤフラムの突起
142を受ける切欠き150と、ダイヤフラムの
突起144を受ける細長い切欠き152を限定す
るように形成される。同様に、ベースプレート2
4のグルーブ114は、ダイヤフラム突起142
を受ける切欠き154と、ダイヤフラム突起14
4を受ける細長い切欠き156を限定するように
形成される。
このようにして、ダイヤフラム30のリム12
0の上側部はハウジング部材14の対応のグルー
ブ86の中にプレスばめされる形状であるが、リ
ム120の下側部は、ベースプレート24のグル
ーブ114の中にプレスばめされる形状である。
ハウジング部材14はその切欠き152の中に一
対の相互に離間された低い直立スタツド155を
備え、またベースプレート24はその切欠き15
6の中に対応位置の低い直立スタツド157を備
え、これらのスタツド155と157はそれぞれ
噴出路78と106の両側にあつて、ダイヤフラ
ム突起144をそれぞれ切欠き152と156に
対して定心している。これらのスタツド155と
157の上端はそれぞれ平面82と110より少
し低い水準にあり、ゲージが組立てられた状態に
おいて、介在される膜148の厚さを超える距離
に配置されている(第4A図参照)。
第4図、第5図および第6図に示すように、ダ
イヤフラムの突起144、その膜148、および
噴出路78,106は円形または環状ではなく、
むしろゲージの中心軸線75回りに描かれた半径の
弧状を成している。これは高圧路76,96の対
応のオリフイス面積より大きい噴出路78,10
6の有効オリフイス面積を備えるためである。好
ましい実施態様において、この比率は2または3
対1のオーダとし、図示の実施例においては、噴
出路78,106に与えられた弧状の形状によつ
て達成される(第4図と第5図)。ダイヤフラム
突起144とその膜148についても同様の形状
である(第6図)。本発明の好ましい実施態様に
おいては、膜148はダイヤフラム中心部124
の厚さの約1/3の厚さを有し、またリム部120
の厚さの約1/10の厚さを有するので、ゲージ10
は、使用中に過圧を受けたとき、高圧チヤンバ3
3の圧がこの膜148を破断して、ゲージの後側
から噴出する。
ダイヤフラム30を介在させてベースプレート
24をハウジング部材14に対して固着するため
にネジ26を使用することにより、これらの部材
は相互に固く引張られて、第2図に図示のよう
に、アパチユア146を除いて、ダイヤフラムの
リム部120の外周に沿つてゲージの密封を成
す。
カバー16は適当な高衝撃抵抗アクリル材料、
または透明特性を有する同等物によつて形成する
ことができ、不透過性透明壁170を成すサラ状
部分と、ハウジング部材14に対する連結ネジ部
174を有する側壁部172(第2図)と、ハウ
ジング部材のフランジ62に当接する外周フラン
ジ部176とから成る。
連結ネジ部174は、ゲージの正面噴出に対す
る抵抗力をうるため特殊形状を成す。即ち、側壁
172はV形ネジ山177を備えるが、ハウジン
グ部材14は対応の内向V形ネジ山178を備え
る。ハウジング部材14は環状グルーブ180を
限定するように形成され、このグルーブの中にO
リングシール182が配置され、ハウジング部材
14とカバー側壁172とを密封関係に保持す
る。
ネジ山174の形状は、高圧チヤンバ33(こ
のチヤンバの一部はカバー16によつて限定され
る)の中において圧力が形成されることによりカ
バー16に対して応力が加えられるに従つて、ネ
ジ山174の負荷およびカバー16の脱出に対す
る抵抗力が増大し、関連部品の厚さを増大する必
要なく噴出抵抗力を増大させるように設計されて
いる。
螺旋体およびその支持体およびアクチユエータ 第2図と共に第8図〜第11図について更に詳
細に述べれば、ウイツシユボーン52は一対のア
ーム190,192を備え、これらのアームはフ
レームの彎曲部194において相互に連結し、全
体的ウイツシユボーン形状を成している。アーム
190と192はフレーム52の固定端54にお
いて逆方向に曲げられた形状を有し、これらの端
部54はそれぞれ足部196を成し、この足部
は、適当ネジ197または類似物をハウジング部
材14の支持部199の中にねじ込むことによつ
てハウジング部材14に固定され、直立脚部19
8の上に可撓性ヒザ部分201が配置され、この
ヒザ部分は平坦な本体部200につづいている。
本体部200はそれぞれの足部196に重なり、
またフレーム彎曲部194まで延びて合体してい
る。
フレーム52とその彎曲部194はフランジ2
02を備え、このフランジは平坦なプラツトホー
ム204に終わり、このプラツトホーム204は
切欠き206によつて二分され(第8図)平行部
分208と210を限定し、これらの部分はアー
ム200と実質平行である。螺旋体50はプラツ
トホーム部分208とフレーム彎曲部分194と
の中間に適当に軸支される。図示の場合には21
2と214で示す適当な軸支装置を用いて、螺旋
体50をその軸線51回りに回転軸支する。
装着プラツトフオーム部分210は締付ネジ2
16を備え、このネジ216はゼロ調整装置56
を成し、また第8図に見られるようにこのネジ2
16が定心されたハウジング部材の当接面72の
止め面74と協働する。
螺旋体50そのものは中心スピンドル部220
を備え、このスピンドル部は、逆方向螺旋形フラ
ンジ224と225を備え、これらのフランジは
それぞれ螺旋形縁226と228を限定してい
る。螺旋体50は、そのフランジ224と225
が螺旋体外周に沿つて1/2回転のみ螺旋形を成す
ことが重要な意味をもつている。
図示の実施例における指針は装置感度を改良す
るための特殊構造を有し、u形ベースフレーム部
材230を有し、スタンチヨンまたはポスト23
6によつて相互に接合された2本の平行脚232
と234を限定している。フレーム230の末端
232は拡大され、螺旋体50上に受けられるた
めのアパチユアを備え、また適当な接着剤を用い
るなどの方法で螺旋体50に対して固定される
が、このフレーム230の端234は細長管23
8を摩擦的に受けて指針22を成している。
指針フレーム230と指針管238の質量が螺
旋体ピポツト軸線51の両側において平衡関係に
均合わされていることが本発明の特色である。こ
のようにして軸線51の一方の側におけるフレー
ム230の質量は、軸線51の他方の側における
指針管238とフレーム230の一部との質量に
ほぼ等しく、この型の装置において磁石の線運動
のもとに螺旋体の回転を禁止しようとする指針の
慣性を最小限に成している。指針管238が管状
を成しアルミニウム等の軽量材料から成るが故
に、この指針管を使用する指針22はダイヤルプ
レート20全体にわたる有効範囲を持ち、このこ
とはこの型の装置について極めて重要である。
磁石42を装着するブラケツトプレート48
は、アルミニウムで構成された特殊の直角形状を
成し、ベース部分240(第8図および第10
図)を含み、このベース部分は一対の管状突起2
42を備え(その形状はブラケツトプレート48
の中にアパチユア244を残す)、これらの突起
は、ブラケツトプレート48を板バネ末端部40
上に取り付けるために、この板バネの末端40の
中に形成された対応位置のアパチユア(図示され
ず)の中に嵌入する。これらの部分は第8図に図
示のように、2個の垂直方向フランジ243と2
45を板バネ39の下側と係合するように折たた
むことによつて相互に固定される。ブラケツトプ
レート48を取付けた状態において、保持フラン
ジ245は板バネ末端20上に定心されるが、フ
ランジ243は板バネ末端40の一方の側の下に
くることが見られよう。第10図においては、フ
ランジ243と245はそれぞれ折たたまれない
状態で図示されている。
ブラケツトプレート48は直角アーム246を
備え、このアームは図示の形態においては適当な
補強リブ248を備え、このリブはアーム246
の突出端250まで延び、その上に磁石が取付け
られている。
磁石42は好ましくは特許第4011759号および
第4030365号に記載の型のものとし、従つて平行
六面体の本体260を成し、この本体は、ミシガ
ン州、エドモア、ヒタチマグネチツクコーポレー
シヨンからHICOREXの商標で販売されているサ
マリアンコバルト製品(粉末冶金技術による製
品)などの適当な高エネルギー製品で構成するこ
とができる。約14〜約18百万ガウス・エルステツ
ドの範囲のエネルギー積が好ましい。
磁石42は対向極面262を限定し、その一方
の極面が前記のフイリツプおよびトロイヤ特許の
記述に従つて螺旋体に近接配置される。その目的
から、ブラケツトプレート48はその一端250
において、磁石42の適当な装着囲壁266を限
定する形状を成し、この囲壁は窓268を限定
し、第8図に図示のように、この窓268を通し
て、螺旋体50と協働する極面262が螺旋体に
対向している。囲壁266は彎曲フランジ26
7,269を含み、これらのフランジは、磁石4
2がその囲壁266の中に配置されたのち、この
磁石に当接するように彎曲されてこれを装着位置
に保持する。
このようにしてブラケツトプレート48は磁石
42を螺旋体50の一方の側に装着し、また磁石
を窓268に対して正確な位置に、囲壁内部に簡
単に装着することができ、またこのブラケツトプ
レート48を板バネ末端40上に、磁石42が螺
旋体50と協働するのに必要な配向をもつて簡単
に装着することができる。
バネ板39は、その末端41において、適当な
ネジまたは類似物を用いて、ハウジング部材14
に対して適当に片持ばり固定される。板バネ39
の有効長さは米国特許第3397319号に記載の型の
クランプ装置282によつて制御される。
ダイヤルプレート20は任意適当な型とするこ
とができ、図示の形においては、市販のフアスナ
ー290によつてウイツシユボーンフレーム52
に対して固着されるようにアパチユアを備える。
このフアスナーはゴムなどの弾性圧縮性材料から
成り、ウイツシユボーンプレートのアパチユア2
92とダイヤルプレートの対応のアパチユア(図
示されず)の中に押嵌されるリベツト形状を成し
ている。図示のフアスナー290は直立末端29
4を有し、これらの末端部294は指針22のバ
ンパとして作用する。スケール55がダイヤルプ
レート20上に適当に印刷され、通常のゼロ位線
表示296を含んでいる。
ウイツシユボーンフレーム52をハウジング部
材14に対して組立てる際に、板バネ39とこの
板バネによつて担持された磁石が先に述べたよう
にハウジング部材14に対してすでに取付けら
れ、また螺旋体50と、指針22がすでにウイツ
シユボーンフレーム52に対して取付けられてい
るものとして、ウイツシユボーンフレームのヒザ
部分198の切取られた側299のスペースから
ネジ197をフレームの足部アパチユア298の
中に挿入して、この足部196をハウジング部材
の支持体199に取付ける。締付ネジ216をウ
イツシユボーンフレームのプラツトフオーム21
0にねじ込み、ハウジング部材の案内面74に当
接させ、ウイツシユボーンフレームをレンジバネ
38に対して第2図に図示のような関係位置に配
置する。この位置において、磁石の極面42は螺
旋体50の長さの実質中央に配置されなければな
らず、指針22は、締付ネジ216をわずかにね
じ込むだけでダイヤルプレートのゼロ位線296
に一致させるように配向される。ウイツシユボー
ンフレームの脚198の足部196の形状の故
に、螺旋体50と指針22を装着したとき、ウイ
ツシユボーンフレームの彎曲部194に対して下
向バイヤスが加えられ、締付ネジ216をハウジ
ングの固定面74に当接保持するので、随時、指
針22をゼロ位線にリセツトするため、または校
正の目的から取替ダイヤルプレートの上に指針2
2をセツトするため、締付ネジ216をいずれか
の方向にねじることによつてウイツシユボーンフ
レームを磁石42に対して移動させることができ
る。
螺旋体のフランジ222と224の半回転性の
故に、螺旋体50は磁石に対して位相ずれする程
度に回転し過ぎることはない。このような位相ず
れは、360゜回転の螺旋体を使用するゲージの場合
には、過圧に際してときどき発生するものであ
る。
前記のフイリツプ/トロイヤ特許に記載のよう
に、螺旋体50は二重フランジ型(図示の場合)
または単一フランジ型とすることができる。
故に、本発明は、種々の顕著な改良点を有する
差圧ゲージを提供するものである。その重要な利
点は、このゲージ構造においては、ゲージ内部に
過圧が生じたとき、特設のダイヤフラム30の噴
出膜148が破断することによつて、噴出流がゲ
ージ後方に向かつて生じるにある。更に、ゲージ
カバー16をハウジング部材14との特殊の相互
作用関係により、噴出が生じた場合にもカバー1
6はゲージハウジング部材上に定置される。
ゲージのゼロ調節はカバー16を取去るだけで
簡単に実施することができ、またカバーを取去る
ことによつて、スケールの取替えおよび校正のた
め、ダイヤルプレートを簡単に取替えることがで
きる。
このゲージの全体構造の故に、工場または屋外
で修理のために、ゲージハウジングの各部を簡単
に分解してダイヤフラムを取替えることができ
る。ウイツシユボーンフレーム、および線形運動
を回転運動に変換するためこれと協動する部品の
改良により、感度と性能の改良が見られる。
他の実施態様 第12図〜第15図に示す本発明の他の実施態
様について詳細に述べれば、ゲージ10Aは基本
的に前記のゲージ10と同形であるが、そのハウ
ジング部材14Aと、ベースプレート24A、お
よびダイヤフラム組立体31Aは高圧レンジ操作
(約20インチ水柱から約15psiまで)用に配置され
ている。
この目的から、ハウジング部材の底壁またはフ
ロア68Aとベースプレート24Aは、小有効直
径のダイヤフラム30Aを収容し、このダイヤフ
ラム30Aは、ダイヤフラム作動キヤビテイ35
Aの内部に、小径の可撓性グルーブ122Aを含
んでいる。
ハウジング部材の後端66Aは第13図に図示
のように環状平面82Aを限定し、この環状面8
2Aは、その水準より下方(ハウジング部材14
Aの内側)にある環状平面84Aから、ダイヤフ
ラムを受ける平底グルーブ86Aによつて分離さ
れ、このグルーブ86Aは第4図の対応のグルー
ブ86と同様の機能を成す。
同様に、ベースプレート24Aの外側は、前記
のベースプレート24の面110に相当する平面
110Aを備え、また第5図の面112に相当す
る112Aを備えている。これらの面は平底グル
ーブ114によつて相互に分離され、このグルー
ブ114の中にゲージ10の場合と同様にダイヤ
フラム30Aが受けられる。
ダイヤフラム30Aは第15図において平面で
図示されており、前記のダイヤフラム30のリム
120に相当する周縁リム120Aと、前記ダイ
ヤフラム30の対応のグルーブ122に相当する
可撓性グルーブ122Aと、前記ダイヤフラム3
0の中央部124に相当する扁平中心部124A
とを含んでいる。
ダイヤフラム30Aは、前記ダイヤフラム30
の突起142に相当するリム突起部142Aと、
同じくダイヤフラム30の突起144に相当する
リム突起144Aと、ダイヤフラム30のリツジ
145に相当する丸いリツジ145Aとを備えて
いる。
ダイヤフラム突起142Aはシヤンク300を
成し、このシヤンクはアニユラス302と一体を
成し、このアニユラスはアパチユア304を備
え、このアパチユアはそれぞれハウジング部材1
4Aとベースプレート24Aの高圧路76と96
の間を連通する。
突起144Aは切断された扇形を成し、一対の
放射方向直線リム308,310を限定し、これ
らのリムは、弧状リム部312およびこれと同様
の弧状および厚さの内側横断リブ314と接続し
ている。リム312とリブ314は、ダイヤフラ
ム30の膜148と同一機能の膜148Aに接続
し、この膜はそれぞれハウジング部材14Aとベ
ースプレート24Aの噴出路78,106に対向
している。
ハウジングフロアのグルーブ86Aは細長い切
欠き部150Aを含み、この切欠き部は前記グル
ーブ86の切欠き150と同一機能を有する。同
様にグルーブ86Aは、前記グルーブ86の切欠
き152と同一目的の切欠き152Aを備える。
ベースプレート24Aについては、そのグルー
ブ114Aは、前記ベースプレート24の切欠き
154と156にそれぞれ相当する切欠き154
Aと156Aとを含む。
このようにして、ダイヤフラム組立体31A
は、前記ゲージ10と同様にゲージ10Aに対し
て取付けられ、ハウジング部材14Aとベースプ
レート24Aは第12図のようにダイヤフラム3
0Aに対して組立てられ、ダイヤフラム30Aは
それぞれのグルーブ86Aと114Aの中に着座
して、その突起142Aによつて限定されるアパ
チユア304はゲージ高圧路76,96と整列
し、また膜148Aはゲージ10Aの噴出路7
8,106の間に着座する。
ダイヤフラム30Aの中において、突起142
A,144A、リツジ145Aおよび膜148A
を含むリム部120Aは、前記のダイヤフラム3
0の対応部分と同一の関係寸法比を有する。ダイ
ヤフラム30Aにおいて、壁部320はリブ31
4に隣接してリム各部と一体を成し、中央部12
4Aと同等の厚さを有するので、この部分におい
てダイヤフラムは不透過性である。
ゲージ10Aの他の構成部分は前記のゲージ1
0の同一番号の対応部分と類似である。
本発明は前記の説明のみに限定されるものでな
く、その主旨の範囲内において任意に変更実施で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の差圧ゲージの好ましい実施態
様の平面図、第2図は第1図の2−2線に沿つて
取られた断面図であつて、低圧レンジ用のゲージ
構造を示す図、第3図はゲージの背面図、第4図
はゲージハウジング部材の底面図、第4A図は第
4図の4A−4A線に沿つた部分断面図、第5図
はゲージのベースプレートの平面図、第6図はダ
イヤフラムそのものの平面図、第7図は第6図の
7−7線に沿つた断面図、第7A図は第6図の7
A−7A線に沿つて取られた部分断面図、第8図
は、螺旋体−ウイツシユボーン サブアセンブリ
と磁石を担持したバネ板との平面図、第8A図は
第8図の8A−8A線に沿つて見られた部分断面
図であつて、ハウジング部材、ウイツシユボーン
フレームおよび板バネを示す図、第9図は第8図
の9−9線に沿つて取られた側面図であつて、ウ
イツシユボーンフレームと螺旋体を示す図、第1
0図は第8図の左側から見られた磁石担持アング
ルブラケツトの側面図、第11図は第10図の1
1−11線に沿つて取られた側面図、第12図は
高レンジ用ゲージを示す第2図と類似の図、第1
3図は第12図のゲージのハウジング部材の底面
図、第14図は第12図のゲージのベースプレー
トの平面図、また第15図は第12図のダイヤフ
ラムの平面図である。 14……ハウジング部材、16……カバー、2
0……ダイヤルプレート、22……指針、24…
…ベースプレート、30……ダイヤフラム、38
……板バネ、42……磁石、44……リンク、4
8……アングルブラケツト、50……螺旋体、5
2……ウイツシユボーンフレーム、68……フロ
ア、76……高圧導入ポート、96……高圧導入
路、98……低圧導入管、78,106……噴出
路、86,114……ダイヤフラム受けグルー
ブ、120……ダイヤフラムのリム部、142,
144……突起、146……アパチユア、148
……膜、155……定心スタツド、194……ウ
イツシユボーンの彎曲部、174……V形ネジ
部、216……調整ネジ、224,225……螺
旋フランジ、230……指針のフレーム、238
……指針管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部に圧力キヤビテイを限定し、このキヤビ
    テイを横断して可撓性ダイヤフラムが取付けら
    れ、このダイヤフラムがゲージ内部を高圧チヤン
    バと低圧チヤンバとに分離するようにしたハウジ
    ングと、前記ハウジング内部において前記ダイヤ
    フラムの上方に配置され一端において前記ハウジ
    ングに対して片持ばり状に固定された板バネと、
    前記ハウジングの中に配置され、前記ハウジング
    に対してアームによつて片持ばり状に固着されて
    突出湾曲部を限定したウイツシユボーンフレーム
    と、前記ウイツシユボーンフレームの中に軸線回
    りに回転自在に軸支された螺旋体であつてその軸
    線は前記板バネの面に対して実質直角に延びるよ
    うに配置された螺旋体と、前記ダイヤフラムを前
    記板バネに対して連結することによつて前記チヤ
    ンバ中の差圧の作用でダイヤフラムが湾曲する際
    に前記板バネの他端を線形運動させる手段と、前
    記板バネの他端に隣接して取付けられ前記螺旋体
    に対して磁性引力作用を加えるように配置され、
    前記板バネ他端の前記線形運動に対応して螺旋体
    の回転運動を生じるための磁石と、前記螺旋体に
    対して固定された指示装置と、前記高圧チヤンバ
    と低圧チヤンバをそれぞれ高圧流体および低圧流
    体源に接続するための手段とを含む差圧ゲージに
    おいて、 前記ハウジングはハウジング部材を含み、この
    ハウジング部材はその後側に備えられたベースプ
    レートと、その前側に備えられた正面カバーとを
    有し、 前記ハウジング部材の内部はダイヤフラムの一
    側において高圧チヤンバとして役立ち、 前記ダイヤフラムの他側に、このダイヤフラム
    をおおうように前記ハウジング部材に対して固着
    された前記ベースプレートによつて低圧チヤンバ
    が形成され、 前記ダイヤフラムは厚くなされた周縁リム部を
    限定し、このリム部は前記ハウジングと前記ベー
    スプレートとの間に締付けられて前記ダイヤフラ
    ムの外周に沿つて前記チヤンバを相互に密封し、 前記ハウジング部材と、前記ベースプレート
    は、相互に整列した噴出路を限定するように形成
    され、これらの噴出路は前記ダイヤフラムリム部
    の噴出路によつて分離され、 前記ダイヤフラムの噴出部はダイヤフラムの膜
    部分から成り、この膜部分はフイルム厚さを有
    し、ダイヤフラムの外周を限定するリム部分の第
    1セグメントの中に形成され、 前記ハウジング部材と前記ベースプレートは、
    前記ダイヤフラムリム部に対して、また前記ダイ
    ヤフラム噴出部の外周に沿つて密封関係にあるこ
    とを特徴とする差圧ゲージ。 2 前記高圧チヤンバを高圧流体源に接続する手
    段は、前記ハウジング部材の中に形成された導入
    ポートを含み、 この導入ポートは前記高圧チヤンバと連通し、
    また所定サイズの有効流体流開口面積を有し、 前記噴出流路は、前記導入ポートの有効流路面
    積の約2倍乃至約3倍の範囲の有効流路面積を有
    し、 また前記ダイヤフラムの噴出部は前記噴出流路
    面積に近似する面積を有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の差圧ゲージ。 3 前記ハウジング部材の高圧導入ポートは、前
    記ダイヤフラム噴出部から離間された場所にある
    前記ダイヤフラムリム部の第2セグメントと整列
    し、 前記ハウジングのベースプレートは、前記ハウ
    ジング部材の高圧導入ポートと整列された高圧導
    入路を有し、 前記ダイヤフラムのリム部の第2セグメントは
    前記ベースプレートの導入路を前記ハウジング部
    材の導入ポートと連通するためのアパチユアを備
    えることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記
    載の差圧ゲージ。 4 前記ダイヤフラムのリム部は、前記ダイヤフ
    ラムの両側に、前記ダイヤフラムの横方向の厚さ
    寸法を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    3項に記載の差圧ゲージ。 5 前記ハウジング部材と前記ベースプレート
    は、前記ダイヤフラムのリム部と係合して締付け
    るグループ面を限定し、このグループ面の中に前
    記ダイヤフラムのリム部が受けられることを特徴
    とする特許請求の範囲第4項に記載の差圧ゲー
    ジ。 6 前記グループ締付面の一方は、前記ダイヤフ
    ラム噴出部を定心させるために、その噴出路の両
    側に一対の定心スタツドを限定することを特徴と
    する特許請求の範囲第5項に記載の差圧ゲージ。 7 前記ハウジング部材、前記ダイヤフラムおよ
    び前記ベースプレートは同一軸線を中心とする円
    軸円形断面を有し、 前記ダイヤフラムの噴出部と前記噴出路は前記
    軸線を中心とする整列円弧上にあることを特徴と
    する特許請求の範囲第4項に記載の差圧ゲージ。 8 前記ダイヤフラムのリム部のアパチユアは、
    このリム部の前記ダイヤフラム噴出部の反対側に
    配置されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第7項に記載の差圧ゲージ。 9 前記ハウジングは、前記ハウジング部材の内
    側ネジ山と協働する外側ネジ山を備えた円筒形フ
    ランジを有する正面カバー部材を含み、 前記ネジ山はV形であり、 前記正面カバー部材は、前記ハウジング部材の
    前端に重なり当接する放射方向周縁リムを含み、 また前記ハウジング部材と前記正面カバー部材
    との間の密封シールを成す手段を含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第3項に記載の差圧ゲー
    ジ。 10 内部に圧力キヤビテイを限定し、このキヤ
    ビテイを横断して可撓性ダイヤフラムが備えられ
    てゲージ中に高圧チヤンバと低圧チヤンバを分離
    する様にしたハウジングと、前記ハウジング中に
    おいて前記ダイヤフラムの上方に配置され、一端
    において前記ハウジングに対して片持ばり状に固
    着された板バネと、前記ハウジングの中に配置さ
    れ、そのアームが前記ハウジングに対して片持ば
    り状に固着されて突出湾曲部を限定する様にされ
    たウイツシユボーンフレームと、前記ウイツシユ
    ボーンフレームの中に、軸線を中心として回転自
    在に軸支された螺旋体であつて、その軸線が前記
    板バネの面に対して実質垂直に延びる様に配着さ
    れた螺旋体と、前記ダイヤフラムを前記板バネに
    対して連結して、前記チヤンバ中の差圧によるダ
    イヤフラムの湾曲が前記板バネの他端の線形運動
    を生じる様にする手段と、板バネの他端に隣接し
    て取付けられ、前記螺旋体に対して磁力引力作用
    関係に配置され、前記バネの他端の前記線形運動
    に対応して螺旋体の回転運動を生じる磁石と、前
    記螺旋体に固着された表示手段と、前記の高圧チ
    ヤンバと低圧チヤンバをそれぞれ高圧流体源と低
    圧流体源とに別々に接続する手段とを含む差圧ゲ
    ージにおいて、 前記ウイツシユボーンフレームのアームはその
    固定端において逆方向湾曲形状を成し、この湾曲
    部はそれぞれ前記ハウジングに固定される下方足
    部と、この足部から直立した可撓性脚部と、前記
    足部に重なる平坦な本体部とを限定し、 前記の本体部は相互に共面平行関係にあつて、
    それぞれの末端において一体を成し、ウイツシユ
    ボーンフレームの湾曲部を成し、 この湾曲部は、前記螺旋体の軸線が前記ウイツ
    シユボーン本体部分の面に対して垂直に延びる様
    に、この螺旋体を軸支し、 前記ウイツシユボーンフレーム本体部分は、前
    記板バネの両側に、前記板バネに対して平行関係
    に配置され、 前記螺旋体は、その前記軸線に対して同軸のス
    ピンドル部と、このスピンドル部に対して放射方
    向に螺旋関係に突出した1つまたは複数の螺旋フ
    ランジとを限定する形状を有し、 前記ウイツシユボーンフレームの本体部分上
    に、これに対して平行関係に取付けられたダイヤ
    ルプレートを備え、 このダイヤルプレートは、その上向面の上に、
    ゼロ位線を含むスケール表示を有し、 前記ウイツシユボーンフレームの湾曲部は、前
    記螺旋軸線に対して平行なネジ部材をねじ込ま
    れ、このネジ部材の一部を前記ハウジングに対し
    当接させ、 前記ネジ部材を回転させて前記指針を前記ゼロ
    位線上に設定する手段を備えて、前記ネジ部材が
    前記ゲージのゼロ調整装置を成すことを特徴とす
    る差圧ゲージ。 11 前記の螺旋フランジは前記螺旋軸線を中心
    として約1/2回転の関係に配置されることを特徴
    とする特許請求の範囲第10項に記載の差圧ゲー
    ジ。 12 前記板バネの他端上に前記磁石を取付ける
    ためのアングルブラケツトを備え、 前記板バネの他端は、前記螺旋軸線に向つて突
    出し、前記螺旋軸線に対して実質定心され、 前記アングルブラケツトの一方の脚は、前記板
    バネの一端に対して横方向に固着され、他方の脚
    は前記板バネに対して実質平行であつて、前記ウ
    イツシユボーン湾曲部の下方に突入し、 前記のネジ部材は前記の螺旋軸線の一方の側に
    あり、前記磁石を装着した前記アングルブラケツ
    トは前記螺旋軸線の反対側にあることを特徴とす
    る特許請求の範囲第10項に記載の差圧ゲージ。 13 前記ネジ部材と、前記螺旋体軸線と、前記
    磁石は、前記板バネの面に対して垂直に横方向に
    延びる面の中に大体整列されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第12項に記載の差圧ゲー
    ジ。 14 前記指針は、前記螺旋体にキー止めされた
    一方の脚と、前記の螺旋体軸線を通つて前記ウイ
    ツシユボーン湾曲部上方まで延びた第2脚と、前
    記ウイツシユボーン湾曲部をバイパスする湾曲部
    とを有するU形フレーム部材と、 前記U形フレーム部材の第2脚に固着され、前
    記ダイヤルプレートの上方に配置された指針アー
    ムとを含み、 前記螺旋軸線の両側において、前記指針フレー
    ム部材の質量が前記指針アームの質量と平衡する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載
    の差圧ゲージ。 15 前記指針アームは管状を成すことを特徴と
    する特許請求の範囲第14項に記載の差圧ゲー
    ジ。
JP56141620A 1980-09-08 1981-09-08 Differential pressure gauge Granted JPS5777933A (en)

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