JPH02125015A - 杭先地盤補強装置 - Google Patents

杭先地盤補強装置

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JPH02125015A
JPH02125015A JP27442188A JP27442188A JPH02125015A JP H02125015 A JPH02125015 A JP H02125015A JP 27442188 A JP27442188 A JP 27442188A JP 27442188 A JP27442188 A JP 27442188A JP H02125015 A JPH02125015 A JP H02125015A
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pile
elastic sack
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restricting
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JP27442188A
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Shigeo Ueda
滋夫 上田
Hisaya Uruta
潤田 久也
Hideaki Saito
秀明 斉藤
Keizo Tatsunami
敬造 立浪
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Fujita Corp
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Bridgestone Corp
Fujita Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 L1上五五皿±1 本発明は地盤上に構築される各種構造物の基礎杭を支え
る地盤の増強装置に関するものである。
【】」L韮 従来、構造物の基礎杭を施工するに当って、地盤に杭造
成用の堅穴を掘削し、該掘削穴内にベントナイト懸濁液
等の安定液を満たしてコンクリートを打設し、掘削穴内
の安定液をコンクリートで置き換えることによって基礎
杭を構築していた。
この工法では、杭先端部を支える地盤が掘削による土圧
の開放、安定液中の土砂の沈積等に起因して弛緩した状
態になっており、杭に荷重が加わると杭先の地盤が変形
して杭が大きく沈下するため、杭長を太き(せざるを得
ないという欠点があった。
この難点を克服するために、本出願人は昭和62年11
月12日に特許出願(特願昭62−284306号)し
た。
この出願のものは、第1図に図示されるように、地盤0
1に形成された掘削孔02に鉄筋wiO3を挿入し、こ
の鉄筋簡03の底部に予め付設された耐圧ゴム袋04に
連通する注入管05および導出管06の先端を地上に露
出させてから、掘削孔02内に杭躯体コンクリート01
を打設し、打設コンクリートが硬化した後に、注入管0
5を通じてセメントミルク客の充填材を耐圧ゴム袋04
内に加圧充填する。
その結果、耐圧ゴム袋04が膨張し、杭頭に加わる荷重
と杭躯体07および外周地盤間の摩擦力とで杭躯体01
が固定された状態の基に、耐圧ゴム袋04の膨張力によ
り該耐圧ゴム袋04の周面および下面に接する地盤が圧
縮されるとともに、耐圧ゴム袋04内に充填された充填
材は加圧状態で硬化するため、地盤支持力が増大する。
し    と しかしながら、上記のような先行技術においては上記し
た長所がある反面、耐圧ゴム袋04が地盤に直接接触す
るため、岩石等の先鋭部で耐圧ゴム袋04が伽付けられ
て破裂する慣れがあり、また耐圧ゴム袋04が球状に膨
張するため、杭荷重を支える方向以外にも加圧し、締固
めることになって加圧水及びセメントミルク等が本来の
杭支持力強化のために必要なm以上に多侮に必要となり
、注入時間も長くなり、作業性が悪くなるという欠点が
あった。
た  の 本発明は先行技術のこのような欠点を除去しようとする
もので、杭底部に、内部に注入された加圧流体により膨
張する耐圧弾性袋を付設するとともに、杭底部外周面に
、該弾性袋を収容しその膨張方向を拘束する拘束容器を
、弾性袋の膨張に応じて杭軸の下方向に移動可能に嵌装
したことを特徴とする杭先地盤補強装置としたものであ
る。
本発明は上記のような構成であるから、杭底部に付設し
た弾性袋に加圧水やセメントミルクを充填して膨張させ
るとこの膨張力で拘束容器が杭底部の外周面を下方に滑
動して拘束容器底部が杭直下の地盤を圧縮し締固める。
この状態でセメントミルクを硬化させれば、杭底部と締
め固められた杭直下の地盤間が硬化したモルタルによっ
て隙間なく充填されるので、地盤の杭支持力が増大され
る。
丈−」L−豊 以下第2図ないし第4図に示された本発明の一実施例に
ついて説明する。
まず本実施例の耐圧弾性袋は比較的大きな伸び率を有す
る耐圧ゴム袋1からなり、全体形状は上下の平坦部1a
、 lbと側部1Cとからなる略密閏円筒状で、その径
は後述の円筒状鉄筋n2の径と路間−に構成され、側部
1Cは蛇腹状(波状)に屈曲形成されて、ゴム袋1に内
圧が加えられると該屈曲部1dが次第に直線状に伸長し
袋内の体積が増大するように構成されている。
屈曲部1dの数及び屈曲部1dの曲率半径等は地盤10
の状況等から予め想定される変位量に基づいて決定され
る。本実施例ではゴム袋の外径500el 。
ゴム厚5msのとき、屈曲部の数3.屈曲部の内側曲率
半径6emである。
また、ゴム袋1の上部中央には開口1eが形成されると
ともに該間口周囲の袋内面には口金取付用の断面台形状
のゴム板3が固着され、上端にねじ部4aを有し下端が
上記ゴム板3の中央開口1eを介して袋1内に通じる上
下端開放の円筒状口金4が、その上部をゴム袋1上部の
開口1eから上方に突出するようにしてその基部4bが
ゴム板3に埋設されている。
またゴム袋1の内面下部1b中央の上記ゴム板3と相対
する部分は肉厚1fに形成されて、前記ゴム板の開口3
aから流出する加任流体の衝当圧力等からゴム袋下部1
bを補強している。
そして、口金4を取付けたゴム袋1は円筒状鉄筋l!2
の底部2aに取付けられる。
口金上部のねじ部4aには、内管〈注入管)5゜外管(
導出管)6からなる複合管7の外管6のねじ部が螺合さ
れ、内管5を介して水やセメントミルク等の液体がゴム
袋内に供給され、外管6内(外管内面と内管外面の間)
を通って液体がゴム袋1内から排出されるようになって
いる。
なお、必要に応じて注入管5下喘に袋内に延びる可撓ホ
ースを取付けてもよい。
一方、鉄筋82の底部2a外周には上方が開放された円
筒状の鋼製又は合成樹脂製の拘束容器8が筒底部2aを
覆うように嵌装され、その内部に前記ゴム袋1が収納さ
れており、ゴム袋内部が加圧され、前記屈曲部1dが直
線状に伸長するにしたがって、拘束容器8の底部8aが
ゴム袋下部1bによって下方に押圧され、拘束容器8は
鉄筋筒底部2a外周を下方に摺動変位するようになって
いる。またゴム板3下面には、ゴム袋1の半径方向に指
向してゴム板3に設けられた開口3aとゴム袋1内を連
通ずる導水溝9が設けられている。
第2図ないし第4図に記載された実施例は上記のように
構成されているので、地盤10に形成された掘削穴11
に鉄筋簡2を挿入し、この鉄筋!2の底部2aに予め付
設された耐圧ゴム袋1に連通ずる注入管5及び導出管6
の先端を地上に露出させてから、掘削穴11内に杭躯体
コンクリート12を打設し、打設コンクリート12が硬
化した後に、注入管5を通じて水をゴム袋内に充填する
(第3図)。
なお、給水当初ゴム板3下面とゴム袋1の肉厚部1f上
面が密着していても、ゴム板3下面に導水溝9が設けら
れているので、注入管5から袋内への給水路が遮断され
ることがなく、圧力水を袋内にスムーズに導入させるこ
とができる。
ゴム袋1内の水圧が高まるのに応じてゴム袋1は球状に
膨張しようとするが拘束容器8によって半径方向の膨張
が阻止されているので、ゴム袋1は側部の屈曲部1dの
みが徐々に伸長して拘束容器8を鉄筋Wi2外周面を下
方に摺動変位させ、拘束容器底部8aが地盤10を圧縮
締固める。このとき、加圧力は55kg/cm 2にも
及ぶので拘束容器8は容易に変位することができる。
なお、前記したように、屈曲部1dの数、形状は予め想
定される変位氾に基づいて設計され、i張量に対して余
裕を見込んだ形状とし、徐々に屈曲部1dが直線状に変
形されるので膨張時ゴム袋に発生する全体的な歪を軽減
することができる。
ゴム袋内の圧力が所定圧になったところで、注入管5か
らセメントミルク13を注入しゴム袋内の水14を導出
管6から排出してゴム袋内の水14をセメントミルク1
3で置換する。注入管5下端に前記した可撓ホースを取
付けるときは、水とセメントミルクの出入口が離れてい
るので両名が混り合うことが少ない。
かくして、杭(鉄筋陰)底部12aと拘束容器8によっ
て締固められた地盤10間にセメントミルク13が充填
され、セメントミルク13が固化したとき、杭躯体を地
盤10上に強固に支持することができる(第4図)。
第5図には第2実施例が記載されており、注入管5と導
出管6を前記実施例のように複合管としないで、別々に
設けたもので、これらの管5.6先端を螺着する口金4
はゴム板3上方に突出する先端に管螺着用のねじの切ら
れた2個の管取付部4Cとその下部にゴム板に埋設され
る共通の基部4bを有し、またゴム板3下面には上記管
取付部4c。
4Cと対応する位置にそれぞれ注入管5.導出管6と連
通する二つの間口3b、 3cが設けられている。
また、ゴム板下面及びこれと相対するゴム袋下部の肉厚
部1fの上面には、それぞれゴム袋の半径方向に指向し
てゴム板3に設けられた開口3bとゴム袋1内を連通ず
る導水溝9及び1gが設けられている。
第2実施例は上記のように構成され、ゴム袋内で注入口
3bと排出口3Cが離れているので、水をセメントミル
クで置換する際、両者が混り合うことが少なく、置換を
より確実に行うことができる。
また、給水時上記ゴム板3と肉厚部1fが密着していて
も、相対する二つの導水溝9,1gを設けたことによっ
て前記実施例以上に注入管5からゴム袋1内へスムーズ
に水を流入することができる。
以上本実施例は場所打ち杭に適用した例について述べた
が、本発明が予め杭躯体が製作された理込み杭にも適用
できることは明らかである。
免肛立羞ユ 本発明は、耐圧弾性袋が拘束容器に収納され、地盤に直
接接触する部分が全くないので、弾性袋が膨張時岩石等
で損傷を受けることがなく、破裂の慣れがないばかりか
、弾性袋は容器内での膨張で容器内面との接触は地盤と
の接触に比べ滑らかであるため膨張時の抵抗が少なく、
注入圧をより高めることができ地盤の圧縮効果を一層高
めることができる。
また、その膨張方向が拘束容器によって拘束されて下方
向のみに強制され、杭直下を越えて杭支持力に格別の重
要度を有しない杭軸と直角方向に膨張することがないの
で、不必要なセメントミルクを条間に注入することがな
く、施工のコストダウンを図ることができ、注入時間も
短(作業性を向上させることができる。そして、地盤と
接触する部分は弾性袋でなく硬い拘束容器であるので、
より強く地盤を圧縮締固めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術に係る耐圧弾性袋を適用した基礎杭補
強部の縦断側面図、第2図は本発明に係る基礎杭補強部
の縦断側面図、第3図は弾性袋内に加圧水を注入中の同
補強部の縦断側面図、第4図は弾性袋内にセメントミル
クが充填された同補強部の縦断側面図、第5・図は他の
実施例に係る基礎杭補強部の縦断側面図、第6図は第5
図の■−■線に沿った拡大縦断面図である。 1・・・耐圧ゴム袋、2・・・鉄筋部、3・・・ゴム板
、4・・・口金、5 ・・・内管(注入管)、6・・・
外管(導出管)、7・・・複合管、8・・・拘束容器、
9・・・導水溝、10・・・地盤、11・・・掘削穴、
12・・・コンクリート、13・・・セメントミルク、
14・・・水。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 杭底部に、内部に注入された加圧流体により膨張する耐
    圧弾性袋を付設するとともに、杭底部外周面に、該弾性
    袋を収容しその膨張方向を拘束する拘束容器を、弾性袋
    の膨張に応じて杭軸の下方向に移動可能に嵌装したこと
    を特徴とする杭先地盤補強装置。
JP27442188A 1988-11-01 1988-11-01 杭先地盤補強装置 Expired - Lifetime JP2511297B2 (ja)

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Cited By (5)

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JP2511297B2 (ja) 1996-06-26

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