JPH02124796A - 固体有機金属供給装置 - Google Patents
固体有機金属供給装置Info
- Publication number
- JPH02124796A JPH02124796A JP27773688A JP27773688A JPH02124796A JP H02124796 A JPH02124796 A JP H02124796A JP 27773688 A JP27773688 A JP 27773688A JP 27773688 A JP27773688 A JP 27773688A JP H02124796 A JPH02124796 A JP H02124796A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- solid
- container body
- diffuser
- organic metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007787 solid Substances 0.000 title claims abstract description 46
- 239000002184 metal Substances 0.000 title abstract description 25
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 25
- 125000002524 organometallic group Chemical group 0.000 claims description 33
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 3
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002459 sustained effect Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、結晶成長用の原料としてIII族元素を導
入する際に固体の有機金属から気相原料を安定供給する
ための固体有機金属供給装置に関するものである。
入する際に固体の有機金属から気相原料を安定供給する
ための固体有機金属供給装置に関するものである。
第2図は従来用いられてきた固体有機金属供給装置を示
す概略構成図であり、1は例えば円筒形の固体有機金属
容器本体(以下、単に容器本体という)で、2はこの容
器本体1内に挿設されたデイツプチューブ、3は前記容
器本体1に設けられた有機金属供給管、4は前記容器本
体1内に重積された固体有機金属粉末である。
す概略構成図であり、1は例えば円筒形の固体有機金属
容器本体(以下、単に容器本体という)で、2はこの容
器本体1内に挿設されたデイツプチューブ、3は前記容
器本体1に設けられた有機金属供給管、4は前記容器本
体1内に重積された固体有機金属粉末である。
上記従来の固体有機金属供給装置では、ガスは容器本体
1の上部より導入され、固体有機金属粉末4に通して設
けであるデイツプチューブ2を経て容器本体1の底部か
ら流れ出る。さらに、ガスは固体有機金属粉末4中をデ
イツプチューブ2の外壁に添って上方に流れ固体有機金
属粉末4を昇華させて、これを容器本体1の上部に設け
られた有機金属供給管3を経て結晶成長装置(図示せず
)に供給する。
1の上部より導入され、固体有機金属粉末4に通して設
けであるデイツプチューブ2を経て容器本体1の底部か
ら流れ出る。さらに、ガスは固体有機金属粉末4中をデ
イツプチューブ2の外壁に添って上方に流れ固体有機金
属粉末4を昇華させて、これを容器本体1の上部に設け
られた有機金属供給管3を経て結晶成長装置(図示せず
)に供給する。
従来の固体有機金属供給装置は以上のように構成されて
おり、固体有機金属粉末4中をデイツプチューブ2が通
る構造となっているため、デイツプチューブ2よりガス
を流し続けると、固体有機金属粉末4が針状結晶の粉末
であることから、デイツプチューブ2の周囲の粉末付近
にのみガスが流れ込み、デイツプチューブ2に添って図
示のように空間9が形成され、その結果、固体有機金属
粉末4の安定供給が持続しないという問題点があった。
おり、固体有機金属粉末4中をデイツプチューブ2が通
る構造となっているため、デイツプチューブ2よりガス
を流し続けると、固体有機金属粉末4が針状結晶の粉末
であることから、デイツプチューブ2の周囲の粉末付近
にのみガスが流れ込み、デイツプチューブ2に添って図
示のように空間9が形成され、その結果、固体有機金属
粉末4の安定供給が持続しないという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、充填された固体有機金属粉末の90%程度
まで安定に供給できる固体有機金属供給装置を得ること
を目的とする。
れたもので、充填された固体有機金属粉末の90%程度
まで安定に供給できる固体有機金属供給装置を得ること
を目的とする。
(課題を解決するための手段)
この発明に係る固体有機金属供給装置は、所要形状の容
器本体に設けられたガスの流れを均一にするためのディ
フューザを配設するとともに、その下流に固体有機金属
粉末を保持するための仕切板として通気性を有するメツ
シュフィルタを配設し、ガス導入口とは反対側の前記固
体有機金属容器本体に有機金属供給管を備えたものであ
る。
器本体に設けられたガスの流れを均一にするためのディ
フューザを配設するとともに、その下流に固体有機金属
粉末を保持するための仕切板として通気性を有するメツ
シュフィルタを配設し、ガス導入口とは反対側の前記固
体有機金属容器本体に有機金属供給管を備えたものであ
る。
(作用)
この発明では、固体有機金属容器本体に設けたガス導入
口からガスを導入し、このガスをディフューザにより固
体有機金属容器本体内に均一にガスを流し、固体有機金
属容器本体内に仕切板として設けたメツシュフィルタに
より保持された固体有機金属粉末全体にガスを流し込む
ことで有機金属の供給が持続して行われる。
口からガスを導入し、このガスをディフューザにより固
体有機金属容器本体内に均一にガスを流し、固体有機金
属容器本体内に仕切板として設けたメツシュフィルタに
より保持された固体有機金属粉末全体にガスを流し込む
ことで有機金属の供給が持続して行われる。
以下、この発明の一実施例を図面に従って説明する。
第1図はこの発明の一実施例によるMO−CVD装置用
の固体有機金属供給装置の全体構成図である。
の固体有機金属供給装置の全体構成図である。
この実施例は第1図から明らかなように、容器本体1の
底部に容器本体1内にガスを供給するためのガス導入管
5が接続されている。また、供給されたガスを容器本体
1内部に導入する際にガスが通過する位置にディフュー
ザ6が設けられている。このディフューザ6にはメツシ
ュ状に細かい孔6aが多数開けである。さらに、その下
流に通気性のメツシュフィルタ7を設け、このメツシュ
フィルタ7により固体有機金属粉末4を保持するととも
に、デイフユ−ザ6との空間8を仕切っている。また、
容器本体1の上部には有機金属供給管3が取り付けであ
る。
底部に容器本体1内にガスを供給するためのガス導入管
5が接続されている。また、供給されたガスを容器本体
1内部に導入する際にガスが通過する位置にディフュー
ザ6が設けられている。このディフューザ6にはメツシ
ュ状に細かい孔6aが多数開けである。さらに、その下
流に通気性のメツシュフィルタ7を設け、このメツシュ
フィルタ7により固体有機金属粉末4を保持するととも
に、デイフユ−ザ6との空間8を仕切っている。また、
容器本体1の上部には有機金属供給管3が取り付けであ
る。
次に上記実施例の動作を第1図を参照しながら説明する
。
。
第1図よりわかるように、この実施例においては、ガス
はガス導入管5から容器本体1の底部に導入され、供給
されたガスはディフューザ6を通過した後に容器本体1
内部に導入される。ディフューザ6は、例えば半球形の
形状でメツシュ状に細かな孔6aが多数開けてあり、こ
の孔6aによりガスを拡散してガスの流れを均一にする
。容器本体1の内部は通気性を持たせたメツシュ、フィ
ルタ7によフて固体有機金属粉末4を保持するとともに
、ディフューザ6との間を空間8を有している。メツシ
ュフィルタ7には均一なガスの圧力がかかるためメツシ
ュフィルタ7を通るガス流に偏りが無くなる。その結果
、固体有機金属粉末4は常に一定の割合で昇華し、充填
量が少なくなっても安定に気相有機金属原料を供給でき
る。
はガス導入管5から容器本体1の底部に導入され、供給
されたガスはディフューザ6を通過した後に容器本体1
内部に導入される。ディフューザ6は、例えば半球形の
形状でメツシュ状に細かな孔6aが多数開けてあり、こ
の孔6aによりガスを拡散してガスの流れを均一にする
。容器本体1の内部は通気性を持たせたメツシュ、フィ
ルタ7によフて固体有機金属粉末4を保持するとともに
、ディフューザ6との間を空間8を有している。メツシ
ュフィルタ7には均一なガスの圧力がかかるためメツシ
ュフィルタ7を通るガス流に偏りが無くなる。その結果
、固体有機金属粉末4は常に一定の割合で昇華し、充填
量が少なくなっても安定に気相有機金属原料を供給でき
る。
なお、上記実施例ではディフューザ6に半球形のものを
用いたが、他の形状でもガスの分散が均一であれば同様
の効果が得られる。
用いたが、他の形状でもガスの分散が均一であれば同様
の効果が得られる。
また、容器本体1は円筒型に限定されるものではなく、
逆円錐型とすることや、メツシュフィルタ7の口径より
大きな口径の容器本体1に固体有機金属粉末4を充填し
ても同様の効果が得られ、さらに、バイブレータとの組
合わせで、より効果的な供給が長期間にわたり可能にな
る。
逆円錐型とすることや、メツシュフィルタ7の口径より
大きな口径の容器本体1に固体有機金属粉末4を充填し
ても同様の効果が得られ、さらに、バイブレータとの組
合わせで、より効果的な供給が長期間にわたり可能にな
る。
また、上記実施例では、ガスは容器本体1の底部から上
方に流れ、昇華した有機金属を上方から供給する場合に
ついて説明したが、ディフューザ6の位置を上部に変更
すれば、ガスが上方から下方に流れる場合であってもよ
く、上記実施例と同様の効果を奏する。
方に流れ、昇華した有機金属を上方から供給する場合に
ついて説明したが、ディフューザ6の位置を上部に変更
すれば、ガスが上方から下方に流れる場合であってもよ
く、上記実施例と同様の効果を奏する。
以上説明したようにこの発明は、所要形状の容器本体に
設けられたガスの流れを均一にするためのディフューザ
を配設するとともに、その下流に固体有機金属粉末を保
持するための仕切板として通気性を有するメツシュフィ
ルタを配設し、ガス導入口とは反対側の前記容器本体に
有機金属供給管を備えたので、従来のようにデイツプチ
ューブを必要とせずディフューザを通して容器本体内に
ガスを導入しこのガス流を均一に固体有機金属粉末に吹
き込むことができ、したがって、装置がシンプルで安価
にできるとともに、長期間にわたり有機金属の安定供給
が持続できるという効果がある。
設けられたガスの流れを均一にするためのディフューザ
を配設するとともに、その下流に固体有機金属粉末を保
持するための仕切板として通気性を有するメツシュフィ
ルタを配設し、ガス導入口とは反対側の前記容器本体に
有機金属供給管を備えたので、従来のようにデイツプチ
ューブを必要とせずディフューザを通して容器本体内に
ガスを導入しこのガス流を均一に固体有機金属粉末に吹
き込むことができ、したがって、装置がシンプルで安価
にできるとともに、長期間にわたり有機金属の安定供給
が持続できるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示す固体有機金属供給装
置の全体構成図、第2図は従来の固体有機金属供給装置
の全体構成図である。 図において、1は容器本体、3は有機金属供給管、4は
固体有機金属粉末、5はガス導入管、6はディフューザ
、 7はメツシュフィルタ、 8は空 間である。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
置の全体構成図、第2図は従来の固体有機金属供給装置
の全体構成図である。 図において、1は容器本体、3は有機金属供給管、4は
固体有機金属粉末、5はガス導入管、6はディフューザ
、 7はメツシュフィルタ、 8は空 間である。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 固体有機金属容器本体にガス導入口を設け、この固体
有機金属容器本体の内部の前記ガス導入口側にガス流を
均一化するためのディフューザを備え、前記固体有機金
属容器本体内に固体有機金属粉末を充填保持するための
通気性のメッシュフィルタを前記ディフューザとの間に
空間を設けて配置し、前記固体有機金属容器本体内に充
填された固体有機金属粉末を前記ガス導入口から供給し
たガスにより、昇華させて供給するための有機金属供給
管を前記ディフューザと反対側の前記固体有機金属容器
本体に設けたことを特徴とする固体有機金属供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27773688A JPH02124796A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 固体有機金属供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27773688A JPH02124796A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 固体有機金属供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02124796A true JPH02124796A (ja) | 1990-05-14 |
Family
ID=17587610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27773688A Pending JPH02124796A (ja) | 1988-11-02 | 1988-11-02 | 固体有機金属供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02124796A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030059380A (ko) * | 2001-12-29 | 2003-07-10 | 동부전자 주식회사 | 케미칼 필터 하우징 구조 |
WO2004019399A1 (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-04 | Tokyo Electron Limited | ガス供給系及び処理システム |
CN102808166A (zh) * | 2011-05-31 | 2012-12-05 | 欧姆龙株式会社 | 原料气体发生装置 |
-
1988
- 1988-11-02 JP JP27773688A patent/JPH02124796A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030059380A (ko) * | 2001-12-29 | 2003-07-10 | 동부전자 주식회사 | 케미칼 필터 하우징 구조 |
WO2004019399A1 (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-04 | Tokyo Electron Limited | ガス供給系及び処理システム |
US7854962B2 (en) | 2002-08-23 | 2010-12-21 | Tokyo Electron Limited | Gas supply method using a gas supply system |
CN102808166A (zh) * | 2011-05-31 | 2012-12-05 | 欧姆龙株式会社 | 原料气体发生装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5538544A (en) | Adsorption flow distribution | |
TW426538B (en) | Radial flow adsorption vessel and a method for imparting a generally U-shaped flow pattern to fluids inside a vessel | |
US7537200B2 (en) | Controlled atmosphere gas infusion | |
US6068679A (en) | Process of and a device for producing a gas, containing at least one component, from a gas mixture | |
US7377499B2 (en) | Gas enrichment module | |
SE311343B (ja) | ||
US3842888A (en) | Apparatus for introducing ingredients into a spray drying tower | |
JPH02124796A (ja) | 固体有機金属供給装置 | |
JPH11128646A (ja) | 吸着により気体を分離するためのプラントおよび空気流の処理のための使用 | |
US2735725A (en) | Apparatus for discharging pulverulent | |
JP2008501504A5 (ja) | ||
CN114588743A (zh) | 径向流反应器 | |
AU2006253988B2 (en) | Fluid treatment plant and use thereof for treating a gas by adsorption | |
JP3718544B2 (ja) | カルシウム添加水生成器 | |
US2180119A (en) | Adsorber apparatus | |
JPH0133124Y2 (ja) | ||
JPS6070336A (ja) | 定濃度ガス発生方法 | |
JPH0970422A (ja) | 加圧型人工発汗装置 | |
JPS5479871A (en) | Separating device of powder and grains | |
JPS5651286A (en) | Purification apparatus of sewage | |
SU937932A1 (ru) | Аппарат дл термообработки сыпучих материалов | |
RU1796847C (ru) | Аппарат дл сушки багасо | |
JPH09142809A (ja) | オゾン吸脱着方法および装置 | |
JPS62253084A (ja) | 呼吸ガスを処理するカ−トリツジ | |
JPH0375295A (ja) | 有機金属材料用バブラ |