JPS62253084A - 呼吸ガスを処理するカ−トリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、容器中で透過性底の間に配置された、軸方向
に貫流可能の化学充填物を有する、呼吸ガスを処理する
カートリッツに関する。

従来の技術 かかるカートリッジは、たとえば化学的に酸素をつくる
ための閉じられた呼吸回路を有する呼吸装置中で使用さ
れる。しかし、たとえば呼吸装置におけるガス状有害物
質を保持するための活性炭の充填物を有するカートリッ
ジも、上記のカートリッジと解することができる。

呼吸ガスを処理するこの種のカートリッジは欧州特許出
願公開第１２５１５７号明細書から公知となっている。

ここでは、呼吸ガス用の吸込み管および吐出し管を有す
るケーシング中で、２つの平行な孔あき中間底面内に化
学薬品、たとえば吐出されたＣＯ２の結合下に酸素を発
生させるＫＯ２を含有するカートリッジの種々の構造形
態が記載されている。

化学薬品が、２つの平らな篩底面の間に収容されており
、呼吸マスクと呼吸袋との間の流動結合を形成する、呼
吸ガスを処理するもう１つのカートリッジが公知である
　（西ドイツ国特許出願公開第２５０４８８１号明細書
）。

公知のカートリッジにおいては、呼吸気の貫流する化学
薬品層は、貫流方向へ不変の層厚を有している。しかし
ながら、この場合にカートリッジを通して呼吸する際に
、特に装置着用者の緊張した動作の場合には、カートリ
ッジ充填物の中央部での流れが、周辺部よりも強くなる
ことが判明している。したがって使用時間の経つうちに
、中央部で化学薬品は周辺部の化学充填層の内容物が消
尽される前に早期に消尽され、ここではもはや酸素を放
出しないか、またはたとえば活性炭層中の保持すべきガ
ス状有害物質が流出する結果となる。

平行平面の底面を有するカートリッジは、このものが使
用事例において長い使用時間の間機能的に有効なままで
あるべき場合に、高い付加的費用をかけてのみ、耐振動
性に構成することができるにすぎない。

発明が解決しようとする問題点 したがって、本発明の根底をなす課題は、前記種類の呼
吸気を処理するためのカートリッジを化学充填層が高い
流速で均等に消費され、局部的流出が避けられ、かつ付
加的な費用なしに底面の耐振動構造が達成されるように
改善することである。

問題点を解決するための手段 かかる課題の解決は、充填室が貫流方向に見て容器壁か
ら容器中央の方へ増加する高さを有することにより行わ
れる。

本発明の利点は、殊に呼吸気がカートリッジ充填層の全
範囲にわたり均等に処理されるので、装置着用者は、緊
張する作業および高い呼吸活動においても使用に適した
カートリッジをできるだけ長く使用することができるこ
とであるこの場合に、カートリッジがいかなる形で呼吸
装置中に入れられているか否か、すなわちカートリッジ
は、それ自体が該カートリッジを取り囲み、呼吸気用吸
込み管および吐出し管を有する他のケーシング中に組み
込まれているか、または単独で何らかの適当な形で、呼
吸ガスを処理する呼吸装置中に装入されている力否は重
要でない。

カートリッジの特に有利な１つの構造は、充填室が平凸
かまたは両凸に構成されていることにより達成される。

２つの構造は、片側貫流カートリッジ〔振子呼吸（Ｐｅ
ｎｄｅｉａｔｍｕｎｇ）　）においても使用可能である
。湾曲部により、高い耐揺動性および耐振動性が得られ
る。

好ましくは、底面は篩薄板として構成される。その理由
は、該底面が、充填室の全貫流面を呼吸気の流れに対し
て開放し、ひいては均等な貫流を保証するからである。

有利には、湾曲された底面が、段付けされていてもよい
、すなわち湾曲部は段として押込まれている。段は直角
または円形、縁みぞ類似に構成されていてよい。

次に本発明の実施例を、略図を用いて詳説する。

実施例 際１図は、容器壁２と底面としての２つの湾曲した篩薄
板３．４との間に、たとえば粒状の酸素放出化学薬品用
の充填室ｌを含有するカートリッジを断面図で示す。２
つ篩薄板３．４は室ｌ中の充填層が両凸断面を有し、か
つその端面５，６がそれぞれの篩薄板３．４に隣接する
ように湾曲されている。こうして、壁２から容器中央部
に、貫流方向７に二重矢印Ｈにより図示されている増大
する高さを有する充填室１の形状が得られる。

篩薄板４は、容器壁２でフランジ８により支持されてい
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるカートリッジの１実施例の略示
断面図である。 ■・・・充填室、２・・・容器壁、３．４・・・篩薄板
、５．６・・端面、７・・・貫流方向、８・・・フラン
ジ、Ｈ・・・充填室の高さ 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、容器中で透過性底の間に配置された、軸方向に貫流
   可能の化学充填物を有する呼吸ガスを処理するカートリ
   ッジにおいて、充填室（１）が貫流方向（７）に見て、
   容器壁（２）から容器中央部へ増大する高さ（Ｈ）を有
   することを特徴とする呼吸ガスを処理するカートリッジ
   。 ２、充填室（１）が、大体において平凸に構成されてい
   る特許請求の範囲第１項記載のカートリッジ。 ３、充填室（１）が、大体において両凸に構成されてい
   る特許請求の範囲第１項記載のカートリッジ。 ４、底面が、篩薄板（３、４）として構成されている特
   許請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項記載
   のカートリッジ。 ５、篩薄板（３、４）少なくとも１つが、殻状に湾曲し
   ている特許請求の範囲第４項記載のカートリッジ。 ６、篩薄板（３、４）の少なくとも１つが、段付けして
   湾曲している特許請求の範囲第４項記載のカートリッジ
   。