JPH0212453Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212453Y2 JPH0212453Y2 JP15509384U JP15509384U JPH0212453Y2 JP H0212453 Y2 JPH0212453 Y2 JP H0212453Y2 JP 15509384 U JP15509384 U JP 15509384U JP 15509384 U JP15509384 U JP 15509384U JP H0212453 Y2 JPH0212453 Y2 JP H0212453Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion
- plate
- guide plate
- air
- detection element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は酸欠時、燃焼ガスの異常に低いインプ
ツト時等の異常時に一酸化炭素の多量の発生を未
然に防ぐ燃焼安全装置に関する。
ツト時等の異常時に一酸化炭素の多量の発生を未
然に防ぐ燃焼安全装置に関する。
（従来の技術）
燃焼ガスと空気とを混合させる混合室と、該混
合室で混合された混合気を噴出させる多数の小孔
を有する燃焼板とを備えるバーナの燃焼板の外周
縁部分を覆うガイド板を設けたものは実開昭58−
128327号公報に開示されており、又酸素濃淡電池
又は熱電対からなる燃焼検知素子をバーナの燃焼
板の燃焼面前面に臨ませて燃焼を検知する燃焼安
全装置も一般に知られている。そして上記公報に
掲げるものにあつては、燃焼板の外周縁がガイド
板により保温されると同時に一部未反応ガスが燃
焼板の中央の高温側へ流れ反応しやすくなる。ガ
イド板により燃焼板外周縁部分の火炎が低入力時
においても二次空気によつてあおられることなく
安定する。等により良好燃焼域が拡大される利点
があり、特に全一次空気燃焼装置で賞用されてい
るが、良好燃焼域を越えると急激に燃焼板全面に
亘つて一度にリフトし、急激に許容一酸化炭素濃
度値を越えて燃焼する危険がある。
合室で混合された混合気を噴出させる多数の小孔
を有する燃焼板とを備えるバーナの燃焼板の外周
縁部分を覆うガイド板を設けたものは実開昭58−
128327号公報に開示されており、又酸素濃淡電池
又は熱電対からなる燃焼検知素子をバーナの燃焼
板の燃焼面前面に臨ませて燃焼を検知する燃焼安
全装置も一般に知られている。そして上記公報に
掲げるものにあつては、燃焼板の外周縁がガイド
板により保温されると同時に一部未反応ガスが燃
焼板の中央の高温側へ流れ反応しやすくなる。ガ
イド板により燃焼板外周縁部分の火炎が低入力時
においても二次空気によつてあおられることなく
安定する。等により良好燃焼域が拡大される利点
があり、特に全一次空気燃焼装置で賞用されてい
るが、良好燃焼域を越えると急激に燃焼板全面に
亘つて一度にリフトし、急激に許容一酸化炭素濃
度値を越えて燃焼する危険がある。
（考案が解決しようとする問題点）
本考案はかゝる現状に鑑み該リフトの発生を未
然に防ぐ燃焼安全装置を提供することをその目的
とする。
然に防ぐ燃焼安全装置を提供することをその目的
とする。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、燃料ガスと空気とを混合させる混合
室と、該混合室で混合された混合気を噴出させる
多数の小孔を有する燃焼板とを備えるバーナの燃
焼板に、その外周縁部分を覆うガイド板を設ける
と共に該ガイド板に囲われる燃焼板の燃焼面に熱
電対又は酸素濃淡電池からなる燃焼検知素子を臨
ませたものに於いて、該燃焼検知素子近傍のガイ
ド板に切欠きを設けて成る。
室と、該混合室で混合された混合気を噴出させる
多数の小孔を有する燃焼板とを備えるバーナの燃
焼板に、その外周縁部分を覆うガイド板を設ける
と共に該ガイド板に囲われる燃焼板の燃焼面に熱
電対又は酸素濃淡電池からなる燃焼検知素子を臨
ませたものに於いて、該燃焼検知素子近傍のガイ
ド板に切欠きを設けて成る。
（実施例）
本考案実施の一例を図面に示す暖房機につき説
明する。
明する。
図面で１は背面の吸込口１ａと前面の温風吹出
口１ｂとを備える暖房器本体、２は該暖房器本体
１内上部に収容した燃焼室を示し、該燃焼室２は
その上部に開口３を備えると共に下部にバーナ４
を備えるもので、該バーナ４は、混合室５の上面
に、多数の小孔６ａを設けた燃焼板６を備え、且
つ該混合室５に連なる吸気管７の外端開口７ａを
暖房器本体１外に開口させ、これに燃料ガス供給
ノズル８を臨ませて成り、燃焼板６の外周縁部分
にはこれを覆うガイド板９を設けた。図面で１０
は燃焼室２の周壁に設けた二次空気取入口、１１
は暖房器本体１の下部に設けたラインフローフア
ンを示し、該フアン１１の吸気口１１ａを、前記
燃焼室２の開口３並びに前記吸込口１ａと通路１
２を介して接続させた。
口１ｂとを備える暖房器本体、２は該暖房器本体
１内上部に収容した燃焼室を示し、該燃焼室２は
その上部に開口３を備えると共に下部にバーナ４
を備えるもので、該バーナ４は、混合室５の上面
に、多数の小孔６ａを設けた燃焼板６を備え、且
つ該混合室５に連なる吸気管７の外端開口７ａを
暖房器本体１外に開口させ、これに燃料ガス供給
ノズル８を臨ませて成り、燃焼板６の外周縁部分
にはこれを覆うガイド板９を設けた。図面で１０
は燃焼室２の周壁に設けた二次空気取入口、１１
は暖房器本体１の下部に設けたラインフローフア
ンを示し、該フアン１１の吸気口１１ａを、前記
燃焼室２の開口３並びに前記吸込口１ａと通路１
２を介して接続させた。
かくてフアン１１を駆動回転させるときは、前
記吸気部１１ａから暖房器本体１の吸込口１ａを
介して該暖房器本体１内に室内空気が吸込まれる
と共に燃焼室２の上部の開口３からバーナ４の燃
焼熱気を吸引し、両者を混合して前記吹出口１ｂ
から室内に吹出す。このとき該燃焼室２内には、
前記フアン１１の吸引力で前記二次空気取入口１
０から該燃焼室２内に２次空気が供給されると共
に、バーナ４の燃焼板６に設けた小孔６ａを介し
て混合室５に吸引力が作用し、混合室５内に多量
の一次空気が供給されて空気過剰率の高い従つて
低NOXの全一次空気式燃焼が行われる。
記吸気部１１ａから暖房器本体１の吸込口１ａを
介して該暖房器本体１内に室内空気が吸込まれる
と共に燃焼室２の上部の開口３からバーナ４の燃
焼熱気を吸引し、両者を混合して前記吹出口１ｂ
から室内に吹出す。このとき該燃焼室２内には、
前記フアン１１の吸引力で前記二次空気取入口１
０から該燃焼室２内に２次空気が供給されると共
に、バーナ４の燃焼板６に設けた小孔６ａを介し
て混合室５に吸引力が作用し、混合室５内に多量
の一次空気が供給されて空気過剰率の高い従つて
低NOXの全一次空気式燃焼が行われる。
本考案はかゝる燃焼装置にあつて、該燃焼板６
の前面に熱電対又は酸素濃淡電池からなる燃焼検
知素子１３を臨ませて該素子１３により前記燃料
ガス供給ノズル８に連なる燃料通路１５に介入す
る電磁安全弁１６その他を制御するに当つて該素
子２の近傍のガイド板９に切欠き１４を設けたも
ので、かくするときは、燃焼機を設けた室内の酸
素不足又はバーナへの燃料ガス供給用ノズルの目
詰り等の燃料供給不足の状態が生じると、切欠き
１４を介して該素子１３を設けた部分に流れ込む
二次空気流によつて該燃焼検知素子１３を設けた
部分近傍が、他の部分に先立つて燃焼が不安定と
なり該部の温度が急激に下がつて例えば燃焼検知
素子１３として燃焼板６の前面に臨ませた熱電対
の出力が下がる。従つて前記するリフト発生前に
これを検知してこれに対処することが出来る。
の前面に熱電対又は酸素濃淡電池からなる燃焼検
知素子１３を臨ませて該素子１３により前記燃料
ガス供給ノズル８に連なる燃料通路１５に介入す
る電磁安全弁１６その他を制御するに当つて該素
子２の近傍のガイド板９に切欠き１４を設けたも
ので、かくするときは、燃焼機を設けた室内の酸
素不足又はバーナへの燃料ガス供給用ノズルの目
詰り等の燃料供給不足の状態が生じると、切欠き
１４を介して該素子１３を設けた部分に流れ込む
二次空気流によつて該燃焼検知素子１３を設けた
部分近傍が、他の部分に先立つて燃焼が不安定と
なり該部の温度が急激に下がつて例えば燃焼検知
素子１３として燃焼板６の前面に臨ませた熱電対
の出力が下がる。従つて前記するリフト発生前に
これを検知してこれに対処することが出来る。
図示するものでは、前記する電磁安全弁１６の
制御装置１７を該素子１３の出力によつて制御さ
せるものを示し、更に図示するものでは素子１３
の出力を検知して前記フアン１１の回転数を制御
させるようにした。尚、上述の実施例は全一次空
気で燃焼させるバーナにつき説明したがかゝるバ
ーナに特定されるものではないこと申すまでもな
い。
制御装置１７を該素子１３の出力によつて制御さ
せるものを示し、更に図示するものでは素子１３
の出力を検知して前記フアン１１の回転数を制御
させるようにした。尚、上述の実施例は全一次空
気で燃焼させるバーナにつき説明したがかゝるバ
ーナに特定されるものではないこと申すまでもな
い。
（考案の効果）
本考案によるときは、燃焼板の外周縁部分を囲
繞するガイド板の燃焼検知素子近傍のガイド板に
切欠きを設けることで、酸欠その他の異常時に該
部を他の部分に先だつて異常燃焼させることが出
来、これによつて限界燃焼域を越えて燃焼面全面
に亘つて一度にリフト燃焼し、一次に多量の一酸
化炭素が発生する等の従来例に見られる不都合を
未然に防げるの効果がある。
繞するガイド板の燃焼検知素子近傍のガイド板に
切欠きを設けることで、酸欠その他の異常時に該
部を他の部分に先だつて異常燃焼させることが出
来、これによつて限界燃焼域を越えて燃焼面全面
に亘つて一度にリフト燃焼し、一次に多量の一酸
化炭素が発生する等の従来例に見られる不都合を
未然に防げるの効果がある。
第１図は本考案実施の１例を示す截断正面図、
第２図はその−線截断面図、第３図は第１図
の−線示図である。 ４……バーナ、５……混合管、６……燃焼板、
６ａ……小孔、９……ガイド板、１３……燃焼検
知素子、１４……切欠き。
第２図はその−線截断面図、第３図は第１図
の−線示図である。 ４……バーナ、５……混合管、６……燃焼板、
６ａ……小孔、９……ガイド板、１３……燃焼検
知素子、１４……切欠き。
Claims (1)
- 燃料ガスと空気とを混合させる混合室と、該混
合室で混合された混合気を噴出させる多数の小孔
を有する燃焼板とを備えるバーナの燃焼板に、そ
の外周縁部分を覆うガイド板を設けると共に該ガ
イド板に囲われる燃焼板の燃焼面に熱電対又は酸
素濃淡電池からなる燃焼検知素子を臨ませたもの
に於いて、該燃焼検知素子近傍のガイド板に切欠
きを設けて成る燃焼安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15509384U JPH0212453Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15509384U JPH0212453Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61154442U JPS61154442U (ja) | 1986-09-25 |
| JPH0212453Y2 true JPH0212453Y2 (ja) | 1990-04-09 |
Family
ID=30713089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15509384U Expired JPH0212453Y2 (ja) | 1984-10-16 | 1984-10-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0212453Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104641538A (zh) * | 2012-09-25 | 2015-05-20 | 株式会社美姿把 | 减速马达 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6038632B2 (ja) * | 2012-12-19 | 2016-12-07 | リンナイ株式会社 | 燃焼装置 |
-
1984
- 1984-10-16 JP JP15509384U patent/JPH0212453Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104641538A (zh) * | 2012-09-25 | 2015-05-20 | 株式会社美姿把 | 减速马达 |
| US9856943B2 (en) | 2012-09-25 | 2018-01-02 | Mitsuba Corporation | Reduction motor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61154442U (ja) | 1986-09-25 |
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