JPH02124328U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の実施例によるマスタシリンダ
の側断面図、第２図は第１図における―線方
向部分拡大断面図、第３図は第１図における要部
の拡大断面図、及び第４Ａ図乃至第４Ｃ図は第１
図における更に要部の拡大断面図で同実施例の作
用を説明するための図である。 なお図において、３……ピストン、３ａ……軸
方向凹所、７……液圧室、１６……弁棒、１６ａ
……頭部、１９……補助室、３０……ゴムリング
、３１，３２……軸方向溝。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 一端閉鎖のシリンダ孔を形成したシリンダ本体
   と、シリンダ孔閉鎖端底部に設けられ圧力室と作
   動液リザーバとを連絡する通孔と、前記シリンダ
   孔に摺動自在に挿入して該シリンダ孔内に圧力室
   を区画するピストンと、該通孔の周囲に形成した
   弁座に対向して配置される弁体と、該弁体を弁座
   に向つて付勢する弁ばねと、前記弁体から前記ピ
   ストンに設けた軸方向凹所まで延びる弁棒と、該
   弁棒を前記弁体が弁座から離れる方向に付勢する
   とゝもに前記ピストンを不作動位置に付勢するば
   ねと、前記ピストンの外周に前記圧力室とは反対
   側に液圧を作用させられるように形成した補助室
   とを有し、該補助室を前記軸方向凹所を通して圧
   力室に連通し、前記弁棒が前記軸方向凹所の所定
   位置範囲まで嵌入したとき、該弁棒の端部と凹所
   との間で前記補助室と前記圧力室との連通を絞る
   ようにしたマスタシリンダにおいて、前記弁棒の
   端部に凹所内面に弾接する弾性体を嵌着するとと
   もに、この弾性体の両側を絞り連通可能な通路を
   設けたマスタシリンダ。