JPH01161164U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

図は本考案の要部を示す断面図である。 １０…マスタシリンダ、１１…シリンダボデイ
、１１ａ…内孔、１２…ピストン、１２Ａ…第１
ピストン、１２Ｂ…第２ピストン、１３…リター
ンスプリング、１４ａ，１４ｂ…シーリングカツ
プ、１５…ストツパボルト、１６…ガイド、１７
…Ｏリング、１９…ストツパピン、２０…弁体、
２１…バルブロツド、２２…スプリング、Ｖ…バ
ルブ機構、Ｒ１…補給室、Ｒ２…圧力室。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 作動液を収容するシリンダボデイの内孔内にピ
   ストンカツプを介して液密的且つ軸方向へ摺動可
   能に嵌挿されて同内孔内に液圧管路に常時連通す
   る圧力室とリザーバに常時連通する補給室とを形
   成すると共に前記圧力室と前記補給室とを連通さ
   せる連通孔を有するピストンと、前記圧力室内に
   収容されて前記ピストンを非作動位置に向けて付
   勢するリターンスプリングと、前記連通孔の一端
   が開口する前記ピストンの凹部の底面に着座可能
   な弁体が一端に嵌着されその他端が前記連通孔内
   に遊嵌されるバルブロツド及び前記弁体を着座方
   向に付勢するスプリングから成り、前記ピストン
   が非作動位置にある時前記バルブロツドの他端が
   前記ピストンに軸方向に所定量相対移動可能に貫
   通して取付けられたストツパに当接して前記連通
   孔を開放し、前記ピストンが作動位置にある時前
   記バルブロツドの他端が前記ストツパから離間し
   て前記連通孔を遮閉し前記圧力室内に液圧を発生
   させるバルブ機構とを備えたマスタシリンダにお
   いて、前記ピストンを前記シーリングカツプが嵌
   着されるフランジ部を有した第１ピストン部と前
   記連通孔及び前記凹部を有し該第１ピストン部に
   液密的に嵌合される第２ピストン部とから構成さ
   れ、前記第２ピストン部にその一端に前記ピスト
   ンが非作動位置にある時前記シリンダボデイに固
   定したピストンストツパに係合するフランジ部を
   有した長筒状のガイド部材を摺動可能に嵌合させ
   、該ガイド部材に前記ストツパを固定して前記ガ
   イド部材を前記第２ピストン部に所定量相対移動
   可能に取付けたことを特徴とするマスタシリンダ
   。