JPS63142251U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に従つたマスタシリンダの一実
施例を示す断面図、第２図は第１図における要部
拡大図である。 １０……マスタシリンダ、１１……シリンダボ
デイ、１１ａ……内孔、１２，１３……ピストン
、１３ｅ……弁座、１４，１５……リターンスプ
リング、１６……ホルダ、１７ａ，１７ｂ，１８
ａ，１８ｂ，１８ｃ……ピストンカツプ、２０…
…バルブ機構、２１……リテーナ、２２……ロツ
ド、２３……弁部材、２３ａ……絞り孔、２４…
…弁体、２５……第１スプリング、２６……第２
スプリング。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. シリンダボデイの内孔内にその外周に嵌着され
   たピストンカツプを介して液密的に軸方向へ摺動
   可能に嵌挿されて同内孔内に液圧管路に常時連通
   する圧力室とリザーバに常時連通する補給室とを
   形成すると共に前記圧力室と補給室とを連通させ
   る連通孔を有するピストンと、前記圧力室内に収
   容されて前記ピストンを非作動位置に向けて付勢
   するリターンスプリングと、前記ピストンの先端
   部に装着され前記ピストンが非作動位置にあると
   き前記連通孔を開放し、前記ピストンが作動位置
   るあるとき前記連通孔を遮蔽し前記圧力室内に液
   圧を発生させるバルブ機構とを備えたマスタシリ
   ンダにおいて、前記バルブ機構を、その一端がシ
   リンダボデイの内孔内に固定的に設けられたホル
   ダに係脱可能に係合し、その他端が前記ピストン
   に前記圧力室側を大径として形成される段付内孔
   の大径部内に軸方向へ所要量移動可能にリテーナ
   により組み付けられるロツドと、該ロツドの他端
   と前記大径部底面間に収容され、その軸心に絞り
   孔を有すると共に該絞り孔の同心円上に前記段付
   内孔の段部に形成した弁座と前記ロツドの他端に
   着座可能な弁体が取り付けられた弁部材と、一端
   を前記リテーナに係止され、前記弁体が前記弁座
   に着座する方向に前記弁部材を付勢する第１スプ
   リングと、一端を前記リテーナに係止され前記ロ
   ツドをその他端が前記弁体を押圧する方向に付勢
   する第２スプリングとにより構成したことを特徴
   とするマスタシリンダ。