JPH02122142A - 多室冷暖房装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は多室冷暖房装置の冷媒サイクルに関するもので
ある。

従来の技術 従来熱源側冷媒サイクルと利用側冷媒サイクル２　ペー
ジ に分離し、両者を補助熱交換器で熱交換する多室冷暖房
装置の冷媒サイクルは、特開昭６２−２７２０４０号公
報に示されておシ、第２図のようになっている。

図において、１１は圧縮機、１２は四方弁、１３は熱源
側熱交換器、１４は冷房用減圧装置、１５は暖房用減圧
装置、１６は暖房時冷房用減圧装置１４を閉成する逆止
弁、１７は冷房時暖房用減圧装置１６を閉成する逆止弁
、１８は第１補助熱交換器でこれらを環状に連接し、熱
源側冷媒サイクルを形成している。１９は第２補助熱交
換器で第１補助熱交換器１８と熱交換するように一体に
形成されている。２０は冷媒量調整タンクで冷房時と暖
房時の冷凍量を調整している。２１は冷媒搬送装置で冷
房時と暖房時で冷媒の流出方向が反対となる可逆特性を
もっており、これらは室外ユニットｆに収納されている
。ｉｒ　’′、Ｉ　ｒ　ＩＺ　２２ａ。

２２ｂは利用側熱交換器で室内ユニットｃｒ、ｈに収納
され接続配管で室外ユニッ）ｆと接続されている。前記
第２補助熱交換器１９と冷媒量調整りンク２０．冷媒搬
送装置２１．利用側熱交換器２２　ａ、　　２２　ｂお
よび接続配管ｉｒ　ｉＺ　］＋ｌ’を環状連接し利用側
冷媒サイクルを形成している。

まだ２３ａ、２３ｂは室内ユニッ）ｃｒ、ｈそれぞれの
負荷を検出する負荷検出装置、２４は負荷検出装置２３
ａ、２３ｂで検出した負荷に応じた室外ユニッ）ｆの能
力を制御する制御装置である。

以上のように構成された多室冷暖房装置について、その
動作を説明する。

冷房運転時は図中実線の冷媒サイクルとなり、熱源側冷
媒サイクルでは、圧縮機１１からの高温高圧ガスは四方
弁１２を通シ熱源側熱交換器１３で放熱して凝縮液化し
、逆止弁１６を通って冷房用膨張弁１４で減圧され第１
補助熱交換器１８で蒸発して四方弁１２を通り圧縮機１
２へ循環する。

この時利用側冷媒サイクルの第２補助熱交換器１９と前
記第１補助熱交換器１８が熱交換し、利用側冷媒サイク
ル内のガス冷媒が冷却されて液化し、冷媒量調整タンク
２ｏを通って冷媒搬送装置２１に送られ、この冷媒搬送
装置２１によって接続配管ｉ、ｊを通って利用側熱交換
器２２ａ、２２ｂへ送られて吸熱蒸発し、ガス化して接
続配管ｉ′。

】′を通って第２補助熱交換器１９に循環することにな
る。

一方、暖房運転時においては、図中破線の冷媒サイクル
となり、熱源側冷媒サイクルでは、圧縮機１１からの高
温高圧冷媒は四方弁１２から第１補助熱交換器１８に送
られ、放熱して凝縮液化し、逆上弁１７から暖房用減圧
装置１６で減圧し、熱源側熱交換器１３で吸熱蒸発し、
四方弁１２を通って圧縮機１１へ循環する。この時利用
側冷媒サイクルの第２補助熱交換器１９と前記第１補助
熱交換器１８が熱交換し、利用側冷媒サイクル内の液冷
媒が加熱されてガス化し、接続配管ｉ　／　、　］　／
を通って利用側熱交換器２２へ送られ、暖房して放熱液
化し接続配管ｉ、ｊを通って冷媒搬送装置２１へ送られ
、冷媒量調整タンク２ｏから第２補助熱交換器１９へ循
環する。

このような冷暖房運転において、例えば室内ユツトｑ、
ｈの負荷が変動した場合、負荷検出装６　ベー／ 置（例えば室温の変化や室内ユニットの運転停止）２３
ａ、２３ｂで検出した負荷によって室外ユニッ）ｆの能
力を制御（例えば圧縮機の回転数を制御）している。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の構成では、室内ユニットがさらに多
くなれば、制御が複雑になるとともに、各室内ユニット
の負荷を順次測定して、室外ユニットの能力を制御する
ため遅れが生じ、急激な負荷変動に対しても対応が遅れ
る等室内温度の変動が犬きくなシ快適性が低下する問題
点を有していた。まだ暖房低負荷時での対応が遅れる場
合には高圧圧力が上昇し、運転を停止する恐れも有して
いた。

本発明は、上記課題に鑑み簡単な制御で室内ユニットの
負荷変動に室外ユニットの能力をすげやく対応させ、室
温変動が少ない快適空調が行なえるとともに、安定した
運転ができる多室冷暖房装置を提供するものである。

課題を解決するだめの手段 本発明は熱源側冷媒サイクルと、利用側冷媒サイクルと
、この熱源側冷媒サイクルの冷媒過熱度を検出する過熱
度検出装置と、この過熱度検出装置で検出した過熱度に
よって熱源側冷媒サイクルの能力を制御する制御装置と
を備えだものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、各室内ユニット毎の負
荷を測定する必要がないため、全体の負荷検出時間は短
縮できるとともに、制御装置も簡単になることとなる。

実施例 以下本発明の一実施例の冷暖房装置について、図面を参
照しながら説明する。第１図は本発明の実施例における
多室冷暖房装置の冷媒サイクルを示すものである。

基本構成は第２図の従来例と同一であり、ここでは変わ
っている所だけを説明する。図において、３１は熱源側
の冷媒過熱度を検出する過熱度検出装置で室外ユニノ）
ｆの熱源側冷媒サイクルの第１補助熱交換器の出口側に
取付けられている。３２７　Ａ−７ は過熱度検出装置３１で検出した過熱度で室外ユニッ）
ｆの能力制御（例えば圧縮機２回転数制御）を行なう制
御装置である。

以上のように構成された多室冷暖房装置についてその動
作を説明する。

冷凍サイクルの基本動作については従来例と同一であシ
、ここではその違っている所、つまり室内ユニッ）ｑ、
ｈの負荷を検出し熱源側冷媒サイクルの能力制御を行な
う動作について説明する。

冷房運転の場合、非空調室の室温が上がったり、室内ユ
ニットの運転台数が増加した場合、利用側検出装置３１
での検出信号が変化し、制御装置３２が作動して、圧縮
機１１の回転数を上げる等して熱源側冷媒サイクルの能
力を上げるようになる。

また、暖房運転の場合も同様の作動となるが、この場合
には、熱源側冷媒サイクルの過熱度の上昇に対して熱源
側冷媒サイクルの能力は下げるようになる。

以上のように本実施例によれば、室内ユニットの負荷が
増加すれば、利用側冷媒サイクルの冷媒圧力がすぐに変
化し、これを過熱度検出装置で検出し、この検出した信
号により制御装置を作動させて、熱源側冷媒サイクルの
能力を制御しているので、急激が負荷変動に対して遅れ
がなく、精度も向上するので室内温度の変動が少なく快
適性が向上するとともに、暖房低負荷時での対応遅れに
よる高圧圧力の上昇での運転停止の恐れがなく安定した
運転ができるものである。なお、本実施例では利用側熱
交換器を複数としたが、１台の場合でも同一効果が得ら
れることはいうまでもない。

また本実施例では圧縮機を１台としたが、複数台の圧縮
機のシステムで圧縮機の台数制御を行々ってもよい。

発明の効果 以上のように本発明は、熱源側冷媒サイクルの冷媒過熱
度を検出する過熱度検出装置と、この過熱度検出装置で
検出した過熱度によって熱源側冷媒サイクルの能力を制
御する制御装置とを備えた９Ａ： ので、急激な室内の負荷変動に対しての遅れがなく、精
度も向上するので室内温度の変動が少々く々シ快適性が
向上するとともに、暖房低負荷時での対応遅れによる高
圧圧力の上昇によって運転を停止する恐れがない安定し
た運転のできる効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の実施例における多室冷暖房装置の冷媒
サイクル図、第２図は従来の多室冷暖房装置の冷媒サイ
クル図である。 １１・・・・・・圧縮機、１３・・・・・・熱源側熱交
換器、１８・・・・・・第１補助熱交換器、１９・・・
・・・第２補助熱交換器、２１・・・・・・冷媒搬送装
置、２２ａ、２２ｂ・・・・・・利用側熱交換器、３１
・・・・・・過熱度検出装置、３２・・・・・・制御装
置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機、熱源側熱交換器、減圧装置および第１補助熱交
   換器を環状に連接してなる熱源側冷媒サイクルと、この
   第１補助熱交換器と一体に形成し、熱交換する第２補助
   熱交換器と冷媒搬送装置および複数の利用側熱交換器を
   有する利用側冷媒サイクルと、この熱源側に冷媒サイク
   ルの冷媒過熱度を検出する過熱度検出装置と、この過熱
   度検出装置で検出した過熱度によって熱源側冷媒サイク
   ルの能力を制御する制御装置とを備えた多室冷暖房装置
   。