JPH0212205Y2 - - Google Patents

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JPH0212205Y2
JPH0212205Y2 JP1986191584U JP19158486U JPH0212205Y2 JP H0212205 Y2 JPH0212205 Y2 JP H0212205Y2 JP 1986191584 U JP1986191584 U JP 1986191584U JP 19158486 U JP19158486 U JP 19158486U JP H0212205 Y2 JPH0212205 Y2 JP H0212205Y2
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JP
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bag
sewn
lower edge
shaped handle
opening
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JP1986191584U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、穀物袋における取手に係るものであ
つて、主としてコンバインにより収穫した穀粒の
充填に使用する。
(従来技術) 従来公知の、実公昭57−58119号公報には、第
3図の如く、布地により形成した四角形状の袋部
aの上部を開口bして該開口b部に開閉具(図に
は記載されていない)を取付け、前記袋部aの下
部は全幅にわたり折返して折返し部cを形成し、
該折返し部cの外面の左右中間位置に帯状材によ
り形成した下向きコの字型()取手dの脚部e
を当接させ、前記コの字型取手dの把持部fは前
記袋部aの下縁よりも上方へ突出させて設け、前
記折返し部cは前記脚部eごと縫着gした穀物袋
における取手について記載されている。また、特
開昭57−114445号公報には、第4図の如く、布地
により形成した四角形状の袋部aの上部を開口b
して該開口b部に開閉具を取付け、前記袋部aの
下部には全幅にわたり折返して折返し部cを形成
し、該折返し部cの外面の左右中間位置に帯状材
により形成した下向きコの字型取手dの脚部eを
当接させ、前記コの字型取手dの把持部fは前記
袋部aの下縁よりも上方へ突出させて設け、前記
折返し部cは前記脚部eごと縫着gした穀物袋に
おける取手が記載されている。
(考案が解決しようとする課題) 前記第1公知例は、帯状材により形成したコの
字型取手dが下向きコの字型であること、及び前
記折返し部cと前記脚部eの縫着g構成に課題が
ある。即ち、穀物袋を、下向きコの字型取手dを
持つて逆さ吊りすると、下向きコの字型取手dで
あつたものが180度向きを変えて上向きコの字型
取手dとなり、その後穀物袋を逆さ吊りするか
ら、縫着g部分に剥すような力が集中的に掛り、
縫着g部を境にして、一方の取手d側は持ち上げ
方向にずれようとし、他方の袋部a側は穀物重量
により下方にずれて、縫着g部に目ずれが発生す
る。この目ずれは、回を重ねる毎に次第に大きく
なり穀粒の漏れ及び耐久性を著しく損なう。
また、上記のように下向きコの字型に取付けた
取手dは、これを上方に持ち上げるとき、必ず、
縫着g部に引裂く方向の力が作用するので、前記
縫着を二重ないし三重にしたところで、補強の意
味をなさない。
したがつて、公知例では、目ずれ発生部分に当
布を当接して補強するか、補強塗料を塗布して補
強するかのいずれかに限られ、コストを相当に高
くする課題がある。
また、取手dの把持部fは前記袋部aの下縁よ
りも上方へ突出させて設けているので、袋内に穀
物を充填して膨張した状態では、把持部fは袋部
aの表面に密着し、把持部fに容易に手を差込む
ことができず、作業性が低下する。
また、下向きコの字型取手dは、袋部aの一面
側のみに設けられているから、裏返しに圃場に放
擲されたときは、いちいち袋部を反転しなければ
ならない課題もある。
前記第2公知例も、前記第1公知例と同様の課
題がある。
(考案の目的) そこで本考案は、前記の方法によらない別の方
法により目ずれ発生を防止すると共に、袋部の取
扱いを容易にしたものである。
(課題を解決するための手段) よつて本考案は、布地により形成した四角形状
の袋部1の上部を開口3して該開口3部に開閉具
2を取付け、前記袋部1の下部には全幅にわたり
折返して下縁折返し部4を形成し、該下縁折返し
部4の外面の左右中間位置に帯状材7により形成
した上向きコの字型()取手6の脚部10を当
接させ、前記コの字型取手6の把持部12は前記
袋部1の下縁よりも下方へ突出させて設け、前記
下縁折返し部4は前記脚部10ごと第1縫着8
し、前記脚部10の第1縫着8部の下部位置を間
隔を置いて第2縫着9した穀物袋における取手と
したものである。
(実施例) 本考案の一実施例を図面により説明すると、1
は合成樹脂など適宜材料の布地により形成された
袋部で、上部に開口3を形成し、該開口3部に
は、フアスナーチヤツク等の開閉具2を装着す
る。
実施例における下部は、2回折返した下縁折返
し部4を形成している。5は、コンバインの支持
棒を挿入する支持孔を示す。
前記下縁折返し部4の外面の左右中間位置に
は、帯状材7により形成した上向きコの字型取手
6の脚部10を当接させる。
脚部10の先部は折返して先端折返部11と
し、該先端折返部11を前記下縁折返し部4の内
側に挿入する。
前記コの字型取手6の把持部12は前記袋部1
の下縁13よりも下方に位置させて設け、前記下
縁折返し部4を前記脚部10ごとミシンにより横
に第1縫着8する。
前記脚部10は、第1縫着8部の下部位置を間
隔を置いて第2縫着9する。このようにすると、
図のように、把持部12は袋部1の下縁13より
も下方に突出た状態で、その脚部10は、間隔を
置いて、ミシンにより横に第1縫着8、第2縫着
9されたものになる。
(作用) 次に作用を述べる。
コンバインの支持棒に支持孔5を挿通して袋部
1を吊下げると、コンバインより排出された穀物
は、開口3部より流入し、充填される。
一杯になつた袋部1(穀物袋)は、フアスナー
チヤツク等の開閉具2により開口3部を閉じ、コ
ンバインの支持棒より外して圃場に放擲する。
圃場に放擲された穀物袋は、下部に取付けられ
た取手6を握つて逆さ吊りにして回収し、運搬車
に搭載して納屋等の乾燥機まで運搬する。
乾燥機では、前記フアスナーチヤツクを開いた
後、取手6を握つて穀物袋を逆さにし、穀粒を排
出供給する。
このように、下部の取手6を持つて穀物袋を逆
さ吊りする従来の実公昭57−58119号公報等に記
載されたものは、取手の縫着部分に剥すような力
が作用して目ずれが生じたが、本考案は、取手6
が帯状材7により形成した上向きコの字型である
こと、及び前記コの字型取手6の把持部12は前
記袋部1の下縁よりも下方へ突出るようにその脚
部10を下縁折返し部4に当接させ、前記下縁折
返し部4は前記脚部10ごと第1縫着8し、前記
脚部10の第1縫着8部の下部位置を間隔を置い
て第2縫着9してあるので、取手の縫着部分に剥
すような力はあまり作用せず、長く使用できる。
(効果) 本考案は、布地により形成した四角形状の袋部
1の上部を開口3して該開口3部に開閉具2を取
付け、前記袋部1の下部には全幅にわたり折返し
て下縁下縁折返し部4を形成し、該下縁折返し部
4の外面の左右中間位置に帯状材7により形成し
た上向きコの字型取手6の脚部10を当接させ、
前記コの字型取手6の把持部12は前記袋部1の
下縁よりも下方へ突出させて設け、前記下縁折返
し部4は前記脚部10ごと第1縫着8し、前記脚
部10の第1縫着8部の下部位置を間隔を置いて
第2縫着9した穀物袋における取手としたもので
あるから、 イ 前記公知例は、コの字型取手dが下向きコの
字型であること、下向きコの字型取手dの脚部
eを折返し部cに当接して縫着gしてあること
により、下向きコの字型取手dを持つて逆さ吊
りすると、下向きコの字型取手dであつたもの
が180度向きを変えて上向きコの字型取手dと
なり、その後穀物袋を逆さ吊りするから、縫着
g部分に剥すような力が集中的に掛り、縫着g
部を境にして、一方の取手d側は持ち上げ方向
にずれようとし、他方の袋部a側は穀物重量に
より下方にずれて、縫着g部に目ずれが発生す
る。しかるに、本考案は、下縁折返し部4の外
面の左右中間位置に帯状材7により形成した上
向きコの字型取手6の脚部10を当接させて縫
着8,9するから、前記縫着8,9に公知例の
引裂くような力が作用せず、極めて堅牢であ
る。
ロ 前記公知例の目ずれは、回を重ねる毎に次第
に大きくなり穀粒の漏れ及び耐久性を著しく損
なうが、本考案はこれを防止する。
ハ 本考案は、コの字型取手6の把持部12は袋
部1の下縁よりも下方へ突出させて設け、下縁
折返し部4は脚部10ごと第1縫着8し、脚部
10の第1縫着8部の下部位置を間隔を置いて
第2縫着9したので、簡単な手段で目ずれの生
じない構成になし得る。しかるに、公知例は下
向きコの字型取手dであるから、これを上方に
持ち上げたとき、必ず、縫着部に引裂く方向の
力が作用するので、縫着を二重ないし三重にし
ても、補強できない。
ニ コの字型取手6の把持部12は前記袋部1の
下縁りも下方へ突出させて設けてあるので、袋
内に穀物を充填して膨張した状態でも、把持部
12は袋部1の表面に密着しないので、容易に
手を差込むことができ、作業性が良好である。
公知例は、取手dの把持部fは前記袋部aの下
縁よりも上方へ突出させて設けているので、袋
内に穀物を充填して膨張した状態では、把持部
fは袋部aの表面に密着し、把持部fに容易に
手を差込むことができない。
ホ コの字型取手6の把持部12は前記袋部1の
下縁よりも下方へ突出させて設けてあるので、
裏返しに圃場に放擲されたときでも、袋部1を
反転させる必要なく取扱うことができる。この
点公知例は、下向きコの字型取手dのため、裏
返しに圃場に放擲されたときは、いちいち袋部
を反転しなければ取扱えない課題がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜視図、第2図は第1図のS−S断面
図、第3図、第4図は公知例図である。 符号の説明、1……袋部、2……開閉具、3…
…開口、4……下縁折返し部、5……支持孔、6
……コの字型取手、7……帯状材、8……第1縫
着、9……第2縫着、10……脚部、11……先
端折返部、12……把持部、13……下縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 布地により形成した四角形状の袋部1の上部を
    開口3して該開口3部に開閉具2を取付け、前記
    袋部1の下部は全幅にわたり折返して下縁折返し
    部4を形成し、該下縁折返し部4の外面の左右中
    間位置に帯状材7により形成した上向きコの字型
    取手6の脚部10を当接させ、前記コの字型取手
    6の把持部12は前記袋部1の下縁よりも下方へ
    突出させて設け、前記下縁折返し部4は前記脚部
    10ごと第1縫着8し、前記脚部10の第1縫着
    8部の下部位置を間隔を置いて第2縫着9した穀
    物袋における取手。
JP1986191584U 1986-12-11 1986-12-11 Expired JPH0212205Y2 (ja)

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JPH0747336Y2 (ja) * 1991-09-20 1995-11-01 オオノ株式会社 識別機能を備えた提げ手付き網袋

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JPH0212205A (ja) * 1988-06-30 1990-01-17 Sumitomo Chem Co Ltd 位相差板

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